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二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・原宿の、ビューイングスペース「NEW AUCTION」。新しい体験を提供するオークションハウスの為に計画。第一印象となるファサードの在り方を考慮し、空間全体を見渡せるL字型のガラス窓を考案。仕上げの選択で其々の場の性質を変える事も意図
二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・原宿の、ビューイングスペース「NEW AUCTION」。新しい体験を提供するオークションハウスの為に計画。第一印象となるファサードの在り方を考慮し、空間全体を見渡せるL字型のガラス窓を考案。仕上げの選択で其々の場の性質を変える事も意図 photo©志摩大輔
二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・原宿の、ビューイングスペース「NEW AUCTION」。新しい体験を提供するオークションハウスの為に計画。第一印象となるファサードの在り方を考慮し、空間全体を見渡せるL字型のガラス窓を考案。仕上げの選択で其々の場の性質を変える事も意図 photo©志摩大輔
二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・原宿の、ビューイングスペース「NEW AUCTION」。新しい体験を提供するオークションハウスの為に計画。第一印象となるファサードの在り方を考慮し、空間全体を見渡せるL字型のガラス窓を考案。仕上げの選択で其々の場の性質を変える事も意図 photo©志摩大輔

二俣公一 / ケース・リアルが設計した、東京・原宿の、ビューイングスペース「NEW AUCTION」です。
新しい体験を提供するオークションハウスの為に計画されました。建築家は、第一印象となるファサードの在り方を考慮し、空間全体を見渡せるL字型のガラス窓を考案しました。また、仕上げの選択で其々の場の性質を変える事も意図されました。施主企業の公式サイトはこちら

「NEW AUCTION」は、従来のオークションの概念に縛られずに新しい体験や価値を提供することを目指して設立された、東京・原宿エリアを拠点とするオークションハウスである。

今回の計画では、彼らのオークションフローの中で行われる作品のビューイングスペースを、オフィス機能と併せて設計することになった。

建築家によるテキストより

計画地は、ビルの屋外階段を下ってすぐそばにある約30坪の地下空間である。ここへ、出品前のアートの保管、そしてオークション開催前に実物を確認してもらうための作品展示、商談などの機能に対応できるスペースが求められた。

建築家によるテキストより

私たちはまずはじめに、階段を降りてこの場所の第一印象を決めるファサードを改修することを考えた。具体的には、共用部に面した壁を可能な限りガラス面として開放し、大きなL字型のウィンドウとして整え直している。さらに黒いフレームでこの開口部を縁取り、白を基調とした内部とコントラストをつけた。

建築家によるテキストより
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉
田付龍吉 / DesignTeam。による、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」。一般的な3LDKを単身の施主の為に改修。必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案。場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る photo©田付龍吉

田付龍吉 / DesignTeam。が設計した、東京・目黒区の住戸改修「T邸リノベーション」です。
一般的な3LDKを単身の施主の為に改修する計画です。建築家は、必要面積の少なさから“緩く行き来”する空間を目指し、テラスを外部リビングとした二つの回遊動線を持つ平面を考案しました。また、場所毎に異なる意匠の建具で体験の豊かさも作る事も意図されました。

築40年のマンションの一室をリノベーションする依頼を受けた。

RC6階建ての5階に位置する大きめのテラスを持つ住居で、既存の間取りは、日本の多くの、このサイズのマンション同様、部屋数を確保することを最優先にしたような3LDKだった。

クライアントの今の生活では1LDKしか必要にならないことから、開放的で、家の中を緩く行き来できるような回遊性のある動線をつくることからデザインを始めた。

建築家によるテキストより

平面的にはLDKと寝室に面して大きなテラスがあり、テラスを外部リビングとして計画することで、テラスを介してLDK→テラス→寝室→LDKという回遊動線をつくった。それに加えて、寝室から玄関への動線を通すことで、もう一つの回遊動線(寝室→玄関→LDK→寝室)をつくり、LDKと寝室を共有する二つの回遊動線ができあがる。
家に回遊動線が2つもあることで、すべての空間を緩くつなぎ、好きなように行き来できる空間の連続としての住空間をつくりだしている。

建築家によるテキストより

また、建具の詳細を部屋や収納ごとに用途や場所に合わせてデザインし、大きさもあえて変えることとした。
伝統的な茶室の建具が、茶道口、給仕口、躙口、貴人口など異なる寸法や異なる意匠を持たせているように、建具は扉を開けるという特別な瞬間に立ち会う装置であり、小さな面積に様々な異なる空間を詰め込んだ茶室において、その空間ごとの表現を見事につくりだしていると言える。

建築家によるテキストより
小林玲子 / kitokino architectureと野海彩樹建築設計舎による、愛知の「安城の住宅」。郊外の住宅街に計画。敷地内で完結しない住居を目指して、周囲のスケールと連続し隣接する畑に開く“屋根”や風景を内部に取り込む“窪み”を考案。見慣れた景色の魅力発見の契機となる事も目指す
小林玲子 / kitokino architectureと野海彩樹建築設計舎による、愛知の「安城の住宅」。郊外の住宅街に計画。敷地内で完結しない住居を目指して、周囲のスケールと連続し隣接する畑に開く“屋根”や風景を内部に取り込む“窪み”を考案。見慣れた景色の魅力発見の契機となる事も目指す photo©Ookura hideki / Kurome Photo Studio
小林玲子 / kitokino architectureと野海彩樹建築設計舎による、愛知の「安城の住宅」。郊外の住宅街に計画。敷地内で完結しない住居を目指して、周囲のスケールと連続し隣接する畑に開く“屋根”や風景を内部に取り込む“窪み”を考案。見慣れた景色の魅力発見の契機となる事も目指す photo©Ookura hideki / Kurome Photo Studio
小林玲子 / kitokino architectureと野海彩樹建築設計舎による、愛知の「安城の住宅」。郊外の住宅街に計画。敷地内で完結しない住居を目指して、周囲のスケールと連続し隣接する畑に開く“屋根”や風景を内部に取り込む“窪み”を考案。見慣れた景色の魅力発見の契機となる事も目指す photo©Ookura hideki / Kurome Photo Studio

小林玲子 / kitokino architectureと野海彩樹建築設計舎が設計した、愛知の「安城の住宅」です。
郊外の住宅街に計画されました。建築家は、敷地内で完結しない住居を目指して、周囲のスケールと連続し隣接する畑に開く“屋根”や風景を内部に取り込む“窪み”を考案しました。そして、見慣れた景色の魅力発見の契機となる事も目指しました。

敷地は郊外の住宅地。夫婦2人+子供3人のための住宅である。
さほど広くない敷地であるため、外部との連続性や関係性に配慮することで、敷地内で完結しない住まいとなることを目指した。

建築家によるテキストより

敷地の周囲には低層住宅と田畑、北側には3階建ての集合住宅がある。屋根の高さは、まちのスケール感に合わせて北東の道路側で高く設定し、隣地戸建住宅への圧迫感がないように南西に向かって下げていく。結果として、南東に広がる田畑へ伸びやかに開くような屋根の形状となった。

建築家によるテキストより

この住まいは、耐震等級3同等の耐震壁を要し、かつ、低炭素認定住宅を取得するために、開口部の量、大きさは限定されている。そこで、外形を窪ませ、「窪み(くぼみ)」の部分に開口部を設けることで、印象的に外部を引き込む形状とする。

「窪み」により室内に景色や風が引き込まることで、部分的に外部に近い場所が生まれ、内部を東西に移動する際に気分を切り替えるスペースとして機能する。結果、外から見た佇まいとしては、「窪み」がボリュームを分節する役割を果たし、南面ではスケール感をやわらげ、北面では緑道の背景にリズムを与える。

建築家によるテキストより
古野善昭 / エフプランと神谷幸治 / Qukan空間工作所による、北海道の生花店「ナカイフローリスト」。人通りのある場の老舗花店の建替。環境との関係を考慮し、街の中心部に向けたショーウィンドウにもなる隅切りの開口部を考案。外観を特徴づける家型を内部でも展開して“看板建築”の拡張も意図
古野善昭 / エフプランと神谷幸治 / Qukan空間工作所による、北海道の生花店「ナカイフローリスト」。人通りのある場の老舗花店の建替。環境との関係を考慮し、街の中心部に向けたショーウィンドウにもなる隅切りの開口部を考案。外観を特徴づける家型を内部でも展開して“看板建築”の拡張も意図 photo©佐々木育弥
古野善昭 / エフプランと神谷幸治 / Qukan空間工作所による、北海道の生花店「ナカイフローリスト」。人通りのある場の老舗花店の建替。環境との関係を考慮し、街の中心部に向けたショーウィンドウにもなる隅切りの開口部を考案。外観を特徴づける家型を内部でも展開して“看板建築”の拡張も意図 photo©佐々木育弥
古野善昭 / エフプランと神谷幸治 / Qukan空間工作所による、北海道の生花店「ナカイフローリスト」。人通りのある場の老舗花店の建替。環境との関係を考慮し、街の中心部に向けたショーウィンドウにもなる隅切りの開口部を考案。外観を特徴づける家型を内部でも展開して“看板建築”の拡張も意図 photo©佐々木育弥

古野善昭 / エフプラン神谷幸治 / Qukan空間工作所が設計した、北海道・夕張郡の生花店「ナカイフローリスト」です。
人通りのある場の老舗花店の建替計画です。建築家は、環境との関係を考慮し、街の中心部に向けたショーウィンドウにもなる隅切りの開口部を考案しました。そして、外観を特徴づける家型を内部でも展開して“看板建築”の拡張も意図しました。店舗の公式サイトはこちら

北海道夕張郡栗山町の老舗の花屋の建て替えの計画である。

町の主要な道路である中央通に面し南大通りとの交差点が近く商店街からは多少離れているものの役場や小学校が近く比較的人通りが多い場所である。

建築家によるテキストより

平面計画は作業場の配置からスタートした。木造かつプレカットで可能な範囲の梁せいで取れる7m×8mの1層の無柱空間を道路面から奥になる東側に配置し、西の道路側に残りの売場とアレンジメント教室や売場の一部となる様な多目的スペースを設けた2層の建物としている。

建築家によるテキストより

半階上がった階段踊場にも売場スペースを設け2階への空間の連続性を保ちつつ、北西部分に隅切られた2層に及ぶ壁に開口を設ける事で街の中心部である北西側に向けてのショーウィンドウとした。売場部分は土壁や無垢材を利用した什器を用いてオーセンティックな内装としつつも曲線を使った什器を併用する事で変化を与えている。壁は白を基調とし花や植栽のキャンバスとなる。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 坂茂建築設計が、秘書および設計スタッフを募集中
【ap job更新】 坂茂建築設計が、秘書および設計スタッフを募集中
【ap job更新】 坂茂建築設計が、秘書および設計スタッフを募集中SWATCH HEADQUARTER / photo©Didier Boy de la Tour

坂茂建築設計の、秘書および設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

坂茂建築設計では秘書および設計スタッフを募集します。

坂茂建築設計は、東京、パリ、ニューヨークに事務所を置き、国内外において、住宅・美術館等の文化施設・教育施設・商業施設など様々なプロジェクトを実現して参りました。現在も、材料、構造、空間の革新を追求した様々なプロジェクトが進行中です。

この度、東京事務所では、秘書1名、設計スタッフを若干名募集いたします。好奇心旺盛に取り組める方を歓迎します。

篠原一男による「から傘の家」が、ドイツ ヴァイル・アム・ラインの「ヴィトラ キャンパス」に移築完了。1961年に完成した日本の木造住宅を、スイスの家具メーカー“ヴィトラ”が継承。バックミンスター・フラーとジャン・プルーヴェの作品に続いて同敷地内に移設された歴史的建築物
篠原一男による「から傘の家」が、ドイツ ヴァイル・アム・ラインの「ヴィトラ キャンパス」に移築完了。1961年に完成した日本の木造住宅を、スイスの家具メーカー“ヴィトラ”が継承。バックミンスター・フラーとジャン・プルーヴェの作品に続いて同敷地内に移設された歴史的建築物移築後の様子 / Umbrella House, Vitra Campus, June 2022 ©Vitra, photo: Dejan Jovanovic
篠原一男による「から傘の家」が、ドイツ ヴァイル・アム・ラインの「ヴィトラ キャンパス」に移築完了。1961年に完成した日本の木造住宅を、スイスの家具メーカー“ヴィトラ”が継承。バックミンスター・フラーとジャン・プルーヴェの作品に続いて同敷地内に移設された歴史的建築物移築後の様子 / Umbrella House, Vitra Campus, June 2022 ©Vitra, photo: Dejan Jovanovic
篠原一男による「から傘の家」が、ドイツ ヴァイル・アム・ラインの「ヴィトラ キャンパス」に移築完了。1961年に完成した日本の木造住宅を、スイスの家具メーカー“ヴィトラ”が継承。バックミンスター・フラーとジャン・プルーヴェの作品に続いて同敷地内に移設された歴史的建築物移築後の様子 / Umbrella House, Vitra Campus, June 2022 ©Vitra, photo: Dejan Jovanovic

篠原一男が設計した「から傘の家」が、ドイツ ヴァイル・アム・ラインの「ヴィトラ キャンパス」に移築完了しています。
1961年に完成した日本の木造住宅を、スイスの家具メーカー“ヴィトラ”が継承しました。バックミンスター・フラーとジャン・プルーヴェの作品に続いて同敷地内に移設された歴史的建築物となりました。
※2022年7月5日に日本語のテキストを追加しました

こちらは日本語版のリリーステキスト

篠原一男(1925-2006)は、丹下健三並び、20世紀後半に活躍したもっとも重要な日本の建築家の一人です。伊東豊雄や妹島和世など次世代の建築家にも大きな影響を与えた存在であるにも関わらず、国際的な知名度は決して高くありません。1961年東京の地に建設された、篠原一男独自のスタイルが確立された最初の建築とも言われる初期の名作住宅「から傘の家」が、数奇な運命を経て、ドイツのヴァイル・アム・ラインに位置する「ヴィトラキャンパス」に移築・再建されました。

「から傘の家」はその名前の通り、まるで傘のような特徴的な屋根の下、小さな家族が生活するには十分な空間をもつ正方形平面の木造住宅です。篠原一男は、日本の伝統的な民家や寺院といったヴァナキュラー建築に見られる要素を住宅建築に応用しました。例えば、「から傘の家」のピラミッドのような屋根は、かつては寺院などの仏教建築でしか見られないものでした。同時に、立面を構成する「繊維セメント板」のように、シンプルかつ比較的安価な素材をあえて使用しています。から傘の家の出現は、日本建築史における1960年代の衝撃的なできごとのひとつでした。

から傘の家は、前居住者の移転と継承への希望、東京都計画道路に本住宅がかかること等の諸事情を背景に、一般社団法人住宅遺産トラストを介し、偶然の幸福なる出会いからスイスの家具メーカーであるヴィトラが継承し、移築・保存することになりました。柱と梁の構造による木造建造物は、2020年の夏に解体され、部材ごとに分割されました。使用されていた檜、杉、米松の木材は、その他の部品、材料とともに梱包され、海を渡りヴァイル・アム・ラインへと移送されました。解体、移送、移築、修復、再建まで、篠原一男のアーカイブを管理する東京工業大学の全面的な指示とサポートのもと、2021年9月に始まった再建工事は2022年6月、ついに完成を迎えました。

篠原一男は自身の作品をつの4様式に分類し、それぞれの様式において異なる問題に挑戦しました。1961年、東京都練馬区の住宅地に建設された「から傘の家」は、第1の様式における作品の中でもっとも小さく、現存する住宅作品の一つです。約55㎡の床面積に対して、キッチンとダイニング、リビングルーム、浴室・トイレ、そして寝室として使われた半畳の15枚を設置した伝統的な和室が納められています。畳の部屋の天井はフラットで、床はリビングよりも少し高くなっており、5枚の襖で仕切られていました。この襖に描かれた襖絵は、舞台芸術家・朝倉摂との共同によるものです。傘状の扇垂木の天井は空間をより大きく見せます。和室と屋根の間のロフトのような空間は収納スペースとして機能し、昇降のための梯子がかけられていました。また、オリジナルの家具は篠原一男と家具デザイナー・白石勝彦の共同によるものです。ヴィトラキャンパスでは、オリジナルの家具と復刻した家具の双方を組み合わせ、当時を再現しています。

【ap job更新】 らいおん建築事務所が、“建築設計グループ”と“まちづくりグループ”のスタッフを募集中
【ap job更新】 らいおん建築事務所が、“建築設計グループ”と“まちづくりグループ”のスタッフを募集中
【ap job更新】 らいおん建築事務所が、“建築設計グループ”と“まちづくりグループ”のスタッフを募集中バレーボール専用体育館、宿泊施設、コンビニエンスストアなどの民間複合施設(オガールベース)

らいおん建築事務所の、“建築設計グループ”と“まちづくりグループ”のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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らいおん建築事務所ではスタッフを募集しています。

業務拡大に伴う人員増強のためスタッフを募集しています。
エンターテインメント施設の新築プロジェクト・スポーツ施設の新築プロジェクト・保育園のリノベーション・銭湯のリノベーション・地方都市のリノベーションまちづくりなどの業務を多数控えていることから建築の設計技術専門職とまちづくり専門職を若干名募集します。

we+と山家明 / マウンテンハウスアーキテクツによる、マレーシアの知育施設「TOY8」。商業モール内の知育施設の計画。理念の“多面的な才能を発掘し育てる”の具現化を目指して、動きのある造作家具やカラフルな図案で満ちた空間を考案。地域植物を参照した入口トンネルは来訪者を誘引
we+と山家明 / マウンテンハウスアーキテクツによる、マレーシアの知育施設「TOY8」。商業モール内の知育施設の計画。理念の“多面的な才能を発掘し育てる”の具現化を目指して、動きのある造作家具やカラフルな図案で満ちた空間を考案。地域植物を参照した入口トンネルは来訪者を誘引 photo©Lawrence Choo
we+と山家明 / マウンテンハウスアーキテクツによる、マレーシアの知育施設「TOY8」。商業モール内の知育施設の計画。理念の“多面的な才能を発掘し育てる”の具現化を目指して、動きのある造作家具やカラフルな図案で満ちた空間を考案。地域植物を参照した入口トンネルは来訪者を誘引 photo©Lawrence Choo
we+と山家明 / マウンテンハウスアーキテクツによる、マレーシアの知育施設「TOY8」。商業モール内の知育施設の計画。理念の“多面的な才能を発掘し育てる”の具現化を目指して、動きのある造作家具やカラフルな図案で満ちた空間を考案。地域植物を参照した入口トンネルは来訪者を誘引 photo©Lawrence Choo

we+山家明 / マウンテンハウスアーキテクツが設計した、マレーシア・クアラルンプールの知育施設「TOY8」です。
商業モール内に計画されました。デザイナーと建築家は、理念の“多面的な才能を発掘し育てる”の具現化を目指して、動きのある造作家具やカラフルな図案で満ちた空間を考案しました。そして、地域植物を参照した入口トンネルは来訪者を誘引します。施設の公式サイトはこちら

マレーシアのショッピングモール内の知育施設の内装デザイン。
TOY8の理念である“多面的な才能を発掘し育てる”をキーワードに型にはまらない自由な遊び場となるようデザインした。

建築家によるテキストより

細く奥行きのあるエントランスには、マレーシアの代表的な植物“パンダンリーフ”の断面から着想を得たミラーのトンネルを計画。門型を15°づつ傾けることで、植物の自然なねじれを感じさせる。正面の壁面には、大きな“TOY8”のロゴを配し、アナモルフォーシス効果を利用することで、利用者を奥へと誘引するデザインとした。

建築家によるテキストより

トンネルを抜けた先のフリーエリアでは、スケルトンの状態を利用し、開放感を演出するとともに、色やグラフィックを配することで、都市の遊び場を表現した。造作の家具や、柱周りのベンチの造形は、単純な形を利用しながらも動きを持たせることで物の多面的な見方を表現した。

有料ゾーンとなるプレイエリアの入り口には、空間の切り替えとなる門型を設置し、さらに高揚感が得られる計画とした。

建築家によるテキストより
宮本雅士建築設計による、東京・品川区の集合住宅「フタバソウ」。住居兼事務所の使用も想定した計画。地域や住人に愛着の醸成を求めて、交流を生む“小路”の在り方を継承する空間を考案。全体ヴォリュームを住戸単位に分節し環境調和や“家”としての愛着向上も意図
宮本雅士建築設計による、東京・品川区の集合住宅「フタバソウ」。住居兼事務所の使用も想定した計画。地域や住人に愛着の醸成を求めて、交流を生む“小路”の在り方を継承する空間を考案。全体ヴォリュームを住戸単位に分節し環境調和や“家”としての愛着向上も意図 photo©濱崎泰弘
宮本雅士建築設計による、東京・品川区の集合住宅「フタバソウ」。住居兼事務所の使用も想定した計画。地域や住人に愛着の醸成を求めて、交流を生む“小路”の在り方を継承する空間を考案。全体ヴォリュームを住戸単位に分節し環境調和や“家”としての愛着向上も意図 photo©鯉谷ヨシヒロ
宮本雅士建築設計による、東京・品川区の集合住宅「フタバソウ」。住居兼事務所の使用も想定した計画。地域や住人に愛着の醸成を求めて、交流を生む“小路”の在り方を継承する空間を考案。全体ヴォリュームを住戸単位に分節し環境調和や“家”としての愛着向上も意図Unit 301 photo©濱崎泰弘

宮本雅士建築設計 / mmarが設計した、東京・品川区の集合住宅「フタバソウ」です。
住居兼事務所の使用も想定した計画です。建築家は、地域や住人に愛着の醸成を求めて、交流を生む“小路”の在り方を継承する空間を考案しました。また、全体ヴォリュームを住戸単位に分節し環境調和や“家”としての愛着向上も意図されました。

2019年春から計画、2021年秋に竣工となった6戸で構成される集合住宅。
地元に親しまれる神社や商店街があり、落ち着いた住宅街の小路に隣接する。

建築家によるテキストより

「住・働 空間」をプログラムとし、自宅兼事務所を要する人、恋人、兄弟、友人、1~2人暮らしを想定。同時に「その土地や住人にとって愛着が湧く居心地の良い空間とは何か」を追求した。近隣住人と新規住人との交わりとなる小路との繋がりを考察し、光・風・人がつながり、小路の習慣を継承する居住空間である。

建築家によるテキストより

建物のボリュームを計画するにあたり、ボリュームを分節し、6戸のモジュールで構成することで、ヒューマンスケールの実現を図った。フタバソウは、柔らかな粘土や羊羹が一切れずつ積み重なるように敷地に配列され、RCの無機質さを消し、近隣の家との調和を図っている。その一切れが、1戸となり、ひとつの「家」としての役割を担うように構成される。1戸を、部屋(ROOM)ではなく、家(HOME)という認識に変えることで、愛着が湧くのではないかと考えた。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 OMAとNAPで経験を積んだ中本剛志と田中裕一が主宰する「STUDIO YY」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 OMAとNAPで経験を積んだ中本剛志と田中裕一が主宰する「STUDIO YY」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 OMAとNAPで経験を積んだ中本剛志と田中裕一が主宰する「STUDIO YY」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中まきのさんの道の駅・佐川

OMAとNAPで経験を積んだ中本剛志と田中裕一が主宰する「STUDIO YY」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

STUDIO YYでは業務拡大に伴い、経験者と既卒の設計スタッフを募集します。

【STUDIO YYってどんな事務所?】
STUDIO YYはOMAとNAP建築設計事務所出身者の中本と田中によって2015年に設立された設計事務所です。
進行中のプロジェクトを含め、マンションの一室のリノベーションから個人住宅や飲食店、こども園、オフィスビル、道の駅、3万平米超えの海外物件まで多岐にわたるスケールのプロジェクトを国内外で展開しています。
2020年から公共のプロポーザルにも積極的に参加しており、現在までに4度最優秀案に選定され、日本各地でプロジェクトを進めています。

【STUDIO YYはどんな建築を作るの?】
STUDIO YYの建築には決まった建築のスタイルはありません。
我々が重視しているのは、その場所の自然や文化を人々が感じられる建築を作ることです。その土地の風景、文化や歴史を丁寧に読み込み、その場所だけにしかできない建築となるように。さらに、公共の物件を手がけるようになり、地域の魅力を発掘し、観光や持続可能な地域づくりにつながる大切さを学び、そこに住む方々や利用者に寄り添った建築を作るように心掛けています。
また、これからの地球環境を考え、地産地消の建築を謳い、地場の素材を積極的に採用し、CLTと伝統建築を掛け合わせた建築や世界初となる木造吊り構造の建築など、今までにない建築をつくる挑戦を行っている設計事務所です。

【STUDIO YYでは、どんな業務をするの?】
特定の業務に特化されることはありません。新しいプロジェクトやコンペが始まれば、代表の中本や田中も含めて事務所総出で案出しをします。模型や3Dを使ったスタディ、BIMやCADを使った設計業務、CG作成やスケッチ、プレゼン業務など多種多様な業務内容を各々の特技を活かしながら、みんなで協力して進めます。STUDIO YYに在籍することで、多岐にわたる技術を身につけることができます。

馬場兼伸 / B2Aarchitectsによる、東京・立川市の「生活介護事業所 絲」。ハンディキャップのある人達が活動する施設。大きさや時間概念の新たな広がりを意識し、建材の“こと”の側面にも注目して下地材を主役に設計。社会との連続性を感じられる空間をつくる
馬場兼伸 / B2Aarchitectsによる、東京・立川市の「生活介護事業所 絲」。ハンディキャップのある人達が活動する施設。大きさや時間概念の新たな広がりを意識し、建材の“こと”の側面にも注目して下地材を主役に設計。社会との連続性を感じられる空間をつくる photo©山岸剛
馬場兼伸 / B2Aarchitectsによる、東京・立川市の「生活介護事業所 絲」。ハンディキャップのある人達が活動する施設。大きさや時間概念の新たな広がりを意識し、建材の“こと”の側面にも注目して下地材を主役に設計。社会との連続性を感じられる空間をつくる photo©山岸剛
馬場兼伸 / B2Aarchitectsによる、東京・立川市の「生活介護事業所 絲」。ハンディキャップのある人達が活動する施設。大きさや時間概念の新たな広がりを意識し、建材の“こと”の側面にも注目して下地材を主役に設計。社会との連続性を感じられる空間をつくる photo©山岸剛

馬場兼伸 / B2Aarchitectsが設計した、東京・立川市の「生活介護事業所 絲」です。
ハンディキャップのある人達が活動する施設です。建築家は、大きさや時間概念の新たな広がりを意識し、建材の“こと”の側面にも注目して下地材を主役に設計しました。そして、社会との連続性を感じられる空間をつくる事も意図されました。

東京郊外の古いオフィスビルの一画に設えた生活介護事業所。

ハンディキャップのある比較的若い方が創作活動やちょっとした作業をして昼間の時間を過ごす場所で、入浴や排泄、食事などの介護を行って家族をサポートする役割も担います。

建築家によるテキストより

こうした活動の運営と許認可上必要な機能として、相談室、事務室、トイレ、給湯室の各室を設けて、残りのスペースをエントランスホール、リビングとして計画しました。スタッフがいつでも利用者の様子を感じられるように、各室(相談室以外)を区画する壁は天井まで上げず2mほどの高さとし、床から自立する作りとしています。

一般的にこうしたテナントビル内の造作工事では、こういった間仕切り壁を軽量鉄骨に石膏ボードという安価な不燃板を張って下地とし、表面をビニルクロスなどで仕上げて作りますが、ここではその石膏ボードをガラスのように建具枠に入れ、下地ではなく主役として扱いました。枠材も通常家具や建具の下地として使用されるランバーコアという材料です。

建築家によるテキストより

建材には由来があり社会活動の一端の現れであることから、「もの」として存在しているだけではなく、そこには「こと」が内包されています。両者を対象とすることで、大きさや時間の概念に新しい広がりを生み出すことができるのではないかと考えています。

建築家によるテキストより
大村廣介 / ko design officeによる、兵庫・神戸市の住戸改修「+α」。繁華街に近い集合住宅での計画。立地と施主の意向から“価値”の向上を求め、未来の在り方を見据えて“多様・継続・甘美”を考慮し設計。シンプルな構成で不足も充足も超過しない空間を作る
大村廣介 / ko design officeによる、兵庫・神戸市の住戸改修「+α」。繁華街に近い集合住宅での計画。立地と施主の意向から“価値”の向上を求め、未来の在り方を見据えて“多様・継続・甘美”を考慮し設計。シンプルな構成で不足も充足も超過しない空間を作る photo©長谷川健太
大村廣介 / ko design officeによる、兵庫・神戸市の住戸改修「+α」。繁華街に近い集合住宅での計画。立地と施主の意向から“価値”の向上を求め、未来の在り方を見据えて“多様・継続・甘美”を考慮し設計。シンプルな構成で不足も充足も超過しない空間を作る photo©長谷川健太
大村廣介 / ko design officeによる、兵庫・神戸市の住戸改修「+α」。繁華街に近い集合住宅での計画。立地と施主の意向から“価値”の向上を求め、未来の在り方を見据えて“多様・継続・甘美”を考慮し設計。シンプルな構成で不足も充足も超過しない空間を作る photo©長谷川健太

大村廣介 / ko design officeが設計した、兵庫・神戸市の住戸改修「+α」です。
繁華街に近い集合住宅での計画です。建築家は、立地と施主の意向から“価値”の向上を求め、未来の在り方を見据えて“多様・継続・甘美”を考慮し設計しました。また、シンプルな構成で不足も充足も超過しない空間を作る事も意識しました。

神戸の繁華街から歩いて数分、築20年ほどのマンションのリノベーション計画です。

建築家によるテキストより

立地条件と、クライアントが終の住処とは考えていないことから、この一住戸の価値を高めるため、これからの都市の集合住宅の「あり方」を考え、「多様性」「継続性」「甘美性」の3点を満たす空間を考えました。

建築家によるテキストより

2LDKだった間取りの余計な壁を無くし、まとまっていた水廻りを活かして、大きなワンルームの中にウォークインクローゼットと小さな寝室を設けたシンプルな空間構成としました。リノベーションをする上で、既存の要素をどこまで引き、新たな要素をどれだけ足すのか、足りなさ過ぎず、満たし過ぎない余白空間を意識しました。

テクスチャーの表現を最小限とし、塗装の壁や造作家具、ファブリックも無彩色で構成し、無彩色のグラデーション操作によりシンプルでマッシブな印象にすることで、住宅、オフィス等、どんな用途にも対応する「多様性」のある空間としました。

建築家によるテキストより
ファラによる、ポルトガルの住宅「house around a chimney」。街路ファサードが保護指定された建物の改修。既存への敬意と主張的態度の両立を求めて、手入れのない既存の裏ファサードも街路側と同列に扱い設計。内部では暖炉の煙突を中心とした遠心的作法の構成も意図
ファラによる、ポルトガルの住宅「house around a chimney」。街路ファサードが保護指定された建物の改修。既存への敬意と主張的態度の両立を求めて、手入れのない既存の裏ファサードも街路側と同列に扱い設計。内部では暖炉の煙突を中心とした遠心的作法の構成も意図 photo©ivo tavares
ファラによる、ポルトガルの住宅「house around a chimney」。街路ファサードが保護指定された建物の改修。既存への敬意と主張的態度の両立を求めて、手入れのない既存の裏ファサードも街路側と同列に扱い設計。内部では暖炉の煙突を中心とした遠心的作法の構成も意図 photo©fala
ファラによる、ポルトガルの住宅「house around a chimney」。街路ファサードが保護指定された建物の改修。既存への敬意と主張的態度の両立を求めて、手入れのない既存の裏ファサードも街路側と同列に扱い設計。内部では暖炉の煙突を中心とした遠心的作法の構成も意図 photo©ivo tavares

ファラが設計した、ポルトガル・アマランテの住宅「house around a chimney」
街路ファサードが保護指定された建物の改修です。建築家は、既存への敬意と主張的態度の両立を求めて、手入れのない既存の裏ファサードも街路側と同列に扱い設計しました。また、内部では暖炉の煙突を中心とした遠心的作法の構成も意図されました。

こちらは建築家によるテキストの翻訳

美しい建物のリノベーションには、敬意を払い、礼儀正しくあるべきだという人がいます。また、自己主張が強く、パンクな態度がいいという人もいます。選ばないというのは、熱意に欠けるのでしょう。その両方を実現するための試みが、ここにあります。

この建物の街路のファサードは、リストアップされて保護されています。この建物は、縦に積み重ねた増築部分において、かなりハンサムな工芸菓子のようで、互いにうまく調和しています。一方、裏側のファサードは、2階分の高さしかなく、いつものように手入れがされていません。窓枠の再生、古い御影石、新しい大理石の部材、バラ色の頬など、このプロジェクトは両者を同じような手段で扱っています。手前がレイヤーケーキなら、奥は奇妙な形のスコーンです。形がなく、対立的で、アプローチの仕方を知っていれば素晴らしいものです。

この計画は、すべての階層を貫く新しいコンクリートの煙突を中心に展開されます。この煙突は、1階のメインルームの暖炉として機能し、すべての空間を遠心的な作法で構成しています。鮮やかなピンクに覆われた階段は、床や天井のミント色とは一線を画し、独自の蛇行したルートを辿っています。全室同じ素材で統一され、バスルームの設備が充実しているだけです。スポーツのトラックと同じように、大胆なパターンが旅の始まりと終わりを告げています。

最も注目を集めたトピックス [期間:2022/6/27-7/3]
最も注目を集めたトピックス [期間:2022/6/27-7/3]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/6/27-7/3)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. BIGによる、スウェーデンの宿泊施設「Biosphere」。森林の中に“ツリーホテル”が運営するキャビンを作る計画。鳥類の生態系に貢献する事を目指し、ファサードに350の巣箱を持つ建築を考案。親密で没入感のある自然体験も提供
  2. 阿曽芙実建築設計事務所による、奈良の店舗兼住宅「T house Renovation」。築40年の木造住宅をネイルサロンと住居に改修。家族の暮らしに主眼を置く在り方を目指して、私より公が優先された典型的な田の字プランの逆転を構想。既存の“鴨居”等は残して空間の緩やかな分節に援用
  3. 桐山啓一 / Airhouseによる、東京の「小平の家」。郊外に建つ核家族の住宅。求められた“良い意味での違和感”に応える為、建築に“斜め”や“段差”を導入。尺貫法の順守と各要素に空間体験創造の視点を重ねる事で合理性と豊かさの実現も目指す
  4. 重名秀紀 / studio junaによる、岡山市の住宅「江並の家」。新たに造成された分譲地に計画。他区画との良好な関係を目指して、区域の共通要素を再構成する事で風景に擬態し馴染みつつ“らしさ”が表れる建築を志向。平面でも“普通”である事を肯定的に扱う
  5. 梅澤竜也 / ALA建築設計事務所による、山梨の工場「暮らしの香り 山中湖アトリエ」。生産機能に加え店舗やカフェ等を備える施設。工場然とせず地域に馴染む存在を目指して、其々の機能が収められた5つの箱が雁行する形態を考案。全居室からの眺望確保や庭園の一体利用にも貢献
  6. 仙田満の環境デザイン研究所が、新石川県立図書館設計プロポで、設計候補者に選定
  7. BIGによる、デンマーク・オクスボルの博物館「FLUGT」。第二次世界大戦時の病院を改修した“難民”に関する施設。二棟の既存建物を建築的にも歴史的にも繋げる、カーブを描くヴォリュームを増築。展示資料に加え体験でも難民と地域への理解を促す
  8. 山﨑健太郎デザインワークショップによる、静岡の「新富士のホスピス」。末期癌患者のケアを行い家族と過ごす為の施設。病院と在宅の間の役割を求めて、日常と地続きの“住まい”の様な在り方を構想。木々の中を散策する様な連続性のある廊下が“居場所”としても機能
  9. 武田清明建築設計事務所による、照明器具「石のライト」。石を無加工で用いたプロダクト。個性をもった唯一無二の製品を目指して、自然がつくる形・色・手触りに着目し構想。設置個所を“小さな石庭”に変える
  10. 建築家の永山祐子によるトークイベント「素材使いの極意」が、オンラインで開催。近作のドバイ万博日本館や東急歌舞伎町タワーに加え、様々な作品を通して“素材”について語る
  11. 市瀬喬之+中野達文 / ダルマトーキョーによる、東京の住戸改修「目黒の集合住宅」。庭付きオーナー住戸を賃貸用に改修する計画。借手の間口を広げる事を目指して、庭との関係に焦点を絞りつつ住人の創意工夫の余地がある空間を構想。各所から庭を望め緑を享受する暮らしを作る
  12. 牛島隆敬建築設計事務所による、滋賀の、デザインセンター「長浜カイコー」。公設民営の施設。住民や利用者に応える場を目指して、行政や運営者を含むチームを作り“モニターワーク”等で様々な声を集め機能や空間を構想。地域の川を想起させる高低差のあるテーブルで繋がりを表現
  13. ツバメアーキテクツによる、東京・港区の「cobacoのポップアップ」。神戸のブランドの為の期間限定店舗。短時間での施工と撤収の条件に対し、“参勤交代”のイメージを重ねて“ジュエリーを乗せた籠”をテーマに設計。メッシュ素材の囲いと現場組立の什器で場を構築
  14. ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンの「Tree of Trees」。女王の在位70周年記念行事の為に計画。世界中で植樹を行ってきた女王を称える為に、350本の樹木を用いた高さ21mの彫刻を考案。アルミ製の鉢と樹木は記念祭後に全国の植樹家達に贈呈
  15. 大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、大阪市の「天満橋の家」。都心の高層集合住宅での計画。開けた眺望と充分な採光が得られる環境に、手触りや光の質感を意識して天然素材を採用し設計。家具や小物の選定も担う事で細部まで意志が届いた空間をつくる
  16. 2025年大阪・関西万博会場内の、休憩所とトイレ等20施設の設計コンペが開催。平田晃久・藤本壮介・吉村靖孝が審査員を務める
  17. ピーター ・ズントーの家具コレクション展をフォトレポート。半世紀に渡り自らの建築の為にデザインした家具が製品化され公開。綿密なやり取りを行い、日本の素材と技術を取り入れTime & Styleが制作。実物に加えインタビューや製造工程の動画等も展示
  18. ツバメアーキテクツによる、長野・塩尻市の宿泊施設「上原屋 BYAKU Narai」。古い街並みが残る“奈良井宿”の町屋改修。地域の建築保存のロールモデルを目指して、参照可能な施策を積み重ねる設計を志向。追加要素を空間の主題に昇華する“金継ぎ”の態度を実践
  19. ヤツシャハルアーキテクツによる、アラブ首長国連邦の「スシロードバイ万博店」。日本館の傍らに計画された飲食店。日本の食文化の魅力を伝える為の施設で、本館の立体格子に呼応する“魚子文様”の天井を特徴とする空間を考案。経済合理性や環境負荷に配慮した工法も採用し実現
  20. 笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる

ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンの「Tree of Trees」の動画

ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンの「Tree of Trees」の動画です。
エリザベス女王の在位70周年記念行事の為に計画されました。デザイナーは、世界中で植樹を行ってきた女王を称える為に、350本の樹木を用いた高さ21mの彫刻を考案しました。また、アルミ製の鉢と樹木は記念祭後に全国の植樹家達に贈呈されます。アーキテクチャーフォトでは、本作品を特集記事としても紹介しています。

また、以下に、施工風景を収めたタイムラプス動画も掲載します。

ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ウェストサセックスの温室「kinetic Glasshouse」の動画

ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ウェストサセックスの温室「kinetic Glasshouse」の動画です。
新しく作られた庭園に据えられた施設です。デザイナーは、機能性と庭の魅力的な装飾を目指し、スチール製の“がく”が開閉して植物の環境を調整する建築を考案しました。そして、時々の状態によって宝石や王冠の様にも見える事も意図されました。
アーキテクチャーフォトでは、本作品を特集記事としても紹介しています。

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