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芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards

芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」です。建築設計は日建設計が手掛けています。店舗の場所はこちら。お店の開店は2021年4月28日より。

渋谷駅から代々木公園に向かって歩く公園通りから一本入った場所にある渋谷区が有する北谷公園。
その北谷公園内に唯一存在する商業施設であるBlue Bottle Coffee Shibuya Cafeのインテリアデザインプロジェクトである。

建築家によるテキストより

公園を通り抜け、石巻工房製のベンチでゆったりとコーヒーを楽しむ人たちを横目に通り過ぎ、メインエントランスを入ると、キッチンをおおらかに、また弧を描くようにタイル張りの カウンターが囲む。このタイルは今回公園とカフェを、そして1階と2階のインテリアをつなぐ役割として選定したもので、ロンドンの建材メーカーDzekとプロダクトデザイン・スタジオFormafantasmaが開発したタイルである。

建築家によるテキストより

また、2階にはカーテンで区切ることのできる床のレベルを落としたソファエリア、楕円形のダイニングテーブル、図書館のようなライトで手元を優しく照らしてくれるハイテーブルに加え、タイルによる大きなローテーブルを囲んだソファエリアと、多様なシチュエーションで各々の楽しみ方を模索してもらえるように計画した。

建築家によるテキストより
ネリ&フーによる、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」。海辺リゾートに位置し、地域住民の為の中庭スペースを内包
ネリ&フーによる、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」。海辺リゾートに位置し、地域住民の為の中庭スペースを内包 photo©Pedro Pegenaute
ネリ&フーによる、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」。海辺リゾートに位置し、地域住民の為の中庭スペースを内包 photo©Pedro Pegenaute
ネリ&フーによる、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」。海辺リゾートに位置し、地域住民の為の中庭スペースを内包 photo©Pedro Pegenaute

ネリ&フーが設計した、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」です。海辺リゾートに位置し、地域住民の為の共同スペースとなる中庭を内包した建築です。

以下は、建築家によるテキストの翻訳

啓発的なディベロッパーであるAranyaが、海辺のリゾートコミュニティ内に位置するアートセンターの設計をネリ&フーに依頼したとき、ネリ&フーは、アートのためのスペースと共同スペースの概念に疑問を投げかける機会を得ました。アートセンターというストレートな表現にもかかわらず、アランヤはコミュニティとして、環境との一体感という精神的なライフスタイル思想を強く打ち出しています。そのため、デザインスキームは、センターで展示される展覧会と同様に、住民のための共同スペースである内部の中庭を重視しています。

建物のデザインは、夏には青く穏やかで、冬には砕けた氷のような四季折々の海からインスピレーションを得て、水の自然の素晴らしさをその中核に据えようとしています。敷地面積を最大限に活用しながら、中央部は純粋な円錐形にし、底部には階段状の円形劇場を設けています。中央のヴォイドスペースは、様々な方法で再構成して使用することができます。水が満たされているときは水景として、水が抜かれているときは機能的なパフォーマンスや集いの場として使用することができます。上の展示ギャラリーは、パブリックスペースとの融合の恩恵を受けていますが、このプロジェクトを単なる展示の場ではなく、共有の場にもしています。

厚みのある建物のボリュームの中には、いくつかの連動したスペースがあり、訪問者はその中を自由に歩き回り、ゆっくりと上昇し、内側と外側の両方に向けられた景色の中で、演出された旅を楽しむことができます。ギャラリーはアートを楽しむための空間です。このプロジェクトも同様で、すべてのスペースに螺旋状の道が設けられており、もっと見たいという欲求に駆られて先に進むことができます。カフェ、多目的ギャラリー、屋外円形劇場から始まり、5つの異なるギャラリーを経て、360度眼下に広がるルーフトップへと続きます。

この建物のファサードと素材感は、骨材を使用したものと使用していないものがあり、重厚感があり、変化する環境の中でしっかりと存在する岩のようです。滑らかな表面は変化する空を映し出し、成形されたモジュールユニットは一日の中での影の動きを拾い上げます。重厚なファサードのアクセントとなっているブロンズのパーツは、光を受けて各ギャラリーの入り口に注目を集めます。カスタムメイドの照明やディテールが、控えめな色調に複雑なタッチを加えています。夕方になると、オープンモジュールから光が差し込むようになり、この建物は海辺のコミュニティの中心にある宝石のような存在になります。

平田晃久・加藤耕一・曽我部昌史・山田紗子・吉村靖孝が審査した「住宅建築賞2021」の入賞者が発表

平田晃久加藤耕一曽我部昌史山田紗子吉村靖孝が審査した、東京建築士会主催の「住宅建築賞2021」の入賞者が発表されています。入賞した、井原正揮+井原佳代による「はつせ三田」三井嶺による「森の図書館」はアーキテクチャーフォトでも特集記事として扱っています。

「住宅建築賞2021」入賞者発表
この度、本会主催による「住宅建築賞」の受賞が下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。

【審査員】
審査員長:平田晃久 審査員:加藤耕一、曽我部昌史、山田紗子、吉村靖孝

<住宅建築賞 金賞>

<住宅建築賞> (受付順)

こちらのPDFには、審査した建築家たちの率直な講評と、応募作品の写真や図面が掲載されたシートが公開されていて読みごたえがあります。

末﨑潤一建築設計事務所+久曽神倫による、愛知の「豊橋の住宅」
末﨑潤一建築設計事務所+久曽神倫による、愛知の「豊橋の住宅」 photo©ITイメージング 土戸雅裕
末﨑潤一建築設計事務所+久曽神倫による、愛知の「豊橋の住宅」 photo©ITイメージング 土戸雅裕
末﨑潤一建築設計事務所+久曽神倫による、愛知の「豊橋の住宅」 photo©ITイメージング 土戸雅裕

末﨑潤一建築設計事務所+久曽神倫が設計した、愛知の「豊橋の住宅」です。

愛知県豊橋市の美術館や運動施設、公園が近傍にある3方を道路に囲まれた敷地に、独立した子供達を送り出した夫婦2人が生活するための住宅を設計するプロジェクトである。

公園へ通じる北側の道路、小学校の通学路になっている西側の道路、住宅へ繋がる東側の道路、3方の道路はそれぞれに人通りが見込まれる為、大きな開口部を道路側に開けるとプライパシーを保つのが難しくなる。そこで、比較的広い敷地を利用して、中庭を持つ建築として計画した。

建築家によるテキストより

中庭を囲む様に廊下を計画し、各部屋を接続している。
リビングやダイニング、キッチンなど家族が利用する部屋は廊下と一体とした計画として広さと明るさを確保した。
中庭に面さない個室は、中庭から採光を得られないため、ハイサイドライトを設け、光を取り入れつつ周辺からの視線はカットする計画とした。また各スペースには低い位置に窓(地窓)を設け、視線を気にすることなく換気が出来る計画とした。

建築家によるテキストより

ロの字の建物に必要なスペースを家型の壁で仕切り、個人的な空間や浴室やトイレなど、閉じるべき所は壁で閉じ、人が集まる場所は中庭と廊下を介し、ひと続きの空間として計画した。中庭を中心としたシームレスな空間はリズムを生み回遊する事が出来る。

建築家によるテキストより
隈研吾による、東京・港区のシェアオフィス「SHARE M-10」の写真

隈研吾のウェブサイトに、東京・港区のシェアオフィス「SHARE M-10」の写真が7枚掲載されています。施設の公式サイトはこちら。入居している建築「MAXPLAN AZABU 10」も隈による設計。

KKAA設計のMAXPLAN AZABU 10(2020)内のシェアオフィス
麻布十番の一の橋交差点という職・住・商の「交差点」、水(渋谷川)と橋の「交差点」にハコ型のオフィスとは対極的な、自由でやわらかい空間が生まれた。
木製のリングを積み重ねた植栽プランターに囲まれた、『森』のようなシェアオフィスを創造した。
豊かな緑と円というジオメトリーは程よい距離感を生み、人と人との自由でフレキシブルな交流を促す。

最も注目を集めたトピックス [期間:2021/4/19-4/25]
最も注目を集めたトピックス [期間:2021/4/19-4/25]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/4/19-4/25)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 2021年日本建築学会賞の各賞が発表。作品賞は、安部良の「島キッチン」、中村拓志・山田憲明の「上勝ゼロ・ウェイストセンター」、西澤徹夫・青木淳の「京都市美術館」が選定
  2. 内藤廣建築設計事務所の建築設計による、奈良市の複合商業施設「鹿猿狐ビルヂング」。素材と寸法の操作によって歴史的町並みと対話することを意図
  3. 青木淳へのインタビュー。コロナ禍の捉え方から、進行中の競技場、完成した美術館、建築家の仕事の可能性までを語る
  4. 葛島隆之建築設計事務所による、三重・員弁郡の住宅「Rural House」
  5. ビャルケ・インゲルス率いるBIGによる、中国・杭州市の、スマートフォン企業OPPOの研究開発本部「OPPO R&D Headquarters」。オフィス環境への考慮から生まれるアイコニックな形状が特徴的
  6. 石躍健志建築設計事務所による、沖縄・中頭郡の住宅「喜名の家」
  7. 大松俊紀アトリエによる「T-chair」
  8. オラファー・エリアソンによる、バイエラー財団での展覧会「LIFE」の会場写真。レンゾ・ピアノ設計の美術館のガラスを取り除き内外を繋く作品を発表
  9. 今西伴仁 / Atelier tomatoによる、高知・四万十市の、商店街の旧銀行跡地に建つ複合施設「shimanto + terrace はれのば」。地元民間有志が街の為に事業主となり建設
  10. 新居千秋都市建築設計が最優秀者に選ばれた、埼玉・越谷市の「(仮称)緑の森公園保育所」設計プロポの提案書が公開
  11. 妹島和世による、2021年の東京大学入学式での祝辞の全文
  12. ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「州立美術館にて」
  13. 北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」
  14. 佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・台東区の、くら寿司のグローバル旗艦店「くら寿司浅草ROX店」
  15. ネリ&フーによる椅子「Petit Chair」
  16. 平田晃久が、群馬の「太田西複合拠点公共施設」設計プロポで最優秀者に特定。提案書も公開
  17. アアルトの建築展「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」をフォトレポート。世田谷美術館で開催され、原寸大での展示も多数展開
  18. チームラボアーキテクツによる、千葉・流山市の保育園「キッズラボ南流山園」
  19. 佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京都世田谷区の、企業のエントランスとスタジオのインテリアデザイン「beauty experience」
  20. 石上純也建築設計事務所による、神奈川・厚木市の「神奈川工科大学KAIT広場」

新居千秋都市建築設計が最優秀者に選ばれた、埼玉・越谷市の「(仮称)緑の森公園保育所」設計プロポの提案書が公開

新居千秋都市建築設計が最優秀者に選ばれた、埼玉・越谷市の「(仮称)緑の森公園保育所」設計プロポーザルの提案書等が公開されています。共にPDFです。次点者は環境デザイン研究所でした。

公募型プロポーザル方式により参加者を募集していた(仮称)緑の森公園保育所整備事業設計業務委託について、以下のとおり最優秀者及び優秀者を選定しました。

妹島和世と西沢立衛が、計画を進めているオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館の増築プロジェクトについて語っている動画

妹島和世と西沢立衛が、SANAAが計画を進めているオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館の増築プロジェクトについて語っている動画です。

こちらは、計画案段階のCG動画です。

また、2019年11月~2020年11月までの現場の様子がタイムラプス動画で閲覧できます。

貝島桃代が2021年4月に行った講演「Architectural Behaviorology」の動画

アトリエ・ワンの貝島桃代が2021年4月23日に行った講演「Architectural Behaviorology」の動画です。ペーター・メルクリがキュレーションでして、イギリスのアーキテクチャー・ファンデーションが主催したものです。同レクチャーシリーズの公式ページはこちら。日本語でのレクチャーに英語字幕付き。

ディラー・スコフィディオ+レンフロのエリザベス・ディラーが2021年3月に行った講演「An intellectual biography」の動画。Architects not Architectureの主催で行われ作品ではなく自身について語る

ディラー・スコフィディオ+レンフロのエリザベス・ディラーが2021年3月4日に行った講演「An intellectual biography」の動画。Architects not Architectureの主催で行われ作品ではなく自身について語る内容です。

スティーブン・ホールが、2021年3月に行った講演「Beginnings and influences」の動画。Architects not Architectureの主催で行われ作品ではなく自身について語る

スティーブン・ホールが、2021年3月4日に行った講演「Beginnings and influences」の動画。Architects not Architectureの主催で行われ作品ではなく自身について語る内容です。

【ap job更新】 新たなチャレンジに寛容な空気のある「島根県」が、建築・電気・機械の2022年度採用の職員を募集中
【ap job更新】 新たなチャレンジに寛容な空気のある「島根県」が、建築・電気・機械の2022年度採用の職員を募集中
【ap job更新】 新たなチャレンジに寛容な空気のある「島根県」が、建築・電気・機械の2022年度採用の職員を募集中若手建築職員提案による県庁ライトアップイベント「結いとうろ」

新たなチャレンジに寛容な空気のある「島根県」の、建築・電気・機械の2022年度採用の職員募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

建築系公務員 ~ さまざまな「権限」を持つ仕事

私たち島根県の建築関係職員の業務は、県民の生活と密接に関わり、その内容は多岐にわたります。
公共建築工事の発注者としてプロジェクトの企画段階から関わり、設計・監理を担当しながら公共建築を造り上げることは、私たちの主要な業務の一つです。
また、法令に基づき建築物の安全性の確保や秩序あるまちづくりに関する許認可、審査、指導等を行うことも、公務員に特有の重要な仕事です。
その他にも住宅政策や県有施設のファシリティマネジメントなど幅広い業務を担当しますが、そこに共通するのは予算の執行や法令等に関するさまざまな「権限」を持つことです。権限には大きな責任が伴い、地域に根ざす私たちは、そこに建築と人々の暮らしがある限り、その責任と向き合わなければなりません。だからこそ、私たちの関わった公共建築やまちづくりが地域の人々に受け入れられたときの喜びと安堵感は、言葉に尽くせないものがあります。

 
新たなチャレンジに寛容な空気

役所は「前例のないことに消極的」などと言われ、”お堅い”イメージがつきまといますが、むしろ私たちの職場では、全国トップクラスの少子高齢化や人口減少等の困難な課題に直面し、新たなチャレンジに対して寛容な空気があります。
実際に職員のチャレンジが実を結んだ事例の一つに、島根県庁ライトアップイベント「結いとうろ」があります。これは若手職員グループのアイデアを職場全体で支援して実現したイベントで、国の有形文化財に登録されている「島根県庁舎」をライトアップしてその建築的価値をPRするとともに、中心市街地の夜間人口増加に貢献することを目的として、毎年10月に開催しています。市民団体の協力を得て庭園で野外ライブやカフェの出店を行うなど、官民が連携して実施するイベントは多くの来場者の皆さんから高い評価を得ています。
また、今年1月~3月に開催された島根県立美術館の企画展「菊竹清訓 山陰と建築」では、本県が所有する菊竹建築の保全改修に関わった経験を持つ建築職員が展覧会の企画・準備に協力しました。部局の壁を超えて建築職員と美術館の学芸員が協同した展覧会は全国的にみても珍しいことです。個々の職員が自らの経験と専門性を活かして前例のないことにチャレンジできる空気が、私たちの職場には流れています。

 
私たちのワークライフバランス ~ 一人ひとりの「休み方」を尊重する職場

一般的に、公務員は休みを取りやすい職場と言われますが、これは仕事が楽だからではなく、労働に関するコンプライアンスがしっかりしているからです。
地域社会が健全に持続していくためには、公務員もまた一人の県民として余暇を楽しみ、家庭を守り、地域活動に積極的に参加することが大切であると私たちは考えています。そしてその認識は職場全体で共有され、実践されています。
人の「働き方」を決めることは、「休み方」を決めることと表裏一体です。すべての職員が自分にふさわしいワークライフバランスを実現し、公私共に地域社会に貢献できるよう、私たちは職員一人ひとりの「休み方」を尊重しています。

 
人材育成とサポート体制

社会人経験のない新卒の皆さんにとって、公務員の仕事の面白さや、仕事を通じてどのようにスキルアップできるのかといったことをイメージするのはなかなか難しいことではないかと思います。民間企業等からの転職を検討されている経験者の方であっても、役所特有のルールや手続きになじむことができるか不安を感じていることでしょう。でも心配はいりません。
私たちは、特に採用から間もない職員の声に耳を傾けながら、専門技術研修プログラムや資格取得支援(一級建築士、建築基準適合判定資格者等)を企画・実施するなど、若手の人材育成に力を入れています。
また、本県の約90名の建築関係職員のうち、約3割が民間企業等(設計事務所、ハウスメーカー、地方ゼネコン等)の勤務経験者ですが、先輩職員のサポートを受けながら公務員の仕事に慣れ、それぞれの培ってきた経験を活かして業務と向き合っています。

皆さんが持っている建築的な技術と視点は、まちづくりの現場でとても大きな強みとなります。その強みを活かして私たちと一緒によりよい島根をつくっていくことのできる、意欲ある仲間を待っています。

【ap job更新】 新居千秋都市建築設計が、新規プロジェクト開始の為、新規スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 新居千秋都市建築設計が、新規プロジェクト開始の為、新規スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 新居千秋都市建築設計が、新規プロジェクト開始の為、新規スタッフ・アルバイトを募集中小牧市中央図書館

新居千秋都市建築設計の、新規プロジェクト開始の為、新規スタッフ・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

新居千秋都市建築設計では新規プロジェクト開始の為、新規スタッフ、アルバイトを募集しております。

◇最近のプロジェクト
最近は、2700㎡程度の兵庫県の美術館(15000㎡の造成を含む)をプロポーザルで選定されました。また、1200㎡程度のオフィスビル、4800㎡程度の堺市の小学校等の設計を進めています。
この春には、6000㎡程度の小牧市の図書館、5600㎡程度の横浜市港南区の公共施設が、竣工しました。
昨年は70㎡程度の伊賀市の公衆トイレ(グッドデザイン賞受賞)、弊社単独で取り組んだ両国の高さ約100m超、25000㎡程度の超高層ビル、横浜の高さ約135m、65000㎡程度で大手設計事務所と協同で設計している超高層ビルが完成しました。
その他、3500㎡程度の流山市の図書館、700㎡程度の共同住宅や、台湾での共同住宅にも取り組んでいます。また、進行中のプロジェクトは多数あり、プロポーザルにも取り組んでいます。

◇私達の設計への取り組み方
私達は今までに数多くの公共施設の設計に取り組んできました。どの地域に対してもきめ細かい設計をし、数々の賞、社会的評価を頂いています。大規模の建築、公共的に意義のある建築、大手ディベロッパーとの都市、住宅づくりを行っています。

また、2014年に金沢21世紀美術館で開催され、水戸芸術館でも開催された、「3.11以後の建築展」に出展しました。私達が続けてきた、ワークショップでのつくり方を展示しました。本も出版されていますので、是非ご覧になってください。また、UIAでの講演会をまとめた、3.11とグローカルデザイン(鹿島出版会)にも、私達の設計への取り組み方が掲載されています。合わせてご覧ください。

私達の事務所はこれまでに公共建築を36個、全てコンペで勝ち取ってきました。また、建築学会賞、日本建築大賞、公共建築賞、吉田五十八賞、村野藤吾賞、25年賞を含む、76の賞を受賞しており、その内、劇場を含む複合文化施設で56の賞を受賞しています。また、28の集合住宅、7の独立住宅をつくってきました。集合住宅はコンスタントにやりながら、独立住宅は何年かに一度、どうしても私達が良いという施主の依頼を受けています。

【ap job更新】 チームラボアーキテクツが、世界中で多数進む内外の全てを設計するプロジェクトに携わる実務経験者(建築設計・内装設計)を募集中
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チームラボアーキテクツの、世界中で多数進む内外の全てを設計するプロジェクトに携わる実務経験者(建築設計・内装設計)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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チームラボアーキテクツでは、
プロジェクト規模の拡大にともない、
我々のチームに参加してくれる建築設計実務経験者、内装設計実務経験者を募集します。
建築設計者は、世界中に建設する建築プロジェクトに建築設計の段階からオープンまで参加していただきます。
内装設計者は、アート空間や情報社会に向けた空間設計を担当していただきます。

■我々の仕事の特徴
1 外も中も全部設計する
美術館の設計において、通常は美術館の外側は建築家が担当し、内部は異なるアーティストの作品を展示することが多いです。しかし我々は、外側の建築も中側のアート作品もすべて自分たちで設計します。
現在、世界中にあるチームラボの美術館の建築設計から関わっており、例えば、日本では、京都にて敷地面積6500平米の美術館を建築設計から計画中です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000753.000007339.html
我々の仕事はただ箱をつくるだけではなく、内部の作品すべてを設計することで、ユーザーの体験そのものを設計していく作業です。
施設がオープンしたとき自分がいちばん体験したい!と思えるものを設計したいと思っているチームです。

美術館だけではなく、情報社会に向けた空間としてデジタルが直接には関係しない施設も設計しています。
例えば、保育園です。
https://architects.team-lab.com/jp/projects/kidslabo-nagareyama/
こちらは、直接的にデジタルを空間に利用していませんが、
情報社会になり、変化する社会の中で空間はどうあるべきか?を模索して設計しています。
情報社会の建築のあり方を提示することも我々の役割のひとつです。

2 敷地は世界中
現在、ニューヨーク、サンフランシスコ、マイアミ、ユトレヒト、バルセロナ、ハンブルグ、ロンドン、パリ、サウジアラビア、マカオ、クアラルンプール、シンガポール、上海、北京、深セン、東京、京都など世界各地でプロジェクトが進行しています。
都市の文脈を理解しながら、現地の文化・生活を理解し、設計する必要があります。

3 異なる職能との共同作業
プロジェクトは他の職能をもつメンバーと共同で行います。
大きなプロジェクトでは国籍とわず100人規模のメンバーが参加します。
計画する都市ごとに、共同する世界中のひとたちと共につくりあげていきます。

【ap job更新】 環境に配慮した建築を手掛け、著書も多数執筆する「ビオフォルム環境デザイン室」が、設計スタッフ(特に環境建築に興味のある方)を募集中
【ap job更新】 環境に配慮した建築を手掛け、著書も多数執筆する「ビオフォルム環境デザイン室」が、設計スタッフ(特に環境建築に興味のある方)を募集中
【ap job更新】 環境に配慮した建築を手掛け、著書も多数執筆する「ビオフォルム環境デザイン室」が、設計スタッフ(特に環境建築に興味のある方)を募集中陸前高田発酵パーク「CAMOCY」

環境に配慮した建築を手掛け、著書も多数執筆する「ビオフォルム環境デザイン室」の、設計スタッフ(特に環境建築に興味のある方)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

ビオフォルム環境デザイン室では、設計スタッフを募集します。

私たちは、その土地の気候や風土に根ざした伝統的な構法を下敷きにしながら、現代のサステナブル技術を組み合わせ、自然環境とともにある、地産地消の建築に取り組んでいます。また、建物だけでなくその周辺地域、人々、社会との関係性をデザインすることで、建築を通してこれからの社会に必要な価値を提案してきました。

これまで住宅を中心に、共同住宅、宿泊施設、商業施設、福祉施設、キャンプ場など、90件ほどの設計に取り組んできました。いずれも環境配慮型、住み手や地域との繋がりを大事にした建築や場づくりです。

現在のスタッフはパートナー含め10名ですが、業務の拡大に伴い、設計から現場監理まで主体的にプロジェクトを推進いただける方を募集しています。

●私たちの大事にしていること
1,環境との調和、循環する建築
建物も暮らしも自然界や生態系の循環に沿うことが大事と考えます。建築もできるだけその地域にある資材や環境負荷の少ない素材を用い、太陽や風など自然から得られるエネルギーをうまく取り入れたものが良いと考えます。その上で現代の省エネ技術や科学的評価も大事にしながら、環境性能をより良いものにしていきます。「木造建築技術」×「環境技術」=次世代の環境建築 を目指して、一緒に設計活動を進めていける仲間を募集します。

2,ヒト、モノ、自然、関係性のデザイン
自然界は多様な要素がつながり合うことで健全性を保っています。自然の仕組みと同様に、建築そのものが多様性を紡ぐハブとなることで、社会と環境の健全な姿をめざします。有機的につながり、人や資源が循環するような、建築からより開かれた場づくりや地域のデザインに取り組んでいます。
スタッフも、設計者かつグラフィックデザイナー、家具製作者、農業者、地域コミュニティデザイナーなど多様なスキルと背景を持つ人の集まりです。互いの化学反応を楽しみ新たな価値を生み出していければと思います。

3,農的暮らしとパーマカルチャー
生態系、自然の循環の仕組みに学ぶパーマカルチャーの考え方を背景に、菜園があり、環境負荷の小さい循環型の農的暮らしをサポートする住まい、建築、地域づくりに取り組んでいます。
自然と人が共生する暮らしを考え、実現していきます。

弊社HPより、これまでの事例や最近のプロジェクトをご覧いただけます。
https://bioform.jp/

また、詳しくは代表の山田貴宏による著書にも記しています。
【著作】
「里山長屋をたのしむ: エコロジカルにシェアする暮らし」(2013 単著 学芸出版社)
「パーマカルチャー〜自給自立の農的暮らしに〜」(2011 共著 創森社)
「畑がついてるエコアパートをつくろう」(2008 共著 自然食品通信社)
「パーマカルチャーしよう!」(2006 寄稿 自然食通信社)

質問などお気軽にお問い合わせください。

ネリ&フーによる椅子「Petit Chair」
ネリ&フーによる椅子「Petit Chair」 photo©Carlos Teixeira
ネリ&フーによる椅子「Petit Chair」 photo©Carlos Teixeira
ネリ&フーによる椅子「Petit Chair」 photo©Simone Bossi

ネリ&フーがデザインした椅子「Petit Chair」です。彼らが設計したパリのレストラン「Papi」で使用されることを想定してデザインされた椅子です。こちらのレストランは、アーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介しています。

こちらは建築家によるテキストの翻訳です

本質への回帰 – ネリ&フーによるデ・ラ・エスパーダ(De La Espada)のための「Petit Chair」

昨年、ネリ&フーがデザインしたレストラン「Papi」がパリに正式に完成しました。このレストランで使用されているPetitシリーズの椅子は、ネリ&フーがPapiのためにオーダーメイドし、ヨーロッパの高級家具ブランドのデ・ラ・エスパーダが製作したものです。伝染病の下での集まりのために生まれたこの椅子は、シンプルで実用的であり、喜びを唱え、困難な時代にある人々の間の緊密なつながりと楽観主義に敬意を表しています。

19世紀末に建てられた典型的なオスマン・ビルの1階にあるPapiは、パリの歴史を物語る重層的な素材の遺産を称えています。既存の要素をひとつひとつ丹念に調べ、不完全なものを修正したいという衝動を抑えて、表面に刻まれた時間の痕跡を大切にすることが課題でした。52㎡というコンパクトな面積にもかかわらず、ネリ&フーはすべての機能的ニーズを統合したアリーナのような囲いを主張しています。アリーナに入ると、ゲストは観客からステージ上のパフォーマーへと瞬時に変化します。

Petit Chairは、その本質的な構造によって定義されています。布張りのクッションの下に3本または4本の木製の脚があり、控えめなエレガンスと落ち着きのある気質を持ち合わせています。快適性、適応性、フォーマルなスタイルを備えたPetit Chairは、「構成要素のプロポーションとスケール」を主役としており、椅子の本質的な性質への回帰を連想させます。

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