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元木大輔 / DDAAによる著書『工夫の連続: ストレンジDIYマニュアル』の中身をプレビュー。ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展への参加でも注目される建築家による初の著書
元木大輔 / DDAAによる著書『工夫の連続: ストレンジDIYマニュアル』の中身をプレビュー。ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展への参加でも注目される建築家による初の著書

元木大輔 / DDAAによる初の著書『工夫の連続: ストレンジDIYマニュアル』の中身をプレビューします。発売は2020年10月2日を予定。元木は、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館への参加でも注目される建築家です。元木大輔 / DDAAの作品は、アーキテクチャーフォトでも多数紹介してきており、こちらから閲覧可能です。

視点を変えるだけで、あらゆるものは素材になる。ゼロから考えずに、すでにあるものをハックする方法を獲得しよう。まわりの環境を変える工夫を身につければ、世界はより豊かで楽しいものになる!
自由に形を考えられるフルーツ・ボウルから駅の階段を使った劇場まで、さまざまなスケールのものを自らの手で作り、考えるための画期的なDIYマニュアル。
ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展への出展などで注目を浴びる建築家、元木大輔による初の著書!

リリーステキストより

こちらは元木自身がtwitterに投稿した本書籍の紹介内容をまとめたものです。

これは、「デザイン=工夫」と捉えることでフルーツ・ボウルから駅の階段を使った劇場まで、さまざまなスケールのものを自らの手で作り、考えるためのちょっと変わったDIY的方法論についての本です。

DIYをテーマに間口を広くを意識しつつ、ビスの留め方からタクティカルアーバニズムや都市まで、できるだけ広く深く様々なスケールのデザインについて考えていることをまとめました。この本は、写真、テキスト、イケア的な作り方マニュアルの3つの要素から構成されています。

はじめは「合板」や「スポンジ」だったDIYの材料がだんだん「ガードレール」や「駅の階段」になっていくちょっと変わったなDIYの作り方マニュアル。happaで撮影した作ったものたちの写真。写真、テキスト、ドローイング全て未発表の撮り下ろし、書き下ろしです。

ブックデザインは今までもいくつものプロジェクトでご一緒しいている安定の橋詰宗さん。巻頭カラーのグラビアページはほぼセレクトから並び順まで、ほぼゴッティンガムにお任せしました。

写真家の杉本博司に、青木淳が京都市京セラ美術館館長として話を聞いているインタビュー動画「青木淳館長による杉本博司 経歴聞き取り調書」の日本後字幕・手話通訳付版

写真家の杉本博司に、青木淳が京都市京セラ美術館館長として話を聞いているインタビュー動画「青木淳館長による杉本博司 経歴聞き取り調書」の日本後字幕・手話通訳付版です。京都市京セラ美術館では、2020年10月4日まで「杉本博司 瑠璃の浄土」展を開催中

青木淳館長による杉本博司 経歴聞き取り調書
2019年12月27日、杉本スタジオ(東京)にて収録
手話監修:社会福祉法人京都聴覚言語障害者福祉協会

石川素樹建築設計事務所による、秋田・横手市の住宅「赤坂の家」
石川素樹建築設計事務所による、秋田・横手市の住宅「赤坂の家」 photo©ARCHI HATCH
石川素樹建築設計事務所による、秋田・横手市の住宅「赤坂の家」 photo©ARCHI HATCH
石川素樹建築設計事務所による、秋田・横手市の住宅「赤坂の家」 photo©ARCHI HATCH

石川素樹建築設計事務所が設計した、秋田・横手市の住宅「赤坂の家」です。

東西に長い敷地の赤坂の家は、西側道路の先には田園風景が広がるものの敷地からの見え方は周辺建物もかかり、南北と東側は隣家が近く3方囲まれていて東西で敷地の高低差もある状況にあった。

そうした敷地状況から、高低差をかわしつつ空と日照を求めて南側隣家間の切れ目となる位置まで大きくセットバックし、東側には自家用畑、低い西側には駐車スペースと一時的な雪溜まりにもなる庭という配置にしている。

配置計画から得られる日照や、敷地形状、街並みとのボリューム、施工性、予算から、北側に雪を集め南側に大きな開口を設けたシンプルな片流れ屋根を架けた平屋とした。

屋根から北側に落ちる雪は井戸水を利用し融雪し、その井戸水融雪を西側の一部まで伸ばし雪溜まりや雪かき量も軽減させている。南側は積雪軽減に加え、外部としての活用と隣家との緩衝帯となるよう軒を深くしている。

建築家によるテキストより
“建築と今” / no.0001「青木淳」

「建築と今」は、2007年のサイト開設時より、常に建築の「今」に注目し続けてきたメディアarchitecturephoto®が考案したプロジェクトです。様々な分野の建築関係者の皆さんに、3つの「今」考えていることを伺いご紹介していきます。それは同時代を生きる我々にとって貴重な学びになるのは勿論、アーカイブされていく内容は歴史となりその時代性や社会性をも映す貴重な資料にもなるはずです。

“建築と今” / no.0001「青木淳」

青木淳(あおき じゅん)
1956年横浜生まれ。東京大学修士課程建築学修了。91年、青木淳建築計画事務所を設立。2020年、ASに改組。05年、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。東京藝術大学建築科教授。代表作に「潟博物館」、「青森県立美術館」など。京都市美術館(通称:京都市京セラ美術館)のグランドリニューアルの設計を西澤徹夫とともに手掛ける。19年、同館館長に就任。
URL:http://as-associates.jp/


今、手掛けている「仕事」を通して考えていることを教えてください。

「松本平陸上競技場」の設計がはじまりました。

人々の気持ちや行動というナカミは、それ自体で形をもっていません。
それを容れる、広い意味での建築というウツワがあってはじめて、ナカミは形をもちます。
ウツワは、それ自体で形を決めることができません。
そこに容れるナカミがあってはじめて、ウツワはその形を決めることができます。

ナカミもウツワも不定形。
その不定形同士がやりとりするなかで、
ナカミはウツワをつくったり、壊したり、
ウツワはナカミをつくったり、壊したり。

この動的な、微妙な関係が、おもしろい。
建築の設計というのは、その関係のなかに飛び込んで泳ぐこと。

それは、住宅の設計も、美術館の設計も、陸上競技場の設計も変わりません。

日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第1回 中山英之・前編「世界から『色』だけを取り出す方法について」
日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第1回 中山英之・前編「世界から『色』だけを取り出す方法について」

本記事は学生国際コンペ「AYDA2020」を主催する「日本ペイント」と建築ウェブメディア「architecturephoto」のコラボレーションによる特別連載企画です。4人の建築家・デザイナー・色彩計画家による、「色」についてのエッセイを読者の皆様にお届けします。第1回目は建築家の中山英之氏に、色彩について深く印象づけられた出来事を綴っていただきました。

 
世界から「色」だけを取り出す方法について

text:中山英之

 
 
倉俣史朗という名前を、もしかしたら若い方はご存知ないかもしれません。もう四半世紀も前の話になりますが、僕がデザインの世界に興味を持った頃、既にその名前は半ば神格化されていました。建築の道に進もうと考えつつも、当時いちばん興味があったのは椅子のデザインでした。持っていた椅子の本のなかでもとりわけお気に入りだった一冊にも、ちゃんとKURAMATAの名前はありました。だから僕もなんとなく知ったかぶりをしていましたが、告白すると、造花をアクリルに封じ込めたその椅子の何が素晴らしいのか、その当時は正直、よく分からずにいました。

以下の写真はクリックで拡大します

日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第1回 中山英之・前編「世界から『色』だけを取り出す方法について」「ミス・ブランチ」(デザイン:倉俣史朗、1988年) Photographed by Hiroyuki Mori、 ©︎クラマタデザイン事務所

そんなある日、たまたま立ち寄ったお店の片隅に飾られていたオブジェに、目が釘付けになりました。ほのかにピンク色に染まった透明な直方体が、まるで物質感のない純粋な存在がそこにあるかのように、浮かんでいたのです。「物質感がない」というのは何かの比喩ではありません。本当にそう感じたのです。

ピンク色に染まった透明な直方体。もしもそんなものが目の前に浮かんでいたとしたら、どんなふうに見えると思いますか?それはまるで、輪郭が空気と溶け合って、スッと消えてしまおうとしているように見えます。どういうことか。原理は単純です。斜め方向から立方体を見つめた時、立方体の中心を対角線状に貫く視線と、角を一瞬で通過する視線では、どちらの方が色が濃く見えるでしょうか?簡単ですよね。紅茶をたっぷり注いだティーカップの底が、飲み進めるにつれて徐々にはっきり見えてくるように、濃いのは当然、深度の深い前者のほう。とてもあたりまえのことです。けれども、そのあたりまえのことが目の前に描く完璧なグラデーションから、僕はしばらく目が離せませんでした。

以下の写真はクリックで拡大します

日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第1回 中山英之・前編「世界から『色』だけを取り出す方法について」立体を透過する視線と色彩濃度の関係 提供:中山英之建築設計事務所

近寄ってみると、飾られていたオブジェは無垢のアクリルでした。透明なピンクのアクリル直方体。そして、ここからが特別なのですが、それが丸ごと、ひと回り大きな無色透明のアクリルの塊の真ん中に、封じ込められていたのです。なんだそんなことかと笑わないでください。透明なアクリルの中に何かを封じ込めて、それで「空中に浮かんで見えた!」という単純な話では終わりません。

平田晃久の外装・屋上デザイン、日建設計の設計・監理で、表参道・明治通り交差点に新施設を建設。オープンは2022年度を予定
平田晃久の外装・屋上デザイン、日建設計の設計・監理で、表参道・明治通り交差点に新施設を建設。オープンは2022年度を予定
平田晃久の外装・屋上デザイン、日建設計の設計・監理で、表参道・明治通り交差点に新施設を建設。オープンは2022年度を予定

平田晃久建築設計事務所の外装・屋上デザイン、日建設計の設計・監理で、表参道・明治通り交差点に新施設が建設されます。オープンは2022年度を予定しているとの事。

平田晃久氏による外装デザイン「KNIT DESIGN」。自然と人工の共存を表現。

本事業は、建築家・平田晃久氏が外装・屋上デザインを手掛け、自然と人工の多種多様な要素ー表参道のケヤキ並木や緑豊かな神宮の森や洗練された表参道の街並みなどーが共存する新しい都市を表現しています。外装のコンセプトは「KNIT DESIGN(まちを編む)」で、「原宿・表参道」という街を意識し、古と新との融合、外と内との融合など、共存しながら未来につなげる街づくりをイメージしました。ガラスの外装は2つのエリアに分かれ、凹凸面の“umi”エリアでは、季節ごとに移りゆく街並みや空、街を行き来する人、ケヤキ並木の緑など、「まち」の姿をガラス面に映し込みます。一方で、フラット面の“shima”エリアは、建物内部の「みせ」が発信する賑わい、新しいモノづくりや体験の場を発信します。施設全体が「まち」と「みせ」それぞれの反射により混ざり合い、ひと・みどり・街並みなど、この街特有の様々なものがまちを編む込むニットのように絡み合い、共存する姿を表現しました。ガラスファサードは、熱負荷低減に効果のあるガラスを採用しており現代的でシャープなデザイン性だけではなく、環境にも配慮したデザインを目指します。

リリーステキストより

神六再開発株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:小澤広倫)と、権利者及び特定事業参加者である東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:岡田正志)は、共に事業を進めている「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」(以下「本事業」)の外装・屋上デザインが決定したことを、お知らせいたします。本事業は、表参道と明治通りが交差する神宮前交差点の南西角に位置し、2020年1月9日付で権利変換計画の許認可を受けた再開発事業です。ファッショナブルな生活文化を創造する魅力ある商業空間の形成を目指す原宿・表参道エリアにおいて、新たなランドマークとして、2022年度の竣工を予定しています。土地の合理的かつ健全な高度利用により、立地特性に相応しい商業拠点等を整備してにぎわいを形成するとともに、安全な歩行者空間の形成、周辺住環境に配慮した再開発を行い、原宿・表参道エリアの更なる魅力向上に寄与します。

リリーステキストより

その他の画像は以下に掲載します。

宮川清志 / SESNによる、東京・港区芝の美容クリニック「RENATUS CLINIC」
宮川清志 / SESNによる、東京・港区芝の美容クリニック「RENATUS CLINIC」 photo©見学友宙
宮川清志 / SESNによる、東京・港区芝の美容クリニック「RENATUS CLINIC」 photo©見学友宙
宮川清志 / SESNによる、東京・港区芝の美容クリニック「RENATUS CLINIC」 photo©見学友宙

宮川清志 / SESNが設計した、東京・港区芝の美容クリニック「RENATUS CLINIC」です。

港区田町にある美容クリニック、RENATUS CLINICのデザイン。

求められた与件は清潔感や安心感と美しさ、立地もどこにでもある所謂雑居ビルであった事から、ごく普通の空間に見える、それぞれの状態の違和感に気づく事で平凡さが非凡さに変わる様な本質的な空間で応えたいと考えた。

閉じられた雑居ビルの中で天井面にあるはずの無い自然光を作り出し、無くてはならない壁との距離感を曖昧にし、扉の存在を無くす事など、在る物と無い物を混在させる事で、身体的な感覚のみが空間を認識できる唯一の手がかりになる様に計画しました。

デザイナーによるテキストより
芦沢啓治へのインタビュー「家具づくりから考える建築空間」 第一弾の“日本篇”の好評を受け出版される、建築用語図鑑シリーズの第二弾『建築用語図鑑 西洋篇』のプレビュー。約4500年間の西洋建築の歴史をキーワードとイラストから楽しく学べる一冊
第一弾の“日本篇”の好評を受け出版される、建築用語図鑑シリーズの第二弾『建築用語図鑑 西洋篇』のプレビュー。約4500年間の西洋建築の歴史をキーワードとイラストから楽しく学べる一冊

第一弾の“建築用語図鑑 日本篇”の好評を受け出版される、建築用語図鑑シリーズの第二弾『建築用語図鑑 西洋篇』がamazonで予約受付中です。約4500年間の西洋建築の歴史をキーワードとイラストから楽しく学べる一冊です。ここでは書籍の中身をプレビューします。発売は2020年9月17日。【ap・ad】

杉本龍彦・長沖充・蕪木孝典・伊藤茉莉子・片岡菜苗子・中山繁信 共著 
越井隆 イラスト

古代~現代まで約4500年間の西洋建築の歴史を総ざらい!
ワクワクしながら学べる、最高にたのしい建築講義!
シリーズ第2弾は、西洋篇!

世界最古の建造物であり、いまだナゾの多い古代エジプト建築の「ピラミッド」、建築美の究極点といわれる古代ギリシア建築の「パルテノン神殿」、さらには千年間世界一の巨大さを誇った古代ローマ建築の「パンテオン」、その歴史を塗り替えた「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」、さらにはバチカンの傑作「サン・ピエトロ大聖堂」など・・・、西洋には私たちを魅了してやまない建築が数え切れないほど存在しています。

これらは建築的な面だけでなく、宗教や文化などあらゆる面を含めて成り立っており、一つひとつ「壮大な物語」を有しています。

この本は、古代~現代までのおよそ4500年の西洋建築の歴史の中で、主要なものをキーワードとともに選び出し、その意味や成り立ち・歴史を学ぶことができる建築図鑑です。

著者たちよりメッセージ
難解な専門書を読み漁り、時間をかけながらも建築の魅力に目覚めた経験。一方で、自分のように遠回りせず、もっと建築の本質を歴史の流れとともにシンプルかつ分かりやすくとらえられる、そんな本がないだろうか。

そんなふとした想いつきが建築用語を主軸にし、建築と建築を歴史の糸で紡いだ建築物語の誕生につながりました。本書で温故知新である建築を旅してみてはいかがでしょうか。

皆さまの建築の世界がより楽しさに溢れるものになれば、と心から願っています。

リリーステキストより
石川素樹建築設計事務所による、秋田・横手市の住宅「十文字町の家」
石川素樹建築設計事務所による、秋田・横手市の住宅「十文字町の家」 photo©ARCHI HATCH
石川素樹建築設計事務所による、秋田・横手市の住宅「十文字町の家」 photo©ARCHI HATCH
石川素樹建築設計事務所による、秋田・横手市の住宅「十文字町の家」 photo©ARCHI HATCH

石川素樹建築設計事務所が設計した、秋田・横手市の住宅「十文字町の家」です。

点在する農家と山並を望むことができる、広大な水田に囲まれた約1,000平米の敷地に建つ十文字町の家は、車庫・日照を確保するサンルーム・住空間を、同じ構成の2間角ユニットで組み合わせている。

ユニット下の基礎は、単純な布基礎を短辺のみに並べて基礎量を軽減すると共に、多湿に対する床下の通気を確保し、さらに屋根から落とした雪に対する雪囲いを基礎間に収納できるようにした。

木造部は部材の種類と量を限定して、土台柱、桁、羽柄材をそれぞれ同寸法材とすることで加工の合理性を高め、この気候に見合う断熱材と透湿防水紙で切れ目なく包める、雪を落とす勾配の大屋根を架けただけの簡素な形状とした。

表面の突板が厚いラワン合板で仕上げた真壁の構成は、地場の大工で容易につくることが可能で、雪による工事の中断も起こるこの場所で、低コスト短工期を実現した。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/8/31-9/6]
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/8/31-9/6]

※トップページのランキングに不具合が出ているため大元の解析結果からランキングを作成しています

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/8/31-9/6)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第5回「設計事務所を支える番頭ポジション」
  2. 妹島和世が出演するドキュメンタリー「建築と時間と妹島和世」の予告動画と追加イメージが公開。ホンマタカシが監督・撮影を務めたもの
  3. OMAが設計した、東京・渋谷のミヤシタパーク内の、プラダの新店舗「プラダ MIYASHITA PARK店」の写真
  4. 創造系不動産による、建築家住宅の中古流通市場の改革を目標とする不動産サイト「建築家住宅手帖」がオープン
  5. 藤本壮介・アイエイ研究所JVが、北海道・東神楽町の「大雪葬斎場整備」設計プロポで設計者に特定。提案書も公開
  6. 乾久美子・青木淳・中川エリカ・長谷川豪・福島加津也が審査した、東京建築士会主催の 「住宅建築賞2020」入賞作品展をフォトレポート
  7. 五十嵐淳建築設計事務所が計画している、北海道・網走市のヴィラ「TENTOZAN project Villa 3」
  8. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ロシア・モスクワの新駅「クレノヴィ大通り駅2」設計コンペの勝利案
  9. 石川素樹建築設計事務所による、秋田・横手市の住宅「朝日が丘の家」
  10. 今津康夫 / ninkipen!による、大阪市のベーカリー「panscape 大阪靱公園店」
  11. デントン・コーカー・マーシャルによるイギリスのストーンヘンジの新しいヴィジター・センターの写真
  12. 小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・目黒区の集合住宅「不動前の空地」
  13. マ・アーキテクツ / 宮本裕也+留目知明+三浦寛滋による、東京・武蔵野市の、靴紐店「KIXSIX KICHIJOJI」
  14. 南木隆助のデザインとディレクションによる、東京・中央区銀座の、経済ニュースアプリを運営するNewsPicks社が開設したスペース「NewsPicks GINZA」
  15. 石上純也が、東京の思い出深い場所ついて語っているインタビュー。ホンマタカシがポートレートやその地域の写真を撮影
  16. 佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・中央区日本橋本町の「武田グローバル本社 インテリアデザイン」
  17. 熊本地震での被災からの復興と地域への貢献の為に計画された建築「神水公衆浴場」。その内装デザインを決めるプロポーザルが、黒岩構造設計事ム所主催で行われ、広く参加者を募集中
  18. 第8回京都建築賞の入賞作品が発表。最優秀賞は、青木淳・西澤徹夫らによる「京都市美術館」が選出
  19. 宮崎晃吉 / HAGI STUDIOの設計で完成した、東京・新宿区の「OZONEカタログライブラリー」をフォトレポート
  20. Horibe Associates architect’s officeによる、大阪市の住宅「東住吉の家」

ドゥルバッハ・ブロック・ジャガーとジョン・ワードル・アーキテクツによる、オーストラリア・シドニーの、ギャラリーとパフォーマンススペースからなる施設「Phoenix Central Park」の写真。多様な素材遣いと繊細な構成の設計が秀逸

ドゥルバッハ・ブロック・ジャガー(Durbach Block Jaggers)ジョン・ワードル・アーキテクツ(John Wardle Architects)が設計した、オーストラリア・シドニーの、ギャラリーとパフォーマンススペースからなる施設「Phoenix Central Park」の写真が15枚、dezeenに掲載されています。ドゥルバッハ・ブロック・ジャガーが、パフォーマンススペースの設計を、ジョン・ワードル・アーキテクツがギャラリースペースの設計を担当したようです。カルロ・スカルパにも通じる繊細な構成と官能的なデザインが秀逸だと思います。それぞれの建築家のサイトにも写真が掲載されています(ドゥルバッハ・ブロック・ジャガーの作品ページジョン・ワードル・アーキテクツの作品ページ)。

世界一の長さの、床がガラス製の橋が中国にオープン。設計は浙江大学建築設計研究院

世界一の長さの、床がガラス製の橋が中国にオープンしていて、写真が9枚dezeenに掲載されています。設計は浙江大学建築設計研究院です。

以下はその動画。

リチャード・ロジャースが87歳で自身の設計事務所の取締役を退任

リチャード・ロジャースが87歳で自身の設計事務所「ロジャース・スターク・ハーバー+パートナーズ」の取締役を退任するとのことです。リンク先はdezeen。ロジャースは2007年にプリツカー賞を受賞した建築家で、レンゾ・ピアノと共同で設計したパリのポンピドゥー・センター(1978)でも知られています。彼の経歴はこちらで。

『ドラマ「半沢直樹」に美術協力 電脳雑伎集団 社長室にはどんな床材が?』(田島ルーフィング)

『ドラマ「半沢直樹」に美術協力 電脳雑伎集団 社長室にはどんな床材が?』という記事が、田島ルーフィングのサイトに掲載されています。

TAJIMAの床材が採用された背景に迫るスペシャルコンテンツ。
建築家や設計士、デザイナーの方々の空間設計に対する想いや、TAJIMAの床材の魅力などをお伝えしていきます。
第一弾は人気ドラマ「半沢直樹」の撮影現場での様子をお届けします。

【ap job更新】 “建築設計”と“地域のまちづくり”の両分野で注目を集める「坂東幸輔建築設計事務所」が、設計スタッフを募集中
【ap job更新】 “建築設計”と“地域のまちづくり”の両分野で注目を集める「坂東幸輔建築設計事務所」が、設計スタッフを募集中
【ap job更新】 “建築設計”と“地域のまちづくり”の両分野で注目を集める「坂東幸輔建築設計事務所」が、設計スタッフを募集中木頭の家/住宅/徳島県/2020

“建築設計”と“地域のまちづくり”の両分野で注目を集める「坂東幸輔建築設計事務所」の、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

坂東幸輔建築設計事務所では、設計スタッフを募集します。

坂東幸輔建築設計事務所は坂東幸輔が主宰する建築設計事務所で、現在は設計スタッフ5名が在籍しており、インターナショナルスクール、古民家・廃校のリノベーション、新築の個人住宅や集合住宅、別荘などが全国で進行中です。10月中旬に渋谷区道玄坂に事務所移転するのをきっかけに、設計スタッフを2名募集します。

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坂東幸輔は2010年から徳島県神山町で建築ユニットBUSの主宰として、空き家再生やまちづくりの活動を行ってきました。「ブルーベアオフィス神山」(新建築2012年4月号)、「えんがわオフィス」(新建築2013年7月号)、「WEEK神山」(新建築2015年11月号)などの設計を通して、それらが神山町のサテライトオフィスを生み出すことに繋がり、まちづくりに多大に貢献したことで、BUSは2016年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示の出展作家の一組に選ばれ、審査員特別表彰を受けました。2018年からはBUSのメンバーの須磨一清氏と共同でA Nomad Sub株式会社に設立しましたが、2020年にそれぞれ個人事務所で活動することになりました。

現在は坂東幸輔建築設計事務所の主宰としてまた京都市立芸術大学の准教授として、徳島だけでなく東京・京都・広島・愛知・山梨など全国の様々な場所で建築設計やまちづくり、建築教育の活動を行っています。

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