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ベカ&ルモワンヌが、2022年11月にコロンビア大学で行った講演の動画。OMA設計の住宅の家政婦や、東京をドライブする西沢立衛に注目したドキュメンタリー映像の制作で知られる

ベカ&ルモワンヌが、2022年11月14日にコロンビア大学で行った講演の動画です。OMA設計の住宅の家政婦や、東京をドライブする西沢立衛に注目したドキュメンタリー映像の制作で知られる映像作家です。

以下に代表的な作品の予告編を掲載します。

【ap job更新】 組織設立30年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」が、建築設計監理のスタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 組織設立30年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」が、建築設計監理のスタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 組織設立30年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」が、建築設計監理のスタッフ(経験者)を募集中Minn 上野-ホテルロビー

組織設立30年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」の、建築設計監理のスタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

私たちは組織設立30年の意匠設計事務所です。

共同住宅、福祉施設、教育施設をメインとしつつ、銀座久兵衛の数寄屋建築や京都の町家風商業施設まで多岐にわたる設計活動をしております。また、マンション・デザイン監修の依頼も多数あり、評価いただいております。BCS賞はじめグッドデザイン賞も多数受賞。その他数々の建築に関する賞もいただいております。

私たちは、建物単体のデザインではなく「使う方・周辺の方々の環境を作り出す使命がある」との理念の基、社名を「環境設計」とさせていただきました。

プロジェクトに対して企画から竣工まで一貫して携わっていただくことを基本とし、模型をたくさん作り、CGも多用してプレゼンを行い継続的に担当していただくので、多くを身に着けることができます。

最初は先輩スタッフとペアとなり一連の流れを覚えていただきます。慣れてきましたら、プロジェクトのスタートから竣工までを主担当として携わっていただきます。

昨年、事務所の改修をおこないました。見通しの良いオープン・スペースの中で、一人当たり1畳分のデスクを確保しております。フリーアドレスですので、その日の仕事内容に合わせて場所が選択できます。ガラス・スクリーンを通して竹林と数寄屋門の景色を眺めながら業務をしていただけます。

私たちと一緒に幅広い視野を養いながら、環境造りに取り組んでいきませんか!
応募をお待ちしております。

おかげさまで新卒の方は採用が決定しました。今回の延長掲載については、実務経験者の採用を希望しております!!。

江上史恭 / FUMI EGAMI ARCHITECTsによる、熊本市の住宅「床と大地の余地」。慣れ親しむ地域で土地を探し計画。住み続ける意味を求め、エリアを特徴づける“遺跡”の文脈を見出して建物下の“地面に開き大地とつながる空間”を考案。人と植物や小動物との共存関係も生み出す
江上史恭 / FUMI EGAMI ARCHITECTsによる、熊本市の住宅「床と大地の余地」。慣れ親しむ地域で土地を探し計画。住み続ける意味を求め、エリアを特徴づける“遺跡”の文脈を見出して建物下の“地面に開き大地とつながる空間”を考案。人と植物や小動物との共存関係も生み出す photo©Yousuke Harigane
江上史恭 / FUMI EGAMI ARCHITECTsによる、熊本市の住宅「床と大地の余地」。慣れ親しむ地域で土地を探し計画。住み続ける意味を求め、エリアを特徴づける“遺跡”の文脈を見出して建物下の“地面に開き大地とつながる空間”を考案。人と植物や小動物との共存関係も生み出す photo©Yousuke Harigane
江上史恭 / FUMI EGAMI ARCHITECTsによる、熊本市の住宅「床と大地の余地」。慣れ親しむ地域で土地を探し計画。住み続ける意味を求め、エリアを特徴づける“遺跡”の文脈を見出して建物下の“地面に開き大地とつながる空間”を考案。人と植物や小動物との共存関係も生み出す photo©Yousuke Harigane
江上史恭 / FUMI EGAMI ARCHITECTsによる、熊本市の住宅「床と大地の余地」。慣れ親しむ地域で土地を探し計画。住み続ける意味を求め、エリアを特徴づける“遺跡”の文脈を見出して建物下の“地面に開き大地とつながる空間”を考案。人と植物や小動物との共存関係も生み出す photo©Yousuke Harigane

江上史恭 / FUMI EGAMI ARCHITECTsが設計した、熊本市の住宅「床と大地の余地」です。
施主が慣れ親しむ地域で土地を探し計画されました。建築家は、同じ場所に住み続ける意味を求め、エリアを特徴づける“遺跡”の文脈を見出して建物下の“地面に開き大地とつながる空間”を考案しました。また、人と植物や小動物との共存関係も生み出す事も意図されました。

本敷地のすぐ近くに住んでいた50代夫婦の家を設計することになった。
慣れ親しんだ地域から離れたくないという意識から同じ地区で土地を探した。

施主の土地探しの意向に加えて、同じ地域で住むことの意味として生活の中に新たな発見がないかと、この地域のコンテクストも同時に探った結果、小山遺跡という平安時代の遺跡が出土する地域であることや、古墳がすぐ近くに点在する地域であった。

建築家によるテキストより

この地区は設計者の育った地域でもあり、小学生の時に古墳のある公園へ遠足に行っていたほど身近なものであった。その遺跡という事物ではなく、人工物が自然へと化すその時間の中に住人の身を置くことができないかと考えた。

施主が新たな住処で過去や未来を想像したり、地面やそこに生える草、吹き込む風や時間の経過を感じられる「地面に開き、大地とつながる空間」を考えた。

建築家によるテキストより

5つの独立べた基礎のうち2つは内部に高低差のある空間を生み出す。さらに一般的な分譲地では塀や内部のカーテンなどによる目隠しを行わない限り、外部に開きづらい隣地間隔や配置になっていることが多い。本計画では地面へ向かう窓によって、内(地面)に開くというスタンスをとった。大きな窓はあるものの低重心な窓配置により、内向きな窓とし、洞窟のような内部空間となっている。

建築家によるテキストより
重名秀紀 / studio junaによる、岡山市の飲食店「parc」。“浦辺鎮太郎”の建物を改修。原設計への回帰と敬意を込めた意匠を目指し、以前の痕跡を撤去して様々な浦辺建築の要素を“サンプリング”した設計を志向。新旧の時間差を超えた一体感を作る
重名秀紀 / studio junaによる、岡山市の飲食店「parc」。“浦辺鎮太郎”の建物を改修。原設計への回帰と敬意を込めた意匠を目指し、以前の痕跡を撤去して様々な浦辺建築の要素を“サンプリング”した設計を志向。新旧の時間差を超えた一体感を作る photo©しんめんもく 後藤健治
重名秀紀 / studio junaによる、岡山市の飲食店「parc」。“浦辺鎮太郎”の建物を改修。原設計への回帰と敬意を込めた意匠を目指し、以前の痕跡を撤去して様々な浦辺建築の要素を“サンプリング”した設計を志向。新旧の時間差を超えた一体感を作る photo©しんめんもく 後藤健治
重名秀紀 / studio junaによる、岡山市の飲食店「parc」。“浦辺鎮太郎”の建物を改修。原設計への回帰と敬意を込めた意匠を目指し、以前の痕跡を撤去して様々な浦辺建築の要素を“サンプリング”した設計を志向。新旧の時間差を超えた一体感を作る photo©しんめんもく 後藤健治

重名秀紀 / studio junaが設計した、岡山市の飲食店「parc」です。
バラ園に隣接する“浦辺鎮太郎”の建物を改修する計画です。建築家は、原設計への回帰と敬意を込めた意匠を目指し、以前の痕跡を撤去して様々な浦辺建築の要素を“サンプリング”した設計を志向しました。また、新旧の時間差を超えた一体感を作る事が意図されました。店舗の公式サイトはこちら

RSKバラ園は岡山市北区にあるラジオ送信所の用地を利用した施設で、有料のバラ園に隣接する出入り自由な芝生広場には浦辺鎮太郎の設計により1974年に竣工した「RSKバラ園レストハウス」がある。

そういえばバラ園におもしろい建物があったなという記憶はあったが、それが浦辺の設計であると知ったのは2019年に倉敷アイビースクエアで行われた展覧会「建築家 浦辺鎮太郎の仕事」を見に行ったときであった。図録巻末の作品年表に小さな文字で「RSKバラ園レストハウス」の記載を見つけた。

建築家によるテキストより

2022年1月、フレンチレストラン「ポンヌフ」から「RSKバラ園レストハウス」でカフェを開きたいという相談を受け、改めて現地を訪れた。丘のような形状の建物は屋根の傾斜がそのまま内部空間にあらわれ、広場に向かってハの字型に開いた壁が天井の高低差を強調していた。その壁に沿って伸びる階段と、縦長の窓から差し込む光は美しく、煉瓦色の床タイルや木材の使い方からは浦辺らしさが感じ取れた。

とても魅力的な空間であったが、竣工から約50年の間に何度か改修が行われているようであった。蕎麦屋や食堂としても使われていたことから、入口には和風の庇や格子がつけられていたり、ファミレスのようなボックス席が作られていたりと、浦辺の建物とちぐはぐな部分も見られた。

建築家によるテキストより

「なるべく何もせず、オリジナルの状態(オリジナルであろう状態)に戻す」ということを一番に目指した。カフェの機能として新しく計画する部分は「sampling」をテーマに計画した。サンプリングとはhiphopなどの音楽ジャンルで用いられる、既存の曲や音源の一部を採取し、再構築して新たな楽曲を製作する技法である。浦辺鎮太郎の意匠や周辺環境から要素をサンプリングし、リスペクトを込めて「RSKバラ園レストハウス」をリミックスすることでこの計画へのアンサーとした。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 木造の技術力を武器とし、“丁寧なモノづくり”を強みとする「株式会社 今川建築設計」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と事務スタッフを募集中
【ap job更新】 木造の技術力を武器とし、“丁寧なモノづくり”を強みとする「株式会社 今川建築設計」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と事務スタッフを募集中
【ap job更新】 木造の技術力を武器とし、“丁寧なモノづくり”を強みとする「株式会社 今川建築設計」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と事務スタッフを募集中鞆てらす

木造の技術力を武器とし、“丁寧なモノづくり”を強みとする「株式会社 今川建築設計」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と事務スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社今川建築設計では、一級建築士、設備設計一級建築士、実務経験がある設計スタッフ及び2023年入社新卒を募集しております。

私たちは広島県東部を中心に、住宅、店舗、公共施設、教育施設など、地域材を使った本物志向の建築設計・監理を幅広く行っております。地域と共に進めるプロジェクトや、プロポーザルにも積極的に参加し、24年間の実績によるブランド力と木造建築の技術力を武器に、現場に厳しく「丁寧なモノづくり」「質の高いモノづくり」を特色とした、心に響く建築を目指しています。

エフピコアリーナ・鞆てらすなど、福山市を代表する建築物も多数手がけています。
よろしければホームページもご覧ください
https://www.imagawa-architect.com/architect

多様なプロジェクトの企画・検討段階から実施設計、行政手続、現場監理、記録・広報、定期点検まで一貫して取り組むことができます。多くの知識を習得し、実践的な経験を積むことは、確実にステップアップに繋がります。幅広く活躍できる環境で、新たなキャリアを築きませんか。

新卒者、第二新卒者だけでなく、現在都会で働いている方の、Uターン、Jターン、Iターンも歓迎します。

小林宏輔 / KOKO+による、神奈川・相模原市の「東林間のアパート」。郊外の木造賃貸集合住宅。長期の安定した入居者確保を目指し、意匠での“競争力”を意図して特徴的な外観が多様な居場所も作る建築を考案。防耐火性能を満たして軒裏と天井の木架構の現しも実現
小林宏輔 / KOKO+による、神奈川・相模原市の「東林間のアパート」。郊外の木造賃貸集合住宅。長期の安定した入居者確保を目指し、意匠での“競争力”を意図して特徴的な外観が多様な居場所も作る建築を考案。防耐火性能を満たして軒裏と天井の木架構の現しも実現 photo©KOKO+
小林宏輔 / KOKO+による、神奈川・相模原市の「東林間のアパート」。郊外の木造賃貸集合住宅。長期の安定した入居者確保を目指し、意匠での“競争力”を意図して特徴的な外観が多様な居場所も作る建築を考案。防耐火性能を満たして軒裏と天井の木架構の現しも実現1階、101の住戸 photo©KOKO+
小林宏輔 / KOKO+による、神奈川・相模原市の「東林間のアパート」。郊外の木造賃貸集合住宅。長期の安定した入居者確保を目指し、意匠での“競争力”を意図して特徴的な外観が多様な居場所も作る建築を考案。防耐火性能を満たして軒裏と天井の木架構の現しも実現2階、202の住戸 photo©KOKO+

小林宏輔 / KOKO+が設計した、神奈川・相模原市の「東林間のアパート [CASA FORESTA]」です。
郊外の木造賃貸集合住宅です。建築家は、長期の安定した入居者確保を目指し、意匠での“競争力”を意図して特徴的な外観が多様な居場所も作る建築を考案しました。また、防耐火性能を満たして軒裏と天井の木架構の現しも実現されています。

郊外の木造賃貸アパート計画。

計画地は最寄り駅から徒歩3分・南を跨いだ二面接道・北側隣地の借景に臨む等、利便性や日照などの住環境において申し分ないロケーションに位置する。事業主の融資可能額の検討を経て、外壁面を小さくしてコストを抑えるべく、木造の片廊下型アパートという条件のもとで設計がスタートした。

建築家によるテキストより

ただし一般的な木造アパートを計画しても、長期的に建築物の魅力を維持し安定した入居者の確保を図ることは難しい。
そこで主要採光面であり前面道路からの顔になるバルコニーに特徴を与え、デザインによる競争力や比較優位性を担保することを考えた。

構造設計者の提案により、耐力壁をバルコニーの外側に出すことで、立面としての「意匠」・耐力壁としての「構造」・目隠しとしての「機能」を兼ねた境界面が構成された。バルコニーに接する全面にサッシを纏わせて、二層の境界面が室内外の間に多様な関係性を生み、それに応じて住まい手が居場所を選択できる環境をつくりだした。

建築家によるテキストより

本建築物は準防火地域における一定規模の共同住宅であるため、外壁及び軒裏の防火構造・内壁及び天井の内装制限に適合させる必要があった。近年新しく追加された告示を用いて計画することで、軒裏・天井を木架構のあらわしとできる制限の緩和を受けた。

建築家によるテキストより
ギャラリー・間の2023年5月以降の展覧会情報が公開。ドットアーキテクツ、西澤徹夫、能作文徳+常山未央の展示を開催
ギャラリー・間の2023年5月以降の展覧会情報が公開。ドットアーキテクツ、西澤徹夫、能作文徳+常山未央の展示を開催 photo©architecturephoto

TOTOギャラリー・間の2023年5月以降の展覧会情報が公開されています。ドットアーキテクツ西澤徹夫能作文徳常山未央の展示を開催予定です。

トラフ建築設計事務所による、岐阜のショールーム「関ヶ原石材 Strad. Stone Gallery」。石材企業の為の天然石の展示施設。多彩な表情を持つ石を“鑑賞”する場として、体験の中で“原石から製品へと加工される過程”を想起させる空間を考案。加工場と直結し調達・加工・施工も集約
トラフ建築設計事務所による、岐阜のショールーム「関ヶ原石材 Strad. Stone Gallery」。石材企業の為の天然石の展示施設。多彩な表情を持つ石を“鑑賞”する場として、体験の中で“原石から製品へと加工される過程”を想起させる空間を考案。加工場と直結し調達・加工・施工も集約 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、岐阜のショールーム「関ヶ原石材 Strad. Stone Gallery」。石材企業の為の天然石の展示施設。多彩な表情を持つ石を“鑑賞”する場として、体験の中で“原石から製品へと加工される過程”を想起させる空間を考案。加工場と直結し調達・加工・施工も集約 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、岐阜のショールーム「関ヶ原石材 Strad. Stone Gallery」。石材企業の為の天然石の展示施設。多彩な表情を持つ石を“鑑賞”する場として、体験の中で“原石から製品へと加工される過程”を想起させる空間を考案。加工場と直結し調達・加工・施工も集約 photo©阿野太一

トラフ建築設計事務所が設計した、岐阜・不破郡のショールーム「関ヶ原石材 Strad. Stone Gallery」です。
石材企業の為に計画された天然石の展示施設です。建築家は、多彩な表情を持つ石を“鑑賞”する場として、体験の中で“原石から製品へと加工される過程”を想起させる空間を考案しました。また、加工場と直結し調達・加工・施工も集約されています。施主企業の公式サイトはこちら

岐阜県関ヶ原に広大な敷地を持つ老舗の石材メーカー、関ヶ原石材の新たなブランディングに伴うショールーム新設計画を手掛けた。
世界中から独自調達された天然石のコレクションを「Strad.」として新たにブランド化。ショールームはブランドの石材を一同に取り揃える専用ギャラリーとなる。

建築家によるテキストより

運搬用のクレーンも残る既存工場を改装して作られた本ギャラリーは総面積909㎡、72種類の天然石板材を陳列可能なスペースを有する。ギャラリー正面では、敷地内に積まれた巨大な原石から着想した、整形されていない石の塊を積み上げたゲートが来客を迎える。

ゲートをくぐると、多彩な表情を持つ天然石をアートのように鑑賞できる空間が広がる。原石のブロックによるゲート、一面だけ鏡面に磨かれたモニュメント、加工原版のギャラリー、と原石から製品へと加工されていく過程を想起させるような構成とした。

建築家によるテキストより

無加工の原石の力強さ、素朴さを感じられる一方で、加工によって生み出される多彩な表情とのコントラストが感じられる。FRPとガラスで構成されたファサードにはひと際存在感を放つ積み上げられたブロックが幻想的に浮かび上がる。

ギャラリーは加工工場に直結しており、材料調達から加工、施工までをワンストップで行うことができる。

建築家によるテキストより
ファラによる、ポルトガル・ポルトのオフィス「dim cloud」。無頓着な空間を生れ変らせる計画。既存を解体して柱の仕上げを剥がし、新たな壁と天井として“複雑な面”を導入。引用された“水無瀬のランプ”が等間隔に配置され空間にきらめきを与える
ファラによる、ポルトガル・ポルトのオフィス「dim cloud」。無頓着な空間を生れ変らせる計画。既存を解体して柱の仕上げを剥がし、新たな壁と天井として“複雑な面”を導入。引用された“水無瀬のランプ”が等間隔に配置され空間にきらめきを与える photo©ivo tavares
ファラによる、ポルトガル・ポルトのオフィス「dim cloud」。無頓着な空間を生れ変らせる計画。既存を解体して柱の仕上げを剥がし、新たな壁と天井として“複雑な面”を導入。引用された“水無瀬のランプ”が等間隔に配置され空間にきらめきを与える photo©ivo tavares
ファラによる、ポルトガル・ポルトのオフィス「dim cloud」。無頓着な空間を生れ変らせる計画。既存を解体して柱の仕上げを剥がし、新たな壁と天井として“複雑な面”を導入。引用された“水無瀬のランプ”が等間隔に配置され空間にきらめきを与える photo©ivo tavares

ファラが設計した、ポルトガル・ポルトのオフィス「dim cloud」です。
無頓着な空間を生れ変らせる計画です。建築家は、既存を解体して柱の仕上げを剥がし、新たな壁と天井として“複雑な面”を導入しました。そして、引用された“水無瀬のランプ”が等間隔に配置され空間にきらめきを与えます。

こちらは建築家によるテキストの翻訳

ぼんやりとした依頼:無頓着なオフィス空間が生まれ変わることになりました。以前のパーティションは解体され、中央にあるコンクリートの柱から漆喰の層が剥がされました。2つの複雑な面が導入され、1つは仕切り壁となり、もう1つは新しい天井を作ります。この複雑な交差点は慎重に計測され、調整されています。2次的なプログラムは、段差のある表面の裏側にある場所を探します。ドアは誇らしげに存在し、床は誇らしげにチープです。青く波打つ天井には、水無瀬のランプが等間隔で配置され、別の時代や場所からの引用を示唆しています。光線は、多くの変則的な表面に反射されます。空間がきらきらと輝き、響き渡ります。

遠藤克彦建築研究所による、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」。台風被害を受けて高台への建替を計画。地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案。燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”を実現
遠藤克彦建築研究所による、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」。台風被害を受けて高台への建替を計画。地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案。燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”を実現 photo©上田宏
遠藤克彦建築研究所による、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」。台風被害を受けて高台への建替を計画。地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案。燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”を実現 photo©上田宏
遠藤克彦建築研究所による、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」。台風被害を受けて高台への建替を計画。地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案。燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”を実現 photo©上田宏
遠藤克彦建築研究所による、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」。台風被害を受けて高台への建替を計画。地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案。燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”を実現 photo©上田宏

遠藤克彦建築研究所が設計した、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」です。
台風被害を受けて高台への建替が計画されました。建築家は、地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案しました。また、燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”が実現されています。行政の公式サイトはこちら

敷地は周囲を八溝山系の山に囲まれた高台にあり、大子町の中心市街地を視認できる場所に位置している。中心市街地での旧計画では浸水対策として鉄骨造にて計画されていたが、2019年10月の台風第19号による被災を受けて新敷地への移転となった。

建築家によるテキストより

新たな敷地では純木造を採用、大子町周辺に広がる八溝山系のスギやヒノキなどの地域産材を多用する計画としている。また日射負荷低減や風雨による影響を考慮した大きな軒面を持つ大屋根の庁舎として、また内部は将来の組織改編に応えられる可変性と更新性を担保できるよう大きな一室空間として、大子町の自然と呼応する新たな風景の創出を試みている。

建築家によるテキストより

具体的な計画としては、建物高さを9メートル以下に抑え、桁行方向113.7メートルで水平に伸びる大屋根の下に、製材、集成材、BP材(接着重ね材)の三種の木材による架構を林立させた計画とした。材積900㎥程ある材料を、地産地消の観点から地域産材にて確保することを設計時点から検討して進めた。

建築家によるテキストより
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵

ツバメアーキテクツが設計した、神奈川の「横浜の住宅」です。
地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地に計画されました。建築家は、家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案しました。そして、変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る事が意図されました。

この住宅の敷地は、宅地開発されたエリアを抜けた丘の際、谷戸と呼ばれる谷状の地形との境界に位置する。
谷戸底へ繋がる傾斜に公園が広がる敷地南側は、里山の風景を臨み、眺望がよい。ここに夫婦、祖母、子供3人が暮らすのだが、6人には窮屈なサイズで、形状も地形に削られ変形している。加えて、夫は都内で働く生地貼り職人で、個人で仕事を受けるためのアトリエも求めていた。

建築家によるテキストより

敷地形状に沿って雁行した建物を北側に寄せて配置し、南側にできた空地に、公園側からの階段を引き込むようにテラスをつくる。プラン中央には階段と水回りを設け、テラスも含めた回遊性のあるプランニングとし、立体的にさまざまなプロポーションの場所をつくる。
窓はこうしてできた場所を特徴づけることを意識して、南側に大きく開くことを基本としながら、街との繋がりも感じられるよう全方位に異なるサイズで設ける。

建築家によるテキストより

全体は壁による分節が少なく、ズルズルと繋がっていく構成で、明確に使い方を固定することを避けている。代わりに窓やその先の風景、天高の変化、布による仕上げなどによって、特徴の異なる小さな居場所を散りばめた。

建築家によるテキストより
湯浅良介による、富山・氷見市の住宅改修「となりはランデヴー」。移住した施主と機能や在り方を数年話し合い計画。街の奥行きとなる“秘密”の生成を求め、“落書き”の様な断熱建具を考案し開口に設置。シェードやデスクは“秘密の中身”の意味も重ねて設計
湯浅良介による、富山・氷見市の住宅改修「となりはランデヴー」。移住した施主と機能や在り方を数年話し合い計画。街の奥行きとなる“秘密”の生成を求め、“落書き”の様な断熱建具を考案し開口に設置。シェードやデスクは“秘密の中身”の意味も重ねて設計 photo©白井晴幸
湯浅良介による、富山・氷見市の住宅改修「となりはランデヴー」。移住した施主と機能や在り方を数年話し合い計画。街の奥行きとなる“秘密”の生成を求め、“落書き”の様な断熱建具を考案し開口に設置。シェードやデスクは“秘密の中身”の意味も重ねて設計 photo©白井晴幸
湯浅良介による、富山・氷見市の住宅改修「となりはランデヴー」。移住した施主と機能や在り方を数年話し合い計画。街の奥行きとなる“秘密”の生成を求め、“落書き”の様な断熱建具を考案し開口に設置。シェードやデスクは“秘密の中身”の意味も重ねて設計 photo©白井晴幸

湯浅良介が設計した、富山・氷見市の住宅改修「となりはランデヴー」です。
移住した施主と機能や在り方を数年話し合い計画されました。建築家は、街の奥行きとなる“秘密”の生成を求め、“落書き”の様な断熱建具を考案し開口に設置しました。また、シェードやデスクは“秘密の中身”の意味も重ねて設計されました。本記事では、写真家の白井晴幸と成定由香沙が、それぞれ撮影した写真で作品を紹介します。
加えて、2022年11月19日~27日に開催される、湯浅による建築展「Pole Star」の情報も合わせて末尾に掲載します。

施主は氷見の海沿いに4階建のビルを購入し、その3階に住みながら宿やギャラリー、カフェとして改修し生活を営んでいた。そのとなりの一軒家も空き家だったため、何かに使えるかもしれないとしばらくして入手した。しかし何年も使われていない空き家だったことで内部は痛み、冬は寒く夏は暑く、そのままではとても利用できるものではなかった。

とりあえず不要なものは取り払って断熱材でパッキングしてほしい、というのが施主からの最初の依頼で2020年のことだった。この場所が何になるかも決まっていないため、仕上げも後から考えることになり、とりあえず不燃のボードで断熱材をおさえ、仕上げはパテ処理でとめておいた。

建築家によるテキストより

施主がこの家を購入してから、ここにどんな機能をもたせるか、どんな場所にするかを話し合ってきた。その話し合いは2年にも及ぶが、過疎化が進む氷見の街に越して2人きりで事業を始めた彼らにとって、どう生きていくか、どういう場所にするか、どういう街だったらよいかは地続きだったのだと思う。

この一軒家は海の目の前、交差点に面した角地にある。つまり、目立つ場所にある。ここを通り過ぎる人がここを見た時、何か違和感を与えられるものとすること、その違和感が街に秘密を生み出すこと、この時点で僕が提案したことはそれくらいだった。秘密は街の奥行きとなり、この場所を人の意識の向く場所とすること、それによりまだ何でもないこの家にある種のベールをかぶすことをこの段階での目標とした。

建築家によるテキストより

2021年下旬になってようやく使い方の目処がたった。施主からの要望は、1階を住居、2階を書斎にしたいというものだった。
書斎は隣のビルの宿泊者も自由に使えるようにするため、プライベートな住居を通らずに2階へ行けるように廊下が必要になり、1階は住居スペースと廊下、となった。施主の生活の仕方を知っていたため収納は相当必要になると思い、限られた予算のなかで、1階は大きな戸棚を、2階は大きなデスクとシェードランプをつけることを提案した。

1階の戸棚は廊下と住居スペースの間仕切りを兼ね、さらに接道する道路からの走行音を軽減する遮音壁と外気温の影響を軽減する断熱層のような役割を果たしている。2階は数人がデスクワークに使え打合せもその場でできるような大きなデスクと、その上部に卓上と空間全体を照らすシェードランプを設えた。

建築家によるテキストより
今津康夫 / ninkipen!による、長野の週末住宅「林荘」。山裾の閑かな林に計画。木々の隙間の緩やかに傾斜する場に“屋根を置き”、その下に五感での“場所の美点の享受”を意図したテラスを配置。室内は高窓から“緑のシャワー”が注ぎ自然光に包まれる
今津康夫 / ninkipen!による、長野の週末住宅「林荘」。山裾の閑かな林に計画。木々の隙間の緩やかに傾斜する場に“屋根を置き”、その下に五感での“場所の美点の享受”を意図したテラスを配置。室内は高窓から“緑のシャワー”が注ぎ自然光に包まれる photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、長野の週末住宅「林荘」。山裾の閑かな林に計画。木々の隙間の緩やかに傾斜する場に“屋根を置き”、その下に五感での“場所の美点の享受”を意図したテラスを配置。室内は高窓から“緑のシャワー”が注ぎ自然光に包まれる photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、長野の週末住宅「林荘」。山裾の閑かな林に計画。木々の隙間の緩やかに傾斜する場に“屋根を置き”、その下に五感での“場所の美点の享受”を意図したテラスを配置。室内は高窓から“緑のシャワー”が注ぎ自然光に包まれる photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、長野の週末住宅「林荘」。山裾の閑かな林に計画。木々の隙間の緩やかに傾斜する場に“屋根を置き”、その下に五感での“場所の美点の享受”を意図したテラスを配置。室内は高窓から“緑のシャワー”が注ぎ自然光に包まれる photo©河田弘樹

今津康夫 / ninkipen!が設計した、長野の週末住宅「林荘」です。
山裾の閑かな林に計画されました。建築家は、木々の隙間の緩やかに傾斜する場に“屋根を置き”、その下に五感での“場所の美点の享受”を意図したテラスを配置しました。また、室内は高窓から“緑のシャワー”が注ぎ自然光に包まれる空間が作られました。

浅間山の裾野に広がる閑かな林の中に建つ週末住居である。

建築家によるテキストより

樹木の間を縫うように小径を奥へと引き込み、奔放に育った木々の隙間に、緩やかに傾斜する地面に沿って真っ直ぐに屋根を置いた。
微地形を受け入れることで、東端で接地するスラブは徐々に土から離れて浮遊感を増し、枝葉が近づいたところでトンネル状にテラスを通した。テラスは南北の風景を繋げ、通り抜ける光と風を呼び込み、五感でこの場所の美点を享受する特別な場所となる。

建築家によるテキストより

南下りの勾配屋根は視線を下げながら木々との間にたっぷりの余白を作り、北側のハイサイドライトからは緑のシャワーが降り注ぐ。
自然光に柔らかく包まれた室内は、日が暮れて照明を灯すと再び木のぬくもりに満たされていく。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/11/7-11/13]
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/11/7-11/13]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/11/7-11/13)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 栗間敬之+栗間亜沙美による、東京・中野区の、設計者の自邸「南台の家」。住宅密集地の旗竿地に計画。場の持つ“おおらかな空気感”を引継ぐ建築を求め、外壁の一部を後退させ圧迫感を軽減して視線や風の抜けも確保。内部では空間の連続性や回遊性で“豊かな奥行”を作る
  2. 【ap特別企画】西澤明洋インタビュー「ブランディングデザイナーと考える、いま建築家が向き合うべきこと」(聞き手:後藤連平)
  3. 平居直設計スタジオによる、埼玉・加須市の「JINS大利根店」。河川が複数流れる地域のロードサイドに計画。“川と共にある街”に寄添う建築を求め、道路形状とも呼応し“自然な流れ”を感じさせる“く”形の筒状空間を考案。内外を連続させ訪問し易さも意図
  4. MVRDVによる、フランス・パリの「ゲテ・モンパルナス」。70年代完成の街区を現代に合わせ改変する計画。既存のオフィスや図書館等の様々な配置を整理と合理化し、幼稚園等の機能も加え高密度化。建築と街の関係を作り変える
  5. 田所裕樹建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「DOLCE TACUBO」。素材の魅力を活かす洋菓子店の為に計画。商品の特徴に“ふさわしい”意匠を目指し、要素を削ぎ落して色や素材に変化を付けた空間を構築。人々の印象に残り風景を取り込む“木のフレーム”も考案
  6. SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、福岡市のコワーキングスペース「Mol.t」。小規模グループの複数利用を想定した施設。限られた場を最大限機能的に使う計画を求め、個室状の執務エリアの下に収納空間を設ける構成を考案。“ラウンジ”等の多様な働き方を支える機能も備える
  7. 小泉誠 / Koizumi Studioによる、富山・高岡市の「能作錫婚式」。“錫”製品を手掛ける会社の新規事業の為に計画。結婚10周年を祝う“錫婚式”の為に、錫箔を貼った曲面パネルを用いて空間を構築。企業の歴史を伝える錫製品に囲まれて家族の節目を祝う場を作る
  8. 関西の建築界を牽引した石井修の、生誕100周年を記念した展覧会が開催。兵庫県立美術館のギャラリーを会場とし、倉方俊輔のキュレーションで、代表作品の図面・写真・模型を公開
  9. 荒木信雄 / アーキタイプによる、東京・渋谷区の美術館「The Mass」
  10. 石毛正弘建築事務所による、神奈川・鎌倉市の「極楽寺の家」。山に近く鳥や虫の声が聞こえる敷地。自然と人間の営みにある“生活の呼吸”に呼応する建築を求め、空間の断片を組み合わせて内外に凹凸のある構成を考案。意識の広がりを生み出し人と環境を近づける
  11. 長野の「松本養護学校」と「若槻養護学校」の設計プロポで、SALHAUS・仲建築設計スタジオJVとCOAが、それぞれ最適候補者に選定。提案書も公開
  12. 熊谷組と石上純也事務所を中心とした設計企業体による「徳島文化芸術ホール(仮称)」の、東京都庭園美術館での企画展示の会場写真。プロポーザル時の提案を大型模型や映像等で紹介、妹島和世が館長に就任した事を機に企画
  13. オラファー・エリアソンによる、カタールでのインスタレーション作品。砂漠が広がる風景の中に設置。半円の支持体と円形屋根で構成された作品で、鏡面天井が訪問者や大地を映し込んで現実認識も触発。冷暖房の無い状況下での人々の周辺環境への感化も促す
  14. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  15. 大野力 / sinatoによる、新潟・加茂市のオフィス「OYANAGI CONSTRUCTION」。建設会社の新社屋。地域の日常風景に活気を与える存在を目指し、透明度の調整やテラスの配置等で“振舞が染み出す”ファサードを構築。道に面するカフェは地域の人々が利用可能な場としても機能
  16. 岩堀未来長尾亜子建築設計事務所による、千葉・我孫子市の住戸改修「素の家」。50代夫婦の為に計画。高齢化後を見据えた“ウェルビーイング”を目指し、身体と社会の“バリア”の解消を志向。自然を取り込み設備が整った場と、可動式の“棚柱”等で多様な生活様式に応える
  17. 田中了多 / MIRRORによる、兵庫・尼崎市の美容室「Lucrin」。住宅街の交差点前の区画。用途への応答と共に地域に寄り添う建築を目指し、通り抜けも出来る“余白”と光を効果的に取り込む開口部を考案。街と関わり長く愛される店の在り方を模索
  18. ネリ&フーによる、中国・北京の、社屋兼店舗「Recast Lao Ding Feng Beijing」。古い倉庫を歴史ある菓子企業の為に改修。“装飾的な型”を使う主力商品から着想し、古い煉瓦の殻の中にコンクリートの物体を“成形”する建築を考案。新旧の体験を通し過去と未来の繋がりも示唆
  19. 久保都島建築設計事務所とアラキ+ササキアーキテクツによる、プリズミックギャラリーでの建築展「Crossing」の会場写真。両事務所が協働で設計している、“食”をテーマにした鎌倉の集合住宅を中心に展示。其々の近作も併せて紹介
  20. 長野の「伊那新校」と「小諸新校」の設計プロポで、暮らしと建築社・みかんぐみJVと西澤奥山小坂森中JVが、それぞれ最適候補者に選定。提案書も公開

長野の「伊那新校」と「小諸新校」の設計プロポで、暮らしと建築社・みかんぐみJVと西澤奥山小坂森中JVが、それぞれ最適候補者に選定。提案書も公開

長野の「伊那新校」と「小諸新校」の設計プロポーザルで、暮らしと建築社みかんぐみ共同企業体と西澤奥山小坂森中共同企業体が、それぞれ最適候補者に選定されています。提案書も公開されています。

令和4年11月6日(日曜日)の審査委員会(二次審査)において同委員会から推薦された者を、県が最適候補者等として特定しました。

【伊那新校】
■最適候補者
暮らしと建築社・みかんぐみ共同企業体

■候補者​​​​​​
SALHAUS

■準候補者
該当なし

【小諸新校】
■最適候補者
西澤奥山小坂森中共同企業体

■候補者​​​​​​
コンテンポラリーズ+第一設計共同企業体

■準候補者
齋藤和哉・YWA・ティーハウス設計共同体

【ap job更新】 予算規模の大きい住宅や別荘等を手掛け、多くの建て主に賛同される「Tai and Associates」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
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予算規模の大きい住宅や別荘等を手掛け、多くの建て主に賛同される「Tai and Associates」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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Tai and Associates(株式会社田井勝馬建築設計工房) が、既卒・新卒の設計スタッフを募集します。

弊社案件は比較的建築予算規模の大きい住宅建築やリゾート建築が特徴的です。

住宅建築・リゾート建築ともに案件が急増しており、業務拡大が続いています。住宅建築は高級住宅地でのプロジェクトなどが多数同時進行しています。リゾート建築はリゾートエリアの別荘が中心になりますが、南房総など首都圏近郊のリゾートエリアのプロジェクトに加え、沖縄や軽井沢など遠隔地も多数手がけています。
選考においては弊社の建築に意欲を持って取り組んでいただけることを重視します。

Tai and Associatesは、建築を通じて「特別な体験」をデザインしています。
建て主がその建築に求めているものを理解し、見出し、解釈し、それを設計に昇華させる。
これは建築設計では当然のことですが、その結果建築から得られる体験が特別でなくては、私たちに依頼していただく意味がありません。Tai and Assoiatesに依頼するのだから、建て主の想像を上回る体験が得られるはず、その期待に応えることが私たちの使命であり、そのためのノウハウを蓄積しています。

設計スタッフには、「自分の作品を愛する」ことを求めます。
よくできた建築は、誰よりも設計者の愛情を受け完成します。逆に言えば、情熱や意欲を持ち自分が愛せる建物を設計してほしい、ということです。これは簡単なようでいて実際には難しいことなのですが、あなたがいずれ建築家を目指すためには必ず必要なものです。
弊社で設計を学んだのち独立し活躍している先輩建築家もおり、彼らとの交流もきっと刺激になるはずです。

勤務地は横浜、みなとみらい線「日本大通り」駅が最寄りのシルクセンタービルの2Fです。横浜の近代の歴史の一角を成す建物で、ル・コルビュジエに師事した坂倉準三氏の設計です。歴史ある建物の広い空間でクリエイティブに働いていただけます。

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