

岡田宰 / 2id Architectsが設計した、静岡・浜松市の二世帯住宅「Dan Dan Dan House」です。
母1人。息子家族は子供を合わせて6人。このアンバンランスな人数比率をどう配置するか。家族の交流の場を確保しつつ、家族の関係性をどうデザインするかが求められた。
さらに外部環境へ積極的に開くことが難しい敷地状況を読み取りつつ、内部空間の開放性と光の扱い方について考えた。
周辺環境を考慮し、外部空間とは一定の距離感を保ち閉鎖性を確保する。一方、高窓から多くの光を集め、壁面に反射した柔らかな光が空間全体に広がる。
閉鎖性と開放性。一見すると相反する矛盾だが、外部から守られた安心感と柔らかな光が広がる開放感。それぞれの個性を同居させることで、落ち着きと開放性の両方を生み、大家族を包み込むおおらかな空間を目指した。
共有リビングの床一面には畳が敷かれている。共有リビングは各部屋と繋がる6箇所の出入り口と2Fの子供部屋へと繋がる螺旋階段が設けられ、暮らしの様々な動線が重なる家の中心でもある。フローリングなどの固い素材ならばサッと通り抜けてしまうかもしれない。畳という柔らかな素材だからこそ、その場に座ってもいいし、寝転んでもいい。つい居座り、家族の交流が自然と生まれる空間へと変化する。














