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日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第2回 藤原徹平・後編 「色と建築」
日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第2回 藤原徹平・後編 「色と建築」

本記事は学生国際コンペ「AYDA2020」を主催する「日本ペイント」と建築ウェブメディア「architecturephoto」のコラボレーションによる特別連載企画です。4人の建築家・デザイナー・色彩計画家による、「色」についてのエッセイを読者の皆様にお届けします。第2回目は建築家の藤原徹平氏に色彩をめぐる思考について綴っていただきました。

 
色と建築

text:藤原徹平

 

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日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第2回 藤原徹平・後編 「色と建築」Cuadra San Cristóbal(Luis Barragán,1968) photo courtesy of Kentaro Yamazaki

大学に入って建築を学び始めた頃、いつも何も聞かず思い付きで出張土産を買ってくる父が、色鉛筆セットを買ってきてくれたことがある。60色くらいそろった本格的なもので、それまで大学生協で買った12色セットを使っていたから、とても嬉しかった。しかしカラフルな色鉛筆セットを手にしたものの、私が学生時代に設計した建築はコンクリートとか木材とかガラスとかビニールとか、素材がむき出しになったものばかりで、建築に色をつけたことは一度もなかった。

19世紀半ば頃に始まるモダニズム建築には、それ以前の建築の在り方に比べいくつか際立った特徴がある。その1つが色彩に関するもので「白を基調とし、場合により黒や灰色を用い、あるいは材料の生地をそのまま表わす」と簡潔に定義することができる(※1)。つまりモダニズム建築とは、もっぱら白く塗るか、黒く塗るか、グレーに塗るかであり、でなければ素材のままという建築だ。学生時代に、素材を荒々しくむき出しにすることで、モダニズム建築の堅苦しさに抵抗していたつもりだったものが、俯瞰してみればそれもまさにモダニズム建築の一種だったということになる。

色について考えていくとき、考えれば考えるほど、色のことが捉えられなくなる。よく考えてみると、これは面白いことだ。生物的な仕組みからいえば、人は光の波を錐体で感じ、脳で色を認識するが、その最終的な段階に至るまでの間にも、複数の複雑で随時的な情報変換のプロセスがある。決して入力と結果というような単純な処理ではない。そのプロセスに少しの変化があることによっても、色の認識はうつろいでゆく。感じることへの集中により生じる色のうつろいを、茶室などで経験した人もいるかもしれない。

色を感じるということは、光の波の性質を通じ人が世界を微細に感じ分けているということだが、それはあくまで人が色という認識でとらえた世界の姿であり、真の世界はおそらく別の姿をしているはずだ。しかし人はそれをとらえることはできない。人は自身の感覚器官でとらえたものからしか世界を認識できないし、あらゆる物理法則も人が感じて認識できるものが思考の基盤になっている。その意味では、色彩学は物理学を生んだ母なる存在といえる。

ダヴィッド・カッツ(David Katz:1884-1953)という心理学者が人の色の感じ方を研究し、9つのモードに整理したが、その1つに「面色(film color)」というものがある。「面色(film color)」とは、主に青空のように、定位性や表面のテクスチャをはっきり知覚することができない色の見え方である。人は空によって自分たちの世界が包まれているように感じ分けているが、他の生物がそのように感じ分けているかは、まったくわからない。しかし人は空によって世界が包まれているという感じ分けができたことで、昼と夜の不思議さに気づき、その結果、天体運動の法則や他の天体の存在、宇宙の存在について認識するに至った。もしも「面色(film color)」の感じ分けを人ができなかったとしたら、こうした世界認識そのものが不可能だったのかもしれない。

【ap job更新】山路哲生建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・新卒既卒・業務委託・パートタイム)を募集中
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山路哲生建築設計事務所では設計スタッフを募集しています。

山路哲生建築設計事務所について

隈研吾建築都市設計事務所を経て2015年に設立した山路哲生が主宰する建築設計事務所です。昨年11月に開業された渋谷駅スクランブルスクエアや、中国を中心とした海外の大規模な開発に携わってきた一方、住宅やホテルの内装・家具、また小さな屋台の設計など幅広いスケールで設計をしております。2019年には住宅「恵比寿の家」(住宅特集2018年10月号)が日本建築士会連合会賞で奨励賞を頂き、徐々に活動の広がりをみせる現在過渡期にあります。東京を中心とした活動から、地方、海外へと活動範囲が広がるこの機会に、一緒に計画に参加してくれる仲間を募集しています。

都市部では今注目されるベンチャー企業やディベロッパーとの協業が弊社のひとつの特徴となっています。現在建設中の銀座のオフィスビルでは解体以前から既存の建物を街に開放するアートイベントを開催し、その一連の活動において今年度のこれからの建築士賞を受賞しています。
今まさに大きく変わろうとしている産業構造の中で、建築によって実現されるものも建築が担う枠組みも変わり続けています。建築を軸にまちづくりから家具デザインまで携わることで業種間における不要な障壁を乗り越え、きめ細やかな社会をつくることを目標としています。達成すべき目的の為に同業、異業種関わらず、様々な業種の方とチームをつくり協働しています。

建築士としての経験・技術の習得ができるとともに、幅広い職種の方々と協働することができます。現在代表含めて5名(設計士4名、事務会計1名)の小規模な事務所ですので、実力に応じて早期にプロジェクトリーダーとして担当頂きます。各人の責任も大きいですが与えられる裁量も大きくなります。小規模だからこそ各人の個性を存分に発揮し、その挑戦と成長を共に楽しんでくれる気質・性格の方をお待ちしております。代表の山路は大学講師を兼務しており、人材育成や研究・開発にも力を注いでいます。
またオフィスを数事務所でシェアしているため日常的に10~20名程の設計スタッフが在席しています。普段から他事務所との交流が図れるので、風通しが良く、同年代のスタッフ同士で互いに切磋琢磨できる職場環境にあります。

現在進行中の設計プロジェクト
住宅、オフィスビル、ホテル、商業施設、医療施設、公共施設、地方都市まちづくり、家具、事業コンサルなど

OMAが完成させた、フランス・トゥールーズの、展示場とコンベンションセンター「MEETT Toulouse Exhibition and Convention Centre」
OMAが完成させた、フランス・トゥールーズの、展示場とコンベンションセンター「MEETT Toulouse Exhibition and Convention Centre」 photo©Marco Cappelletti, Courtesy of OMA
OMAが完成させた、フランス・トゥールーズの、展示場とコンベンションセンター「MEETT Toulouse Exhibition and Convention Centre」 photo©Marco Cappelletti, Courtesy of OMA
OMAが完成させた、フランス・トゥールーズの、展示場とコンベンションセンター「MEETT Toulouse Exhibition and Convention Centre」 photo©Marco Cappelletti, Courtesy of OMA

OMA / クリス・ヴァン・ドゥイン(Chris Van Duijn)が設計した、フランス・トゥールーズの、展示場とコンベンションセンター「MEETT Toulouse Exhibition and Convention Centre」です。

トゥールーズの北側のイノベーションゾーンに位置する新しいエキシビション&コンベンションセンター「MEETT」は、建築だけではなく、インフラ、都市主義、景観、公共空間などの要素も含んでいます。この155,000m2の展示会・コンベンションセンターは、都市と田園地帯の間に位置しており、南側の都市化された区画と北側の農業地帯を結んでいるのだそう。

この施設は3つの平行な区画に分割された水平でコンパクトなプロジェクトとして構想されています。北にはモジュール式の展示ホールの列、南にはコンベンションセンターと多機能イベントホール、そして中央には3,000台分のサイロ駐車場を特徴とするレセプションエリアがあります。駐車場を地下に追放したり、周囲の景観とは関係のない敷地の周辺部に押し込んだりするのではなく、駐車場を中心に配置し、アメニティやホールへのアクセスが集中するように配置しています。

内外の空間を組み合わせ、路面電車、道路、空港、周辺の田園地帯などのインフラとの接続を確立することで、一般的に内向的なタイプの展示会場を外向的なタイプの展示会場へと変化させたのだとか。

北側の区画にある展示棟は、700m近い長さの空間を一つの空間として楽しむことができ、そのスケールの大きさが印象的です。中央の区画には、1階の32,700㎡のレセプションエリアが、展示ホール、エクステリアエキスポ、コンベンションセンターへの来場者を迎え入れます。MEETTの南側の区画は、多機能なイベントホールとコンベンションセンターを1つの建物にまとめたもので、建物全体を2階建ての追加展示スペースとして利用することも可能とのこと。

レム・コールハースのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたもの 藤本壮介へのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたもの 武藤弘樹建築設計事務所による、長野市の、住宅の増築計画「神職の文庫」
武藤弘樹建築設計事務所による、長野市の、住宅の増築計画「神職の文庫」 photo©dataro
武藤弘樹建築設計事務所による、長野市の、住宅の増築計画「神職の文庫」 photo©dataro
武藤弘樹建築設計事務所による、長野市の、住宅の増築計画「神職の文庫」 photo©株式会社春原木材

武藤弘樹建築設計事務所が設計した、長野市の、住宅の増築計画「神職の文庫」です。

長野市縁辺部の里山に建つ、神職夫妻の住宅の増築計画になります。

敷地は登録文化財である神社山門に面しており、ここに新たな正面玄関、簡易な応接機能、執務機能、祭器具等保管機能、そして夫妻が所蔵する書籍約3,000冊の収蔵および閲覧機能を備えること、さらに神職の住宅に相応しい構えと庭を与え、神社施設の一部として位置づけることを施主は望みました。

また、前面道路と既存母屋には最大で2,170mmの高低差があり、かつて屋外階段で処理していたこの段差を、建物内で緩やかに繋ぐことも求められました。

こうした実際的な条件に加えてわたしたちは、住宅でありながら生活機能を持たないこの建物には、神職の生活ではなく、存在そのものを支える概念的な役割を与えたいと考えました。

周辺環境と調和するように選ばれた切妻屋根の下は、襖で緩やかに区切られた筒状の一室空間です。仕上げ材を暗い色調の木材で統一し、木の胎内のような落ち着きと抽象性を与えるとともに、襖や書棚など複数のレイヤーを重層させることで、奥行きを強調しています。

この「筒」は山門に面した北妻側を正面とし、建具を開放することで最奥部まで見通すことができます。住み手は神職としての振る舞いを、この奥行きの中に垣間見せることで、参拝者=外部と関係します。このいわば演劇性が、形式や所作の洗練によって成り立つ神道という文化、そして神職という生業を象徴すると考えました。

建築家によるテキストより
現代設計 / 村重盛紀による、東京・三鷹市のオフィスビル「MHビル」
現代設計 / 村重盛紀による、東京・三鷹市のオフィスビル「MHビル」 photo©Joaquín Mosquera [idearch]
現代設計 / 村重盛紀による、東京・三鷹市のオフィスビル「MHビル」
現代設計 / 村重盛紀による、東京・三鷹市のオフィスビル「MHビル」 photo©Joaquín Mosquera [idearch]

現代設計 / 村重盛紀が設計した、東京・三鷹市のオフィスビル「MHビル」です。

三鷹市に本社を構える、物流会社を統括するホールディングスのオフィスビル。
都道に面した敷地は南北に長く、将来的な敷地の有効活用を踏まえて敷地を分割した上で、位置指定道路の引込みや集合住宅の増築を段階的に行う、第一期の計画である。

ホールディングスとは多様な会社を包括するシステムであり、ゆえに会社の顔となるその建築も、画一的なものでなく多面的に捉えられるものであってほしい。計画に際し、物流業・運送業に端を発する会社の、仕事の確実性や徹底した規則そのものを体現する建築が相応しいと考えた。

建物の性格上、周囲に埋もれてはならず、かといって存在が突出し過ぎるのも好ましくない。そこで、プライバシーの確保と開放性、騒音振動への配慮、外観の近寄り難さを避け親密な建物とする、等の条件を満足させるため、建物の四周においてそれぞれ性格の異なる顔をつくっている。

外部からの視認性が高い北面は開口部と壁が規則的に反復し、東面は増築時の長い立面計画を見据えて開口部と壁がスパンを変えて反復する構成とした。ともに折板状の外壁がそのままインテリアへ持ち込まれる。南面・西面は隣接する住宅や共同住宅に応じた、ポツ窓や引違い窓が現れる。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/9/21-9/27]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/9/21-9/27)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. ロシアの公園の国際設計コンペの結果が公開。最終候補にはH&deM、BIG、隈研吾などのチームが名を連ねる
  2. 萬玉直子+鎌谷潤 / b-side studioによる、東京・世田谷区の、集合住宅の住戸改修「北沢のリノベーション」
  3. ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、香港の36階建ての高層ビル「2 Murray Road」。香港蘭のつぼみを再解釈した有機的な外観は、隣接する公園との調和を意図し、環境性能も考慮
  4. MVRDVによる、オランダ・ロッテルダムの、訪問者が閲覧可能な芸術作品の収蔵庫「デポ・ボイマンス・ファン・ベーニンゲン」が竣工。鏡面パネルの貼られたお椀のような形状が特徴的で、周辺環境を映しだし環境に溶け込むことを意図
  5. 菊竹清訓・妹島和世・坂茂らとの協働でも知られる構造家 松井源吾のアーカイブサイトが公開。作品集や論考もPDFで閲覧可能
  6. 山﨑健太郎デザインワークショップによる、静岡の「熱海の茶房」
  7. 隈研吾がスノーピーク社の為に設計した、長野・白馬村の商業施設「snowpeak LANDSTATION HAKUBA」の写真。ショップ、レストラン、カフェと屋外アクティビティを一体化した施設
  8. 山本周+小林栄範による、石川・金沢市の、既存建物を“掃除”することで生き生きとした場を生み出した建築プロジェクト「問屋町の大掃除」と、そのプロセスと考え方を綴った論考「リノベーションからの脱線」
  9. 森田悠紀 / 森田悠紀建築設計事務所による、東日本の住宅「L-house」
  10. ライトの弟子としても知られる遠藤新が手掛けた葉山の「加地邸」が、神谷修平らの設計で改修。民泊事業も開始されるとの事
  11. 岡田一樹 / R.E.A.D. & Architectsによる、長野の住宅「軽井沢のセカンドライフハウス」
  12. 麻生征太郎建築設計による、愛知・岡崎市の、木造平屋住宅の改修「岡崎の住宅」
  13. ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、スイス・バーゼルの、ショッピングセンターの屋上に建つ600人収容の中学校の計画案が公開。
  14. 藤木俊大+佐屋香織+佐治卓 / ピークスタジオによる、福岡の住宅「飯塚の平屋」
  15. 花本大作建築設計事務所による、広島・呉市の、動物病院付住宅「三芦の家」
  16. 中本尋之 / FATHOMによる、広島市のヘアーサロン「créde hair’s inokuchi」
  17. 日本ペイント×architecturephotoコラボレーション企画 “色彩にまつわる設計手法” / 第2回 藤原徹平・前編 「まずモノクロームから考えてみる」
  18. 安藤忠雄へのインタビュー『「お金は社会に還元して死ぬ」――「暴走族」安藤忠雄79歳、規格外の人生』が公開。過去の経歴から現在の社会貢献活動までを語る
  19. アトリエ・ワンによる、茨城・水戸市の、ヴォールト屋根と芝生のはられた屋上テラスを持つ住宅「ハウス・アーク」の写真
  20. 園田慎二 / SSAによる、群馬・高崎市の、既存ビルを改修したアートギャラリー「rin art association」

レム・コールハースとサミール・バンタルによる、グッゲンハイム美術館での展覧会「Countryside, The Future」の新しい美術館公式のPR動画が公開。展覧会のメイキングや関係者のコメントを紹介する内容

レム・コールハースとAMOのサミール・バンタルによる、グッゲンハイム美術館での展覧会「Countryside, The Future」の新しい美術館公式のPR動画が公開されています。展覧会のメイキングや関係者のコメントを紹介する内容です。展示の会期は2021年2月14日まで。

ピーター・クックへのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたもの トーマス・ヘザウィックへのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたもの ケネス・フランプトンへのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたもの パスカル・フラマーへのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたもの

パスカル・フラマーへのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたものです。動画の公開は2020年9月26日。フラマーはヴァレリオ・オルジアティに師事した建築家。

隈研吾へのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたもの 伊東豊雄へのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたもの 青木淳が2020年2月に行った学生向け授業の音声ファイル。ラジオ番組の企画で行われたもので、学生からの質問にも回答

青木淳が2020年2月に行った学生向け授業の音声ファイルが公式でyoutubeにて公開されています。ラジオ番組の企画で行われたもので、学生からの質問にも回答しています。4つに分割されて公開されています。

建築家で京都市京セラ美術館館長の青木淳さん! 参加学生からは「何人かでやることと一人でやることの違い」について質問が。青木さんは「どちらもあり。設計するというのは妄想することとほとんど同じ。一人で妄想した方が構想しやすい人と、妄想が他の人の妄想と組み合わさって加速し楽しくなる人もいる。どっちが面白いか、好きな方。こだわらなくていいのではと思います」と回答しました。

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