
all photos©若林勇人
照内創 / SO&CO.が設計した、東京の貸店舗+住宅「東池袋の住宅」です。
都電荒川線向原駅から徒歩3分、長屋も数多く残り互いの肩が触れ合うような住宅密集地にある約10坪の狭小敷地である。
狭小敷地でありながらも、前面道路には旧造幣局、電気店やテーラーなど昔ながらの店舗が残っており、目の前にある小学校の校門は毎日子供たちが行き交うエネルギー溢れる場所であった。
施主はここに家族の住まいだけでなく、1階に将来は夫婦で営む店舗としても利用する貸店舗を設けることにした。建物周囲に足場を建てることの出来る最小寸法を確保すると短手方向は3m以下となる。この細さを高さや薄さでカバーしようとすると、建物の引き抜き方向の力との戦いとなる。それに対し基礎に柱脚を埋め込むことで剛接合とし、住居のプライバシー確保にも寄与する斜壁も構造要素として利用している。また、基礎打設前に剛接合の柱をセットし、0節を設けずジョイントをなくすことで壁厚を可能な限り薄くしている。









![サムネイル:小川重雄写真展「国宝・閑谷学校」が、東京のGALLERY Oで開催 [2017/11/18・19・23・25・26]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/418pg-awP8L._SL160_.jpg)