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吉本考臣建築設計事務所による、埼玉の住宅「加須の家」の内覧会が開催
吉本考臣建築設計事務所による、埼玉の住宅「加須の家」の内覧会が開催 image courtesy of 吉本考臣建築設計事務所

 
吉本考臣建築設計事務所による、埼玉の住宅「加須の家」の内覧会が開催されます

吉本考臣建築設計事務所が設計した、埼玉の住宅「加須の家」の内覧会が開催されます。開催日は2019年3月23日・24日。詳細はリンク先でどうぞ。

吉本考臣建築設計事務所で設計監理を進めて参りました「加須の家」がまもなく竣工を迎えます。
お施主様のご厚意により内覧会を開催させて頂くこととなりました。みなさまご多忙のこととはと存じますが、ご高覧いただければ幸いです。お待ち申し上げております。

開催日時
2019年 3 / 23(土) 11:00~17:00
2019年 3 / 24(日) 11:00~17:00

計画概要
* 用途:専用住宅   
* 構造:木造
* 規模:地上3階 
* 敷地面積:154.16㎡  建築面積:56.57㎡ 延床面積:96.73㎡
* 設計監理:吉本考臣建築設計事務所 吉本 考臣・谷浦 脩斗
* 構造:CSA 佐久間 拓
* 施工:さくら建設 桜井 猛

砂山太一と浜田晶則によるAGC Studioでの展覧会「鏡と天秤」の会場写真
砂山太一と浜田晶則によるAGC Studioでの展覧会「鏡と天秤」の会場写真 photo©japan-architects.com

 
砂山太一と浜田晶則によるAGC Studioでの展覧会「鏡と天秤」の会場写真がjapan-architects.comに掲載されています

砂山太一浜田晶則によるAGC Studioでの展覧会「鏡と天秤」の会場写真が10枚、japan-architects.comに掲載されています。
以下は展覧会公式の概要です。

この企画展では、私たちの生活において非日常(ハレ)と日常(ケ)の境界が曖昧になりつつあることに着目。クリエーションパートナーに気鋭の若手建築家・砂山太一氏と浜田晶則氏を迎え、「鏡」と「天秤」をそれぞれの作品コンセプトとし、当社の拡張ミラー型ディスプレイ「Augmented mirror」※1と高機能フッ素樹脂フィルム「アフレックス®」※2を用いて、非日常(ハレ)と日常(ケ)の境界やバランスを表現します。

駒田剛司+駒田由香 / 駒田建築設計事務所による、埼玉・川口市の集合住宅「蕨の集合住宅-Tristar-」の内覧会が開催

駒田剛司+駒田由香 / 駒田建築設計事務所が設計した、埼玉・川口市の集合住宅「蕨の集合住宅-Tristar-」の内覧会が開催されます。開催日は2019年3月24日。詳細はリンク先でどうぞ。

この度、私どもが設計監理をしてまいりました「蕨の集合住宅-Tristar-」が竣工します。住宅街の環境に寄り添うように全体を3つのボリュームにブレークダウンし、路地状に引き込まれたアプローチとボリュームの間の階段が街の延長のような場を創り出しています。住戸は多方向に開き「自分はこの街の中に居る」と常に感じられる空間になっています。
建て主様のご厚意により下記の通りオープンハウスを行います。ご多忙中かと存じますが、お立ち寄りいただけると幸いです。

日時:3月24日(日)11:00〜17:00

建築家の青木淳との協働でも知られる、作家・杉戸洋の個展「cut and restrain」が小山登美夫ギャラリーで開催

建築家の青木淳との協働でも知られる、作家・杉戸洋の個展「cut and restrain」が小山登美夫ギャラリーで開催されています。会期は 2019年3月16日~4月13日(日月祝休)です。弊サイトでの過去の協同を取り上げたニュースはこちらで

【本展、および出展作に関して】

前回、2017年の小山登美夫ギャラリーでの個展「frontispiece and end leaf  チリと見返し」では、六本木の通常の展示スペースではなく、普段見せる事のない倉庫と、展示室と展示室の間のアプローチ部分を使用しました。その空間の壁色の差異や構造から本の「チリ」や「見返し」を着想し、その要素を分解。タイル作品の深みのある釉薬と配置のリズムを融合させ、観る人を驚かせる新たな空間を生み出しました。現在出展中の森美術館の「六本木クロッシング2019展:つないでみる」においては、杉戸は「2:3または2/3ということを考えながら構成を組んでいきました」と言います。

本展に関して、杉戸自身次のように述べています。
「そこ(前回の六本木、及び森美術館での展示)からさらに切り込みを加えて行くことで調整をして行こうと。単純に言うならば、静物画を描く場合モチーフが先に決まるのか後なのかわからないけれど、一旦全てどかして、まず下に来るものから見つめてみたいと思います。」

本展では新作を発表し、約3×2mのキャンバス2点と、それらを中心に小作品が加わります。普段制作で使用している素材、木枠とキャンバス地で、引っ張ったり緩めたり、作家が「テンションや撓みの言うとこを聞きながら」、貼り合わせた物を展示していきます。

【建築と作品が相互に作用し合う場:杉戸作品の世界観】

近年杉戸は、いわゆる「絵画」の枠にとどまらず、建築と作品が相互に作用し合う場を作り出し、新たな展示空間を生み出しています。
それはいわゆる「インスタレーション」とも違い、一つの作品にはそれぞれ独自の「空間」が構成され、作品と作品、作品と私たちのいる展示空間の間には、杉戸洋という作家の思考と入念なリサーチ、プロセス、時間、そして色彩と余白が幾十にも重なり合わされて、作品空間全体からまるで豊かな音楽のリズムや旋律が聴こえるかのようです。

東京都美術館学芸員の水田有子氏は、杉戸作品を次のように評しました。
「私たちがそこ(杉戸作品)に接したとき、どこか懐かしい感触が思いがけずよみがえることもあれば、考えても決して分からない深淵を覗き見ることもある。どんな絵であっても、それぞれが異なる尺度を持つ一つの空間だとすると、その違いや隔たりの中に自ら手を伸ばそうとする私たちの時間のなかにも、さまざまな感覚や思考や記憶や想像力が動き出す『のりしろ』が広がっているのかもしれない。』
(水田有子「『のりしろ』に広がる光と時間 杉戸洋の絵と空間をめぐって」、「とんぼとのりしろ」展覧会カタログ、東京都美術館、2017年)

鑑賞者は杉戸の世界観から、世界は一つの方向や視点ではなく、様々な角度から構築され変化し続けるものだということに改めて気づかされます。
そして、純粋に作品を見ることの楽しさ、喜び、そして新たな想像力を生み出す自由さも味わうことができるでしょう。 杉戸は、自らがとらえた現象世界の知覚を作品にあらわそうと真摯に探求し続けており、これからも、杉戸の表現への考察、実験は続けられます。
二度目の六本木の展示空間での個展、今回杉戸は空間にどのように向き合い、どのような作品世界を生み出すのでしょうか。ぜひご高覧ください。

写真家・山岸剛と編集者・植田実の対談イベント「『建築写真』とはなにか」がLIXIL:GINZAで開催

写真家・山岸剛と編集者・植田実の対談イベント「『建築写真』とはなにか」がLIXIL:GINZAで開催されます。開催日は2019年3月17日。定員50名(予約不要/当日先着順)。参加費無料。山岸剛による写真集『Tohoku Lost, Left, Found』の刊行を記念して行われるもの。アーキテクチャーフォトでも山岸が撮影した建築を紹介しています。

『Tohoku Lost, Left, Found 山岸剛写真集』(LIXIL出版)の刊行を記念し、LIXIL:GINZAにて、トークショウを開催します。
ゲストには、60年代から『都市住宅』や『GA HOUSES』の編集長を歴任し、住まいの図書館出版局編集長となってからも良質な建築書の刊行と執筆活動をつづけ、多くの建築家や編集者から敬愛される植田実氏をお招きします。3.11以降の東北の姿を「建築写真」として撮影してきた山岸氏と、写真家との共著も多数ある植田氏の対話から、いまもさまざまに議論が交わされている「建築写真」とはなにか、という問いへの答えを探っていきます。

※会場では現在、写真集に収録された写真のうち3点が特別展示中です(~3月31日)。写真集は当日会場にてご購入になれます。トークショウ終了後、ご希望の方を対象にした本書のサイン会を行います。

■プロフィール
山岸剛(やまぎし・たけし)
写真家。1976年横浜市生まれ、川崎市在住。1998年早稲田大学政治経済学部経済学科、2001年早稲田大学芸術学校空間映像科卒業。人工性の結晶としての「建築」と、それが対峙する「自然」との力関係を主題とするものとしての「建築写真」を制作する。2010-11年『建築雑誌』編集委員。2014年第14回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館チーム、写真ディレクター。個展に「Tohoku – Lost,Left,Found」(コニカミノルタギャラリー、2014)。写真集に『景をつくる 井上剛宏作庭集』(鹿島出版会、2014)。

植田実(うえだ・まこと)
編集者・建築評論家。1935年東京生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学専攻卒業。『建築』編集スタッフ、『都市住宅』編集長、『GA HOUSES』編集長などを経て、現在、住まいの図書館出版局編集長。2003年度日本建築学会文化賞受賞。主な著書に『集合住宅物語』(2004)、『都市住宅クロニクル』(全2巻、2007)『住まいの手帖』(2011)、『真夜中の庭──物語にひそむ建築』(2011)、『集合住宅30講』(2015、以上、みすず書房)、共著書に『植田実の編集現場──建築を伝えるということ』(ラトルズ、2005)、『いえ 団地 まち──公団住宅設計計画史』(住まいの図書館出版局、2014、日本建築学会著作賞)ほか。

内藤廣の講演会「建築家から見た建設業の問題」が、新群馬建設会館で開催
内藤廣の講演会「建築家から見た建設業の問題」が、新群馬建設会館で開催

 
内藤廣の講演会「建築家から見た建設業の問題」が、新群馬建設会館で開催されます。主催は「一般社団法人群馬県建設業協会(会長 青柳剛)」です。開催日は2019年3月28日です。こちらの申込書(PDF)に記載の上、FAXにて申し込みください。会場の「新群馬建設会館」はプランツアソシエイツ・協同組合群馬県建築設計センターJVが設計した建築です。【ap・pr】

一般社団法人群馬県建設業協会(会長 青柳 剛)が主催する「新群馬建設会館ファーストイベント」のお知らせです。
新群馬建設会館は、平成31年3月28日(木)に落成記念式典を迎えます。そこで建築家である内藤 廣先生の特別講演会を企画開催いたします。

■内藤廣(ないとうひろし) 建築家・東京大学名誉教授
1950年生まれ。1976年早稲田大学大学院修了。フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所、菊竹清訓建築設計事務所を経て、1981年内藤廣建築設計事務所設立。2001〜11年東京大学大学院にて、教授・副学長を歴任。2011年〜同大学名誉教授。主な建築作品に海の博物館(1992)、安曇野ちひろ美術館(1997)、牧野富太郎記念館(1999)、倫理研究所富士高原研修所(2001)、島根県芸術文化センター(2005)、旭川駅(2011)、静岡県草薙総合運動場体育館(2015)、富山県美術館(2017)、とらや赤坂店(2018)などがある。

講演会の詳細と参加申し込み書はこちら(PDF)

石井修が1984年に完成させた大阪の「天と地の家」の一般公開が開催

石井修が1984年に完成させた大阪の「天と地の家」の一般公開が開催されます。開催日は2019年3月21日。詳細はリンク先でどうぞ。この作品の写真と図面はTOTO通信のサイトで閲覧可能です。

堺市にある石井修設計「天と地の家」(1974年竣工)継承のための一般公開を行います。
同時に、この住宅遺産の多面的な価値や魅力を見出し、提示していくため、当会でのディスカッションを公開します。
是非ご来場ください。

日時:2019年3月21日(木・祝)
 ・一般公開:12:00~16:30
 ・ディスカッション「不動産的価値としての住宅」再考:14:00~16:00

参加費:1,000円(住宅遺産トラスト関西のサポーターは無料)
申込:不要(ディスカッションの定員は20名、当日先着順)

手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所による、千葉の「みなみぎょうとく ゆずのき保育園」の内覧会が開催

手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所が設計した、千葉の「みなみぎょうとく ゆずのき保育園」の内覧会が開催されます。開催日は2018年3月31日。

「みなみぎょうとく ゆずのき保育園」内覧会のご案内
この度、千葉県市川市に内装設計をしました保育園が完成しました。
お施主様のご厚意により内覧会を開催いたします。
ぜひ皆様にご覧いただきたく、ご案内申し上げます。

日時:2019年3月31日(日)13:00 – 17:00
場所:千葉県市川市相之川3-1-9(1階部分)
案内状をご確認の上、当日直接現地にお越しください。どなたでもご覧いただけます。ぜひお越しください。

手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所による、兵庫の「認定こども園ミライズそら」の内覧会が開催

手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所が設計した、兵庫の「認定こども園ミライズそら」の内覧会が開催されます。開催日は2019年3月30日。リンク先に写真が6枚掲載されています。

この度、兵庫県丹波市に新しいこども園が完成しましたので、
見学会を開催いたします。
ぜひ皆様にご覧いただきたく、ご案内申し上げます。

日時:3/30(土)13:00~16:30
場所:兵庫県丹波市柏原町鴨野316

場所につきましては案内状をご確認の上、
当日直接現地にお越しください。
どなたでもご覧いただけます。
ぜひお越しください。

ギャラリー間の今後の展示スケジュールが公開。2020年1月には「増田信吾+大坪克亘展」が開催。

ギャラリー間の今後の展示スケジュールが公開されています。2020年1月16日~3月22日には「増田信吾+大坪克亘展」が開催されます。

「ROKI Global Innovation Center」で日本建築学会賞等を多数受賞した小堀哲夫が新たに完成させた、山口の梅光学院大学新校舎の見学会が開催
「ROKI Global Innovation Center」で日本建築学会賞等を多数受賞した小堀哲夫が新たに完成させた、山口の梅光学院大学新校舎の見学会が開催 photo courtesy of 小堀哲夫建築設計事務所

「ROKI Global Innovation Center」で日本建築学会賞等を多数受賞した小堀哲夫が新たに完成させた、山口の梅光学院大学新校舎「The Learning Station CROSSLIGHT」の見学会が開催されます

ROKI Global Innovation Center」で日本建築学会賞等を多数受賞した小堀哲夫建築設計事務所が新たに完成させた、山口の梅光学院大学新校舎「The Learning Station CROSSLIGHT」の見学会が開催されます。開催日は2019年3月31日。要事前申し込み。参加費無料。当日は、小堀哲夫による建築説明やトークセッションも行われます。

日時:2019年3月31日(日) 11 : 00〜16 : 00(受付開始10 : 50)
場  所:〒750-8511 山口県下関市向洋町1丁目1-1

<タイムスケジュール>
1回目 11 : 30〜11 : 40 樋口学院長によるプロジェクト説明
    11 : 40〜12 : 00 小堀哲夫による建築説明

2回目 14 : 00〜14 : 10 樋口学院長によるプロジェクト説明
    14 : 10〜14 : 30 小堀哲夫による建築説明
    14 : 30〜15 : 00 トークセッション

※見学時間は11 : 00〜16 : 00の間開催しておりますので、時間内でご都合のよろしい時にお越しください。
※1回目と2回目のプロジェクトおよび建築説明は同じ内容です。トークセッションは上田信行氏(同志社女子大学特別任用教授)、小堀哲夫ほかによるクロストークを予定しております。

その他の写真は以下でご紹介します。

トラフの鈴野浩一が最新プロジェクトとタイルの魅力を解説するLIXILのイベント「TORAFU’s TILE LAB」が東京・大阪・名古屋で開催
トラフの鈴野浩一が最新プロジェクトとタイルの魅力を解説するLIXILのイベント「TORAFU’s TILE LAB」が東京・大阪・名古屋で開催

 
トラフの鈴野浩一が最新プロジェクトとタイルの魅力を解説するLIXILのイベント「TORAFU’s TILE LAB」が東京・大阪・名古屋で開催されます

トラフ建築設計事務所の鈴野浩一が最新プロジェクトとタイルの魅力を解説するLIXILのイベント「TORAFU’s TILE LAB」が東京・大阪・名古屋で開催されます。参加費無料・要事前申し込みです。講演後には懇親会も企画されています。
東京会場は、2019年2月14日に「渋谷ヒカリエホールB」で開催(東京会場の申込ページ)。
大阪会場は、2019年3月5日に「ブリーゼプラザ 小ホール」で開催(大阪会場の申込ページ)。
名古屋会場は、2019年3月13日に「ミライエ レクストハウスナゴヤ バンケットルーム」で開催(名古屋会場の申込ページ)。
タイムスケジュール等の詳細はリンク先でご確認ください。【ap・pr】

「DESIGNER’s TILE LAB」 – デザイナーのためのタイル研究所
それは、これまでに無いタイルを世界に送り出すとともに、それらを活用する場を、現場で活躍する建築家・デザイナーと一緒に、模索し生み出していこうとする、LIXILの新しい取り組みです。

2018年10月のローンチから「SUPER REAL」「HYBRID TEXTURE」「LIGHT & SHADE」「PLAYFUL COLORS」「YAKIMONO DIVERSITY」の5つのシリーズを展開し、大きな変革の時を迎えているタイルの新たな魅力を提案してきました。2019年は、さらにラインナップが増強され、そのデザインの世界は広がっていきます。

また、もう一つの柱である「建築家・デザイナーとのコミュニケーション」を生み出す取り組みとして、「DTL Communication Day」を2019年2月から東京・大阪・名古屋の三都市で開催することになりました。最前線のタイルとデザインを考える1日にぜひ足をお運びください。

ローンチイベントとなる今回のメインコンテンツは、世界的に活躍するトラフ建築設計事務所のタイルへの取り組みを紹介する「TORAFU’s TILE LAB」。トラフの鈴野浩一さんに、実際のプロジェクトを通して、素材としてのタイルの魅力とデザインのプロセスを解説していただきます。現在進行中のトラフの最新プロジェクトを、いち早く知ることができます。「TORAFU’s TILE LAB」の取材状況は、LIXIL DESIGNER’s TILE LABのWEBサイト内でも、順次紹介して行く予定ですので、ぜひチェックしてください。

ホンマタカシが監督した、ジェフリー・バワ設計のホテルを舞台にしたドキュメンタリーの放映と、西沢立衛の対談イベントが開催

ホンマタカシが監督した、ジェフリー・バワ設計のホテルを舞台にしたドキュメンタリーの放映と、西沢立衛の対談イベントが開催されます。開催日は2019年3月7日。場所はアテネ・フランセ文化センターです。こちらのポスターPDFによれば参加無料ですが整理検討が配布される可能性があるとの事。「“今の時代のニュードキュメンタリー”展 2019」というイベントの内のプログラムの一つです。

●17:30〜19:41
ホンマタカシ監督作品
「After 10 Years」(2016)101分
トロピカル・モダニズムの建築家ジェフリー・バワによる代表作、スリランカのヘリタンス・アフンガッラ・ホテル。内部と外部が仕切られることなく交流するように建てられた「場」が、そこで生活する人々に要請する行為(消費と労働と祈り)を、視るという行為が静かに浮かび上がらせていく。
★19:50〜20:50
対談 ホンマタカシ×西沢立衛
■特別映像上映予定

以下はドキュメンタリー映画の予告動画。

ル・コルビュジエの、国立西洋美術館で始まった建築展「絵画から建築へ―ピュリスムの時代」の会場写真
ル・コルビュジエの、国立西洋美術館で始まった建築展「絵画から建築へ―ピュリスムの時代」の会場写真 photo©japan-architects.com

ル・コルビュジエの、国立西洋美術館で始まった建築展「絵画から建築へ―ピュリスムの時代」の会場写真が、japan-architects.comに掲載されています

ル・コルビュジエの、国立西洋美術館で始まった建築展「絵画から建築へ―ピュリスムの時代」の会場写真が43枚、japan-architects.comに掲載されています。会期は2019年5月19日まで。
以下は展覧会公式の概要です。

20世紀建築の巨匠ル・コルビュジエ(1887-1965)が設計した国立西洋美術館本館は、2016年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。開館60周年を記念して開催される本展は、若きシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(ル・コルビュジエの本名)が故郷のスイスを離れ、芸術の中心地パリで「ピュリスム(純粋主義)」の運動を推進した時代に焦点をあて、絵画、建築、都市計画、出版、インテリア・デザインなど多方面にわたった約10年間の活動を振り返ります。

第一次大戦の終結直後の1918年末、ジャンヌレと画家アメデ・オザンファンは、機械文明の進歩に対応した「構築と総合」の芸術を唱えるピュリスムの運動を始めました。そして、絵画制作に取り組みながら新しい建築の創造をめざしたジャンヌレは、1920年代パリの美術界の先端を行く芸術家たちとの交流から大きな糧を得て、近代建築の旗手「ル・コルビュジエ」へと生まれ変わります。

本展はル・コルビュジエと彼の友人たちの美術作品約100点に、建築模型、出版物、映像など多数の資料を加えて構成されます。ル・コルビュジエが世に出た時代の精神を、彼自身が作り出した世界遺産建築の中で体感できる、またとない機会となるでしょう。

建築展「インポッシブル・アーキテクチャー」の会場動画

埼玉県立近代美術館での建築展「インポッシブル・アーキテクチャー」の会場動画です。こちらのページで会場写真を9枚見ることができます

以下は、展覧会公式の概要です。

 建築の歴史を振り返ると、完成に至らなかった素晴らしい構想や、あえて提案に留めた刺激的なアイディアが数多く存在しています。未来に向けて夢想した建築、技術的には可能であったにもかかわらず社会的な条件や制度によって実施できなかった建築、実現よりも既存の制度に対して批評精神を打ち出す点に主眼を置いた提案など、いわゆるアンビルト/未完の建築には、作者の夢や思考がより直接的に表現されているはずです。
 この展覧会は、20世紀以降の国外、国内のアンビルトの建築に焦点をあて、それらを仮に「インポッシブル・アーキテクチャー」と称しています。ここでの「インポッシブル」という言葉は、単に建築構想がラディカルで無理難題であるがゆえの「不可能」を意味しません。言うまでもなく、不可能に眼を向ければ、同時に可能性の境界を問うことにも繋がります。建築の不可能性に焦点をあてることによって、逆説的にも建築における極限の可能性や豊穣な潜在力が浮かび上がってくる-それこそが、この展覧会のねらいです。   
 約40人の建築家・美術家による「インポッシブル・アーキテクチャー」を、図面、模型、関連資料などを通して読み解きながら、未だ見ぬ新たな建築の姿を展望します。

主な出品予定作家(アルファベット順)
会田誠、安藤忠雄、アーキグラム、荒川修作+マドリン・ギンズ、ヤーコフ・チェルニホフ、ヨナ・フリードマン、藤本壮介、マーク・フォスター・ゲージ、ピエール・ジャン・ジルー、ザハ・ハディド・アーキテクツ+設計JV(日建設計、梓設計、日本設計、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン設計共同体)、ジョン・ヘイダック、ハンス・ホライン、石上純也、磯崎新、川喜田煉七郎、菊竹清訓、レム・コールハース、黒川紀章、ダニエル・リベスキンド、前川國男、カジミール・マレーヴィチ、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ、長倉威彦、コンスタン・ニーヴェンホイス、山口文象(岡村蚊象)、岡本太郎、セドリック・プライス、エットレ・ソットサス、スーパースタジオ、瀧澤眞弓、ウラジーミル・タトリン、ブルーノ・タウト、ジュゼッペ・テラーニ、山口晃、村田豊

スイスの建築家クリスト&ガンテンバインの建築展「スイス建築の表現手法」が東京と京都で開催

スイスの建築家クリスト&ガンテンバインの建築展「スイス建築の表現手法」が東京と京都で開催されます。東京会場はヒルサイドフォーラムにて2019年3月20日~31日会期中無休。京都会場は京都工芸繊維大学美術工芸資料館にて2019年4月4日~20日開催(閉廊:日曜)。東京では講演会+長谷川豪との対談、京都では講演会が行われるとの事。
この展覧会は、石田建太朗・平瀬有人・黒川智之・金野千恵・湯谷紘介・黒川彰というスイスとかかわりの深い建築家が設立した日瑞建築文化協会が企画しています。

クリスト&ガンテンバインは、スイス・バーゼルを代表する建築設計事務所です。彼らは形態の自立的な特性に興味を持ち、魅惑的な方法で古典と現代を調和させた画期的なプロジェクトを提示しています。彼らの触覚的なアプローチは、思いのほかデリケートでありながら多角的な方法によって素材の探求を行っています。

エマニュエル・クリストとクリストフ・ガンテンバインによって1998年に設立された設計事務所には60人の建築家がおり、受賞歴のあるチューリッヒのスイス国立博物館とバーゼル州立美術館の大規模な改修と増築は、彼らの文化施設を手がける建築家としての地位を固めました。パリやミュンヘンの集合住宅、バーゼルの複合オフィスビル、チューリッヒのリンツ・チョコレート・コンピテンシー・センター、あるいはコンペで獲得したばかりのチューリッヒの大学病院増築など、アプローチの柔軟性とさまざまな機能や場所への興味が窺えます。

1998年にスイス連邦工科大学チューリッヒ校を卒業して以来、エマニュエル・クリストとクリストフ・ガンテンバインはスイス連邦工科大学スタジオバーゼル(2000-05)、メンドリジオ建築アカデミー(2004/2006/2009)、オスロ建築デザイン大学(2008)、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(2010-15)で教鞭をとってきました。この後半の研究は2つのモノグラフ「Typology」(Park Books, 2012, 2015)にまとまっています。ハーバード大学(2015-17)で教えたのち、彼らは現在スイス連邦工科大学チューリッヒ校教授をつとめています。

エマニュエル・クリストとクリストフ・ガンテンバインは、2018年にDeezenから優れた作品群とその作品紹介において”Architect of the Year“ 賞を受賞。その他の受賞としては、2018年Wieneberger Brick賞、2017年にDesign Miami / Panerai Visionary賞、the best architect 18金賞(2017年)、Best of the Best金賞(2016年)、スイス鉄骨建築賞・アシエ賞(2014)などがあります。

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