安藤忠雄の設計で2020年3月に開館する中国の美術館「He Art Museum」の現場写真などが19枚、archdailyに掲載されています。
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妹島和世へのインタビュー『「人それぞれ、思い思いに使えるものを」建築家・妹島和世が考えるデザインの役割』が、fashionpost.jpに掲載されています。
SHARE 隈研吾の建築展が、東京国立近代美術館で東京オリンピック期間に重なる2020年7月に開催
- 日程
- 2020年7月17日(金)–10月25日(日)
隈研吾の建築展が、東京国立近代美術館で東京オリンピック期間に重なる2020年7月に開催されます。会期は2020年7月17日~10月25日。(*休館日:月曜日(7月27日、8月3日、8月10日、8月31日、9月21日は開館)、
8月11日[火]、9月23日[水])
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる《国立競技場》の設計に参画するなど、現代日本を代表する建築家のひとり、隈研吾(1954-)の大規模な個展です。2018年に開館した《V&Aダンディー》(スコットランド)が米TIME誌の「2019年世界で最も素晴らしい場所100」に選ばれたことに象徴されるように、彼の建築は、人が集まる場所として、世界中の人々を魅了しています。
本展はそんな隈の建築の特徴を、模型や写真によって紹介するだけでなく、先端的な技術を用いたいくつもの映像によって実感できるようにします。展覧会オリジナルとなるこれらの映像の制作には、瀧本幹也など国内外のアーティストが参加。また、識者の協力を得て、隈ならではの東京の未来像を提案する一室が設けられる予定です。


株式会社 藤木隆男建築研究所の、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
建築設計監理を専業とする設計事務所です。開設して約30年(業務経歴等ホームページ御参照)、一つ一つの課題に真摯に、丁寧に取り組んでいます。
少人数スタッフによるアトリエ的作業環境の中で、落ち着いて建築デザイン/設計に取り組む意欲のあるスタッフを募集しています。
来年度建築系大学新卒または大学院修了の方、または既に卒業して設計実務経験のある方を求めます。(もちろん即戦力として設計スキルの高い方、一級建築士有資格者の方も歓迎です。)


大野友資 / DOMINO ARCHITECTS+山本基揮 / 山本基揮建築設計が設計した、東京・渋谷の、高層ビル 渋谷スクランブルスクエア内の施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」です。
アーキテクチャーフォトでは本作品を、Gottinghamと三嶋一路という二組の写真家による切り口の異なった写真で紹介します。
施設の公式サイトはこちら。
渋谷駅直結、渋谷スクランブルスクエア15階。世界一有名な交差点を見下ろす敷地に、多様な利用者の多様な活動の受け皿となる、次世代の公民館のような施設、SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)を設計した。
約2600m2の広大なフロアは、プロジェクトスペースをはじめとして、イベントホール、サロン、カフェ、シェアキッチン、プレイグラウンドなど、多様な機能にエリア分けされている。各エリアにはできるだけ壁をたてず、床材の質感や天井の高さの変化などを手がかりとして、空間の性格を切り替えている。キャラクターの異なるエリア同士が見え隠れしながらずるずると重なって繋がっていく、街のような空間を目指した。

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/1/3-1/19)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- 宇野友明による、愛知・名古屋市の住宅「栄生の家」
- 藤村龍至による設計事務所 RFAが、インターン募集に関して法令や社会背景等をまとめていて参考になります
- 増田信吾+大坪克亘の、TOTOギャラリー・間での建築展「それは本当に必要か。」の会場写真
- 宇野友明による、愛知・名古屋市の住宅「よもぎ台の家」
- BIGのビャルケ・インゲルスによる、巨大なスクリーンに映し出されたほぼ原寸大の映像と連動する、トヨタの「Woven city」のプレゼン動画
- 髙木貴間建築設計事務所による、北海道の既存農家を改修した「富良野の異形屋根」と論考「北海道民家のマニエリスム」
- 高池葉子建築設計事務所 / 高池葉子+尾野克矩+草野佑による、愛知の住宅「豊田の家」
- 杉山幸一郎による連載エッセイ ”For The Architectural Innocent” 第2回「ストーリーと黒衣の建築。」
- 青木律典 / デザインライフ設計室による、神奈川・川崎市の「鶴川の連窓住宅」
- ネリ&フーによる、台湾・台北市の宿泊施設「Kimpton Da An Hotel」の写真
- 中山英之が東京藝大で2・3年生向けに行っている、「小石を100倍にした建築」という課題の短期ワークショップの概要と作品写真
- BIGの設計で、トヨタ自動車が行う静岡県裾野市の都市プロジェクト「Woven City」の計画が発表
- ソウト・デ・モウラが、2018年のベネチアビエンナーレにて、バチカン市国の為にデザインした、石材を用い少ない建設行為で祈りの場を実現したチャペルの写真
- 安藤忠雄原作の絵本『いたずらのすきなけんちくか』が刊行へ
- 山﨑健太郎・西田司・後藤連平が聞き手を務めた、ユウブックスによるアトリエ建築家の人生をインタビューした書籍『“山”と“谷”を楽しむ建築家の人生』
- Arup 東京 プロジェクトチームによる、東京・千代田区の「Arup 東京 新オフィス」
- 世界的に著名な建築家 BIGのビャルケ・インゲルスが、日本滞在中に撮影した、日本の風景
- 桐山啓一 / Airhouseによる、東京・八王子市の住宅「高尾の家」
- OMAの設計で1991年に完成した、フランス・パリ郊外の住宅「ダラヴァ邸」の現場写真を、公式インスタアカウントが投稿
- ズントー事務所プロジェクトリーダーの杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「新年へ滑り出し」
安藤忠雄原作の絵本『いたずらのすきなけんちくか』が刊行されるそうです。発売は2020年2月27日を予定。
世界的建築家・安藤忠雄はじめての絵本
世界的な建築家安藤忠雄原作、人気絵本作家はたこうしろうが絵を担当した、安藤氏初の絵本です。安藤氏設計で2020年3月1日オープンの『こども本の森 中之島』。絵本の舞台はこの『本の森』です。
新しく出来たこの図書館に来た小学生の兄と妹は安藤さんによく似た謎のおっちゃんに館内を案内されます。案内されるうちに、知らず知らずのうちにいろいろな疑問が湧いてきます。なぜたてものをつくるのか、きもちのいいいえとはなにか、すみやすさはどこからくるのか、そしてけんちくかってどんなしごとなの?おっちゃんは、ひとつひとつにていねいにこたえはじめました……。。
1冊の絵本を通して、子供にわかりやすく建築のことを教えてくれる今までにない内容です。安藤氏のエッセイとスケッチ、絵本に出てくる安藤建築のリストも収録。安藤ファンはもちろん、大人の読者にも読み応えのある作品です。帯文は、指揮者の佐渡裕氏と同館名誉館長・京都大学IPS細胞研究所所長の山中伸弥氏が寄稿されています。
安藤忠雄氏と建築がよくわかる、楽しくてためになる絵本です。【編集担当からのおすすめ情報】
安藤忠雄設計で2020年3月1日オープンの『こども本の森 中之島』との連動企画です
澤秀俊設計環境が設計した、岐阜・飛騨市の住宅「飛騨古川 雪またじの屋根」の動画です。
佐野天彦 / アトリエサノが設計した、北海道・札幌市の住宅「琴似の街家」の動画です。
※動画が壊れている表示ですが再生できます。
OMAの設計で1991年に完成した、フランス・パリ郊外の住宅「ダラヴァ邸」の現場写真を、OMAの公式インスタアカウントが投稿しています。竣工写真はOMAのサイトで閲覧できます。
中山英之が東京藝大で2・3年生向けに行っている、「小石を100倍にした建築」という課題の短期ワークショップの概要と作品写真がfbで公開されていました。
五十嵐太郎による連載・反東京としての地方建築を歩く の第6回目「独創的な現代建築が都市のイメージを変えた仙台」が公開されています。

髙木貴間建築設計事務所による、北海道の既存農家を改修した「富良野の異形屋根」です。
1974年に建てられ、2度の増改築を経て現在の形となった住宅を二世帯にリノベーションする計画である。異形屋根と称するこのような住宅は、北海道では馴染み深いが美しいとも言い難く、道外では見たことがない。ともすればバナキュラーでアノニマスなデザインであるようにも思えた。
北海道近代民家史を簡単に振り返ると1950−60年代に三角屋根(※1)の様式が確立し、後を受けた異形屋根(※2)の時代は60年代から10年ほど続いた。異形屋根様式は様々な視点から分類可能であるが、様式変化の理由について調べると肝心の動機がわからない。

宇野友明が設計した、愛知・名古屋市の住宅「よもぎ台の家」です。
施主は壮年期を迎える単身者の男性です。将来の結婚を見据えて予算計画を立て、土地探しから始まりました。紆余曲折ありながら途中中断もありながら、結局、土地が決まるまでに1年ほどかかりました。敷地は名古屋市中心部から車で東に20分ほど行った閑静な住宅です。間口は8m、奥行きは28mほどの細長い敷地で奥が1mほど上がった緩やかな傾斜地でした。施主の印象から丹精で気品のあるものにしようということは決めていました。しかし、それが具体的にどういうものかはなかなか答えを見つけられませんでした。結局、日本建築の中でも土着的な民家というより社殿にヒントを得て計画を進めました。細い柱、梁の中にすべての要素を組み入れて破綻なく合理的に納めることには大変 苦労しました。


UAoの、建築の3Dデザイナー・プロジェクトスタッフ・プロジェクトリーダー・広報 / 事務募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
◇ 最近のプロジェクト
最近は、5000㎡程度の那須塩原市の図書館、
3500㎡程度の世界的化粧品会社のインターナショナル宿泊施設などが、プロポーザルで選定され設計を進めています。
また、デベロッパーと進めている多数の共同住宅も数々と竣工を迎えつつあります。
その他、国際プロポーザルにも取り組んでいます。
大規模の建築、公共的に意義のある建築、大手ディベロッパーとの都市づくりを行っています。◇ 私達の設計への取り組み方
私達は今までに3件の公共施設の設計に取り組んできました。
どの地域に対してもきめ細かい設計をし、数々の賞、社会的評価を頂いています。
私達の事務所はこれまでに公共建築を全てコンペで勝ち取ってきました。このように、私達の事務所は、コンペが得意だという人、大きな規模の公共建築をやってみたい人に向いていると思います。
又、時には大手デベロッパーとコラボレーションすることもあります。
Rhinoceros、Grasshopper、Revit など3次元のコンピューターを用いて、色々な難しい建物に挑戦しています。私達の事務所では下記の様にプロジェクトに取り組み、すべての施設で賑わいを生んでいます。私たちは、
・現代の建築作りは、情報化社会によりますます「際立つ個」と「社会」の「接点時間の異なる交差点」をつくる事と考えています。
・それは、建築の「かたち=形」ではなく、自然やコンテクスト・プログラムや環境というエレメントでオンリーワンの接点時間を創出する行為だと考えます。
・私達は建築を形にする前に、丁寧に話し合う事が大切だと考えています。
・同時に、資金・レベニュー・リスク・アウトカムなど、建築を社会的に評価し、説得する手法を有しています。
・そして、皆の意見を取り入れながらプロジェクトを進めることで、完成後も発注者に親しまれ、関係社会に愛される施設をつくってきました。

増田信吾+大坪克亘の、TOTOギャラリー・間での建築展「それは本当に必要か。」の会場写真を掲載します。展覧会の会期は2020年1月16日~3月22日。
※地下会場の写真を追加しました。
TOTOギャラリー・間では、独自性に富んだ建築作品を生み出している若手建築家ユニット 増田信吾+大坪克亘の個展「それは本当に必要か。」を開催いたします。
たった1枚の住宅の塀から設計活動を始めたふたりは、その後、初期の代表作「躯体の窓」や「第32回吉岡賞」を受賞した「リビングプール」により高い評価を受け、建築界の注目を集めました。
彼らは、敷地のなかで「場」に大きく影響する境界や窓、躯体、基礎といった部位に着目し、大胆な解決方法を提示します。その際、そこで営まれる生活や周辺環境に対しても細やかな「観察」と「診断」をおこない、場に大きく寄与する対象を見極めて設計すべき「計画」へと導いて行きます。その行為からは、恣意的なものを排除して客観的に対象と向き合おうとする、ふたりの設計に対する純粋な姿勢がうかがえます。
その過程を経ているからこそ、周囲と溶け込みながらも強い存在感を与える彼らの建築は、私たちの既成概念をくつがえし、日頃見慣れた風景が違って見えるような新鮮な感動を与えてくれるのです。本展覧会では、増田信吾+大坪克亘の初期の作品から「始めの屋根」「街の家」「つなぎの小屋」「庭先のランドマーク」などの近作までの設計過程を敷地模型やモックアップにより紹介します。本当に設計すべきことをどのように見出し、環境の中で定着させていくのか、彼らの探求の軌跡をご覧ください。