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小滝健司+高藤万葉 / TOAStによる、東京・渋谷区の「小さな3つのホテル改修計画」。事務所ビルの3層をワンフロア1室の宿泊施設に。旅先で日常的な生活体験を求める需要に応じる為、寝室中心でない“広間”を核とした様々な活動を許容する平面構成を考案。コロナ禍以降は“広間”が多様な活動の受け皿として機能
小滝健司+高藤万葉 / TOAStによる、東京・渋谷区の「小さな3つのホテル改修計画」。事務所ビルの3層をワンフロア1室の宿泊施設に。旅先で日常的な生活体験を求める需要に応じる為、寝室中心でない“広間”を核とした様々な活動を許容する平面構成を考案。コロナ禍以降は“広間”が多様な活動の受け皿として機能2階 しきりの部屋 photo©JUMPEI SUZUKI
小滝健司+高藤万葉 / TOAStによる、東京・渋谷区の「小さな3つのホテル改修計画」。事務所ビルの3層をワンフロア1室の宿泊施設に。旅先で日常的な生活体験を求める需要に応じる為、寝室中心でない“広間”を核とした様々な活動を許容する平面構成を考案。コロナ禍以降は“広間”が多様な活動の受け皿として機能3階 縁側の部屋 photo©JUMPEI SUZUKI
小滝健司+高藤万葉 / TOAStによる、東京・渋谷区の「小さな3つのホテル改修計画」。事務所ビルの3層をワンフロア1室の宿泊施設に。旅先で日常的な生活体験を求める需要に応じる為、寝室中心でない“広間”を核とした様々な活動を許容する平面構成を考案。コロナ禍以降は“広間”が多様な活動の受け皿として機能4階 続き間の部屋 photo©JUMPEI SUZUKI

小滝健司+高藤万葉 / TOAStが設計した、東京・渋谷区の「小さな3つのホテル改修計画 HOTEL RE:ONcE Shibuya」です。
事務所ビルの3層をワンフロア1室の宿泊施設に変更する計画です。建築家は、旅先で日常的な生活体験を求める需要に応じる為、寝室中心でない“広間”を核とした様々な活動を許容する平面構成を考案しました。また、コロナ禍以降は“広間”が多様な活動の受け皿として機能しています。運営企業による施設の紹介ページはこちら

この建物は渋谷の商業地域と松濤の住居地域の間に位置する。
渋谷の繁華街から歩いていける距離に位置しながら、松濤の閑静な住宅街の雰囲気も感じることのできる場所である。5階建て事務所ビルの3層分を1部屋毎にホテルへコンバージョンし、都内の中心部に最小のホテルを挿入する試みである。

建築家によるテキストより

2019年当時は、インバウンドの増加やシェアリングエコノミーの普及により、定型化した「ホテル」に対し、「民泊」に代表されるその場所で生活そのものを体験することへの需要が増えつつあった。

そこで通常の客室に見られるような寝室を中心とした室の構成ではなく、利用者が集まり多様な活動を行うことのできる「広間」のような場所を中心とした客室とした。

建築家によるテキストより

この「広間」は利用者が大人数で集まることのできる広さをもつことから、予約の空いている時間帯に宿泊だけでない利用が可能になっている。その一部屋辺りの広さを生かし、客室を「寝泊り」という意味における宿泊だけでなく、滞在中の生活の一部として、様々な活動、体験を行うための居場所として捉え直すような計画を行った。

建築家によるテキストより
中村篤史 / Kraft Architectsによる、 岐阜・高山市の宿泊施設「cup of tea ensemble」。元銀行の建物を転用。本来の機能に加え“森と共に生きる”という価値を作る場を目指し、地域の間伐材“約1000本”を用いた空間と家具を考案。社会の仕組に入り込み様々な循環の中から構築できる新しい建築を追求
中村篤史 / Kraft Architectsによる、 岐阜・高山市の宿泊施設「cup of tea ensemble」。元銀行の建物を転用。本来の機能に加え“森と共に生きる”という価値を作る場を目指し、地域の間伐材“約1000本”を用いた空間と家具を考案。社会の仕組に入り込み様々な循環の中から構築できる新しい建築を追求 photo©Munetaka Onodera
中村篤史 / Kraft Architectsによる、 岐阜・高山市の宿泊施設「cup of tea ensemble」。元銀行の建物を転用。本来の機能に加え“森と共に生きる”という価値を作る場を目指し、地域の間伐材“約1000本”を用いた空間と家具を考案。社会の仕組に入り込み様々な循環の中から構築できる新しい建築を追求 photo©Masao Nishikawa
中村篤史 / Kraft Architectsによる、 岐阜・高山市の宿泊施設「cup of tea ensemble」。元銀行の建物を転用。本来の機能に加え“森と共に生きる”という価値を作る場を目指し、地域の間伐材“約1000本”を用いた空間と家具を考案。社会の仕組に入り込み様々な循環の中から構築できる新しい建築を追求 photo©Munetaka Onodera

中村篤史 / Kraft Architectsが設計した、 岐阜・高山市の宿泊施設「cup of tea ensemble」です。
元銀行の建物を転用しました。建築家は、本来の機能に加え“森と共に生きる”という価値を作る場を目指し、地域の間伐材“約1000本”を用いた空間と家具を考案しました。そして、社会の仕組に入り込み様々な循環の中から構築できる新しい建築を追求しました。施設の公式サイトはこちら

「旅の体験を引立てる簡素な宿」をコンセプトに、ゲストのcup of tea(それぞれの好み)な旅と時間を提供するホテルを目指しました。
このホテルは観光客が多く足を運ぶ古い町並みと市街地とのちょうど境界の位置にあります。もともと銀行だった建物をグループでの素泊に特化したホテルとして、1階全面を宿泊者や地域に開かれたラウンジ、上階を客室とし地域資源を生かした内外装でリノベーションしています。

建築家によるテキストより

従来の史実を辿る観光とも共存しながら、飛騨高山が次の100年後の文化に続く生きた地域の価値の起点を作る、未来を育む文化を生成する拠点としてのホテルのあり方を追求しました。

建築家によるテキストより


モダニズムが均質化した地域の固有性を次代に向け再構築するために建築に何が可能かを思考し、それらを構成する最小単位を近距離内にすでにある物事で再構築することから着手しました。土着であるバナキュラーを最短距離で実現可能なスケールへと細分化したものを「ミクロバナキュラー」と呼び、経済や法律を始めとする社会システムの大きな枠組みにうまく入り込み、環境や社会の循環の中から構築できる新しい建築の姿を目指しました。その建築行為を「あるものを生かす」とし、豊富に有している森と共に生きる文化に接続することで、最短距離での循環を空間に落とし込みました。

建築家によるテキストより
美術家 田村友一郎・藤原徹平・中山英之・デザイナー 古平正義が出演する、日本ペイント主催のスペシャルトークセッションがオンラインで開催。建築学生コンペ「AYDA2022」の開催に合わせて行われる審査員ら参加のイベント
美術家 田村友一郎・藤原徹平・中山英之・デザイナー 古平正義が出演する、日本ペイント主催のスペシャルトークセッションがオンラインで開催。建築学生コンペ「AYDA2022」の開催に合わせて行われる審査員ら参加のイベント

美術家 田村友一郎・藤原徹平・中山英之・デザイナー 古平正義が出演する、日本ペイント主催のスペシャルトークセッションがオンラインで開催されます。建築学生コンペティション「AYDA2022の開催に合わせて行われる審査員ら参加のイベントです。開催日時は2021年9月11日(日)17:00~18:30です。参加費無料。こちらのページでの要事前申込制です。【ap・ad】

日本ペイントグループが主催する建築コンペ「Asia Young Designers Awards 2022」が
今年も審査員とデザイナーを招いたスペシャルトークセッションを開催します。

今年のテーマは、『空間のイマジナリーライン』

気鋭の美術家 田村友一郎さんを審査員長に迎え、
建築家 藤原徹平さん、中山英之さんには今年も審査員として
参画していただいています。
今回のスペシャルトークセッションは、審査員3名に、
ビジュアルデザインに携わってくださっている
デザイナー古平正義氏も加わった豪華なメンバーでテーマについて熱くトークいただきます。
コンペにチャレンジしたい皆さん、テーマについてのヒントを得られるチャンスです。
ぜひご参加ください。

【ゲスト】
美術家 田村友一郎氏
建築家 藤原徹平氏
建築家 中山英之氏
デザイナー 古平正義氏

【スケジュール】
17:00~18:00 トークセッション
18:00~18:30 質疑応答(引き続き残っていただける方は質疑応答タイムにご参加ください)

以下に、今年のテーマ「空間のイマジナリーライン」についてのステートメントも掲載します。

子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京・新宿区の集合住宅「Kicka」。建物が入れ替わり始めた木密地域に計画。収益性と威圧感解消の両立を目指し、ヴォリュームの分節と一部セットバックで視覚的な大きさを軽減。雁行した平面の素材を切り替えて街に対する明るい表情も作る
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京・新宿区の集合住宅「Kicka」。建物が入れ替わり始めた木密地域に計画。収益性と威圧感解消の両立を目指し、ヴォリュームの分節と一部セットバックで視覚的な大きさを軽減。雁行した平面の素材を切り替えて街に対する明るい表情も作る南側前面道路から建物を見る。ジョリパットとタイルの外壁が交互に繰り返すことで街に表情を作る。 photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京・新宿区の集合住宅「Kicka」。建物が入れ替わり始めた木密地域に計画。収益性と威圧感解消の両立を目指し、ヴォリュームの分節と一部セットバックで視覚的な大きさを軽減。雁行した平面の素材を切り替えて街に対する明るい表情も作る東側外観。ジョリパットとタイルの外壁が交互に繰り返し、庇が水平ラインを強調するファサードを作る。 photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京・新宿区の集合住宅「Kicka」。建物が入れ替わり始めた木密地域に計画。収益性と威圧感解消の両立を目指し、ヴォリュームの分節と一部セットバックで視覚的な大きさを軽減。雁行した平面の素材を切り替えて街に対する明るい表情も作る301号室LDK。外観の雁行している形状がわかる。 photo©淺川敏

子浦中 / シオ建築設計事務所が設計した、東京・新宿区の集合住宅「Kicka」です。
建物が入れ替わり始めた木密地域に計画されました。建築家は、収益性と威圧感解消の両立を目指し、ヴォリュームの分節と一部セットバックで視覚的な大きさを軽減しました。また、雁行した平面の素材を切り替えて街に対する明るい表情も作る事も意図されました。

たくさんの集合住宅がある東京には、昭和から残る木造密集地がまだあり、古くからの人が住んでいる。これらは道路幅員2m程度の場所に、古い木造住宅と少し傾いた古いブロック塀が建っており薄暗く少し怖い。今回、このような木造密集地でありながら少しずつ建物が入れ替わり始めた環境に、賃貸用の集合住宅を作る計画である。

建築家によるテキストより

集合住宅は、収益性から最大ヴォリュームを求められるが木造密集地には大きく、威圧感がある。これらを解消するために外観は、前面道路から建物をセットバックをすること、建物が大きく見えないようにヴォリュームを大きく二つに分節すること、3Fの外壁面をセットバックすることとした。

建築家によるテキストより

その上で平面を雁行させることで、ファサード面のタイルと左官の仕上が交互に繰り返し、ブロック塀が道路境界ギリギリまで迫る街に表情と変化を与える。建物がセットバックすることで太陽光が入るようになり、薄暗い街が明るくなる。

建築家によるテキストより
菊嶋かおり+永澤一輝 / knofによる、東京・墨田区の飲食店「PENITENT」。コロナ禍で計画。在宅が叫ばれる中でのカフェの意義を模索し、個人の営為の尊重と他者と時間等を共有する喜びが併存する空間を志向。“ビッグテーブル”で様々な活動を許容し“アートスクリーン”で不均一な体験を作る
菊嶋かおり+永澤一輝 / knofによる、東京・墨田区の飲食店「PENITENT」。コロナ禍で計画。在宅が叫ばれる中でのカフェの意義を模索し、個人の営為の尊重と他者と時間等を共有する喜びが併存する空間を志向。“ビッグテーブル”で様々な活動を許容し“アートスクリーン”で不均一な体験を作る photo©児玉晴希
菊嶋かおり+永澤一輝 / knofによる、東京・墨田区の飲食店「PENITENT」。コロナ禍で計画。在宅が叫ばれる中でのカフェの意義を模索し、個人の営為の尊重と他者と時間等を共有する喜びが併存する空間を志向。“ビッグテーブル”で様々な活動を許容し“アートスクリーン”で不均一な体験を作る photo©児玉晴希
菊嶋かおり+永澤一輝 / knofによる、東京・墨田区の飲食店「PENITENT」。コロナ禍で計画。在宅が叫ばれる中でのカフェの意義を模索し、個人の営為の尊重と他者と時間等を共有する喜びが併存する空間を志向。“ビッグテーブル”で様々な活動を許容し“アートスクリーン”で不均一な体験を作る photo©児玉晴希

菊嶋かおり+永澤一輝 / knofが設計した、東京・墨田区の飲食店「PENITENT」です。
コロナ禍で計画されました。建築家は、在宅が叫ばれる中でのカフェの意義を模索し、個人の営為の尊重と他者と時間等を共有する喜びが併存する空間を志向しました。具体的には、“ビッグテーブル”で様々な活動を許容し“アートスクリーン”で不均一な体験を作る事が意図されました。店舗の公式サイトはこちら

浅草と押上の中間に位置する本所吾妻橋、駅前の大通りに面した雑居ビルの2階にあるカフェの計画。

建築家によるテキストより

まさにコロナ禍の、「ステイホーム」が叫ばれる状況下において、それでもカフェをつくる意味とは何なのかをクライアントと共に掘り下げた。「かりそめにでも集合して、ひねもす個を過ごす」をコンセプトに、それぞれの過ごし方が尊重されながらも、見ず知らずの他人と時間や空間、過程を共有する喜びを感じられる場所を目指した。
そのような場所を実現する手立てとして、「共有すること」と「ばらばらであること」という二義性をテーマにデザインを検討した。

建築家によるテキストより

具体的には下記である。

・異なる性格を持つ複数の客席エリア
・求心性をもちながらも1つのテーブルの上で様々なアクティビティを許容する大きなテーブル
・店を強くシンボライズしながら天候や時間によって表情を変える可動アートスクリーン
・照度を落とした店内で、目が慣れるに従ってさまざまな色やテクスチャが見えてくるようなマテリアルスキーム

これらにより座る席や天候・時間によって個々の経験が不均一になるように計らいながら、それらの集積によって「PENITENT」という店の一体的な空気感が醸成されることを企図した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 自社で工法を開発し、各種建築の設計から施工までを手掛ける「LDK inc.」が、プロジェクトマネージャー・設計スタッフ(経験者)・広報職・業務委託を募集中
【ap job更新】 自社で工法を開発し、各種建築の設計から施工までを手掛ける「LDK inc.」が、プロジェクトマネージャー・設計スタッフ(経験者)・広報職・業務委託を募集中
【ap job更新】 自社で工法を開発し、各種建築の設計から施工までを手掛ける「LDK inc.」が、プロジェクトマネージャー・設計スタッフ(経験者)・広報職・業務委託を募集中20世紀半ばよりアメリカ西海岸で起きたムーブメント“ミッドセンチュリースタイル”を、弊社独自の鉄骨システムを用いて現代的に解釈しリマスター。フラットな建築ボリュームを高床式鋼管杭で浮遊させ、延長したスラブ(土台)で抜群のプロポーションを形成する新しいデザイン手法。

自社で工法を開発し、各種建築の設計から施工までを手掛ける「LDK inc.」の、プロジェクトマネージャー・設計スタッフ(経験者)・広報職・業務委託募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

一緒にビジネスモデルを開発できる、プロジェクトマネージャー/建築設計スタッフ/テクニカルスタッフ/建築設計アシスタント/広報・広報アシスタントを募集

<LDK inc.について>
LDK inc.は、プロジェクトの企画・設計・施工・プロモーションに至るまでのトータルデザインを行う企業です。

また、約20年に渡って自社開発を続けている軽量鉄骨造のシステム工法を、部材のデザイン、構造設計、鉄骨製造、ロジスティック、鉄骨施工に至るまで、一連のラインを独自で構築している新しいカタチのメーカーであり、設計事務所&ビルダーでもあります。

現在、東京築地のヘッドオフィスにVC本部機能を置き、全国のパートナービルダー(約40社)と共に住宅、別荘、社屋、店鋪、集合住宅、ガレージハウスなど幅広い用途の建築を手掛けています。

コロナ禍に関わらず事業は拡大中で、他方から案件やコラボプロジェクトの問い合わせを頂いており、近鉄不動産株式会社様とは高架下にて賃貸ガレージハウスプロジェクトをアライアンス展開中です。

また、ベトナム・ホーチミンには現地法人を有しており、数社の提携工場と一緒にLGSパネルを製造するなど、オリジナルの構造部材や建材の開発から、設計、施工、加盟VCネットワークの管理、リゾートといった開発行為まで、21世紀型の“建築ビジネス”を独自に開発して実践し、マネタイズする“建築業の新しいカタチ”だと、自負しております。

この弊社の構築した一連の素材が持つ可能性を私達とともに日本全国へ、そして数年後にはアジア諸国へ向けて広げていきたい。そんな大きなビジョンを目標に掲げておりますので、単なる設計業務だけでなく、弊社と一緒にビジネスモデルを開発したいというメンバーを募集致します。

佐々木翔+南里史帆 / INTERMEDIAによる、長崎・東彼杵郡の「uminoわ」。国道沿いの複合店舗。環境への応答と効果的な活動伝達を求め、建築を端に寄せた圧迫感を回避する配置と小さい床面積で広い間口を確保する三角形の平面を考案。軒下は多様な活動を許容して内外の繋がりも作る
佐々木翔+南里史帆 / INTERMEDIAによる、長崎・東彼杵郡の「uminoわ」。国道沿いの複合店舗。環境への応答と効果的な活動伝達を求め、建築を端に寄せた圧迫感を回避する配置と小さい床面積で広い間口を確保する三角形の平面を考案。軒下は多様な活動を許容して内外の繋がりも作る photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
佐々木翔+南里史帆 / INTERMEDIAによる、長崎・東彼杵郡の「uminoわ」。国道沿いの複合店舗。環境への応答と効果的な活動伝達を求め、建築を端に寄せた圧迫感を回避する配置と小さい床面積で広い間口を確保する三角形の平面を考案。軒下は多様な活動を許容して内外の繋がりも作る photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
佐々木翔+南里史帆 / INTERMEDIAによる、長崎・東彼杵郡の「uminoわ」。国道沿いの複合店舗。環境への応答と効果的な活動伝達を求め、建築を端に寄せた圧迫感を回避する配置と小さい床面積で広い間口を確保する三角形の平面を考案。軒下は多様な活動を許容して内外の繋がりも作る photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
佐々木翔+南里史帆 / INTERMEDIAによる、長崎・東彼杵郡の「uminoわ」。国道沿いの複合店舗。環境への応答と効果的な活動伝達を求め、建築を端に寄せた圧迫感を回避する配置と小さい床面積で広い間口を確保する三角形の平面を考案。軒下は多様な活動を許容して内外の繋がりも作る photo©YASHIRO PHOTO OFFICE

佐々木翔+南里史帆 / INTERMEDIAが設計した、長崎・東彼杵郡の「uminoわ」です。
国道沿いの複合店舗です。建築家は、環境への応答と効果的な活動伝達を求め、建築を端に寄せた圧迫感を回避する配置と小さい床面積で広い間口を確保する三角形の平面を考案しました。そして、軒下は多様な活動を許容して内外の繋がりも作る事が意図されました。施設の公式サイトはこちら

長崎県東彼杵町の国道34号線沿いに建つ建築。約16,000台/日の交通量があり、海側には長崎街道千綿宿が近接しており、江戸時代から続く交通要所のひとつと言える。そこにコインランドリー・縫製場・カフェ・多目的スペースを孕んだ、地域の新たな拠点となるような建築を依頼された。

建築家によるテキストより

周辺にはこの敷地を囲うように民家が立ち並んでいた。また敷地中腹にある車両進入口の位置変更は安全上難しい状況だったこともあり、駐車場を敷地の中心に据えた配置計画とした。中央を空白の場所にすることで周辺への圧迫感は無く、またイベントを行う際には住民から見れば借景としてその賑わいを愉しむことができる。そのような関係性をつくる中で残った場所、畑や倉庫が面する端っこの部分に建築を立ち上げた。

建築家によるテキストより

この建築は平面で見ると直角二等辺三角形である。残った敷地の端っこがちょうど三角形状だったことと、正方形を対角線上で切断し、その切断面を道路側に向けることで、限られた予算(ウッドショック等も影響し始めた頃である)の中で最小限の面積で効果的に広く間口を確保し、ここでの様々な活動を周囲に浸透させていきやすくしたいと考えた。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/8/22-8/28]
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/8/22-8/28]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/8/22-8/28)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 中村拓志&NAP建築設計事務所による、東京・台東区の「上野東照宮神符授与所 / 静心所」。社殿に至る奥参道と祈りの庭の計画。腐朽の為やむなく伐採された大樹の蘇生を意図し、シェル構造の屋根架構を考案して部材として活用。参拝者を包み込み瞑想を導く空間をつくる
  2. 三谷勝章による、大阪の「富田林の家」。緑地に面した住宅地に建つ設計者の自邸。環境と呼応する建築を求め、隣地から中庭まで緑を連続させ壁や屋根の重なりで囲われつつ開かれた関係性を構築。季節で移り変わる木々の煌めきや陰影を享受
  3. ヤン・イェリム+片山豪 / 文生堂による、東京・豊島区の住戸改修「雑司が谷の豪邸」。設計者の自邸。既存要素を活かした計画を目指し、入口からルーフバルコニーまでを土間で接続し生活の中心とする構成を考案。“開放的な外部”を取り込んで“量”を目的に作られた空間を“質”を孕む場に変える
  4. 吉村真基建築計画事務所|MYAOによる、愛知・名古屋市の「やまさと保育園増築棟」。職員の執務空間等の計画。敷地奥の園舎と擁壁に囲まれた場を建築地に選び、屋根を掛けた上に小屋が載る構成を考案。要求機能に加えて建物同士を繋ぐハブ空間の役割も与え園全体の動線を再編
  5. 本岡一秀+伊藤祐紀 / 本岡伊藤アーキテクツによる、大阪の住宅「箕面の家」。交通量のある住宅街に計画。気積確保と内外の関係調整を意図し、緩衝帯となる吹抜と周囲を借景する絶妙な高さの大開口を考案。室内の造作家具に様々な役割を担わせ人と物の多様な居場所を構築
  6. 坂田裕貴 / a.d.pと山田哲也 / ヤマダアトリエによる、東京の「世田谷 谷の家」。谷間の様な印象の建て込む旗竿地に計画。開放感と安心感の両立を目指し、周囲と呼応する“斜面の様な”量塊と“視線の抜けと止まり”を操作する開口を考案。意識から外部を消し穏やかに過ごせる空間を作る
  7. an architectsとfuturetank architectsによる、群馬の、保養所の改修「草津の板間」。建物の一部に手を入れて人が集まる場所とする計画。二室を一体化して土間と板間とする要望に、“既存間仕切りを90度回転”と見立て新しい空間を設計。改変行為を伝聞し易くする事で記憶の継承を促す
  8. 吉田桂子 / Archipatchによる、茨城・水戸市の結婚式場「Between the greens」。県庁等がある郊外に計画。緑の中の式場を目指し、建物を分節して庭園の周りに配置する事で回遊性と内外の一体感を構築。其々から延びる深い庇が“変化する自然の美しさ”を室内に導入
  9. 安藤忠雄へのインタビュー「安藤忠雄 自作を語りおろす」の動画。建築家を志すエピソードから代表作までを語る内容
  10. 佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・港区のオフィス「LIVNEX」。住環境をデザインする企業の事務所。作業の為でなく意思疎通とプレゼンの場と捉え、アイデアの創造や思考の深化と拡大に寄与する空間を志向。明るく眺望の良い“コミュニケーションスペース”を中心に据える
  11. 伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能
  12. 神谷幸治 / Qukan空間工作所による、北海道・札幌市の住宅改修「伏古の屋根裏」。仕事場兼住居の二階屋を改修。生活変化で持て余した床面積を減らし暮らしの場を一階とする為に、上階を減築して勾配屋根を架ける方策を考案。梁を現しとし気積の大きな“屋根裏”の様な空間を作る
  13. パナソニックの業界最薄の、ワイヤレス連動型“住宅用火災警報器”に、新色の「BLACK」が追加。従来の“ホワイト”や“和室色”の製品とは異なるイメージで、様々なデザインの空間に調和。抽選でサンプルボードが当たる企画も実施中
  14. イランイランによる、東京・豊島区の住戸改修「J house」。タワーマンションでのプロジェクト。音楽の様に感情に訴える空間を目指して、建築の各部分を曲の其々の要素と捉えて設計。環境の特徴を活かした平面計画と光や季節の移ろいを感じられる素材選択を行う
  15. 石嶋寿和 / 石嶋設計室による、東京・台東区の、認可保育所「立華学苑」。既存施設の建替計画。子どもたちの発達を促す空間を目指し、“育てる庭”や“食べる庭”等の異なる特徴を持つ4段の屋上庭園を考案。打放壁を背景としたカラフルな出窓や和の内装でも園舎の特徴的な顔をつくる
  16. 二俣公一 / ケース・リアルによる、神奈川・三浦郡の「葉山の家」。元々この地に住む施主の為の建替計画。家族と来客の為の“中心となるキッチン”の要望に、キッチンから住まい全体を見渡せる関係性と通路のない連続性を構築。前住居を参照し大らかな空間の中に親密さのある居場所も作る
  17. 仙田満の環境デザイン研究所が、新石川県立図書館設計プロポで、設計候補者に選定
  18. 小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、中国の店舗「LIGHT MARK 蘇州」。新進ジュエリーブランドの為の内装計画。気軽に立ち寄れる空間を目指して、ケースへの商品陳列ではなく垂直のアクリル壁に展示する方法を考案。透明度と特別感のある閲覧状況を作り出す
  19. 安藤忠雄・柳宗悦(+降幡設計)・内藤廣・谷口吉生+高宮眞介・遠藤克彦・竹中工務店による美術館を紹介するシリーズ「デザインを新しい視点から発信する美術館」の動画
  20. 中村拓志&NAP建築設計事務所と竹中工務店による、千葉市の「ZOZO本社屋」。諸機能を街にアウトソースし街と共に成長するオフィスを目指し設計、吊屋根で天井高の変化する空間が公と私をグラデーション状に生み、自由な居場所の選択と共に一体感を生み出す

隈研吾による連続講義「建築家になりたい君へ」「私の学生時代」「建築家を目指したころ」「ターニングポイント」の動画

隈研吾による連続講義「建築家になりたい君へ」「私の学生時代」「建築家を目指したころ」「ターニングポイント」の動画です。デザインアソシエーションとディスカバリー・ジャパンが制作したものです。合計4つの動画が公開されています。

隈研吾 建築家 
略歴
1954年生。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。30を超える国々でプロジェクトが進行中。自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。主な著書に『点・線・面』(岩波書店)、『ひとの住処』(新潮新書)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。


講義1「建築家になりたい君へ」


講義2「私の学生時代」


講義3「建築家を目指したころ」

安藤忠雄・柳宗悦(+降幡設計)・内藤廣・谷口吉生+高宮眞介・遠藤克彦・竹中工務店による美術館を紹介するシリーズ「デザインを新しい視点から発信する美術館」の動画

安藤忠雄・柳宗悦(改修・増築:降幡建築設計事務所)・内藤廣・谷口吉生+高宮眞介・遠藤克彦竹中工務店による美術館を紹介するシリーズ「デザインを新しい視点から発信する美術館」の動画です。制作は、国際交流基金です。

最先端のプロダクツから、グラフィック、各地の伝統工芸、民藝、家具、道具などのジャンルを対象にユニークな活動を行っている6つの美術館を紹介します。


安藤忠雄による「21_21 DESIGN SIGHT」


柳宗悦(改修・増築:降幡設計)による「日本民藝館」


内藤廣による「富山県美術館」

二俣公一 / ケース・リアルによる、神奈川・三浦郡の「葉山の家」。元々この地に住む施主の為の建替計画。家族と来客の為の“中心となるキッチン”の要望に、キッチンから住まい全体を見渡せる関係性と通路のない連続性を構築。前住居を参照し大らかな空間の中に親密さのある居場所も作る
二俣公一 / ケース・リアルによる、神奈川・三浦郡の「葉山の家」。元々この地に住む施主の為の建替計画。家族と来客の為の“中心となるキッチン”の要望に、キッチンから住まい全体を見渡せる関係性と通路のない連続性を構築。前住居を参照し大らかな空間の中に親密さのある居場所も作る photo©志摩大輔
二俣公一 / ケース・リアルによる、神奈川・三浦郡の「葉山の家」。元々この地に住む施主の為の建替計画。家族と来客の為の“中心となるキッチン”の要望に、キッチンから住まい全体を見渡せる関係性と通路のない連続性を構築。前住居を参照し大らかな空間の中に親密さのある居場所も作る photo©志摩大輔
二俣公一 / ケース・リアルによる、神奈川・三浦郡の「葉山の家」。元々この地に住む施主の為の建替計画。家族と来客の為の“中心となるキッチン”の要望に、キッチンから住まい全体を見渡せる関係性と通路のない連続性を構築。前住居を参照し大らかな空間の中に親密さのある居場所も作る photo©志摩大輔

二俣公一 / ケース・リアルが設計した、神奈川・三浦郡の「葉山の家」です。
元々この地に住む施主の為の建替計画です。建築家は、家族と来客の為の“中心となるキッチン”の要望に、キッチンから住まい全体を見渡せる関係性と通路のない連続性を構築しました。そして、前住居を参照し大らかな空間の中に親密さのある居場所も作る事も意図されました。

首都圏郊外に住む、4人家族のための住居の計画。

敷地は西側に相模湾を望む海に近い住宅エリアで、穏やかな気候により別荘地としても知られる閑静な場所である。施主はかねてより計画地に居住しており、隣地が更地化されたことをきっかけに、連続した2つの敷地を1つに改めて住まいを新築することにした。

建築家によるテキストより

施主からの希望は、「家族の中心となるキッチン」があること。それは家族にとってはもちろん、来客も多い施主の住まいにとって最も重要な軸となった。そこで計画では、この考えをもとに全体の機能をレイアウトすることにした。さらに建物自体は、それらを覆う大きな片流れ屋根とし、キッチンを中心とした考え方と屋根形状とを一つにまとめた住居を目指すことにした。

建築家によるテキストより

具体的には、このキッチンからはダイニングはもちろん、リビングやテラス、玄関や子供部屋など、住まい全体を見渡すことが出来るような機能配置となっている。その結果、動線計画もシンプルになり、通路がほとんどない連続的な空間が可能になった。また、浴室等の水まわり以外は、ほぼ全ての居室で屋根の形を生かした傾斜天井とした。そして各部屋の出入口となる引戸を開放した際、それぞれの天井が切れ目なく連続して流れるような納まりとし、空間全体で屋根の大らかさを感じられることを意識した。

建築家によるテキストより
三谷勝章による、大阪の「富田林の家」。緑地に面した住宅地に建つ設計者の自邸。環境と呼応する建築を求め、隣地から中庭まで緑を連続させ壁や屋根の重なりで囲われつつ開かれた関係性を構築。季節で移り変わる木々の煌めきや陰影を享受
三谷勝章による、大阪の「富田林の家」。緑地に面した住宅地に建つ設計者の自邸。環境と呼応する建築を求め、隣地から中庭まで緑を連続させ壁や屋根の重なりで囲われつつ開かれた関係性を構築。季節で移り変わる木々の煌めきや陰影を享受 photo©鳥村鋼一
三谷勝章による、大阪の「富田林の家」。緑地に面した住宅地に建つ設計者の自邸。環境と呼応する建築を求め、隣地から中庭まで緑を連続させ壁や屋根の重なりで囲われつつ開かれた関係性を構築。季節で移り変わる木々の煌めきや陰影を享受 photo©鳥村鋼一
三谷勝章による、大阪の「富田林の家」。緑地に面した住宅地に建つ設計者の自邸。環境と呼応する建築を求め、隣地から中庭まで緑を連続させ壁や屋根の重なりで囲われつつ開かれた関係性を構築。季節で移り変わる木々の煌めきや陰影を享受 photo©鳥村鋼一
三谷勝章による、大阪の「富田林の家」。緑地に面した住宅地に建つ設計者の自邸。環境と呼応する建築を求め、隣地から中庭まで緑を連続させ壁や屋根の重なりで囲われつつ開かれた関係性を構築。季節で移り変わる木々の煌めきや陰影を享受 photo©鳥村鋼一

三谷勝章が設計した、大阪の「富田林の家」です。
緑地に面した住宅地に建つ設計者の自邸です。建築家は、環境と呼応する建築を求め、隣地から中庭まで緑を連続させ壁や屋根の重なりで囲われつつ開かれた関係性を構築しました。そして、季節で移り変わる木々の煌めきや陰影を享受できる事も意図されました。

夫婦2人が住む設計者の自邸である。
敷地は、緩やかな傾斜地に位置する閑静な住宅地にあり、北側は、シラカシの並木とクスノキの大樹がある豊かな緑地に接している。

建築家によるテキストより

この地区は敷地境界からの後退距離が定められているため、隣棟間隔にゆとりが生じる。そこで、北側の緑地から建物を囲む開放的な庭、そして中庭へと、連続するみどりを配置することで、緑豊かな環境を住宅内に取り込むとともに、周囲とみどりと呼応するような景観をつくれないかと考えた。

建築家によるテキストより

また、前面道路から1mほど高い位置に建物を配置したため、開放的な大窓を持つ住居ながらも、外部からは内部が見えそうで見えない。前庭、中庭、リビング、北庭は、壁、開口部、屋根によって囲われているような、開かれているような構成とし、それぞれの場所が重なり合って見える関係性をつくった。更に、床のレベルも、エントランスから中庭、デッキテラス、腰掛、浴室、寝室まで、450mm毎を基本に徐々にレベルを変えており、屋根、軒天は各室を連続し傾斜しながら中庭を囲むように緩やかに繋げている。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 東京と沖縄を拠点に、住宅から宿泊施設まで様々な建築を手掛ける「山﨑壮一建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とアルバイトを急募中
【ap job更新】 東京と沖縄を拠点に、住宅から宿泊施設まで様々な建築を手掛ける「山﨑壮一建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とアルバイトを急募中
【ap job更新】 東京と沖縄を拠点に、住宅から宿泊施設まで様々な建築を手掛ける「山﨑壮一建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とアルバイトを急募中

東京と沖縄を拠点に、住宅から宿泊施設まで様々な建築を手掛ける「山﨑壮一建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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山﨑壮一建築設計事務所では、設計スタッフを募集しています。
明るく楽しみながら、建築について語り合える仲間を探しています。
出来るだけ早く働き始められる方を歓迎します(東京・沖縄でのスタッフ急募)。

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山﨑壮一建築設計事務所は、住宅・ホテル・保育園・幼稚園・店舗・リノベーションなど、様々な建築の設計業務を行います。設計スタッフには夫々プロジェクトを担当して頂きますので、設計から現場監理まで、建築の知識をトータルに習得できる設計事務所です。

近年、関東圏でのプロジェクトの他、沖縄県でプロジェクトが増えており、今後も2つの地域で業務に力を入れていきます。

今年は、沖縄県伊良部島でリゾートホテルが完成予定。今後もリゾートホテル・住宅等、数件のプロジェクトが控えており、東京・沖縄、両地域で設計スタッフを募集します。

ご興味をお持ちの方は、ご応募下さい。

中村拓志&NAP建築設計事務所による、東京・台東区の「上野東照宮神符授与所 / 静心所」。社殿に至る奥参道と祈りの庭の計画。腐朽の為やむなく伐採された大樹の蘇生を意図し、シェル構造の屋根架構を考案して部材として活用。参拝者を包み込み瞑想を導く空間をつくる
中村拓志&NAP建築設計事務所による、東京・台東区の「上野東照宮神符授与所 / 静心所」。社殿に至る奥参道と祈りの庭の計画。腐朽の為やむなく伐採された大樹の蘇生を意図し、シェル構造の屋根架構を考案して部材として活用。参拝者を包み込み瞑想を導く空間をつくる「神符授与所」より、「祈りの庭」と御神木を見る。 photo©Koji Fujii / TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、東京・台東区の「上野東照宮神符授与所 / 静心所」。社殿に至る奥参道と祈りの庭の計画。腐朽の為やむなく伐採された大樹の蘇生を意図し、シェル構造の屋根架構を考案して部材として活用。参拝者を包み込み瞑想を導く空間をつくる神符授与所を出て静心所を見る。 photo©Koji Fujii / TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、東京・台東区の「上野東照宮神符授与所 / 静心所」。社殿に至る奥参道と祈りの庭の計画。腐朽の為やむなく伐採された大樹の蘇生を意図し、シェル構造の屋根架構を考案して部材として活用。参拝者を包み込み瞑想を導く空間をつくる静心所と樹齢600年超の御神木。 photo©Koji Fujii / TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、東京・台東区の「上野東照宮神符授与所 / 静心所」。社殿に至る奥参道と祈りの庭の計画。腐朽の為やむなく伐採された大樹の蘇生を意図し、シェル構造の屋根架構を考案して部材として活用。参拝者を包み込み瞑想を導く空間をつくる静心所の屋根架構材には、防火樹として社殿を守ってきた大イチョウが活用されている。 photo©Koji Fujii / TOREAL

中村拓志&NAP建築設計事務所が設計した、東京・台東区の「上野東照宮神符授与所 / 静心所」です。
社殿に至る奥参道と祈りの庭の計画です。建築家は、腐朽の為やむなく伐採された大樹の蘇生を意図し、シェル構造の屋根架構を考案して部材として活用しました。そして、参拝者を包み込み瞑想を導く空間をつくる事を意図しました。施設の公式サイトはこちら

上野東照宮社殿に至る回廊型の奥参道と、樹齢600年超の御神木を中心とした祈りの庭の設計である。
参道に架けた二枚の片流れ屋根の建築の一つは、お守り等を授与する「神符授与所」、もう一つは拝観前に御神木と対面して心を清め落ち着かせる「静心所」である。

建築家によるテキストより

神符授与所は商業性を排し、拝殿の一つとして設計した。巫女の背景となる大きな窓からは、社殿を囲う二重菱格子の透塀と奥参道を臨むことができる。社殿で清められた神符が巫女によって運ばれ、ここで授与されるという儀式性を空間に込めている。屋根は透塀の結界性を踏襲して、その下が神聖な空間となるように意図したニ重菱格子構造である。垂木の一方の軸を社殿と日光東照宮を結ぶ真北方向に、もう一つの軸を久能山東照宮のある駿府に振っている。

建築家によるテキストより

静心所の屋根架構材は、この場所で長らく防火樹として社殿を守ってきた大イチョウである。
倒木のおそれがあるためにやむなく伐採されたものであるが、枝葉を広げたような屋根としてイチョウを蘇らせようと考えた。
ただし腐朽による空洞化が著しく長径材が量的に確保できないため、最小断面60mm角に乾燥した製材を用いて屋根を構成する必要があった。
そこでシェル構造によって剛性を高めた間口12m、長さ3mに軒を支点からはねだし、反対側をやじろべえのように引っ張ることで、御神木側に柱が一切落ちない空間とした。
座する一人ひとりの頭上を包み込むヴォールト屋根は、意識を自己へと向けさせ、社殿を敬うようにこうべを垂れる軒先は、瞑想時の半眼や祈りを導くだろう。振り返ると、壁のスリットから芽吹き始めた大イチョウの切り株が目に入る計画となっている。

建築家によるテキストより
坂田裕貴 / a.d.pと山田哲也 / ヤマダアトリエによる、東京の「世田谷 谷の家」。谷間の様な印象の建て込む旗竿地に計画。開放感と安心感の両立を目指し、周囲と呼応する“斜面の様な”量塊と“視線の抜けと止まり”を操作する開口を考案。意識から外部を消し穏やかに過ごせる空間を作る
坂田裕貴 / a.d.pと山田哲也 / ヤマダアトリエによる、東京の「世田谷 谷の家」。谷間の様な印象の建て込む旗竿地に計画。開放感と安心感の両立を目指し、周囲と呼応する“斜面の様な”量塊と“視線の抜けと止まり”を操作する開口を考案。意識から外部を消し穏やかに過ごせる空間を作る photo©Koji Fujii / TOREAL
坂田裕貴 / a.d.pと山田哲也 / ヤマダアトリエによる、東京の「世田谷 谷の家」。谷間の様な印象の建て込む旗竿地に計画。開放感と安心感の両立を目指し、周囲と呼応する“斜面の様な”量塊と“視線の抜けと止まり”を操作する開口を考案。意識から外部を消し穏やかに過ごせる空間を作る photo©Koji Fujii / TOREAL
坂田裕貴 / a.d.pと山田哲也 / ヤマダアトリエによる、東京の「世田谷 谷の家」。谷間の様な印象の建て込む旗竿地に計画。開放感と安心感の両立を目指し、周囲と呼応する“斜面の様な”量塊と“視線の抜けと止まり”を操作する開口を考案。意識から外部を消し穏やかに過ごせる空間を作る photo©Koji Fujii / TOREAL

坂田裕貴 / a.d.p山田哲也 / ヤマダアトリエが設計した、東京・世田谷区の「世田谷 谷の家」です。
谷間の様な印象の建て込む旗竿地に計画されました。建築家は、開放感と安心感の両立を目指し、周囲と呼応する“斜面の様な”量塊と“視線の抜けと止まり”を操作する開口を考案しました。そして、意識から外部を消し穏やかに過ごせる空間を作る事も意図しました。

家族5人のため、東京都の住宅地で旗竿地に建つ住宅。
四方を建物に囲まれた環境で、周辺への広がりを保ちながらも家族だけの場所として穏やかに過ごすことができる空間を目指した。

建築家によるテキストより

敷地は2つの用途地域にまたがっているため周辺建物に高低差があり、さながら山間部の谷間の地域に入ったような印象があった。そのイメージをもとに敷地東の高い建物がある側に寄せて配置し、谷の地形をなぞり南西に向けて下る斜面のようなボリュームとした。そのボリュームに対して、周辺の街並みにまで広がるような開放感とそれとは相反する囲まれた安心感を両立させる操作を行なった。

建築家によるテキストより

家族が集まるリビングの大空間は1階北側に配置し、各部屋はリビングを起点とした関係や距離感をもとに地形に沿うようレベル差をつけて設けている。
無柱の大空間はリビング南面のハイサイドライト上部から2階腰壁までを一体とした合成梁を直行する方持ち合成梁で補助する構造で実現しており、内外が連続したのびやかで解放的な空間を作り出している。

またリビングから中庭、その先の和室を通して南の庭へ視線が抜けるといったように空間のレイヤーで奥行きを感じさせる構成としている。開口部においては、敷地外の空や離れた街並みに抜けていく景色や、屋内外を通りぬけながらも敷地内で完結する景色など、開放感と安心感の両立のため視線の抜けと止まりを意識した計画とした。

建築家によるテキストより
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ

伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所が設計した、埼玉・川口市の住宅「The White House 旗竿敷地の環境住宅」です。
旗竿地に計画されました。建築家は、家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案しました。それによって、全体が一体空間とし全館空調も効率的に機能させています。

敷地は南北と西側が住宅に囲まれた旗竿形状で、東側隣地が駐車場で開けている。
施主家族の要望は、家族全員が常にお互いの気配やつながりを感じられる居場所にしつつ、地球温暖化に配慮して生活のエネルギー消費を抑える住宅にしたいとのことであった。

建築家によるテキストより

そこで内部全体が上下階で立体的につながる「遊具」のような一室空間としながら、南東方向から積極的に光を取り込み、さらに夏冬に上下階のエアコンを一台ずつ切り替えて全館空調を行う高気密高断熱住宅とした。

建築家によるテキストより

この住宅のリビングと吹抜けは、「家族生活の中心」であり「環境装置」でもある。
一階はリビングから全てのスペース(キッチン・ダイニング、書斎、防音室) へとつながる中心型プランである。二階はリビング上部の吹抜け周りを夫婦寝室、収納、子供スペース、廊下とぐるりと周れる回遊型プランとしている。二階の南東にはガラス張りのサンルームを設け、階段室上部の大開口と併せて積極的に太陽光を住宅内部に取り入れる。

建築家によるテキストより

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