SHARE 江藤健太アトリエによる、大分の住宅「臼杵の家」
江藤健太アトリエが設計した、大分の住宅「臼杵の家」です。
地方の場合、360°周辺に建物が密集していない恵まれた環境が多く、何を手掛かりに建築形態を決定すべきかの迷いや、問題定義の研鑽という問題が逆に生じる。
建物は大分県臼杵市に建つ4人家族のための住宅である。
敷地は東西南北に連なる山々に囲まれ、田園風景の広がる平地から上がった丘陵地の中に位置する。この場所の豊かな自然環境を読み解きながら周辺環境へ溶け込む建築を導き出す事、及び建て主が望んだ風景への開放や眺望、道路や隣家からのプライバシー確保を同時に実現する住環境を獲得する事が計画での主題となった。