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アーキヴィジョンによる京都の「レイモンド向日保育園」の写真

アーキヴィジョンのウェブサイトに京都の「レイモンド向日保育園」の写真が掲載されています

アーキヴィジョンのウェブサイトに京都の「レイモンド向日保育園」の写真が15枚掲載されています。

「都市型の保育園」
京都府の住宅が密集している環境に建つ都市型の保育園である。
敷地の広さが限られているため、園舎と園庭を地上に配置しては
どちらも十分な広がりを確保することができない。
そこで、「平屋建ての園舎と屋上園庭」という構成の可能性を追求した。
結果、トップライトによる採光や高い天井高を確保し
広がりのある園舎と明るく広い園庭が実現した。
「光の家」 と 「小さな村」
保育室に、子供達が自分の家のように感じる「光の家」を配置した。
「光の家」は全て形・色・天窓の方向が異なり
保育室の中で特別な場所となる。
天窓からの光は季節や時間によって変化し
そのことに子供達が自ら気付き、仲間にそれを伝えることから
新しい遊びが生まれる。
それは観察力と感受性、そしてコミュニケーション能力を育てる空間である。
「光の家」は屋上にもその姿を現し
小さな家が芝生の上に並ぶ 「小さな村」 をイメージする園庭を構成する。
ここで子供達は 「小さな村」 の住人となり
家と家の間を走り回っては、階下の保育室を覗く家、新幹線の見える窓など
それぞれにお気に入りの場所を見つけては時間を過ごす。
「空の家」と「小さな村」はそれ自体が遊具であり新しい遊びを想像する保育空間となる。

ビアーマン・ヘンケットによるオランダ・ズヴォレの博物館の増築の写真

ビアーマン・ヘンケットによるオランダ・ズヴォレの博物館の増築の写真がdezeenに掲載されています

ビアーマン・ヘンケットによるオランダ・ズヴォレの博物館の増築の写真と図面が25枚、dezeenに掲載されています。

idAによるスイス・グリューニゲンの植物園の温室の写真 川辺直哉による鎌倉の「鎌倉極楽寺の住宅」の写真

川辺直哉のウェブサイトに鎌倉の「鎌倉極楽寺の住宅」の写真が掲載されています

川辺直哉のウェブサイトに鎌倉の「鎌倉極楽寺の住宅」の写真が13枚掲載されています。

鎌倉駅から江ノ電で住宅地の中を5分ほど揺られ、木々に覆われた小さなトンネルを抜けると、山に囲まれた緑の多い場所に出る。駅を降りてしばらくは平坦な道が続き、傾斜にそって切り開かれた谷のような急な坂道を上っていくと敷地が見えてくる。前面道路は行き止まりなので交通は殆ど無く、潮の香りと風向きによってかすかに聞こえる波の音が五感を刺激する。そんな場所である。初めて訪れたとき、しっとりとした地面から連続的に繋がる斜面と緑、背伸びをすると見えそうな海に思いを巡らせ、この地形や風景と関わりをもちながら、離れた海ともつながるような建築をつくりたいと考えた。建築の構成は、高さの異なる平面的にほぼ同じ大きさの2つのハコが、角度をもちながらすき間をはさんで配置され、低い屋根によって繋がれている。内部はワンルームのように連続しているが、天井高さや開口の位置と大きさ、空間のプロポーションなどのスケールを、周辺環境との関わりを意識しながら操作することで緩やかに分節されている。低いハコはエントランスから北側の庭へと連続する土間の床をもつ平屋。天井を高くして開口の高さを抑えることで地面を意識する場所になり、北側の庭を介して隣家の紅葉や木々の隙間の先に続く坂道との関係がつくられる。天井を抑えた接続部分を介して繋がれた高いハコは、対照的に背伸びしたようなプロポーションで、地面から切り離された2階の床にフローリングが敷かれている。海側に開けた天井いっぱいの開口を通して、屋根の連なりの先にある海を意識しながら、北側の山の緑も風景として取り込むことができる。2階から連続する低いハコの屋上は更に高い場所で、山の緑に囲まれ空に開けた場所になっている。

藤本壮介による「outlook tower」の画像 愛知県長久手市が「公園西駅周辺公共空間デザインアイデアコンペ」の参加者を募集中。個人でも応募可。

愛知県長久手市が「公園西駅周辺公共空間デザインアイデアコンペ」の参加者を募集中しています

愛知県長久手市が「公園西駅周辺公共空間デザインアイデアコンペ」の参加者を募集中しています。個人でも応募ができます。最優秀賞に選ばれた場合、「デザイン責任者」として、本市が別途委託する詳細設計業務の受託者と協働し実施レベルの提案をまとめて行く事になるそうです。隣接する敷地にはイケアの出店も予定されているんだとか。

 長久手市では、東部丘陵線(リニモ)「公園西駅」周辺約20.6ヘクタールで本市が施行する公園西駅周辺土地区画整理事業によって新たに進めるまちづくりを、本市の様々な地区における環境配慮型まちづくりのモデルとして位置付け、環境配慮型まちづくりのモデル確立と持続可能な都市経営基盤の確立を目指し、平成25年5月に『公園西駅周辺環境配慮型まちづくり基本計画』を策定しました。
 この土地区画整理事業によって生み出される公共空間(道路、駅前広場、調整池、公園、香流川沿岸緑地)を対象に「公園西駅周辺公共空間デザインアイデアコンペ」を実施し、環境に配慮した質の高い公共空間づくりのアイデアを募集するものです。
 書類審査による1次審査とプレゼンテーションによる2次審査を経て、最優秀デザインアイデアを選定します。
 最優秀デザインアイデアの提案者は、「デザイン責任者」として、本市が別途委託する詳細設計業務の受託者と協働し、構造や費用等について検討した上で、実現性を高めたデザインプランを作成していただきます。

先週の注目トピックス[期間:2013/10/21-2013/10/27]

アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2013/10/21-2013/10/27)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、篠崎弘之建築設計事務所が設計した宇都宮の住宅「House I」のオープンハウスが開催[2013/10/27]
2,064 views

2、米澤隆による岐阜県関市の住宅「福田邸」のオープンハウスが開催[2013/10/26・27]
2,016 views

3、タトアーキテクツ / 島田陽建築設計事務所による大阪の住宅「石切の住居」の写真
1,976 views

4、新富山県立近代美術館(仮称)新築工事基本設計プロポーザルが開催
1,782 views

5、山田紗子による香川県三豊市の「港のロープハウス」の写真
1,621 views

6、タトアーキテクツ / 島田陽建築設計事務所による神戸のデンタル・クリニックの写真
1,597 views

7、中山英之がジュエリーブランド「二―シング」とコラボしたリングを展示。岡田栄造とのトークショーも。
1,567 views

8、大阪市が「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」を選定・発表
1,459 views

9、dezeenによる、建築CG画像作成のプロのピーター・ガスリーへのインタビューと、その作品画像
1,301 views

10、組織設計の若手設計者を対象としたアワード「第三回鈴木禎次賞」の審査結果
1,245 views

11、バンクシ―のNYでのゲリラ的作品発表について、市長が否定的見解を表明
1,179 views

12、五輪相が新国立競技場の規模を縮小する方針を表明。建設費の問題で。
1,142 views

13、千葉学、トラフ建築設計、永山祐子、納谷建築設計、マウントフジアーキテクツによる展覧会「5組の建築家と考える “新しい境界” とエクステリアデザイン」の会場写真
1,124 views

14、宮崎県日向市新庁舎建設設計プロポーザルの参加者を募集中
1,110 views

15、滋賀県が県立近代美術館を改修、新館を建設へ。14年度に設計プロポーザルを実施。
1,057 views

16、明治大学 I-AUDの連続レクチャー「OLYMPIC AND THE CITY」が開催。槇文彦、田根剛、山梨知彦らが登壇。
993 views

17、スペイン郊外にスタジオ・ムンバイや藤本壮介・TNAなど8組の建築家がセカンドハウスを設計する「 SOLOHOUSES」プロジェクトの、ペゾ・フォン・エルリッヒスハウゼン担当の住宅が完成。
957 views

18、吉岡徳仁の東京現代美術館での展覧会「クリスタライズ」の会場写真など
940 views

19、浮気保育園園舎設計コンペの一次審査結果が発表。平田晃久・藤本壮介など5組が選定
922 views

20、早稲田大学建築学科の嘉納成男教授が企業と共同でレーザースキャナーによる既存建物の3次元CAD図を作成する技術を確立
901 views


過去の注目トピックス
[2013/10/14-2013/10/20]の注目トピックス
[2013/9/29-2013/10/6]の注目トピックス
[2013/9/29-2013/10/6]の注目トピックス

オンデザインが自身のオフィスを公開するオープンスタジオを開催。[2013/11/1・2]

オンデザインが自身のオフィスを公開するオープンスタジオを開催するそうです

オンデザインが自身のオフィスを公開するオープンスタジオを開催するそうです。開催日は2013年11月1日・2日。

11月1日(金)、2日(土)の2日間、オンデザインの仕事場であるオフィスを公開します。

これは横浜の関内・関外エリアに拠点を構える建築家、デザイナー、アーティスト、広告、web等のクリエーターの仕事場を公開し(歩ける範囲で、今年は44拠点も公開!)、普段なかなか触れる機会のない彼らの日常を垣間みようという横浜の市民公開型イベントです。
オンデザインもこのイベントのためにオフィスを公開し、設計の現場や進行中プロジェクトの模型やプレゼンテーションブック等をお披露目します。

オンデザインの入居しているビルには、デザイナーやアーティストなどが18組入居しており、2日午後はそれぞれの仕事場を解説付きで廻るツアー企画もあります。(2日16時のツアーは西田が解説します)
是非、この機会に横浜にいらして頂き、オンデザインの日常に触れてみて下さい。

(概要)
オンデザイン仕事場公開(オープンスタジオ)
11月1日(金)17時~21時
11月2日(土)13時~19時

アクセス
http://www.ondesign.co.jp/map/
関内外オープン イベントホームページ
http://yokohama-sozokaiwai.jp/kannaigai

新国立競技場への巨大さや建設費への批判に対する日本スポーツ振興センターによる回答

新国立競技場への巨大さや建設費への批判に対する日本スポーツ振興センターによる回答などを紹介しているニュース記事が建設通信新聞のウェブサイトに掲載されています

新国立競技場への巨大さや建設費への批判に対する日本スポーツ振興センターによる回答などを紹介しているニュース記事が建設通信新聞のウェブサイトに掲載されています。

伊東豊雄・監修、平田晃久・空間構成によるインスタレーション「amazing flow」が日本初公開

伊東豊雄・監修、平田晃久・空間構成によるインスタレーション「amazing flow」が日本初公開されます

伊東豊雄・監修、平田晃久・空間構成によるインスタレーション「amazing flow」が日本初公開されます。会期は、2013年10月26日~11月4日。会場は、明治神宮外苑 / 絵画館前中央広場。「amazing flow」はMILAN DESIGN WEEKで発表されたLEXUSのためのインスタレーションです。

コンセプト- amazing flow –
「流れ」という視点でデザインを捉えると、「車」や「人」、「風」、「水」、「生物」がみな互いにつながっていることがわかります。地面の上を移動するのは車や人だけではありません。気が遠くなるほどの長い年月を経て、地球の表面までもが流れの中でカタチを変えていくのです。都市もその流れの一部であり、人間の身体もさまざまな小さな流れによって構成される集合体です。

今回の展示では、自然界の「流れ」からインスピレーションを受けたダイナミックな空間が表現されました。自然と人間が融合し、未来へと生命の流れを紡いでいく様を来場者の皆様に体験していただきました。

インスタレーション構成
約330m2の空間に浮かび上がるのは、自然界の「流れ」である風から生まれた変幻自在な道。来場者はその流れと一体化しつつ、未来環境を彷彿とさせる天然木のインスタレーションを回遊します。

風の流れ
自然
5.5メートルの高さに達する大型インスタレーション。
光に満ちたミスト(霧状の水)と巨大なファンにより、視覚と触覚で「flow-流れ-」を体感します。

ユルゲン・マイヤー・Hらによるベルギー・ハッセルトの裁判所の写真

ユルゲン・マイヤー・Hらによるベルギー・ハッセルトの裁判所の写真がarchdailyに掲載されています

ユルゲン・マイヤー・Hらが設計したベルギー・ハッセルトの裁判所の写真が36枚、archdailyに掲載されています。

中山英之がジュエリーブランド「ニーシング」とコラボしたリングの写真と、その展示風景の写真

中山英之がジュエリーブランド「ニーシング」とコラボしたリングの写真と、その展示風景の写真がjikuに掲載されています

中山英之がジュエリーブランド「ニーシング」とコラボしたリングの写真と、その展示風景の写真が6枚、jikuに掲載されています。このリングは、青山のニーシング東京にて2013年10月24日(木)〜11月10日(日)の期間展示中。

1873年にドイツで創業したバウハウスの流れを汲むコンテンポラリージュエラー Niessing(ニーシング)が、注目の若手建築家 中山英之氏とコラボレーションします。絵や文字をリングの表面に施すことのできるNIESSINGのジュエリー[Graffiti / グラフィティ]のために、中山氏が2種類のスケッチを描き下ろしました。手描きのスケッチから新しい建築を生み出し続ける中山氏による、リング表面に広がる微小かつ広大な風景にご期待ください。
あわせて、今回は中山氏の建築模型3点にニーシングジュエリーを展示。
2013年秋の東京のデザインイベント期間、「Niessing Tokyo(ニーシング東京)」が中山英之氏の世界で彩られます。
ディレクター: 岡田栄造(S&O DESIGN株式会社)
 
グラフィティリング by 建築家・中山英之
会期 2013年10月24日(木)〜11月10日(日) 11:00-19:30 水曜定休(11月2日は18:00閉店)
会場 ニーシング東京
(via niessing.jp)

TOTOギャラリー間での展覧会「ARCHITECTURE FOR DOGS – 犬のための建築展」の会場写真

TOTOギャラリー間での展覧会「ARCHITECTURE FOR DOGS – 犬のための建築展」の会場写真がjapan-architects.comに掲載されています

TOTOギャラリー間での展覧会「ARCHITECTURE FOR DOGS – 犬のための建築展」の会場写真が24枚、japan-architects.comに掲載されています。

坂茂の講演会「作品づくりと社会貢献の両立を目指して(木造最新作紹介)」などが開催[2013/11/23]

sakashigeru-lecture

坂茂の講演会「作品づくりと社会貢献の両立を目指して(木造最新作紹介)」などが開催されます。開催日は2013年11月23日。要事前申し込み。

近年、今までに経験したことがない異常気象が頻発しており、地球温暖化がいよいよ顕在化してきたのではないかと懸念される。今後は温暖化対策として、ゼロエネルギー建築やプラスエナジー建築が急速に普及するだろう。しかし、たとえプラスエナジー建築と言えども、建設時には多量の温室効果ガスを発生させるため、温暖化対策が短期的には温暖化を促進することになりかねない。直近の30年の温室効果ガス排出抑制が重要と言われる中で、我々は大きなジレンマ抱えている。しかし、唯一木造建築だけがこの問題を緩和できる。成長が終わった巨木を伐採して建築に使えば、樹木が体内に蓄えた炭素を建築の寿命の期間だけ固定して、地球の炭素循環にモラトリアムを作り出せる。そして伐採した場所に苗を植えれば、成長期の若木が効果的に二酸化炭素を固定してくれる。近年世界各国で様々な木造建築の開発・普及が行われているが、環境性能に偏重して、建築の文化面の議論がやや低調である。今回は、木材や紙などのエコマテリアルを自在に使って世界で活躍する坂茂さんに、環境対策や社会貢献とデザイン性のお話を伺うと共に、木材の基礎知識について、平川泰彦さんにお話しをいただく。

詳細は以下でご確認ください。

槇文彦に文化功労者に選ばれています スペイン郊外にスタジオ・ムンバイや藤本壮介・TNAなど8組の建築家がセカンドハウスを設計する「 SOLOHOUSES」プロジェクトの、ペゾ・フォン・エルリッヒスハウゼン担当の住宅が完成。

スペイン郊外にスタジオ・ムンバイや藤本壮介・TNAなど8組の建築家がセカンドハウスを設計する「 SOLOHOUSES」プロジェクトの、ペゾ・フォン・エルリッヒスハウゼン担当の住宅が完成しています

スペイン郊外にスタジオ・ムンバイや藤本壮介・TNAなど8組の建築家がセカンドハウスを設計する「 SOLOHOUSES」プロジェクトの、ペゾ・フォン・エルリッヒスハウゼン担当の住宅が完成しています。リンク先に写真が17枚掲載されています。公式サイトでは、各建築家の提案の画像が見られます

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