左:改修後、右:改修前 all photos©松村康平
多田正治+遠藤正二郎による、京都市下京区の、築約50年の旅館と木造アパートを改修したゲストハウス「しづやKYOTO」です。施設の公式サイトはこちら。
隣接して建つ築約50年の旅館と木造アパートを改修して、2棟のゲストハウス「しづやKYOTO」へと再生するプロジェクト。京都駅に近く大通りの交差点という好立地であるが、細い生活道路の先にあるために狭く暗い雰囲気であった。そこで、建物の再生とともに宿泊施設としての環境を整えることを提案した。
左:改修後、右:改修前 all photos©松村康平
多田正治+遠藤正二郎による、京都市下京区の、築約50年の旅館と木造アパートを改修したゲストハウス「しづやKYOTO」です。施設の公式サイトはこちら。
隣接して建つ築約50年の旅館と木造アパートを改修して、2棟のゲストハウス「しづやKYOTO」へと再生するプロジェクト。京都駅に近く大通りの交差点という好立地であるが、細い生活道路の先にあるために狭く暗い雰囲気であった。そこで、建物の再生とともに宿泊施設としての環境を整えることを提案した。
宮畑遺跡史跡公園体験学習施設 写真家:小川重雄
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
古市徹雄都市建築研究所の、新規スタッフ(新卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
古市徹雄都市建築研究所では新卒・経験者を含めて2~3名の新規スタッフを募集しております。
新しいデザインや知識・技術を身につけたくかつ意欲のある方、
コミュニケーション能力が高く、明るく楽しんで仕事に取り組むことのできる方を求めています。
all photos©下村康典
堤庸策 / arbol+藤田剛 / TODOによる、神戸の多目的スペース「公共施設オープン・リノベーション KIITO」です。
総務省が主催した「公共施設オープン・リノベーション マッチングコンペティション」で採択され、実現したプロジェクト。自治体がリノベーションを希望する公共施設の情報を登録、クリエイターが自治体と共同でコンペに応募するというものだった。リノベーションの内容だけでなく、事業内容や運営体制、地域に対してどのように貢献できるか、などについても提案することが求められた。
noizの豊田啓介が、2017年の卒業設計日本一決定戦の審査を終えて、学生に向けて発信したメッセージです。
僕が日本一という名称をあえて避けるのは、僕自身ここで選ばれたものが日本一だとは全く思っていないこと(当然企画した人もそんな単純なことは思ってなくて、仙台発のイベントとしての吸引力、発信力などいろいろあっての名称ということは重々承知)。建築は単一の尺度で評価するにはあまりに複雑系。
— Keisuke Toyoda/豊田啓介 (@toyoda_noiz) 2017年3月5日
建築に面白さ、価値があるのだとすれば、その圧倒的な複雑系としてのリアリティと、それでも人が意志をもってデザインできるという可能性。このコントロールも評価もしきれない不可能性にポジティブに向き合わないと、建築の本当の面白さ奥深さは引き出せない。今回はそういう意味で(続)
— Keisuke Toyoda/豊田啓介 (@toyoda_noiz) 2017年3月5日
アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2017/2/27-3/5)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
1、西澤徹夫とタカバンスタジオのチームが、青森の八戸市新美術館設計プロポで最優秀者に
2、妹島和世・山本理顕・大西麻貴が、新しくY-GSA(横浜国立大学 / 都市イノベーション学府)でスタジオを持つことに
3、山田誠一建築設計事務所による、静岡県静岡市の「実相寺|開運山 壽福殿 清心院 毘沙門堂」
4、隈研吾が、大分・竹田市の「城下町交流拠点施設」設計プロポで最優秀者に
5、谷尻誠+吉田愛と藤原徹平がそれぞれ住宅を設計している、浜松の「浜松下石田プロジェクト」の特設サイト
6、UME architects / 梅原悟による、大阪の、既存住宅のテラスの改修「彩都西のレンガテラス」
7、スペインのRCR・アーキテクツが2017年のプリツカー賞を受賞
8、著名建築家のインタビューも多数収録した、『GA JAPAN 145(特集:建築にまつわる本の話)』のプレビュー
9、クライン ダイサムが施設を手掛けた、千葉・柏の、蔦屋書店などが入るCCCの商業施設「柏の葉 T-SITE」の写真
10、美術作家・北川貴好による、IKEAの既製品棚を加工して利用したインスタレーションのような集合住宅の一住戸の改修「THREE CUT LAXX ROOM」の写真など
11、日建設計・林昌二による長野の信濃美術館を建替える設計プロポーザルの参加者を募集中
12、竹原義二・天内大樹・木村吉成・中村紀章・平野和洋によるワークショップを経て、建築学生が完成させた静岡・浜松の集合住宅の2住戸の改修の内覧会が開催 [2017/3/5]
13、永田幹 / iei studio + 尾形良樹 / 尾形良樹+SALTが建築倉庫ミュージアムのために設計したベンチ「B.L.T bench」
14、フォスターの設計で、2017年4月にオープンを控えているアップル社新社屋の動画
15、隈研吾がコンペで勝利し、スコットランドのダンディーで建設が進められているヴィクトリア&アルバート博物館・新館の現場動画
16、「心のふるさとをつくる──安藤忠雄が「いま建築について思うこと」|英紙記者が巨匠の自邸を訪ねて」(CORRRIER JAPON)
17、エマニュエル・ムホーによる国立新美術館でのインスタレーション「数字の森」
18、OMAのコールハースと重松象平が、NYでの高層集合住宅プロジェクトについて語っている動画
19、青木淳・西澤徹夫設計共同体が、京都市美術館再整備設計プロポーザルで受託候補者に
20、永山祐子建築設計による、東京・港区のガラス張りの大きな吹抜け空間をもつ「西麻布の住宅」の写真
画像提供:渡辺隆建築設計事務所
プロサッカーチーム・ジュビロ磐田の新施設「(仮称)Jubilo Clubhouse・Athlete Center」を渡辺隆建築設計事務所が設計しています。2017年3月に着工が予定されている建築です。渡辺隆は静岡県磐田市を拠点とする建築家です。渡辺が設計した同じく磐田市の施設「豊岡中央交流センター」は入札で実現した建築として『新建築』に掲載されるなど、一部で話題となっていました。この建築(豊岡中央交流センター)については、藤原徹平が、WADA賞に推薦するなどもしていました。渡辺が手掛けた建築はアーキテクチャーフォトでも何度か特集記事として掲載しています。
「(仮称)Jubilo Clubhouse・Athlete Center」
ジュビロ磐田のトップチームのメイン練習場があるヤマハ大久保グラウンド内に、ユース選手など育成世代のための施設「(仮称)Jubilo Clubhouse・Athlete Center」を設計しました。
寮やトレーニングルームや食堂やミーティングルームなどを内包するこの施設は、緩やかなカーブを描くトップチームの練習場を囲む既存法面に寄り添うようカーブを描いて配置されます。またこの法面の残土処分量を極力少なくするため、2階が1階よりセットバックした法面に馴染む断面構成となっています。
土圧を受ける1階は開口部の少ない鉄筋コンクリート造とし、エンブレムが設置される打ち放し仕上げの曲面壁がサポーターや記者など練習場を訪れる人々を迎える顔となります。選手のための個室が配される2階は、壁の多い平面構成を生かした木造とし、柔らかな雰囲気の生活空間を提供します。
選手の個室やトレーニングルームからはトップチームの練習を見ることができます。また、同敷地内にはヤマハラグビーチームの練習場、隣地には「スポーツ交流の里・ゆめりあ」もあり、豊かな自然環境の中、トップチームから常に学び、他競技も身近に感じながら、サッカーに集中できる育成世代にとって最高の環境です。
(渡辺隆建築設計事務所 渡辺隆)
トラフ・西澤明洋・二俣公一・山崎亮などが登場する書籍『クリエイターが「独立」を考えたとき最初に読む本』がamazonで発売されています
トラフ・西澤明洋・二俣公一・山崎亮などが登場する書籍『クリエイターが「独立」を考えたとき最初に読む本』がamazonで発売されています。
「いつかは独立」 その時、どんな課題に直面するのか?
自分の値付けからプレゼン力向上まで、
先輩クリエイターからの生きたアドバイスが詰まった1冊多くのクリエイターが「いつかは独立」を夢見るが、独立に役立つ情報は少ない。
独立するとなったとき、どんな課題に直面し、それをいかに克服すればよいのか。
資金はどのくらい必要なのか。クライアントをどうやって開拓していくのか。
今から準備しておくべきことは何か――様々な環境から独立し第一線で活躍する先輩クリエイターたちが、
自らの体験談をもとに独立のしかた、独立後に自らの価値を高める工夫を語る。
普段なかなか聞くことのできないアドバイスが満載。<登場するクリエイターの方々>
水野学/山崎亮/吉田ユニ/田部井美奈/西澤明洋/鈴木啓太/齊藤幸孝/藤井亮
鈴野幸一/禿真哉/二俣公一/北川一成/ウジトモコ/金谷勉/菊地敦己/鈴木功
朽網一人/渡邉康太郎/森岡督行/佐渡島庸平/山田遊/福里真一/木村健太郎
細谷正人/パトリック・ニュウエル/水口洋二/本間昌平 (敬称略・本文登場順)
住宅実例
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
株式会社 岡部克哉建築設計事務所の、スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
弊社は個人住宅、集合住宅などの住居系の仕事と、クリニック、医療モールなど医療福祉系の仕事を中心に4~5名で活動しています。用途や、新築、リフォームを問わずに丁寧な仕事を心がけています。
また、偶然で仕事をとるのではなく、とるべくして仕事がとれるようマーケティング等にも力を入れています。
スタッフの方には、マーケティングや施主打合せにはじまり現場監理に至るまでを一貫して担当してもらうので、プロジェクトの全体像を把握しながら仕事をして頂きます。
住宅系だけでなく、医療福祉系の設計もしてみたいと思う欲張りな方を歓迎します。
山田誠一建築設計事務所による、静岡・菊川の住宅「加茂の家」の完成見学会が開催されます
山田誠一建築設計事務所が設計した、静岡・菊川の住宅「加茂の家」の完成見学会が開催されます。開催日は、2017年3月18日・19日。要事前申し込み。
アーキテクチャーフォトでは、過去に山田の「実相寺|開運山 壽福殿 清心院 毘沙門堂」を特集記事として掲載しています。
以下は山田のinstagramに投稿された写真。
隈研吾がコンペで勝利し、スコットランドのダンディーで建設が進められているヴィクトリア&アルバート博物館・新館の現場動画です。
妹島和世・山本理顕・大西麻貴が、新しくY-GSA(横浜国立大学 / 都市イノベーション学府)でスタジオを持つことになったそうです
妹島和世・山本理顕・大西麻貴が、新しくY-GSA(横浜国立大学 / 都市イノベーション学府)でスタジオを持つことになったそうです。西沢立衛、乾久美子、藤原徹平の今までのメンバーに加え6人体制になるそうです。
2017年4月からの新スタジオについて
Y-GSAでは、2017年4月から、山本理顕さん(都市イノベーション研究院客員教授)、妹島和世さん(都市イノベーション研究院教授)、大西麻貴さん(先端科学高等研究院客員准教授)をお迎えし、6スタジオで教育を行うことになりました。山本理顕さんには、横浜建築都市学もご指導頂きます。
隈研吾が、大分・竹田市の「城下町交流拠点施設」設計プロポで最優秀者に選ばれています
隈研吾が、大分・竹田市の「城下町交流拠点施設」設計プロポで最優秀者に選ばれています。次点は平田晃久でした。
竹田市は、平成30年度までに旧城下町エリアに整備する「(仮称)竹田市コミュニティセンター」と「(仮称)竹田城下町・岡城跡歴史文化交流センター」の2施設からなる「城下町交流拠点施設」について、設計者選定プロポーザルを実施し、このたび、最優秀者及び次点者を決定しましたので、お知らせします。
「城下町交流拠点施設」の設計者選定プロポーザルは、第1次審査と第2次審査からなる2段階審査方式を採用し実施しました。実施にあたりましては、学識経験者等で構成する「城下町交流拠点施設設計者選定プロポーザル審査委員会」(以下、「審査委員会」という。)を設置し、公平公正な審査基準の作成などにご意見をいただきながら、選定を進めてまいりました。
モロー クスノキ建築設計の楠寛子に、グッゲンハイム美術館ヘルシンキのコンペについて聞いているインタビューが、KENCHIKUに掲載されています
モロー クスノキ建築設計の楠寛子に、グッゲンハイム美術館ヘルシンキのコンペについて聞いているインタビューが、KENCHIKUに掲載されています。同事務所については、2015年6月のコンペ勝利発表時に弊サイトでもまとめて紹介しています。
noiz architectsのウェブサイトがリニューアルされています
noiz architectsのウェブサイトがリニューアルされています。過去に手掛けた作品が分かりやすく見ることができるようになっています。
noizの豊田啓介が、ポケモンGOなどを手掛けるナイアンティックの川島優志に、建築的視点で話を聞いているインタビューが、wiredに掲載されています
noizの豊田啓介が、ポケモンGOなどを手掛けるナイアンティックの川島優志に、建築的視点で話を聞いているインタビューが、wiredに掲載されています。
メールマガジンでも最新の更新情報を配信中