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桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能

1,296.79桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能

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KIRI ARCHITECTSシグマ建設図面あり建材(内装・床)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・照明)東京桐圭佑永井杏奈西東京市
桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 photo©永井杏奈
桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 photo©永井杏奈
桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 photo©永井杏奈
桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 photo©永井杏奈

桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSが設計した、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能する建築となっています。

夫婦と子供2人のための住宅。

この住宅は空間全体の3分の1を階段室が占めている。
敷地境界いっぱいまで東西方向に広げた階段室を敷地の真ん中に配置し、北側を居住空間、南側を陽当たりのよい庭とした。

建築家によるテキストより

階段室を大きく引き伸ばすことで、さまざまな視点や風景が生まれる。
ゆったりと庭を望められる広縁や、外の通りに視線が抜ける書斎。陽当たりがよい手摺りには洗濯物が並び、吹抜けに響くピアノの音に耳を傾けながら、最上段にそっと腰を下ろすことができる。風がよく抜ける明るい階段室である。

建築家によるテキストより

住宅のスケールに対して大きくつくられた階段室は、周辺環境や自然環境に対する緩衝空間にもなっている。林立して重なり合う柱によって、庭や近隣住人との関係を緩やかに繋ぎ、南面の大開口から差し込む自然光は、踏み板や手摺り、階段を支える柱やスチールの吊り材、柱に外付けされたアルミサッシのフレームなどの部材によって切り取られ、散り散りになって室内を照らす。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 photo©永井杏奈
桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 photo©永井杏奈
桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 photo©永井杏奈
桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 photo©永井杏奈
桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 photo©永井杏奈
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桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 image©KIRI ARCHITECTS
桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 image©KIRI ARCHITECTS
桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 image©KIRI ARCHITECTS
桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・西東京市の住宅「明るい階段室」。空間全体の3分の1を占める大きな階段室が様々な視点や風景を生み出すと共に、環境に対する緩衝空間としても機能 image©KIRI ARCHITECTS

以下、建築家によるテキストです。


階段室と暮らす家

夫婦と子供2人のための住宅。

この住宅は空間全体の3分の1を階段室が占めている。
敷地境界いっぱいまで東西方向に広げた階段室を敷地の真ん中に配置し、北側を居住空間、南側を陽当たりのよい庭とした。

階段室を大きく引き伸ばすことで、さまざまな視点や風景が生まれる。
ゆったりと庭を望められる広縁や、外の通りに視線が抜ける書斎。陽当たりがよい手摺りには洗濯物が並び、吹抜けに響くピアノの音に耳を傾けながら、最上段にそっと腰を下ろすことができる。風がよく抜ける明るい階段室である。

階段は910mmピッチで両脇に並ぶ木の柱と、中央に並ぶφ16のスチールの吊り材によって持ち上げられている。踏み板と蹴込み板は50mm厚の集成材を互いにボルトで緊結させてフラットバーの梁の上に載せた。

住宅のスケールに対して大きくつくられた階段室は、周辺環境や自然環境に対する緩衝空間にもなっている。林立して重なり合う柱によって、庭や近隣住人との関係を緩やかに繋ぎ、南面の大開口から差し込む自然光は、踏み板や手摺り、階段を支える柱やスチールの吊り材、柱に外付けされたアルミサッシのフレームなどの部材によって切り取られ、散り散りになって室内を照らす。

2階の寝室は、階段室に面してすべて建具とし、将来子供部屋に分割した際にも階段室から直接出入りができる仕様とした。1階のリビングは庭と連続して子供たちが自由にかけ回る。部屋らしい部屋は極力設けず、子供の成長や時間の経過に応じて移り変わる余白を残した。

様々な変化が求められる日々の中で、明るい階段室は確かな存在としてこの住宅に同居し、時間を経てさまざまな暮らしの風景を記憶していくだろう。

■建築概要

所在地:東京都西東京市
設計:KIRI ARCHITECTS
構造:株式会社DN-Archi
施工:シグマ建設株式会社
延床面積:79.3㎡
竣工:2021年1月
撮影:永井杏奈

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

ガルバリウム鋼板大波板(セキノ興産)

外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板立平ロック(セキノ興産)

内装・床床

フレキシブルボードt8(エーアンドエーマテリアル)

内装・造作家具ダイニングテーブル

コーリアン アッシュコンクリート(デュポン)

内装・照明屋内照明

Ball70 White(siphon)

外装・照明屋外照明

OW 009 397LD(オーデリック)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    2021.08.12 Thu 15:55
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    小松隼人建築設計事務所による、広島市の、設計者の自邸「江波の家」。遠景の緑に“接庭”と定義した植栽で満たされた半外の場を重ねることで、建築・周辺環境・庭が渾然一体と繋がる関係を設計 photo©矢野紀行
    小松隼人建築設計事務所による、広島市の、設計者の自邸「江波の家」。遠景の緑に“接庭”と定義した植栽で満たされた半外の場を重ねることで、建築・周辺環境・庭が渾然一体と繋がる関係を設計 photo©矢野紀行

    小松隼人建築設計事務所が設計した、広島市の、設計者の自邸「江波の家」です。遠景の緑に“接庭”と定義した植栽で満たされた半外の場を重ねることで、建築・周辺環境・庭が渾然一体と繋がる関係を設計しました。

    広島市内に建つ設計者の自邸。

    初めて敷地を訪れたとき、目の前の江波山を貫通するトンネルと擁壁によって敷地のほとんどが日影で覆われ、トンネルを抜けるとさまざまな企業の工場が建ち並ぶためか車の往来が多い。形も不整形であり、このネガティブな条件が先行する敷地は、周辺地域の中では扱いづらく、どこか取り残された場所のように見えたが、住宅やビルが混在する市街地とは思えない緑豊かな環境の広がりは、それらを上回る魅力に感じられた。

    建築家によるテキストより

    建物内から見える遠景を取り込むだけでなく、自らつくりだした近景を環境に重ね合わせることで建築、周辺環境、庭が渾然一体と繋がる関係を生み出したいと考えた。この敷地では地表面を建築の主体として考えたとき、擁壁と日影に向き合うばかりで建築と緑の地続きで豊かな関係は生まれそうもない。そこで高低差のある擁壁をそれぞれ計測したところ、緑豊かな景色が一望できる高さは地表面からおよそ4mから存在することがわかった。

    建築家によるテキストより

    2階を主体となる家族の集まる場とし、その内外の境界に植栽で満たされた半外の場を環境と建築をつなぐ「接庭(つぎにわ)」と定義して設えた。接庭は地表面からの高さを4mに近づけることで緑豊かな遠景と水平に重なり合い、奥行きのある風景が生み出された。また、接庭は樹木へ採光が行き渡るよう南東方向に伸ばすことで奥行きの異なる雁行形状となり、耐力壁も併行して配置することで日射しや隣地からの視線を緩やかに調整する。

    建築家によるテキストより
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