

建築情報学会の、在宅フレックスでの一般・会計事務職募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
本団体の活動は、建築情報学会のWEBサイトをご参照ください
https://ais-j.org/
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妹島和世と西沢立衛が、自身のギャラリー・間での建築展「環境と建築」について紹介している動画です。展覧会の会期は2022年3月20日まで。アーキテクチャーフォトではこの展覧会の様子をいち早くレポートしています。展示の公式サイトはこちら。
以下は、展覧会公式の概要です。
TOTOギャラリー・間では、妹島和世+西沢立衛/SANAA展 「環境と建築」を開催いたします。
本展覧会は、妹島和世氏と西沢立衛氏が日本および世界各地で取り組んでいる最新プロジェクトを中心に構成したものです。
SANAAは、「環境と建築」というテーマに長年取り組んできました。「金沢21世紀美術館」(石川県、2004年)、「ROLEXラーニングセンター」(スイス、2009年)、「ルーヴル・ランス」(フランス、2012年)に代表されるように、内と外を緩やかにつなぎ回遊性を高めることで、人びとの豊かで自由な交流と、周辺地域との新たな関係の可能性を提示しています。建物が媒介となり、人びとの暮らしと環境が織り混ざりひとつの風景となる、そんな建築のあり方を実現しています。こうした活動により、妹島氏と西沢氏はプリツカー賞(2010年)など、数多くの賞を受賞しています。
本展覧会は、当ギャラリーでは2003年以来2回目の個展となります。SANAAだけでなく、妹島氏、西沢氏それぞれの事務所のプロジェクトも併せて展示することで、その後の両氏の活動の軌跡を紹介します。 常に進化をつづける妹島和世+西沢立衛/SANAAの現在進行形が見られる、貴重な機会となることでしょう。
宇野友明が2006年に完成させた、愛知・犬山市の住宅「羽黒の家」の見学会が開催されます。開催日は2022年2月17日14時~。この住宅が売りに出されることになり開催されるものです。詳細はメール( unotomoakiarchtects@gmail.com )での問い合わせから案内されるとのこと。アーキテクチャーフォトでは2009年に本建築を特集記事として紹介しています。
以下に、竣工写真を掲載します。
ICADA / 岩元真明が設計した、福岡市の、住戸改修「桜坂の自宅」です。家族の変化に合わせ平面形式を変えられる住戸を構想し、可動書架を間仕切りに用ることで実現、素材とディテールでの実用性と即物性の追求と共に熱シミュレーションに基づく断熱施工も行いました。また、本作品は八代写真事務所と高野ユリカによる写真で作品を紹介します。
アーキテクチャーフォトでは、岩元がこちらの自宅の設計にあたって考えたことをまとめた論考「用の再考:自宅の設計について」も特集記事として掲載しています。
福岡市に所在する築30年超のRC造マンションの一住戸改修。
夫婦と子2人の住宅である。可動書架を寝室の間仕切りに用いることによって、家族の変化にしたがって1LDKから3LDKへ、あるいは個室のない一室空間へと変化する住戸を考えた。
素材とディテールについては、実用性と即物性を追求した。枠のないポリカーボネート引戸、波板を転用した鴨居・敷居、アルミ箔が輝く反射天井、片持ちのピボット照明など、多くの建築要素と家具に工夫を凝らしている。
隣戸との境界を含め、すべての壁・床・天井に断熱材を施工し、高い断熱性能を確保した(HEAT20 G1相当)。RC造マンションの断熱改修では壁体内結露が発生するか否か、検証した事例は少ない。そこで、室内および壁体内に温湿度センサーを組み込み、結露に関する実証実験とデータ解析を行っている。
ピーター・クックへのインタビュー動画「建築家ピーター・クックが語る、手描きの良さ(Architect Peter Cook on the Benefits of Drawing by Hand)」です。制作はルイジアナ美術館。
(翻訳)
「ふざけるな、建てられるんだよ」イギリスの建築家ピーター・クック卿を紹介します。彼は手で描くことの可能な利点について話し、なぜ彼の建築のアイデアをユートピアと呼ぶ批評家に反対するのか説明します。「批評家や一般の人々がユートピアだと言うことで、『ああ、あの種の建築家はユートピア的だが、我々は普通の建築家だ』という棚上げに入ってしまうのです。だから、私が建物をやっていて得られる喜びは、こう言うことなんです。ふざけるな、こんなの建てられるんだ。」
ピーター・クック(1936年生まれ)は、第二次世界大戦後期のLesterで育ちました。この町には文化的な活動が盛んで、彼は幼い頃から、芸術家を目指していた母に連れられて、ギャラリーやオペラ、シンフォニー・コンサートに通っていました。11歳ごろから建築の本を読み始め、そのころにはすでに近代に魅了されていました。美術学校で建築を学び始めると、デッサンの練習に興味津々であり、また挑戦的でした。
(原文)
“Screw you; it can be built.” Meet British architect Sir Peter Cook who talks about the possible benefits of drawing by hand and explains why he disagrees with critics calling his architectural ideas utopian.“By the critics and the regular people saying it’s utopian, you put it into a pigeonhole that says: ‘Oh, those sorts of architects are utopian, but we are normal architects.’ So, the delight I get out of doing buildings is to say: Screw you, it can be built.”
Peter Cook (b. 1936) grew up in the city of Lester in the latter part of the second world war. The town had a lot of cultural activities, and he accompanied his mother, a frustrated artist, to galleries, operas, and symphony concerts from a very young age. Around the age of eleven, he started reading books about architecture and was already fascinated by the modern by then. When he began studying architecture at art school, he was both intrigued and challenged by the practice of drawing.
“場所の魅力”を出発点に、宿泊施設・店舗・住宅等を手掛ける「佐々木達郎建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・新卒既卒・業務委託)と学生アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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「場所の魅力」への興味を出発点に、その場所でしか体験できない唯一無二の空間づくりを思索しています。
自然環境のように感受性に訴えかけるさまざまな特徴、文化や歴史のような文脈、それら場所がもつ特徴に耳を澄ませることで、新しい空間の価値を生み出しています。■代表メッセージ
現在、ホテル、旅館、グランピング等の宿泊施設の設計、その他オフィス、住宅、店舗等、様々なプロジェクトが進行しています。それぞれのプロジェクトでは、「場所と対話する建築」をテーマに掲げ、企画やコンセプトに反映させ提案をしていきます。
また、弊社では、建築やインテリアデザインのみではなく、家具や備品に至るまでデザインをし、多くの専門家とも協働しながら一つの空間を作り上げていきます。
私達のものづくりに対する思いに共感し、ここでの仕事を自分ごとにできる人、また、責任感を持って活躍してくれる仲間を募集しております。■業務について
現在は住宅やホテル等の設計依頼が多く、敷地がもつ「場所の魅力」を探し出し、企画やコンセプトから提案し、建築、インテリア、家具やもの等を通じて空間の提案を行っています。プロジェクト担当者は、弊社のデザインや設計手法はもちろん、プロジェクトに関わる様々な業務を身につける事が可能です。
※インテリア・家具・アートディレクション・ブランディング等様々な領域における知識と興味があると尚良いです。
佐藤伸也建築設計事務所と嶋田世紀 / ranmaが設計した、大阪の住宅「八尾の家」です。
長くこの地に住む施主の人々が遊び訪れる場との要望に、平面を二分し其々に“公”と“私”の性質を与え更に“街からの距離”で諸機能を調整、様々な関係性の来客を招き入れが可能な空間をつくる試みがなされました。
敷地は最寄り駅から徒歩10分程度の住宅地に位置する。
建主の交友関係は広く、昔からこの地域に住んでいるため、近隣の方々との交流も少なくない。主な要望は「息子家族や友人などが遊びに来れる場所にして欲しい」というものだった。
敷地形状は間口約5.7m、奥行約14mの細長い狭小敷地である。住宅全体を南北の2つに大きく区切るように、収納機能を持つ間仕切りが長手中央列に配置されている。北側に「公」性の高い空間として、LDK・バルコニー・ホール・洋室を配置し、南側に「私」性の高い空間として、トイレ・洗面所・浴室などの小部屋を集約した。収納機能を持つ間仕切りが、双方に配置された部屋をサポートするとともに、時には分断し、時には接続する役割を果たしている。
北側の「公」性の高い空間は、他者を招き入れるなど様々な状況に対応できるような受け皿になるスペースとして想定しており、できるだけ壁で仕切ることをやめて、空間自体の距離を活かしている。例えば、配達業者とは玄関で対応し、少し仲良くなった手芸仲間はリビングやダイニングまで招き入れ、友人とは階段を上がって2階のバルコニーでお茶を飲み、息子家族が訪れれば2階洋室に泊まる。
特に2階は、バルコニーによって適度に距離を取りながら、トラスを構成した梁とハイサイドが洋室まで連続している様子を道路からも垣間見ることができる。
新素材研究所の、設計職(経験者・新卒既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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新素材研究所とは、現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之が2008年に設立した建築設計事務所で、古代や中世、近世に用いられた素材や技法を、現代にどう再編して受け継いでいくかという課題に取り組んでいます。
■プロジェクトの内容:
美術館、ギャラリー、宿泊施設、店舗、住宅等の建築設計およびインテリアデザインを行います。
杤尾直也 / to-rippleが設計した、福島・西白河郡の店舗兼工房「大堀相馬焼松永窯」です。拠点地が帰宅困難地域から解除されない為に移転計画が開始、施主が作る陶器の二重構造を参照し家型が重なる構成で余白空間が諸機能を担うよう構想、空間体験から陶器への理解を促す計画です。クライアントの公式サイトはこちら。
施主である大堀相馬焼松永窯は300年以上続く指定伝統工芸品で福島県浪江町に窯を構える窯元であった。東日本大震災から9年が経ったが、いまだ浪江町は帰宅困難地域から解除されないため、窯元は移転を決意し、本プロジェクトが始まった。
大堀相馬焼の特徴は二重構造にある。お湯が冷めにくく、また熱い湯を入れても持つことが出来るというこの技法は、生活に溶けこんだ陶器である大堀相馬焼にしかない、珍しい技法だ。この特徴を建築でも取り込み、表現できないかと考えることからスタートした。
周辺の景観とこの地の気候を踏まえ、雪が落ちるだけの勾配をもったシンプルな家形を採用した。この家形を2つ並べ、それを大きな家形で囲むことで二重構造を形成する。外周部には余白空間が生まれ、断熱、明かりとり、構造、収納などの機能が生まれる。陶器同様に余白が重要な意味を持つ形状とした。
中本剛志+田中裕一 / STUDIO YYが設計した、千葉市の「丘の幼稚園」です。団地内の敷地で隣接する緑地を手掛かりに設計、地面まで延びる“片流れ屋根の丘”を構想し遊びの場の創出と共に通風等の快適な室内環境を実現、在来工法の採用で短工期の条件もクリアしています。
周囲を何棟もの団地に囲まれ、唯一西側に向けて緑地が続く場所に建つ築50年の幼稚園をこども園とする建替計画となる。
緑地を望む丘を作るように園舎を設計することで、子どもたちが緑に囲まれて、遊びを通して学び、元気に育つ場としたいと考えた。
走り回ったり、駆け上ったりするのが大好きな子どもたちのために、緑地に向け片流れ屋根の丘を配置した。森の中の遊び場を丘の屋根の上に散りばめ、丘を掘り込むようにして内外の空間をつなぐ。丘の屋根の下には保育室と森のホールを緑地に向かって並べることで、団地内にありながら、室内からは緑地の景色だけが見え、森の中に佇むような環境となるようにした。
厳しい予算と4月の開園に向けた約5か月という厳しい工期を達成可能な適材適所の合理的な木造在来工法を採用した。
廊下・トイレ・エントランス等のサービス系諸室は必要最低限の天高とし、保育室、ホールは⼀般的な片流れ屋根工法を採用し、高さのあるのびやかな空間となるようにした。そして、片流れ屋根を地面まで延ばすことで、上部が丘の遊び場となるようにした。
蘆田暢人建築設計事務所が設計した、東京の住宅「世田谷の浮居」です。水害被害を受けた敷地に建つ建築で、対策として居住空間を約1m浮かせ接地面積を減らすよう計画、内部では4層続く階段ヴォイドが生む垂直の奥行きにより現代都市住宅の原型の模索がなされました。
水害の被害を受けた敷地に計画されたこの住宅では、道路レベルからFLを1m程度上げ、可能な限り建物の接地面積を減らし、居住スペースを地面から浮かせた。
2階の床までをRCでつくり、その上に部分的にラーメンフレームを取り入れた木造の架構を載せた構造体とした。住居の中心に、穴を穿つようにあけた地下1階から3階まで4層分続く階段は、各階すべて異なる支持方法と素材でできている。階段も含めた床が角度と素材を変え、重層化して住居に垂直の奥行きを与えている。
シンプルな平面構成に複雑なヴォイドの構成が重なる。その複雑な空間をクライアントと共有するツールとして、スタディの初期からUnreal Engineを使用し、空間構成を検討した。スケッチ・模型・ドローイング・VRとさまざまなツールを使うことで、チームおよびクライアント、施工者とのスムーズな連携が可能になるとともに、さまざまな角度からスタディを照射することができたと考えている。デジタルデザインは、設計事務所と別組織で立ち上げたStudio Super Surfaceで担当している。
多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGNが設計した、京都市の、住宅改修「丸太町の町家」です。築120年以上の京町家の改修で、“通り土間”等の伝統的構成の復元を意識しつつ機能的諸室を点在させ残余部分を家族空間として設計、日々の寝食や生活変化にも柔軟に対応できる建築が目指されました。
京都市内にある築120年以上の歴史をもつ京町家のリノベーションを行った。
道路に面して母屋があり奥に庭があるという一般的な京町家の構成だが、間口約6mに対して奥行が35m強と極端に奥深く敷地の過半が庭であった。
度重なる改築で失われていた「通り土間」や「火袋」といった京町家特有の構成を復元することを意識し、そこにヴォリュームとしてまとめた機能が点在するように設計していった。
「通り土間」により家の表から裏を一直線に通る裏動線ができ、「火袋」によって光や音、匂いなどが上下階でゆるやかに共有される。そして〈機能のヴォリューム〉の残余部分が〈家族のスペース〉となっている。
大きさも高さも異なるヴォリューム群は各所に街並みや都市を想起させる景色をつくり、ヴォリューム群と既存の柱梁や壁面、床のつくりだす隙間や抜けは、空間に連続性を生み出している。
日建設計出身で、大学施設や市庁舎等の建築物を手掛けた吉野優輔が主宰する「株式会社YYA」の、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社YYAでは業務拡大の為、設計スタッフを募集します。
弊社ではプロジェクトにおいて、建築の本質とは何かを常に探求し、それを建築化するというスタンスをとります。
株式会社日建設計で12年勤め、そこから独立し、2021年11月より、Yusuke Yoshino Architectsとして活動していましたが、わずか二か月である2022年1月より法人化し、株式会社YYAとして新たなスタートを切っています。
昨年から取り組んでいた大型施設の設計がスタートしている為、これを機に、一緒にYYAを盛り上げてもらえる方を募集します。日建設計では、大学、市庁舎、中高等学校、超高層ビル、空港、工場、ホテル、オフィス、駅前再開発ビル、ロシアの某本社ビルなど多種多様なビルディングタイプを設計してきました。
YYAでは小さな店舗や住宅から、大型の公共施設まで幅広いビルディングタイプを設計するような事務所にしたいと思っています。建築家として将来独立する気概のある方、コミュニケーションを円滑に取りながら仕事を取り組める方、施主への思いを汲み取れる方、大型施設を設計したい方、デザイン能力が高い方、向上心のある方、素直な方、英語ができるとなおよい。そのような人を探しています。全てを満たしてなくとも、特化してる方でも歓迎します。
事務所は北浜から徒歩4分の場所で、閑静なオフィス街にあります。中之島エリアも近く、落ち着いた環境で仕事に取り組んでもらえます。
建築家の杉山幸一郎による展覧会「スイスのかたち、日本のかたち」をレビューします。開催場所は、東京・本駒込のギャラリー「ときの忘れもの」。会期は2022年1月29日(土)まで。展覧会の公式ページはこちら。
師の影響を素直に受け入れた上で生まれる建築家の個性
東京・本駒込のギャラリー「ときの忘れもの」にて、建築家・杉山幸一郎の展覧会「スイスのかたち、日本のかたち」が行われている。
杉山については、弊サイトの読者ならば、連載エッセイ「For The Architectural Innocent」を通して、よく知ってくださっているだろうが、最初に改めて紹介しておきたいと思う。
杉山は東京藝術大学大学院在学中にスイス連邦工科大学チューリッヒ校に留学しペーター・メルクリに学ぶ。卒業後は中山英之建築設計事務所に勤務したのち、再度スイスに渡りアトリエ・ピーター・ズントーに7年間勤務、2021年独立し土屋紘奈と共にatelier tsuを開設した。そのような経歴を持つ人物である。
そんな杉山が、初めて行う建築展がこの「スイスのかたち、日本のかたち」である。杉山が以前からドローイングや立体作品を制作していたことは、弊サイトでも何度か記事として取り上げているが、実物がお披露目されるのはこれが初めてである。展覧会自体は実は以前より企画が進んでいたものであるが、新型コロナウイルスの影響により開催は何度か延期されおり、今回ようやく開催にこぎつけた。
写真を通して知っていた作品群を実際に見ることができる機会ということで、実際にギャラリー「ときの忘れもの」まで足を運んだ。
筆者がこのギャラリーを訪れるのは初めてであるが、地図に従って現地にたどり着くと、そこにはコンクリート打ち放しの仕上げと、窓の縦長プロポーションが特徴的な建築が建っている。都心のギャラリーというとビルのワンフロアを改修してその用途にあてているような印象を持っていたので、まず意外性を感じた。
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:【集計期間】)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
MVRDVのヴィニー・マースへの約30分のインタビュー動画です。自身の人生、建築や世界に対する考え、共同主宰する事務所についても語られています。
(翻訳)
Dutch Profilesによる30分のビデオの中で、MVRDVの設立パートナーであるヴィニー・マースが、自身の人生、建築や世界に対する考え、そしてヤコブ・ファン・ライスやナタリー・デ・フリースとともに約30年間率いてきた会社の仕事についてじっくりと語っています。子どものころに初めてデザインしたものは何だったのでしょうか? 学生たちを成功に導くために、彼はどのようなアドバイスをしているのでしょうか? MVRDVのプロジェクトで最も重要な品質とは何でしょうか? 採用した都市、ロッテルダムに対する彼の印象は? 6歳のときに初めて建築家になろうと思った体験から、昨年11月の最新プロジェクトであるデポ・ボイマンス・ファン・ベーニンゲンのオープンまで、「MVRDV」の「M」の頭の中を覗くようなプロフィールが公開されています。(原文)
In this 30-minute video by Dutch Profiles, MVRDV founding partner Winy Maas talks at length about his life, his thoughts on architecture and the world, and the work of the company he has led for almost 30 years alongside Jacob van Rijs and Nathalie de Vries. What was the first thing he designed as a child? What advice does he give to his students to set them up for success? What is the most important quality of an MVRDV project? What is his impression of his adopted city of Rotterdam? From the experiences that first made him want to become an architect at the age of six, to the opening of his most recent project, the Depot Boijmans Van Beuningen, in November last year, the profile opens a window into the mind of the “M” in “MVRDV”.
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