武田清明建築設計事務所よる「6つの小さな 離れの家」の計画を、設計者自身が精密な模型で解説している動画

武田清明建築設計事務所よる長野の「6つの小さな 離れの家」の計画を、設計者自身が精密な模型で解説している動画です。武田は隈研吾建築都市設計事務所に勤務した経験を持ち、同作品で2018年のSDレビュー鹿島賞を受賞しています。

新森雄大+ジェームス・ジャミソンによる、大阪の、集合住宅の一住戸のリノベーション「HOUSE / LABORATORY」
新森雄大+ジェームス・ジャミソンによる、大阪の、集合住宅の一住戸のリノベーション「HOUSE / LABORATORY」 photo©Kiyoshi Takahata

新森雄大+ジェームス・ジャミソン / NIIMORI JAMISON ARCHITECTSによる、大阪の、集合住宅の一住戸のリノベーション「HOUSE / LABORATORY」です。NIIMORI JAMISON ARCHITECTSは、スイスのメンドリジオ建築アカデミー出身の建築家ユニット。

大阪市に建つ、築37年のマンション一室のローコストリノベーション。

非常に厳しい予算から、思い描いた理想像を逆説的に目指す一般的な設計手法ではなく、工務店との密な関係の中で、彼らの抱える在庫や端材をまずヒヤリングし、それらを素材の前提条件として設計を行う、通常とは異なったプロセスで成立させたプロジェクトである。

山本嘉寛建築設計事務所による、大阪・堺市の「四つ角の家」
山本嘉寛建築設計事務所による、大阪・堺市の「四つ角の家」 photo©笹倉洋平 / 笹の倉舎

山本嘉寛建築設計事務所が設計した、大阪・堺市の「四つ角の家」です。

大阪府堺市。ニュータウン開発に取り残されたなだらかな丘の中腹に計画した住宅。8.1m角の正方形平面をもつ1つの大きな家型をつくり、その中に各頂点から派生した4つの小さな家をつくると、小さな家と家のあいだに十字型の隙間が生まれます。各々の小さな家は機能上の要求から全て異なる気積となるため、隙間は交差点ではなく路地裏の四つ角のような曖昧な歪みを伴った空間となります。小さな家と四つ角は穿った開口によりつながり、裏返され、時には開き時には閉じながら住み手の生活が育まれます。外部は焼杉のテクスチャを纏いながら家型のアイコンに還元し、内部は複雑な空間を構成しながらホワイトキューブに還元する。相反する諸条件がバランスを保ちながら共存できる建築は、ニュータウンと旧村落がせめぎ合いながら互いに歳を重ね、ある種の平衡状態に近づきつつあるこの敷地にあるべき住宅の姿でした。

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