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【ap job更新】 +ft+ / 髙濱史子建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と広報事務を募集中
【ap job更新】 +ft+ / 髙濱史子建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と広報事務を募集中
【ap job更新】 +ft+ / 髙濱史子建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と広報事務を募集中Nakamata Laboratory Store / photo: Hideaki Hamada

+ft+ / 髙濱史子建築設計事務所の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)と広報事務募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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+ft+は、スイス・バーゼルの設計事務所ヘルツォーク&ド・ムーロン出身の髙濱史子が率いる建築設計事務所です。2022年からは、坂茂建築設計出身のパートナー小松智彦も参画してその事業を拡大中です。
+ft+では、医療施設、商業施設、オフィス、住宅の新築・リノベーション、会場構成、家具やインスタレーションなど 国内外の様々な用途と規模のプロジェクトに取り組んで来ました。現在プロジェクト数も増加し、更に保育施設といった中規模のプロジェクトも動いていることから、追加でスタッフとバックオフィススタッフを募集します。

我々が探求しているのは、形態と素材によって生まれる空気感であり、時間であり、ストーリーです。 その場所が我々の提案により纏うことになる新しい空気感に意識的になりたいと考えています。

我々は立場や経験にとらわれず、フラットでオープンな作業環境の中で、チームとして各プロジェクトのポテンシャルを最大限に引き出していく働き方を目指しています。敷地やクライアントと同様に、チーム構成も一期一会と捉え、毎回それぞれのコラボレーションでしか生まれない空間の質に興味があります。

経験者の方にとっては、クライアントから協力事務所まで素晴らしいコラボレーターとの協働によって、今までにない建築を作り上げるプロセスが共有できるので、前職とは違った経験値が積める職場になると思います。また、産休・育休後に仕事復帰されたい方や、独立前の準備期間にアトリエ事務所を覗いてみたい方なども歓迎で、時短勤務や、プロジェクト契約などフレキシブルな働き方にも対応します。

長坂常 / スキーマ建築計画による、ドイツ・ベルリンの店舗「Cowboy Bikes Berlin Store」。“eバイク”を販売するショップ。世界展開も見据えて、店前の“舗装素材”を内装床に用いる規則を考案。“碁盤目状”の電気配線で照明や自転車スタンド等を移動可能として空間に可変性も付与
長坂常 / スキーマ建築計画による、ドイツ・ベルリンの店舗「Cowboy Bikes Berlin Store」。“eバイク”を販売するショップ。世界展開も見据えて、店前の“舗装素材”を内装床に用いる規則を考案。“碁盤目状”の電気配線で照明や自転車スタンド等を移動可能として空間に可変性も付与 photo©Brix&Maas
長坂常 / スキーマ建築計画による、ドイツ・ベルリンの店舗「Cowboy Bikes Berlin Store」。“eバイク”を販売するショップ。世界展開も見据えて、店前の“舗装素材”を内装床に用いる規則を考案。“碁盤目状”の電気配線で照明や自転車スタンド等を移動可能として空間に可変性も付与 photo©Romain Laprade
長坂常 / スキーマ建築計画による、ドイツ・ベルリンの店舗「Cowboy Bikes Berlin Store」。“eバイク”を販売するショップ。世界展開も見据えて、店前の“舗装素材”を内装床に用いる規則を考案。“碁盤目状”の電気配線で照明や自転車スタンド等を移動可能として空間に可変性も付与 photo©Romain Laprade

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、ドイツ・ベルリンの店舗「Cowboy Bikes Berlin Store」です。
“eバイク”を販売するショップです。建築家は、世界展開も見据えて、店前の“舗装素材”を内装床に用いる規則を考案しました。また、“碁盤目状”の電気配線で照明や自転車スタンド等を移動可能として空間に可変性も付与しています。店舗の公式サイトはこちら

カーボンニュートラル化に向けた取り組みの一つにこのeバイクもある。
もちろん、そもそも自転車自体は化石燃料を使う訳ではないが、今まで自転車ではなく、車などに頼っていた人たちまで広く取り込むにはこのeバイクは優れている。
そんな新たな都市の移動手段となるeバイクのためのショップだが、通常の自転車とは異なり、そこまでメンテナンスを必要としておらず、アプリやバイクの使い方などの説明ができるような場所を室内に取り込んでいる。

建築家によるテキストより

今回のお店では大きな柱が真ん中にあり、その真ん中にお客さんを接客する場所を設けた。
そこを中心とし、碁盤目状に張り巡らされた溝をきっかけとして各機能を持ったユニットがぐるりと配置され、お客さんとスタッフがフラットに接することができるお店を計画した。

意匠的にはスマートグリッドを意識し碁盤目状に張り巡らされた溝に電気配線が引き回され、そこに照明器具、自転車スタンド、サイン、ナビシステム、棚、キッチン、テーブル、ベンチなどの機能を満たしたユニットが取り付き、プラグインしそれぞれが機能する。その可動可能なシステムによってプロモーションに合わせお店のレイアウトが変えられるようになっている。

建築家によるテキストより

また今後の世界展開を考えたとき、床の素材として超ローカルなお店の前の舗装素材を利用することでシームレスに屋内外がつながる。今回計画する場所がドイツ・ベルリンなので、お店の前に舗装されているヨーロッパならではの石畳がそのまま店内に引き込まれることでベルリンの来客者は今まで無意識に歩いていた素材が室内というイレギュラーな場所で利用されているのをみて初めてその存在を認識する。そんな日常を顕在化させる空間である。

建築家によるテキストより
東海林健建築設計事務所による、新潟の「燕の歯科医院 PLUS」。カフェ併設の医院。エリア全体をまとめ“公共性”を感じられる場の形成を目指し、ガラスや折版屋根等の“シンプルな材料”を用いて“寛容”な空間を志向。“展開性と汎用性”のある建築の作り方も意図
東海林健建築設計事務所による、新潟の「燕の歯科医院 PLUS」。カフェ併設の医院。エリア全体をまとめ“公共性”を感じられる場の形成を目指し、ガラスや折版屋根等の“シンプルな材料”を用いて“寛容”な空間を志向。“展開性と汎用性”のある建築の作り方も意図 photo©藤井浩司(toreal)
東海林健建築設計事務所による、新潟の「燕の歯科医院 PLUS」。カフェ併設の医院。エリア全体をまとめ“公共性”を感じられる場の形成を目指し、ガラスや折版屋根等の“シンプルな材料”を用いて“寛容”な空間を志向。“展開性と汎用性”のある建築の作り方も意図 photo©藤井浩司(toreal)
東海林健建築設計事務所による、新潟の「燕の歯科医院 PLUS」。カフェ併設の医院。エリア全体をまとめ“公共性”を感じられる場の形成を目指し、ガラスや折版屋根等の“シンプルな材料”を用いて“寛容”な空間を志向。“展開性と汎用性”のある建築の作り方も意図 photo©藤井浩司(toreal)
東海林健建築設計事務所による、新潟の「燕の歯科医院 PLUS」。カフェ併設の医院。エリア全体をまとめ“公共性”を感じられる場の形成を目指し、ガラスや折版屋根等の“シンプルな材料”を用いて“寛容”な空間を志向。“展開性と汎用性”のある建築の作り方も意図 photo©藤井浩司(toreal)

東海林健建築設計事務所が設計した、新潟の「燕の歯科医院 PLUS」です。
カフェ併設の医院の計画です。建築家は、エリア全体をまとめ“公共性”を感じられる場の形成を目指し、ガラスや折版屋根等の“シンプルな材料”を用いて“寛容”な空間を志向しました。また、“展開性と汎用性”のある建築の作り方も意図されました。店舗の公式サイトはこちら

2018年に竣工したSDC/燕の歯科医院の隣にメンテナンス棟を増築するプロジェクト。
働くスタッフが毎日通うのが楽しみに思える、誇りに思える、カフェ併設の歯科医院「SDC Plus」を計画。建物前面には走り回ったりゴロゴロしたりできる芝生広場を整備し、SDC本医院やブックストア、託児施設とは木製デッキでつなぎ、歩き、巡り、ゆっくり居られる環境を整備した。

建築家によるテキストより

目指したのは歯科の専門性やカフェの専門性はもちろん、それを越えて、すでにあるSDC本医院やブックストア、託児施設、森、近所のクレープ屋さんとかがひとつのまとまりを成し、ここに行くとなんだか楽しそうとか、ここにいる時間が好きとかといった、ぼんやりとした公共性。

建築家によるテキストより

もっと公園らしくもっと寛容にもっと色々な気持ちや目的で立ち寄れる居場所として、小径木材、折半屋根、ガラスといったシンプルな材料のみで作る、小ささと大きさを同時に体験出来るような環境、居心地の多くを屋外との関係や、他者と関係、内装の設えとの関係といった「もの、こと、ひと」に頼った空間を提案した。

建築家によるテキストより
OKDOによる、東京・杉並区の「線路のとなりの小さな家」。線路沿いの高台に計画。人が集まる“公”の空間を持つ住宅を目指し、“公”と“私”の出入口を別けて開放的な“サロン”をメインに空間を構成。“よそ行き”の場が新しい生活や繋がりを生み出す
OKDOによる、東京・杉並区の「線路のとなりの小さな家」。線路沿いの高台に計画。人が集まる“公”の空間を持つ住宅を目指し、“公”と“私”の出入口を別けて開放的な“サロン”をメインに空間を構成。“よそ行き”の場が新しい生活や繋がりを生み出す photo©鈴木淳平
OKDOによる、東京・杉並区の「線路のとなりの小さな家」。線路沿いの高台に計画。人が集まる“公”の空間を持つ住宅を目指し、“公”と“私”の出入口を別けて開放的な“サロン”をメインに空間を構成。“よそ行き”の場が新しい生活や繋がりを生み出す photo©鈴木淳平
OKDOによる、東京・杉並区の「線路のとなりの小さな家」。線路沿いの高台に計画。人が集まる“公”の空間を持つ住宅を目指し、“公”と“私”の出入口を別けて開放的な“サロン”をメインに空間を構成。“よそ行き”の場が新しい生活や繋がりを生み出す photo©木藤美和子

OKDOが設計した、東京・杉並区の「線路のとなりの小さな家」です。
線路沿いの高台に計画されました。建築家は、人が集まる“公”の空間を持つ住宅を目指し、“公”と“私”の出入口を別けて開放的な“サロン”をメインに空間を構成しました。そして、“よそ行き”の場が新しい生活や繋がりを生み出します。

敷地は都内住宅街の高台にあります。
南側隣地には高さ1.2m程の生垣が植えられており、生垣の向こうの崖下には線路が走ります。線路越しの対岸には公園の豊かな緑を借景として臨めます。

建築家によるテキストより

既成の住宅建築の枠組みに不自由を感じていたクライアント夫婦が求めたのは、夫婦各々が独立できる家であること、人が自由に集まることができるパブリックスペースがあること、そしてそこに生まれる新しいライフスタイルでした。

建築家によるテキストより

家の中に、サロンという「よそ行き」「出会い」の場があることで、夫婦が心地よい距離感を保って生活できるようになりました。また、夫婦の子どもや友人がサロンを訪れ、今まで接点のなかった者同士が自然と時間を共有することも頻繁に起こるようになりました。従来の住宅の概念に縛られた不自由な生活を解放すると、自然と新しい生活や繋がりが生まれることを、この建築は実証しています。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 ミュージアムの会場構成を中心とし様々な空間を手掛ける、中原崇志の「DFD」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 ミュージアムの会場構成を中心とし様々な空間を手掛ける、中原崇志の「DFD」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 ミュージアムの会場構成を中心とし様々な空間を手掛ける、中原崇志の「DFD」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中

ミュージアムの会場構成を中心とし様々な空間を手掛ける、中原崇志の「DFD」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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科学館や博物館の常設展示や展覧会の展示空間デザイン、インテリアデザイン等、多様なプロジェクトが進行中です。
この度、設計スタッフを1名募集します。

中原崇志は、建築アトリエ「有馬裕之+Urban Fourth」を経て、建築、インテリア、ミュージアムデザインの分野で活動。
科学館や博物館の常設展示や企画展示の設計を中心としながら、建築の設計、インテリア、空間インスタレーションなど多岐に渡り取り組んでいます。

ミュージアムに関連する業務が多く、グラフィックデザイナー、映像作家、テクニカルディレクター等多岐に渡るジャンルのクリエイターと協働する機会が多く、広い視野で空間デザインを楽しめる方を募集します。

【ap job更新】 岐阜を拠点に、グローバルとローカルの両極にまたがる実践に取り組む「伊藤維建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 岐阜を拠点に、グローバルとローカルの両極にまたがる実践に取り組む「伊藤維建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 岐阜を拠点に、グローバルとローカルの両極にまたがる実践に取り組む「伊藤維建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中岐阜のいちご作業所・直売所・遊び場(岐阜)

岐阜を拠点に、グローバルとローカルの両極にまたがる実践に取り組む「伊藤維建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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建築や環境のことを一緒に考え、楽しくつくっていける設計スタッフを若干名募集します。
実務経験者を優先しますが、新卒・既卒の方も歓迎します。

スイスから帰国し、2020年から岐阜で活動を本格化させましたが、2022年にはこれまでに増して多種多様なプロジェクトが各地で竣工し、海外含めていくつか発表の機会も頂きました。

個性的なスタッフそれぞれと一緒に、目の前の状況・物にひとつひとつ向き合って、新築・リノベーション・規格住宅・展示計画・屋外家具など、規模や枠組みも多種多様なアウトプットをしてきました。引き続き、住宅・産業施設・醸造所・医療施設・ギャラリー・ワークスペースなどが全国で進行しており、大きな規模や、新たな課題に向き合う機会も増えてきています。

加えて、これまでに廃材や端材、また人びとを巻き込んだプロジェクトも継続して取り組んできましたが、拡張移転工事中の新事務所では、マテリアルやものづくり、リサーチを通じ、地域社会との関わりしろをより広げるような場づくりを計画しています。

MVRDVによる、中国の武漢図書館。伝統的な機能と最新の機能を併せ持つ施設。要望への応答と都市経済の工場を目指し、都市の“地形”を参照して“渓谷”の様な内部空間を考案。巨大な窓で内部の活動を視覚的に表現し好奇心も刺激
MVRDVによる、中国の武漢図書館。伝統的な機能と最新の機能を併せ持つ施設。要望への応答と都市経済の工場を目指し、都市の“地形”を参照して“渓谷”の様な内部空間を考案。巨大な窓で内部の活動を視覚的に表現し好奇心も刺激 image©MVRDV
MVRDVによる、中国の武漢図書館。伝統的な機能と最新の機能を併せ持つ施設。要望への応答と都市経済の工場を目指し、都市の“地形”を参照して“渓谷”の様な内部空間を考案。巨大な窓で内部の活動を視覚的に表現し好奇心も刺激 image©MVRDV
MVRDVによる、中国の武漢図書館。伝統的な機能と最新の機能を併せ持つ施設。要望への応答と都市経済の工場を目指し、都市の“地形”を参照して“渓谷”の様な内部空間を考案。巨大な窓で内部の活動を視覚的に表現し好奇心も刺激 image©MVRDV

MVRDVが設計している、中国の武漢図書館です。
伝統的な機能と最新の機能を併せ持つ施設として計画されました。建築家は、要望への応答と都市経済の工場を目指し、都市の“地形”を参照して“渓谷”の様な内部空間を考案しました。また、巨大な窓で内部の活動を視覚的に表現し好奇心を刺激する事も意図されました。

こちらはリリーステキストの翻訳

本の渓谷:MVRDVが、武漢図書館の勝利案を公開

MVRDVは、中国・武漢の新しい中央図書館の設計コンペを勝利しました。中国最大級の図書館となる予定のこのプロジェクトは、14万㎡の敷地に、書斎、リビングルーム、読書室、スタジオなどの多様なスペースを備え、伝統的な機能と非伝統的な機能を併せ持っています。この建物は、3つの大きな開口部を通して周囲とつながり、建物内の生活を視覚的に表現することで、好奇心を刺激することでしょう。この特徴的な3面体の流線型は、2つの川の合流地点にある「百湖の都市」の位置を祝しています。そして、武漢の新たなランドマークとなることでしょう。

武漢図書館は、武漢の中心街にある宝峰陸橋のすぐそばの視認性の高い場所に位置しています。武漢図書館は、文学、情報サービス、科学技術革新と研究資源を統合した図書館です。新図書館は、武漢の公共情報サービスシステムを改善し、読書、学習、コミュニケーション、イノベーションなどの機能的なニーズを満たすとともに、市の都市経済を向上させるものです。

建物のコンセプトは武漢の地形からヒントを得て、川の彫刻的な力をその形だけでなく、内部の特性、空間の質、素材に反映させています。周囲の建物の異なる高さを参考にしたフォルムで、3つのドラマチックなピクチャーウィンドウが、それぞれ異なる視点で都市に面しています。各開口部からは、それぞれ異なる景色を眺めることができます。3つの窓のうち最も高い窓は、CBDのスカイラインに面しています。低くて広い窓からは、向かいの公園のパノラマビューが楽しめます。そして、長くカーブした窓は隣接するプラザを取り囲み、通行人に内部の活気を垣間見せるようになっています。

インテリアのコンセプトは、武漢が川の合流地点に位置し、都市の景観に囲まれているという概念をさらに強めています。階段状の本のテラスは渓谷の彫刻的なラインを思わせます。そして、1階の広いパブリックスペースで一日中楽しむことができます。テラスにあるパヴィリオンのようなスペースには、図書館のさまざまなプログラムが収められ、渓谷は、静かな読書エリア、グループ作業エリア、本棚を地形の一部として、異なるゾーンとインテリア体験を形づくります。リーディングキャニオンは極めて重要な空間であり、建物内に集まる知の合流点を表現しています。

MVRDVの創設パートナーであるヤコブ・ファン・ライスは、言います。
「中に入ると、ある種の風景的な要素がまとまっています」「勉強に使える一連の台地があります。一番大きいのは、人気のあるエリアの為でしょう。上に行くほど静かな書斎や読書スペースがあり、来客のニーズに応えています。武漢の地形は、重要なインスピレーションの源でした。私たちは、湖に向かって水平に広がる景色を思い浮かべ、一方では、高層ビルが立ち並ぶ都市に向かって垂直に広がる景色を思い浮かべました。自然対都市ということで、そこに焦点を合わせた建物になっています。そのため、人が集まる場所として刺激的な場になると思います。

蘆田暢人建築設計事務所による、東京・渋谷区の住宅「神宮前の踊居」。賑やかな商業エリアの敷地。“開放的で伸びやかな”在り方を求め、外部に突き出て弧を描くガラス張りの階段空間を考案。“都市を拒絶する”時代に“都市の中で踊るような”住宅を作る
蘆田暢人建築設計事務所による、東京・渋谷区の住宅「神宮前の踊居」。賑やかな商業エリアの敷地。“開放的で伸びやかな”在り方を求め、外部に突き出て弧を描くガラス張りの階段空間を考案。“都市を拒絶する”時代に“都市の中で踊るような”住宅を作る photo©中山保寛
蘆田暢人建築設計事務所による、東京・渋谷区の住宅「神宮前の踊居」。賑やかな商業エリアの敷地。“開放的で伸びやかな”在り方を求め、外部に突き出て弧を描くガラス張りの階段空間を考案。“都市を拒絶する”時代に“都市の中で踊るような”住宅を作る photo©中山保寛
蘆田暢人建築設計事務所による、東京・渋谷区の住宅「神宮前の踊居」。賑やかな商業エリアの敷地。“開放的で伸びやかな”在り方を求め、外部に突き出て弧を描くガラス張りの階段空間を考案。“都市を拒絶する”時代に“都市の中で踊るような”住宅を作る photo©中山保寛

蘆田暢人建築設計事務所が設計した、東京・渋谷区の住宅「神宮前の踊居」です。
賑やかな商業エリアの敷地に計画されました。建築家は、“開放的で伸びやかな”在り方を求め、外部に突き出て弧を描くガラス張りの階段空間を考案しました。そして、“都市を拒絶する”時代に“都市の中で踊るような”住宅を作る事も意図されました。

「住居は都市を拒絶する」現代における都市住宅のあり方は、そう表現できると言えよう。
プライバシー、防犯、空調、高気密・高断熱など、都市という外的環境を拒絶することで「都市に住む」ということが成り立っている。かつては、まちに開かれた縁側や、窓が開けられた居間から溢れ出る家族団欒のにぎやかな声。住宅はそれぞれが都市に対しての振る舞いを演じていた。

建築家によるテキストより

この住居は、都内でも有数のにぎやかな商業エリアに計画された。
建築面積は約10坪。いわゆる「狭小住宅」と呼ばれる大きさの建物である。この「狭小」という言葉を全否定するような開放的で伸びやかな住居のあり方を模索した。

建築家によるテキストより

敷地の大きさから水平的な伸びやかさは得られないため、垂直方向に伸びやかさを求め、その役割を階段に委ねた。
2階から3階に向かう階段を前面道路側に出し、弧を描きつつ外壁を曲面ガラスで覆った。そのため、この階段は2階のダイニングに光を落とし、2階から3階にあがるときには、まるで天に登るような体験を与える。

建築家によるテキストより
トラフ建築設計事務所による、東京の「公園を臨む家」。公園に隣接する敷地。高さで変化する周囲の環境を読み解き、レベルの設定で木々を借景として取り込んだ落ち着きのある室内空間を構築。窓の配置と様々な仕上で多様な雰囲気を作り出す
トラフ建築設計事務所による、東京の「公園を臨む家」。公園に隣接する敷地。高さで変化する周囲の環境を読み解き、レベルの設定で木々を借景として取り込んだ落ち着きのある室内空間を構築。窓の配置と様々な仕上で多様な雰囲気を作り出す南側外観 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京の「公園を臨む家」。公園に隣接する敷地。高さで変化する周囲の環境を読み解き、レベルの設定で木々を借景として取り込んだ落ち着きのある室内空間を構築。窓の配置と様々な仕上で多様な雰囲気を作り出す東側外観 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京の「公園を臨む家」。公園に隣接する敷地。高さで変化する周囲の環境を読み解き、レベルの設定で木々を借景として取り込んだ落ち着きのある室内空間を構築。窓の配置と様々な仕上で多様な雰囲気を作り出す1階、リビングルーム photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京の「公園を臨む家」。公園に隣接する敷地。高さで変化する周囲の環境を読み解き、レベルの設定で木々を借景として取り込んだ落ち着きのある室内空間を構築。窓の配置と様々な仕上で多様な雰囲気を作り出す2階、リビングルーム photo©阿野太一

トラフ建築設計事務所が設計した、東京の「公園を臨む家」です。
公園に隣接する敷地に計画されました。建築家は、高さで変化する周囲の環境を読み解き、レベルの設定で木々を借景として取り込んだ落ち着きのある室内空間を構築しました。そして、窓の配置と様々な仕上で多様な雰囲気を作り出す事が意図されました。

都心の緑豊かな公園の隣に建つ、地下1階RC造、地上木造2階建ての住宅。
同規模の既存の住宅を解体し、新たな生活スタイルにあわせて新築する計画。東南の地盤面から下がったところにある旗竿敷地で、高さごとに変化する周囲の環境に合わせて計画することが求められた。

建築家によるテキストより



1階は公園の地上面より少し高いレベル、2階は樹木の樹冠部が見えるレベルに設定し、ランナーや家族連れなど人通りの多い公園内通路に隣接しながらも、落ち着きのある室内空間を確保した。

建築家によるテキストより

地下1階の玄関のあるピロティは、RC造の腰壁を逆梁として上層のボリュームをキャンティレバーで浮かせ、風と光を取り入れて開放的な空間とした。1階と2階はともに構成を共通させ、東側をリビング、中央がキッチンとトイレ、西側を寝室としているが、窓から見える風景や異なった仕上げの内装が全く異なる雰囲気をもたらす。


建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/1/2-1/8]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/1/2-1/8]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/1/2-1/8)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 青木茂建築工房による、山口・防府市の、既存の蔵と木造家屋の一部を残し再生された「松崎幼稚園遊戯室棟」
  2. Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京の住宅「Todoroki House in Valley」
  3. 篠原明理建築設計事務所による、東京の、住戸改修「文京区のリノベーション」。地上階の庭付き住戸の計画。文脈を活かした“新築にない”価値の創出を求め、既存外壁と同じタイルの内部への使用等を実践。空間に複数の役割を与え境界を無くして多様な居場所を作る
  4. 2022年にアーキテクチャーフォトで注目された作品トップ10(ap賞 発表)
  5. 2022年にアーキテクチャーフォトで注目された記事トップ100
  6. 長坂常 / スキーマ建築計画による、石川の「堂前さんちの歯医者さん」。“全人的医療”を志す歯科医の住居兼医院。理念の家庭や地域への繋がりを想像し、棟を細かく割り近隣と類似する素材を採用した“人の繋がる”構成を考案。“町と溶け込む歯医者の在り方”を建築で促進
  7. 三輪直樹 / FUDOによる、神奈川・鎌倉市の、設計者の自邸「Yamanone no ie」。地域特有の谷地形“谷戸”の台形旗竿地に計画、地形から削り出た様な在り方と山の連なりに寄り添う構成を志向し各要素を設計、内外が織り交ざる多様な居場所を持つ空間を作り出す
  8. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  9. SEA STUDIOと菱沼健太建築設計事務所による、東京・中央区の「10.5記念碑の応接間」。海外企業の為の“応接間兼社長室”。日本への事業進出を記念する空間を求め、社名に起因する“10.5mのロングデスク”を考案。机の“長さ”は要求された二つの機能に応えて用途毎のエリアも形成
  10. 阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の「鶴甲団地のリノベーション2」。団地を賃貸住戸に改修。小空間への可変性の付与を目指し、中心の“コリドー”が各部屋との接点を作り建具の開閉でも様々な使用が可能な構成を考案。その時々に求められる“距離”を作れる仕組みを設計
  11. 渕上達矢 / zeal architectsによる、熊本・玉名郡の「江田の家」。設計者と施主が幼少期を過ごした家の隣に計画、場への想いを受け継ぐ事を目指して共通記憶の“切妻のシルエット”を基に形状等を設計、開口は合理化も進めつつ河川側に開き記憶の中の“川辺の景色”を再現
  12. 彦根アンドレア / 彦根建築設計事務所による、神奈川の住宅「365°」。海と山を望む高台の敷地。周囲の景色を取り込みつつ強風に対策する為、中庭を囲む様に諸室を配置した“円形”の平面構成を考案。詳細な設備計画や自然エネルギーの活用等で“自立した生活”環境も構築
  13. 湯浅良介による、神奈川・大磯町の住宅「FLASH」。人間としてあることの喜びを表層に見出し、建物の“面”に注目して在るべき姿を求めスケッチを描き続け検討、模様・形・色の自由な選択で“見せる”と“隠す”を突き詰めるプロセスで建築をつくる
  14. 磯崎新さんが亡くなりました
  15. 小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・杉並区の、アニメーション制作会社のスタジオ「MAPPAスタジオ分室」。職場環境の向上も意識しデスク素材の選定やラウンジ空間を重視
  16. OMA / ジェイソン・ロングによる、アメリカ・ニューヨークの高層集合住宅「イーグル+ウェスト」。湾岸エリアに計画。地域の特性を活かした建築を目指し、上層ほど幅が広がり“眺望”を最大限に生かす形状を考案。低層部には近隣住民もアクセス可能な公共空間も備える
  17. 吉田州一郎+吉田あい / アキチアーキテクツによる、岐阜・本巣郡の「un白木」。規格住宅のプロトタイプ。“田園風景の魅力”と“地域社会”を継承する建ち方を求め、敷地・内外・公私の“境界”を横断する設計を志向。庭と建築を渾然一体として住宅から風景へと繋げる
  18. SANAAによる、中国の「深セン海洋博物館」。国際コンペが行われSANAAによる「海の上の雲」をテーマにした提案が選定
  19. 磯崎新による、新国立競技場に関する意見の全文
  20. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・新宿区の、店舗「Gallery5」。ミュージアムショップの改修。“5つ目の展示室”というコンセプトの強化を求め、可動スチールラックを用いて空間の“大小を自由に変えられる”構成を考案。展示やイベント等に対応可能な場を作る

OMA / 重松象平による、東京都現代美術館でのディオール展の会場構成。70年以上のブランドの歴史や日本との関りを紹介する展覧会。13のテーマに沿った多様で没入感ある空間を求めて、日本の伝統建築要素等を参照し現代化した空間装置を用いた構成を考案
OMA / 重松象平による、東京都現代美術館でのディオール展の会場構成。70年以上のブランドの歴史や日本との関りを紹介する展覧会。13のテーマに沿った多様で没入感ある空間を求めて、日本の伝統建築要素等を参照し現代化した空間装置を用いた構成を考案Dior and Japan, 'Christian Dior: Designer of Dreams" at Museum of Contemporary Art Tokyo Photography by Daici Ano, Image Courtesy of Dior
OMA / 重松象平による、東京都現代美術館でのディオール展の会場構成。70年以上のブランドの歴史や日本との関りを紹介する展覧会。13のテーマに沿った多様で没入感ある空間を求めて、日本の伝統建築要素等を参照し現代化した空間装置を用いた構成を考案Colorama, 'Christian Dior: Designer of Dreams" at Museum of Contemporary Art Tokyo Photography by Daici Ano, Image Courtesy of Dior
OMA / 重松象平による、東京都現代美術館でのディオール展の会場構成。70年以上のブランドの歴史や日本との関りを紹介する展覧会。13のテーマに沿った多様で没入感ある空間を求めて、日本の伝統建築要素等を参照し現代化した空間装置を用いた構成を考案Miss Dior's Garden, 'Christian Dior: Designer of Dreams" at Museum of Contemporary Art Tokyo Photography by Daici Ano, Image Courtesy of Dior
OMA / 重松象平による、東京都現代美術館でのディオール展の会場構成。70年以上のブランドの歴史や日本との関りを紹介する展覧会。13のテーマに沿った多様で没入感ある空間を求めて、日本の伝統建築要素等を参照し現代化した空間装置を用いた構成を考案The Dior Ball, 'Christian Dior: Designer of Dreams" at Museum of Contemporary Art Tokyo Photography by Daici Ano, Image Courtesy of Dior

OMA / 重松象平が設計した、東京都現代美術館でのディオール展の会場構成です。
70年以上のブランドの歴史や日本との関りを紹介する展覧会です。建築家は、13のテーマに沿った多様で没入感ある空間を求めて、日本の伝統建築要素等を参照し現代化した空間装置を用いた構成を考案しました。展覧会の公式サイトはこちら

こちらは建築家によるテキストの翻訳

ハウス・オブ・ディオールは、クリスチャン・ディオールのファッションにおける革新の精神と世界的な影響力を基盤としており、その遺産は、個々のクリエイティブディレクターの貢献により、持続し進化しています。ディオール展の舞台美術、デンバー美術館とダラス美術館で開催された「ディオール:パリから世界へ」では、連続した物語の旅が定義されました。それぞれの会場では、70年以上にわたるディオールの歴史を反映した衣服やアートワークが、シームレスな道筋と統一された背景の中で展示されました。

技術革新と豊かな伝統文化を併せ持つ日本において、「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」の展覧会デザインは、歴史的、現代的なコンテクストの中にある多様な多重性を同時に映し出します。ホワイト・キューブ・ギャラリーの限界を超え、明暗、親密と壮大、有機と直交の間を行き来する部屋など、舞台美術に近い没入感と多様な経験を提供する舞台装置です。

MOTの2つのフロアに、13のキュレーションテーマが展開され、それぞれのテーマに沿った没入感のある環境が用意されています。セットデザインには、日本の伝統や文化、ディオールの歴史や現代のコレクションに共通する要素に言及した、異なる技術や素材、モチーフが使用されています。障子やねぶた※1といった既知の要素や建築技法の視覚的、空間的な特質を操作し、誇張し、現代的な形にしています。身近でありながら謎めいた、構築された風景は、一連の独特で没入感のある環境と、ストーリーテリングの能力を拡張する表面の新しいセットを生み出します。

本展の重要なテーマのひとつである「ディオールと日本」では、日本の茶庭の停留所をイメージした曲がりくねった道とそれに沿った展示用ポケットが、縦横に展開されています。木製の構造体に、逆光で光る天竺布と阿波紙を巻きつけ、衣服や工芸品の背景として、幾重にも光り輝く空間を作り出しました。立体的な風景に、さまざまなパターンやモチーフを投影し、空間をさらに活性化させます。

「ディオールの遺産」は、ディオールハウスの7人のクリエイティブ・ディレクターに捧げられた一連のスペースで統一された枠組みです。日本のインテリアでよく使われるふすま※2やすだれ※3などの吊り下げパネルを参考に、拡大したファブリックパネルをエンフィラードの仕切りとして配置し、複数の環境を一つの空間にまとめました。また、空間を区切るスクリーンには、高木由利子の大判の写真がプリントされており、クリエイティブディレクターが交代する連続性を視覚的に理解することができる、新たな物語を生み出すメディアとなっています。

美術館のアトリウムの「床」を持ち上げて傾斜させ、ロフト空間を斜めに二分することで、両面展示としました。この展覧会で最も壮大なセットである「ディオールの舞踏会」では、ガウンを着たマネキンが登り、観客はその「行列」を下から、あるいは橋から上から眺めることができるのです。スロープの上部にある角度のついた鏡は、幾何学模様を無限に続け、衣服や風景を思いがけない形で映し出します。「世界中のディオール」の下には、より親密な環境が挿入されています。来場者は、同心円状に重ねられた布の表面で構成されたドーム型の部屋に足を踏み入れ、アニメーションが投影された半球状の空間が形成されます。

他の9つの部屋と合わせて、一連のテーマと異なる環境で、多様な展示シナリオを構成しています。これらの部屋は、来場者をディオールの歴史の旅へと誘い、ディオールと日本との多面的な関係を、現代と重ね合わせながら明らかにします。

【ap job更新】 谷口吉生に師事し経験を積んだ岡田一樹が主宰する「R.E.A.D. & Architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 谷口吉生に師事し経験を積んだ岡田一樹が主宰する「R.E.A.D. & Architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 谷口吉生に師事し経験を積んだ岡田一樹が主宰する「R.E.A.D. & Architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中軽井沢のセカンドライフハウス/2020 ©Masaya Yoshimura, Copist

谷口吉生に師事し経験を積んだ岡田一樹が主宰する「R.E.A.D. & Architects」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

R.E.A.D. & Architectsでは現在、住宅、別荘、集合住宅など様々な規模のプロジェクトが進行中です。この度、業務拡大に伴い、設計スタッフ(実務経験者)を1名募集します。

R.E.A.D. & Architectsは、代表の岡田一樹が、建築家・谷口吉生(谷口建築設計研究所)のもとで、鈴木大拙館、京都国立博物館 平成知新館、ホテルオークラ東京(The Okura Tokyo)などの設計監理を担当した後独立、2017年に設立した設計事務所です。

前職で9年間培ってきた知識と経験を活かし、敷地や周辺環境を重視し、細やかな配慮と独自の創造性を行き渡らせることで、美しくて使いやすく時を経てもその価値が変わることのない、質の高い建築を実現することを目指しています。

そのような環境で一緒に働いていただける方を募集します。

OMA / ジェイソン・ロングによる、アメリカ・ニューヨークの高層集合住宅「イーグル+ウェスト」。湾岸エリアに計画。地域の特性を活かした建築を目指し、上層ほど幅が広がり“眺望”を最大限に生かす形状を考案。低層部には近隣住民もアクセス可能な公共空間も備える
OMA / ジェイソン・ロングによる、アメリカ・ニューヨークの高層集合住宅「イーグル+ウェスト」。湾岸エリアに計画。地域の特性を活かした建築を目指し、上層ほど幅が広がり“眺望”を最大限に生かす形状を考案。低層部には近隣住民もアクセス可能な公共空間も備えるEagle+West, Aerial Photography by Jason O'Rear
OMA / ジェイソン・ロングによる、アメリカ・ニューヨークの高層集合住宅「イーグル+ウェスト」。湾岸エリアに計画。地域の特性を活かした建築を目指し、上層ほど幅が広がり“眺望”を最大限に生かす形状を考案。低層部には近隣住民もアクセス可能な公共空間も備えるEagle+West, North View Photography by Jason O'Rear
OMA / ジェイソン・ロングによる、アメリカ・ニューヨークの高層集合住宅「イーグル+ウェスト」。湾岸エリアに計画。地域の特性を活かした建築を目指し、上層ほど幅が広がり“眺望”を最大限に生かす形状を考案。低層部には近隣住民もアクセス可能な公共空間も備えるEagle+West, D1 Cantilever Photography by Ossip van Duivenbode
OMA / ジェイソン・ロングによる、アメリカ・ニューヨークの高層集合住宅「イーグル+ウェスト」。湾岸エリアに計画。地域の特性を活かした建築を目指し、上層ほど幅が広がり“眺望”を最大限に生かす形状を考案。低層部には近隣住民もアクセス可能な公共空間も備えるEagle+West, Great Room Photography by Ossip van Duivenbode

OMA / ジェイソン・ロングが設計した、アメリカ・ニューヨークの高層集合住宅「イーグル+ウェスト」です。
湾岸エリアに計画されました。建築家は、地域の特性を活かした建築を目指し、上層ほど幅が広がり“眺望”を最大限に生かす形状を考案しました。また、低層部には近隣住民もアクセス可能な公共空間も備えています。

こちらは、リリーステキストの翻訳

ブルックフィールド・プロパティーズとパークタワー・グループのためのOMA / ジェイソン・ロングのイーグル+ウェストが完成し、OMAにとってニューヨークで初めての高層タワーを記録します。ブルックリンのウォーターフロントに建つ2棟のタワーと低層棟は、エグゼクティブアーキテクトとしてバイヤー・ブリンダー・ベルと共同で完成させ、22エーカーのグリーンポイントランディングマスタープラン開発における最新の建物群としてオープンします。

イーグル+ウェストは、2つのタワー、7階建てのビル、一連のアメニティ、オープンスペースからなり、市場価格帯と手頃な価格の住宅で合計745戸の60万平方フィート(※約55741m2)、の新しい公共スペースの3万平方フィート(※約2787m2)が街に追加されます。

イーグル・ストリートとデュポン・ストリートが敷地内を通ってイースト川まで延長され、現在一般公開されており、新しい広場と水辺の遊歩道へのアクセスが可能になっています。集合住宅とストリートレベルの介入は、同時にグリーンポイントのポスト工業地帯が、オープンでアクセスしやすく、連続的なウォーターフロント地区へと変貌することを伝え定着させるものです。

ブルックフィールド・プロパティーズ開発部シニア・ヴァイス・プレジデントのマリア・マシは述べています。
「グリーンポイント・ランディングの変貌は本当に目覚しく、私たちは素晴らしい設計・開発パートナーと共にイーグル+ウェストを完成させ、公開することに興奮しています」
「マンハッタンのスカイラインを一望できる眺望と、今日の居住者の多くが求める屋内と屋外のつながりを実現する快適な設備を備えています。私たちは、イーグル+ウエストでダイナミックで比類のない居住体験を提供し、グリーンポイント地域のエネルギーと活気に貢献し続けられることを誇りに思います」

パークタワー・グループ社長のマリアン・クラインは述べています。
「グリーンポイント・ランディングは、広大なアウトドアエリア、地元のレストランやショップ、最先端の内外の空間へのアクセスを求める居住者にとって、望ましい目的地へと発展しています」
「私たちは、引き続きこの地域に新しい住民を迎え入れ続け、さらに積極的に発展していくことを熱望しています」
イーグル+ウェストは、ブルックリンの最北端に位置し、イーストリバーの海岸線、グリーンポイントのプライマリーグリッド、ニュートンクリークに垂直に伸びるセカンダリーグリッドが交差する場所にあります。そして、ブルックリンとクイーンズの間の新しいヒンジポイントを活性化し、マンハッタンのスカイラインへのパノラマ指向を備えています。

OMAのパートナーであるジェイソン・ロングは、次のように述べています。
「イーグル+ウェストは、ブルックフィールド社、パークタワー・グループ、設計・施工チームによる、過去と未来、屋内と屋外、都市生活と水辺をつなぐ生活のためのプラットフォームを創造するという野望の集合体を反映しているのです。2つのタワーは相補的な兄弟であり、周辺地域とウォーターフロントを巻き込みながら、常に変化する存在感を示しています。このプロジェクトがどのように発展し、人々がこの場所を自分の住処にしていくのか、楽しみです」

長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・新宿区の、店舗「Gallery5」。ミュージアムショップの改修。“5つ目の展示室”というコンセプトの強化を求め、可動スチールラックを用いて空間の“大小を自由に変えられる”構成を考案。展示やイベント等に対応可能な場を作る
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・新宿区の、店舗「Gallery5」。ミュージアムショップの改修。“5つ目の展示室”というコンセプトの強化を求め、可動スチールラックを用いて空間の“大小を自由に変えられる”構成を考案。展示やイベント等に対応可能な場を作る photo©長谷川健太
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・新宿区の、店舗「Gallery5」。ミュージアムショップの改修。“5つ目の展示室”というコンセプトの強化を求め、可動スチールラックを用いて空間の“大小を自由に変えられる”構成を考案。展示やイベント等に対応可能な場を作る photo©長谷川健太
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・新宿区の、店舗「Gallery5」。ミュージアムショップの改修。“5つ目の展示室”というコンセプトの強化を求め、可動スチールラックを用いて空間の“大小を自由に変えられる”構成を考案。展示やイベント等に対応可能な場を作る photo©長谷川健太

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、東京・新宿区の店舗「Gallery5」です。
ミュージアムショップの改修計画です。建築家は、“5つ目の展示室”というコンセプトの強化を求め、可動スチールラックを用いて空間の“大小を自由に変えられる”構成を考案しました。そして、展示やイベント等に対応可能な場を作りました。店舗の公式サイトはこちら

Gallery5とは元々ミュージアムショップとしての機能を目的に本建物内で計画されたものだが、Gallery5が入る東京オペラシティアートギャラリーにはすでに4つの展示室があって、その5つ目の展示室というコンセプトでつくられた名前でそれを引き継いだわけだが、その展示室としての機能を強化するために可動スチールラックを使ってスペースの大小を自由に変えられるギャラリーショップを作った。

それによって、他の4つの展示室の内容が変わるごとに展示方法を変えられることはもちろん、中で展示、そしてトークイベント、朗読会、小ライブなどが行えるようになっている。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 佐賀を拠点に、“風景に馴染む意匠”と“時代が求める性能”を両立する「松本設計」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 佐賀を拠点に、“風景に馴染む意匠”と“時代が求める性能”を両立する「松本設計」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 佐賀を拠点に、“風景に馴染む意匠”と“時代が求める性能”を両立する「松本設計」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中

佐賀を拠点に、“風景に馴染む意匠”と“時代が求める性能”を両立する「松本設計」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

松本設計は戸建住宅を中心にマンション、店舗などの設計を手掛ける設計事務所です。

私たちは、エゴや主張を捨て、敷地の特性を読み解き、その場所に求められる建築を模索し、クライアントとの対話を通して、風景に馴染むデザインと時代が求める性能を両立した、居心地の良い空間を生み出すことを目指しています。

業務拡大に伴い、設計スタッフを募集します。

阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の「鶴甲団地のリノベーション2」。団地を賃貸住戸に改修。小空間への可変性の付与を目指し、中心の“コリドー”が各部屋との接点を作り建具の開閉でも様々な使用が可能な構成を考案。その時々に求められる“距離”を作れる仕組みを設計
阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の「鶴甲団地のリノベーション2」。団地を賃貸住戸に改修。小空間への可変性の付与を目指し、中心の“コリドー”が各部屋との接点を作り建具の開閉でも様々な使用が可能な構成を考案。その時々に求められる“距離”を作れる仕組みを設計 photo©大竹央祐
阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の「鶴甲団地のリノベーション2」。団地を賃貸住戸に改修。小空間への可変性の付与を目指し、中心の“コリドー”が各部屋との接点を作り建具の開閉でも様々な使用が可能な構成を考案。その時々に求められる“距離”を作れる仕組みを設計 photo©大竹央祐
阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の「鶴甲団地のリノベーション2」。団地を賃貸住戸に改修。小空間への可変性の付与を目指し、中心の“コリドー”が各部屋との接点を作り建具の開閉でも様々な使用が可能な構成を考案。その時々に求められる“距離”を作れる仕組みを設計 photo©大竹央祐

阿曽芙実建築設計事務所が設計した、兵庫・神戸市の「鶴甲団地のリノベーション2」です。
団地を賃貸住戸に改修する計画です。建築家は、小空間への可変性の付与を目指し、中心の“コリドー”が各部屋との接点を作り建具の開閉でも様々な使用が可能な構成を考案しました。その時々に求められる“距離”を作れる仕組みの設計が意図されました。

約45年前に建設された団地は神戸の山の手にあり、上階の方では大阪湾が一望できるのどかで静かな場所だ。

この団地の一戸をリノベーションし、家族3人の住まいを計画することとなった。


建築家によるテキストより

鶴甲団地のリノベーションはこれで2回目になる。面積や形は似ているが、キッチンや浴室などの水廻りの位置が前とは随分違った。団地は、床下の懐もほとんどない上、梁せいも高く、床からの梁下の高さも1800ほどしかないため、水廻りの移動はなかなか困難だ。

建築家によるテキストより


ほぼ均等に仕切られた4つの空間を解体し、住戸の真ん中に、1つの四角いボリュームを挿入した。この四角い空間は、コリドーの扱いとし、梁とコリドーとの間に建具を入れ込むことで、コリドーの中とその周辺の空間を作ることにした。コリドーの周りにある空間は、建具の開け閉めで、空間を大きくしたり、小さくしたりでき、ある時にはワンルームに、ある時には2つや3つのエリアに分けることができる。

建築家によるテキストより

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