原田圭 / DO.DO.による、長崎・波佐見町の飲食店舗「COYANE SAIKAITOKI」。トンネル内壁用に開発された波佐見焼のタイルを採用し、建築外装・内装・家具に至るまで使用
原田圭 / DO.DO.による、長崎・波佐見町の飲食店舗「COYANE SAIKAITOKI」。トンネル内壁用に開発された波佐見焼のタイルを採用し、建築外装・内装・家具に至るまで使用 photo©太田拓実
原田圭 / DO.DO.による、長崎・波佐見町の飲食店舗「COYANE SAIKAITOKI」。トンネル内壁用に開発された波佐見焼のタイルを採用し、建築外装・内装・家具に至るまで使用 photo©太田拓実
原田圭 / DO.DO.による、長崎・波佐見町の飲食店舗「COYANE SAIKAITOKI」。トンネル内壁用に開発された波佐見焼のタイルを採用し、建築外装・内装・家具に至るまで使用 photo©太田拓実

原田圭 / DO.DO.が設計した、長崎・波佐見町の飲食店舗「COYANE SAIKAITOKI」です。トンネル内壁用に開発された波佐見焼のタイルを採用し、建築外装・内装・家具に至るまで使用したことも特徴となっています。
店舗の公式サイトはこちら

陶磁器の産地である長崎県波佐見町にある陶磁器メーカー西海陶器のプロジェクト。
2016年弊社で設計し竣工した「ŌYANE(オーヤネ)」に隣接する位置に建てたレストラン。

ショップに訪れる人にもっとゆっくり滞在してほしいというオーナーの思いの元、同じ敷地内にあるイベントスペース用の大屋根を小さくした形状で外部に対して開かれた空間を計画した。

建築家によるテキストより

メインマテリアルとして使用したタイルは、かつてトンネルの内壁用に開発された波佐見焼のタイルで、暗いトンネルの中で視認性を高めるため、通常の白より「白い」のが特徴で美しいものでした。そこで、建築外装、内装、家具に至るまで使用する事を決めました。

建築家によるテキストより

側面のガラス引戸は6枚が引き込まれ、オーヤネとオープンに繋がるデザインに。また北側の大きな窓も外壁側に引き込まれ、フレームレスで風にたなびく田園風景を望めるように計画した。

建築家によるテキストより
堤庸策 / arbolによる、奈良・生駒郡の住宅「平群の家」。諸機能を兼ねる空間によって“量より質”を追求する設計を意図
堤庸策 / arbolによる、奈良・生駒郡の住宅「平群の家」。諸機能を兼ねる空間によって“量より質”を追求する設計を意図 photo©下村康典
堤庸策 / arbolによる、奈良・生駒郡の住宅「平群の家」。諸機能を兼ねる空間によって“量より質”を追求する設計を意図 photo©下村康典
堤庸策 / arbolによる、奈良・生駒郡の住宅「平群の家」。諸機能を兼ねる空間によって“量より質”を追求する設計を意図 photo©下村康典

堤庸策 / arbolが設計した、奈良・生駒郡の住宅「平群の家」です。諸機能を兼ねる空間によって“量より質”を追求する設計が意図されました。

家の設計の始まり。それは、施工主のご家族が増えたことがきっかけであった。
「一軒家に暮らしたい」という要望と、「好きな物に囲まれて過ごしたい」というライフスタイルから始まった。シンプルな住まいでありながら、かつ、そこに住む人間によって見える景色や彩りが変わるような住居を希望していた。また、法的な床面積も一般的な広さより小さくなることを前提に家づくりにとりかかった。

建築家によるテキストより

最も特徴的な要素は、何と言っても敷地の両端まである塀。
ここでの目的は、限られたコスト内でいかにプライバシー感のある空間をどう創るかであった。ただ、それでいて、時には周囲と溶け込みながら、閉塞感を緩和させるためにはどうするか?という観点にも配慮した。その結果、『プライバシー感のある空間』と『閉塞感がない空間』の双方を満たせるような堀を設計した。

建築家によるテキストより

お客様はコンパクトでありながらも、「質」を重視していた。昨今の世の中では、『情報過多』かつ『物質過多』の中、ミニマリズムが見直されつつある。
そのために工夫した例の一つ。それは、“玄関ポーチ 兼 アウトドアリビング”だ。ここは玄関ポーチでありながらも、ちょっとしたアウトドアも実施できる空間となっている。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス [期間:2021/8/9-8/15]
最も注目を集めたトピックス [期間:2021/8/9-8/15]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/8/9-8/15)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 古谷デザイン建築設計事務所による、神奈川・川崎市の、集合住宅とオフィス「スイシャハウス・スイシャオフィス」。敷地内に存在した土蔵の佇まいを頼りに、既存樹木のみどりを享受できる空間をもつ建築を設計
  2. 小松隼人建築設計事務所による、広島市の、設計者の自邸「江波の家」。遠景の緑に“接庭”と定義した植栽で満たされた半外の場を重ねることで、建築・周辺環境・庭が渾然一体と繋がる関係を設計
  3. GROUPによる、東京・新宿区のアートスペース「新宿ホワイトハウスの庭」。様々な変遷を経た磯崎新による初めての建築物の外部空間をバー・カフェ・アートスペースのための庭に作り直す
  4. 川嶋洋平建築設計事務所による、沖縄・宮古島市のテナントビル「M_building」。深い梁のような構造体が分散配置された建物を繋ぎつつ、中庭に光と影を落とし時間の変化を取り込む
  5. 水谷隼人による、ドイツ・ネブラの「森と空のパヴィリオン」
  6. 乾久美子のウェブサイトがリニューアル。作品写真だけでなく事務所全体の活動が包括的に伝えるつくり方が特徴的
  7. 奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、京都市の「大阪町の店舗」。敷地を囲む町家のトタン壁の輪郭をオフセットした躯体を設計することで空間の履歴を継承しつつ、密集した旧市街地で豊かな空間の実現を意図
  8. ファラによる、ポルトガル・ポルトの、6住戸の集合住宅「six houses and a garden」。部屋を構成する床・壁・天井等の素材感と開口部等の幾何学の組み合わせによって慣習に捉われないリビングルームを実現
  9. 桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能
  10. アンサンブル・スタジオによる講演会「Architecture of The Earth」の動画が期間限定で公開(日本語字幕付)
  11. 乾久美子が、自身の設計で2020年2月に完成した広島の「宮島口旅客ターミナル」を現地で解説している動画
  12. ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅「house with four columns」。建築的な装置として考案された天井と切り離された柱によって住まい方を示唆
  13. 杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「メルクリのペイント」
  14. BIGとへザウィック・スタジオによる、アメリカ・カリフォルニアの、グーグル社新社屋の新しい現場写真
  15. 後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の「成田商店本社屋 工場」。地域の産業の在り方を模索し事業を拡大する施主企業の為に、地域の風景を継承しつつ未来につないでいく建築を意図
  16. nendoがデザインを手掛けた「Tokyo2020 聖火台」の動画
  17. MADの設計で近く着工する、中国・海口市の「海南科学技術博物館」。自然と対話する雲のような形の建物内部は螺旋状の展示空間となり、屋外は自然を楽しむための空間として構想
  18. nendoによる、東京の住宅「階段の家」
  19. 竹中工務店の設計・施工による、兵庫・神戸市の「竹中工務店深江竹友寮」
  20. 中村拓志 & NAP建築設計事務所と竹中工務店の設計で、千葉市にZOZO社の新社屋が完成

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