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安藤忠雄を特集した約10分のテレビ番組の動画「『建築を通して何かをしたい…』80歳の世界的建築家 “コロナ禍”での挑戦」

安藤忠雄を特集した約10分のテレビ番組の動画「『建築を通して何かをしたい…』80歳の世界的建築家 “コロナ禍”での挑戦」です。公式に公開されているものです。

1979年「住吉の長屋」で一躍脚光を浴び、1995年には建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」を受賞した世界的建築家・安藤忠雄さん。岩手県・遠野で去年オープンした子どものための図書館は安藤さん自身が設計し、約2億円をかけて改修。フランス・パリでは、穀物取引所を現代美術館に改修。中国・上海では、建築家人生で初めてオペラハウスの設計に挑戦しました。そして、大阪・中之島の「子ども 本の森中之島」。その作品のいずれにも、安藤さんのメッセージが込められています。そのメッセージとは…(読売テレビ「ウェークアップ」2022年1月8日放送)

【ap job更新】 長坂常率いる「スキーマ建築計画」が、建築設計スタッフと家具設計スタッフを募集中
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【ap job更新】 長坂常率いる「スキーマ建築計画」が、建築設計スタッフと家具設計スタッフを募集中

長坂常率いる「スキーマ建築計画」の、建築設計スタッフと家具設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

こんにちは。スキーマ建築計画代表の長坂常です。

このもどかしい時代に、皆が何か新しいところに向かおうとしている。
後ろを向いていても何も始まらない。

そんな中、我々も色々な問いかけをもらい、空間を介してその答えを返しています。

新しい働き方、新しい遊び方、新しい交流のあり方、新しい表現のあり方、新しいショップのあり方、新しい乗り物のあり方、新しい都市のあり方、新しい解体のあり方、新しい施工方法、新しいお金の集め方、新しい土の使い方など。

そんなさまざま問いに対して、我々は土から家具、建築から都市計画と様々なスケールで新しいあり方を考え、提案しています。その問いは、国内からのみに限らず、海外あらゆる地域から貰っています。

それらの活動は、まあまあしんどいです。ですが、自分すら想像できていないところに誘われていく、そんな感覚は刺激的でやりがいがあります。そして、みんなにもそれを味わってもらいたい。

ぜひ、一緒に取り組みませんか?
我こそは、という人がいましたら、是非手を挙げてください。

今回、来年春に向けて建築の設計スタッフと家具の設計スタッフを同時募集しています。ご興味のある方、下記の募集要項をご参照の上、ご応募ください。

藤本壮介による、岐阜・飛騨市の共創拠点施設。2024年竣工を目指す建築で、商業・教育・住居等の機能を都市景観を参照した路地空間で繋ぎ、緑化された大屋根広場が多様な活動が会する舞台となる計画
藤本壮介による、岐阜・飛騨市の共創拠点施設。2024年竣工を目指す建築で、商業・教育・住居等の機能を都市景観を参照した路地空間で繋ぎ、緑化された大屋根広場が多様な活動が会する舞台となる計画
藤本壮介による、岐阜・飛騨市の共創拠点施設。2024年竣工を目指す建築で、商業・教育・住居等の機能を都市景観を参照した路地空間で繋ぎ、緑化された大屋根広場が多様な活動が会する舞台となる計画
藤本壮介による、岐阜・飛騨市の共創拠点施設。2024年竣工を目指す建築で、商業・教育・住居等の機能を都市景観を参照した路地空間で繋ぎ、緑化された大屋根広場が多様な活動が会する舞台となる計画

藤本壮介が設計を手掛ける、岐阜・飛騨市の共創拠点施設です。2024年竣工を目指す建築で、商業・教育・住居等の機能を都市景観を参照した路地空間で繋ぎ、緑化された大屋根広場が多様な活動が会する舞台となる計画です。2021年11月には藤本が「飛騨高山大学(仮称)本校キャンパス」を手掛ける計画案も公開されていました。両建築とも屋根がモチーフという共通点があります。

多様性が響き合う場所

私たちはこのプロジェクトにおいて、飛騨のこれまでとこれからを象徴するような、一つの大きな風景を作ることができればと考えました。飛騨古川の駅に隣接する素晴らしい立地において、街に開かれた器(うつわ)のようなこの広場は、多様な活動を受け容れ響き合わせます。楕円形の建物は、四方八方すべての方角からアクセスすることができる解放性を備え、この場所が人々の行き交うハブとなることを期待しています。

器(うつわ)は大屋根でもあります。その下には飛騨の伝統的な都市景観からインスピレーションを得た魅力的な路地空間が行き交い、歩き回る楽しさを生み出します。

路地はそのまま大屋根広場へ連続し、視線は一気に空へと抜けていきます。

この大きな盆地のような都市広場には、多様な機能と活動が顔を出して共存し、関係し合い、それらが響き合う一つの象徴的な風景が生まれます。伝統と未来、多様性とつながり、個と多、自然と人工、開かれることと守られること。器(うつわ)は親密な一つの部屋のようでもあり、広大な丘のようでもあり、季節と共に変化しながら空を切り取るフレームでもあり、飛騨の周囲の山並みに連続していく地形でもあり、多様な活動が一堂に会する舞台でもあり、またいくつもの思いを受け止め響き合わせる楽器のようでもあります。この場所が、飛騨の新しい活動の拠点の一つとして、新設される飛騨高山大学(仮称)とも連動しながら、飛騨の魅力をより高めてくれることを期待しています。

リリーステキストより
【ap job更新】 “まちを創る建築”をテーマに集合住宅等を手掛ける「SKM設計計画事務所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)・技術パートタイマー・アルバイトを募集中
【ap job更新】 “まちを創る建築”をテーマに集合住宅等を手掛ける「SKM設計計画事務所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)・技術パートタイマー・アルバイトを募集中
【ap job更新】 “まちを創る建築”をテーマに集合住宅等を手掛ける「SKM設計計画事務所」が、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)・技術パートタイマー・アルバイトを募集中

“まちを創る建築”をテーマに集合住宅等を手掛ける「SKM設計計画事務所」の、設計スタッフ(新卒既卒・経験者)・技術パートタイマー・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

SKM設計計画事務所では設計スタッフを募集しています。
建築計画、デザインに熱意のある方を求めています。
併せて、技術パートタイマー・アルバイトも随時募集しております。

SKMは、「まちを創る建築」をテーマに生活空間・環境づくりの視点から集合住宅と周辺環境、ランドスケープ、大規模開発などの設計監理及びデザイン監修を行っています。各プロジェクトは下記のHPを参照して下さい。
http://web-skm.com

ODS / 鬼木孝一郎による、東京・千代田区の店舗「STUDIOUS WOMENS 丸の内店」。1960年代築の歴史をもつ建物内に計画、躯体をガラスで覆う設計で歳月を重ねた素材感を生かし、新しさを追求するファッションと街の記憶が混在し引き立てあう空間を構想
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・千代田区の店舗「STUDIOUS WOMENS 丸の内店」。1960年代築の歴史をもつ建物内に計画、躯体をガラスで覆う設計で歳月を重ねた素材感を生かし、新しさを追求するファッションと街の記憶が混在し引き立てあう空間を構想 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・千代田区の店舗「STUDIOUS WOMENS 丸の内店」。1960年代築の歴史をもつ建物内に計画、躯体をガラスで覆う設計で歳月を重ねた素材感を生かし、新しさを追求するファッションと街の記憶が混在し引き立てあう空間を構想 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・千代田区の店舗「STUDIOUS WOMENS 丸の内店」。1960年代築の歴史をもつ建物内に計画、躯体をガラスで覆う設計で歳月を重ねた素材感を生かし、新しさを追求するファッションと街の記憶が混在し引き立てあう空間を構想 photo©太田拓実

ODS / 鬼木孝一郎が設計した、東京・千代田区の店舗「STUDIOUS WOMENS 丸の内店」です。1960年代築の歴史をもつ建物内に計画、躯体をガラスで覆う設計で歳月を重ねた素材感を生かし、新しさを追求するファッションと街の記憶が混在し引き立てあう空間を構想しました。店舗の公式サイトはこちら

日本発のブランドを発信するセレクトショップ STUDIOUS WOMENS 丸の内店の店舗デザイン。

建築家によるテキストより

1964年に竣工した丸の内二丁目ビルは、ヴィンテージマンションならぬ、ヴィンテージ商業施設と言えるような長い歴史を感じさせる建物である。その1階の角地に位置するこの区画にて、50年以上の歳月が作り出した躯体のテクスチャーを生かしながら、STUDIOUSの透明感のある世界観を表現することを目指した。

建築家によるテキストより

ファサードは元からある黒の大理石の外壁を残し、その間にブランドカラーである白の門構えを挿入した。
黒と白を対比的に見せることで、店内をより強調するデザインとなっている。内部の素材は種類を最小限に絞り、ガラス・スチール電気亜鉛メッキ・白壁と、躯体のテクスチャーを引き立てるものを選定。

長い年月の中で幾度も改装を繰り返しダメージが残る躯体を丁寧にガラスで覆うことにより、来店者がこの街の歴史を感じられるデザインとした。

建築家によるテキストより
北山恒が主宰する「architectureWORKSHOP」が組織改編し名称を「awn」に変更し、同時にネットワーク組織としての「AWN」を設立。それに合わせてウェブサイトもリニューアル
北山恒が主宰する「architectureWORKSHOP」が組織改編し名称を「awn」に変更し、同時にネットワーク組織としての「AWN」を設立。それに合わせてウェブサイトもリニューアルウェブサイトのスクリーンショット。 許可を得て掲載。
北山恒が主宰する「architectureWORKSHOP」が組織改編し名称を「awn」に変更し、同時にネットワーク組織としての「AWN」を設立。それに合わせてウェブサイトもリニューアルウェブサイトのスクリーンショット。 許可を得て掲載。
北山恒が主宰する「architectureWORKSHOP」が組織改編し名称を「awn」に変更し、同時にネットワーク組織としての「AWN」を設立。それに合わせてウェブサイトもリニューアルウェブサイトのスクリーンショット。 許可を得て掲載。

北山恒が主宰する「architectureWORKSHOP」が組織改編し名称を「awn」に変更し、同時にネットワーク組織としての「AWN」を設立し、それに合わせてウェブサイトもリニューアルされています。また、北山による組織改編のステートメントも掲載します。

北山恒によるステートメント「awn/AWNについて」

1995年に「小文字の建築」architectureと「共同作業場」という意味で大文字のWORKSHOPをつないで、権力装置としての大文字の建築ではない「生活を支える建築を創る共同作業場」という意図でarchitectureWORKSHOPという組織名称を立ち上げ仕事をしてきました。

2020年のコロナ禍のなかで毎日出勤して作業をすることを止め、オンラインネットワークで仕事ができることを経験し、同時に建築デザインという社会的行為の内容が少しづつ変化していることが明らかとなってきていることに対応する組織づくりを行うことにしました。

そこで、architectureWORKSHOPの組織形態をもっと自在となるネットワーク型にすることにし、その名称をarchitecture workshop network=awnとすることにしました。

そして、さらにプロジェクトの規模や内容によって柔軟に対応できる開かれたネットワークを組織することにし、その名称をAWN(Architects Workshop Network)としました。

awnとAWNは空間・建築デザインを中核として、さらに拡張した社会デザインを行うことを意図し、相互に自在に行き来できる開かれたネットワーク組織をめざしています。

木村日出夫+木村淳子 / STUDIO RAKKORA ARCHITECTSによる、大阪・堺市の、三住戸の改修「茶山台団地のリノベーション」。既存躯体と両面採光という環境の再解釈が重要だと捉え、躯体に対して挿入する要素の素材感やスケール感を操作、新要素を通し眺める団地環境がより肯定的に感じられる空間を構想
木村日出夫+木村淳子 / STUDIO RAKKORA ARCHITECTSによる、大阪・堺市の、三住戸の改修「茶山台団地のリノベーション」。既存躯体と両面採光という環境の再解釈が重要だと捉え、躯体に対して挿入する要素の素材感やスケール感を操作、新要素を通し眺める団地環境がより肯定的に感じられる空間を構想「ニコイチA」のワークスペース。 photo©林口哲也
木村日出夫+木村淳子 / STUDIO RAKKORA ARCHITECTSによる、大阪・堺市の、三住戸の改修「茶山台団地のリノベーション」。既存躯体と両面採光という環境の再解釈が重要だと捉え、躯体に対して挿入する要素の素材感やスケール感を操作、新要素を通し眺める団地環境がより肯定的に感じられる空間を構想「ニコイチB」の勉強スペース。 photo©林口哲也
木村日出夫+木村淳子 / STUDIO RAKKORA ARCHITECTSによる、大阪・堺市の、三住戸の改修「茶山台団地のリノベーション」。既存躯体と両面採光という環境の再解釈が重要だと捉え、躯体に対して挿入する要素の素材感やスケール感を操作、新要素を通し眺める団地環境がより肯定的に感じられる空間を構想「リノベ45」のダイニング。 photo©林口哲也

木村日出夫+木村淳子 / STUDIO RAKKORA ARCHITECTSが設計した、大阪・堺市の、三住戸の改修「茶山台団地のリノベーション」です。既存躯体と両面採光という環境の再解釈が重要だと捉え、躯体に対して挿入する要素の素材感やスケール感を操作、新要素を通し眺める団地環境がより肯定的に感じられる空間が構想されました。
また、本建築の内覧会情報を末尾に掲載します(要事前申し込みで、2022年1月23日に開催)。

大阪府住宅供給公社が主催する「令和3年度公社茶山台団地住宅改善事業 事業提案競技」による団地リノベーションの提案。

茶山台団地は大阪府堺市の泉北ニュータウンに位置し、周辺は緑豊かな環境でありながら、大阪の都市部にもアクセスしやすい立地である。事業提案競技では、45㎡の住戸を2つ合わせて住まう90㎡の「ニコイチ」2住戸と、45㎡の「リノベ45」1住戸の提案が求められた。

建築家によるテキストより

茶山台団地は十分な隣棟間隔かつ階段室型の住棟であるため、両面採光を得ることで、どの住戸も光に満ちた室内空間となっている。また、既存プランはいわゆる田の字型で、中央の構造壁や梁などのコンクリート躯体を残すことが前提となった。改修にあたり、既存躯体の持つ空間性に対抗せずにうまく応用することが有意義な手法であり、団地特有の光環境と合わせて既存の再解釈と再利用の方向性を示すことが、この建築を通して新しい暮らしを提案する重要なテーマになると考えた。

建築家によるテキストより

2つの開口を持つ構造壁が中央に残された「ニコイチ」では、挿入する壁やフレームの位置を躯体の開口に合わせて決定することで、既存の再解釈を行いながら、光と風が抜ける特徴的な空間構成を実現している。
大梁が中央に残された「リノベ45」では開口部や欄間を設けた複数の壁やフレームを、外周部の躯体から離して挿入することで、光のまわる柔らかな空間とした。

建築家によるテキストより
奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、京都市の、町家を改修した宿泊施設「松原町のホテル」。既存解体時に京町家の特徴とされる“火袋”を発見、この炊事の煙等を逃がす為の空間を現代生活の視点で解釈し活動の場として再生、過去を受け入れることによる歴史的継承も意図
奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、京都市の、町家を改修した宿泊施設「松原町のホテル」。既存解体時に京町家の特徴とされる“火袋”を発見、この炊事の煙等を逃がす為の空間を現代生活の視点で解釈し活動の場として再生、過去を受け入れることによる歴史的継承も意図 photo©塩谷淳
奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、京都市の、町家を改修した宿泊施設「松原町のホテル」。既存解体時に京町家の特徴とされる“火袋”を発見、この炊事の煙等を逃がす為の空間を現代生活の視点で解釈し活動の場として再生、過去を受け入れることによる歴史的継承も意図 photo©塩谷淳
奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、京都市の、町家を改修した宿泊施設「松原町のホテル」。既存解体時に京町家の特徴とされる“火袋”を発見、この炊事の煙等を逃がす為の空間を現代生活の視点で解釈し活動の場として再生、過去を受け入れることによる歴史的継承も意図 photo©塩谷淳

奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureが設計した、京都市の、町家を改修した宿泊施設「松原町のホテル」です。既存解体時に京町家の特徴とされる“火袋”を発見、この炊事の煙等を逃がす為の空間を現代生活の視点で解釈し活動の場として再生、過去を受け入れることによる歴史的継承も意図されました。

八坂神社にほど近い京町家を、一棟貸しのホテルとして改修するプロジェクトです。

解体してみるとそこには当時の古い躯体が現れ、京町家の特徴でもある火袋に入る光が、暗い空間を穏やかに照らしていました。しかし、ただそれを呼び起こすのではなく、変わりゆく現代に合った形で、この火袋を「再生」できないかと考えたのです。

建築家によるテキストより

玄関から奥に続く土間を通り庭といい、一番奥に炊事場があります。この炊事場で起こる火事の火や、煙を閉じ込めるために作られた吹き抜けが、火袋です。しかし現代では、これらの機能は機械が取って代わるようになり、さらに生活スタイルの変化によって、オープンな活動はほとんどがLDKに集約され、プライベートな活動のみが各部屋に閉じ込められるようになりました。
そのため私たちはこの火袋を、LDKとして現代の解釈で「再生」することにしました。

建築家によるテキストより

そこはゲストたちが時間を共有する空間であり、高い吹き抜けは穏やかな自然光を取り込みます。そして同時に、各諸室は障子で覆うように区切ることで、LDKと完全に分断するのではなく、光や音でその気配を感じられるようになりました。

建築家によるテキストより
古森弘一建築設計事務所による、福岡・飯塚市の納骨堂「無量光 明圓寺納骨堂清淨殿」。地域に根差すお寺の明るく立ち寄りやすい施設を構想し、天窓からの採光により明るさを確保し目的を具現化、同時に詳細な設計で空調設備と照明に頼らないエネルギーを使わない建築も実現
古森弘一建築設計事務所による、福岡・飯塚市の納骨堂「無量光 明圓寺納骨堂清淨殿」。地域に根差すお寺の明るく立ち寄りやすい施設を構想し、天窓からの採光により明るさを確保し目的を具現化、同時に詳細な設計で空調設備と照明に頼らないエネルギーを使わない建築も実現 photo©新建築社写真部
古森弘一建築設計事務所による、福岡・飯塚市の納骨堂「無量光 明圓寺納骨堂清淨殿」。地域に根差すお寺の明るく立ち寄りやすい施設を構想し、天窓からの採光により明るさを確保し目的を具現化、同時に詳細な設計で空調設備と照明に頼らないエネルギーを使わない建築も実現 photo©新建築社写真部
古森弘一建築設計事務所による、福岡・飯塚市の納骨堂「無量光 明圓寺納骨堂清淨殿」。地域に根差すお寺の明るく立ち寄りやすい施設を構想し、天窓からの採光により明るさを確保し目的を具現化、同時に詳細な設計で空調設備と照明に頼らないエネルギーを使わない建築も実現 photo©新建築社写真部

古森弘一建築設計事務所が設計した、福岡・飯塚市の納骨堂「無量光 明圓寺納骨堂清淨殿」です。地域に根差すお寺の明るく立ち寄りやすい施設を構想し、天窓からの採光により明るさを確保し目的を具現化、同時に詳細な設計で空調設備と照明に頼らないエネルギーを使わない建築も実現しました。

かつて炭坑で栄えた福岡県飯塚市に古くからあるお寺に納骨堂を新築することになった。

以前設計した別のお寺の納骨堂に竣工後数年して立ち寄った時、学校帰りにランドセルを背負い、友達を連れてお参りに来る子どもがいた。先祖が日常生活に近接している光景だと感じた。本計画はさらに地域に根差したお寺であるため、納骨している家族がより気軽に立ち寄りやすい明るい環境ができればと考えた。

建築家によるテキストより

同時に、納骨堂はいつ参拝者が訪れるか分からないので、常に室内の温熱環境を空調機でコントロールしているのでは無駄が多い。そこで、エアコンや照明などを使わない納骨堂ができないかを模索し始めた。

建築家によるテキストより

まず、敷地に余裕があるため平屋にしてトップライトから採光を得て全体の明るさを確保した。しかし、自然光で明るくすればするほど、熱負荷が大きくなり、熱環境を保つことができない。相談した環境のエンジニアによると、自然光を直接床に当てずに自然の力で熱を上部に集めて外に逃がすことが重要だと教えられた。そこで、日射遮蔽板と、構造を兼ねた4層の木ルーバーでトップライトからの光をコントロールしつつ拡散させ、明るさを確保する構成とした。

建築家によるテキストより
高田博章建築設計による、福島・いわき市の「小名浜のカフェ」。震災被害にあった建物に出店される店舗で、解体工事での廃棄物を建材の一部として再利用するデザインを考案、限られた予算での改修・環境に配慮した資源活用・記憶を継承する意匠の同時実現を試みる
高田博章建築設計による、福島・いわき市の「小名浜のカフェ」。震災被害にあった建物に出店される店舗で、解体工事での廃棄物を建材の一部として再利用するデザインを考案、限られた予算での改修・環境に配慮した資源活用・記憶を継承する意匠の同時実現を試みる photo©高田博章
高田博章建築設計による、福島・いわき市の「小名浜のカフェ」。震災被害にあった建物に出店される店舗で、解体工事での廃棄物を建材の一部として再利用するデザインを考案、限られた予算での改修・環境に配慮した資源活用・記憶を継承する意匠の同時実現を試みる photo©高田博章
高田博章建築設計による、福島・いわき市の「小名浜のカフェ」。震災被害にあった建物に出店される店舗で、解体工事での廃棄物を建材の一部として再利用するデザインを考案、限られた予算での改修・環境に配慮した資源活用・記憶を継承する意匠の同時実現を試みる photo©高田博章

高田博章建築設計による、福島・いわき市の「小名浜のカフェ」です。震災被害にあった建物に出店される店舗で、解体工事での廃棄物を建材の一部として再利用するデザインを考案、限られた予算での改修・環境に配慮した資源活用・記憶を継承する意匠の同時実現を試みる計画です。店舗の公式サイトはこちら

福島県いわき市にあるカフェです。

東日本大震災で津波の被害があった地域で、当該物件も震災当時には、浸水被害があった建物です。
現場からほど近く、津波により甚大な被害を受けた港の前には、震災後に大型ショッピングモールが建ち、従業員約2千人の雇用を創出しました。その賑わいをみせる裏手では、住宅街と色街が混在しするという、新旧が入り交じる地域です。

建築家によるテキストより

当該物件は、築年数が古く、オーナーチェンジを繰り返しているため、定かではありませんが、元々は養蚕業を営む建物だったようです。テナントは、ほぼスケルトンの状態で、天井高が4mを超える開放的なスペースでした。

クライアントからは、カフェ営業(飲食店営業許可)の他に、テイクアウトや、マルシェ等への出店を視野に入れたベーカリー(菓子製造業許可)、夜間のバー営業が、要望として挙げられました。

建築家によるテキストより

解体工事により排出される産業廃棄物を、建材の一部として再利用しました。コンクリートブロックで作られた、既存の間仕切り壁を解体して出た砕石を、鉄筋で組まれたカゴ(蛇篭)に充填して、カウンターの土台として使用しました。限られた予算で改修工事を実現するための取り組みと、環境に配慮した資源活用という試みが一致するばかりでなく、建物の記憶を視覚化し、継承する意匠に仕上げました。

建築家によるテキストより
プランツアソシエイツ+香取建築デザイン事務所+小笠原設計横浜事務所による、神奈川・大磯町の、海の駅「OISO CONNECT」。漁協建物をエリアの中核施設として再整備、既存と新設を一体的に利用可能な計画とし港を臨む景観を活かす構成により、施設と港湾の両利用者の積極的な交流の場となることを目指す
プランツアソシエイツ+香取建築デザイン事務所+小笠原設計横浜事務所による、神奈川・大磯町の、海の駅「OISO CONNECT」。漁協建物をエリアの中核施設として再整備、既存と新設を一体的に利用可能な計画とし港を臨む景観を活かす構成により、施設と港湾の両利用者の積極的な交流の場となることを目指す photo©坂下智広
プランツアソシエイツ+香取建築デザイン事務所+小笠原設計横浜事務所による、神奈川・大磯町の、海の駅「OISO CONNECT」。漁協建物をエリアの中核施設として再整備、既存と新設を一体的に利用可能な計画とし港を臨む景観を活かす構成により、施設と港湾の両利用者の積極的な交流の場となることを目指す photo©坂下智広
プランツアソシエイツ+香取建築デザイン事務所+小笠原設計横浜事務所による、神奈川・大磯町の、海の駅「OISO CONNECT」。漁協建物をエリアの中核施設として再整備、既存と新設を一体的に利用可能な計画とし港を臨む景観を活かす構成により、施設と港湾の両利用者の積極的な交流の場となることを目指す photo©坂下智広
プランツアソシエイツ+香取建築デザイン事務所+小笠原設計横浜事務所による、神奈川・大磯町の、海の駅「OISO CONNECT」。漁協建物をエリアの中核施設として再整備、既存と新設を一体的に利用可能な計画とし港を臨む景観を活かす構成により、施設と港湾の両利用者の積極的な交流の場となることを目指す photo©坂下智広

プランツアソシエイツ香取建築デザイン事務所小笠原設計横浜事務所が設計した、神奈川・大磯町の、海の駅「OISO CONNECT」です。漁協建物をエリアの中核施設として再整備、既存と新設を一体的に利用可能な計画とし港を臨む景観を活かす構成により、施設と港湾の両利用者の積極的な交流の場となることを目指しました。施設の公式サイトはこちら

この計画は、漁協の水揚げ場と管理事務所だった施設を、「大磯町みなとオアシスエリア」の中核施設として再整備するもので、施設整備というハード面だけではなく、漁業従事者との連携など、ソフト面での周囲との連携・協働が重要と考えました。

建築家によるテキストより

既存施設を、新設した物販施設や飲食施設と一体的に利用できるようなプログラムとし、施設利用者と港湾利用者の積極的な交流の場となるように整備しています。

建築家によるテキストより

施設のデザインは、外部空間を積極的に取り込み、港を臨む景観を存分に活かすべく、海へと抜ける視線を重視した構成としました。一階には歩道を取り込んだ外部滞留スペースからつながる開放的なマルシェを配置し、二階には水揚場屋根に続くルーフテラスを持つカフェレストランを配置しています。

建築家によるテキストより
本橋良介+三木達郎 / MMAAAによる、東京・渋谷区の「エクシオグループ本社ビル エントランス改修」。既存のオーセンティックな空間を改修、床壁に触れず約800灯の照明と直径7mの人造大理石の円盤を設置、レフ板のように作用させフラットな光環境を生み出し今迄には無い“おおらかさ”の獲得を目指す
本橋良介+三木達郎 / MMAAAによる、東京・渋谷区の「エクシオグループ本社ビル エントランス改修」。既存のオーセンティックな空間を改修、床壁に触れず約800灯の照明と直径7mの人造大理石の円盤を設置、レフ板のように作用させフラットな光環境を生み出し今迄には無い“おおらかさ”の獲得を目指す photo©長谷川健太
本橋良介+三木達郎 / MMAAAによる、東京・渋谷区の「エクシオグループ本社ビル エントランス改修」。既存のオーセンティックな空間を改修、床壁に触れず約800灯の照明と直径7mの人造大理石の円盤を設置、レフ板のように作用させフラットな光環境を生み出し今迄には無い“おおらかさ”の獲得を目指す photo©長谷川健太
本橋良介+三木達郎 / MMAAAによる、東京・渋谷区の「エクシオグループ本社ビル エントランス改修」。既存のオーセンティックな空間を改修、床壁に触れず約800灯の照明と直径7mの人造大理石の円盤を設置、レフ板のように作用させフラットな光環境を生み出し今迄には無い“おおらかさ”の獲得を目指す photo©長谷川健太

本橋良介+三木達郎 / MMAAAの基本設計と実施設計監修による、東京・渋谷区の「エクシオグループ本社ビル エントランス改修」です。既存のオーセンティックな空間を改修、床壁に触れず約800灯の照明と直径7mの人造大理石の円盤を設置、レフ板のように作用させフラットな光環境を生み出し今迄には無い“おおらかさ”の獲得が目指されました。

情報通信インフラを事業とするエクシオグループ本社ビルの1階エントランスを改修した。

建築家によるテキストより

90年代に建てられた14階建のビルのエントランスは、東の接道に対して2層吹抜けで正面を作るオーセンティックな「本社ビル」の構えだ。建物の東側は建て込んでいて朝の陽当たりが悪く、太陽が登ると外は明るいけれど内は暗い。午後には線路敷越しに低くて強い西日が差し込んできて吹き抜けが暗く感じる。時間帯によって光溜まりのコントラストがとても強く、どの時間帯でも見通しが悪い。

建築家によるテキストより

今回の改修に際して、石張りの床・壁には触れていない。吹き抜けを横断して約800灯のペンダントライトを500ピッチでCH3100の高さに吊り、床面を均一に照らす。
真中の柱には少し傾いた直径7mの白い人造大理石の円盤が貫入し、レフ板の様に全体に光を拡散する。この円盤は待合のベンチにもなるし、打合せテーブルにもなる。寸胴なプロポーションの柱は存在感が強すぎたので、曲げたフローリングで仕上げることで床壁に対して違化し、床壁による空間の輪郭を明確にした。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 フジワラテッペイアーキテクツラボが、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)とリサーチPRスタッフを募集中
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フジワラテッペイアーキテクツラボの、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)とリサーチPRスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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フジワラテッペイアーキテクツラボで設計スタッフを募集します。

フジワラテッペイアーキテクツラボは2012年に法人化し、今年で10年目です。
現在は少しずつ体制を充実させている最中です。

私たちは、建築家である前に人間的であることを大切にしています。互いを尊重し、丁寧にコミュニケーションを取りながら、楽しくプロジェクトを進めていける人を募集します。

フジワラボのスタッフは、設計をするだけでなく、クライアントの気持ちに寄り添いながら、新しい産業や文化拠点、地域の暮らしの在り方を丁寧なリサーチをベースに設計しています。

ランドスケープデザインや構造・設備のエンジニアリングやプロジェクトマネージメントを総合的に考え、プロフェッショナルな提案を一緒につくっていくために多様なバックグラウンドを持つ人を探しています。

玉田誠+脇本夏子 / 玉田脇本建築設計事務所による、長野・佐久市の住宅「SAKU HOUSE」。将来の住まい方の変化も受容可能な住宅との要望に、ガラス張リビング・機能的諸室ヴォリューム・屋根下ロフトの3つの空間を設計、それぞれに特徴を与えることで多様な使い方に応える
玉田誠+脇本夏子 / 玉田脇本建築設計事務所による、長野・佐久市の住宅「SAKU HOUSE」。将来の住まい方の変化も受容可能な住宅との要望に、ガラス張リビング・機能的諸室ヴォリューム・屋根下ロフトの3つの空間を設計、それぞれに特徴を与えることで多様な使い方に応える photo©大澤敏行
玉田誠+脇本夏子 / 玉田脇本建築設計事務所による、長野・佐久市の住宅「SAKU HOUSE」。将来の住まい方の変化も受容可能な住宅との要望に、ガラス張リビング・機能的諸室ヴォリューム・屋根下ロフトの3つの空間を設計、それぞれに特徴を与えることで多様な使い方に応える photo©大澤敏行
玉田誠+脇本夏子 / 玉田脇本建築設計事務所による、長野・佐久市の住宅「SAKU HOUSE」。将来の住まい方の変化も受容可能な住宅との要望に、ガラス張リビング・機能的諸室ヴォリューム・屋根下ロフトの3つの空間を設計、それぞれに特徴を与えることで多様な使い方に応える photo©大澤敏行

玉田誠+脇本夏子 / 玉田脇本建築設計事務所が設計した、長野・佐久市の住宅「SAKU HOUSE」です。将来の住まい方の変化も受容可能な住宅との要望に、ガラス張リビング・機能的諸室ヴォリューム・屋根下ロフトの3つの空間を設計、それぞれに特徴を与えることで多様な使い方に応える計画です。

長野県にある住宅の計画である。

敷地は、高速ICの近くで、田畑に囲まれ北に山を背負った、美しい緑があふれる小さな集落にある。

施主は首都圏から移住予定の夫婦で、まずは夏の家として住まいを利用する予定である。また、将来的には次世代へ引き継げるような、住まい手や住まい方の変化も受け入れられるような住宅が求められた。

建築家によるテキストより

住宅は、敷地内外の美しい緑の環境に対して開かれた、三面ガラス張りの開放的なリビングスペースと、寝室・風呂トイレ・倉庫などの機能的な部屋を納めたボリュームから構成される。そしてそれらを覆うように、切妻の屋根をかけた。

建築家によるテキストより

切妻屋根とボリュームの間にできるロフトスペースは、吹き抜けを介してリビングスペースとつながり、普段は作業や読書の場所として、来客時にはゲストルームとして使用できるフレキシブルな空間となっている。リビングスペースはまた、地域の隣人を招き入れたり、友人らを呼んでパーティーができるような、開かれた場所となっている。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 田中哲也建築構造計画が、構造設計を一緒に楽しめる仲間(新卒既卒・経験者)と学生アルバイトを募集中
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田中哲也建築構造計画の、構造設計を一緒に楽しめる仲間(新卒既卒・経験者)と学生アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

田中哲也建築構造計画では構造設計を一緒に楽しめる仲間を募集しています。

弊社では構造技術者としての安全性の確保はもちろんですが、技術面を含めてプロジェクトの実現に向けた様々なハードルをクリア出来る様に、建築家をはじめとしたチームを構造の面からサポートします。建築は設計から完成するまでに多くの“人”とチームとして協働するため、“仲間”のことを常に心掛けながら一緒に苦労や喜びを共有できることを楽しみにしています。

これまで、

インスタレーションから土木スケールの構造物まで
RC造、鉄骨造、木造、ハイブリッド、免制震など様々な構造形式
新築だけでなくリノベーション、耐震診断、耐震補強
伝統木造(重要文化財)から新しい工法、素材まで

といった幅広いプロジェクトに携わってきた経験を活かしながら、より洗練されたデザインになる様に最適解の提案かつ新しいことへのチャレンジすることを心掛けています。

■弊社で得られること
将来独立を考えている人も大歓迎です。計画から設計、現場監理までの建築ができるまでの流れを全て経験できること、幅広い多くのプロジェクトを通じて将来の糧になる様な経験やノウハウを得られると思います。もちろん事務所を経営するノウハウも。

【ap job更新】 “建築のやわらかさ”をテーマに教育施設等のプロジェクトに注力する「アトリエMEME」が、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中
【ap job更新】 “建築のやわらかさ”をテーマに教育施設等のプロジェクトに注力する「アトリエMEME」が、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中
【ap job更新】 “建築のやわらかさ”をテーマに教育施設等のプロジェクトに注力する「アトリエMEME」が、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中KDUラーニングセンター

“建築のやわらかさ”をテーマに教育施設等のプロジェクトに注力する「アトリエMEME」の、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【経験者ですぐに働ける方、大歓迎!】

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こんにちは。株式会社アトリエMEMEの八木です。

株式会社アトリエMEMEは、建築設計を本業としつつ学校法人へ「学校のための建物アドバイザー」業務などを提供する会社です。コアとなる設計業を大切にしながら建築家の活動領域の拡張を図る、意欲的な設計事務所です。
プロジェクトの増加、プロジェクト規模の拡大に伴いこの度設計スタッフを2名募集します。

アトリエMEMEは、代表の八木が2003年に八木敦之建築設計事務所を設立、2017年に法人化。現在は個人からの依頼だけでなく、学校法人等からの相談も受けるようになりました。決して派手に目立つ存在ではありませんがメディアでも取り上げられる機会が増え、着実に活動領域を広げています。

建築的テーマとして「建築のやわらかさ」掲げています。建築には長い長い歴史があり、それが建築の魅力でもあり同時に重い制約となっています。この時代に生を受け、この時代の建築をつくりたいわけですが、過去の建築がなしえていない質があるとすれば、それはやわらかさなのではないか。やわらかさという質を様々な次元で追い求めることで、現代建築を覆う閉塞感のようなものを打ち破れるのではないかと考えています。

現在、某大学施設の実施設計(事務所/学習スペース/ホール等 延べ面積約5,000㎡)を進めており、また某専門学校の基本計画が春先からスタートする予定です。事務所の体制強化を図る必要があり、急遽設計スタッフを募集することとなりました。

基本的には経験者優先で考えています。工事監理の経験が豊富な有資格者の方からの応募は特に大歓迎です!
新卒あるいはそれに準ずる方で、住宅等の小規模案件だけでなく学校施設などの計画に携わりたい意欲のある方も歓迎いたします。

プロジェクトの進め方は、強いて言えばそこまで特徴はありません。案をスタディし、ミーティングで評価し、ブラッシュアップをしていきます。図面/スケッチ/模型/3Dでの検討を横断的に行いますが、最近は3Dが多くなっています。あまり方法論を固定せず、各自の得意なスキルを活かすようにしています。

少人数のアトリエなので設計スキルだけなく、クライアントや施工者とのコミュニケーション、計画の立ち上げ方・進め方、コスト管理など設計にまつわる業務全てをトータルに学ぶことができます。独立を目指す方、それに準じた働き方を目指している方には最高の環境ですし、そういった志向をお持ちの方にぜひ来ていただきたいです。

アトリエは神楽坂の閑静な住宅地にあります。少し歩けば神楽坂のお店が軒を連ねる通りがあり、気分転換ができるとても気持ちのいい環境です。始業は9時とし、夜遅くならないように集中して業務に取り組みます。プロジェクト打ち合わせ等でどうしても土日に出勤する時はありますが、アトリエ事務所としては良好な環境と自負しています。

ご興味を持っていただけた方のご連絡をお待ちしています!

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