長坂常 / スキーマ建築計画による、可動屋外家具「Tokyo Torch Parkのためのベンチ / テーブル / スツール」。東京駅近くの屋外広場の為に計画、隣接ビルの工事で敷地内の仮囲いが移動し続ける条件に管理者がハンドリフターで移動可能なように設計、コンクリート製脚部は重さがあり安定感にも寄与
長坂常 / スキーマ建築計画による、可動屋外家具「Tokyo Torch Parkのためのベンチ / テーブル / スツール」。東京駅近くの屋外広場の為に計画、隣接ビルの工事で敷地内の仮囲いが移動し続ける条件に管理者がハンドリフターで移動可能なように設計、コンクリート製脚部は重さがあり安定感にも寄与 photo太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画による、可動屋外家具「Tokyo Torch Parkのためのベンチ / テーブル / スツール」。東京駅近くの屋外広場の為に計画、隣接ビルの工事で敷地内の仮囲いが移動し続ける条件に管理者がハンドリフターで移動可能なように設計、コンクリート製脚部は重さがあり安定感にも寄与
長坂常 / スキーマ建築計画による、可動屋外家具「Tokyo Torch Parkのためのベンチ / テーブル / スツール」。東京駅近くの屋外広場の為に計画、隣接ビルの工事で敷地内の仮囲いが移動し続ける条件に管理者がハンドリフターで移動可能なように設計、コンクリート製脚部は重さがあり安定感にも寄与 photo©太田拓実

長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・千代田区の、可動屋外家具「Tokyo Torch Parkのためのベンチ / テーブル / スツール」です。
東京駅近くの屋外広場の為に計画、隣接ビルの工事で敷地内の仮囲いが移動し続ける条件に管理者がハンドリフターで移動可能なように設計、コンクリート製脚部は重さがあり安定感にも寄与しています。設置場所の公式ページはこちら

可動屋外家具の提案である。

建築家によるテキストより

この家具が置かれるTOKYO TORCH PARKは最初2021年に1棟竣工し、その後2027年に2棟目が竣工することから敷地内の仮囲いが移動し続けることにより、屋外家具自体も移動しないとならなかった。

建築家によるテキストより

そこで人のアクティビティを誘発する家具として考案するインターフェースシステムのうち、ハンドリフターで動かせる家具を提案した。管理者がハンドリフターを使用して、コンクリート製の脚部を持つテーブルや椅子を動かすことができる。

重さがあるので素手のエンドユーザーには動かせず、強風で倒れることもなく、安全な屋外家具が実現した。

建築家によるテキストより
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、群馬の「共愛学園前橋国際大学5号館」。教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、群馬の「共愛学園前橋国際大学5号館」。教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす photo©阿野太一+楠瀬友将
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、群馬の「共愛学園前橋国際大学5号館」。教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす photo©阿野太一+楠瀬友将
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、群馬の「共愛学園前橋国際大学5号館」。教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす photo©阿野太一+楠瀬友将
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、群馬の「共愛学園前橋国際大学5号館」。教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす photo©阿野太一+楠瀬友将

赤松佳珠子+大村真也 / CAtが設計した、群馬・前橋市の「共愛学園前橋国際大学5号館」です。
教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす事も意図されました。大学の公式サイトはこちら

共愛学園は、133年の歴史を誇る子ども園から大学までを有する総合学園で、その一翼を担う共愛学園前橋国際大学はGLOCALな人材育成を目指し、(GLOBAL+LOCAL)地学一体となった取組で注目を集めている。

アクティブラーニング、キャンパスライフの拠点となっている「4号館KYOAI COMMONS(以下COMMONS)」(乾久美子建築設計事務所)に加え、さらなる教育環境・学生生活の向上、大学の事務・運営機能の集約・充実を図るために、「学習の場」「集い・交流の場」と「事務機能」を一体化した新たな建築を求めて、建築家の倉田直道さんがアドバイザーとして参画した指名プロポーザルが行われた。

建築家によるテキストより

計画地はサクラ並木の美しい「キャンパスモール」の始点、COMMONSと広場を挟んで並ぶ関係にある。既存の大学の中枢機能がある事務棟(1号館)は、「キャンパスモール」の終点に位置していたが、今回キャンパスの奥から玄関口に移転するにあたり、地域とキャンパスの結節点として、人々を繋ぎ、流れを生み出す裏表なく全方向に開いた建築が必要だと考えた。

建築家によるテキストより

職員・学生・地域住民が緩やかに関係をつくることができるように、大学事務のワークプレイスと学生や地域住民が自由に使うことができるFLAとの境界は、壁やカウンターで区切るのではなく、ベンチや書架、建具を組み合わせた家具で緩やかな境界をつくりその廻りにアクティビティを誘発させる。

さらに、大階段と一体となった段状のデッキや、手すりと一体となったカウンターデスクなど、「ミドルスケール」と定義した家具以上建築未満のエレメントによって、より人間の身体に近いスケールのエレメントが、ささやかな日常に佇まいや気配を与え、空間や建築の外側に対しても場を生み出し、あらゆる場所が多様なアクティビティに満ちた空間となる。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 noizが、建築設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中
【ap job更新】 noizが、建築設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中
【ap job更新】 noizが、建築設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中Industrial Technology Research Institute (ITRI) (2014), Photo: 阿野太一

noizの、建築設計スタッフ(経験者・新卒既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

noizでは、現在、住宅から大規模プロジェクトを含む、建築・インテリアプロジェクトが複数進行中です。

この度、建築設計スタッフ(シニアアーキテクト、ジュニアアーキテクト)を募集します。

noiz は、2007 年に豊田啓介と蔡佳萱が設立、2016 年より酒井康介が新たにパートナー として加わる形で、東京と台北、ワルシャワの三拠点で活動している建築設計事務所で、今年15年目を迎えました。

コンピューテーショナルな手法および知見を駆使し、建築設計やインテリアデザインを軸としながら、デジタルインスタレーションから都市計画、コンセプトデザインまで幅広いジャンルで国際的に活動しています。最新のデジタル技術と建築設計の知見とを融合しながら、国内外から集まった多様な背景やスキルを持ったメンバーによるチームで、新しい知識や技術のリサーチや導入なども積極的に行っています。

noizではCAD や BIMにとどまらず、ゲームエンジンやプログラミングなど、建築とその周辺の最新のテクノロ ジーを駆使し、建築ならではの場所や素材の力を引き出すプロジェクト、データや行動を間接的にデザインするシステム構築、多様な企業やアーティスト、プログラマーとのコラボレーションを前提としたインスタレーションやプロダクトのデザイン、さらにはメタバースやコモングラウンドと呼ばれる、バーチャル空間での建築や空間設計の在り方、およびそれらと物理世界との接続に関する新しい技術とデザインの開拓に積極的に取り組んでいます。
また、毎月、東京・台湾・ワルシャワを繋ぐミーティングとプロジェクトのプレゼンを行い、全スタッフで共有しています。

木村智彦 / グラムデザインによる、鳥取・東伯郡の「田後のアトリエ住居」。長閑な環境に建つ作家夫婦の為の住宅で、長い時間を掛け育っていく“素”の状態の建築を求めて素直な形・簡素な素材・素地仕上げの建築を志向、加えて大屋根と大気積居間が安心感と求心力を生み出す
木村智彦 / グラムデザインによる、鳥取・東伯郡の「田後のアトリエ住居」。長閑な環境に建つ作家夫婦の為の住宅で、長い時間を掛け育っていく“素”の状態の建築を求めて素直な形・簡素な素材・素地仕上げの建築を志向、加えて大屋根と大気積居間が安心感と求心力を生み出す photo©gramdesign
木村智彦 / グラムデザインによる、鳥取・東伯郡の「田後のアトリエ住居」。長閑な環境に建つ作家夫婦の為の住宅で、長い時間を掛け育っていく“素”の状態の建築を求めて素直な形・簡素な素材・素地仕上げの建築を志向、加えて大屋根と大気積居間が安心感と求心力を生み出す photo©gramdesign
木村智彦 / グラムデザインによる、鳥取・東伯郡の「田後のアトリエ住居」。長閑な環境に建つ作家夫婦の為の住宅で、長い時間を掛け育っていく“素”の状態の建築を求めて素直な形・簡素な素材・素地仕上げの建築を志向、加えて大屋根と大気積居間が安心感と求心力を生み出す photo©gramdesign

木村智彦 / グラムデザインが設計した、鳥取・東伯郡の「田後のアトリエ住居」です。
長閑な環境に建つ作家夫婦の為の住宅で、長い時間を掛け育っていく“素”の状態の建築を求めて素直な形・簡素な素材・素地仕上げの建築を志向、加えて大屋根と大気積居間が安心感と求心力を生み出す事が意図されました。

クライアントはガラス作家と鞄職人の夫婦、共に緻密且つ繊細、独特な世界観の作品を創る作家である。
永住の地を何処に構えるか思案していた夫婦であるが、夫の父が東京から鳥取に帰省したという縁もあり、鳥取中部の長閑な環境も気に入り、この場所に家を考えるに至った。1年半前に設計を依頼したいという連絡をいただいてからのお付き合いとなる。

建築家によるテキストより

切妻の大屋根、軒の跳ね出しは1.5mと大きくとり、軒下土間天端より軒天下端を2.1mと低く抑えている。
開口部の上端より低く垂れ下がる屋根は、物理的な機能として雨と日差しを遮るが、外皮として機能する外壁面より、住まい手の領域を大きく確定してくれているようにも感じる。
小さな庇と比べ大きな屋根は、住まい手にとって大きな安心感をもたらすように感じるのだ。 しかし屋根を大きく取ることで、建築の実質施工面積は大きくなる。 限られた予算の中、最大限に床を確保することに専念した。

建築家によるテキストより

今、この建築を“素”の状態であるように感じる。何故なら設計者である私が、アイコン的なイエらしい家のカタチを求め、素直なカタチ、簡素な素材でつくり、仕上げも粗方素地で終わっている。庭にもまだ土があるだけだ。 クライアントは夫婦で作家である。つくる人だ。職住一体の住まいを羨ましくも感じ、これからの長い時間を掛け、この建築が育まれていく姿を楽しみに感じている。

建築家によるテキストより

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