今津康夫 / ninkipen!による、大阪・豊中市の住宅「三間一尺²」。ニュータウンの周縁に広がる住宅街での計画。限られた敷地と法規制の下に、“凸部”を設けた許容最大ヴォリュームの“家型”の建築を考案。日照と視線を考慮した上階のリビングでは周辺の樹木を借景として取り込む
今津康夫 / ninkipen!による、大阪・豊中市の住宅「三間一尺²」。ニュータウンの周縁に広がる住宅街での計画。限られた敷地と法規制の下に、“凸部”を設けた許容最大ヴォリュームの“家型”の建築を考案。日照と視線を考慮した上階のリビングでは周辺の樹木を借景として取り込む外観、夕景 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪・豊中市の住宅「三間一尺²」。ニュータウンの周縁に広がる住宅街での計画。限られた敷地と法規制の下に、“凸部”を設けた許容最大ヴォリュームの“家型”の建築を考案。日照と視線を考慮した上階のリビングでは周辺の樹木を借景として取り込む1階、ルーム2からルーム1を見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪・豊中市の住宅「三間一尺²」。ニュータウンの周縁に広がる住宅街での計画。限られた敷地と法規制の下に、“凸部”を設けた許容最大ヴォリュームの“家型”の建築を考案。日照と視線を考慮した上階のリビングでは周辺の樹木を借景として取り込む2階、リビングからダイニング越しにキッチンを見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪・豊中市の住宅「三間一尺²」。ニュータウンの周縁に広がる住宅街での計画。限られた敷地と法規制の下に、“凸部”を設けた許容最大ヴォリュームの“家型”の建築を考案。日照と視線を考慮した上階のリビングでは周辺の樹木を借景として取り込む2階、ダイニングから窓越しに外の風景を見る。 photo©河田弘樹

今津康夫 / ninkipen!が設計した、大阪・豊中市の住宅「三間一尺²」です。
ニュータウンの周縁に広がる住宅街での計画です。建築家は、限られた敷地と法規制の下に、“凸部”を設けた許容最大ヴォリュームの“家型”の建築を考案しました。そして、日照と視線を考慮した上階のリビングでは周辺の樹木を借景として取り込みます。

千里ニュータウンの周縁に建つ戸建て住宅である。
敷地面積86.95㎡・建蔽率40%・第一種住居専用地域のエッジに位置する一際小さな敷地に夫婦2人・小さな子ども3人の家族5人の暮らしを描いた。

建築家によるテキストより

ニュータウンの規制を外れたこの地域には多くの個人商店が軒を連ね、URの団地群と戸建て住宅が用途地域を境にスケールを極端に変えながら風景をなしている。

限られた敷地の中で後退距離と北側・道路斜線をトレースして現れる三間一尺角の家型に、いくつかの凸部を纏わせ、許される限りのヴォリュームを目一杯に収めた。

建築家によるテキストより

日照とプライバシーとを考慮した2階のリビングは唯一南西の方角に視線が抜け、近くには幼稚園の桜、遠くにはメタセコイヤの並木が借景となる。窓辺には花台を設けて、ささやかながらもそれらと繋がっていく気配を持たせた。
1階は子どもらの成長に合わせて3部屋に仕切れる構成とし、ロフトは将来への余白として利用する。夕方、通学路から見上げると2階の窓から明かりが灯り、熊野杉の暖かさが街全体をやさしく出迎えてくれる。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 ヴェネチアビエンナーレで“金獅子賞”を受賞した建築家らが率いる「waiwai」が、意匠設計・ランドスケープ・インテリアのスタッフ、秘書事務、アルバイトを募集中
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【ap job更新】 ヴェネチアビエンナーレで“金獅子賞”を受賞した建築家らが率いる「waiwai」が、意匠設計・ランドスケープ・インテリアのスタッフ、秘書事務、アルバイトを募集中Mosque of Reflection (Dubai, UAE)

ヴェネチアビエンナーレで“金獅子賞”を受賞した建築家らが率いる「waiwai」の、意匠設計・ランドスケープ・インテリアのスタッフ、秘書事務、アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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海外・国内両方のプロジェクトに関わる、設計フルタイムスタッフ(新卒・中途)、ランドスケープデザイナー、インテリアデザイナー、秘書、アルバイトを募集します。

waiwaiは、山雄和真とWael Al Awarの2人のパートナーが率いる、東京とドバイを拠点とする建築設計事務所です。
東京とドバイを拠点としながら、日本国内をはじめ、中東・アジア・アフリカの様々な国や地域において幅広い設計・デザイン業務を手がけています。
一昨年のベネチア・ビエンナーレ国際建築展では、弊社パートナーがキュレーションしたUAE館が、最高賞である金獅子賞を受賞しました。単なる設計事務所の枠を超えて様々な活動を行っており、国際的に高い評価を得ています。

現在進行中のプロジェクトに、数万㎡規模の美術館・アートギャラリーやホテル、大規模住宅地開発、数千㎡規模のホテル・ヴィラ/別荘・商業施設・福祉施設・リノベーション等々、多種多様なプロジェクトが動いています。
まだまだ若い事務所ですが、比較的大規模な民間の建築プロジェクトが複数同時に動いていることが特徴です。クライアントや協働する関係者も国内外多様な人々と日々関わっており、チームメンバー全員が前線に立ちますので、組織設計では手に入れることのできない経験が得られるはずです。

デザインの面においては、ひとつひとつのプロジェクトが真に求めているものを様々な角度から分析し、「そこにしかない物語」を構築することによって、関係者全員の意思共有を図るとともに、その都度全く異なったデザインを行うことを信条としています。

昨年度より、会社規模の一層の発展を目指した組織改編を行っています。中東地域を中心とする海外プロジェクトにおいても、日本チームとドバイチーム双方で携わり、すべてのチームメンバーが、国内外双方のプロジェクトに関わる機会があります。
また、本年度よりランドスケープとインテリアデザインの部門を設立し、建築を軸にした、建築プロジェクト全般を手掛ける総合デザインファームとしての展開を目指しています。

今年度は特に組織力強化のため、プロジェクトチームを引っ張っていってくれる建築実務経験者、国内外のホテルや別荘等の案件をメインとしたランドスケープ、インテリアデザインを主とするメンバーを募集します。私たちwaiwaiでしか得ることのできない経験を元に、他にないチームを共に作り上げていく仲間を募集します。

大きな視点で様々なプロジェクトに共に挑戦してくれる方の応募をお待ちしています。

【ap job更新】 東京と沖縄を拠点に、“地域の風土を丁寧に読みとく”設計を志向する「山﨑壮一建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 東京と沖縄を拠点に、“地域の風土を丁寧に読みとく”設計を志向する「山﨑壮一建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 東京と沖縄を拠点に、“地域の風土を丁寧に読みとく”設計を志向する「山﨑壮一建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中

東京と沖縄を拠点に、“地域の風土を丁寧に読みとく”設計を志向する「山﨑壮一建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

山﨑壮一建築設計事務所は、住宅・ホテル・保育園・幼稚園・店舗・リノベーションなど、幅広い用途/規模のプロジェクトに取り組んでいます。 

わたしたちは設計において、地域の風土を丁寧に読みとくこと、光と風に満たされた心地よい空間をつくること、使い手の想いにじっくりと向き合うこと、を大切にしています。

近年、関東圏の他、沖縄県でプロジェクトが増えており、今後も2つの地域で業務に力を入れていきます。

東京・沖縄、両地域で設計スタッフを募集します。(2~3名)
設計スタッフには夫々プロジェクトを担当して頂きますので、設計から現場監理 まで、建築の知識をトータルに習得できる設計事務所です。

ご興味をお持ちの方は、ご応募下さい。

川本達也建築設計事務所による、愛知・春日井市の「廻間町の家」。市街化調整区域の建ぺい率の最低限度のある敷地。建設費を抑えつつ建築面積を確保し市街化も抑制する在り方を求め、“四方に跳ね出す大屋根”を持つ建築を考案。周辺環境に溶け込む緩やかな“双曲放物面”で造る
川本達也建築設計事務所による、愛知・春日井市の「廻間町の家」。市街化調整区域の建ぺい率の最低限度のある敷地。建設費を抑えつつ建築面積を確保し市街化も抑制する在り方を求め、“四方に跳ね出す大屋根”を持つ建築を考案。周辺環境に溶け込む緩やかな“双曲放物面”で造る外観、遠方から見る。 photo©植村崇史
川本達也建築設計事務所による、愛知・春日井市の「廻間町の家」。市街化調整区域の建ぺい率の最低限度のある敷地。建設費を抑えつつ建築面積を確保し市街化も抑制する在り方を求め、“四方に跳ね出す大屋根”を持つ建築を考案。周辺環境に溶け込む緩やかな“双曲放物面”で造る外観、玄関側を見る。 photo©植村崇史
川本達也建築設計事務所による、愛知・春日井市の「廻間町の家」。市街化調整区域の建ぺい率の最低限度のある敷地。建設費を抑えつつ建築面積を確保し市街化も抑制する在り方を求め、“四方に跳ね出す大屋根”を持つ建築を考案。周辺環境に溶け込む緩やかな“双曲放物面”で造る1階、玄関からキッチン、ダイニング、リビングを見る。 photo©植村崇史
川本達也建築設計事務所による、愛知・春日井市の「廻間町の家」。市街化調整区域の建ぺい率の最低限度のある敷地。建設費を抑えつつ建築面積を確保し市街化も抑制する在り方を求め、“四方に跳ね出す大屋根”を持つ建築を考案。周辺環境に溶け込む緩やかな“双曲放物面”で造る1階、キッチンから外部を見る。 photo©植村崇史

川本達也建築設計事務所が設計した、愛知・春日井市の「廻間町の家」です。
市街化調整区域の建ぺい率の最低限度のある敷地での計画です。建築家は、建設費を抑えつつ建築面積を確保し市街化も抑制する在り方を求め、“四方に跳ね出す大屋根”を持つ建築を考案しました。そして、周辺環境に溶け込む緩やかな“双曲放物面”で造りました。

市街化調整区域において、建物を建てること自体を制限するよりむしろ用途を超えて地域の農家を巻き込みながら建つ方が無秩序な市街化を抑制することができると考えている。

建築家によるテキストより

計画地はすぐ近くに山を望み目の前に川が流れる自然豊かな地域で、隣地に建つ母屋を除いて周囲に建つ建物はほとんど無く、一つ一つの敷地が大きな農村地域である。

市の開発許可基準により建築基準法で定められている指定建蔽率(60%以下)の他に「40%以上」の建蔽率を確保することが求められた。つまり、クライアントが求めるボリュームよりも圧倒的に大規模な計画をしないことにはここに建築が建つための許可が下りないのである。

限られた予算内で40%以上の建築面積を確保するために、いかにコストを抑えながら「建築面積を稼ぎ」大規模な計画をしながら「市街化を抑制する」その方法を考えた。

建築家によるテキストより

単に40%以上の建蔽率を確保して計画すること自体は容易だが、それを予算内で実現させる必要があるため、できるだけフットプリントを抑えながら四方に跳ね出す大屋根をつくることで建築面積を確保した。

構造耐力上必要な壁量は建物中心部でコンパクトにまとめることで外周部はできるだけフリーとし、周囲の畑からもアクセスがしやすい計画とした。中心でひだ状に並ぶ耐力壁は作物の区分けや道具入れとして機能し、住空間としては本を読みくつろぐスペースや物入れなど多様に振る舞う

建築家によるテキストより

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