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藤江保高 / ESPADと留目知明による、東京・世田谷区の「下馬の別邸」。住宅街のゲストの滞在も可能な住まい。外に開きながらも“非日常”を感じられる存在を目指し、異なる特徴を持つ“6つの庭”で建物を分節する構成を考案。外壁は曲面の“煉瓦透かし積み”とし非日常への導入とする
藤江保高 / ESPADと留目知明による、東京・世田谷区の「下馬の別邸」。住宅街のゲストの滞在も可能な住まい。外に開きながらも“非日常”を感じられる存在を目指し、異なる特徴を持つ“6つの庭”で建物を分節する構成を考案。外壁は曲面の“煉瓦透かし積み”とし非日常への導入とする外観、南側の道路より見る。 photo©Jimmy Cohrssen
藤江保高 / ESPADと留目知明による、東京・世田谷区の「下馬の別邸」。住宅街のゲストの滞在も可能な住まい。外に開きながらも“非日常”を感じられる存在を目指し、異なる特徴を持つ“6つの庭”で建物を分節する構成を考案。外壁は曲面の“煉瓦透かし積み”とし非日常への導入とする2階、左:キッチン、中奥:ダイニング、右:リビング photo©Jimmy Cohrssen
藤江保高 / ESPADと留目知明による、東京・世田谷区の「下馬の別邸」。住宅街のゲストの滞在も可能な住まい。外に開きながらも“非日常”を感じられる存在を目指し、異なる特徴を持つ“6つの庭”で建物を分節する構成を考案。外壁は曲面の“煉瓦透かし積み”とし非日常への導入とする3階、バルコニーから外部を見る。 photo©Jimmy Cohrssen

藤江保高 / ESPAD環境建築研究所と留目知明が設計した、東京・世田谷区の「下馬の別邸」です。
住宅街のゲストの滞在も可能な住まいです。建築家は、外に開きながらも“非日常”を感じられる存在を目指し、異なる特徴を持つ“6つの庭”で建物を分節する構成を考案しました。また、外壁は曲面の“煉瓦透かし積み”とし非日常への導入としています。

世田谷区の閑静な住宅街に建つ、ゲストが滞在できる邸宅。
①ゲストをもてなすゴルフラウンジ、②施主が経営する会社のゲスト空間、③施主の衣食住空間という、3つの機能を包含している。

敷地は起伏の多いエリアの中でもとりわけ小高い丘の上にあり、近隣の住宅街を眼下に、都心の中で風・光・空といった自然の力を強く感じた。

建築家によるテキストより

施主からは周辺の住宅地とは切り離された、「非日常を感じられる空間」が求められたが、一方で敷地から読み解かれる「非日常を作り出す外部への開放性」という、相反する環境を同時に実現しようと試みた。

建築家によるテキストより

そこで、低層から順に、1階:ゴルフラウンジ、2階:ゲスト空間、2・3階施主の衣食住空間、とセキュリティとプライバシーの高さに応じて積層する断面構成とし、6つの庭で建物のボリュームが分節された、建物のどこからでも光と風を感じられる平面構成とした。

外部の庭や、屋根に覆われた半外部の庭、吹抜けの庭等、室内と庭とのつながり方や、庭の設えに多様性を持たせて計画し、各居室には必ず1つ以上の庭が面するように計画している。その性格に応じて、内庭・光庭・露地庭・坪庭・裏庭・石庭と名付けている。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 東京谷中を拠点に、自社での店舗運営も行う設計事務所「株式会社HAGISO」が、建築事業企画 及び 意匠設計のスタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 東京谷中を拠点に、自社での店舗運営も行う設計事務所「株式会社HAGISO」が、建築事業企画 及び 意匠設計のスタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 東京谷中を拠点に、自社での店舗運営も行う設計事務所「株式会社HAGISO」が、建築事業企画 及び 意匠設計のスタッフ(経験者・既卒)を募集中<しののめ信用金庫前橋営業部ビル> photo©千葉正人

東京谷中を拠点に、自社での店舗運営も行う設計事務所「株式会社HAGISO」の、建築事業企画 及び 意匠設計のスタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

東京谷中を拠点に、建築設計や地域に根ざした自社経営の店舗運営も行う一級建築士事務所 株式会社HAGISOが、コトのデザインを行う企画部門のスタッフと、建築設計スタッフを募集します。

わたしたちHAGISOの活動は、建築を自分たちの手で社会の中で活かしていきたいという衝動から始まっています。
代表の宮崎晃吉は東京芸術大学大学院 建築設計を修了後、磯崎新アトリエに勤務。国際的な大規模プロジェクトに関わりながらも、建築がプロジェクトとして立ち上がる瞬間から構想に携わりたいと感じ、2011年の東日本大震災をきっかけに独立しました。

同時に学生時代から住み、震災をきっかけに解体が予定されていた東京谷中の木造アパート「萩荘」を弔うための「建物のお葬式」をアートイベント「ハギエンナーレ」として開催。三週間で1500人を集めたこのアートイベントをきっかけに萩荘を最小文化複合施設HAGISOとして自分たちでリノベーションして運営することから創業しました。

建築をただの物質的な箱とみなすのではなく、わたしたちが実現したい暮らしや社会の舞台とするために、建築設計にとどまらない多角的な活動を行ってきました。現在は建築設計業に加え、谷中エリアで7拠点の飲食店や宿泊施設を自社運営し、作るだけではなく育てていく場作りを行っています。

はじめは一人で始めた設計事務所も、徐々に仲間が増え、多様な専門性をもったチームに育っています。共通しているのは、クライアントの理想を実現させながらも、一過性の消費されるものづくりではなく、本質的に社会や地域に必要とされる場作り、コトづくりを目指していることです。そのためにも、自主運営のスタッフも含め、それぞれの分野のスタッフが柔軟に協業しながら、このチームだからこそできることを実現させていきます。

佐々木翔 / INTERMEDIAによる、福岡・那珂川市の「南畑ピノキオ森のこども園」。自然豊かで“濃いコミュニティ”の残る地域での計画。地域に還元もできる施設を目指し、設計時から住民との対話を重ねて“フェンスのない”交流空間を備えた建築を考案。周囲の山々との呼応も意図し木造で造る
佐々木翔 / INTERMEDIAによる、福岡・那珂川市の「南畑ピノキオ森のこども園」。自然豊かで“濃いコミュニティ”の残る地域での計画。地域に還元もできる施設を目指し、設計時から住民との対話を重ねて“フェンスのない”交流空間を備えた建築を考案。周囲の山々との呼応も意図し木造で造る鳥瞰、北東側より見る。 photo©中村絵
佐々木翔 / INTERMEDIAによる、福岡・那珂川市の「南畑ピノキオ森のこども園」。自然豊かで“濃いコミュニティ”の残る地域での計画。地域に還元もできる施設を目指し、設計時から住民との対話を重ねて“フェンスのない”交流空間を備えた建築を考案。周囲の山々との呼応も意図し木造で造る外観、東側の道路より「地域のえんがわ」を見る。 photo©中村絵
佐々木翔 / INTERMEDIAによる、福岡・那珂川市の「南畑ピノキオ森のこども園」。自然豊かで“濃いコミュニティ”の残る地域での計画。地域に還元もできる施設を目指し、設計時から住民との対話を重ねて“フェンスのない”交流空間を備えた建築を考案。周囲の山々との呼応も意図し木造で造るランチルーム 遊戯室からエントランス側を見る。 photo©中村絵
佐々木翔 / INTERMEDIAによる、福岡・那珂川市の「南畑ピノキオ森のこども園」。自然豊かで“濃いコミュニティ”の残る地域での計画。地域に還元もできる施設を目指し、設計時から住民との対話を重ねて“フェンスのない”交流空間を備えた建築を考案。周囲の山々との呼応も意図し木造で造る012歳児室からランチルーム 遊戯室越しに345歳児室側を見る。 photo©中村絵

佐々木翔 / INTERMEDIAが設計した、福岡・那珂川市の「南畑ピノキオ森のこども園」です。
自然豊かで“濃いコミュニティ”の残る地域での計画です。建築家は、地域に還元もできる施設を目指し、設計時から住民との対話を重ねて“フェンスのない”交流空間を備えた建築を考案しました。また、周囲の山々との呼応も意図し木造で造りました。

本計画地は那珂川市の中でも五箇山へ抜ける山あいに囲まれた農村地域であり、そこに建つ定員60名の小規模なこども園である。
平屋建てで計画できる用途と規模であり、また耐火要求の無い規模であることから周囲の木質溢れた山々の素材感と呼応するように木造を採用した。床材では地元の那珂川市産のヒノキを活用している。

建築家によるテキストより

南畑エリアは過疎化が進行しながらも移住者が多く、地元出身者も移住者も良好な関係を保ちながら昔ながらの濃いコミュニティが形成されている。そこで設計時から地元の方々とワークショップを重ね、この園が南畑に求められていること、還元できることを話し合ってきた。

建築家によるテキストより

国道385号線にフェンスのない深い軒の「地域のえんがわ」を設けられたのも住民たちとの対話が事前にあったことが大きい。道路沿いに深い軒を作れば近隣の方々の休憩スペースになったり、路線バスの待ち合い場になったり、イベント活用の可能性もある、ということは設計時に住民とも共有できていた。

そこに面して「地域子育て支援室」を設けたのも地域の方々にも利用しやすい余白をつくるためである。それらの仕掛けと活動はこれからの南畑の景観形成にも繋がっていくだろう。実際に、お迎えの時間帯に日用品の移動販売が国道側の軒下空間で行われ始めていたりしている。

建築家によるテキストより
今津康夫 / ninkipen!による、大阪・羽曳野市の飲食店「viteraska」。歴史ある街道沿いの古民家を改修。“現代的な料理”を提供する店舗の為に、“過去と現在をチューニング”する空間を志向。既存を“土と木の状態”に戻した上でメッキ鋼板や人造大理石などの様々な素材を用いる
今津康夫 / ninkipen!による、大阪・羽曳野市の飲食店「viteraska」。歴史ある街道沿いの古民家を改修。“現代的な料理”を提供する店舗の為に、“過去と現在をチューニング”する空間を志向。既存を“土と木の状態”に戻した上でメッキ鋼板や人造大理石などの様々な素材を用いる外観、南側の道路よりエントランスを見る、夜景 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪・羽曳野市の飲食店「viteraska」。歴史ある街道沿いの古民家を改修。“現代的な料理”を提供する店舗の為に、“過去と現在をチューニング”する空間を志向。既存を“土と木の状態”に戻した上でメッキ鋼板や人造大理石などの様々な素材を用いるエントランス側から全体を見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪・羽曳野市の飲食店「viteraska」。歴史ある街道沿いの古民家を改修。“現代的な料理”を提供する店舗の為に、“過去と現在をチューニング”する空間を志向。既存を“土と木の状態”に戻した上でメッキ鋼板や人造大理石などの様々な素材を用いるカウンター席からテーブル席側を見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪・羽曳野市の飲食店「viteraska」。歴史ある街道沿いの古民家を改修。“現代的な料理”を提供する店舗の為に、“過去と現在をチューニング”する空間を志向。既存を“土と木の状態”に戻した上でメッキ鋼板や人造大理石などの様々な素材を用いるカウンター席から開口部越しに外部を見る。 photo©河田弘樹

今津康夫 / ninkipen!が設計した、大阪・羽曳野市の飲食店「viteraska」です。
歴史ある街道沿いの古民家を改修しました。建築家は、“現代的な料理”を提供する店舗の為に、“過去と現在をチューニング”する空間を志向しました。そして、既存を“土と木の状態”に戻した上でメッキ鋼板や人造大理石などの様々な素材を用いました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

大阪府羽曳野市、世界遺産「古市古墳群」の一つである「白鳥陵古墳」を目の前に眺め、日本最古の官道「竹内街道」に面するイタリアンレストランのインテリアデザインである。

建築家によるテキストより

築150年の古民家を改装した。

オーナーシェフの父親の生家であるこの家は改装を繰り返し、積み重ねた年月の情緒と昭和の新建材がちぐはぐに混在していた。

まずはじめにそれらを整理し土と木の状態に戻したが、今では手に入れることができない4種類の型板ガラスは積極的にその価値を認め、保存・転用して記憶を継承した。

建築家によるテキストより

次に、振る舞われる現代的な料理に合わせて、メッキ鋼板・ステンレス・人造大理石を各所に配し、この場所でしか成し得ない過去と現在のチューニングを試みている。

街道沿いには、オーシャンビューならぬ「古墳ビュー」のピクチャー・ウィンドウを穿って1400年に渡る悠久の時の流れを顕在化させ、さらに鏡面ステンレスの掛込天井とすることで窓へのベクトルを強めると同時に、街道の移ろいに像を結んで現在(いま)の風景を取り込んでいる。

建築家によるテキストより
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・世田谷区のオフィス「JAKUETS TOKYO MATSUBARA」。全国に支店のある企業の東京事務所の改修。会社全体の未来を考慮し、本社と全支店の関係を“双方向かつネットワーク型”とし“交流を繋ぐ”設計を志向。各地の職場同士を巨大モニターで常時接続する労働空間を考案
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・世田谷区のオフィス「JAKUETS TOKYO MATSUBARA」。全国に支店のある企業の東京事務所の改修。会社全体の未来を考慮し、本社と全支店の関係を“双方向かつネットワーク型”とし“交流を繋ぐ”設計を志向。各地の職場同士を巨大モニターで常時接続する労働空間を考案2階、オフィス "Untitled (The Lined Office in Matsubara #639)", 2024 © Gottingham Image courtesy of Jakuets, Schemata Architects and Studio Xxingham photo©Gottingham
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・世田谷区のオフィス「JAKUETS TOKYO MATSUBARA」。全国に支店のある企業の東京事務所の改修。会社全体の未来を考慮し、本社と全支店の関係を“双方向かつネットワーク型”とし“交流を繋ぐ”設計を志向。各地の職場同士を巨大モニターで常時接続する労働空間を考案4階、オフィス、モニター側を見る。 "Untitled (The Lined Office in Matsubara #690)", 2024 © Gottingham Image courtesy of Jakuets, Schemata Architects and Studio Xxingham photo©Gottingham
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・世田谷区のオフィス「JAKUETS TOKYO MATSUBARA」。全国に支店のある企業の東京事務所の改修。会社全体の未来を考慮し、本社と全支店の関係を“双方向かつネットワーク型”とし“交流を繋ぐ”設計を志向。各地の職場同士を巨大モニターで常時接続する労働空間を考案5階、ストック、模型机側を見る "Untitled (The Lined Office in Matsubara #361)", 2024 © Gottingham Image courtesy of Jakuets, Schemata Architects and Studio Xxingham photo©Gottingham
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・世田谷区のオフィス「JAKUETS TOKYO MATSUBARA」。全国に支店のある企業の東京事務所の改修。会社全体の未来を考慮し、本社と全支店の関係を“双方向かつネットワーク型”とし“交流を繋ぐ”設計を志向。各地の職場同士を巨大モニターで常時接続する労働空間を考案7階、ミーティング、フリースペースから会議室を見る。 "Untitled (The Lined Office in Matsubara #31)", 2024 © Gottingham Image courtesy of Jakuets, Schemata Architects and Studio Xxingham photo©Gottingham

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、東京・世田谷区のオフィス「JAKUETS TOKYO MATSUBARA」です。
全国に支店のある企業の東京事務所の改修計画です。建築家は、会社全体の未来を考慮し、本社と全支店の関係を“双方向かつネットワーク型”とし“交流を繋ぐ”設計を志向しました。そして、各地の職場同士を巨大モニターで常時接続する労働空間を考案しました。施主企業の公式サイトはこちら

JAKUETSは福井県敦賀市に本社を構え、遊具や教具などの企画・開発から製造・販売・メンテナンス、幼稚園・保育園や公園の設計から街づくり事業まで、教育に関わる多種多様な事業を展開する全国に67もの支店をもつ会社である。
その東京支店の改修にあたり、我々はこの1支店にとどまらず、本社および67支店の未来を考えた計画を行なった。

建築家によるテキストより

これまで全国の支店は各地域の顧客のニーズや事情に応えるべく、支店に在庫をストックし商品の現物を持ち運ぶような地域に根ざした営業スタイルで事業に取り組んできた。こうした1対1のコミュニケーションの分厚さで顧客の信頼を得てきたが、顧客層やニーズの多様化に加え、情報環境・物流が整った今では地域に縛られる必要性がなくなり、各支店は倉庫と社宅の空間を多くの地域でストックとして抱えることになった。

社内的には全国規模の市場をもちそこで培われたノウハウがあるにもかかわらず、地域で閉じたコミュニケーションにとどまり、さまざまな事業から集まる多様なニーズを部署間で共有する機会も気薄だった。それでも本社と67支店の結びつきは強いため、本計画ではその関係を双方向かつネットワーク型で結び全国のコミュニケーションをつなぎ合わせることで、JAKUETS本来の分厚さを未来に向けてより強固なものにしたいと考えた。

建築家によるテキストより

そのネットワークを実現するアイデアとして、約100インチのモニターをオフィスに置くこととした。そのモニターが別の支店にも配備されオフィス空間が常に画面に映し出されることで、全身が映り目線が合うスケール1:1のリアルなコミュニケーションをリアルタイムで行うことを考えた。しかしモニターに取り付けられるカメラの視野角には限りがあり、フロアの矩形と直行してモニターを置くとどうしても死角が生まれてしまう。

カメラが空間全体をカバーでき、かつどこにいてもモニターが見えるようにするには、フロアの角から斜め45°に角度を振って置くことが最も効率的である。その結果モニターがオフィスレイアウトの基準となり、その他の家具なども建築に対して斜め45°に配置されることになった。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 場の企画・デザイン・運営までをトータルプロデュースする「株式会社クル」が、企画運営 及び 建築設計のスタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 場の企画・デザイン・運営までをトータルプロデュースする「株式会社クル」が、企画運営 及び 建築設計のスタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 場の企画・デザイン・運営までをトータルプロデュースする「株式会社クル」が、企画運営 及び 建築設計のスタッフ(経験者・既卒)を募集中〈ENOWA YUFUIN〉Photo©Kunihiro Fukumori

場の企画・デザイン・運営までをトータルプロデュースする「株式会社クル」の、企画運営 及び 建築設計のスタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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「場」の企画・デザイン・運営を手がけるKURUにて企画チームおよび設計チームのメンバーを募集します。

特に優れた体験を提供する宿泊施設に贈られる「2ミシュランキー」を獲得したホテル「ENOWA YUFUIN」など高いデザイン力をベースに持つ設計チーム。

そして、想いをカタチにすべく、デザインを依頼される前の段階からクライアントと一緒にアイディアを練り、最終的には運営まで手がける企画チームに加わるチャンスです!

デザインだけにとどまらない、新たな機会創出に興味がある方はぜひご応募ください。

【KURUとは】
KURUは、場の企画からデザイン、運営まで、幅広い領域を横断してプロジェクトに関わるチームです。
小さな組織だからこそ、一人ひとりに大きな責任が任され、それぞれが自分の想いを込めながら伸び伸びとプロジェクトを進めています。

また、正社員だけでなく、幅広い分野の業務委託パートナーとも積極的に協働しているため、さまざまな視点を持ち、多くのことを吸収できる環境が整っていることも強みの一つです。

しかし、事業領域が広がる一方で、まだまだ小さな組織であるため、誰がどの役割を担うかが明確でないこともあります。
だからこそ、それを人任せにせず、自ら拾いに行けるような方、各々の得意領域を持ちつつも苦手な部分を補い、コミュニケーションを取りながらチームで解決することにチャレンジできる方を募集しています。

デザインだけにとどまらない、場づくりに興味がある方、ぜひ私たちと一緒に新しい挑戦をしてみませんか?

ご応募をお待ちしております。

【ap job更新】 建築設計事務所出身者が集まる「創造系不動産」が、“建築と不動産のあいだ”で働く新たなメンバーを募集中
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建築設計事務所出身者が集まる「創造系不動産」の、“建築と不動産のあいだ”で働く新たなメンバー募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【創造系不動産とは…】
「建築と不動産のあいだを追究する」をコンセプトにする創造系不動産は、設計事務所出身メンバーで構成されます。建築家や設計事務所とコラボレーションする業務に特化した不動産コンサルティング会社のパイオニアです。

2011年に建築設計事務所出身の高橋寿太郎が創業しました。
建築と不動産が融合する価値を信じ、そして多くの設計事務所や不動産会社、様々なメディアや業界団体や教育機関に、その意義を伝え続け、現在では、日本における建築と不動産の協働モデルとして定着しています。

主業務は、個人住宅・集合住宅・オフィス・商業施設等の不動産コンサルティング及び不動産仲介業務です。
創業より13年目、メンバーも10名を超え、400を超える設計事務所の皆さんとコラボレーションさせて頂いてきました。これからも建築家との土地探しや仲介、不動産コンサル業務の専門性をさらに研ぎ澄ましていくと共に、新しい事業にも積極的にチャレンジし、さらなる価値を提供できる会社に飛躍していくフェーズになると考えています。

建築業界と不動産業界を取り巻く環境には、まだまだ解決すべき課題が山積しています。
・建築と不動産の両方の知識を持ち橋渡しできる人材の不足。
・住宅供給過多、人口減少による空き家増加による、需給バランスの激変。
・中古市場での建築家住宅が持つ価値のバトンパス。
・建築業界のお金や不動産、経営ビジネスへのスキルの向上。
・不動産業界の固定観念を変え、建築技術やデザインへの理解を浸透させる。
・地方の空き家を活かした地域活性化。

建築から不動産の世界に飛び込んで、建築業界との懸け橋になり変革を起こしたい方、お金や不動産、ビジネスの知識・スキルを身に着けたい方、不動産や経営の能力を身に着けた新しいタイプの建築家になりたい方、様々なキャリアで建築出身のメンバーと一緒に新しい「あいだ」の開拓に挑戦したい方を募集いたします。

不動産の知識はまったく必要ありません。建築への情熱があれば大歓迎です!

また、創造系不動産は「建築×不動産の新しい市場をつくる」というビジョンの元、入社時よりメンバー育成を徹底しています。近い将来、建築と不動産を使いこなし大活躍する人材を生み出すことをコミットしています。

さらに、創造系不動産では、定期的に社内外の専門家(社会保険労務士など)からアドバイスを受け、コンプライアンスを遵守した働きやすい社内作りに取り組んでいます。正社員、パートタイムなど、その方に合わせた多様な働き方を実現できる環境です。是非ご応募いただき、お話しをお聞きできればと思います。

坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする1階、「中庭」から居間側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室1から吹抜越しに室3側を見る。 photo©石川奈都子
坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「上高野の家」。既存家屋を改修した住宅兼アトリエ。“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照。解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成とする2階、室3からウィークインクローゼット側を見る。 photo©石川奈都子

坂井隆夫建築設計事務所が設計した、京都市の「上高野の家」です。
既存家屋を改修した住宅兼アトリエです。建築家は、“風景”となる様な空間を求め、街の一部であり内部と通りの関係の演出もする“京都の格子”を参照しました。そして、解体で現れた柱梁に付加した“格子”を介して部屋同士が繋がる構成としました。

もともと二世帯住宅だったものを、家族4人、猫2匹、そして服飾のアトリエとして改修した住宅になります。

建築家によるテキストより

京都の景観といえば格子が挙げられると思います。
格子は街の風景を構成する一部であり、室内と通りの関係を演出しています。

解体によってあらわになった柱や梁、吹き抜けも格子のように関係性を演出している要素ととらえ、それに格子を付け足すことで、こちらとあちらの関係が演出され、一室空間全体が風景のようにならないかと考えました。

建築家によるテキストより

ローコストでの改修のため、構造と断熱の改修にほぼ予算が使われ、使用できる建材が限られていました。
そのため、構造用合板、ラワンベニヤ、モルタル、コンクリート平板といった安価な材料で床、壁、天井の組み合わせを変え、床レベルもGL、基礎天端、FLと変化をつけて、それぞれ少し違う雰囲気の環境を一室空間の中に作り出しています。

いくつかの環境を組み合わせることで、住人がそれぞれ自分の居場所を発見しながら住んでいく改修計画です。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 組織設立32年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」が、インテリアデザインのスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 組織設立32年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」が、インテリアデザインのスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 組織設立32年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」が、インテリアデザインのスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中東上野のホテル

組織設立32年を迎え、共同住宅・福祉施設・教育施設等を手掛ける「株式会社 野生司環境設計」の、インテリアデザインのスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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私たちは組織設立32年の意匠設計事務所です。

共同住宅、福祉施設、教育施設をメインとしつつ、銀座久兵衛の数寄屋建築や京都の町家風商業施設まで多岐にわたる設計活動をしております。また、マンション・デザイン監修の依頼も多数あり、評価いただいております。BCS賞はじめグッドデザイン賞も多数受賞。その他数々の建築に関する賞もいただいております。

私たちは、建物単体のデザインではなく「使う方・周辺の方々の環境を作り出す使命がある」との理念の基、社名を「環境設計」とさせていただきました。

プロジェクトに対して企画から竣工まで一貫して携わっていただくことを基本とし、模型をたくさん作り、CGも多用してプレゼンを行い継続的に担当していただくので、多くを身につけることができます。

最初は先輩スタッフとペアとなり一連の流れを覚えていただきます。慣れてきましたら、プロジェクトのスタートから竣工までを主担当として携わっていただきます。

最近、事務所の改修をおこないました。見通しの良いオープン・スペースの中で、一人当たり1畳分のデスクを確保しております。フリーアドレスですので、その日の仕事内容に合わせて場所が選択できます。ガラス・スクリーンを通して竹林と数寄屋門の景色を眺めながら業務をしていただけます。

私たちと一緒に幅広い視野を養いながら、環境造りに取り組んでいきませんか!
応募をお待ちしております。

久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所による、茨城・稲敷市の「JGM 霞丘ゴルフクラブ」。既存の全面改修とゲートの増築。施設イメージの一新と現代ニーズへの応答を目指し、曲線で繋がる“大きな土の塊”の様なゲートで高揚感を与える建築を考案。内部でも曲面を多用して“柔らかさ”を空間にまとわせる
久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所による、茨城・稲敷市の「JGM 霞丘ゴルフクラブ」。既存の全面改修とゲートの増築。施設イメージの一新と現代ニーズへの応答を目指し、曲線で繋がる“大きな土の塊”の様なゲートで高揚感を与える建築を考案。内部でも曲面を多用して“柔らかさ”を空間にまとわせる外観、北側よりエントランスゲートを見る。 photo©小野寺宗貴写真事務所
久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所による、茨城・稲敷市の「JGM 霞丘ゴルフクラブ」。既存の全面改修とゲートの増築。施設イメージの一新と現代ニーズへの応答を目指し、曲線で繋がる“大きな土の塊”の様なゲートで高揚感を与える建築を考案。内部でも曲面を多用して“柔らかさ”を空間にまとわせる外観、北側よりエントランスゲート越しに風除室を見る。 photo©小野寺宗貴写真事務所
久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所による、茨城・稲敷市の「JGM 霞丘ゴルフクラブ」。既存の全面改修とゲートの増築。施設イメージの一新と現代ニーズへの応答を目指し、曲線で繋がる“大きな土の塊”の様なゲートで高揚感を与える建築を考案。内部でも曲面を多用して“柔らかさ”を空間にまとわせる1階、ロビーラウンジ photo©小野寺宗貴写真事務所
久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所による、茨城・稲敷市の「JGM 霞丘ゴルフクラブ」。既存の全面改修とゲートの増築。施設イメージの一新と現代ニーズへの応答を目指し、曲線で繋がる“大きな土の塊”の様なゲートで高揚感を与える建築を考案。内部でも曲面を多用して“柔らかさ”を空間にまとわせる2階、レストラン photo©小野寺宗貴写真事務所

久保秀朗+都島有美 / 久保都島建築設計事務所が設計した、茨城・稲敷市の「JGM 霞丘ゴルフクラブ」です。
既存の全面改修とゲートの増築の計画です。建築家は、施設イメージの一新と現代ニーズへの応答を目指し、曲線で繋がる“大きな土の塊”の様なゲートで高揚感を与える建築を考案しました。あまた、内部でも曲面を多用して“柔らかさ”を空間にまとわせています。施設の公式場所はこちら(Google Map)。

築50年が経ったゴルフ場クラブハウスへのエントランスゲートの増築と既存建物の全面改修のプロジェクト。
女性ゴルファーや若年層など幅広い世代が利用できるようにイメージを一新することや、DX化の推進などコロナ禍を経て変化しつつある昨今のゴルフ業界の需要に合わせた改修が求められました。

建築家によるテキストより

まず、既存建物を囲うように、利用者を迎え入れるゲートの役割や車寄せの庇を兼ねたエントランスゲートを作りました。分厚いコンクリートの壁から押し出したような庇の形状にすることで、奥行き4mの庇を支柱を立てずに片持ちで実現しています。壁の端部を丸く仕上げることで、やわらかな曲線でつながった一体成型の大きな土の塊を思わせるデザインに仕上げ、車で訪れるゴルファーに高揚感を与えます。

建築家によるテキストより

既存建物の外壁にはルーバーを取り付けることで、露出した設備配管や設備機器を隠しながら、エントランスゲート、ルーバー、既存建物という3つのレイヤーを作ることで、コンクリートの構造体だけの武骨な印象の建物に、重ね着をするように柔らかさをまとった外観としました。

既存建物の内部は、耐震補強工事によって太くなった柱が視界や導線の邪魔になっていましたが、柱をつなぎながら端部に丸みを持たせることで、各スペースをゆるやかに区切る一体成型の壁にまとめ、エントランスゲートと呼応したデザインとしました。

エントランスホールに入ると、円形の折り上げ柔らかさをまとわせる天井を持つチェックインスペースが、来場者を温かく迎え入れます。間接照明が映える木製ルーバーを背景に、カウンターはアースカラーの左官仕上げで、素材感のある上質な雰囲気を演出しました。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/8/19-8/25]
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/8/19-8/25]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/8/19-8/25)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 藤原・室 建築設計事務所による、静岡・湖西市の「湖西の家」。住宅街に建つ四人家族の為の住まい。“視覚的に奥行きが感じられる空間”を目指し、各個室をずらして積み重ねた上に“大屋根”を被せる構成を考案。其々の間に生まれる隙間が繋がり“気配”の感受も可能にする
  2. 保坂裕信 / haによる、神奈川・横浜市の「8つの光庭のある家」。往来のある道に面した敷地。外の視線から保護しつつ“光が溢れる住環境”を実現する為に、天窓や高窓から採光する“光庭”を平面に散在させる構成を考案。施主の望む“ミニマル”も二重壁等を用いて木造で実現
  3. トラフと園田慎二による、神奈川・箱根町の「彫刻の森美術館 森の足湯」。“アートと自然が共存する屋外空間”の足湯の改修計画。環境にふさわしい存在を目指し、“美しい山の風景”を望みながら浸かれる空間を考案。15種の“多様な表情の石種”を組合わせた造形で彫刻群との調和も意図
  4. MVRDVによる、中国・香港の「Sotheby’s Maison」。世界的なオークションハウス“サザビーズ”の新店舗。伝統宗教“道教”の“二元性”に影響を受けて、上下階で空間の性質を対比させる構成を考案。上階は開かれた活気ある場とし、下階は思索的で親密な空間とする
  5. 安藤祐介建築空間研究所による、愛媛・西条市の「異郷人の家 / 凹レンズハウス」。都心から移住する家族の為に既存民家を改修。改修の選択を施主がポジティブに捉えられるよう、住まいを“家族を乗せた宇宙船”に見立てる“ナラティブな設計手法”を考案。構成や素材もストーリーに基づき決定する
  6. 橋村雄一 / Studio Hashimuraによる、佐賀市の「名尾手すき和紙工房」。土砂災害を受けての移転計画。製造工程で用いられる大量の水への対応を意図し、RC基礎を1.2mまで立ち上げる建築を考案。柱を基礎の側面に固定する構造として“周囲の美しい田園を望む連窓”も作り出す
  7. 迫慶一郎 / SAKO建築設計工社による、福岡市の集合住宅「福岡モノクローム」。中高層建築の密集地での計画。現代の“バルコニーの空間的役割”を主題とし、開放率と量塊の操作でバルコニーを“半室内化”して“内部空間の延長”として使える建築を考案。白と黒の配色で立面に“抽象性”も付与
  8. 浅井正憲+浅井百合 / 浅井アーキテクツによる、東京の「丸井スズキ足立事業本部新社屋」。菓子専門商社の施設の建替。“部署間の連携強化”を目指し、分棟だった事務所と物流倉庫の一体化に加えてオフィスをワンフロアに収める構成を考案。複雑な関係を視覚化して働く人が“協働”を意識できる建築を造る
  9. 小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、中国・安康市の宿泊施設「鹿柴山集 Luzhai cottage」。自然環境に恵まれたエリアの階段状の敷地での計画。風景との調和と建設負荷の軽減を目指し、地元産建材と地域の建設工法でつくる建築を考案。客室の間に“隙間空間”を設けて周辺民家のスケール感とも呼応させる
  10. BIG+ARTS Group+Frontによる、中国の「蘇州現代美術館」。2025年の完成に向け建設が進められる施設。地域の豊かな庭園遺産への“トリビュート”を意図し、伝統要素“廊”を参照して小路からパヴィリオンに連続する構成を考案。展示内容に応じて柔軟に経路の変更も可能
  11. 平田晃久が、練馬区立美術館での自身の展覧会「平田晃久―人間の波打ちぎわ」を解説している動画。2024年8月に公開されたもの
  12. 岩岡竜夫+森昌樹+横尾真による、長野の「松本三の丸スクエア」。 城下町の中心部での診療所付き戸建住宅の建替。用途に応じて“診療棟・住居棟・倉庫棟”の3つの建物に分け、相互隣接する配置として“街中のコア”となる“小広場”を創出。既存庭のランドスケープも継承して造る
  13. 八木敦之 / アトリエMEMEによる、神奈川・横須賀市の「KDU キャンパスセンター」。大学構内の事務機能と学生の居場所を複合した施設。“広場のような空間”を目指し、“柔らかな雲の様な屋根”の下に“様々な憩いの場”が存在する建築を考案。周辺と融合する外構計画で“迎え入れる”空気感も作る
  14. 岡田良太+藤井田仁 / 岡藤石による、東京・新宿区の「地中のトウキョーオフィス」。地下フロアでの計画。“face to faceの交流促進”も可能にする空間との要望に、“生々しい生命感のある地中の働く場”を志向。“動植物の行動”を取入れ構想して様々な樹種や年代の素材を用いて作る
  15. office one sensesによる、台湾・台北市の、仮設パヴィリオン「林木林」。美術館の屋外広場での計画。“強い日差し”と“シンプルな空間秩序”が特徴の広場に対し、25本の“木のような柱”と“軽やかな覆い”で作る建築を考案。訪問者に“広い日陰”と“精神的な内省を促す体験”を提供
  16. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  17. 平田晃久の練馬区立美術館での建築展「平田晃久―人間の波打ちぎわ」の会場写真。模型・スケッチ・インスタレーションを通して、平田建築を包括する新しい言葉“波打ちぎわ”を体験的に理解できる空間を提示
  18. 池田隆志+池田貴子 / design itによる、京都市の「金閣寺東の町家」。京町家を在宅勤務の施主の為に改修。かつての“職住一体の豊かさ”も継承する為、既存空間の“役割”を可能な限り残す設計を志向。原型を留めない土間だけは新たな場として“モルタルで包まれた”リビングとする
  19. 東京都庭園美術館での展覧会「建物公開2024 あかり、ともるとき」の入場チケットをプレゼント。“照明”に焦点を当て“旧朝香宮邸”を公開。各室の照明に関する解説と資料を通して魅力を紹介。会期中は通常非公開のエリアも見学でき写真撮影も可能
  20. 藤本壮介による、岐阜・飛騨市の共創拠点施設。2024年竣工を目指す建築で、商業・教育・住居等の機能を都市景観を参照した路地空間で繋ぎ、緑化された大屋根広場が多様な活動が会する舞台となる計画

藤原徹平による講演「TEXTURE マテリアリティから考える空間・建築」の動画。2023年10月に行われたもの 【ap job更新】 分譲住宅の設計と販売を中心事業とし、地域に根差した住環境の創造に取り組む「さくら地所 株式会社」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 分譲住宅の設計と販売を中心事業とし、地域に根差した住環境の創造に取り組む「さくら地所 株式会社」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 分譲住宅の設計と販売を中心事業とし、地域に根差した住環境の創造に取り組む「さくら地所 株式会社」が、設計スタッフ(経験者)を募集中自社ビル 外観

分譲住宅の設計と販売を中心事業とし、地域に根差した住環境の創造に取り組む「さくら地所 株式会社」の、設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

さくら地所株式会社は、神奈川県横浜市に本社を構え、分譲住宅事業として宅地開発や分譲住宅の設計・販売を中心に事業を展開しています。
創業以来30年以上にわたり、地域に根付いた住環境の創造に取り組んでおり、これまでに4000棟を超える新築住宅を提供してきました。
近年では、収益不動産事業としてオフィスビルや医療モールビルの開発・運営にも注力し、地域社会への貢献を続けています。

石上純也・向山徹・山﨑健太郎が登壇した、2024年日本建築学会賞(作品)受賞者記念講演会「作品を語る」の動画。後半の討議には、中村拓志と宮崎浩も参加。2024年7月に行われたもの

石上純也向山徹山﨑健太郎が登壇した、2024年日本建築学会賞(作品)受賞者記念講演会「作品を語る」の動画です。後半の討議には、中村拓志宮崎浩も参加しています。2024年7月に行われたもの。また、「諸般の事情により、石上純也氏の講演部分は割愛とさせていただきます」とのことです。

東京都庭園美術館での展覧会「建物公開2024 あかり、ともるとき」の入場チケットをプレゼント。“照明”に焦点を当て“旧朝香宮邸”を公開。各室の照明に関する解説と資料を通して魅力を紹介。会期中は通常非公開のエリアも見学でき写真撮影も可能
東京都庭園美術館での展覧会「建物公開2024 あかり、ともるとき」の入場チケットをプレゼント。“照明”に焦点を当て“旧朝香宮邸”を公開。各室の照明に関する解説と資料を通して魅力を紹介。会期中は通常非公開のエリアも見学でき写真撮影も可能展覧会ポスター photo courtesy of 東京都庭園美術館
東京都庭園美術館での展覧会「建物公開2024 あかり、ともるとき」の入場チケットをプレゼント。“照明”に焦点を当て“旧朝香宮邸”を公開。各室の照明に関する解説と資料を通して魅力を紹介。会期中は通常非公開のエリアも見学でき写真撮影も可能東京都庭園美術館本館 外観 photo courtesy of 東京都庭園美術館

東京都庭園美術館での展覧会「建物公開2024 あかり、ともるとき」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
“照明”に焦点を当て“旧朝香宮邸”を公開する内容です。各室の照明に関する解説と資料を通して魅力を紹介します。また、会期中は通常非公開のエリアも見学でき写真撮影も可能になるとのこと。
会期は、2024年9月14日~2024年11月10日まで。展覧会の公式サイトはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年9月20日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください
厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

見上げてときめく、多彩な灯りの世界

本展は、1933年(昭和8)に竣工した旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)の建築としての魅力を存分にご堪能いただくため、年に一度開催している建物公開展です。これまで当館では毎回テーマを設定し、様々な角度から建物公開展に取り組んでまいりました。今回は、この建物のみどころの一つとも言える「照明」に焦点を当てます。

1920年代、滞在中のフランス・パリにて、当時全盛期だったアール・デコの様式美に触れ、魅せられた朝香宮夫妻。帰国後、最先端の技術と最高級の素材を用い、アール・デコの精華を積極的に取り入れた自邸を建設しました。フランスの装飾美術家アンリ・ラパンが主要な部屋の室内装飾を手がけ、宮内省内匠寮の技師らが全体の設計を担い、日仏のデザインが融合する形で完成した建築です。現在は美術館として活用していますが、竣工時からの改変はわずかで、当時の様子を良好な状態で伝えることから、国の重要文化財に指定されています。

天井や壁面に据えられた照明は、旧朝香宮邸の室内空間において特に印象的な要素です。こだわりの材質やディテールがあしらわれた照明器具の多くは、この邸宅のために制作されたもので、華やかさと独自性を高めています。本展では、各室の照明に関する解説、資料を通して旧朝香宮邸の魅力に迫るとともに、同時代のランプ類を展示します。また、本館の窓のカーテンを開け放ち、自然の光を感じる空間で、宮邸時代の家具や調度を用いた再現展示をお楽しみいただきます。

秋の季節、やわらかな光を放つ灯りのもと、心に染み入るひと時をご堪能ください。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

岡田良太+藤井田仁 / 岡藤石による、東京・新宿区の「地中のトウキョーオフィス」。地下フロアでの計画。“face to faceの交流促進”も可能にする空間との要望に、“生々しい生命感のある地中の働く場”を志向。“動植物の行動”を取入れ構想して様々な樹種や年代の素材を用いて作る
岡田良太+藤井田仁 / 岡藤石による、東京・新宿区の「地中のトウキョーオフィス」。地下フロアでの計画。“face to faceの交流促進”も可能にする空間との要望に、“生々しい生命感のある地中の働く場”を志向。“動植物の行動”を取入れ構想して様々な樹種や年代の素材を用いて作るエントランスからガラス越しにコミュニケーションプロモーションエリアを見る。 photo©yasuhiro takagi
岡田良太+藤井田仁 / 岡藤石による、東京・新宿区の「地中のトウキョーオフィス」。地下フロアでの計画。“face to faceの交流促進”も可能にする空間との要望に、“生々しい生命感のある地中の働く場”を志向。“動植物の行動”を取入れ構想して様々な樹種や年代の素材を用いて作るエントランスからカンファレンスルーム側を見る。 photo©yasuhiro takagi
岡田良太+藤井田仁 / 岡藤石による、東京・新宿区の「地中のトウキョーオフィス」。地下フロアでの計画。“face to faceの交流促進”も可能にする空間との要望に、“生々しい生命感のある地中の働く場”を志向。“動植物の行動”を取入れ構想して様々な樹種や年代の素材を用いて作るオフィスエリア側からコミュニケーションプロモーションエリアを見る。 photo©yasuhiro takagi
岡田良太+藤井田仁 / 岡藤石による、東京・新宿区の「地中のトウキョーオフィス」。地下フロアでの計画。“face to faceの交流促進”も可能にする空間との要望に、“生々しい生命感のある地中の働く場”を志向。“動植物の行動”を取入れ構想して様々な樹種や年代の素材を用いて作るオフィスエリア側からコミュニケーションプロモーションエリアを見る。(テーブルを分割した状態) photo©yasuhiro takagi

岡田良太+藤井田仁 / 岡藤石が設計した、東京・新宿区の「地中のトウキョーオフィス」です。
地下フロアでの計画です。建築家は、“face to faceの交流促進”も可能にする空間との要望に、“生々しい生命感のある地中の働く場”を志向しました。そして、“動植物の行動”を取入れ構想して様々な樹種や年代の素材を用いて作りました。

東京、飯田橋界隈の地下2階にあるオフィスの改修計画。

既存のオフィス空間は地下2階のため自然光が少なく、システム天井やOAフロアで構成された均質で白く明るい人工的な場所であった。

建築家によるテキストより

クライアントからの特徴的な要望は、face to faceのコミュニケーションが促進される場所を設けたいとのことだった。
そこで、多摩の製材所で使われなくなっていた地産の様々な樹種の保管材をふんだんに用いて地下階特有の個性を高め、生々しい生命感のある地中の働く場所を計画した。

建築家によるテキストより

そして、動植物の行動や成長を設計手法に取り入れ、地下階らしい静と動が共存する「動き出しそうな生々しい空間」を目指した。「貼る、建てる、設置する、剥がす、塗る」のような人が建築を作る言葉で計画するのではなく、「羽ばたく、生える、転がす、這う、崩れる」のように地中に潜む動植物の行動や成長、風化になぞらえて計画するとともに、風化した木材や家具、さまざまな年代の素材を取り入れ、地中性を空間に浸透させることを考えた。

建築家によるテキストより

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