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森田一弥建築設計事務所による、京都・左京区の「A 資料館」の現場写真など


photos©表恒匡(現場写真のみ)

森田一弥建築設計事務所による、京都・左京区の「A 資料館」の現場写真などです。

京都市左京区に建設中の、公益財団法人のための資料館の計画。

通常は山林で伐採されても製材されない小径木から挽いた安価な9センチ角のヒノキ材のみを用いて、最大スパン5.4mの木造二階建ての架構を構成している。材の断面欠損を避けるため、木材どうしの接合にはあえてホゾ加工を行わず、構造用長尺ビスのみを用いて固定している。

長さの短い3〜4mのヒノキ材を組み合わせているため多数の継ぎ手が生じるが、木材を何重にも重ねて用いることで継ぎ手の位置を分散させ、構造的な冗長性を高めている。と同時に、積層された大量の木材が生み出す空間の重厚さがこの建築のアイデンティティとなることも期待している。

冬季は屋根面で集熱した暖気を、夏季は地下水によって冷却された冷気を室内に循環させ、熱容量の大きい基礎コンクリートや室内の土壁に蓄熱させることで室内の温度環境を安定させ、空調による建物内のエネルギー消費を最低限に抑える予定である。

【ap job 更新】 イナガキケンチクケンキュウショが、設計スタッフ・アシスタント・協力者を募集中

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

イナガキケンチクケンキュウショの、設計スタッフ・アシスタント・協力者募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

イナガキケンチクケンキュウショでは、設計スタッフ、アシスタント、協力者を募集しております。当所は、大阪を拠点に海外案件を含めた設計活動を行っています。現在は、海外案件の実施設計および企画が中心となっており、今回募集することになりました。企画から設計、監理、国内および国外と幅広くプロジェクトに携われる機会があります。設計の進め方についても、コミュニケーション重視で行っており、建築が好きな方、アイデアをだすのが好きな方には、よい環境だと思います。

長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・日本橋の店舗「八木長本店」


all photos©千葉顕弥

長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・日本橋の店舗「八木長本店」です。店舗の場所はお店のウェブサイトに記載されています。

日本料理に欠かせない“出汁”の基本となる3素材である鰹節、昆布、椎茸をはじめとする日本の伝統的な乾物を販売する、創業280年の老舗乾物屋・八木長本店の改修計画である。

この期にあたかも一気に塗ったかのような、ビル外壁にまで至るこの赤。実は外壁部分は元から塗られていた。その赤は鰹節を割った時に現れる赤であることから、我々はそれを背景と捉え直し、ビル全体がお店の顔となるように、中心となる部屋の構成要素と同じ赤のカラーMDFで木箱を作った。木箱を積み上げることで、市場のような空間を構成した。

売り場の中心にある銅天板のカウンターは、一番出汁の淹れ方をデモンストレーションでお客様にお見せするキッチンであると同時に、お会計をするレジカウンターである。多様に使われ、主客の優劣なくコミュニケーションを誘発するようにアイランド式になっている。

天気の良い日は建具を開け放つことで、街と売り場の距離を近づけ、人の動きが絶えず通りに現れるような活気あるお店を目指して計画をおこなった。

成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京の集合住宅「坂の上テラス」


all photos©西川公朗

成瀬・猪熊建築設計事務所が設計した、東京の集合住宅「坂の上テラス」です。
インフィル設計は、Ai Kubota Archi Design、苅部寛子建築設計事務所、塚本二朗建築設計事務所、森元気建築設計事務所が手掛けています。

神楽坂が路地の街であること、敷地が路地状の私道の一番奥に位置し、他の家々も路地に面して玄関を持っていることから、敷地の中も路地を引き込み、路地を共有する住まいを作りました。
外壁の色味は周辺の建物に多く採用されていたベージュ系に寄せ、ペーブメントには神楽坂の石畳と同じような黒い石を採用し、色や素材使いにおいても敷地外との繋がりを意識しました。
内部はスケルトンが作る立体的に入り組んだ地形が、インテリアの多様性を誘発しています。
全体として、個性豊かなそれぞれの住戸が動線によって束ねられ、路地を共有し、街と大きく繋がってゆく建物の在り方を考えました。

SALHAUSの「陸前高田市立高田東中学校」を含む、2017年度グッドデザイン大賞候補が公開

SALHAUSの「陸前高田市立高田東中学校」を含む、2017年度グッドデザイン大賞候補が公開されています

SALHAUSの「陸前高田市立高田東中学校」を含む、2017年度グッドデザイン大賞候補の10作品が公開されています。ベスト100はこちらのページから閲覧可能(坂茂らによる「仮設住宅団地」、隈研吾による「トレーラーハウス」、藤村龍至らによる「OM TERRACE」などが選出)。こちらのページで全ての選出作品を閲覧できます

【ap job 更新】 PROCESS5 DESIGNが、設計スタッフ(実務経験者・実務未経験者・2018年新卒)を募集中

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

PROCESS5 DESIGNの、設計スタッフ(実務経験者・実務未経験者・2018年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

現在、PROCESS5 DESIGNでは飲食店・ホテル・物販店・住宅・ビルなど様々な新築・インテリアのプロジェクトが大阪・東京をはじめ様々な場所で進行しており、一緒にプロジェクトを進める仲間を募集します。

妹島和世らが設計してプレオープンした、山形県鶴岡市の新しい鶴岡市文化会館の写真

妹島和世らが設計してプレオープンした、山形県鶴岡市の新しい鶴岡市文化会館の写真が、PDF形式で公開されています

妹島和世らが設計してプレオープンした、山形県鶴岡市の新しい鶴岡市文化会館「荘銀タクト鶴岡」の写真がPDF形式で公開されています。ウェブ上ではその施工についても話題になっていましたが、行政のページではそれについての回答も掲載されています。また、こちらのページには2017年10月・11月の見学日の案内が掲載されています。こちらのニュース記事には、妹島のコメントや、正式オープンのスケジュールなどもまとめられています。

磯崎新のインタビューが、日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴのウェブサイトに追加されています

磯崎新のインタビューが、日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴのウェブサイトに追加されています

磯崎新のインタビューが、日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴのウェブサイトに追加されています。

【ap job 更新】 株式会社シー・デザインが、意匠設計スタッフ(正社員)を募集中

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

株式会社シー・デザインの、意匠設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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当社は建築の企画・デザイン・設計を軸に2008年の創業から、今年の7月で10期を迎えました。
活動は、住宅・別荘・共同住宅・ホテル・商業施設・店舗とジャンルを問わず、また建築でもリノベーションでも幅広く請け負います。
また特別なものを自ら開発、発信するために2014年には工事部を、2015年には不動産部を設立し、設計デザイン業務に枠に止まらず、不動産を絡めた建物用途からの企画提案や、自社での建築開発、設計施工によるより精度の高い仕事の実現など、設計事務所の枠を超えたプロジェクトにも力を入れています。

現在は東京都港区六本木に本社を置き、国内は湘南と京都に、海外は上海・香港・台湾に活動拠点として事務所を構えています。

当社はまだ若い事務所ですが、日本を含めたアジアVIP層とのコネクションを既に構築しており、国内をはじめ海外でも通用するデザインを生み出すべく日々進化しています。
活動は幅広く様々ですが、一つのプロジェクトを最初から最後まで裁量大きくお任せしますので、これまでの経験を活かしながら、同時に自身のキャリアに磨きをかけ、共に新しい設計事務所のスタイルを創り上げていければと思います。

また将来独立をお考えの方も大歓迎です。
施主との打ち合わせから、企画、提案、監理まで一貫して担当していただきますので、デザイン力はもちろん、折衝力、提案力など幅広いスキルを磨くことが可能です。

藤原徹平 / フジワラテッペイアーキテクツラボによる、鎌倉の「稲村の森の家」の写真

藤原徹平 / フジワラテッペイアーキテクツラボによる、鎌倉の「稲村の森の家」の写真が、japan-architects.comに掲載されています

藤原徹平 / フジワラテッペイアーキテクツラボが設計した、鎌倉の「稲村の森の家」の写真が25枚、japan-architects.comに掲載されています。
この建築はギャラリーや喫茶スペースなども併設されているそうで、そちらの概要はこちらのページから確認できます

ODS / 鬼木孝一郎による、大阪の店舗「STUDIOUS Namba」


all photos©太田拓実

ODS / 鬼木孝一郎が設計した、大阪の店舗「STUDIOUS Namba」です。

セレクトショップSTUDIOUSの複合店舗のデザイン。奥行きの深い区画をメンズとウィメンズの2つの空間に分け、それぞれを独立したショップとして機能させることが求められた。
中央にスチールの柱15本を一直線に並べ、5層のファブリックの帯を編み込んだスクリーンを設置。スクリーンの一部は店内にランダムに飛び出し、その構造体がハンガーラックとしても使える構成とした。その結果、機能的にメンズ・ウィメンズに分割しながらも、隙間から視線が抜け、一体感と広がりを感じる空間となった。ファブリックは薄いグレーの帆布をベースに白の特殊塗装を施すことにより、その軽く柔らかな印象を強調している。
ブランドのもつ自由で軽やかなイメージを、ファブリックが店内を飛び回っているデザインを通じて表現することを目指した。

BIGの設計で完成したレゴ社の体験型施設「レゴハウス」の内部の動画 中村竜治がプロポで選定され、完成した「神戸市役所1号館1階市民ロビー」の写真

中村竜治がプロポで選定され、完成した「神戸市役所1号館1階市民ロビー」の写真が神戸市のサイトに掲載されています

中村竜治がプロポーザルで選定され、完成した「神戸市役所1号館1階市民ロビー」の写真が3枚、神戸市のサイトに掲載されています。プロポーザル時の提案書などはこちらのページからリンクで紹介をしています。

国広ジョージ / ティーライフ環境ラボ+蔵楽友美 / FIVESによる、長野・軽井沢の週末住宅「Villa-M」


all photos©平井広行

国広ジョージ / ティーライフ環境ラボ蔵楽友美 / FIVESが設計した、長野・軽井沢の週末住宅「Villa-M」です。

こうしたご要望を叶えつつ、設計テーマとしたのは「開放性」と「守られ感」である。まず、LDKの勾配天井を大開口を通して浅間山に向かって延ばし、恵まれた自然環境に対して建物を大きく開いた。この大屋根を奥行最大3.5mのバルコニーの上、床から4mほどの高さで折り曲げ、返ってきたところを2本の柱で受け止める。抱きしめるかのように内部を守るイメージだ。残り三方の外壁面には周囲の自然を室内に最大限取り込むべく、足元から天井までのフルハイトの開口部をふんだんに配置した。縦にも横にも視線が通り、空気が通る気持ちよさ。視線が行き詰る場所をなくし、そのうえで、開口部に家具を組み合わせたり、階段がバッファゾーンとして機能できるレイアウトなど、守られ感がキープされるようにデザインを進めていった。各所取り合いや家具・設備のおさまりを施工者と細かく打合せし、森と建築とインテリアが一体となった空間が実現できたように思う。

ノウサク ジュンペイ アーキテクツによる、長崎の民家を改修した「富江図書館 さんごさん」の解説動画 日本インテリアデザイナー協会主催の「木材を使った家具のデザインコンペ2017」の受賞作品の画像が公開

日本インテリアデザイナー協会主催の「木材を使った家具のデザインコンペ2017」の受賞作品の画像が公開されています

日本インテリアデザイナー協会主催の「木材を使った家具のデザインコンペ2017」の受賞作品の画像が公開されています。

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