ピーター・ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「建物の顔」が公開されています。
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高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.が設計した、鹿児島市の店舗「BAKE CHEESE TART KAGOSHIMA」です。
新しい店舗は、日本列島の最南端に位置する鹿児島県に完成した。
鹿児島県には地理的に2つの大きな特徴があり、一つ目は県の中心に位置する湾「錦江湾」を馬蹄型に囲む独特の地形であること。二つ目は現在でも噴火活動を続ける日本を代表する活火山「桜島」を有すること。このインパクトのある山の形状や湾の形状は、その地域で暮らす人々の心に染み付いた形であり、そのシンボルである「地理的特徴」からインスピレーションを受けた形をデザインに落とし込むことで、自然と店に愛着を持ってもらうことが出来ると考えた。


株式会社WAO渡邉篤志建築設計事務所の、設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
株式会社WAO渡邉篤志建築設計事務所では、設計スタッフを1~2名募集しています!
□事務所について
WAO渡邉篤志建築設計事務所は、個人住宅や集合住宅、事務所ビルなどの建築設計とともに、駅や駅周辺整備(公共事業)のデザイン提案、設計監理を行っている設計事務所です。
建築を取り巻く様々な状況のなかで、都市計画からディテールデザインまで、スケールが違う領域をまたいだ設計活動、デザイン提案を目指しています。□事務所環境について
荻窪駅から徒歩3分の事務所ビルの一室をリノベーションした事務所になります。
今年引越しをしたばかりで、比較的ゆとりのあるオフィス空間の中で活動を行っています。
スタッフの自主性を重んじた業務体制、環境づくりを図った事務所を目指しています。
できる限り効率的に業務を行い、可能な限り残業や休日出勤をしない方針です。
とはいえ、クリエイティブな作業は限られた時間の中で最善の回答が得られるものではないので、ここは難しいところですね。。。
とにかくワークライフバランスを重視した事務所体制を心がけています。□事務所で得られる経験について
単体の建築設計は、デザインアプローチから設計監理まで一貫した業務を担当してもらいます。
駅周辺整備などの公共事業は、都市計画や土木、ランドスケープなどの様々な専門家との協働作業になります。
様々な専門家との交流をとおして、建築のあり方に気づかされることも多々あります。
また、アーバンデザインや景観計画も業務の一環としてあり、幅広い知見が得られることは貴重な経験になると思います。□募集スタッフに求めたいこと
デザイン意欲がある人、積極的な人を募集しています。
自主性を重んじる事務所なので、積極的な人が向いている事務所になります。
新卒、経験者を問いません。
積極的でコミュニケーション能力が高い人は大歓迎です!□現在進行中のプロジェクト
駅周辺整備
・豊田市駅周辺整備(設計、工事監理)
・リニア岐阜県駅周辺整備(基本計画)
・柳ヶ浦駅 駅舎改修と周辺整備(設計、工事監理)
・神戸市三宮周辺整備(景観計画)
・町田駅周辺整備(基本計画)
エドュアルド・ソウト・デ・モウラが、2019年12月に行った講演の動画です。RIBA(王立英国建築家協会)とヴィトラが主催したイベントです。


木平と近藤建築事務所・Same Picture Company / 木平岳彦+近藤奈々子が設計した、愛媛・今治市のゲストハウス「大三島 素泊り茶房 トマリギ TOMARIGI Hostel」です。施設の公式サイトはこちら。
島の朝は空気がスキっとしていて、みんな早起き。宿泊した朝気持ちよく目覚められるよう、ドミトリーや廊下に朝日が心地よく差し込むハイサイド窓が設けられ、ツンと片方の屋根が持ち上がった外観となりました。
外壁や室内の壁には、島の山からとれた土を塗ることで、調湿・蓄熱性能の高い快適な空間が実現しました。建物に入ると、日中は涼しく夜はじんわり温かい。昔の家にあった蔵に入るような感じを少し思い出します。



矢橋徹建築設計事務所が設計した、熊本市の住宅「池上の家」です。
万日山への視野角から導いた高窓で風景を取り込み必要十分なプライバシーを確保することを基調とし、所要室を高窓に沿って配置した。
所要室の界壁によって景色が断片化することを避けるため、所要室の界壁を欄間状に抜いたセミオープンな構成とし、視線が抜けることで万日山のなだらかな稜線をリニアにハイライトする空間構成とした。
この空間構成は北側の光を共有することで得られる安定した照度環境や高所換気と一室空間化による安定した空気環境の実現にも寄与している。風景と光を共有する連続高窓と気配や空気が繋がるセミオープンな構成が組み合わさり、外部環境との間に断面的なバッファーとなって絡みついている。外部からは夜間照らされた天井の架構が立面として表れ、外へ生活の息遣いを伝える媒介となって周辺の住宅街の生活風景に参加する二重の効用を備えている。


黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesが設計した、関東の住宅「ORTHO」です。
関東近郊の閑静な住宅地に建つ「ORTHO」は家族で暮らす平屋の住まいです。
家族と一緒に充実したオフタイムを過ごすための場所として新たに購入した敷地は、ひな壇形状の変形地。クライアントは中庭のある生活を希望していたため、特徴的な地形と段差を利用した平屋の住宅になりました。
2つの大きなコンクリートのボリュームがずれながら重なるRC杉板打ち放し仕上げのマッシブな外観が特徴的です。

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/6/1-6/7)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- 中村拓志 & NAP建築設計事務所の設計監修で、村野藤吾が1959年に完成させたウェスティン都ホテル京都の「佳水園」を改修し、2020年7月にオープン
- 長坂常 / スキーマ建築計画が、事務所を千駄ヶ谷に移転していて、そのセルフリノベの様子の写真をサイトで公開
- 日本建築家協会が、建築系学生の学業支援の為に10万円を助成する事業の応募要項を公開
- 隈研吾による、歯科医療総合メーカーの為の展示ブース「Ireko」の写真
- 佐藤可士和のトータルクリエイティブディレクション、ヘルツォーク・アンド・ド・ムーロンがデザインチームに加わって内装等を手掛けた、東京・銀座の、ユニクロのグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」の画像
- 鈴木亜生 / ASEI建築設計事務所による、鹿児島市の住宅「SHIRASU/桜島」
- 青木淳がファサードのデザインを担当した、東京・銀座の、ファッションブランド ロロ・ピアーナの旗艦店の写真
- 遠野未来建築事務所による、長野・軽井沢町の別荘「Shell House/ The language of forest」
- 加瀬谷章紀+綱川大介 / I.R.A.による、東京・東村山市の住宅「spiral」
- 子浦 中 / シオ建築設計事務所による、茨城の、株式会社ZOZOの休憩ラウンジ・オフィス「Big eaves lounge」
- 遠藤克彦+八尾廣による、東京・品川区の集合住宅「長者丸 VIEW TERRACE」
- ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「北仲ブリックの照明デザイン」
- 鍋島貴+寺岡万征 / wipeによる、東京・杉並区の集合住宅「Skyterrace」
- 渡辺ガク / g_FACTORY建築設計事務所による、東京・目黒区の集合住宅の一住戸の改修「Renov in Naka-Meguro」
- o+hパートナー、EIKA studioの榮家志保が、新型コロナウイルスでのリモートワークでの気づきを反映した空間改修の小さなアイデアを記した論考「プライベート・スペースの前線に立つ」
- 糸井裕構+杉山純一+篠原智一 / ssideによる、東京・世田谷区の住宅「K-nest」
- PARTY × noizによる、森美術館での展覧会「未来と芸術展 : AI、ロボット、都市、生命」の為のインスタレーション
- 田根剛に、パリでの新型コロナウイルスの影響や自身の働き方等を聞いているインタビュー記事
- ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生トーマス・ゴスナーが考案した、公共空間で人々が必要な時だけ使うことができ場所を取らないベンチの写真
- ヘルツォーグ&ド・ムーロンらが計画している、カナダ・トロントの、集合住宅を中心とした87階建の高層タワーの画像


大阪を拠点に全国で多様な商空間の設計から運営までを手掛ける「株式会社infix(インフィクス )」の、デザイナー間宮 吉彦のアシスタント募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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▼infixについて
株式会社Infix(インフィクス)は、大阪・北浜を拠点に、全国で飲食、物販などの商業施設の空間デザインをはじめ、あらゆるジャンルのインテリアから建築まで、空間をトータルに手がけています。1991年より、代表の間宮 吉彦は「UNDERSTANDING THE CONTEMPORARY」を掲げ、特定の様式や主義にとらわれることなく、時代の欲するムードを表現し、その中に潜む普遍性を追求する。を理念に、空間デザインを生業としてきました。
2017年には、大阪府堺市に残る古民家をレジデンスへ改装した「SAKAINOMA 熊・錦」の2施設をオープン。2019年には、大阪・北浜の川沿いに立つ自社ビルをコンバートし、ホテル「THE BOLY OSAKA」をオープンしました。
この3年間で3つの宿泊施設を所有し、企画、設計、運営、経営までを一貫して一社で行っています。30年間続けてきた空間デザイン事業を起点とし、空間をプロデュースする様々な事業展開を見据えています。
infix inc.:http://www.infix-design.com/
▼入社後に携わって頂く業務内容
現在進行中のプロジェクトは大きく3つあります。・大型商業施設の環境デザイン
・自社運営の宿泊施設企画、設計、運営
・特定の地域活性化計画これら各プロジェクトにおける「コンセプトワーク、デザイン、設計、監理スタイリング」をチーフデザイナーのアシスタントとして遂行していただきます。デザイン・設計業務以外に外部パートナーとなる設計事務所との折衝、プロジェクトディレクションなどのサポート業務も含まれます。
また、アシスタントという立場ではあるものの個人の裁量は大きく、意見が採用される機会も多々あります。チーフデザイナーと共に社内のみならず外部パートナーとも協力して、商空間のデザインを一貫して行うことができるので、設計業務を部分的ではなく全体を理解しながら実務経験を積むことが可能です。
▼どんな場所で働くか
大阪・北浜は梅田の難波のちょうど間に位置するオフィスエリアであり、神戸・京都からアクセスも良いビジネスの中心地でありながら、緑豊かな中之島と近くカフェやレストランも立ち並ぶエリアです。そんな北浜の川沿いに佇むビルの中に私たちの事務所はあります。ビル群がふっと切れた開放感のある川辺は風が心地よく、リラックスした環境で仕事に取り組んで頂けます。
都市でありながら開放的な心地よさを感じられる北浜で、私たちと一緒に働きませんか。
まずは、お気軽にご連絡ください。お話できることを楽しみにしています。
1990年代の東京の日常風景の動画を、写真家・ビデオグラファーのライル・ヒロシ・サクソンがyoutubeで公開しています。twitterで彼による動画が転載され話題になっていました。こちらのサイトがインタビューを行っています。
こちらは新宿駅の改札の様子。
原宿の竹下通りの様子。
青木弘司+AAOAAが設計を進めている「麻布十番のレストラン」の模型写真が7枚、インスタグラムに投稿されています。今月末(2020年6月末)に実施設計を完了させるペースで進んでいるとの事。
SHARE 長谷川豪のレクチャー「Few Things I Have Ever Thought Since I Was A Student」がオンラインで開催
- 日程
- 2020年6月18日(木)
長谷川豪のレクチャー「Few Things I Have Ever Thought Since I Was A Student」がオンラインで開催されます。開催日時は日本時間2020年6月8日20時。zoomで行われるようです。教育機関「École d’architecture de la ville & des territoires Paris-Est」の主催で行われるものです。
隈研吾の講演動画「アフターコロナの建築とデザイン」です。2020年5月14日に建築倉庫ミュージアムYouTubeにて配信された「隈研吾・西澤明洋が語るアフターコロナの建築とデザイン」から抜粋したものとの事。
今回は、イベント本編映像より、建築家・隈研吾氏が語る「アフターコロナの建築とデザイン」を抜粋したSpecialEditionとなっております。
00:20~00:55 アフターコロナの建築は”箱からの脱出”
00:56~02:28 建築家は”社会のOS”を作っている
02:29~04:29 ”時間”に縛られる箱
04:30~05:22 これからを担う学生へのアドバイス
05:23~05:50 隈研吾にとって建築家とは
SHARE ピーター・クックが、藤本壮介とDS+Rのエリザベス・ディーラーと行うトークセッションをオンラインで開催
- 日程
- 2020年6月12日(金)・6月13日(土)
ピーター・クックが、藤本壮介とDS+R(ディラー・スコフィディオ+レンフロ)のエリザベス・ディーラーと行うトークセッションをオンラインで開催します。主催はバートレット建築学校です。藤本壮介とのトークは日本時間2020年6月12日18時から。エリザベス・ディーラーとのトークは日本時間2020年6月13日2時からのスタートです。
Sir Peter Cook talks to Sou Fujimoto in Tokyo, Japan and Elizabeth Diller in New York, USA.
田根剛に、2020年5月に話を聞いているインタビュー記事「人の想像力と創造力こそが問われていく」が、fashionsnap.comに掲載されています。
「テイクアウトやテラス営業などのための道路占用の許可基準を緩和します」というリーフレットを国土交通省が公開しています。
こちらのページに公開資料の説明があります。
国土交通省では、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店等を支援する緊急措置として、地方公共団体と地域住民・団体等が一体となって取り組む沿道飲食店等の路上利用の占用許可基準を緩和することとしました。
この取組により、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店等の皆様によるテイクアウトやテラス営業のための路上利用について、地方公共団体等が一括して占用許可の申請をしていただくと、道路占用の許可基準が緩和されます。
また、この取組については、地方公共団体においても同様に取り組んでいただけるよう要請しています。












