architecture archive

【ap job更新】 多数の受賞歴があり特に住宅設計で高い評価を得る「石井秀樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(正社員)とパートタイムスタッフを募集中
【ap job更新】 多数の受賞歴があり特に住宅設計で高い評価を得る「石井秀樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(正社員)とパートタイムスタッフを募集中
【ap job更新】 多数の受賞歴があり特に住宅設計で高い評価を得る「石井秀樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(正社員)とパートタイムスタッフを募集中

多数の受賞歴があり特に住宅設計で高い評価を得る「石井秀樹建築設計事務所」の、設計スタッフ(正社員)とパートタイムスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

石井秀樹建築設計事務所では住宅を中心に大小様々なプロジェクトが全国で進行中です。

当社はとりわけ住宅設計で高い評価を頂いており、国土交通大臣賞を史上初めて住宅作品で受賞するなど数多くの受賞歴があり、多くのメディアにも掲載されています。

代表の石井の著書「住まいのデザインノート」は海外でも出版され国内では重版されるなど、家づくりを考えている方々から広く支持を頂いております。

『家づくりとは、生活の便利さや流行を追い求めるのではなく、人生を豊かにする空間を手に入れること』という考えに共感頂いた幅広いクライアントからのご依頼が後を断ちません。一つ一つのプロジェクトに真摯に向き合い、ディテールを丹念に積み上げ、生活を豊かにする空間を大切に創り上げていく、そんな設計事務所です。

スタッフはそれぞれ担当案件を任され、一貫してプロジェクトに関わることができます。また社内では新人が早く仕事を身に着けられるようなチーム編成をしており、さらに全てのプロジェクトは代表の石井と担当者が直接打ち合わせを行います。スタッフ間はとてもフラットな関係で協力し合いながら仕事を進める雰囲気です。また昨今の社会情勢を踏まえて在宅でのリモートワークも推進しており、さらに作業の効率化を図ってBIMソフトのアーキキャドを導入するなど、労働環境をより良くしようと常に取り組んでおります。

このような事務所の体制に加え、住宅はプロジェクト期間が比較的短く、短期間で構造形式も含めて様々なプロジェクトを数多く経験できることから、スタッフの成長スピードは格段に早く、4年もすれば独立する力が身につきます。

OB・OGには独立している人材も多く、海外へ渡って夢を叶えた人も居ます。独立後もさらなるステップアップを求めて自身の仕事だけでは無く当社の仕事を外注で手伝ってくれたり、また独立直後の受注が不安定な時期に当社の仕事を手伝うことで経営の安定を図ったりと、独立したスタッフとも良好な関係を築いていて、独立を目指している方には適した環境です。

一方で、長く勤めて当社の支えとなってくれる方は幹部候補として歓迎します。長く勤めてくれることは事務所にとっても大きな財産ですので勤続手当も用意しています。将来は幹部として事務所の屋台骨となってくれるようなスタッフは厚遇します。
ぜひ、私たちの仲間となり一緒に建築をしませんか。

良いご縁に恵まれることを期待して皆さんのご応募をお待ちしています。

【ap job更新】 株式会社アルコデザインスタジオが、建築設計スタッフを募集中
【ap job更新】 株式会社アルコデザインスタジオが、建築設計スタッフを募集中
【ap job更新】 株式会社アルコデザインスタジオが、建築設計スタッフを募集中自然とともに暮らす保育園

株式会社アルコデザインスタジオの、建築設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

「寄り添う建築」を一緒に

アルコデザインスタジオは東京を拠点に活動している設計事務所です。用途は、コーポラティブハウスやコレクティブハウス、シェアハウスなどのコミュニティをコンセプトにした共同住宅のほか、保育園や高齢者施設、ホテルなど、人々の暮らしにかかわる様々な建物の設計に取り組んでおります。

社名のアルコには、クライアントとともに歩こう!という思いが込められており、施主やユーザー、地域、自然環境など、様々なものに寄り添いながら設計することを大切に活動しております。

建物は作品ではなく、施主の大切な資産であり物語の舞台。主人公はあくまで施主やユーザーであり、ものづくりのパートナーとしてベストの提案をすることを心掛けています。

一方で、建物には社会の資産という側面もあります。そのため地域コミュニティや環境問題に対しても可能な限り配慮し、持続可能な建物をご提案したいと考えております。

また最近では、地域に開かれた「住まいの図書室」を事務所に併設するなど、設計事務所の枠を超えた場づくりにも積極的に挑戦しております。

この度、事務所の体制を強化するため、数名の求人を行っております。コミュニケーション能力が高く、社会貢献に対する意識の高い方に、ご応募いただければと思います。

業務内容は、設計から監理まで、一貫して担当していただきます。各自のスキルに合わせた業務分担を行うことで、設計者として着実に成長していただけます。

建築が好きで、人が好きで、自然が好きな方。ご応募お待ちしております。弊社のこれまでの活動はHPやブログをご参照下さい。

元木大輔 / DDAAによる、長崎・波佐見町の、既存日本家屋を改修した事務所・住居・店舗「Maruhiro Office “Ouchi”」。コロナ禍での社会状況の変化を受け“部屋の床を抜く”行為による関係性の変化で空間を構成
元木大輔 / DDAAによる、長崎・波佐見町の、既存日本家屋を改修した事務所・住居・店舗「Maruhiro Office “Ouchi”」。コロナ禍での社会状況の変化を受け“部屋の床を抜く”行為による関係性の変化で空間を構成 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAによる、長崎・波佐見町の、既存日本家屋を改修した事務所・住居・店舗「Maruhiro Office “Ouchi”」。コロナ禍での社会状況の変化を受け“部屋の床を抜く”行為による関係性の変化で空間を構成 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAによる、長崎・波佐見町の、既存日本家屋を改修した事務所・住居・店舗「Maruhiro Office “Ouchi”」。コロナ禍での社会状況の変化を受け“部屋の床を抜く”行為による関係性の変化で空間を構成 photo©長谷川健太
元木大輔 / DDAAによる、長崎・波佐見町の、既存日本家屋を改修した事務所・住居・店舗「Maruhiro Office “Ouchi”」。コロナ禍での社会状況の変化を受け“部屋の床を抜く”行為による関係性の変化で空間を構成 photo©長谷川健太

元木大輔 / DDAAによる、長崎・波佐見町の、既存日本家屋を改修した事務所・住居・店舗「Maruhiro Office “Ouchi”」です。コロナ禍での社会状況の変化を受け“部屋の床を抜く”行為による関係性の変化で空間を構成しています。クライアント企業の公式サイトはこちら

波佐見焼陶磁器ブランドのマルヒロのオフィス「おうち」は、現在DDAAで計画中の公園と直営店などの複合プロジェクト「Hiroppa」のすぐ裏手にある築86年の日本家屋のリノベーションのプロジェクトだ。

建築家によるテキストより

このプロジェクトがちょうどスタートしたころ、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大したが、屋外用途の公園のプロジェクトはアフターコロナも有効であろうため、クライアントはプロジェクトを継続することにした。
ただし、将来の予測がむずかしいいま、組織のあり方としても会社経営としても、フレキシブルであることはとても重要だ。そのため、僕たちは当初の予算の半分でできることを提案した。

建築家によるテキストより

DDAAの提案はできるだけ既存の状態に手を加えず、畳の敷かれていた部屋の床を抜く、それだけである。床を取り払い、現れた立派な束石を残しつつ、土間コンクリートを打った。土間と合わせてコンクリートの立ち上がりを設け、もとの床の高さのテーブルの脚にした。畳の上で椅子を使うと畳を傷めてしまうが、畳を取り外すことでその問題を解消し、同時に床が下がったので天井高も確保される。

建築家によるテキストより

関係性を少しだけ変えるだけで、元々の意味を変化させることができる。
空き家など、既存ストックの活用するための手法として、有効な手立てだと考えている。竣工後、早速オフィスだけでなく、公園に隣接するお茶屋さんにする、ポップアップショップやレンタルスペースとして使う計画が浮上している。

建築家によるテキストより
佐野健太建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の、美容室併用住宅「熊久のいえ」
佐野健太建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の、美容室併用住宅「熊久のいえ」 photo©高木康広
佐野健太建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の、美容室併用住宅「熊久のいえ」 photo©高木康広
佐野健太建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の、美容室併用住宅「熊久のいえ」 photo©高木康広

佐野健太建築設計事務所が設計した、埼玉・熊谷市の、美容室併用住宅「熊久のいえ」です。

そこは「サロン」というカタカナが似合う地方の美容室であった。

建主は70代の夫婦。奥さまが約50年前に開業された店は、彼女にとっては家と同じような存在であり、商いと私的な生活とは限りなく連続していた。改築するにあたって、まずこの不可分性を大切にしたいと考えた。

建築家によるテキストより

身なりを整えてもらい代金を支払う、という単なるサービスと貨幣の交換以上のものがそこにはあった。おしゃべりを通じて交換される情報は日常の些事から政治に至るまで広範にわたり、老齢化していく地方にあっては安否確認を補っている側面もある。田畑で採れた農作物や趣味の工芸品などを置いていく人が訪れ、美容室の片隅にささやかな市場ができる。それは、五感全体を使って通じ合ういきいきとしたコミュニケーションである。

建築家によるテキストより

水廻りを中心に諸室が取り巻くセンターコア型とし、敷地の高低差に沿ってフロアラインが変化する平屋の計画とした。エントランスやトイレなど、店舗と住居が多くの場所を共有する。その分、空間にゆとりが生まれ、コミュニケーションが発生するきっかけにもなる。コアの壁に欄間を設けることで北東側ハイサイドライトからの安定した自然光を美容室に導き、同時に自然通風を促すことで、自然エネルギーも建物全体で共有する。緩い曲面天井もこれらの効果を増強するためのものである。

建築家によるテキストより
長坂常 / スキーマ建築計画による、大阪市の美容室の旗艦店「LIM・loji」
長坂常 / スキーマ建築計画による、大阪市の美容室の旗艦店「LIM・loji」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画による、大阪市の美容室の旗艦店「LIM・loji」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画による、大阪市の美容室の旗艦店「LIM・loji」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画による、大阪市の美容室の旗艦店「LIM・loji」 photo©太田拓実

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、大阪市の美容室の旗艦店「LIM・loji」です。店舗の公式サイトはこちら

大阪心斎橋にあるLIMの旗艦店を改修した。そのLIMだが、かの有名なミース先生提唱のLessIsMoreからきている。

我々にとっては教祖すぎて恥ずかしく口にも出せないミース先生のお言葉を不意に施主からテーマとして投げられた。
初心に帰って「LessIsMore」な美容室を作りたいと。

しかし、低予算でというのがもう一つの条件だ。

そこで我々なりに「LessIsMore」を咀嚼し考えたのが、必要最低限を最大化すること。
そして、ローコスト化を図るため、棚などの造作のベースを既成のスチールラックにし、それを改造しながら、そして、仕上げをユニクロメッキに変えて空間を構成した。

建築家によるテキストより
長坂常 / スキーマ建築計画による、北海道の店舗「JINS シエスタハコダテ店」。周辺環境を読み込み“既製のユニットシェルフ”を採用し、そこにオリジナルアイテムを組合せるアプローチで設計
長坂常 / スキーマ建築計画による、北海道の店舗「JINS シエスタハコダテ店」。周辺環境を読み込み“既製のユニットシェルフ”を採用し、そこにオリジナルアイテムを組合せるアプローチで設計 photo©楠瀬友将
長坂常 / スキーマ建築計画による、北海道の店舗「JINS シエスタハコダテ店」。周辺環境を読み込み“既製のユニットシェルフ”を採用し、そこにオリジナルアイテムを組合せるアプローチで設計 photo©楠瀬友将
長坂常 / スキーマ建築計画による、北海道の店舗「JINS シエスタハコダテ店」。周辺環境を読み込み“既製のユニットシェルフ”を採用し、そこにオリジナルアイテムを組合せるアプローチで設計 photo©楠瀬友将

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、北海道の店舗「JINS シエスタハコダテ店」です。周辺環境を読み込み“既製のユニットシェルフ”を採用し、そこにオリジナルアイテムを組合せるアプローチで設計されています。店舗の公式ページはこちら

僕は、日頃、JINSでコンスタンチン・グルチッチの眼鏡を探すのだが、どのお店もそれがあるかないかが入った瞬間にわかる。
そのくらいJINSのレイアウトはわかりやすい。

もしかしたら眼鏡屋はそれでいいのかもしれないが、今回、無印良品メインのフロアに入ることから、ライフスタイルショップにならい、探す楽しみのある回遊性の高いお店づくりに挑戦した。

ユニット自体は無印良品の既製のユニットシェルフを使用したが、そのユニットシェルフの配置や、そのユニットシェルフにつくディスプレイ、収納、ミラー、サイン、照明などをオリジナルで制作しそれらの配置をランダムにすることで変化をうみ簡単には見通しがきかない、探す楽しみのあるお店ができた。

また、眼鏡のディスプレイ方法として前回のLOFTのカラフルなスポンジに対し、無印良品らしい素材色で構成できる優しい素材としてパルプモールドを採用した。なぜなら、あの卵ですら割れないクッション性が約束された素材で素朴なテクスチャーが美しいからだ。

建築家によるテキストより
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN
ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築 photo©Hao CHEN

ネリ&フーが設計した、中国・福州市の「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築です。

こちらは建築家によるテキストの翻訳です。カッコ内は弊サイトによる補足

このプロジェクトでは、福州に特有のイメージである金山寺からインスピレーションを得ています。金山寺は、中国では珍しい川の中に建てられた寺院建築です。ジョン・トムソンは、中国を最初に訪れた写真家の一人であり、西洋の人々に極東の世界を初めて垣間見せてくれました。1871年、トムソンは伝説的な、びん江(※川の名前)の旅を記録したアルバム『Foochow and the River Min』の中で、浮いている岩の上に静かにたたずむ古代の建造物を、当時のままの姿で撮影しました。この写真は、福州の街を象徴する永遠のイメージとなりました。

ネリ&フーによる、中国・福州市のティーハウス「The Relic Shelter – Fuzhou Teahouse」。古代住居の構造体を内包し、地域を象徴する寺院を参照した建築John Thomson, The Island Pagoda (1871)

「Relic Shelter」は、福州市の歴史的なルーツを反映した都市型アーティファクト(※文化遺産・芸術品)として構想され、急速な新開発によって伝統的な文化やアイデンティティが失われつつある現在、明確な遺産の一部を内包しています。クライアントからの依頼は、中国の遺物のための囲いを作るというユニークな課題でした。それは、装飾的な彫刻と複雑な接合部を持つ、清朝の高官住居の木造建築物です。安き省から福州に移築されたこの回族様式の建築物は、新しい茶館の中心に据えられています。

岩の上に建つ家をイメージしたこの茶館は、ラムドコンクリート(※版築のようなコンクリートのこと)の土台の上に建てられており、銅製の大きな屋根は囲われた建築物の屋根のラインを反映しています。中心となる素材のラムドコンクリートは、この地域の伝統的な土の家への現代的なオマージュであり、生々しいモニュメント性を強調しています。来場者は、建物に近づくと、直立したシルエットと、周囲の水溜りに映る鏡面の2つのイメージを目にすることになります。

古代の住居の構造体が置かれた大ホールに入ると、明るいものと暗いもの、軽いものと重いもの、粗いものと洗練されたものなど、さまざまな要素が対比されています。屋根には天窓があり、自然光が囲いの奥まで届き、展示されている貴重な品々を照らしています。中二階に到達して初めて、建物の構造的な構成が明らかになります。宙に浮いた金属製の屋根は、銅で覆われたトラスによって強固な土台から50cmほど持ち上げられ、その周囲に連続した照明の断片を導入しています。中2階のスペースは、歴史的な木造建築を包み込むように配置されており、訪問者は目線の高さで複雑な大工仕事のディテールを楽しむことができます。

地下1階には、円形広間、中庭、テイスティングルームを備えた第2の到着ロビーがあります。円形広間の最上部には、ガラスで覆われたオクルスがあり、中庭のプールの下に沈んでいます。薄い水の膜を通して太陽をろ過し、魅惑的な反射を生み出しています。

Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」
Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」 photo©Daici Ano
Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」 photo©Daici Ano
Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」 photo©Daici Ano

Atelier Tsuyoshi Tane Architectsが設計した、東京・神宮前の飲食店「GYRE. FOOD」です。店舗の公式サイトはこちら

21世紀の食文化について考えたいと思いました。
それはこれまでの食生活から、これからの未来の食文化について考えることかも知れません。
地球環境、食の安全性、フードロスなど、にわかに語られはじめた食への変化、都会での「食」と「暮らし」と「環境」に 関する時代の変革がやってきたのかも知れません。

建築家によるテキストより

これからの未来の食文化を考えた先に「土」が発想の原点となりました。

全ては土から生まれ土に還っていく。
床も壁も土によって覆われたフード・フロアーは、土の中に埋もれた古代遺跡を想起するような、密林の奥にある洞窟、熱 帯化した都会のジャングルとも思えるような、多様化を生むこれからの時代の食文化を体験できる場所となります。

建築家によるテキストより
小堀哲夫が「東海国立大学機構(東山)プラットフォーム新営」設計プロポに特定。次点者の伊東や候補者の槇・千葉・SANAAの提案書も公開

小堀哲夫建築設計事務所が「東海国立大学機構(東山)プラットフォーム新営」設計プロポーザルで設計者に特定されています。次点者の伊東豊雄建築設計事務所や、候補者となっていた槇総合計画事務所千葉学建築計画事務所SANAA・妹島和世建築設計事務所設計共同体の提案書も公開されています。

特定された技術提案書を提出した者
株式会社小堀哲夫建築設計事務所

次順位とされた技術提案書を提出した者
株式会社伊東豊雄建築設計事務所

各社の技術提案書へのリンク

MVRDVによる、アムステルダムの集合住宅「De Oosterlingen」。7棟が連結したような建物として計画され緑化された屋上や壁面が都市環境にも貢献
MVRDVによる、アムステルダムの集合住宅「De Oosterlingen」。7棟が連結したような建物として計画され緑化された屋上や壁面が都市環境にも貢献 image©MVRDV
MVRDVによる、アムステルダムの集合住宅「De Oosterlingen」。7棟が連結したような建物として計画され緑化された屋上や壁面が都市環境にも貢献 image©Proloog
MVRDVによる、アムステルダムの集合住宅「De Oosterlingen」。7棟が連結したような建物として計画され緑化された屋上や壁面が都市環境にも貢献 image©Proloog

MVRDVが設計している、オランダ・アムステルダムの集合住宅「De Oosterlingen」。7棟が連結したような建物として計画され緑化された屋上や壁面が都市環境にも貢献する建築となっています。2022年末の着工を予定。

以下、リリーステキストの翻訳

MVRDVが設計したサステナブルな集合住宅が、アムステルダムの玄関口に新たな緑の通りを創り出す

MVRDVは、アムステルダムのオーステンブルグ島に7棟のサステナブルな集合住宅を建設する「De Oosterlingen」の設計を公開しました。このプロジェクトは、島の入り口に位置しています。ここは、かつては工業地帯でしたが、急速に発展して活気ある居住エリアとなっています。不動産開発会社「ビーイング」のために設計された「バーコード」と呼ばれる構成の建物は、明確なファミリーを形成していますが、高さや屋根の形状、木材やガラス、リサイクルレンガ、バイオベースの複合材を使用したファサードなど、それぞれが独自の個性を持っています。総面積13,950㎡のこのプロジェクトには、様々なターゲットグループのオーナーや賃貸人が住むことになります。

アムステルダム・オオステンブルグには豊かな歴史があります。2017年以降、記念碑的な岸壁、倉庫、クレーンなどが近隣の一部として保存され、産業の歴史がわかりやすく残る活気ある街区へと変貌を遂げています。

「De Oosterlingen」は、島の入り口、近隣の広場の隣に建設されます。不動産開発会社のビーイング社とアムステルダムの住宅公社Stadgenoot社は、緑が多く、人が多く集まる通りで、地区の印象的な入り口を形成することを望んでいました。MVRDVは、7つの隣接した建物を設計しました。それぞれが独自のアイデンティティを持ち、集まるための場や屋上を中心とした独自の生活スタイルを確立し、街の緑化に貢献しています。一端は「温室」で、順に「養蜂家」「塊」「庭」「家」「石」「鳥小屋」となっています。

この7つの建物を合わせて、グリーンラボ(緑の博覧会)を構成しています。建物は階段状になっていて、一番下の建物から一端のタワーまでテラスが続いています。低層ビルの屋上は、庭園、リンゴ園、都市農業、屋上林などで活性化されます。低排出ガスを実現するための「ローテク」ソリューションに加え、持続可能なビジョンを実現するための数々の実践的な取り組みも行われています。

この地域の歴史的な倉庫を模したファサードの多くは、折り畳み式のシャッターやキャノピー、バルコニーなどによって開放されていますが、これらは建物の表皮を「折り畳む」ことによって作られたように見えます。折りたたみ、スライド、ヒンジなどにより、それぞれが異なるファサードでありながら、関連性を持った生き生きとしたファサードのパレットが生まれます。また、シャッター、キャノピー、スライディングドアは、太陽光や熱を利用するだけでなく、居住者が自由にファサードを開閉できるため、プライバシーの確保にもつながります。

MVRDVの設立パートナーであるヴィニー・マースは言います。
「人だけでなく、鳥や虫にとっても良い環境の複合施設になると思います。」
「古くからある持続可能な建築方法である版築を使用した建物と、完全にグリーンなファサードを持つ建物があります。また、スズメやツバメ、コウモリのための巣箱もさまざまなファサードに組み込まれます。これらは、アムステルダムの伝統的な方法で、より環境に配慮したキュートなストリートを作り出しています。」

この計画では、人間的な側面が中心に考慮されています。住民同士が簡単に出会うことができるように歩行経路が設計されており、コミュニティ意識が促進されます。複合施設には活気のあるゾーンと落ち着いたゾーンがあり、誰にでも適した空間を提供しています。また、建物の台座部分には1,000㎡のスペースが確保され、ケータリング施設や健康食品のショップ、12人収容の小型プライベートシネマ、社会起業家を目指す企業のためのソーシャル・インパクト・ファクトリーなど、さまざまな施設が設置される予定です。着工は2022年末を予定しています。

【ap job更新】 the design laboが、建築設計業務を担う正社員(経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 the design laboが、建築設計業務を担う正社員(経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 the design laboが、建築設計業務を担う正社員(経験者)とアルバイトを募集中NAMINORITEI

the design laboの、建築設計業務を担う正社員(経験者)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

弊社は建築設計業務を中心に、幅広くモノ創りに関わっており、現在、戸建住宅、集合住宅、店舗、文化施設などの設計監理業務、海外のメゾンや家具ブランドなどとのプロダクトデザイン業務など、様々なプロジェクトが進行中です。

今回は建築設計業務を担う実務経験者と、設計業務をサポートしてくれるアルバイトを募集致します。

【ap job更新】 吉祥寺を拠点とし設立43周年を迎えた「タウ設計工房」が、設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 吉祥寺を拠点とし設立43周年を迎えた「タウ設計工房」が、設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 吉祥寺を拠点とし設立43周年を迎えた「タウ設計工房」が、設計スタッフ(正社員)を募集中

吉祥寺を拠点とし設立43周年を迎えた「タウ設計工房」の、設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

タウ設計工房では、新規に2名の設計スタッフ(正社員)を募集しております。

私たちは、東京都武蔵野市吉祥寺にて、住宅の新築やリフォーム、共同住宅、さらに認可保育園等の福祉施設を中心とした建築設計、監理を行っている建築設計事務所です。設立43周年を迎えました。

「光」があふれて明るく、「風」通しが良く、周辺環境にも配慮し、「緑」や「空」など取り込みながら、伸び伸び開放的な住まいになるように工夫して、自然素材にもこだわった仕上げで、理屈抜きで心地よい良い家を目指しています。

一緒に心地よい建築を作り上げてみませんか。
ご応募お待ちしております。

近森穣 / 07BEACHによる、京都市の住宅「京都の家」
近森穣 / 07BEACHによる、京都市の住宅「京都の家」 photo©大竹央祐
近森穣 / 07BEACHによる、京都市の住宅「京都の家」 photo©大竹央祐
近森穣 / 07BEACHによる、京都市の住宅「京都の家」 photo©大竹央祐

近森穣 / 07BEACHが設計した、京都の住宅「京都の家」です。

京都市北区、閑静な住宅地に建つ夫婦と幼い子供3人の為の住宅。
北側道路以外の3面は隣家が間近に建つという敷地環境。
明快で開放的なプランを好まれ、また3人の子供達が絶えず動き回り目が離せない中で、吹き抜けのリビングを中心に家が一つの空間として繋がり、お互いに何をしてるかいつも感じられるような家の構成になった。

建築家によるテキストより

前面に駐車スペースを取り、内部の諸室を配置していくとわずかに残る敷地奥に十分な庭は取れず、また外周面は窓を開けても隣家の壁という状況に中庭を取るのが効果的と考えた。ただ間口の限られる中で中庭をガラスで囲い境界を作ると庭も生活空間も双方窮屈になるため、庭を室内に取り込んだような室内樹木の案へと変化していった。
これから子供達と身近に成長していく1本の木は、一人家族が増えたような存在として人と家の結び付きを強めてくれる存在になるのではと考えている。

建築家によるテキストより
成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜・中津川市の、コスメ店舗・カフェ・サロン「meet tree NAKATSUGAWA」。地域活性と共にCLTと在来工法を組み合わせた“ひらかれた”構法も追求
成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜・中津川市の、コスメ店舗・カフェ・サロン「meet tree NAKATSUGAWA」。地域活性と共にCLTと在来工法を組み合わせた“ひらかれた”構法も追求 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜・中津川市の、コスメ店舗・カフェ・サロン「meet tree NAKATSUGAWA」。地域活性と共にCLTと在来工法を組み合わせた“ひらかれた”構法も追求 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、岐阜・中津川市の、コスメ店舗・カフェ・サロン「meet tree NAKATSUGAWA」。地域活性と共にCLTと在来工法を組み合わせた“ひらかれた”構法も追求 photo©西川公朗

成瀬・猪熊建築設計事務所が設計した、岐阜・中津川市の、コスメ店舗・カフェ・サロン「meet tree NAKATSUGAWA」です。地域活性と共にCLTと在来工法を組み合わせた“ひらかれた”構法も追求しています。店舗の公式サイトはこちら

この計画は、木材関係の事業を中心に、中津川で多角的なビジネスを行う丸山木材工業が、低迷する国内の林業木材業と地域をもりあげるために立ち上げた新規事業である。大きさは防火地域ということもあり100㎡未満だが、地元の桧をつかったコスメの店舗・地元食材を使ったスイーツの飲食店・ネイルサロンが複合した建築だ。

建築家によるテキストより

建築も、新たな取り組みをしようと、中津川地区そして丸山木材工業初のCLTの利用がコンセプトとなった。CLT利用となれば、できる限り多くの要素をCLTによって作ることを目指すのが定石だが、私たちは、今回の計画にふさわしいCLTの使い方を選択することで、オールCLTとは異なる建築に行き着いた。

建築家によるテキストより

結果的に、敷地の特性と内部の場作りのどちらにとっても、全ての構造をCLTで行う必要性はなく、在来木造の上にCLTを載せるという構造形式を採用することとなった。

この構造は、実は今回の規模程度であればCLTパネル工法に比べてはるかに確認申請が簡易な、4号建築とすることができる。ルート計算などを必要とせず、1級建築士でなくとも対応可能な建築だ。このことは、地方で木造住宅を中心に設計や施工を行っている建築士や工務店が、みな参加出来るフィールドを提供することになる。純粋なCLT構造ではなくなったかのように見えるこの工法は、まちに大きくひらいた建築を可能にし、CLTを建築・建設業界にひらくものでもあるのだ。

建築家によるテキストより
ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、サンフランシスコの20世紀初頭に完成した発電所を改修した複合施設「Power Station」。約12万㎡の湾岸地域の再開発計画の一部として計画
ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、サンフランシスコの20世紀初頭に完成した発電所を改修した複合施設「Power Station」。約12万㎡の湾岸地域の再開発計画の一部として計画 image©Herzog & de Meuron
ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、サンフランシスコの20世紀初頭に完成した発電所を改修した複合施設「Power Station」。約12万㎡の湾岸地域の再開発計画の一部として計画 image©Herzog & de Meuron

ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、アメリカ・サンフランシスコの20世紀初頭に完成した発電所を改修した複合施設「Power Station」が着工しました。サンフランシスコ湾沿いの工業用地を約12万㎡の再開発計画の一部として計画されているものです。

ヘルツォーグ&ド・ムーロンは、この地域を象徴する「ステーションA」と呼ばれる20世紀初頭に建てられたレンガ造りの発電所を改修し、集会ホールを含む複合施設に生まれ変わらせます。計画全体としては、165年程手つかずの地域だったこの場所に、約2,600戸の住居、公園、オープンスペース、旧蒸気機関の施設を利用したブティックホテル、コミュニティに貢献するレストラン、カフェ、ショップ、店舗などが、建設される予定だそう。また住居棟の設計にはフォスター+パートナーズも参画しています。プロジェクト全体の公式サイトはこちらに

こちらはヘルツォーグ&ド・ムーロンによるステートメントの翻訳

「Power Station」は、サンフランシスコ湾沿いの工業用地に、20世紀初頭に建てられたレンガ造りの発電所(通称「ステーションA」)を再利用しています。

タービンホールのスペースはほぼそのまま残されます。巨大なコンクリート製のタービンの基礎部分は、軽量鉄骨で作られた上階の新しい構造を支え、それ自体がプログラムされた空間となります。

また、かつて発電機を支えていたプラットフォームには、開放的なタービンホールを見渡せる集会スペースが設けられます。外壁の張り出し、自然換気システム、そして上部の単純で効率的な構造は 重工業の遺物を持続的に再利用するという目標を達成するためのものです。

御手洗龍建築設計事務所による、ウインドウディスプレイ「HERMÈS IN MOTION 伊勢丹新宿店メンズ館ウィンドウ GROUND CAVE」。エルメスの“躍動”を馬の走り方を空間化することで表現
御手洗龍建築設計事務所による、ウインドウディスプレイ「HERMÈS IN MOTION 伊勢丹新宿店メンズ館ウィンドウ GROUND CAVE」。エルメスの“躍動”を馬の走り方を空間化することで表現 © Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon
御手洗龍建築設計事務所による、ウインドウディスプレイ「HERMÈS IN MOTION 伊勢丹新宿店メンズ館ウィンドウ GROUND CAVE」。エルメスの“躍動”を馬の走り方を空間化することで表現 © Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon

御手洗龍建築設計事務所が設計した、ウインドウディスプレイ「HERMÈS IN MOTION 伊勢丹新宿店メンズ館ウィンドウ GROUND CAVE」です。この作品は2021年8月31日まで閲覧可能です。

エルメス・テンポラリーストア「HERMÈS IN MOTION」が伊勢丹新宿店にてオープン致しました。エルメスの絶え間ない「躍動」を、馬の特徴的な走り方(WALK、TROT、CANTER、GALLOP)を元にそれぞれ空間化しています。全4店舗のうちまずは2店舗がオープンとなり、メンズ館ではウィンドウもデザインしております。

建築家によるテキストより

このウィンドウでは4つの店舗と同様に、馬の脚の動きを空間化することで、動的且つ発見的な場を立ち上げ、そこにNarrative (物語)を編み込もうと考えました。

建築家によるテキストより

馬の脚の動きから抽出した二つの図形同士を直線で繋いでいくと、立体的なサーフェースが立ち上がります。こうして生まれた洞窟のような空間は、視点が変わる度に内部の見え方がダイナミックに変化していきます。また3Dデータを用いて削り出される硬質発泡ウレタンフォームの表面に、筋状に風化した岩肌の表情を重ねていくことで、さらに奥行きの感じられるものを目指しました。

建築家によるテキストより

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。