黒川智之が設計した、東京・大田区の「大岡山の集合住宅」の写真が15枚、japan-architects.comに掲載されています。
クリスト&ガンテンバインの建築展「スイス建築の表現手法」の会場写真が、japan-architects.comに掲載されています。2019年3月31日まで東京・代官山のヒルサイドフォーラムで開催中。今後は、京都工芸繊維大学美術工芸資料館に巡回します。
以下は展覧会公式の概要です。
この度、日瑞建築文化協会(JSAA)とスイス大使館は、スイスの建築家クリスト&ガンテンバインの「The Last Act of Design」展を開催いたします。
スイス国立博物館・バーゼル州立美術館など近年のスイスにおいて重要なプロジェクトを手がけるクリスト&ガンテンバインは、いまやスイスを代表する若手建築家の一組と言えるでしょう。
本展では、クリスト&ガンテンバインが「The Last Act of Design」と呼んでいる建築におけるデザイン行為に着目し、彼らのつくりだす建築が持つ意味の多様性の表出を試みます。建築は竣工後も写真・図面・模型といった様々な媒体で表現され、鑑賞者はそれらの媒体を通じて建築を知覚し、空間を想像します。写真家ステファノ・グラツィアーニの解釈から撮られた写真、配色・線にアレンジを加えたドローイングや3Dプリンタによる模型といった様々な媒体によって、クリスト&ガンテンバインの建築の多様な側面に迫ります。
日本・スイスの建築文化交流のプラットフォームとして2018年に設立した日瑞建築文化協会(JSAA)の最初のイベントとして、クリスト&ガンテンバインの探究の集大成を日本で初公開いたします。
京都工芸繊維大教授・中川理による論考「社会の変容 磯崎新の問い」が、読売新聞オンラインに掲載されています。
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
9株式会社の、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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設計スタッフ募集
建築デザインベンチャー企業。2023年のIPO(株式上場)を目指しています。ストックオプション制度あり。
昨年から、弊社が長く手がけてきたショップ、オフィスやインテリアデザインに加え、増え続ける空き家(特に古民家)・空きビルをインバウンド旅行者向けのホテルや民泊、新しい仲間をつくれるコワーキングスペースやカフェにリノベーションする「9HOTEL & SHERE」を展開。
今回はとくにショップデザインの設計部署での急募となります。
ご応募お待ちしております。
https://www.ninedesign.jp/
乾久美子の新しい作品集『Inui Architects 乾久美子建築設計事務所の仕事』がamazonで予約受付中です。発売は2019年4月26日を予定。
独立してまもなく20年を迎えようとする建築家・乾久美子。本書はその乾の仕事をこれまでにないボリュームで、豊富な写真や図面、建築家の思考をていねいになぞる解説文とともにまとめた作品集です。
デビュー直後、Louis VuittonやDior等の商業建築で鮮烈な印象をもたらした乾は、その後、小規模な個人住宅から京都の町家の転用、都心の公共的な役割をになう建築、さらに東日本大震災で被災した学校建築の再建や九州の地方都市での駅前再開発など、規模も用途も多種多様な設計を手がけてきました。それぞれの場面で困難な現実の条件と向き合いつつ、しかし乾はそのいずれもで、新たな建築の形式を追い求め、その普遍的な強度を獲得しています。多くの撮り下ろしを含む本書の写真は、そうした建築家の思考の結晶である建築が現実の人々に生きられている様をじかに伝えるでしょう。
乾久美子本人の25000字におよぶ論考「小さな風景と建築」に加え、巻末の作品データ・文献データも充実。写真=山岸剛・阿野太一ほか。ブックデザイン=菊地敦己。日英バイリンガル。函入り。
ジャン・ヌーベルの設計で完成した「カタール国立博物館」の写真が15枚、designboomに掲載されています。
アーティストのオラファー・エリアソンが同施設のオープニングの様子を写真や動画でinstagramに投稿していました。
「“線路をまたぐ”高層ビル完成 空間を有効活用 東京 池袋」という記事が、NHKニュースに掲載されています。空撮外観写真も1枚掲載されています。
設計・監理を担当したのは日建設計です。こちらのプレスリリース資料(PDF、16p)に建物の概要や写真、デザインコンセプトも掲載されていて充実しているので興味のある方はどうぞ。
隈研吾のウェブサイトに、ドイツ・ミュンヘン郊外の、瞑想のための小屋「WOOD / PILE」の写真が9枚掲載されています。
ドイツ・ミュンヘンの郊外、ルードウィッヒII世のノイシュバンシュタイン城にも近い森の中に建つ、瞑想のための建築。
Spaの聖地として知られるDas Kranzbachの客が、この小屋の中で瞑想、ヨガを体験することができる。
敷地周辺に自生するモミの木を30㎜幅にスライスし、小枝のように積み重ねることで、森と建築の中間的なスケールを作り出し、人間を森の中へと溶け込ませる空間とした。トップライトから射し込む光はその小さな木の枝で拡散され、木漏れ日のような効果をもたらす。
トラフの会場構成による、田中一光の作品をモチーフとしたイッセイミヤケの4回目のコレクションの展示会の写真が12枚公開されています。
代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて開催された、IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE No.4の展示会場構成。
グラフィックデザイナー田中一光氏の作品をモチーフとした4回目のコレクションとして、モノトーンでシンボリックなグラフィックが特徴の「Continuous Symbol」というシリーズが発表された。展示什器は、幅900mmの1本の帯を折り曲げたような形状とし、シンプルでユーモラスな曲線のグラフィックが際立つよう、直線的な要素で構成した。また、表裏を白黒に塗り分けることで、「連続する記号」というテーマと、モノトーンの対比を会場全体で表現した。ハンガーラックを高めに設定し、作品を軽やかに、そしてユーモラスに見せている。さらに高い位置に、原画のポスターを掲げ、2Fのキャットウォークに堂々と打ち出されたメインビジュアルと同時に鑑賞することができる。
丸みのあるグラフィック、直線的な帯、モノトーンといった個々の要素がコントラストを成す、メリハリのある空間を目指した。
路面店、ISSEY MIYAKE GINZA / OMOTEでは、グラフィックを半透明のカッティングシートでウィンドウ面いっぱいに展開し、その隙間から原画のポスターやモノトーンの棚什器が顔を覗かせる、遊びのあるディスプレイとした。
トラフのウェブサイトに、滋賀の「開かれた家/大津の住宅」の写真が9枚掲載されています。
SE構法(木造ラーメンのシステム構法)を開発したエヌ・シー・エヌが2014年に主催したMAKE HOUSE展において、同構法のパーツ化というテーマの元、私たちは「開かれた家」というコンセプトを提案した。
部材のパーツ化と、金物のジョイントによる工法の単純化で、構造現しの意匠が容易になり、住み手に建物の構造を理解しやすくし、家をつくるという専門領域を開くことができる。また、シンプルな軸組と工法は将来的な増改築が容易になり、部屋の組み換えや家の境界も自由にでき、多彩な住まい方をもたらす。例えば1階をギャラリーや教室として、街に対して開かれた家をつくることもできる。この「開かれた家」というコンセプトに共感したクライアントのために、4人家族のための住宅を計画した。敷地は、琵琶湖を望むひな壇状に造成された傾斜地で、定期的に行われる料理教室のための大きめなキッチンと、空気がゆるやかにつながる一体的な空間をのぞまれた。
隣家を避けて眺望が確保できるように、敷地の中で大きく角度を振る配置とした。1階は、アイランドキッチンのカウンターを拡大した大きなダイニングテーブルを中心に、広い土間空間と連続するリビング、水回りが取り巻く、おおらかなワンルームの空間になっている。2階は中央の吹き抜けを介してつながっており、格子状の構造グリッドを用いた段差で、スキップフロアのような構成を持つ。寝室、子供部屋、将来的な余白のスペースを、その段差がゆるやかに仕切り、1階と同様にひとつながりの空間となっている。
柱・梁の基本パーツと、小梁などの追加パーツに分け、基本パーツで骨組をつくり、追加パーツを使って床を取り付けている。MAKE HOUSE展で提案した「開かれた家」のとおり、ライフスタイルの変化に対応するオープンなシステムにすることで、家をつくる行為そのものを開かれたものにしつつ、料理教室を通じ、街に対しても開かれた家になる。
将来的な余白を残した無垢の構造体が、住み手をおおらかに受け止める。
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