【ap job更新】 集団の力での創造を目指す「ゼロ・アーキテクツ プラス コンサルティング」が、建築設計職(経験者・新卒)を募集中
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集団の力での創造を目指す「ゼロ・アーキテクツ プラス コンサルティング」の、建築設計職(経験者・新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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■自身の建築の能力を最大限生かしたい方を募集します。
建築が好き・ものづくりが好きな人を募集してます。

集合住宅・ホテル・商業施設・オフィス・福祉施設などの新設、改修、再開発。インテリアデザイン。官公庁のプロポ参加などジャンルを問わず、建築に関わる業務に取り組んでおり、建築の設計・デザイン業務を通して社会貢献することを念頭に建築に取り組んでいます。企画力やデザイン力を育て、唯一無二の価値が提供できる設計事務所を目指しており、弊社の価値観に共感できる方を募集します。

現在、福祉施設・ホテル・再開発の具体的計画がいくつかあり、技術とコミュニケーション能力の高い人材を募集しております。

■環境
現在社員は7名で20代ー30代後半が中心のメンバーで設計を進めています。場所は赤坂、氷川神社横で、都心でありながら窓には豊かな緑に囲まれた環境で仕事をしています。皆明るく楽しいメンバーですので打ち解けやすい環境だと思います。

仕事の規模は多岐に渡りますが、それぞれ少数かつ複数案件を各々の能力に合わせながらチームリーダーの元、積極的に設計やデザインの意見を言える環境として、集団のパワーでより良いものが創造できる事務所を目指し日々奮闘しています。

田邊渉 / WATARU TANABE STUDIOによる、東京・世田谷区のアイラッシュサロン「Ail」。台形平面等の特徴的な既存空間に多くの個室をとの要望に、3種類の異なる性質をもった壁を設定し配置することで空間を分節、加えてその形状や仕上げが空間に個性と変化を与える
田邊渉 / WATARU TANABE STUDIOによる、東京・世田谷区のアイラッシュサロン「Ail」。台形平面等の特徴的な既存空間に多くの個室をとの要望に、3種類の異なる性質をもった壁を設定し配置することで空間を分節、加えてその形状や仕上げが空間に個性と変化を与える photo©牧口英樹
田邊渉 / WATARU TANABE STUDIOによる、東京・世田谷区のアイラッシュサロン「Ail」。台形平面等の特徴的な既存空間に多くの個室をとの要望に、3種類の異なる性質をもった壁を設定し配置することで空間を分節、加えてその形状や仕上げが空間に個性と変化を与える photo©牧口英樹
田邊渉 / WATARU TANABE STUDIOによる、東京・世田谷区のアイラッシュサロン「Ail」。台形平面等の特徴的な既存空間に多くの個室をとの要望に、3種類の異なる性質をもった壁を設定し配置することで空間を分節、加えてその形状や仕上げが空間に個性と変化を与える photo©牧口英樹

田邊渉 / WATARU TANABE STUDIOが設計した、東京・世田谷区のアイラッシュサロン「Ail」です。台形平面等の特徴的な既存空間に多くの個室をとの要望に、3種類の異なる性質をもった壁を設定し配置することで空間を分節、加えてその形状や仕上げが空間に個性と変化を与えることが意図されました。アイラッシュとは、つけまつげの事です。店舗の場所はこちら(Google Map)

〈Ail〉は東京、千歳烏山にある個室型アイラッシュサロンの内装計画である。

既存建築の区画面積は60m2。台形の空間の中心に特徴的な柱壁、そこから放射状にわたる梁が伸びる特徴的な空間である。
在籍するスタッフだけではなく、フリーランスのアイリストへの貸し出しもできるシェアサロンとしても運用したいということで、できるだけ多くの個室空間を求められた。

建築家によるテキストより

シェアサロンという性質上、短調になりやすい空間に対し、3種類の性質をもった壁「base wall」「communication wall」「soft wall」を設定した。 これらを適所に配置することで空間を分節するとともに、それぞれの形状や仕上げから光や影の変化を感じ、空間に個性・変化を与えることを考えた。

建築家によるテキストより

まず、吹き付け塗装の壁「base wall」によって視線の抜けや空調計画に配慮し高さを変えながら効率的に空間を分節。その後、ステンレスのバイブレーション仕上げとした 「communication wall」をマットな質感の「base wall」にまとわせるように配置し、アールや角度をつけることで環境を映し出す仕様とした。 空間の中心にはファブリックによる「soft wall」によってパウダールームを計画。重量のあるカーテンの選定とヒダのバランスによって柔らかくも硬く見える可動壁とした。

建築家によるテキストより
村山徹と杉山幸一郎による連載エッセイ ”今、なに考えて建築つくってる?” 第0回「イントロダクション」
村山徹と杉山幸一郎による連載エッセイ ”今、なに考えて建築つくってる?” 第0回「イントロダクション」

イントロダクション:今、なに考えて建築つくってる?

text:後藤連平

 
 
アーキテクチャーフォトでは、建築家の村山徹杉山幸一郎による連載をスタートします。
お二人から企画趣旨を説明する役割を頂き、弊サイト編集長の後藤が連載の第0回としてこの文章を執筆しています。

その切っ掛けは、コロナ禍の2021年に村山の授業で杉山がレクチャーをしたこと。意気投合した二人はそこで語り合った内容を発展させ文章に定着することを思いつきました。既に二人と繋がっていた私がそこに加わる形で構想を発展させ辿り着いたのが今回の連載企画です。


まずこの二人の建築家について紹介させてください。

村山徹は、青木淳建築計画事務所勤務の後、加藤亜矢子と2010年にムトカ建築事務所を設立し活動しています。アート関係の施設や住宅等を多数手がけており、アーキテクチャーフォトでの様々な作品紹介にてご存知の方も多いと思います。

杉山幸一郎は、アトリエ ピーター・ズントー勤務の後2021年末に独立、スイスのクールを拠点に土屋紘奈とatelier tsuを設立しました。現在はスイス連邦工科大学でデザインアシスタントも務めています。また、アーキテクチャーフォトでの連載「For The Architectural Innocent」にて知ってくださっている方も多いと思います。

それぞれの経歴や拠点は異なりますが、以前よりこの二人には重なる部分があるという思いを持っていました。

この文章を構想する最中の2021年12月から2022年1月にかけて、二人の最新作品をこの目で見る機会に恵まれました。「WOTA office project」と「スイスのかたち、日本のかたち」です。

村山の作品である「WOTA office project」は東京・馬喰町の旧銀行を改修したオフィスです(ムトカとしての仕事です)。延床面積は約1600㎡の大規模なリノベーションですが、これまで村山が取り組んできた店舗や住宅の延長線上にある手法が発展させられており、2010年代に一般化したリノベーションという仕事の先にあるものを痛烈に感じさせてくれる建築でした。

杉山の作品が展示された「スイスのかたち、日本のかたち」は、ドローイングと立体作品を展示したもので、建築物とはちょっと違いますが、彼の歩んできた建築人生を形に表したもので、非常に説得力がありました。その作品からは、自身の経験と学びを素直に捉え、自分だけの建築を探求していこうとする姿勢を爽やかに感じさせてくれるものでした。

これらの展示は既にレポートしていますので、宜しければご覧ください。

彼らの作品を実際に見て、改めてその共通点について考えました。

少し考えて気づいたのは、彼らが建築の実体としての側面を重視しているということです。
実際に経験した村山の作品からは、建築における形と素材への信頼が強く感じられましたし、杉山の作品からは自身が思考し続けてきたことを、色や形に精密に定着させようとする強い意志を感じました。メディアが多様化しイメージが先行することが避けられない時代においても真摯にものをつくろうとしています。

そんな二人が執筆する連載のタイトルは「今、なに考えて建築つくってる?」です。

隈研吾が、自身がデザイン監修した「角川武蔵野ミュージアム」について語っているインタビュー動画 建築家のリナ・ゴットメへのインタビュー動画「自然は建築の一部となり得る」

建築家のリナ・ゴットメへのインタビュー動画「自然は建築の一部となり得る(Nature can be a part of architecture.)」です。ルイジアナ美術館が制作したものです。ゴットメはパリを拠点とする建築家で、田根剛、ダン・ドレルとDGT Architectsを結成し「エストニア博物館」を完成させたことでも知られています。

Lina Ghotmeh (b. 1980) initially wanted to be an archaeologist but carried out her architectural studies at the American University of Beirut. She looked at the notions of memory, space, and landscape through her own methodology entitled Archeology of the future. After graduating and being awarded both the Azar and Areen prizes, Lina pursued her education at the École Spéciale d’Architecture in Paris, where she took on a teaching role as an Associate Professor between 2008 and 2015. In 2005, while working in London and collaborating with Ateliers Jean Nouvel and Foster & Partners, she won the international competition for the design of the Estonian National Museum. Following this victory, she co-founded her first studio, DGT Architects, in Paris and led the realisation of the large-scale project of the National Museum. Acclaimed unanimously by the international press and has won prestigious awards (Grand Prix AFEX 2016 & nominated for the Mies Van der Rohe Award 2017), the museum became the symbol for avant-gardist architecture, combining pertinence and subtlety. Stone Garden was part of La Biennale di Venezia in 2021.

【ap job更新】 SALHAUSが、設計スタッフ(2022年新卒既卒・経験者)を募集中
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【ap job更新】 SALHAUSが、設計スタッフ(2022年新卒既卒・経験者)を募集中住田町営住宅

SALHAUSの、設計スタッフ(2022年新卒既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社SALHAUSでは2022年度の設計スタッフ(正社員)を募集します。

当社は小さな戸建住宅・インテリアから大きな公共建築、まちづくりまで、色々な規模のデザインを行う設計事務所です。コンペ・プロポーザルにも積極的に参加して、これからの建築がどういった公共性を獲得できるか、地域や都市といった大きな視点を持ちながらデザインを考えています。

SALHAUSは3人の事務所代表者が、フラットな関係で議論しながら設計を進めていることが特徴です。その議論に能動的に参加してくれる、やる気のある設計スタッフを募集します。

デイビッド・チッパーフィルド・アーキテクツ・ベルリンによる、ドイツ・ミュンヘンの複合施設。中央駅近くに位置し都市構造を考慮して計画、地上階は街路空間と多様な用途が人々を魅了、上階では構造体の凹みにより緑豊かな公的屋外空間を形成し都市型オープンスペースをつくる
デイビッド・チッパーフィルド・アーキテクツ・ベルリンによる、ドイツ・ミュンヘンの複合施設。中央駅近くに位置し都市構造を考慮して計画、地上階は街路空間と多様な用途が人々を魅了、上階では構造体の凹みにより緑豊かな公的屋外空間を形成し都市型オープンスペースをつくる image©Filippo Bolognese Images
デイビッド・チッパーフィルド・アーキテクツ・ベルリンによる、ドイツ・ミュンヘンの複合施設。中央駅近くに位置し都市構造を考慮して計画、地上階は街路空間と多様な用途が人々を魅了、上階では構造体の凹みにより緑豊かな公的屋外空間を形成し都市型オープンスペースをつくる image©Filippo Bolognese Images
デイビッド・チッパーフィルド・アーキテクツ・ベルリンによる、ドイツ・ミュンヘンの複合施設。中央駅近くに位置し都市構造を考慮して計画、地上階は街路空間と多様な用途が人々を魅了、上階では構造体の凹みにより緑豊かな公的屋外空間を形成し都市型オープンスペースをつくるファサードの様子 image©Filippo Bolognese Images

デイビッド・チッパーフィルド・アーキテクツ・ベルリンによる、ドイツ・ミュンヘンの複合施設「Development Schützenstraße」です。中央駅近くに位置し都市構造を考慮して計画、地上階は街路空間と多様な用途が人々を魅了、上階では構造体の凹みにより緑豊かな公的屋外空間を形成し都市型オープンスペースをつくります。2022年2月にコンペにより選定された建築プロジェクトです。

こちらは建築家によるテキストの翻訳

ミュンヘン中央駅の間に新しい複合施設が建設される予定です。カールスプラッツという街の中心にある広場で、都会的で活気のある街づくりを目指します。機能的な多様性と広々とした公共緑地がもたらす雰囲気。敷地周辺は、次の2つの主要な都市原理によって定義されています。都市構造は中世の小規模建築の面影を残していること、合理的で代表的な帝都の規模を表現していることです。デビッド・チッパーフィールド・アーキテクツ・ベルリンは、この2つの原則を反映し、新しいメトロポリタンな構造で融合させています。その結果、都市の密度を生み出すと同時に、公共空間に多様な都市型オープンスペースを創出する、革新的なタイポロジーを代表する建築が誕生するのです。

1階は円錐形の柱に支えられたクロスヴォールト構造で、PrielmayerstraßeとSchützenstraßeを2つのパッサージュでつないでいます。両通りにはアーケードが設けられ、1階には文化施設、ショップ、カフェ、レストランなど多様なパブリックプログラムが用意されており、通行人を誘います。中庭としてではなく、街路空間として開放された緑のオープンスペースは、この建物に働く人、訪れる人すべてに恩恵を与えます。

リサイクル・コンクリートで作られた構造体が見える1階の上に、上部に行くほど小さくなる様々なスケールのビルディング・ヴォリュームが配置されています。これらのヴォリュームは、最初は周囲の建物の軒高まで、カーブした道路ラインに沿って配置されています。その上では、構造体はブロックの中心に向かって凹み、ドーマーのように自由に配置されています。この構成により、葉の茂るテラスや、植栽を施したパブリックなルーフスケープを数段に渡って形成しています。

ファサードは、細長いグリーンアルマイトの輪郭で構成され、完全にリサイクル可能です。上層階のオフィスフロアは木造ハイブリッド構造で、保守的なキュービクルオフィスから、相互に連結した広いスペースを持つモダンなオフィスランドスケープまで、柔軟なレイアウトを可能にします。フロアプランの高い柔軟性、エネルギーおよび資源の効率性、そしてユーザーの高い快適性が、全体的なサステナビリティ・コンセプトの基礎を成しています。

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