イラ・ベカ&ルイーズ・ルモワンヌに、西沢立衛の森山邸について聞いているインタビューがwhatisahousefor.comに掲載されています。日本語・英語・中国語で閲覧できる記事です。彼らは、西沢を特集したドキュメンタリー『TOKYO RIDE』や、OMAの住宅の家政婦に注目した映像『Koolhaas Houselife』で知られています。
以下に、彼らが撮影したドキュメンタリーの予告動画を掲載します。
イラ・ベカ&ルイーズ・ルモワンヌに、西沢立衛の森山邸について聞いているインタビューがwhatisahousefor.comに掲載されています。日本語・英語・中国語で閲覧できる記事です。彼らは、西沢を特集したドキュメンタリー『TOKYO RIDE』や、OMAの住宅の家政婦に注目した映像『Koolhaas Houselife』で知られています。
以下に、彼らが撮影したドキュメンタリーの予告動画を掲載します。
nendoが設計した、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。
宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫です。デザイナーは、インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案しました。また、保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定しています。
長野県御代田町に計画した、家具やプロダクト、アート作品などをアーカイブするための保管庫。
宿泊機能も携えることで、ゲストハウスとしても使用できる。アカマツが生い茂り、その間を縫うようにして小川が流れる静かで自然豊かな環境の中に、土管のような建築をプレキャスト工法とプレストレス工法を組み合わせた施工方法で試みた。
工場で共通のパーツを成形し、現場で組み立てるプレキャスト工法。
インフラ事業への応用例でもある、地中に埋設される水路や通路、電線や通信線を収納する「ボックス・カルバート(箱形のコンクリート構造物)」と同様の考え方で建築を作ることに。ただし、そのままでは機密性の確保に加え重ねて使用が出来なくなるため、さらにプレストレス工法も用いてパーツ同士を繋いだ。プレストレス工法は、パーツを整列させた後にワイヤーで締め上げて連結する技術で、橋などの土木構造物で使用される。
これにより、シームレスで平滑な表面仕上げとなり、高い機密性や耐久性を獲得する。
建築物は「土管」を井桁状に積み重ね、屋根を掛けただけの構成に。約40mの奥行きがある細長い保管室の他に、小さめの保管室が2つあるが、収蔵物が増えるのに伴って敷地内に追加していくことを想定している。キッチンや浴室、トイレなどの水回りは1Fに集約し、2Fにはコンパクトな寝室と書斎を設けた。
後藤周平建築設計事務所が設計した、静岡市のオフィス「CODO」です。
本社講堂の事務所への改修計画です。建築家は、新しい働き方を実験し発見する場を目指し、“積層と差異”の手法で複数の箱を重ねて水平方向にずらし空間を構成しました。そして、通常とは異なる距離感や使い方を生み創造性を引き出す事が意図されました。
クライアントは、静岡県清水区を拠点とする老舗企業。
その本社ビルの中にある、社内イベント用の講堂をオフィスに改修する計画である。
求められたのは、会議、休憩、食事、イベントに使える空間。加えて、別フロアにある個人のワークスペースを補完する機能を持たせたいとの要望があった。また、これまでにない新しい働き方を実験して、発見していくためのガイドとなるような存在であることも期待された。
既存の講堂の空間を訪れてみると、天井が高く、一般的なオフィス空間に比べて気積の大きさが特徴的だった。そこで、一般的な水平に広がるオフィスとは異なる、既存空間の高さを活かした空間が作れないかと考えた。
具体的には、まずワンルームで天井高のある既存の空間を生かし、複数のボックスを積層させた。そして、水平方向に慎重にずらすことによって差異をつくった。この操作によって生まれたボックス上の空間がワークスペースとなる。
床レベルが異なり、ずれていることで、全体が緩やかにつながりながらも、様々な性質をもった固有のワークスペースが複数生み出される。働く人が、それぞれの仕事や状況に応じて、最適な場所を見つけられる状況を創り出そうとした。
立体的な構成を取り入れることで、近くに人がいても目線が合わず気にならなかったり、逆に遠くにいても身近に感じられたりと、一般の水平的なオフィスとは異なる距離感と関係性が生まれている。ボックスが生み出す段差は、床にも、ベンチにも、デスクにもなる。人の視点と行動によってその機能が切り替わる。たとえば、イベントの際はひとつの段がステージになり、周囲の段は客席になったりする。また、ボックスを円環状に配置することで、この機能がひと続きにどこまでも連続する。
北海道を拠点とする“アトリエブンク”の建築展「Compounds – これからの地域の拠点 -」が開催されます。1970年創業の建築設計事務所で、日本建築学会や公共建築協会等のアワードを多数受賞しています。開催場所は、札幌市のコンチネンタルギャラリー(Google Map)。会期は2022年8月30日~9月11日まで。入場無料です。【ap・ad】
Compounds コンパウンズ -これからの地域の拠点-
少子高齢化に伴い縮小が進む地方のまちでは、稼働率が低下した公共施設が点在したまま取り残されている状況が見られる。これら既存施設機能を集約してあらたな拠点をつくり、それぞれのまちの再編につなげるプロジェクトである。複数の用途を組合せて異なる利用者をつなぐ、多様な空間に対応した異種の構造形式を併用する、既存施設リノベーションと新築部分を組み合わせるなど、様々なレベルで必要な要素を寄せ集めることで、あたらしい活動場所-Compounds がつくり出される。
アトリエブンク
アトリエブンクは1970年に札幌で創設以来、北海道を中心に建築設計の活動を続けてきた。事務所開設当初は住宅やインテリアの仕事が中心であったが、1980年代以降、徐々に公共的な建築を手がける機会を増やし現在に至る。
アトリエブンクの主な活動の場である北海道は、大部分が亜寒帯地域に属しており冬季間は雪が多く寒さが厳しいことが何よりも大きな特徴である。一方、世界の亜寒帯地域の中でも低緯度に位置していることから、比較的自然光に恵まれ四季の変化が感じられる場所でもある。このことから、雪や寒さに対する堅牢性と、注意深く外に開く開放性、この相反する二つの性格を併せ持つ建築手法を長年積み重ねてきた。そして、この考えは現在でも多くのプロジェクトで受け継がれている。
手がけた作品は様々な評価を与えられてきた。
日本建築学会作品選奨4作品、日本建築学会作品選集23作品、公共建築賞優秀賞11作品、JIA環境建築賞などがあり、また地域の賞としては北海道建築賞/ 奨励賞を10作品、北海道赤レンガ建築賞/ 奨励賞を9作品受賞している。
より多くの作品写真や展覧会情報は以下に掲載します。
小林玲子 / kitokino architectureが設計した、大阪市の住宅「新森の四辻」です。
幹線道路の交差点に接する音楽室のある住居です。建築家は、最大限の自然採光と内外の適切な接続を目指し、多様に外部と面する“L型”平面を組み合わせる構成を考案しました。また音楽が溢れ庭が道と繋がる事で街に彩りを添える建築となっています。
敷地は大阪府郊外の住宅地、大きな幹線道路沿いの角地にある。
音楽を趣味とする夫婦が、友人と合奏する室を設けるための計画である。延床面積を大きく確保することよりも、夫婦二人の豊かな暮らしの実現が求められた。
豊かな住環境を実現したいが、敷地の南側には大きなマンションがあるため、直射光はほぼ入らない。この敷地条件下でも、最大限自然光を室内に取り込みたい。まず、外壁面積が多いL型ボリュームを重ね、多様に外部と面する形状とした。ボリュームはプライベート性のレベル(パブリック~プライベート)ごとに分割し、壁と開口部のバランスを、周辺の隙間から入る微気候(光、風)を最大限取り入れるように調整する。
音楽室は庭に向けて開放しているため、演奏が庭を介して交差点まで届けられる。内部が外部環境と適切に連続するように検討した結果、音や光が信号待ちをする人々に届き、庭を眺めながら音楽に耳を傾けるという、心地のよい交差点が生まれていた。
広い道路に面する角地の建物は、法定面積の最大化により不動産的な価値を上げることが求められがちだ。あえて不動産価値と一歩距離を取った「豊かさ」を実現することで、住人のためだけでなく、まちに彩を添えるような住まいとなることを目指した。
熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVが設計を進めている、徳島の「徳島文化芸術ホール(仮称)」の基本設計概要が公開されています。
花弁を想起させるテラスの連なりが特徴的な建築です。また、テラスからの新しい鑑賞体験や壁面を活用した映像発信も計画されています。加えて、“ホールの新たなあり方”や街に開き人を引き込む事も追求しています。。
令和4年6月に取りまとめた基本設計では、「花びら上のテラス」の効果的な配置による、構造上の強度と「デザイン性の高さ」の両立、最先端の舞台機構を備える「大ホール」と、テラス席からの新しい鑑賞体験の提供、大型壁面を活用した外部への「映像発信」をはじめとする「ホールの新たなあり方」などを盛り込み、街に開かれ、外から人を引き込む「新しい文化芸術施設」が具現化された内容となります。
以下に、公開されている画像と公開された基本設計へのリンクを掲載します。
若手建築家を対象とした、大阪・関西万博の休憩所等設計コンペの結果が発表されました。
平田晃久、藤本壮介、吉村靖孝が審査を務め、“1980年1月1日以降生まれの一級建築士事務所の開設者であり、建築士法に基づく一級建築士の資格取得者”を対象に行われました。大阪・関西万博は、2025年4月13日~10月13日の期間、大阪・夢洲で行われます。
選ばれた建築家と手掛ける施設
藤本壮介による講評を以下に掲載します。
増田忠史+蜂谷伸治 / MASS & HACHIと日高啓道 / まほろば設計が設計した、東京・世田谷区の店舗「かきゴオリ八家」です。
高級かき氷を提供する店の計画です。建築家は、制作過程を客席から楽しめる空間を目指して、“氷削り機”を中心とした円を補助線に各要素の配置や形状を決定しました。そして、職人を起点とした求心性と包容感のある空間を作る事を意図しました。店舗の公式サイトはこちら。
日本の夏の風物詩であるかき氷。近年、食材や氷の産地や削り方等にこだわった高級なかき氷が季節を問わず人気を博しており、本計画ではそうしたプレミアムなかき氷を提供する場として、和の趣を残しつつも現代性を感じさせる洗練された空間が求められた。
四角い氷の塊を、かき氷職人が専用の機械を使って回転させ、削り、形を整え、美しいかき氷として仕上げていく。
そのプロセスを客が席から見て楽しむことができるよう、舞台としての大テーブルを空間の中心に据えた。
氷削り機の回転軸を中心としてフロアに複数の円を描き、その円を補助線に天井、床、家具、照明等の形状や配置を決めてゆく。
そのようにすることで、かき氷職人が氷を削っている場所を中心として、様々なエレメントが旋回し、空間が放射状に削られているかのような状況が生まれ、求心性と包容感のある空間がつくり出される。
OMA / レム・コールハース+デイヴィッド・ジャーノッテンによる、台湾の「台北パフォーミングアーツセンター」の新しい動画です。写真やテキストは特集記事としてこちらのページに掲載しています。
OMA / レム・コールハース+デイヴィッド・ジャーノッテンによる台湾の「台北パフォーミングアーツセンター」
約14年の歳月を経て完成した舞台芸術の為の施設です。中央のキューブに球や直方体の形をした3つの劇場が貫入した構成が特徴となっています。また、“パブリック・ループ”が市民を内部に招き入れ様々な体験を提供します。
こちらは建築家によるリリーステキストの翻訳
OMA / レム・コールハース+デイヴィッド・ジャーノッテンによる台湾の「台北パフォーミングアーツセンター」が開館
OMAが設計した台湾の台北パフォーミングアーツセンターが一般公開されました。レム・コールハースとデイヴィッド・ジャーノッテンの共同プロジェクトは、台北の活気ある士林夜市に位置しています。文化的生活者と一般市民が舞台芸術の新たな可能性を探り、劇場のさまざまな側面を体験できる場となっています。
コンパクトでフレキシブルな建物は、中央のキューブに差し込まれた球状の800席のグローブ・プレイハウス、1500席のグランド・シアター、800席のブルー・ボックスで構成されています。このキューブには、3つの劇場のステージ、バックステージ、サポートスペースが収容されており、グランドシアターとブルーボックスを連結してスーパーシアターにすることで、ファクトリー品質のマッシブな空間で、思いがけない演出が可能になりました。グローブ・プレイハウスは独特のプロセニアムを持ち、ステージ・フレーミングの実験的な試みも可能です。不透明なファサードを持つ劇場の観客席は、波板ガラスで覆われ、アニメーションと照明が施された中央のキューブに対して、神秘的な要素としてドッキングしているように見えるます。
中央のキューブは地面から持ち上げられ、景観の良い広場になります。そこから「パブリックループ」が通っています。それは、通常は見えない舞台芸術制作のためのインフラやスペース、3つの劇場の内部を見渡せるポータルウィンドウを開けた場所です。
OMAの創立パートナー、レム・コールハースは言います。
「コンペティションのために初めて台北を訪れたとき、実験意欲の旺盛な都市であると感じました。この建物は、その発見に対する答えです。伝統的な3つの劇場を統合し、演劇人にまったく新しいスペクタクルやパフォーマンスを生み出す機会を提供するものです。都市、協力者、建築家の知識、創造性、忍耐力によって初めて可能になったパフォーミングアーツセンターの実現に携われたことを、私たちは誇りに思います」
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/8/1-8/7)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
スノヘッタのデザインアーキテクトによる、東京・渋谷区の複合施設「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」です。
現在の東急百貨店の場所に2027年の開業を目指し計画されています。建築家は、都市が持つ現代と伝統の二面性を表現する建築を志向しました。また、エグゼクティブアーキテクトとして日建設計と東急設計コンサルタントが参画しています。
こちらは建築家によるリリーステキストの翻訳
スノヘッタが描く東京の新たなランドマーク
スノヘッタは、東京急行電鉄、L・キャタルトン・リアルエステート、東急百貨店のために、日本におけるこれまでで最大のプロジェクトである新しい渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトを設計しています。この117,000m2の複合施設は、Bunkamuraの文化施設を含み、東京の活気ある渋谷地区で、高品質の店舗、現代的な高級ホテル、賃貸住宅、そして芸術や文化体験が提供される予定です。このプロジェクトは、可能な限り高い持続可能性評価を得ることを目指し、2027年度の完成を予定しています。
東京という都市は、現代性と伝統の二面性を持っています。東京は、伝統と現代が交錯する街であり、対照的でありながら調和する街です。渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトは、そのような街のイメージを表現しながら、渋谷駅ハチ公前の渋谷交差点や大型スクリーンで知られる、有名で活気のある街の新しいヴィジョンを描き出すことを意図しています。
現在、東急百貨店の旗艦店があるこの場所は、落ち着いた高級住宅街である松濤、文化的な街である神山町や富ヶ谷、そして活気ある渋谷の街が交差する、非常に目立つ場所にあります。エネルギーと静けさが融合する渋谷の端に位置するこのプロジェクトは、東京の新しい「アーバンリトリート」、つまり都会の喧騒の中にある安らぎとくつろぎのサンクチュアリを目指します。主な特徴は、プロジェクトの中心をなす活気あふれるアトリウム「ザ・ハイブ」、緑豊かなルーフテラスでくつろげる癒しの空間「ザ・サンクチュアリ」などが挙げられます。
伝統を重んじつつ、未来を見据えたデザイン
渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトは、東京の新しいランドマークとなることを目指しています。街や周辺地域と水平につながりながら、空に向かって垂直に伸びていく。建物は、遠く富士山の裾野に敬意を表し、地上から階段状に立ち上がる地形として設計されています。また、日本古来の建築手法であるセラミックファサードを採用し、伝統と未来との結びつきを強めています。
スノヘッタ香港のパートナー兼マネージングディレクターであるロバート・グリーンウッドは語ります。
「このプロジェクトは、世界で最もエキサイティングな都市の一つである、有名で歴史的に重要なエリアにおいて、伝統に敬意を表し、かつ将来を見据えたものとなっています」
「私たちは未来に向けたデザインを目指し、最も持続可能な解決策を見出すことで、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという日本の目標に貢献したいと考えています」
グリーンウッドは、このようにも語っています。
「ランドマークとランドフォルムを組み合わせたハイブリッドな都市開発で、渋谷と松濤をつなぐ、街と街の架け橋となる24時間の新しいヴィジョンを描きました。デザインは、水平な地上面から垂直なスカイラインへと、このエリアのエネルギーを一挙に象徴するようなジェスチャーとして形成されています。それは、伝統とモダンが同居する東京の二面性へのオマージュです」
渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトでは、スノヘッタは可能な限り高いサステナビリティ評価を獲得する予定です。
“しなやかな構造”をテーマに、公共から民間まで大小様々な建築を手掛ける「NKS2 architects」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
NKS2 architectsでは、設計スタッフを募集します。
NKS2 architectsは、末廣香織・末廣宣子・佐藤寛之の3名のパートナーと、4名のスタッフ(2022年7月現在)からなる建築設計事務所です。
1995年の設立以来、特徴ある個人住宅を始め、民間オフィス、クリニック、公共の庁舎や学校、保育園、客船ターミナルなど、大小様々な建物を実現してきました。どれも、しなやかに機能する構造を持った楽しい建物を目指しています。
建築、都市デザインは、表層的なファッションでもなければ、単なる技術でもありません。良いデザインとは、建物の種類やコストにかかわらず、建築単体の価値ばかりでなく、街の環境をも高め、そこで暮らす人々の生活を豊かにするものだと私達は信じています。
当事務所は2020年より佐藤寛之をパートナーに迎え、若い力をとりこんで仕事を進めています。
今まで培いストックしてきた実績から、さらなる飛躍を試みているところです。またSUZAKI-KOEN STUDIOと称して、福岡の中心部で自社も入居するシェアオフィスを運営し、そこに入居する若い事務所と一緒にプロポーザルに参加したり、ゲストを呼んでイベントを開催するなど、幅広く活動を行っています。
新しいスタッフも一年目から担当プロジェクトを持って、企画・基本設計・実施設計・現場監理まで、主体的に仕事に関わってもらいます。一緒に考えて、提案し、実現したいと思うやる気のある方を求めています。興味のある方はぜひお問い合わせください。
佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・渋谷区の店舗「くら寿司原宿」です。
Z世代へ向けたグローバル旗艦店です。デザイナーは、東京ポップカルチャーと日本伝統文化の発信を目指し、“世界一映える寿司屋”をテーマにSNSでの拡散を意図した場を多数考案しました。また、新たな食体験の提示も意図されました。店舗の公式サイトはこちら。
Z世代に向けたくら寿司のグローバル旗艦店。
「世界一映える寿司屋」をコンセプトに東京ポップカルチャー×日本の伝統文化を世界に向けて原宿から発信する。
クロームメッキ仕上げのDJブースのようなスイーツ屋台、マルチカラーに変化する提灯ウォール、ポップなロゴウォール、巨大浮世絵などSNSで拡散されるポイントを多数用意し、伝統と革新を融合した新たな食体験の場をブランドとして提示した。
菱沼健太建築設計事務所が設計した、神奈川・横浜市のダンススタジオ「En Dance Studio Yokohama」です。
地階の光庭に面した区画に計画されました。建築家は、道行く人が覗いてしまう様な空間を目指して、ガラス張りのメインスタジオを街路側に配置しました。また、サステイナブルも意識して再生パレットや真鍮素材を空間に使用しています。施設の公式サイトはこちら。
本計画は横浜馬車道駅近く、横浜港に注ぐ大岡川沿いに位置するEn Dance Studioによるダンススタジオの内装計画である。
地下1階でありながら明るい光庭と大きな開口部があるので地上からも覗き込めば室内の雰囲気を感じられるのが特徴であった。
光庭を通して見える場所にメインスタジオを配置し、ダンスと少し聞こえてくる音楽をきっかけに、通りの人が覗いてしまうような空間にすることを意識して計画した。
また、今回はダンススタジオとしてサスティナブルを意識して取り組んでいる。
具体的にはリサイクル率の高い木材やリサイクル素材を積極的に用いたり、再生パレットをベンチやテーブルに使用した。
メールマガジンでも最新の更新情報を配信中