ツバメアーキテクツが設計した、東京の「代官山のオフィス コージェントラボ社」です。
インテリアデザインにおけるテクトニカルな実践
東京・代官山にあるITベンチャー企業のオフィスを設計した。
近年このIT企業は急速な成長を続けており、それに伴う人員増加が今後も予想される。したがって、数ヶ月単位でのオフィスの拡大や引っ越しといった変化に対応するシステムを考えることから始めた。造作はすべてLアングルの規格鋼材を使用し、ボルト締めとすることで、分解や再利用可能なディテールを持つ。さらに、そういったことを視覚的にも示唆するよう、ガラスなどを支持するパーツは有色クロメートメッキを施した。
またRCの床は磨きあげることで仕上げとし、無骨な既存RC躯体と繊細な新規の造作が対照的に浮かび上がるようにした。
インテリアデザインにおけるテクトニカルな実践である。