隈研吾が計画している、東京・渋谷区の、”木を積み上げたトンネル状の空間”が特徴的な「日本アロマ環境協会拠点施設」の画像が公開されています。
アロマセラピー関連の資格の認定、学術調査研究を行う公益法人である日本アロマ環境協会の新たな拠点施設。敷地からは象徴的に丹下健三設計の東京オリンピック1964の水泳場が見える。この眺望を主役とする透明なガラスキューブをデザインした。
構造は木の組積造を試みた。木を積み上げたトンネル状の空間の中で身体と香りとが響き合う空間とした。
隈研吾が計画している、東京・渋谷区の、”木を積み上げたトンネル状の空間”が特徴的な「日本アロマ環境協会拠点施設」の画像が公開されています。
アロマセラピー関連の資格の認定、学術調査研究を行う公益法人である日本アロマ環境協会の新たな拠点施設。敷地からは象徴的に丹下健三設計の東京オリンピック1964の水泳場が見える。この眺望を主役とする透明なガラスキューブをデザインした。
構造は木の組積造を試みた。木を積み上げたトンネル状の空間の中で身体と香りとが響き合う空間とした。
ドミノアーキテクツ・大野友資が、アラップの構造設計者アリス・ブライアに、巨大な岩を積み重ねるアート作品(ペーター・フィッシュリとダヴィッド・ヴァイスによる「Rock on Top of Another Rock」)の構造設計について聞いているインタビュー「世界最高峰の無用 」が、noteに掲載されています。
竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルが設計した、京都・上京区のシェアハウス「庭路地の家」です。
京都の中心市街地、御所や大学に隣接し、多彩な都市生活が営まれているエリア。子育てを終えた単身女性が早期退職後の豊かな時間を過ごすため、1階に自分のエリアを確保しながら2階の3室を近隣の女子学生に貸すシェアハウスである。1階においても、簡単な眠る場所と掘りごたつと洗面キッチンのみが完全なプライベートエリアで、街路に近いギャラリーは友人の作品の展覧会、近くに住む娘さんの料理教室、近所の子供に算数を教える私塾といった活動のためのパブリックリビング、敷地奥の静かな茶室は友人を招いてティーパーティーを開くためのプライベートなパブリックリビングと、街から住宅へ人々を招き入れて楽しむ彼女の生活スタイルが反映されている。
山田誠一建築設計事務所が設計した、静岡・静岡市の「三保松原の住宅と店舗」です。
計画地は、景勝地として有名な三保松原と御穂神社とを繋ぐ神の道沿いに位置する。以前は訪れる人が減少傾向にあったが、富士山と共に世界遺産となったことがきっかけとなって、現在では国内外から多くの人が訪れる観光地である。
地元でバーを営む建主から、新たな観光資源となるドッグランを併設したガーデンカフェ兼住宅を建てたいという相談を受けた。魅力的な敷地ではあるが、毎日多くの人が往来し、大きな松が一直線に並ぶ強い軸線をもった神の道との接続の仕方を考える必要があった。
山田誠一建築設計事務所が設計した、静岡・三島市の住宅「箱根西麓の家」です。
計画地は、三島市から箱根へと抜ける旧道沿いの高台に造成された分譲地である。設計段階に訪れた団地にはまだ建物もなく、段状に造成されただけの敷地には設計の手がかりとなるものは希薄だった。少なからず環境を平準化してしまう分譲地においては、より広い視野をもって、人の手では変わることのない風土を見い出し取り入れる思考が必要になる。リサーチ範囲を広げて古くからある旧道沿いを歩いてみると、谷のある地形と斜面に拡がる広大な畑、遠くまで連なる山々の美しい風景と共に、谷から吹く心地よい風や、風景に彫りの深い陰影をつくり出している日射しがとても印象的だった。
エル・クロッキーの最新号(201号)は、カルソ・セント・ジョン特集です。タイトルは「Caruso St John 2013 2019」。
竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルが設計した、京都・中京区の「絆屋ビルヂング」です。
京都の中心商業地区にたつジュエリー・アーティストのためのアトリエ、ギャラリー、住居が一体となったビル。故人の遺髪やペットの毛などを封入した唯一無二のジュエリー製作を行う彼にとって、ここは家族と暮らし、製作を行い、さらに遺骨や遺髪の埋封作業をゲストと共に行う場所でもある。
東京都世田谷区・池尻の旧校舎を改修した「IID 世田谷ものづくり学校」が、建築系シェアオフィス部分の入居者を募集しています。建築系シェアオフィスは、旧教室を8ブースに分割して使用しており、今回は2ブースを募集するとの事。月額家賃は50,000円(別途消費税・共益費・火災保険料・電気代等)です。現在入居している建築家・クリエーターの情報はこちらで閲覧できます。応募前の事前見学も可能との事。応募詳細は当記事下部でどうぞ。【ap・ad】
IID 世田谷ものづくり学校は、2004年10月に廃校となった旧池尻中学校舎を再生した複合施設です。世田谷区と定期賃貸借契約を結び、株式会社ものづくり学校が運営しています。
行政の建物を民間主導で、そしてマネジメントも独立採算でおこなうビジネスモデルは都内初の廃校活用事例として、設立時から注目を浴びました。改修工事は学校本来の機能・雰囲気を活かすことをコンセプトに置き、現在も当時の中学校の雰囲気を感じることができます。
IIDでは、設立当初から世田谷区と取り決めた「産業振興」 「地域交流」 「観光拠点化」 の指針に沿って活動しています。主な事業内容は“ものづくり”事業者へのオフィス提供・創業支援・ものづくり体験と交流の場の提供・スペースレンタル・地域コミュニティとの連携など。また、館内にはSHOP・カフェなどのスペースも併設されています。
各教室は、デザイン・開発・製造・販売・宣伝など、“ものづくり”に関わるあらゆるジャンルのクリエイター・デザイナーが集まるシェアオフィスとして活用しています。
入居する事業者は、職種も規模も形態も年齢も異なります。唯一の共通点は“ものづくり”に関わっていること。違う立場だからこそ、情報やアイデアをシェアすることから交流が生まれ、入居者間の仕事の受発注やコラボレーションも盛んにおこなわれています。さらに創業者への支援として、専用オフィスの提供、事業拡大・創業支援を目的としてセミナー、新たなスキル習得を目的とした講座などを展開しています。そして、IIDという“ものづくり”ネットワークがある環境で仕事をすることが、最大の事業支援になっています。
IID 世田谷ものづくり学校では、「産業振興」 「地域交流」 「観光拠点化」 という指針を「しごと・まなび・あそびが交わるコミュニティ」と解釈し、このような活動を10年以上続けています。
また、培ったノウハウを活かし、2012年4月に島根県隠岐の島町の閉校となった小学校を「隠岐の島ものづくり学校」へ、2015年4月には新潟県三条市の閉校となった小学校を「三条ものづくり学校」として再生してきました。
次のフェーズでは、IIDを“ものづくり”のプラットフォームとして機能できるような環境づくりを目指しています。
そして、地域交流が活性化される場と同時に、世田谷区池尻の地にクリエイティブな人々や情報が集まり、産業が育つ環境を引き続き形成していきます。
応募の詳細は以下でご確認ください。
鈴木岳彦建築設計事務所が設計した、東京・練馬区の「TUNNEL」です。
鈴木はOMA出身の建築家です。
延床面積3坪の、極小の離れの計画である。
若いITエンジニアである施主は、平日は都心の職場近くに暮らし週末には練馬区石神井公園の実家に帰ってきてのんびりとした時間を過ごす、というライフスタイルを実践している。
そのライフスタイルをより豊かにするために、施主は仕事や趣味の作業に没頭できる小さな離れの建設を望んでいた。作業にはラップトップ一台あれば事足りる。水回りは母屋のものを使えば良い。収納も最小限で構わない。ヒアリングを経て、ほとんどがらんどうと言っていいような空間を作る計画がスタートした。
隈研吾らが2014年に完成させた「東京大学大学院 情報学環 ダイワユビキタス学術研究館」のVR動画です。設計者の正式クレジットは「東京大学キャンパス計画室(隈研吾)・同施設部 隈研吾建築都市設計事務所」。
以下は動画の解説テキスト。こちらでは写真と解説も見ることができます。
隈研吾の代表作を最新の3DVRカメラで納めた映像作品集です。
隈の手掛けた建築をその場にいるかの様に立体的に体感できる映像を、無償で全世界に発信し、特にアカデミックな教育コンテンツとして広く活用されることを目指す、世界的にも前例のない先進的な取り組みです。一作品あたり10分ほどの映像には隈研吾自身による音声解説がつきます。協賛 大和ハウス工業株式会社、株式会社LIXIL
制作 NHKエンタープライズ
こちらは隈による作品解説テキスト。
東京大学、情報学環の新分野(ユビキタスコンピューティング)のための、研究棟。コンクリート、金属、石といった硬質な素材で作られてきた従来のキャンパスのイメージをこわし、木と土でできたやわらかな建築をめざした。自然素材(木、土)で作られたウロコ状のパネルが、ゆるやかにうねりながら、スムーズで生物的なファサードを構成する。
建物の中心には、やわらかな、皮膜で覆われた内臓的な孔がうがたれて、前面の路地空間と、裏側の日本庭園を接続し、グリッド状の配置が支配するキャンパスの中に、有機的でやわらかい、光と風の流れを生成する。
El Croquisでも特集されている、6A・アーキテクツのトム・エマーソンへのインタビュー「素材とディテール」が窓研究所のサイトに掲載されています。
ロンドンをベースに活躍する建築設計事務所、6a architects。写真家ユルゲン・テラー(Juergen Teller)のフォト・スタジオで英国の最も優れた建築に贈られる建築賞RIBAスターリング賞にノミネートされ、雑誌エル・クロッキーで特集が組まれるなど、アートや教育の分野を中心に活動の幅を広げている。
創立者のひとりで、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHZ)で研究室をもつトム・エマーソン氏に、これまでのプロジェクトとその根底にあるものについて聞いた。
内藤廣が設計した、神戸・六甲山に建つ「住居No.40」内のギャラリーで、アート展「有馬晋平展」が開催されます。会期は2019年11月2日~17日(正確な開催日は、2019年11月2日(土)、3日(日)、4日(祝・月)、8日(金)、9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日) 計8日間)。会期中には内藤も参加するトークも開催されます(2019年11月9日、要予約)。建物写真はこちらで閲覧できます。
「住居No.40」は建築作品として発表された際の名前で、ギャラリーは「DOKI ROKKO」という名前で運営されているようです。
DOKI ROKKOは、内藤廣氏の設計による建築で、六甲山の頂近くに在ります。太古からそこにある遺跡を思わせるような錆び御影石の壁が 、木造のギャラリーや住居を抱いています。心安らかに周囲の美しい自然を感じられ、豊かな時間が流れる空間です。
建物内にあるギャラリーは一般社団法人文化振興ネットワークが運営しています。我々はその天井の美しい木組みに、人間が築き上げる文化的営みへの希望をみました。この場所で、人の心の根源に触れる文化の振興に寄与していきたいと願っています。どうぞこの機会に、懐かしくて新しい場所へ、お出かけください。
一般社団法人 文化振興ネットワークでは、11月2日(土)~11月17日(日)のうち<計8日間>の会期で神戸市六甲山にある「DOKI ROKKO」を会場とし、『有馬晋平展 「雲」』を開催いたします。
有馬氏は、オブジェ「スギコダマ」をはじめとした、杉の木をテーマに作品を制作する造形作家で、東京やパリなどにおいて、数々の個展や展覧会を行ってきました。
会場にたたずむ小さな「こだま」や大きな「こだま」を五感で感じてください。
11月9日(土)には、有馬氏とDOKI ROKKOの設計を手がけた建築家 内藤廣氏によるトークイベントも開催いたします。(詳細は後日配信いたします)
本展覧会は、現代美術家 安部泰輔氏をアドバイザーとして、また手仕事研究家 石田紀佳氏もチームのメンバーとしてお迎えし、有馬氏の作品を新たな視点で捉える展示構成となっています。
『新しい都市の姿「再考」 磯崎新氏インタビュー』が、大分合同新聞に掲載されています。
メキシコの女性建築家 タチアナ・ビルバオのインタビュー動画「Architecture and Nature」です。制作はルイジアナ美術館。動画内で作品や事務所の写真も紹介されています。
高田博章建築設計が設計した、東京・港区の「白金の保育園 / 見上げるもの見守るもの」です。
東京都では待機児童問題は深刻で、保育園の増設が急務となっていることは周知の通りです。新規開設は、民間による認可保育園などに頼るのが現状ですが、児童福祉施設として各種法令や、条例に適合することや、周辺環境など、条件を満たす物件が乏しく、まだまだ解消には至っていません。
更に、昨今では園児の声が騒音問題になることや、送迎時の保護者のマナーなどが、近隣トラブルとなるケースもあります。こうした保育園を取り巻く社会問題が、多岐に渡っています。保育園の新設が望まれていた東京都港区白金。その商店街に面した集合住宅の1階に、東京都内で最小級の認可保育園を設計しました。
児童福祉法や条例により、ほふく室、保育室等の面積基準として、机や椅子、吊り戸棚などを除く、常時保育室内に配置される家具類は、有効面積に含めることができないと規定されています。
そのため、限られた床面積を最大限に活用するために、受付カウンターとパーティションを兼ねた造作キャビネットや、安全対策を講じた吊り戸棚を数多く設えることで、安心して遊戯できる保育面積を確保しました。
京智健・伊藤立平・前田茂樹によるトークセッション「木造建築の新しいかたち」が大阪で開催されます。開催日は2019年10月26日、会場は「大阪駅・中央口前 うめきたシップホール」。リンク先での事前申し込みが必要です。
京は隈研吾建築都市設計事務所出身、伊藤は日建設計・SPACESPACE出身、前田はドミニク・ペロー建築設計事務所出身の建築家です。詳細は各者のウェブサイトでどうぞ。【ap・ad】
今、木造建築を取り囲む環境が大きく変容しています。
技術革新により、今まで鉄筋コンクリート造や鉄骨造で建てられてきた中高層・大規模建築物や、箱型に留まらない自由なデザインが木造で実現可能に。人と環境にやさしい「木造都市」づくりがいよいよ本格化しています。
当イベントでは建築家の先生とのトークセッションを始め、最新木造事例のパネル展示等を行います。
この機会にぜひご参加ください。
日 時:2019年10月26日(土) 13:00~17:00 (12:30開場)
会 場:大阪駅・中央口前 うめきたシップホール
入場料:U-35 展覧会入場料(1,000円)が必要です。
定 員:約30名(事前申込制)
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