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中村拓志 & NAP建築設計事務所と竹中工務店の設計で、千葉市にZOZO社の新社屋が完成
中村拓志 & NAP建築設計事務所と竹中工務店の設計で、千葉市にZOZO社の新社屋が完成外観。
中村拓志 & NAP建築設計事務所と竹中工務店の設計で、千葉市にZOZO社の新社屋が完成執務スペース。

中村拓志 & NAP建築設計事務所竹中工務店の設計で、千葉市にZOZO社の新社屋が完成していて写真が公開されています。

本社屋の執務スペースは、大きな窓が特徴の開放的なデザインで、本社屋前の街路と同じ高さにつくられています。これは、社員の様子を外から見て感じていただくことで、街と当社のつながりを生んでいきたいという想いが込められています。また、細い木材で編まれた屋根や壁は、まるで着心地の良い服のように社員を包み込み、一つ屋根の下でともに働く一体感を生み出しました。さらに、オフィス内の随所には、主に国内の若手アーティストによるアート作品が飾られており、ファッションとも親和性が高いアート作品が、社員にインスピレーションをもたらすことを期待しています。当社は、この本社屋を新たな想像と創造の起点にしていきたいと考えています。

リリーステキストより
【ap job更新】 青木茂建築工房が、設計スタッフ(新卒・既卒・実務経験者)を募集中
【ap job更新】 青木茂建築工房が、設計スタッフ(新卒・既卒・実務経験者)を募集中
【ap job更新】 青木茂建築工房が、設計スタッフ(新卒・既卒・実務経験者)を募集中

青木茂建築工房の、設計スタッフ(新卒・既卒・実務経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

青木茂建築工房では、設計スタッフを募集します。(新卒、既卒、実務経験者いずれも可)

青木茂建築工房は、主に再生建築に取り組む建築設計事務所です。
国内でいち早く再生建築に取り組み始め、事務所開設から44年で100件以上の実作実績があり、建築学会賞(業績)、BCS賞、公共建築賞、BELCA賞など多数の受賞実績を持ちます。

「リファイニング建築」と名付けた環境に優しく持続可能な建築再生手法を用いて、古い建物の構造躯体を再利用し、耐震補強や用途の変更、違法部分の是正などを行い、建物を安全に長く使えるようにすることで循環型社会の実現に貢献しています。

弊社では、現在、文化施設、教育施設、大規模店舗、病院、オフィスビル、集合住宅など30以上のプロジェクトが進行しており、企画から設計監理まで設計における全ての業務の流れを経験することができ、幅広く、社会性のある設計経験を積むことができます。また、デザインだけではなく、建設技術、法律やファイナンスを含めた再生建築を取り巻く多様なアプローチを実践、習得することができます。

東京・福岡の2カ所に事務所を構え、約20名のスタッフが働いています。海外からの注目も高く、中国や韓国やタイ出身者も在籍する多国籍な職場環境で様々な経験を得ることができます。また、スタッフの中には働きながら博士課程を履修したり、大学の非常勤講師などを務めるスタッフもおり、個人の力も養える事務所です。

再生建築のリーディングカンパニーとして確かな実績と経験を持ちながらも、常に次の時代を見据えた建築に取り組むチームの一員となる仲間をお待ちしています。ご興味のある方、ぜひご応募をお待ちしております。

阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・姫路市の住宅「Here There Over there」
阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・姫路市の住宅「Here There Over there」 photo©長谷川健太
阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・姫路市の住宅「Here There Over there」 photo©長谷川健太
阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・姫路市の住宅「Here There Over there」 photo©長谷川健太

阿曽芙実建築設計事務所が設計した、兵庫・姫路市の住宅「Here There Over there」です。

-ここでも、そこでも、あそこでも、

どこでも、ご飯を食べたり、寝転んだり、読書したり、遊んだり、仕事したり、テント張ったり、寝たり、そんな使い方のできる空間。季節や時間ややりたいことに応じて、居心地のいい場所を見つけ出して、そこで過ごす。冬の陽だまり。夏の木陰。水撒きしたテラス。春の温かい風や秋の夜。猫のように、気ままに。ノマドのように計画的に。
室名があるようで無い。そんな空間を積み上げてつくった建物です。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 自然風景のひとつになるような建築デザインを目指す「山口誠デザイン」が、設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 自然風景のひとつになるような建築デザインを目指す「山口誠デザイン」が、設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 自然風景のひとつになるような建築デザインを目指す「山口誠デザイン」が、設計スタッフ(正社員)を募集中

自然風景のひとつになるような建築デザインを目指す「山口誠デザイン」の、設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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山口誠デザインでは設計スタッフ(正社員)を募集しています。現在は主にオフィスビルを中心としたプロジェクトが進行中です。自然風景のひとつになるような建築デザインを考えています。

設計業務を行う上では、BIM(ARCHICAD)とRhinocerosを連動させ、それをVRで確認しながら計画を進めています。
できうる限りデザインを可視化しながら検討を進めることで、計画に関わる全ての関係者と情報を最大限に共有化させ、その結果として質が高い建築を実現しようと考えています。

また他の専門領域の方々と一緒にプロジェクトを行っており、例えばオフィスビルではARUPとエンジニアリングの面で恊働しています。そのことで建築意匠設計の枠にとどまらず、専門的かつ複合的な視点をもってプロジェクトを進めることができます。

運営方針として、私達が年間に設計に関わるのは1-2物件程度で、今後もそのペースで進んでいく予定です。
数多くのプロジェクトをこなすのではなく、少人数の精鋭で、ひとつひとつ、全力で取り組むという姿勢を大切にしています。
勤務は平日の10時から19時です。スタッフには、この時間内で効率的に仕事を行って頂くように希望します。事務所にいる時間を長くするのではなく、限られた時間を最大限活かして、パフォーマンスをあげてほしいと思います。

積極的にコミュニケーションでき、建築設計に熱意のある方からのご応募をお待ちしています。

ル・コルビュジエによる浮かぶ建築「アジール・フロッタン」復活プロジェクトのシンポジウムが開催。日本建築設計学会の主催で、遠藤秀平・竹山聖・五十嵐太郎・加藤道夫・山名善之が参加
ル・コルビュジエによる浮かぶ建築「アジール・フロッタン」復活プロジェクトのシンポジウムが開催。日本建築設計学会の主催で、遠藤秀平・竹山聖・五十嵐太郎・加藤道夫・山名善之が参加
ル・コルビュジエによる浮かぶ建築「アジール・フロッタン」復活プロジェクトのシンポジウムが開催。日本建築設計学会の主催で、遠藤秀平・竹山聖・五十嵐太郎・加藤道夫・山名善之が参加1929年時内観。 photo©︎ル・コルビュジエ財団

ル・コルビュジエによる浮かぶ建築「アジール・フロッタン」復活プロジェクトのシンポジウムが開催されます。日本建築設計学会の主催で、遠藤秀平・竹山聖・五十嵐太郎・加藤道夫・山名善之が参加します。開催日時は2021年3月12日(金)14時~会場は東京都港区六本木の国際文化会館レクチャーホール。参加の事前申し込みはこちらのページから。【ap・ad】

テーマ:戦間期のル・コルビュジエとアジール・フロッタンを考える

アジール・フロッタンは、第一次世界大戦と第二次世界大戦の戦間期に、コルビュジエによってリノベーションされた、難民のための「浮かぶ避難所」である。
本報告会では、「白の時代」の建築という視点から、その位置付け、またその文化的意義や可能性について考えたい。また「難民のための建築」という視点から、コロナウィルスの未曾有の脅威に直面し、我々も感染難民予備軍となった現在において、建築の今後の役割について考えたい。

リリーステキストより

また、同イベントはオンライン同時配信されます(オンライン視聴の場合は申込み不要)。
以下のyoutubeより閲覧可能です。

以下で「アジール・フロッタン」のその他の写真と概要を掲載します

abanba / 番場俊宏+番場絵里香による、富山の、創業70年の和風旅館のリノベーション「喜代多旅館」
abanba / 番場俊宏+番場絵里香による、富山の、創業70年の和風旅館のリノベーション「喜代多旅館」 photo©関口隆博
abanba / 番場俊宏+番場絵里香による、富山の、創業70年の和風旅館のリノベーション「喜代多旅館」 photo©関口隆博
abanba / 番場俊宏+番場絵里香による、富山の、創業70年の和風旅館のリノベーション「喜代多旅館」 photo©関口隆博

abanba / 番場俊宏+番場絵里香が設計した、富山の、創業70年の和風旅館のリノベーション「喜代多旅館」です。施設の公式サイトはこちら

富山県富山市内に建つ創業七十年の和風旅館のリノベーション。

富山市の中心部の歓楽街の外れに立つ喜代多旅館は、宿泊施設としてだけでなく、さまざまなお祝い事の宴会や会合などにも用いられてきました。現在のオーナーである三代目女将は、そうした地元の人も集まる地域の旅館としての機能を引き続きながらも、老朽化に伴う建物のリニューアルに合わせて、現在の多様なニーズに合わせた機能を持った宿泊施設として、また、旅行で訪れた人に富山の魅力を伝えていくことができる場とすることを希望していました。

建築家によるテキストより

増築によりRC造とS造が水平方向で混在した状態の既存躯体に、鉄骨による耐震補強を行っています。その結果、内装を撤去する必要のある部屋については、間取りや部屋の機能も含め、大きな変更を行い、それ以外の箇所については、元状態を活かし最低限手を入れるようにすることで、旅館が持っていた雰囲気を残しながら、新たな機能を挿入していくようにしました。

建築家によるテキストより
モーフォシスのトム・メインによるオンライン講演の動画 MADのマ・ヤンソンによるオンライン講演の動画 最も注目を集めたトピックス [期間:2021/3/1-3/7]
最も注目を集めたトピックス [期間:2021/3/1-3/7]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/3/1-3/7)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 小松隼人建築設計事務所による、山口・周南市の住宅「周南の家」
  2. 五十嵐淳建築設計事務所による、北海道・苫小牧市の住宅「トンネルと台形」
  3. 長坂常 / スキーマ建築計画が完成させた、“自走する建築、学生がつくる校舎”をコンセプトとする「武蔵野美術大学 16号館」をレポート
  4. 加瀬谷章紀+綱川大介 / I.R.A.による、東京・足立区の住宅「鍵形の家」
  5. 隈研吾建築奨学財団が設立、2021年度の奨学生を募集。建築学専攻の院生が対象で返済は不要
  6. 斉藤智士 / 建築設計事務所SAI工房による、大阪・狭山市の住宅「M+K邸」
  7. 久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・バンコクの、既存戸建住宅を改修増築したギャラリー「Sōko」
  8. MoY architects / 山本基揮建築設計による、長野・安曇野市の住宅「House Azumino」
  9. 井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・川崎市の住宅「庇窓の2世帯住宅」
  10. 堀部安嗣が「2020毎日デザイン賞」を受賞。選考委員には、岸和郎・深澤直人・岡﨑乾二郎らが名を連ねる
  11. 久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・チェンマイでの最小限自主施工住宅のプロトタイプ「Hut A」
  12. 田中裕之建築設計事務所による、宮崎市の飲食店「TAKE RESTAURANT&CAFE」
  13. abanba / 番場俊宏+番場絵里香による、神奈川の、横浜市電保存館「しでんほーる」
  14. 隈研吾による、フランス・パリの、日本の腕時計ブランドの店舗「Grand Seiko Boutique Vendome」の写真
  15. 乾久美子と中川エリカが「リサーチと設計」をテーマに対談している動画。ギャラリー・間での個展に合わせて企画されたもの
  16. 吉田裕一建築設計事務所による、神奈川・厚木市の、菓子店舗兼住居「妻田南・HOUSE・A」
  17. 毛綱毅曠が1972年に完成させた住宅「反住器」の現在の様子を紹介する動画。同建築を訪問した藤森照信のコメントも収録
  18. y+M design officeによる、兵庫・姫路市の住宅「軸組の家」
  19. 【ap job更新】 ビャルケ・インゲルス率いる「BIG」が、東京をベースとする建築士を募集中
  20. 中川エリカと西沢立衛が「スタディについて」をテーマに対談している動画。ギャラリー・間での個展に合わせて企画されたもの

【ap job更新】 公共施設から住宅、新築から改修まで幅広く手掛ける「STA土屋辰之助アトリエ」が、正社員(経験者・新卒)、アルバイトを募集中
【ap job更新】 公共施設から住宅、新築から改修まで幅広く手掛ける「STA土屋辰之助アトリエ」が、正社員(経験者・新卒)、アルバイトを募集中
【ap job更新】 公共施設から住宅、新築から改修まで幅広く手掛ける「STA土屋辰之助アトリエ」が、正社員(経験者・新卒)、アルバイトを募集中名もなき木造建築の改修

公共施設から住宅、新築から改修まで幅広く手掛ける「STA土屋辰之助アトリエ」の、正社員(経験者・新卒)、アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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現在、複数のプロジェクト(学校、地域コミュティ施設、住宅など)が同時進行中です。

今回、

1)実施設計、現場監理を担当者として行うことができる一級建築士の資格を有する経験者および新卒を募集します。未経験者・資格を有しない方も是非お問い合わせください。

2)平日・土曜日に稼働できるアルバイトも同時に募集します。

コンペプロポーザル等での提案、そして実際の設計や現場を経て完成まで、ひとつのプロジェクトを通して経験できることが当事務所の特徴です。
また、コミュニティ施設の企画立案、プロジェクトマネージメントにも分野を広げており、より建築を中心とした様々な場面で活躍できる機会が増えてきました。

建築をつくること、またその経験を活かして、企画立案や維持運営といった建築、都市、コミュニティのサイクルに興味と熱意をもった人材を求めています。

また住宅の設計などにも、ひとつひとつ丁寧に向き合える、「好きな仕事」としての建築設計を実行できる、熱意のある方を歓迎します。

熊本地震における、くまもとアートポリスの取組みを紹介する動画「住民に寄り添い 後世に残る建築」

熊本地震における、くまもとアートポリスの取組みを紹介する動画「住民に寄り添い 後世に残る建築 ~ゆとり・あたたかさ・ふれあい~」が公開されています。

東日本大震災において、建築家伊東豊雄氏(くまもとアートポリスコミッショナー)の提案により始まった「みんなの家」。

「みんなの家」は被災された方々が再び立ち上がって新しい生活を回復するための拠点として整備されました。

この考え方は、熊本地震においても生かされました。

被災者の痛みの最小化を目指し、くまもとアートポリスとともに応急仮設住宅団地や「みんなの家」の整備に取り組まれた皆さまに想いを語っていただきました。
ぜひご覧ください。

ナビゲーター くまモン

インタビュー(敬称略)
伊東豊雄(くまもとアートポリスコミッショナー、建築家)
田邉肇(震災当時 熊本県土木部建築住宅局長、熊本県建築住宅センター)
久原英司(木造仮設住宅団地を担当、熊本工務店ネットワーク)
岡野道子(益城町テクノのみんなの家及び甲佐町住まいの復興拠点施設設計、岡野道子建築設計事務所)
塚本由晴(被災した公民館を再建する「みんなの家」設計、アトリエ・ワン)
千葉学(被災した公民館を再建する「みんなの家」設計、千葉学建築計画事務所)
四宮利克(被災した公民館を再建する「みんなの家」を担当、モリスデザイン)
井上智大(熊本県建築課)

また、ダイジェスト版も公開されています

【ap job更新】 株式会社 岸研一建築設計事務所が、設計スタッフ(正社員・準社員・パート・アルバイト)を緊急募集中
【ap job更新】 株式会社 岸研一建築設計事務所が、設計スタッフ(正社員・準社員・パート・アルバイト)を緊急募集中
【ap job更新】 株式会社 岸研一建築設計事務所が、設計スタッフ(正社員・準社員・パート・アルバイト)を緊急募集中

株式会社 岸研一建築設計事務所の、設計スタッフ(正社員・準社員・パート・アルバイト)の緊急募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社岸研一建築設計事務所では、設計スタッフ(正社員)を緊急募集します。

私たちの事務所では、新築戸建て注文住宅を中心に、様々なプロジェクトに取り組んでおります。

2002年に個人事務所として開業し、着実に実績を積むことができ、近年ではwebサイトを通じて多数のご依頼をいただけるようになりました。
現在、私を含め設計スタッフ4名、アルバイト1名の体制で、協力しながら和気藹々とコミュニケーションを大切に仕事をしております。

美しく、質の高い建築で、人の心を豊かにできるような建築創りを目指しております。

誠実で意欲があり、建築に真摯に向き合える方、まだまだ発展途上の私たちですが、一緒に取り組んでいただける方を大募集します。ご連絡をお待ちしております。

久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・バンコクの、既存戸建住宅を改修増築したギャラリー「Sōko」
久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・バンコクの、既存戸建住宅を改修増築したギャラリー「Sōko」 photo©Miti Ruangkritya

久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureが設計した、タイ・バンコクの、既存戸建住宅を改修増築したギャラリー「Sōko」です。

戸建住宅の改修、増築計画である。

敷地は都市の中にありながら、街区の中心に取り残されたようにある緑豊かな場所である。元々住宅として使われていた建物を、ギャラリーなどが入ることができるようにしたいというのがクライアントの要望であった。

ここでは、一つの場所から入って出ていくような元々の建物に対して、どこからでも入ることができて、自由にこの場所を訪れることができるような、まちに対する回遊性をつくることが必要だと私たちは考えた。

具体的な提案としては、広場に面する既存建物の壁を全て撤去し、新しいファサードとして、広場と既存建物の間に細長い建築を建てることにした。この増築部分は既存建物から少し離れて建ち、厚みを持った境界としてのエントランスであり、通路になったり、広場の一部になったり、ギャラリーの一部になったりする。

小さな建築を既存建物と広場の間に差し込むことで、既存建物、周辺環境、広場、ひと、まちなどの様々な関係に対して対話的な空間をつくることを目指した。

建築家によるテキストより
井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・川崎市の住宅「庇窓の2世帯住宅」
井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・川崎市の住宅「庇窓の2世帯住宅」 photo©渡邊聖爾
井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・川崎市の住宅「庇窓の2世帯住宅」 photo©渡邊聖爾

井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioが設計した、神奈川・川崎市の住宅「庇窓の2世帯住宅」です。

完全分離型の2世帯住宅の計画。
3階建てが立並ぶ、都心の住宅地。築40年近い施主の両親が住んでいた実家を建替え、両親と同居できる完全分離型(玄関、水回りが別々)の2世帯住宅にする計画。

建築家によるテキストより

2世帯住宅にするといっても、土地の大きさは24坪で前面道路が約4mのため建てられる床面積が、160%にまで減ってしまい、合計の床面積40坪弱の中に、2世帯合計で6名、5部屋+納戸、LDK2つと水回り(洗面やお風呂)を別々に入れ込む難易度の高い設計となった。

建築家によるテキストより

2世帯住宅の問題点は、世帯間の距離感だ。
一体的すぎても良くないし、離れすぎていても味気ない関係となってしまう。玄関も別々な完全分離型の2世帯住宅は階によって分断されてしまうため、この分断された距離感を丁度良くつなげる方法として、道路側にたくさんの大きな開閉窓設け道路側のスペースを介して間接的につながるような計画とした。大きな窓は採光の役目も果たしている。

建築家によるテキストより
久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・チェンマイでの最小限自主施工住宅のプロトタイプ「Hut A」
久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・チェンマイでの最小限自主施工住宅のプロトタイプ「Hut A」 photo©BTA
久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・チェンマイでの最小限自主施工住宅のプロトタイプ「Hut A」 photo©BTA
久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureによる、タイ・チェンマイでの最小限自主施工住宅のプロトタイプ「Hut A」 photo©BTA

久米貴大+チャンヴィタン・ワタンヤ / Bangkok Tokyo Architectureが設計した、タイ・チェンマイでの最小限自主施工住宅のプロトタイプ「Hut A」です。

最小限自主施工住宅のプロトタイプの提案である。

タイの地方では自らの手で住宅を作っている人がたくさんいる。その人たちと一緒に住宅のプロトタイプをつくってみたい。そんな考えからスタートしたプロジェクトである。

今回設計したのは農家のための小住宅である。

建築家によるテキストより

この建築は低予算(30万円程度)かつ、全ての部分は住み手が自らの手で作ることができ、材料は全て流通している工業製品あるいは再利用された材料を使用している。

あり合わせのもので即物的に組み立てられたこの建築では、屋根は深い庇を作り壁になり、動く壁は窓になる。構造と下地の区別はなく、隙間は光と風が抜ける開口になる。

ここで目指したのは、経験の蓄積としての現代のヴァナキュラーである。

建築家によるテキストより
堀部安嗣が「2020毎日デザイン賞」を受賞。選考委員には、岸和郎・深澤直人・岡﨑乾二郎らが名を連ねる
堀部安嗣が「2020毎日デザイン賞」を受賞。選考委員には、岸和郎・深澤直人・岡﨑乾二郎らが名を連ねる photo©Tetsuya Ito

堀部安嗣が「2020毎日デザイン賞」を受賞しています。選考委員には、岸和郎・深澤直人・岡﨑乾二郎・大貫卓也・面出薫が名を連ねています。過去の受賞者は公式サイトのこちらのページから閲覧できます。こちらのページには受賞にあたっての堀部のインタビュー動画が掲載されています。

デザインの全分野において傑出した成果に贈られる「2020毎日デザイン賞」(毎日新聞社主催)の選考委員会が開催され、建築家の堀部安嗣氏の「立ち去りがたい建築」に決まり、3日発表された。

堀部安嗣氏は住宅建築の第一人者として知られる。堀部氏は1995年のデビュー作「南の家」「ある町医者の記念館」から近年の代表作「竹林寺納骨堂」まで、一貫して建築が本来持っていた基本的な役割と心を落ち着けられるたたずまいを追求してきた。氏の作品に共通する「居心地のよい空間」「人の確かな居場所」のデザイン力が高く評価され、今回の受賞となった。

選考委員会では、コロナ禍にあって、あらためてパーソナルな「居心地のよい場所」が見直されているという声が相次いだ。選考委員で建築家の岸和郎氏は「どこか時代の流れを超越したような雰囲気を漂わせる堀部安嗣の空間は、そんな2020年の時間の中での救いだったのではないかと考える」と講評している。

リリーステキストより

◇2020毎日デザイン賞選考委員
大貫卓也(アートディレクター)/岡﨑乾二郎(造形作家・批評家)/岸和郎(建築家)/深澤直人(プロダクトデザイナー)/面出薫(照明デザイナー)(敬称略)

リリーステキストより

以下は、代表作品の写真。

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