OMAとポテトヘッドによる、シンガポールでの建築展「N*thing is Possible」です。
地元で飲食等を手掛ける企業が発起して開催されました。建築家は、ホスピタリティ分野における持続可能性と廃棄ゼロをテーマに、廃棄物等を用いたランドスケープやリサーチ成果を展示しました。そして、未来に繋がる方法の紹介や問題提起も行っています。会期は、2022年12月25日まで。展覧会の公式サイトはこちら。
ホスピタリティブランドのポテトヘッドが発起人となり、OMA / デイヴィッド・ジャーノッテンとシンジ・タカギが共同キュレーションを手掛けた展覧会「N*thing is Possible」が、シンガポール・デザイン・ウィーク期間中に国立デザインセンターで開幕しました。3カ月間にわたるこの展覧会は、廃棄物の可能性を探り、分野横断的なコラボレーションを通じて、ホスピタリティにおける廃棄物ゼロの達成に向けた新たな可能性を見いだすものです。
N*thing is Possibleの核となるステートメントは以下の通りです。「廃棄物ゼロと快適さや楽しさの体験は互いに相容れないものではなく、分野を超えた創造的な努力によって、ライフサイクルの『終わり』にある素材を資源の貯蔵庫に変えることができます」。サステナビリティには単一のグローバルスタンダードが存在するわけではありません。サステナビリティとは、利用可能な地域資源と知識の共有に基づいて、新しい創造と生活の方法を探求し続けることです。
OMAのマネージングパートナーで建築家のデイヴィッド・ジャーノッテンは言います。
「従来のホスピタリティのモデルは、すぐに快適に過ごせることを推奨していました。使い捨ての製品が広く使用される中、ホスピタリティにおいて廃棄物ゼロを達成する可能性はあるのでしょうか?OMAとポテトヘッドは、2012年から一緒に仕事をしています。私たちは、クリエイティブなホスピタリティ・マネジメント、分野横断的なコラボレーション、地域社会とのかかわりを通して、埋立処分される廃棄物を減らす方法を試行錯誤してきました。N*thing is Possibleでは、ホスピタリティにおけるサステナビリティの意味とその実現方法について、私たちが現在行っている調査を共有しています」
LIXILビジネス情報 連載コラム「これからの社会、これからの住まい 3|鼎談 2」は、聞き手の連勇太朗さん(建築家、CHAr)が、金野千恵さん(建築家、t e c o)、上野有里紗さん(建築家、ULTRA STUDIO)をゲストにお迎えしました。「今、空間・建築にできること/できないこと」と題する今回は、1980年代生まれの若手建築家たちが考え、切り拓く、これからの「建築」「まち」「場所」、そして社会のネットワークのなかでさまざまな課題とどのように向き合い解決していくか、その可能性について深く語り合いました。金野さんと上野さんのプロジェクトから見える、社会、住まいの未来について、ご一緒にお考えください。
主に日本の「百貨店建築」をファサードやその空間の変遷に注目しながら、年表や模型を通して辿り、現代の商業空間に繋がる意味の再考を促す展覧会だ。展示内容に関しては、建築家で編集者の浅子佳英と建築研究者の菊地尊也が監修し、PRINT AND BUILDに所属する建築家の小泉立が協力している。また、グラフィックデザインは、UMA/design farmの原田祐馬と岸木麻理子が担当した。
(原文)
Join Jeff Rosenheim, Joyce Frank Menschel Curator in Charge, Department of Photographs, for a virtual tour of Bernd & Hilla Becher, a retrospective celebrating the renowned German artists, Bernd and Hilla Becher (1931–2007; 1934–2015), who changed the course of late twentieth-century photography. Working as a rare artist couple, they focused on a single subject: the disappearing industrial architecture of Western Europe and North America that fueled the modern era. Their seemingly objective style recalled nineteenth- and early twentieth-century precedents but also resonated with the serial approach of contemporary Minimalism and Conceptual art. Equally significant, it challenged the perceived gap between documentary and fine-art photography.
Using a large-format view camera, the Bechers methodically recorded blast furnaces, winding towers, grain silos, cooling towers, and gas tanks with precision, elegance, and passion. Their rigorous, standardized practice allowed for comparative analyses of structures that they exhibited in grids of between four and thirty photographs. They described these formal arrangements as “typologies” and the buildings themselves as “anonymous sculpture.”
The exhibition celebrates the Bechers’ remarkable achievement and is the first ever organized with full access to the artists’ personal collection of working materials and their comprehensive archive.