スイス連邦工科大学チューリッヒ校のBlock Research Group(BRG)とZaha Hadid Architects Computation and Design Group(ZHACODE)がincremental3Dと共同で行ったプロジェクトで、Holcim社の協力を得て実現したものです。
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・済州島の、既存建物を改修したフライターグの店舗「FREITAG JEJU by MMMG」です。長坂が「見えない開発」と呼び進めている済州島塔洞での街全体の開発プロジェクトのひとつとして完成したものです(※「見えない開発」については下部のテキストを参照)。店舗の公式サイトはこちら。
この建物は元々1~2階をバーガーキングで利用されていて、大通りのある南側に向けて作られた。
ただ、「見えない開発」構想にそって、D&DEPARTMENT JEJU by ARARIOに向けて人を流し込み建物と建物間の路地にアクティビティを生み出すためにもこの1階を人が行き交うように空洞部を増やしピロティを強調した。
実際に南北の通りを歩く人通しが互いに見通しがきくように両面を窓ガラスで構成している。
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・済州島の、既存建物二棟を改修した宿泊・物販・飲食等の機能を持つ施設「D&DEPARTMENT JEJU by ARARIO」です。長坂が「見えない開発」と呼び進めている済州島塔洞での街全体の開発プロジェクトのひとつとして完成したものです(※「見えない開発」については下部のテキストを参照)。施設の公式サイトはこちら。
このD&DEPARTMENT JEJU by ARARIOはD&DEPARTMENTの中でも最大で、食堂、ストア、ギャラリーに新たな機能として宿泊機能を満たすd roomとあらゆる職人、アーティスト、デザイナーなどが泊りながらワークショップできるようにキッチン+ギャラリー+寝床を備えたd newsというものが入る。
d newsは今まで数時間に限定して行っていたワークショップを数日に渡り行えるように宿泊施設を併設したワークショップスペースでより深くロングライフデザインを語り合う場所となる。
また、来るアーティストにとってもただ教えに来るだけではなく、長期滞在する中で新たな材料などに巡り合い新たな創作活動のきっかけを得ることになる。そんな双方向の文化交流地点として計画した。