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坂茂による「女川町町民野球場仮設住宅 集会所」などの写真 隈研吾が最優秀者に選ばれた「富岡市新庁舎建設プロポーザル」の提案の画像

隈研吾が最優秀者に選ばれた「富岡市新庁舎建設プロポーザル」の提案の画像が公開されています

隈研吾が最優秀者に選ばれた「富岡市新庁舎建設プロポーザル」の提案の画像が4枚、公開されています。

築40年以上になる庁舎の老朽化に伴い、世界遺産登録を目指す富岡市にふさわしい景観的調和のある新庁舎、また、今後の人口減少や高齢化など急激な変化を受け入れることのできる新庁舎が求められました。

私たちは、富岡のまちなみを継承する「小さな屋根の集まり」としての分棟型建築を提案しました。そのいくつかの屋根を、明るい半屋外空間「パブリックルーフ」とし、建築の内と外、人と人のつながりをつくります。また、外部に、道+ひろばでつくられる「鍵曲りのにわ」を設け、日常の市民の通り抜け、都市全体の回遊性を高めることを提案しました。この「パブリックルーフ」と「鍵まがりの庭」の組合せによって、富岡の新しい生活の中心をつくります。

a+u、2012年10月号 特集「スーパー・デニッシュ──デンマーク建築の今」のプレビュー動画 old book『ルイス・カーン 建築の世界』

古書『ルイス・カーン 建築の世界』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています

古書『ルイス・カーン 建築の世界』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています。詳しい状態や概要はリンク先でご確認ください。

世界中を巡回した展覧会「ルイス・カーン 建築の世界」のために出版された書籍です。

「『ルイス・カーン 建築の世界』は、今世紀最大の建築家であり教師であるルイス・カーンの建築の全作品を分析した最初の包括的な文献である。カーンの建築作品と建築哲学は、長く尊敬され、研究されてはいるが、一冊の本として十分に検討され、まとめられることはなかった。この本の主要な論文は、カーンの建築の様々な観点と時期に特に注目したものである。それに続いて160ページのカラー図版によるポートフォリオ―主にグラント・マドフォードによって新たに撮影された写真による―と、ソーク研究所、キンベル美術館、イエール大学英国美術センター、バングラデシュ、ダッカの国会議事堂などの、個々の建物と計画案の具体的な分析が行われる。最後はカーンの経歴と1925年から1974年までの建物と計画案の全リスト、広範な参考文献リスト、そして索引によってしめくくられる。ロサンゼルス現代美術館によって組織される大規模な巡回展に伴い出版されるこの本は、カーンの建築に関する最も権威ある学術書でありかつ作品集である」ジャケットより。

田中裕之が国分寺のスイッチポイントで行う展覧会「私の考える建築」の概要[-2012/10/13]

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田中裕之が国分寺のスイッチポイントで行う展覧会「私の考える建築」の概要を公開します。会期は2012年10月13日まで。

これは私が考えてつくった建築を題材に、美術(作家)と美術批評の立場から建築を挟み撃ちにすることを狙った展覧会である。

old book『パタン・ランゲージ』 book『吉村靖孝 | ビヘイヴィアとプロトコル』

書籍『吉村靖孝 | ビヘイヴィアとプロトコル』がamazonで発売されています

書籍『吉村靖孝 | ビヘイヴィアとプロトコル』がamazonで発売されています。

建築基準法を遵守するあまり街並から浮いてしまった建物や、コンテナを建築に活用する事例の収集など、若手建築家・吉村靖孝は、建築の社会的な成り立ちを問い直し、社会に関わる方法の観察と分析を行なってきた。
そして現在、社会構造とそれにともなうクリエイティヴ環境の激変にともない、建築・空間は、日常生活の機微(ビヘイヴィア)を手がかりにするだけでは成立せず、規制、法、労働力、市場、流通、ローンなど、広域的で外部的なマニュアル(プロトコル)を通観しなければならない状況に直面している。吉村は、いまこそ両者の対立と矛盾を丁寧に取り除き、大胆に架橋していく可能性を示す必要があるという。
多数の自作アイディアとともに、建築・都市に参入する新しい建築家像を示す一冊。

吉村靖孝 | ビヘイヴィアとプロトコル (現代建築家コンセプト・シリーズ)
吉村 靖孝 メディア・デザイン研究所
4864800022

釜石市の災害復興公営住宅設計候補者選定簡易プロポーザルの参加者を募集中 KUUの佐伯聡子とKok-Meng Tanによるレクチャー「てさぐりにすすむ」が東京藝術大学で開催[2012/10/15]

KUUの佐伯聡子とKok-Meng Tanによるレクチャー「てさぐりにすすむ」が東京藝術大学で開催されます

KUUの佐伯聡子とKok-Meng Tanによるレクチャー「てさぐりにすすむ」が東京藝術大学で開催されます。開催日は2012年10月15日。

KUUは上海を拠点にアジアを活動ベースにする建築設計事務所。佐伯聡子、Kok-Meng Tan(シンガポール)によるパートナーシップ。建築、インテリア、家具等のスケールや質の異なるものを作る時、また異なる国や地域で仕事をする時、その時々の背景や現実に対して率直であり、具体的であり、固有である対応をすることに興味を持っている。

志岐豊+雨宮知彦、中川大起によるリビングデザインセンターOZONEでの「超郊外の新しい住まい」展の会場写真[-2012/10/2]

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志岐豊雨宮知彦中川大起によるリビングデザインセンターOZONEでの「超郊外の新しい住まい」展の会場写真です。展示は、2012年10月2日まで開催中。

日本全体で人口が減少し、少子高齢化が進んでいます。人口流入の増え続けている都心部ではシェアなどの新しい住まい方が模索されていますが、郊外ではどのような住まい方があるのでしょう。戦前、戦後からバブル期まで無秩序に拡大していった宅地造成により出現した超郊外(*1)と呼ばれる地域はいま、過疎化、高齢化の波が押し寄せ、治安の悪化など、その存在価値が問われています。一方、IT技術によってモビリティの高い社会が構築されつつあり、都心に比べて安価で良好な住環境が手に入ることは、あらためて評価の対象となり得ます。

2拠点居住への関心や、震災後、改めてその重要性が語られている地域コミュニティの復活への意識が高まる中、本展では、私たちが現在取り組んでいる8棟の戸建住宅プロジェクト「富里の平屋」を紹介しながら、超郊外に集まって住むことの可能性を提示したいと思います。

山崎亮の新しい書籍『コミュニティデザインの時代 – 自分たちで「まち」をつくる』

山崎亮の新しい書籍『コミュニティデザインの時代 – 自分たちで「まち」をつくる』がamazonで発売されています

コミュニティデザイナーの山崎亮の新しい書籍『コミュニティデザインの時代 – 自分たちで「まち」をつくる』がamazonで発売されています。

孤立死や無縁社会という言葉が毎日口にされる現在の日本。今こそ人とのつながりを自らの手で築く必要が痛感されている。この時代の声に応え、全国で常時50以上のコミュニティづくりに携わる著者が初めて明かす、住民参加・思考型の手法と実際。「デザインしないデザイン」によって全員に参加してもらい結果を出すには? 話の聴き方から服装にいたるまで、独自の理論を開陳する。ビジネスの場でも役立つ、真に実践的な書。

old book『吉村順三・住宅作法』

古書『吉村順三・住宅作法』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています

古書『吉村順三・住宅作法』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています。詳しい状態や概要はリンク先でご確認ください。

中村好文がインタビュアーを務め、吉村順三に建築について聞いている書籍です。中村が、吉村の建築思想を詳細に引き出しており、吉村建築について、また建築について学ぶのに最適な一冊です。

隈研吾が富岡市新庁舎設計プロポーザルで最優秀賞に 長谷川豪の新しい書籍『石巻の鐘楼 ふたたび建てる建築』

長谷川豪の新しい書籍『石巻の鐘楼 ふたたび建てる建築』がamazonで発売されています

長谷川豪の新しい書籍『石巻の鐘楼 ふたたび建てる建築』がamazonで発売されています。

現在最も注目される若手建築家のひとり、長谷川豪(1977-)。
2011年春、個展のオファーを受けた直後に経験した東日本大震災へのひとつの解答として、長谷川は石巻のある幼稚園に鐘楼をプレゼントすることを思いつく。東京のギャラリーの屋上庭園と石巻の幼稚園の園庭、ふたつの敷地に対して設計された鐘楼は、ギャラリーでの展示期間をおえたのち、幼稚園の園庭に常設されるために移送され、再建築された。
鐘楼の鐘は毎日、幼稚園に通う子どもたちによって鳴らされている。

本書では、東京のギャラリーに建てられたちいさな鐘楼が、解体され、トラックで石巻へ運ばれ、幼稚園の園庭に再建築され使われるまでを、記録写真と長谷川の解説とともに紹介する。いくつもの工程とそれぞれの役割を担う多くの人々の手を経ることで成立する「建築」する行為を、臨場感あふれる写真描写で追いかける。

石巻の鐘楼 ふたたび建てる建築
長谷川 豪
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ビャルケ・インゲルス / BIGの展覧会が東京のGA galleryで開催中[-2012/11/4]

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ビャルケ・インゲルス / BIGの展覧会「イエス・イズ・モア -アーキコミック・オン・アーキテクチュアル・エヴォリューション-」が東京のGA galleryで開催されています。開催期間は2012年11月4日まで。

デンマークとニューヨークを拠点に活躍する、ビャルケ・インゲルス率いるBIG(Bjarke Ingels Group)。本展覧会では、彼の著作『Yes Is More』を、初めて日本語に翻訳し、そのハイライトを展示いたします。『Yes Is More』は、BIGの作品をコミックブック(マンガ)のフォーマットで、社会的、政治的状況を含めて、そのプロジェクトの成り立ちを紹介する画期的な著作です。この機会に、BIGの新しい方法論とユニークな建築作品を、日本語のマンガ形式によるプレゼンテーションでお楽しみください。

伊東豊雄が2011年に行った講演会『東日本大震災後の一年を考える』の内容

伊東豊雄が2011年に行った講演会『東日本大震災後の一年を考える』の内容が公開されています

伊東豊雄が2011年に行った講演会『東日本大震災後の一年を考える』の内容が公開されています。東西アスファルト事業協同組合の講演会として行われたもの。

先日、東日本大震災からちょうど一年が経ちました。東京にいると地震も頻繁にあり、東北をずいぶん近いところのように感じながらこの一年を過ごしました。

そこで本日は地震の話から始めて、最近進行しているプロジェクト、あるいはでき上がったばかりのプロジェクトをご紹介しながら、震災後に考えたことなどについて、お話をさせていただきたいと思っております。

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