

阿野太一の撮影による「瀬戸現代美術展2019」です。会期は2019年10月14日まで。展覧会の公式サイトはこちら。
「せともの(瀬戸物)」という言葉とともに古くから窯業の街として知られてきた愛知県瀬戸市。この街には近年、陶芸家に限らず多くのアーティストたちが移り住んできています。
その背景にあるのは窯業関連の工房や倉庫をアトリエとして転用できたことですが、この変化は同時に「ものづくりの街」という伝統の持続でもあります。その「変化と持続」とはどのようなものか、瀬戸ゆかりのアーティストによる作品を通じて探っていこうという展覧会です。会場となる瀬戸サイトは、日本で唯一の国立陶磁器試験所として瀬戸を中心とする陶磁器業界の発展に深く関わってきた旧名古屋工業技術試験所瀬戸分室。この瀬戸の歴史を象徴するとも言える場所で、街の過去と未来をつなごうとする時、どのような風景が広がって見えるでしょうか。












