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トラフによる「エルメス 2016A/W ウィンドウディスプレイ」の写真

トラフのサイトに「エルメス 2016A/W ウィンドウディスプレイ」の写真が掲載されています

トラフのウェブサイトに「エルメス 2016A/W ウィンドウディスプレイ」の写真が7枚掲載されています。

全国21店舗で展開する、エルメスのウィンドウディスプレイ。 2016年のエルメスの年間テーマである「Nature at full gallop (自然‐軽やかなギャロップ)」 をコンセプトに、ウィンドウをデザインした。 一つ一つが異なる形やテクスチャーを持つ、製材前の間伐材に、艶のある色鮮やかな円形の天板をのせ、テーブルのように様々な高さで並べている。雪をイメージした背景に、まるで床から生えてきたかのように群生する様子は、森のようにもキノコのようにもみえる。 この有機的な木材と人工的な天板の組み合わせは、両者を引き立てあい、さらに商品をディスプレイすることで様々なスケール感を想起させる。 今年のテーマから、自然を表現する手法として、自然物から人工的な形状をつくることと、人工物から有機的な自然の形を模すことの、2つの相反する手法を試みた。塩ビパイプを使って細胞のパターンを模した今年のS/Sウィンドウは後者にあたる。 この試みは、その2つの手法を用いた、自然と人工、それぞれを見つめ直す造形実験だといえる。

建築家・山田守を祖父に持つ、写真家・山田新治郎による、山田守の建築をテーマにした写真展「ある建築家のかたち」が開催 [2016/12/21-12/29]

建築家・山田守を祖父に持つ、写真家・山田新治郎による、山田守の建築をテーマにした写真展「ある建築家のかたち」が開催されます

建築家・山田守を祖父に持つ、写真家・山田新治郎による、山田守の建築をテーマにした写真展「ある建築家のかたち」が開催されます。会期は、2016年12月21日~12月29日。場所は、銀座ニコンサロンです。

《 ある建築家のかたち 》 山田新治郎
 建築写真の世界に入った27年程前から建築家山田守が設計し現存している建物を記録している。山田守は祖父であるが、私が生まれる3年前に亡くなっているので会ったことはない。祖父との唯一の繋がりは、残された建物の前に立ち、感じ、写し込む、ことだった。
 建築家山田守は1894年に岐阜に生まれた。東京帝国大学建築学科卒業直前に同窓の有志と日本で初めての近代建築運動「分離派建築会」を結成し、卒業後は逓信省に入り、技師として多くの逓信省関係の建物を設計した。1949年に山田守建築事務所を設立し、代表作として東京逓信病院、長沢浄水場、東海大学校舎、京都タワー、日本武道館などを残した。初期の頃は、インターナショナルスタイルを取り入れながら曲線を多用したモダンなデザインで評価を得たが、晩年の日本武道館などでは和の要素を取り入れ、京都タワーでは景観問題で批判を受けるなど、そのすぐ後に亡くなったこともあってか、没後の評価は微妙だと感じていた。だが、撮影で立ち会った建物たちは、周りの風景に馴染み、時が経つことで評価も変わり、人々にいとしまれているのを感じた。
 建築家が亡くなってから50年が経ったが、残された建物たちはそれぞれしなやかに生き続け、建築家も思っていなかった表情を見せているのではないだろうか。 
カラー、モノクロ 56点

東京・中目黒駅の高架下に作られた新しい商業施設「中目黒高架下」の写真とレポート

東京・中目黒駅の高架下に作られた新しい商業施設「中目黒高架下」の写真とレポートが、japan-architects.comに掲載されています

東京・中目黒駅の高架下に作られた新しい商業施設「中目黒高架下」の写真が18枚とレポートが、japan-architects.comに掲載されています。

槇総合計画事務所・日建設計など5組が2次審査に選ばれている「(仮称)大阪新美術館」の公開プレゼンテーションが開催 [2017/2/2]

槇総合計画事務所・日建設計など5組が2次審査に選ばれている「(仮称)大阪新美術館」の公開プレゼンテーションが開催されるそうです(PDF)

槇総合計画事務所・日建設計など5組が2次審査に選ばれている「(仮称)大阪新美術館」の公開プレゼンテーションが開催されるそうです。開催日は、2017年2月2日。要事前申し込み。審査員には岸和郎・竹山聖も含まれています。

本設計競技においては、10月に第1次審査を実施し、68者の提案の中から第2次審査に進む者として5者の提案を選定したところです。この5者の提案について、下記のとおり公開によるプレゼンテーション及びヒアリングを開催するとともに、傍聴を希望される方を募集します。本プレゼンテーション及びヒアリングを踏まえて、最優秀の設計提案が決定されます。
多くのみなさまのご来場をお待ちしております。

二次に残っているのは以下の事務所です。

2次審査に参加する5者(五十音順)

・梓設計・RUR ARCHITECTURE DPC共同企業体
・株式会社 遠藤克彦建築研究所
・株式会社 佐藤総合計画
・株式会社 日建設計 大阪オフィス
・株式会社 槇総合計画事務所

日建設計の模型担当社員・廣畑哲治と、山梨知彦が登壇したイベント「日建設計はなぜ、建築模型をつくってきたか」のレポート記事

日建設計の模型担当社員・廣畑哲治と、山梨知彦が登壇したイベント「日建設計はなぜ、建築模型をつくってきたか」のレポート記事が、建設通信新聞ブログに掲載されています

日建設計の模型担当社員・廣畑哲治と、山梨知彦が登壇したイベント「日建設計はなぜ、建築模型をつくってきたか」のレポート記事が、建設通信新聞ブログに掲載されています。

6組の若い建築家が出展している建築展「新しい建築の楽しさ 2016:前期」の会場写真

6組の若い建築家が出展している建築展「新しい建築の楽しさ 2016:前期」の会場写真がjapan-architects.comに掲載されています

6組の若い建築家が出展している建築展「新しい建築の楽しさ 2016:前期」の会場写真が16枚、japan-architects.comに掲載されています。

坂茂による、ネパール地震の被災地に学校を作るプロジェクト「ネパール地震/ クムジュン・スクール・プロジェクト」の概要など

坂茂のウェブサイトに、ネパール地震の被災地に学校を作るプロジェクト「ネパール地震/ クムジュン・スクール・プロジェクト」の概要などが掲載されています

坂茂のウェブサイトに、ネパール地震の被災地に学校を作るプロジェクト「ネパール地震/ クムジュン・スクール・プロジェクト」の概要などが掲載されています。

隈研吾による、埼玉の、様々な方向の勾配屋根が特徴的な「愛徳幼稚園」の写真

隈研吾のウェブサイトに、埼玉の、様々な方向の勾配屋根が特徴的な「愛徳幼稚園」の写真が掲載されています

隈研吾のウェブサイトに、埼玉の、様々な方向の勾配屋根が特徴的な「愛徳幼稚園」の写真が7枚掲載されています。

鬼木孝一郎 / ODSによる、エルメスの、京都の町屋を改修した期間限定店舗「エルメス祇園店」の写真

鬼木孝一郎 / ODSによる、エルメスの、京都の町屋を改修した期間限定店舗「エルメス祇園店」の写真がWWDに掲載されています

鬼木孝一郎 / ODSによる、エルメスの、京都の町屋を改修した期間限定店舗「エルメス祇園店」の写真が13枚、WWDに掲載されています。こちらのサイトにも写真が掲載されています。場所はこちらのページでご確認ください

蔵楽友美 / FIVESによる、大阪府池田市の「池田市役所前クリニック」

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all photos©白井孝明

蔵楽友美 / FIVESが設計した、大阪府池田市の、心療内科・精神科の「池田市役所前クリニック」です。

患者さんにとって、自分がないがしろにされず大切に扱われていると感じられることが大事。そんな考えをドクターに伺い、空間が手伝えることとして、視覚的な雑音を消す(ノイズレス)ことを考えた。いわばデザインの掃除が行き届いたような空間を準備して、そこに患者さんをお迎えしたいと思った。
主張するような華美な要素はつくらず、かつ緊張感がでないようにやり過ぎない控えめのさじ加減を意識した。少しだけミニマル寄りに傾ける。巾木や枠のディテールなどに少しだけ手間をかけノイズを消す。チェアは包み込むような形状で座り心地の良いものを選び、さらに脚をカットして座面を低くし、身体的にもリラックスできるように。

オープン・エーの馬場正尊へのインタビュー『「公園のようなオフィス」で遊ぶように働く』

オープン・エーの馬場正尊へのインタビュー『「公園のようなオフィス」で遊ぶように働く』が、worksightに掲載されています

オープン・エーの馬場正尊へのインタビュー『「公園のようなオフィス」で遊ぶように働く』が、worksightに掲載されています。

堀部安嗣の、東京での講演会「建築の居場所」の申し込みが開始 永山祐子建築設計+竹中工務店による、山梨の、企業のホール・研修施設・カフェなどの複合施設「女神の森 セントラルガーデン」の写真

永山祐子建築設計+竹中工務店による、山梨の、企業のホール・研修施設・カフェなどの複合施設「女神の森 セントラルガーデン」の写真がjapan-architects.comに掲載されています

永山祐子建築設計竹中工務店による、山梨の、企業のホール・研修施設・カフェなどの複合施設「女神の森 セントラルガーデン」の写真が38枚、japan-architects.comに掲載されています。

【特集:書籍・リノベーションプラス】 編集者・矢野優美子による、『リノベーションプラス 拡張する建築家の職能』あとがき

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『リノベーションプラス 拡張する建築家の職能』あとがき
 

text:矢野優美子

 
あとがきを書くことになって
 本書『リノベーションプラス』についての青木淳さんの書評は、「(この書籍には)編集者としてのクレジットもない。照れ臭かったからだろうか。ともかく、これでは読者にとても不親切だから(笑)、次は、せめて『あとがき』を載せてほしいものです。」という言葉で締められています。
 それを読んだ、アーキテクチャーフォト・ネットの後藤さんから、読者が私とユウブックスについて興味をもっているだろうから、その「あとがき」を書いてほしいと言われ、少し焦りました。
 もともと青木さんの読みどおり、照れくさかったのと、企画やらインタビューやら執筆まで自分でやり、自分の出版社で出すなんてカッコ悪いと思い、できるだけ自分の名前を出さないようにして、「あとがき」も本に書きませんでした。ですから今さらといった感もあるし、青木さんの書評とも重複しそうで申し訳ないのですが、せっかくの機会なのでつらつらと書かせていただこうと思います。

会社を辞めて出版社を立ち上げるまで
 2015年の1月には勤めていた雑誌社を辞めることが決まっていました。ただ、もう条件のいい就職は無理だなと思いました。また年齢的なこともあって、即戦力としての実力を求められるのに、不器用なので新しい仕事にすぐ慣れるのも難しい。再就職、と思うと心がめげました。
 その時に、フリーランスの面白そうな仕事のオファーを一ついただきました。そこで思ったのが、負け犬の自分に残されているものって、そのなにももたないゆえの自由さじゃないかということ。それを思いきり活かして、生きていってみようかと思い始めました。
 幸い失業給付金ももらえるので、しばらくは、かろうじて生活は成り立つ。会社を辞める4月からは、焦って決断するよりは、まずは自分が何を仕事にしたら楽しいのか、何だったらできるのか、腰を据えて考えてみることにしました。

大堀伸 / ジェネラルデザインによる、東京・表参道の「フレッドペリーショップトーキョー」

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photo©阿野太一

大堀伸 / ジェネラルデザインが設計した、東京・表参道の「フレッドペリーショップトーキョー」です。

表参道から脇に入った120坪程度の敷地に建つ、フレッドペリーのブランド世界最大規模のフラッグシップショップである。
古い倉庫やギャラリーをショップにリノベーションしたかのようなスケールの空間は、敷地の高低差を受けて様々なレベルに位置する各フロアからなる。中央の吹き抜けを通して落ちてくるノコギリ屋根の北側トップライトからの柔らかい光にショップ内部は一日中包まれる。
内部はどこからでも別のフロアを見通すことができる断面構成になっており、フロアごとに少しずつマテリアルを変えてエリアのカラーを出しつつも、ショップ全体で「フレッドペリーの家」ともいうべきブランドの世界観が体験できる場所となっている。

SANAAが設計して完成した、直島の新しいターミナル(待合所とトイレ)の写真など

SANAAが設計して完成した、直島の新しいターミナル(待合所とトイレ)の写真などが、四国新聞社のサイトに掲載されています

SANAAが設計して完成した、直島の新しいターミナル(待合所とトイレ)の写真などが、四国新聞社のサイトに掲載されています。

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