原広司が設計した「粟津邸」を会場に、設計当時の図面・スケッチ・写真などを公開する展覧会が開催。施主の粟津潔の作品に加えて、関連作家の絵画や映像も展示展覧会ポスター(表面) image courtesy of AWAZU HOUSE ART CENTER
原広司が設計した「粟津邸」(1972年竣工)を会場に、設計当時の図面・スケッチ・写真などを公開する展覧会が開催されます。
展覧会のタイトルは「AWAZU HOUSE INTO THE FUTURE!」です。また、施主の粟津潔の作品に加え、関連作家の絵画や映像も展示されます。開催期間は、2025年5月23日~6月29日(金・土・日のみオープン)。会場となる粟津邸の場所は本記事末尾の概要に記載しています。展覧会の公式サイトはこちら。
「ラ・サマリテーヌ (La Samaritaine)」は、パリのセーヌ川にかかるポン・ヌフの右岸に位置する、老舗の百貨店です。1890年に当時の最先端の建築工法を用いてアール・ヌーヴォー様式の建物が造られ、1926年には新たにアール・デコ様式の建物が増築され、パリ市民に長年愛されてきました。2005年に安全上の理由から閉鎖を余儀なくされましたが、その後10年以上におよぶ設計・工事期間を経て、2019年にホテルやオフィスなども含めた複合施設として再生されました。本展ではラ・サマリテーヌの修復と再生の物語に焦点をあて、パリの街で歴史が現代へと引き継がれ、未来へむけて新しい風景[ランドスケープ]がつくり出されていく様子をご紹介します。