【ap job更新】 東京とドバイを拠点とする建築設計事務所「waiwai」が、東京事務所の業務拡張に伴い 設計フルタイムスタッフを募集中
【ap job更新】 東京とドバイを拠点とする建築設計事務所「waiwai」が、東京事務所の業務拡張に伴い 設計フルタイムスタッフを募集中
【ap job更新】 東京とドバイを拠点とする建築設計事務所「waiwai」が、東京事務所の業務拡張に伴い 設計フルタイムスタッフを募集中AOMORI HOME/特別養護老人ホーム桜木園

東京とドバイを拠点とする建築設計事務所「waiwai」の、東京事務所の業務拡張に伴う 設計フルタイムスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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このたび、東京事務所の業務拡張に伴い、設計フルタイムスタッフを募集します。

waiwaiは東京とドバイを拠点とする建築設計事務所です。
東京とドバイを拠点としながら、日本国内をはじめ、中東・アジア・アフリカの様々な国や地域における大規模都市開発等のマスタープランから小規模なインテリア・ファニチャーデザインまで幅広い設計・デザイン業務を手がけています。

現在進行中のプロジェクトに、数万㎡規模の美術館・アートギャラリーやホテル、大規模住宅地開発、数千㎡規模のホテル・ヴィラ/別荘・商業施設・福祉施設、その他レストランや保育所、アウトドア施設等々、多種多様なプロジェクトが動いています。

2019年以降、北海道で複数のプロジェクトが動き始めたことをきっかけに、waiwaiニセコ分室を設立しました。
まだまだ若い事務所ですが、比較的大規模な民間プロジェクトが複数同時に動いていることが特徴です。クライアントや協働する関係者も国内外多様な人々と日々関わっており、チームメンバー全員が前線に立ちますので、組織設計では手に入れることのできない経験が得られることと思います。

デザインの面においては、すべてのプロジェクトでそのプロジェクトが真に求めているものを様々な角度から分析し、各プロジェクト専用の、その都度全く異なったデザインを行うことを信条としています。
大きな視点で様々なプロジェクトに共に挑戦してくれる方の応募をお待ちしています。

今回の募集については、以下の2通りの募集を行います。

妹島和世による、東京・中央区の、浜離宮恩賜庭園でのパヴィリオン「水明」。歴史的庭園と現代的景観を繋ぎ新たな風景を創出
妹島和世による、東京・中央区の、浜離宮恩賜庭園でのパヴィリオン「水明」。歴史的庭園と現代的景観を繋ぎ新たな風景を創出 photo©architecturephoto
妹島和世による、東京・中央区の、浜離宮恩賜庭園でのパヴィリオン「水明」。歴史的庭園と現代的景観を繋ぎ新たな風景を創出 photo©architecturephoto
妹島和世による、東京・中央区の、浜離宮恩賜庭園でのパヴィリオン「水明」。歴史的庭園と現代的景観を繋ぎ新たな風景を創出 photo©architecturephoto

妹島和世が設計した、東京・中央区の、浜離宮恩賜庭園でのパヴィリオン「水明」です。歴史的庭園と現代的景観を繋ぎ新たな風景を訪問した人たちに感じさせる作品となっています。“パビリオン・トウキョウ2021”の一環として制作された作品です。作品の設置場所はこちら(Google Map)。開催期間は2021年9月5日(日)まで。

こちらはアーキテクチャーフォトによるレポート(特別な許可を得て芝生内で撮影しています。ご了承ください)

妹島和世が設計したパヴィリオン「水明」は、東京・中央区の、浜離宮恩賜庭園内・延遼館跡につくられた。
施設にて配られている資料によれば、浜離宮は江戸時代には、江戸城の出城としての機能を果たしていた徳川将軍家の庭園であった。明治維新後は皇室の離宮となり浜離宮と名付けられた。関東大震災や戦災により建造物や樹木は損傷したが、東京都に下賜され整備の後1946年に浜離宮恩賜庭園として公開された。そのような歴史を持った場所である。

また浜離宮は、東京の海辺に位置し、築地川・汐留川・東京湾に囲まれている。加えて、庭園内に海水を引き入れた「潮入の池」と呼ばれる池があるのも特徴的だ。その他にも内堀や二つの鴨場(かつて鴨猟が行われていた場所)があったり、小さな小川が流れていたりする。このように様々な形の水辺が特徴的な場所である。

妹島のパヴィリオンは、浜離宮の大手門から入ってすぐの場所に位置している。ここは浜離宮内の最も北側部分にあり、見え上げると高層ビル群が間近に目に入る場所でもある。古くから続いている庭園と同時に現代的な高層ビルが目に入るという特徴をもった場所だと言える。
そして、妹島はこの場所を「歴史と現代という東京のふたつの側面にふれることができる場所だ」と表現する。その言葉は、このパヴィリオンを体験する大きなヒントになりえると思えた。

実際の作品を経験して感じたのは、この敷地の環境や歴史に対し絶妙な関係性をもってこの作品が完成しているということだ。また、この作品に、みる人たちが思い思いの感情をそこに重ねられる作品になっているということである。

まず印象的だったのは、その作品の長さ。幅80cmの水面が約111m続いているのだという。この作品の水平に展開する様子は、周囲にたつ高層ビル群の垂直に伸びる様子と対比させる意図でデザインされているように感じた。垂直のビル群を背景として、作品が水平に伸びやかに広がっているように感させてくれる。そして168m続く水面の平面形状は幾何学が特徴的だ。それはこの庭園の植栽の中にあっては明らかに人工物として作品としての明確な存在感を示しているが、無機質な人工物という視点では周囲のビル群とは呼応しているようにも感じられる。また無機質ではあるのだが、水面を支える素材の鏡面仕様は、周囲の植栽や景観を映し出し、その場所に溶け込むかのような効果を持っているように見える。
このように作品のそれぞれの要素が周辺環境に対し対比的であったり調和的であったりしていて、強いコントラストをつくりだしたり、完全に調和するようなデザインの、どちらも巧妙に避けているように感じられた。それによって何が生まれているのか。

そのようなデザイン操作によって生み出された「水明」という作品は、この場所における“歴史的な庭園”と“現代的なビル”との間に関係性をつくり、今までは対比的な存在であった両者をつなぐ役割を果たし、この場所の風景として一体として感じさせる装置のような役割を果たしていると感じた。歴史的庭園と現代的景観を繋ぎ新たな風景が創出されているのだ。

最後になるが、作品の出発点となるコンセプトが「曲水(平安時代の庭園にあった水路)」であったことは、浜離宮恩賜庭園が多様な水辺をもつ場所であったことによるのは言うまでもない。それはこの作品が景観だけでなく、日本固有の歴史とも接続していることを意味している。

筆者は、この場所の固有性に妹島がどう向き合ったのかという視点で感じたところを書き綴ってきたが、同時に作品の視覚的な美しさや、妹島作品らしさということ等にも思いがめぐらされた。それは、この場所にパヴィリオンをつくるという課題に対し様々な視点や意味が、思考され、検討され、重ねられ、ひとつの形に到達しているからに他ならない。

ある人はこの作品に美しさを強く感じるかもしれない。ある人は妹島建築の進化に感銘を受けるかもしれない。また筆者と同じように場所性の読み解き方に驚嘆する人もいるだろう。「水明」はそんな多様な解釈を誘発する作品であることは間違いない。そして建築や芸術の世界の歴史を振り返っても評価を得続けている作品にはそんな様々な評価を想起させる力を持ったものが多い。
本作品は、実際に体験した喜びや驚きを与えてくれると同時に、デザインへの取り組み方への知的な学びも与えてくれる作品である。

トラフ建築設計事務所の会場構成による「KUMA EXHIBITION」。無観客で展示会場をデジタルスキャンしたオンライン展示会の開催を前提として設計
トラフ建築設計事務所の会場構成による「KUMA EXHIBITION」。無観客で展示会場をデジタルスキャンしたオンライン展示会の開催を前提として設計 photo©大木大輔
トラフ建築設計事務所の会場構成による「KUMA EXHIBITION」。無観客で展示会場をデジタルスキャンしたオンライン展示会の開催を前提として設計 photo©大木大輔
トラフ建築設計事務所の会場構成による「KUMA EXHIBITION」。無観客で展示会場をデジタルスキャンしたオンライン展示会の開催を前提として設計 photo©大木大輔

トラフ建築設計事務所の会場構成による「KUMA EXHIBITION」。無観客で展示会場をデジタルスキャンしたオンライン展示会の開催を前提として設計されました。会期は終了しています。主催したクマ財団のサイトはこちら。また会場は先日アーキテクチャーフォトでもレポートした、トラフ設計で竣工した「TOKYOBIKE TOKYO」の建物でした。

学生クリエイターの活動を支援するクマ財団のプログラムの一貫で行われる『KUMA EXHIBITION』。

建築家によるテキストより

昨年、トラフが手掛けていた青山スパイラルでの開催はCOVID-19の影響により直前で中止となり、本年度は、後TOKYOBIKE TOKYOの新店舗となる、清澄白河にある築58年の倉庫を敷地に『KUMA EXHIBITION 2021』として開催され、『New Normal, New Future』をテーマに41名の学生クリエイターたちの作品が展示された。

建築家によるテキストより

実空間はありながらも、その展示空間を丸ごとスキャンし、デジタル空間に展示会場を完全再現したオンライン展示会となっており、無観客展示という特殊な条件から、撮影してアーカイブされることを前提に新たな展示方法を試みた。通常は順路に従って通路幅をとりながら配置されるべき作品が、あえて距離を近づけて配置され、人の目線で見やすい高さにあるべき作品が天井高を活かして空中に浮遊している。

建築家によるテキストより
中本尋之 / FATHOMによる、広島市のヘアーサロン「neute by maitre」
中本尋之 / FATHOMによる、広島市のヘアーサロン「neute by maitre」 photo©足袋井竜也
中本尋之 / FATHOMによる、広島市のヘアーサロン「neute by maitre」 photo©足袋井竜也
中本尋之 / FATHOMによる、広島市のヘアーサロン「neute by maitre」 photo©足袋井竜也

中本尋之 / FATHOMが設計した、広島市のヘアーサロン「neute by maitre」です。店舗の公式サイトはこちら

広島市の本通のアーケードに面したテナントビルの裏通りからエレベーターで5階に上がる。
既存店舗の解体後スケルトンの状態を初めて見た時に感じたのは地上とは全く異る景色だった。
細長い空間には長手方向に窓が両面に設けられていて、そこには他のビルの屋上部分の室外機やダクトなどのインフラ設備が一面に広がり、工場建築のような美しさが垣間見えた。地上の賑わいや華やかさと対比されて私にはこの風景がとても魅力的に感じた。一様にベージュで塗られたインフラの集合体から生まれる景色を現代都市の砂漠として捉えて、そこに生まれたオアシスのような透き通ったリキッドな空間が作れないか考えた。

建築家によるテキストより

長細い空間の中心のコア部分にサロンのメイン機能であるカットブースを設けてそれらの仕切りをブルーの透明アクリルで作ることで空間にリキッドな潤いをもたらせた。
ミラーは窓から入り込む陽の光の形が平行四辺形になっていることに着目し、大きく斜めの形にトリミングしたものを取り付けた。ブルーアクリルの水面が幾重にも重なりそこに光が差し込むように日々のサロンワークの景色がカットインされる。

建築家によるテキストより

コロナによる自粛生活の日々。ネットの発展により離れた場所同士での会議も可能となり在宅勤務の方も増え、自宅で全ての事が行われることにも疑問を抱かなくなった今、商業空間は役割も変わっていかなければならないと思う。クライアントの欲求に対するサービスがいわゆる単純に一次元的なものであれば自宅空間で体験できることが明確となった。
では商業空間の役割は何なのかと考えると”豊かさ”ではないだろうか?普段感じれない非日常感をそのひと時だけは味わえたり一つのサービスに対して深く複層的にレイヤで様々なサービスを織り込ませる事で豊かさや非日常感が得られなければ足を運んでもらえないのではと肌で感じている。

建築家によるテキストより
後藤周平建築設計事務所が改修を手掛けた、静岡・磐田市の事務所兼用住宅「Blue house/Blue office(仮)」の内覧会が開催
後藤周平建築設計事務所が改修を手掛けた、静岡・磐田市の事務所兼用住宅「Blue house/Blue office(仮)」の内覧会が開催 photo courtesy of 後藤周平建築設計事務所
後藤周平建築設計事務所が改修を手掛けた、静岡・磐田市の事務所兼用住宅「Blue house/Blue office(仮)」の内覧会が開催 photo courtesy of 後藤周平建築設計事務所
後藤周平建築設計事務所が改修を手掛けた、静岡・磐田市の事務所兼用住宅「Blue house/Blue office(仮)」の内覧会が開催 photo courtesy of 後藤周平建築設計事務所

後藤周平建築設計事務所が改修を手掛けた、静岡・磐田市の事務所兼用住宅「Blue house/Blue office(仮)」の内覧会が開催されます。開催日は2021年7月17日・18日です。

内覧会のご案内

静岡県磐田市にて設計監理しておりました鉄筋コンクリート造、事務所兼用住宅の改修工事が完成致しました。
みなさまにご覧いただける機会を設けることが出来ましたので、ご案内致します。

リリーステキストより

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