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建築家の永山祐子を、テレビ番組の「情熱大陸」が特集(放送日時:2023年5月14日23時~)
建築家の永山祐子を、テレビ番組の「情熱大陸」が特集(放送日時:2023年5月14日23時~) photo courtesy of 永山祐子建築設計

建築家の永山祐子を、テレビ番組の「情熱大陸」が特集します。放送日時は、2023年5月14日23時から。リンク先で予告動画を閲覧できます。

大型プロジェクトのオファー殺到!
光のデザインで描く街の未来

地上48階、地下5階、高さ225メートル、超高層のエンターテインメント複合施設だ。
この巨大ビルの外装を担当したのが、建築家・永山祐子、47歳。

噴水をモチーフとした大胆な形状と色使いは、オフィスフロアや企業テナントが入らないからこそできたという。ビルを覆う4000枚以上のガラスの反射を、表面の特殊印刷によってコントロールすることで、水のキラキラした反射、しぶきの白さを表現している。光の使い方を得意とする永山の感性が遺憾なく発揮されていた。

高校在学中に建築家を目指すことを決心。大学卒業後に就職した設計事務所で、「スタッフは4年で卒業する」というルールのもと、朝から晩まで建築を学び26歳で独立、自らの事務所を設立した。
永山の事務所には現在16人が在籍している。夫と2人の子どもとの生活と、仕事を両立させている永山に憧れて入所する女性スタッフも少なくない。

複数のプロジェクトが常に同時進行している。若いスタッフに委ねた細部をチェックし、適確なアドバイスを与える姿は、頼もしい指揮官に見えた。一方で、悩んだときには他のスタッフたちに声をかけ、意見を求める柔軟さもある。それもまた、彼女が慕われるゆえんだろう。独立してゆくスタッフを見送る永山の姿には、母親にも似た心遣いが覗いた。

2025年大阪・関西万博では、2つのパビリオンを担当する。1つは、2020年ドバイ万博の際使用した資材をリユースして設計するというもの。そこにはサステナブルを地で行く知恵と工夫が生きている。

いま、最も注目を集めている建築家のひとり。そのエネルギッシュな日々を見つめた。

会田友朗 / アイダアトリエによる、長野・御代田町の「Ten Pillars House」。仕事中心の生活を退いた施主の“暮らしを楽しむ”為の家。小屋の様なシンプルで柔軟な空間の要望に、基礎と一体化する10本の壁柱で“無柱空間”を構築。構造形式は季節や時間を感受する為の多彩な開口部も実現
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野・御代田町の「Ten Pillars House」。仕事中心の生活を退いた施主の“暮らしを楽しむ”為の家。小屋の様なシンプルで柔軟な空間の要望に、基礎と一体化する10本の壁柱で“無柱空間”を構築。構造形式は季節や時間を感受する為の多彩な開口部も実現南側外観 photo©野秋達也
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野・御代田町の「Ten Pillars House」。仕事中心の生活を退いた施主の“暮らしを楽しむ”為の家。小屋の様なシンプルで柔軟な空間の要望に、基礎と一体化する10本の壁柱で“無柱空間”を構築。構造形式は季節や時間を感受する為の多彩な開口部も実現リビング・ダイニング・キッチン photo©野秋達也
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野・御代田町の「Ten Pillars House」。仕事中心の生活を退いた施主の“暮らしを楽しむ”為の家。小屋の様なシンプルで柔軟な空間の要望に、基礎と一体化する10本の壁柱で“無柱空間”を構築。構造形式は季節や時間を感受する為の多彩な開口部も実現ダイニングから外を見る。 photo©野秋達也

会田友朗 / アイダアトリエが設計した、長野・御代田町の「Ten Pillars House」です。
仕事中心の生活を退いた施主の“暮らしを楽しむ”為の家です。建築家は、小屋の様なシンプルで柔軟な空間の要望に、基礎と一体化する10本の壁柱で“無柱空間”を構築しました。また、構造形式は季節や時間を感受する為の多彩な開口部の実現にも寄与しています。

敷地は軽井沢・追分エリアにも近い御代田町の緩やかな東斜面である。

クライアントは、東京で長く続けてきた事業を後進に譲り、自然にあふれたこの地で、これまでの仕事中心の多忙な生活から、「暮らす」こと、そしてその暮らしを「楽しむ」ことを主眼にすえ、そのための小屋を建てたいという希望を話された。

自ら開墾して農作業をしたり、庭をつくったり、自動車やバイクをいじる拠点となることも想定された。キッチンや水回りや収納に豪華な仕様は求められず、また水回り空間以外は壁で細かく仕切らず、小屋のようなシンプルかつフレキシブルな一体空間が求められた。

建築家によるテキストより

この地域で「暮らす」ことを最大限楽しむという目的のためには、日々移ろいゆく季節や時間を感じることのできる空間であることが大事だと考えた。そこで、風景のさなかにたたずむおおらかな一体空間をどのように実現するべきか考えた。

建築家によるテキストより

結果、このエリアの凍結深度から導かれた深基礎一体となったRCの鉛直片持ち壁柱を10本立ち上げ、一般製材による経済的な木造在来工法による架構の耐震要素としサポートする構造形式とした。屋根は120角が455ピッチに並ぶシンプルで軽快な合掌形式とし、基礎と一体となった10本のRCの控柱は袖壁(バットレス=buttless)としてこの合掌屋根架構が開こうとする水平力(スラスト=thrust)を抑える役割を担う。

このことで、建築の内部には、梁間方向で柱梁のない6m以上のスパンの木造としては大空間が実現している。また桁方向の外壁の筋交いを含めて壁量が抑えられることから開口の大きさや位置に自由度が生まれた。

建築家によるテキストより
吉村靖孝・大野博史・倉方俊輔・中川エリカ・西沢大良が審査した、東京建築士会主催の「住宅建築賞2023」の結果と審査講評等が公開

吉村靖孝大野博史倉方俊輔中川エリカ西沢大良が審査した、東京建築士会主催の「住宅建築賞2023」の結果と審査講評等が公開されています。PDFでの公開です。
住宅建築賞金賞を、齋藤隆太郎(DOG)+井手駿が受賞。住宅建築賞を、服部大祐(Schenk Hattori)古谷俊一(古谷デザイン建築設計事務所)溝部礼士(溝部礼士建築設計事務所)坪井宏嗣(坪井宏嗣構造設計事務所)工藤浩平+宮崎侑也(工藤浩平建築設計事務所)が受賞しています。

以下は、結果です。

「住宅建築賞2023」入賞者発表
この度、本会主催による「住宅建築賞」の受賞が下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。

■住宅建築賞2023 審査結果(応募点数71点)
・入賞5点(内金賞1点)
・審査員:【審査員長】吉村 靖孝 【審査員】大野 博史 倉方 俊輔 中川 エリカ 西沢 大良

<住宅建築賞 金賞>
●8.5ハウス(神奈川県)
・設計者 齋藤 隆太郎(DOG)+井手 駿
・建築主 乙部 遊+乙部 京子
・施工者 新進建設株式会社
【建物構造:木造】

<住宅建築賞> (受付順)
●House in Fukasawa(東京都)
・設計者 服部 大祐(Schenk Hattori)
・建築主 白井 秀忠
・施工者 池田工務店
【建物構造:木造】

●大森ロッヂ新棟 笑門の家(東京都)
・設計者 古谷 俊一(古谷デザイン建築設計事務所)
・建築主 矢野 一郎・矢野 典子
・施工者 株式会社日起
【建物構造:木造在来軸組工法】

●石黒邸(東京都)
・設計者 溝部 礼士(溝部礼士建築設計事務所)+坪井 宏嗣(株式会社坪井宏嗣構造設計事務所)
・建築主 石黒 唯嗣
・施工者 株式会社広橋工務店
【建物構造:木造】

●佐竹邸(東京都)
・設計者 工藤 浩平+宮崎 侑也(株式会社工藤浩平建築設計事務所)
・建築主 佐竹 雄太
・施工者 株式会社住建トレーディング
【建物構造:鉄骨造】

最も注目を集めたトピックス[期間:2023/5/1-5/7]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/5/1-5/7]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/5/1-5/7)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 古谷デザイン建築設計事務所による、千葉・富津市の「たがやすいえ」。山頂の造成と伐採の過去を持つ敷地。環境復元を助ける在り方を目指し、大地の色味と親和性を持つ建築を“尾根を復元”する様に配置。海と山を同時に臨むように開口を設けて安息の空間も作る
  2. 森下修 / 森下建築総研による、福井・おおい町の商業施設「SEE SEA PARK」。新事業挑戦も支援する官民協同の建築。“集落”の様な“営みに馴染む”在り方を求め、72個の“ユニット”を組合せて様々な用途に応える空間を構築。外皮等の選択は自然と繋がる“開放型”の環境制御も意図
  3. office m-saと望月蓉平による、静岡の「富士宮の住宅」。二世帯の為の平屋。各々が“思うままに過ごせる環境”を目指し、家型の量塊に“一筆書きの壁”を横断させて“ひだ状”空間を“状況に合わせ活用”する建築を考案。屋外にも伸びる壁は将来の“生活変化”も許容
  4. 清水俊貴 / 福井工業大学と山田寛 / LoHAによる、福井・勝山市の店舗「nimbus」。磯崎新と伊東孝が設計した住宅を店舗に改修。“生きられた建築”を目指し、既存の保護と整理に加えてグリッド等を継承する“チューニング”としての設計を志向。既存空間が持つ“公共性”の質を更に引き出す
  5. 永山祐子建築設計による、大阪市の店舗「YAMAGIWA OSAKA」。老舗照明メーカーのショールーム。企業ロゴの“放射状に広がる光線”に着想を得て、ルーバー等を用いた“繊細な線の集合体”で構成する空間を考案。可動式の要素で場所毎に雰囲気を変えられる仕組みも作る
  6. 藤本壮介による、東京・渋谷区の「西参道公衆トイレ」。都心部の幹線道路沿いの敷地。公衆トイレを“都市の泉”と捉えて“新しい公共空間”を目指し、中央が凹んだ“うつわ”の様な“手洗い場”を持つ建築を考案。“小さなコミュニティ”が生まれる契機を作る事も意図
  7. 今冨佑樹+本杉一磨 / プラスチックアーキテクツによる、東京・目黒区の「中町フラット」。三階建ての二世帯住宅。新築で“改修”の持つ魅力の獲得を目指し、内と外の要求の“ズレ”を積極的に許容する設計を志向。等間隔の“正方形窓”は“用途”との完全な一致を避けて“街との新築らしからぬ関係”も作る
  8. 佐々木翔+鈴江佑弥 / INTERMEDIAによる、長崎・大村市の「d&i 大黒屋新社屋」。代替わりした企業の為に計画。諸室の配置で部分的に2層となる内部空間に対し、ズレながら連続する“木梁”を架けて“曲面のような屋根形状”を構築。利用者に加えて周囲の環境までを大らかに包み込む
  9. 青木淳・平田晃久・隈研吾・SANAA・藤森照信・谷口吉生が、自身が設計した美術館について解説している動画「建築家が自作を語る美術館」
  10. 岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現
  11. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  12. 東海林健建築設計事務所による、新潟市の「toga house / 傘の家」。砂丘の頂の“原っぱ”の中に計画。広大な環境の引込と住まいの安心感を求め、各階の床レベルを下げて周囲との“境界”と“連続性”を構築。この敷地における“心地よい外部との距離感”を作り出す
  13. 穂垣友康+穂垣貴子 / くらし設計室による、広島・東広島市の「西条の家」。隣地に集合住宅が建つ敷地。施主の求める“静かな暮らし”を目指し、周囲の視線を遮る為に建物を“コの字型”に配置して“中庭”を主体とする構成を考案。庭と窓の関係も操作して建築の中に様々な居場所を作る
  14. ザハ・ハディド事務所による、中国・武漢の「太康金融センター」。事務所・集合住宅・商業施設等を内包する建築。3つのタワーで構成され、中心部には“都市の渓谷”として“垂直に伸びる中庭”を配置。周辺の公園等と一体化して何層にも渡る垂直のコミュニティを作る
  15. 宮城島崇人建築設計事務所による、北海道・札幌市の住宅「Oプロジェクト」。公園に面する家の改修と増築。食に関わる施主の“ラボラトリー”となる建築を目指し、2本の柱でスラブを支え全方向に開放性を持つ“キッチン棟”を考案。公園との新たな関係を作ると共に既存の内部環境も一変させる
  16. 山﨑健太郎デザインワークショップによる、千葉・八千代市の「52間の縁側」。高齢者の為のデイサービス施設。問題を抱える人も“日常を送れる”環境を目指し、木架構の中に様々な“小さな居場所”のある建築を志向。一直線の床と構造体が作る“大きな構え”は地域の人々も迎え入れる
  17. へザウィック・スタジオの、森美術館での展覧会「共感する建築」。世界中でプロジェクトを手掛けるファームの日本初の展示。主要プロジェクト“28作”を模型や素材サンプル等で紹介。会場構成は同スタジオが日本の“暖簾”等に着想を得て考案
  18. ジョン・ポーソンの、東京・渋谷区の“The Mass”での展覧会「John Pawson」。ロンドンを拠点に活動する建築家による写真展。作品を通して作家の“世界に対する独自の視点”を体験できる構成。半屋外展示室では日本での展示の為に制作された体験可能な建築的作品も公開
  19. 工藤浩平建築設計事務所による、東京・世田谷区の住戸改修「J邸」。70年代の坂倉事務所設計の住戸を改修、壁構造で間仕切りも変更不可な条件に対し施主固有の“暮らしの軌跡”を解像度高く抽出し設計する方法を考案、断片的な生活の集まりで全体の空間をつくる
  20. 青柳創+青柳綾夏 / アオヤギデザインによる、岐阜の店舗兼住宅「飛騨高山の土蔵のリノベーション NIM」。築約130年の土蔵を改修。土蔵の“独特の空気感”を尊重する建築を求め、2つの用途を隔てる新設の“壁”で内装を成立させる設計を志向。壁の配置と素材で其々の機能要求に応え既存空間の特質も強調

MADによる、エクアドル・キトの高層ビル「Qondesa」。街の中心部の集合住宅を中心とした建築。地域の自然や旧市街の建物を参照して、“絡みつく蔓”を想起させる形態と“石張り”の詳細を考案。住民の生活の質の向上と共に環境に優しい都市の創造も志向
MADによる、エクアドル・キトの高層ビル「Qondesa」。街の中心部の集合住宅を中心とした建築。地域の自然や旧市街の建物を参照して、“絡みつく蔓”を想起させる形態と“石張り”の詳細を考案。住民の生活の質の向上と共に環境に優しい都市の創造も志向 image©Mir
MADによる、エクアドル・キトの高層ビル「Qondesa」。街の中心部の集合住宅を中心とした建築。地域の自然や旧市街の建物を参照して、“絡みつく蔓”を想起させる形態と“石張り”の詳細を考案。住民の生活の質の向上と共に環境に優しい都市の創造も志向 image©Plomp

MADが設計している、エクアドル・キトの高層ビル「Qondesa」です。
街の中心部の集合住宅を中心とした建築です。建築家は、地域の自然や旧市街の建物を参照して、“絡みつく蔓”を想起させる形態と“石張り”の詳細を考案しました。また、住民の生活の質の向上と共に環境に優しい都市の創造も志向されました。

こちらはリリーステキストの翻訳です

Qondesa、MADアーキテクツが南米で初のプロジェクトを発表

キトは、多様な生態系、民族、伝統に影響されたコントラストが共存する都市で、エクアドルの首都です。また、南米で最も保存状態が良く、最も変化の少ない歴史地区を特徴とするユネスコ世界遺産です。マー・ヤンソン率いるMADアーキテクツは、キトで初の複合用途プロジェクト「Qondesa」を公開しました。キトで最も高いビルになる予定のこの建物は、エコロジカルな未来のビジョンを持って、高密度な生活に自然を融合させるデザインソリューションを提供することを目的としています。

自然の背景からインスピレーションを得たMADは、建物のダイナミックなデザインを通じて、居住者と自然の美しさを結びつけることを目指します。大地から空へ成長するQondesaの外観は、建物の周囲に絡みつく蔓をイメージしており、建物の上部で細くなるように作られています。また、ビルのバルコニーには、プランターを形成する緑が芽吹いています。また、Qondesaの外観形状は、周囲の建物からの自然光や眺望を遮らないように設計されています。

この街は、グアイラバンバ川流域に位置し、アンデス山脈の活火山である成層火山ピチンチャの東側斜面にあります。ファサードディテールの石造りの外観は、キトの旧市街にある石造りのファサードをモチーフとしたものです。これらの歴史的建造物には、近くの火山から採れる火山石が使われています。ファサードの遊び心のある有機的なラインは、突出した自生植物との組み合わせで、街のスカイラインのランドマークとなるようなエレガントな美観を生み出しています。

ザハ・ハディド事務所による、中国・武漢の「太康金融センター」。事務所・集合住宅・商業施設等を内包する建築。3つのタワーで構成され、中心部には“都市の渓谷”として“垂直に伸びる中庭”を配置。周辺の公園等と一体化して何層にも渡る垂直のコミュニティを作る
ザハ・ハディド事務所による、中国・武漢の「太康金融センター」。事務所・集合住宅・商業施設等を内包する建築。3つのタワーで構成され、中心部には“都市の渓谷”として“垂直に伸びる中庭”を配置。周辺の公園等と一体化して何層にも渡る垂直のコミュニティを作る image©Negativ
ザハ・ハディド事務所による、中国・武漢の「太康金融センター」。事務所・集合住宅・商業施設等を内包する建築。3つのタワーで構成され、中心部には“都市の渓谷”として“垂直に伸びる中庭”を配置。周辺の公園等と一体化して何層にも渡る垂直のコミュニティを作る image©Proloog
ザハ・ハディド事務所による、中国・武漢の「太康金融センター」。事務所・集合住宅・商業施設等を内包する建築。3つのタワーで構成され、中心部には“都市の渓谷”として“垂直に伸びる中庭”を配置。周辺の公園等と一体化して何層にも渡る垂直のコミュニティを作る image©Proloog

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・武漢の「太康金融センター」です。
事務所・集合住宅・商業施設等を内包する建築です。3つのタワーで構成され、中心部には“都市の渓谷”として“垂直に伸びる中庭”を配置しています。そして、周辺の公園等と一体化して何層にも渡る垂直のコミュニティを作る事が意図されました。

こちらはリリーステキストの翻訳です

武漢に建設中の太康金融センターは、今週、基礎工事と地下工事が完了しました。26万6,000㎡の開発の3つのタワーは、2025年の完成を目指し、建設が開始されました。

1996年に設立された太康インシュランス・グループは、保険、資産運用、健康・高齢者ケアなどを提供する中国最大級の企業へと成長しました。新しい太康金融センターは、市民、学術、企業の各機関と協力し、一流の専門家チームを収容する卓越したセンターとなるでしょう。その目的は、中国全土のあらゆる年齢の人々をサポートする新しいエコシステムを提供する効果的なシステムとネットワークを開発することです。太康金融センターで開発された新技術を活用し、当グループは今後も全国の地域開発、医療、教育、福祉を支援することに尽力していきます。

武漢の中国情報・交通網の中心地であることを考慮し、太康金融センターは、漢口リバーサイドビジネス地区の都市マスタープランの中で、3つのタワーが相互に接続された円形の構成になっています。このマスタープランは、東側の長江公園と湿地帯、南側の新中央公園を統合したものです。これらの新しい公共公園は、武漢のスポンジシティプログラムに不可欠なもので、雨水を自然に貯め、浸透させることで、雨水の放出を遅らせ、洪水防止を助けるとともに、その再利用を容易にするものです。

都市の地下鉄1号線の駅に直結しており、センターのタワー1(52階)は都市に面し、タワー2(47階)は川に面し、タワー3(50階)は公園を眺めることができます。3つのタワーの間に都市の渓谷として垂直に伸びる中庭を、地上階とロビー階にあるショップやレストランが取り囲んでいます。ささらに、高層階のタワーをつなぐスカイブリッジには、パブリックスペースやアメニティが配置され、更に都市と長江流域のパノラマビューを楽しめるルーフトップガーデンテラスも含んでいます。

オフィス、アパートメント、ホテル、ショッピング、ダイニング、文化・レクリエーション施設を含むこのセンターには、1日を通して2万人以上の人々が集まり、市の新しい中央公園や川沿いの湿地帯と一体化した垂直のコミュニティを形成する予定です。

地上階にある共有の中央中庭から、中央の渓谷を囲むスカイブリッジのテラスや屋上庭園に上がるまで、デザインは何層にもわたって織り成す一連の公共空間に、街の万華鏡のような姿を生み出しています。

東海林健建築設計事務所による、新潟市の「toga house / 傘の家」。砂丘の頂の“原っぱ”の中に計画。広大な環境の引込と住まいの安心感を求め、各階の床レベルを下げて周囲との“境界”と“連続性”を構築。この敷地における“心地よい外部との距離感”を作り出す
東海林健建築設計事務所による、新潟市の「toga house / 傘の家」。砂丘の頂の“原っぱ”の中に計画。広大な環境の引込と住まいの安心感を求め、各階の床レベルを下げて周囲との“境界”と“連続性”を構築。この敷地における“心地よい外部との距離感”を作り出す外観 photo©toreal 藤井浩司
東海林健建築設計事務所による、新潟市の「toga house / 傘の家」。砂丘の頂の“原っぱ”の中に計画。広大な環境の引込と住まいの安心感を求め、各階の床レベルを下げて周囲との“境界”と“連続性”を構築。この敷地における“心地よい外部との距離感”を作り出す外観 photo©toreal 藤井浩司
東海林健建築設計事務所による、新潟市の「toga house / 傘の家」。砂丘の頂の“原っぱ”の中に計画。広大な環境の引込と住まいの安心感を求め、各階の床レベルを下げて周囲との“境界”と“連続性”を構築。この敷地における“心地よい外部との距離感”を作り出す2階、リビングダイニング photo©toreal 藤井浩司
東海林健建築設計事務所による、新潟市の「toga house / 傘の家」。砂丘の頂の“原っぱ”の中に計画。広大な環境の引込と住まいの安心感を求め、各階の床レベルを下げて周囲との“境界”と“連続性”を構築。この敷地における“心地よい外部との距離感”を作り出す2階、リビングダイニング photo©toreal 藤井浩司

東海林健建築設計事務所が設計した、新潟市の「toga house / 傘の家」です。
砂丘の頂の“原っぱ”の中に計画されました。建築家は、広大な環境の引込と住まいの安心感を求め、各階の床レベルを下げて周囲との“境界”と“連続性”を構築しました。そして、この敷地における“心地よい外部との距離感”を作り出されました。

敷地は新潟市西区、海岸に沿って形成された新潟砂丘の頂き。

古くからの高密集落を抜けた先の広大な原っぱを敷地とし、夫婦2人と子供が住む住宅を計画。

建築家によるテキストより



敷地は120坪程であるが周囲に広がる原っぱはその数倍の面積があり、且つ建物が建つ予定もなく、
その広大な原っぱをどのように生活に引き込み、一方でどのように家としての安心感を確保できるのかといった
相反する要素を両立させる境界のデザイン、そしてまた砂丘地であることを活かした建ち方ということを目指した。

建築家によるテキストより



砂を掘る、盛る、砂地に柱を建てる、砂地において考えられるそんな原始的手法による新しい環境の構築を試みた。

砂を掻き分け居場所を作るように、地面を少し掘り下げた。掻き分けられ周囲に盛られた砂により、原っぱとのゆるやかな境界を作り出し、
周辺環境から少し距離を取ることが可能となった1階をプライベートスペースとして各個室を配置。
建物が下げられ周囲の地面が盛られていることで、2階に配置されたLDKと地面はぐっと近い関係になっている。


建築家によるテキストより
今冨佑樹+本杉一磨 / プラスチックアーキテクツによる、東京・目黒区の「中町フラット」。三階建ての二世帯住宅。新築で“改修”の持つ魅力の獲得を目指し、内と外の要求の“ズレ”を積極的に許容する設計を志向。等間隔の“正方形窓”は“用途”との完全な一致を避けて“街との新築らしからぬ関係”も作る
今冨佑樹+本杉一磨 / プラスチックアーキテクツによる、東京・目黒区の「中町フラット」。三階建ての二世帯住宅。新築で“改修”の持つ魅力の獲得を目指し、内と外の要求の“ズレ”を積極的に許容する設計を志向。等間隔の“正方形窓”は“用途”との完全な一致を避けて“街との新築らしからぬ関係”も作る外観 photo©川辺明伸
今冨佑樹+本杉一磨 / プラスチックアーキテクツによる、東京・目黒区の「中町フラット」。三階建ての二世帯住宅。新築で“改修”の持つ魅力の獲得を目指し、内と外の要求の“ズレ”を積極的に許容する設計を志向。等間隔の“正方形窓”は“用途”との完全な一致を避けて“街との新築らしからぬ関係”も作る2階キッチンからリビングダイニングを見る。 photo©川辺明伸
今冨佑樹+本杉一磨 / プラスチックアーキテクツによる、東京・目黒区の「中町フラット」。三階建ての二世帯住宅。新築で“改修”の持つ魅力の獲得を目指し、内と外の要求の“ズレ”を積極的に許容する設計を志向。等間隔の“正方形窓”は“用途”との完全な一致を避けて“街との新築らしからぬ関係”も作る3階ダイニングキッチン photo©川辺明伸
今冨佑樹+本杉一磨 / プラスチックアーキテクツによる、東京・目黒区の「中町フラット」。三階建ての二世帯住宅。新築で“改修”の持つ魅力の獲得を目指し、内と外の要求の“ズレ”を積極的に許容する設計を志向。等間隔の“正方形窓”は“用途”との完全な一致を避けて“街との新築らしからぬ関係”も作る3階共用部 photo©川辺明伸

今冨佑樹+本杉一磨 / プラスチックアーキテクツが設計した、東京・目黒区の「中町フラット」です。
三階建ての二世帯住宅の計画です。建築家は、新築で“改修”の持つ魅力の獲得を目指し、内と外の要求の“ズレ”を積極的に許容する設計を志向しました。そして、等間隔の“正方形窓”は“用途”との完全な一致を避けて“街との新築らしからぬ関係”を作る事も意図されました。

この建物は3方を道路に囲まれた角地に建つ二世帯住宅の計画である。

建築家によるテキストより

用途転用された建物には独特な魅力が存在する。
その中には時間の積み重ねによってのみ得られる深みや味といった魅力も一つの要因としてあるだろうが、元々の機能に対して後付け的に生まれたズレが醸し出す魅力も存在していると思う。内部の要求とそれがあらわれる外観の調整を繰り返すことが設計行為ではあるのだが、そのズレを積極的に許容することで、新築であってもリノベーションされた建物にしか持ち得ない魅力、ある種の不自然さを獲得できないかと考えた。

建築家によるテキストより

南向きの住宅が立ち並ぶ住宅街において、全方位に窓を並べ、街に対しての接点を設けた。
等間隔に並んだ正方形の窓は異なるレギュレーションでつくられているため、内部の機能的な要求とは完全に一致はしていないが、そのことが躯体とまち、躯体とインテリアに新築らしからぬ関係性をつくりだしている。

建築家によるテキストより
佐々木翔+鈴江佑弥 / INTERMEDIAによる、長崎・大村市の「d&i 大黒屋新社屋」。代替わりした企業の為に計画。諸室の配置で部分的に2層となる内部空間に対し、ズレながら連続する“木梁”を架けて“曲面のような屋根形状”を構築。利用者に加えて周囲の環境までを大らかに包み込む
佐々木翔+鈴江佑弥 / INTERMEDIAによる、長崎・大村市の「d&i 大黒屋新社屋」。代替わりした企業の為に計画。諸室の配置で部分的に2層となる内部空間に対し、ズレながら連続する“木梁”を架けて“曲面のような屋根形状”を構築。利用者に加えて周囲の環境までを大らかに包み込む外観 photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
佐々木翔+鈴江佑弥 / INTERMEDIAによる、長崎・大村市の「d&i 大黒屋新社屋」。代替わりした企業の為に計画。諸室の配置で部分的に2層となる内部空間に対し、ズレながら連続する“木梁”を架けて“曲面のような屋根形状”を構築。利用者に加えて周囲の環境までを大らかに包み込む外観 photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
佐々木翔+鈴江佑弥 / INTERMEDIAによる、長崎・大村市の「d&i 大黒屋新社屋」。代替わりした企業の為に計画。諸室の配置で部分的に2層となる内部空間に対し、ズレながら連続する“木梁”を架けて“曲面のような屋根形状”を構築。利用者に加えて周囲の環境までを大らかに包み込む1階、オフィス photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
佐々木翔+鈴江佑弥 / INTERMEDIAによる、長崎・大村市の「d&i 大黒屋新社屋」。代替わりした企業の為に計画。諸室の配置で部分的に2層となる内部空間に対し、ズレながら連続する“木梁”を架けて“曲面のような屋根形状”を構築。利用者に加えて周囲の環境までを大らかに包み込む2階、オフィスラウンジ photo©YASHIRO PHOTO OFFICE

佐々木翔+鈴江佑弥 / INTERMEDIAが設計した、長崎・大村市の「d&i 大黒屋新社屋」です。
代替わりした企業の為に計画されました。建築家は、諸室の配置で部分的に2層となる内部空間に対し、ズレながら連続する“木梁”を架けて“曲面のような屋根形状”を構築しました。そして、利用者に加えて周囲の環境までを大らかに包み込む事が意図されました。

長崎県大村市に建つ新築のオフィス。

建築家によるテキストより

平面的には矩形である。約20名のオフィススペースと最大約30名の多目的スペースを左右に配し、それらを分節するような形でT字状のヴォリュームを設けた。その全体に105×300の木梁を南京玉すだれ状に架けている。

屋根高さは敷地奥側では水平に設定し、そこから前面道路に向かってT字平面を包み込むような変異を与えていく形を取った。一つ一つは直線材だが、その変異を結んでいくと曲面のような屋根形状となる。

建築家によるテキストより

木梁はすべて県内産の杉であるとともに、屋根面全体を覆っているため木材が本来有している高い断熱性能を活用している。また屋外側には4m片持ちで突出しており、エントランスへの雨掛りを防ぐとともに西日等の日射制御にも寄与している。105×300という材木のスケールは身体感覚としては大きいはずだが,立ち上がったものと対峙するととても軽快で浮遊感がある。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 千葉学建築計画事務所が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)と秘書兼広報を募集中
【ap job更新】 千葉学建築計画事務所が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)と秘書兼広報を募集中
【ap job更新】 千葉学建築計画事務所が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)と秘書兼広報を募集中父の家 ©吉田誠

千葉学建築計画事務所の、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)と秘書兼広報募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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千葉学建築計画事務所では「設計スタッフ」および「秘書」を募集しています。

私たちの事務所では個人住宅・集合住宅から大学や駅前広場など、様々な建築を手掛けてきました。
近年は公共のプロジェクトに携わる機会も増え、民間と公共の割合は半々程度です。様々なクライアント、規模、用途の物件が同時進行しており、幅広い経験を積みたい方には最適な環境です。

また、公共の仕事は基本的にプロポーザルで選定いただいたプロジェクトです。プロポーザルは今まで事務所でやったことがないビルディングタイプにも積極的に応募していくので、これからも新たな種類の仕事が増えていくと考えています。

一方、事務所の手掛ける物件の規模は年々大きくなってきていますが、一つ一つの検討は模型やスケッチ、3Dソフトを用いながら、少しずつ案をブラッシュアップしていく姿勢は設立当初から変わりません。

様々な経験を積みたい方、新しいビルディングタイプに挑戦したい方、事務所のノウハウを活かしつつ一緒に試行錯誤しながら取り組んでくれる方を歓迎します。

たくさんのご応募お待ちしております。

【ap job更新】 環境と人がつながる“建築”と“場づくり”に取り組む「ビオフォルム環境デザイン室」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 環境と人がつながる“建築”と“場づくり”に取り組む「ビオフォルム環境デザイン室」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 環境と人がつながる“建築”と“場づくり”に取り組む「ビオフォルム環境デザイン室」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とアルバイトを募集中連の家6、7

環境と人がつながる“建築”と“場づくり”に取り組む「ビオフォルム環境デザイン室」の、設計スタッフ(経験者・既卒)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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ビオフォルム環境デザイン室では、設計スタッフ(正社員)とアルバイトを募集します。

私たちは、その土地の気候や風土に根ざした伝統的な構法を下敷きにしながら、現代のサステナブル技術を組み合わせ、自然環境とともにある、地産地消の建築に取り組んでいます。また、建物だけでなくその周辺地域、人々、社会との関係性をデザインすることで、建築を通してこれからの社会に必要な価値を提案してきました。

これまで住宅を中心に、共同住宅、宿泊施設、商業施設、福祉施設、キャンプ場など、100件ほどの設計に取り組んできました。いずれも環境配慮型、住み手や地域との繋がりを大事にした建築や場づくりです。

現在のスタッフはパートナー含め10名ですが、業務の拡大に伴い、設計から現場監理まで主体的にプロジェクトを推進いただける方(正社員)、及び模型製作/図面作成補助等を担っていただく方(アルバイト)を募集します。

【ap job更新】 藤本壮介建築設計事務所が、設計スタッフ・設計補助スタッフ・3Dモデリングオペレーターを募集中
【ap job更新】 藤本壮介建築設計事務所が、設計スタッフ・設計補助スタッフ・3Dモデリングオペレーターを募集中
【ap job更新】 藤本壮介建築設計事務所が、設計スタッフ・設計補助スタッフ・3Dモデリングオペレーターを募集中L’Arbre blanc ©Iwan Baan

藤本壮介建築設計事務所の、設計スタッフ・設計補助スタッフ・3Dモデリングオペレーター募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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藤本壮介建築設計事務所では、設計スタッフ、設計補助スタッフ、3Dモデリングオペレーターを募集します。

現在、国内で多くの実施プロジェクトが進行しています。住宅から公共施設まで多種多様なプロジェクトがあり、これまでの経験が発揮できるプロジェクトを担当していただきます。可能な限り長期間に渡って一緒に働いて頂ける方を歓迎します。

office m-saと望月蓉平による、静岡の「富士宮の住宅」。二世帯の為の平屋。各々が“思うままに過ごせる環境”を目指し、家型の量塊に“一筆書きの壁”を横断させて“ひだ状”空間を“状況に合わせ活用”する建築を考案。屋外にも伸びる壁は将来の“生活変化”も許容
office m-saと望月蓉平による、静岡の「富士宮の住宅」。二世帯の為の平屋。各々が“思うままに過ごせる環境”を目指し、家型の量塊に“一筆書きの壁”を横断させて“ひだ状”空間を“状況に合わせ活用”する建築を考案。屋外にも伸びる壁は将来の“生活変化”も許容外観 photo©甲田和久
office m-saと望月蓉平による、静岡の「富士宮の住宅」。二世帯の為の平屋。各々が“思うままに過ごせる環境”を目指し、家型の量塊に“一筆書きの壁”を横断させて“ひだ状”空間を“状況に合わせ活用”する建築を考案。屋外にも伸びる壁は将来の“生活変化”も許容リビングダイニング photo©甲田和久
office m-saと望月蓉平による、静岡の「富士宮の住宅」。二世帯の為の平屋。各々が“思うままに過ごせる環境”を目指し、家型の量塊に“一筆書きの壁”を横断させて“ひだ状”空間を“状況に合わせ活用”する建築を考案。屋外にも伸びる壁は将来の“生活変化”も許容スタディからリビングダイニングの方を見る。 photo©甲田和久
office m-saと望月蓉平による、静岡の「富士宮の住宅」。二世帯の為の平屋。各々が“思うままに過ごせる環境”を目指し、家型の量塊に“一筆書きの壁”を横断させて“ひだ状”空間を“状況に合わせ活用”する建築を考案。屋外にも伸びる壁は将来の“生活変化”も許容デッキ photo©甲田和久

篠原明理建築設計事務所 / m-sa望月蓉平が設計した、静岡の「富士宮の住宅」です。
二世帯の為の平屋の計画です。建築家は、住人各々が“思うままに過ごせる環境”を目指し、家型の量塊に“一筆書きの壁”を横断させて“ひだ状”空間を“状況に合わせ活用”する建築を考案しました。また、屋外にも伸びる壁は将来の“生活変化”も許容します。

富士山の麓に位置する富士宮市に建つ住宅。
90m2の中に2世帯が共に住まう与条件の中で、それぞれが思うままに過ごせる環境づくりを考えた。

建築家によるテキストより

構成は、シンプルな家型ボリュームと一筆書きの壁の2つからなる。
家型の矩形ボリュームに対して、一筆描きに繋がる壁を、ボリュームを掻き取るように横断させた。一筆書きの壁でかき取られたスペースは個室状となるが、開口を両側2ヶ所に設けることで、行き止まりのない回遊性のある空間となった。

一筆書きの壁は屋外にまで伸ばすことで屋外スペースと屋内スペースを等価に扱う装置として位置づけ、屋外に居場所を見つけるきっかけとした。また、屋外まで伸びることでアプローチの役割や、公道に対する目隠しとしても役立っている。

建築家によるテキストより

廊下がなく、ひだ状のペースを状況に合わせて活用する住まい方は、敷地全体を取り込んだ小さな村のような状況に近いのではと思う。生活の変化に合わせ、屋外のスペースを屋内的に利用することや、屋根上空間を拡大させることも可能であり、一筆書き壁を基点として変化するのりしろを持った住宅となった。

建築家によるテキストより
森下修 / 森下建築総研による、福井・おおい町の商業施設「SEE SEA PARK」。新事業挑戦も支援する官民協同の建築。“集落”の様な“営みに馴染む”在り方を求め、72個の“ユニット”を組合せて様々な用途に応える空間を構築。外皮等の選択は自然と繋がる“開放型”の環境制御も意図
森下修 / 森下建築総研による、福井・おおい町の商業施設「SEE SEA PARK」。新事業挑戦も支援する官民協同の建築。“集落”の様な“営みに馴染む”在り方を求め、72個の“ユニット”を組合せて様々な用途に応える空間を構築。外皮等の選択は自然と繋がる“開放型”の環境制御も意図敷地上空から見る。 photo©母倉知樹
森下修 / 森下建築総研による、福井・おおい町の商業施設「SEE SEA PARK」。新事業挑戦も支援する官民協同の建築。“集落”の様な“営みに馴染む”在り方を求め、72個の“ユニット”を組合せて様々な用途に応える空間を構築。外皮等の選択は自然と繋がる“開放型”の環境制御も意図北側鳥瞰外観 photo©母倉知樹
森下修 / 森下建築総研による、福井・おおい町の商業施設「SEE SEA PARK」。新事業挑戦も支援する官民協同の建築。“集落”の様な“営みに馴染む”在り方を求め、72個の“ユニット”を組合せて様々な用途に応える空間を構築。外皮等の選択は自然と繋がる“開放型”の環境制御も意図WEST(チャレンジショップ棟)、アトリウム photo©母倉知樹
森下修 / 森下建築総研による、福井・おおい町の商業施設「SEE SEA PARK」。新事業挑戦も支援する官民協同の建築。“集落”の様な“営みに馴染む”在り方を求め、72個の“ユニット”を組合せて様々な用途に応える空間を構築。外皮等の選択は自然と繋がる“開放型”の環境制御も意図外観、夜景 photo©母倉知樹

森下修 / 森下建築総研が設計した、福井・おおい町の商業施設「SEE SEA PARK」です。
新事業挑戦も支援する官民協同の建築です。建築家は、“集落”の様な“営みに馴染む”在り方を求め、72個の“ユニット”を組合せて様々な用途に応える空間を構築しました。また、外皮等の選択は自然と繋がる“開放型”の環境制御も意図されました。施設の公式サイトはこちら

2019年の夏の終わり、ヒグラシが奏でるカナカナという心地よい音のなか、おおい町を訪れた。
敷地は整備された臨海埋立地にあり、海から山へとつながる空間のフローの過程にある。暖かくしかし粘度を感じる、柔らかく、優しい空気が身にまとわりついていた。人が集い、居心地のよい環境を創ることを考えた。

建築家によるテキストより

新規創業や新事業展開に挑戦する場となる「チャレンジショップ等」を整備することとプロポーザルの要綱にあった。
人を誘うことが重要であるが、建築の形や意匠が目を引くということ、すなわち固定的な独特な個性を建築に与えるということではなく、均質的な空間単位を集合させ濃度差を作ることにより、秩序の中に多様性を生み出す。

集落に民家が必然のように集まり地形と共に魅力的な空間濃度を作り出すようなそんな印象的ではあるが飽きのこない人々の営みに馴染んだ場所ができたらと感じた。

建築家によるテキストより

建物は太陽エネルギーを吸収し蓄え、ときに熱を放出する。また、大地の温熱環境と同期し、上層に空気を抱くユニットが漂う。
民家にかつてあった土間やとおり庭の雰囲気が現代に軽やかに再現される。熱容量が大きい瓦屋根や空気を抱く茅や葦の葺き屋根に代わりここでは透明なETFE(フッ素樹脂フィルム)に覆われた空気塊の集積がダウンジャケットのように外部とエネルギーの交換を行い下層の内部環境を安定化する。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 多岐に渡る建築を手掛け、働き手の意思を尊重したワークスタイルも実践する「E.A.S.T.architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 多岐に渡る建築を手掛け、働き手の意思を尊重したワークスタイルも実践する「E.A.S.T.architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 多岐に渡る建築を手掛け、働き手の意思を尊重したワークスタイルも実践する「E.A.S.T.architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・2024年新卒)を募集中東急池上駅

多岐に渡る建築を手掛け、働き手の意思を尊重したワークスタイルも実践する「E.A.S.T.architects」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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E.A.S.T.architectsでは建築のデザインに情熱を持ったスタッフを募集します。

E.A.S.T.architectsでは、多くの賃貸マンション、テナントビルの設計・監理、大規模再開発のコンセプト・デザイン等、小規模なアトリエ事務所でありながら、社会への影響力のあるプロジェクトが多く進行しています。クライアントは個人から大手デベロッパーまで多岐に渡ります。

基本計画から実施設計、現場監理まで担当者が責任を持って完成まで見届けることを基本としています。
業務の進め方としては、週1日の全員出社以外は、毎日zoomを利用した全員参加のミーティングを行なっており、スタッフが自分で時間をコントロールしながら業務を進めています。Zoomミーティングにより全員が進行中のプロジェクトを確認することで、様々な実践的な知識を身につけることができます。

事務所は六本木のミッドタウンに隣接する檜町公園近くにあり、4つの地下鉄駅が利用できる利便性の高い立地です。
また、富士山が正面に見える山中湖のマンション(山中湖分室)で、ワーケーションを行う環境もあります。また、コロナ以前は毎年全員で海外研修旅行を行なっており、今期から復活させる予定です。

代表の東は、坂倉建築研究所の所長を経て弊社を設立しており、その多くの経験をスタッフに伝えながらデザイン性の高い作品作りを実践しています。

岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現
岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔
岡田宰 / 2id Architectsによる、愛媛の店舗「JINS 西条店」。ロードサイドの眼鏡店の計画。多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用。
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現 photo©志摩大輔

岡田宰 / 2id Architectsの基本設計と内装設計よる、愛媛の店舗「JINS 西条店」です。
ロードサイドの眼鏡店の計画です。建築家は、多店舗展開の建物への“地域性”と“土着性”の付与を目指し、エリア名産の“柿”で作られる“柿渋”を外壁に使用しました。また、
什器には合板と金属を用いて“カジュアル”と“洗練”を同時に表現する事を意図しました。店舗の公式ページはこちら

愛媛県西条市に位置する、アイウエアブランドJINSのロードサイド店舗の計画である。
本計画では、多店舗展開するロードサイド店舗としていかに地域性を持ち、土着的なアプローチでデザインできるかを考えた。



建築家によるテキストより

外壁には西条市の名産である柿から作られる「柿渋」を利用した。柿渋は古くから防腐・防水塗料として建築材料として使われている。日光が当たると、徐々に色が濃く変化していき、耐久性が向上していく。


時間の経過に合わせて建物の表情が少しずつ変化していき、長い時間を掛けて地域と共に歩んでいける、そんな建築を目指した。



建築家によるテキストより

什器には一般的にも馴染みがあるラーチ合板をメインの素材として使用した。ラフな質感を持つ素材と対比して、丁寧にデザインされたメガネがより際立つようにデザインした。素材感によって商品が手に取りやすい、カジュアルさを与え、一方で端部や角の処理、金物との組み合わせなどのディテールのデザインによって、同ブランドのもつ洗練されたデザイン性を同時に表現している。

建築家によるテキストより

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