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【ap job更新】 集合住宅やオフィスビルをメインに、多様なライフスタイルを包み込む建築を追求する「OID architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 集合住宅やオフィスビルをメインに、多様なライフスタイルを包み込む建築を追求する「OID architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 集合住宅やオフィスビルをメインに、多様なライフスタイルを包み込む建築を追求する「OID architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

集合住宅やオフィスビルをメインに、多様なライフスタイルを包み込む建築を追求する「OID architects」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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OID architectsでは、受注案件数の増加によりマネージャー、デザイナーを計1~2名増員募集します。

事務所スタッフは計7名、20代~40代までで構成されています。デザイン立案などで担当スタッフが積極的に参加できるように、オープンな事務所環境を整えています。入社後すぐに案件を担当できます。基本計画から竣工まで担当できるため、一連の設計プロセスを経験できます。

現在は集合住宅、オフィスビルのプロジェクトを中心に手掛けています。
受賞、雑誌掲載実績もあります。2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。

【OID architectsについて】
私たちは、現代の多様化するライフスタイルを包み込むような建築について追求しています。
建築は均質で、ありきたりな同一空間の集まりではなく、多様化する社会やライフスタイルに応じる多様な空間の集まりによってつくられるもの、と考えています。 一つ一つの建築物が独自的なストーリーで丁寧につくられるよう、デザインのプロセスを日々意識しながら設計を行なっています。

OID architectsの代表である萩原吉勝は、2000年より渡英し、AAスクール(英国)のDRLコースを2007年卒業。卒業後、建築設計事務所に勤務し帰国。2011年にOID(現在のOID architects)を設立。

都留理子建築設計スタジオによる、東京・墨田区の住宅「京島H」。木密地域でもある“典型的な下町”での計画。“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向。空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出す
都留理子建築設計スタジオによる、東京・墨田区の住宅「京島H」。木密地域でもある“典型的な下町”での計画。“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向。空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出す外観、南側の道路より見る。 photo©淺川敏
都留理子建築設計スタジオによる、東京・墨田区の住宅「京島H」。木密地域でもある“典型的な下町”での計画。“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向。空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出す1階、玄関ドア側からエントランスホールを見る。 photo©淺川敏
都留理子建築設計スタジオによる、東京・墨田区の住宅「京島H」。木密地域でもある“典型的な下町”での計画。“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向。空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出す2階、ダイニングからキッチンを見る。 photo©淺川敏
都留理子建築設計スタジオによる、東京・墨田区の住宅「京島H」。木密地域でもある“典型的な下町”での計画。“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向。空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出す3階、浴室 photo©淺川敏

都留理子建築設計スタジオが設計した、東京・墨田区の住宅「京島H」です。
木密地域でもある“典型的な下町”での計画です。建築家は、“街そのものに住む”感覚の獲得を求め、街と建築の“応答と共創”を構成から設えまで展開する設計を志向しました。そして、空気感や密度感に新たな形で接続して肯定的な関係を作り出します。

2間間口の2階建て木造住宅が密に建ち並ぶ、典型的な下町の一角。
人々の息づかいが日常的に感じられる街に住むことを希望した施主夫妻は、T字路の突き当たりに位置する2区画分を合筆したこの地を選んだ。

施主夫妻は東南アジアをよく訪れ、数年間タイに住んでいた経験もある。設計スタート時にはアジアの開放的でリラックスした空間に魅力を感じ、料理をすること、食べること、飲むことが好きで、それらをゆっくり愉しむ時間を大切にしたいとの思いが伝えられた。

建築家によるテキストより

敷地周辺を見回すと、隣の家の鉢植え、目の前の電柱、狭い通路に停められた自転車、窓際の人形、屋上の目隠しなど、実に多くのモノがそれぞれの事情でひしめいている。それはこの街が生きられている証であり、街の雰囲気を生み出してもいる。

街の側から見れば、この建築自体もまた個別の事情で設えられ、街の雰囲気を生み出す主体の一つとなる。
この応答と共創が繰り返される関係性を、建築全体の構成から造作家具や建具の納まりといった建築内部の設え方まで展開していく。その結果、街と建築とモノがスケールを超えて接続し、この街そのものに住んでいるという感覚を獲得できるのではないか。

建築家によるテキストより

下町の木造住宅が高密度に建ち並ぶ環境での建ち方をスタディする中で、私たちは外壁を隣家に対し正対させるのではなくわずかに斜めに立面させた。それにより隣家との間に創出した三角形の空隙を通して風や光を取り込むことにした。

4間間口を持つ道路境界線に対しては多角形を充てることで前面道路に対する圧迫感を減らしつつ、周囲の建物の立面から独立させた。
立面が連続する下町の中のT字路という特異点に対する、アイコニックな建築の建ち方の提案である。

この建ち方に対し、仕上げは櫛目ゴテによる左官仕上げとした。現場は足場と外壁面との空隙が狭く、大きなストロークでコテを動かせないためムラができたが、そのムラが却って光を微細に捉え、ベルベットのような独特な表面をつくり出した。

視点や光の変化により様々な表情を見せるそれは、見飽きぬ絵画のような確かな強さをもって街並みに寄与している。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “人間の内面と呼応する建築空間”をテーマとし、ますます建築設計が好きになる事務所を志す「プライム一級建築士事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 “人間の内面と呼応する建築空間”をテーマとし、ますます建築設計が好きになる事務所を志す「プライム一級建築士事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 “人間の内面と呼応する建築空間”をテーマとし、ますます建築設計が好きになる事務所を志す「プライム一級建築士事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中沖縄・くすぬち平和文化館

“人間の内面と呼応する建築空間”をテーマとし、ますます建築設計が好きになる事務所を志す「プライム一級建築士事務所」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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プライム一級建築士事務所が設計スタッフを急募

こんにちは。プライム一級建築士事務所の西島正樹です。

現在、建築デザイン設計スタッフ(正社員)を募集中です。
プライムは、「人間の内面と呼応する建築空間」をテーマに全国各地で、住宅を中心に、教育・福祉・文教施設・集合住宅の設計監理を行っています。

ひとり住まいの住宅から、500人の幼稚園まで。北海道から沖縄まで。幅広く、様々な種類の建築を、アトリエ事務所の少人数体制の中で、設計しています。仕事の大小を問わず、建主の信頼の元、全面的に仕事を任され、取り組んでいます。

現在、東京で商業ビル、精神科クリニックのインテリアデザイン、関東一円で住宅や集合住宅の設計を進めています。
現在スタッフ3名。設計スタッフを募集しています。

【事務所の特徴】
私たちの事務所の特徴は、建主が、私たちのテーマや特色に共感いただくことから出会いがはじまり、設計を依頼される点です。
そのことは、小さな住宅でも、大規模なビルでもかわりません。

共感から生まれる建主との良好な信頼関係のもと、建築の基本性能から、空間構成、デザインまで一貫して、一つ一つの建築設計に取り組んでいます。

また、構造設計や電気・機械設備設計に関しては、日本を代表する専門事務所と提携しますので、最新の技術を学ぶことができます。
将来独立を考える方はもとより、建築設計に関心を持っている方にとって本格的に実務設計を学ぶいい機会となることでしょう。

そして、ますます建築設計が好きになって頂けるような事務所でありたいと考えています。

AMOのキュレーションとデザインによる、大阪・関西万博での展示「海岸線から、私たちは前進する」。カタール館の内部で公開。同国と海岸線の関係を提示する為に、海の複雑な層の重なりを表現する“深い青のカーテン”で囲まれたメイン空間を考案。中心のシネマスペースは“伝統的な冬のキャンプ”に着想を得る
AMOのキュレーションとデザインによる、大阪・関西万博での展示「海岸線から、私たちは前進する」。カタール館の内部で公開。同国と海岸線の関係を提示する為に、海の複雑な層の重なりを表現する“深い青のカーテン”で囲まれたメイン空間を考案。中心のシネマスペースは“伝統的な冬のキャンプ”に着想を得る photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA / AMO
AMOのキュレーションとデザインによる、大阪・関西万博での展示「海岸線から、私たちは前進する」。カタール館の内部で公開。同国と海岸線の関係を提示する為に、海の複雑な層の重なりを表現する“深い青のカーテン”で囲まれたメイン空間を考案。中心のシネマスペースは“伝統的な冬のキャンプ”に着想を得る photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA / AMO
AMOのキュレーションとデザインによる、大阪・関西万博での展示「海岸線から、私たちは前進する」。カタール館の内部で公開。同国と海岸線の関係を提示する為に、海の複雑な層の重なりを表現する“深い青のカーテン”で囲まれたメイン空間を考案。中心のシネマスペースは“伝統的な冬のキャンプ”に着想を得る photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA / AMO
AMOのキュレーションとデザインによる、大阪・関西万博での展示「海岸線から、私たちは前進する」。カタール館の内部で公開。同国と海岸線の関係を提示する為に、海の複雑な層の重なりを表現する“深い青のカーテン”で囲まれたメイン空間を考案。中心のシネマスペースは“伝統的な冬のキャンプ”に着想を得る photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA / AMO

AMOのキュレーションとデザインによる、大阪・関西万博での展示「海岸線から、私たちは前進する(From the Coastline, We Progress)」です。
カタール館の内部で公開されています。AMOは、同国と海岸線の関係を提示する為に、海の複雑な層の重なりを表現する“深い青のカーテン”で囲まれたメイン空間を考案しました。また、中心のシネマスペースは“伝統的な冬のキャンプ”に着想を得ています。施設の公式ページはこちら
AMOは、OMAのリサーチ機関です。カタールパビリオンの設計は隈研吾建築都市設計事務所が手掛けています。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

「海岸線から、私たちは前進する(From the Coastline, We Progress)」展が、AMOのキュレーションおよびデザインにより、大阪・関西万博2025のカタールパヴィリオンで開幕

カタールパヴィリオンが、大阪・関西万博2025で、AMOがキュレーションおよびデザインを手がけた展示とともにオープンしました。このパヴィリオンは、カタール商工業省の委託によって実現し、クリエイティブおよびコンテンツのディレクションは、カタール・ミュージアムズ議長室内のシンクタンクであるカタール・ブループリントが主導しました。「海岸線から、私たちは前進する」と題された本展示は、海岸によって形づくられてきたカタールのアイデンティティを探求し、環境・文化・経済の変革が交差する体験的な物語を提供します。カタールは、戦略的に計画された成長によって、今日の経済的・外交的な強国へと変貌を遂げました。

12の主要な沿岸地域を取り上げながら、本展示は、カタールとその海岸線との持続的な関係の包括的な探求を提示します。内陸部がまばらな小さな半島であるカタールは、何世紀にもわたりその海岸線沿いに産業と文化を発展させてきました。このことは、豊かな歴史と、未来への展望へと進化してきた姿の両方を映し出しています。

パヴィリオンのエントランスに近づくと、来場者は、ターコイズブルーの浅瀬から砂浜へと続く、上陸の感覚を想起させる色のグラデーションを体験します。屋外の展示ケースには、カタールの海岸線に沿った生態系を記録した空撮写真が展示されており、特に北西部のアル・ズバラが取り上げられています。アフメド・ビン・ハッサン・アル=ハッサン・アル=ムハンナディと、ジャーシム・ビン・モハメド・ビン・サーニによる詩が、カタールの自然環境の豊かさと美しさを表現しています。館内では、さまざまな色合いの砂が入った透明なチューブが砂漠の風景を表現し、来場者をメイン展示エリアへと導きます。

【ap job更新】 岐阜の木を活かした多彩な設計に挑戦し、多数の受賞歴もある「5boc architectS」が、建築設計・設備設計・施工管理のスタッフを募集中
【ap job更新】 岐阜の木を活かした多彩な設計に挑戦し、多数の受賞歴もある「5boc architectS」が、建築設計・設備設計・施工管理のスタッフを募集中
【ap job更新】 岐阜の木を活かした多彩な設計に挑戦し、多数の受賞歴もある「5boc architectS」が、建築設計・設備設計・施工管理のスタッフを募集中連環の家

岐阜の木を活かした多彩な設計に挑戦し、多数の受賞歴もある「5boc architectS」の、建築設計・設備設計・施工管理のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【地域の木材を活かす設計】
5boc architectSは飛騨五木株式会社の中で設計・施工管理を担っています。岐阜県高山市に本社がある飛騨五木グループでは自然資源の価値最大化を目指して、自社で伐採・製材した木材や地域材を活用し、大工による木造建築を得意としてきました。地場の木をどのように設計に活かすかを考えながら、住宅をはじめ公共施設、オフィス、商業施設などさまざまなジャンルの設計を行っています。

【まちのコミュニティとなる遊び場】
木を活かした遊び場の設計・施工、店舗の内装デザイン及び住宅の設計も行っています。スタッフ同士でアイデアを出し合って形にするとともに、固定概念にとらわれない自由な発想を大切にしています。遊び場の運営を自社で行っているため、自分が設計監理・施工した建築物がどのように使われているか、地域にどう根づいていくかを間近で体感できる点は、5boc architectSならではの醍醐味です。そして、遊び場の案件は今後も全国各地に増やしていくことを目指しています。

【クライアントとのコミュニケーションの中でコンセプトを固める】
表層的な要望だけでなく、話の中ににじみ出るクライアントの思いをコンセプトに結び付けた設計を行っています。基本設計から現場の細部まで担当することができます。

【若手を信じて、任せる】
1年目からプロジェクトの担当者として設計監理をお任せしています。裁量権が大きく、責任も大きくなりますが、その分仕事の自由度は高いです。住宅に留まらず中規模木造建築に挑戦してみたいという心意気のある方に、ぜひジョインしていただけると嬉しいです。

【スタッフは20~30代が中心】
建築が好きで熱意を持って取り組める方、一緒に議論しながら造り上げていける方を歓迎します。

コルデフィ+CRAによる、大阪・関西万博の「フランスパビリオン」。“生命の劇場”をテーマに構想された施設。日本の伝説“赤い糸”に着想を得たデザインで、対話の媒体として物理的空間を取り戻す建築を志向。循環型アプローチに基づき終了後の解体と再利用も想定し設計する
コルデフィ+CRAによる、大阪・関西万博の「フランスパビリオン」。“生命の劇場”をテーマに構想された施設。日本の伝説“赤い糸”に着想を得たデザインで、対話の媒体として物理的空間を取り戻す建築を志向。循環型アプローチに基づき終了後の解体と再利用も想定し設計するFrance Pavilion at the Osaka World Expo 2025 © Coldefy & CRA-Carlo Ratti Associati photo credit: © Julien Lanoo
コルデフィ+CRAによる、大阪・関西万博の「フランスパビリオン」。“生命の劇場”をテーマに構想された施設。日本の伝説“赤い糸”に着想を得たデザインで、対話の媒体として物理的空間を取り戻す建築を志向。循環型アプローチに基づき終了後の解体と再利用も想定し設計するFrance Pavilion at the Osaka World Expo 2025 © Coldefy & CRA-Carlo Ratti Associati photo credit: © Julien Lanoo
コルデフィ+CRAによる、大阪・関西万博の「フランスパビリオン」。“生命の劇場”をテーマに構想された施設。日本の伝説“赤い糸”に着想を得たデザインで、対話の媒体として物理的空間を取り戻す建築を志向。循環型アプローチに基づき終了後の解体と再利用も想定し設計するFrance Pavilion at the Osaka World Expo 2025 © Coldefy & CRA-Carlo Ratti Associati photo credit: © Julien Lanoo
コルデフィ+CRAによる、大阪・関西万博の「フランスパビリオン」。“生命の劇場”をテーマに構想された施設。日本の伝説“赤い糸”に着想を得たデザインで、対話の媒体として物理的空間を取り戻す建築を志向。循環型アプローチに基づき終了後の解体と再利用も想定し設計するFrance Pavilion at the Osaka World Expo 2025 © Coldefy & CRA-Carlo Ratti Associati photo credit: © Julien Lanoo

コルデフィCRA-カルロ・ラッティ・アソシアティ(Coldefy + CRA-Carlo Ratti Associati)による、大阪・関西万博の「フランスパビリオン」です。
“生命の劇場”をテーマに構想された施設です。建築家は、日本の伝説“赤い糸”に着想を得たデザインで、対話の媒体として物理的空間を取り戻す建築を志向しました。また、循環型アプローチに基づき終了後の解体と再利用も想定し設計されています。施設の公式ページはこちら
カルロ・ラッティは、2025年の第19回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展のキュレーターも務める人物です。また、本パヴィリオンの展示の一部として、OMA / 重松象平によるルイ・ヴィトンのインスタレーションがあります。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

コルデフィ+CRA-カルロ・ラッティ・アソシアティが大阪万博2025のフランスパヴィリオンを完成させる

フランスの建築スタジオ「コルデフィ」と、イタリアのデザインおよびイノベーション事務所「CRA-カルロ・ラッティ・アソシアティ」によってデザインされた大阪万博2025のフランスパヴィリオンが、現在オープンしています(2025年10月13日まで)。

フランスパヴィリオンは「生命の劇場」として構想されており、建築が存在、動き、交流の瞬間を形づくります。ミザンセーヌ、すなわち舞台装置や舞台演出に着想を得た、パヴィリオンは流動的な空間のシークエンスとして設計されており、来場者を、日常生活のリズム――始まり、移ろい、休息、旅立ち――を映し出すように変化する視点へと導きます。

このデザインは、運命の魂同士を結びつける日本の伝説「赤い糸」に着想を得ています。デジタルによる疎遠が特徴となった時代において、パヴィリオンは対話の媒体として物理的空間を取り戻します。静かな内庭が憩いの場を提供し、人との出会いと同様に自然との出会いもまた不可欠であることを強調しています。

劇場のカーテンを思わせる17メートルの高さの布製ヴェールが両側に吊るされている、その可変的なファサードは、自然の要素と触れ合い、光や風に反応します。パヴィリオン内を通る動線は、綿密に演出された流れに沿って進みます――内部にディスプレイされた展示へと上昇しながら、屋内空間と屋外空間を交互に行き来し、最終的には広大な万博会場への帰着で締めくくられます。

プレハブ式およびモジュール式の要素で建てられたパヴィリオンは、循環型アプローチを採用しており、使用された素材が解体・再利用できるように設計されています。そして、それは生命と同じくらい柔軟に適応する建築のヴィジョンを反映しています。

パヴィリオンの建築コンセプトは、演劇性と感覚的体験に根ざしています。エントランスの階段とバルコニーが舞台を形成し、来場者を展開していく旅へと迎え入れます。建物のファサードの一部を形成するうねるような階段は、パヴィリオン内部と外の広場との間に対話を生み出し、内と外の境界を曖昧にし、すべての人に歓迎と開放感をもたらします。

来場者は巡回するような経路に沿って展示の中心を通り、さまざまなテーマの空間を横断し、小さな庭に出たあと、パヴィリオンに再び入る前に、もう一度屋外でのひとときをもって旅を締めくくります。従来の直線的な体験とは異なり、フランスのサヴォワフェール(職人技やノウハウ)を際立たせるこの旅は、循環や脈動を反映し、パヴィリオンのより広いテーマと呼応しています。

【ap job更新】 実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)と アルバイトを募集中
【ap job更新】 実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)と アルバイトを募集中
【ap job更新】 実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)と アルバイトを募集中

実験的建設プロセスや越境的デザインスタディにより“新しい建築”を追求する「HUNE Architects」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)と アルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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HUNEでは業務拡大の為、設計スタッフを募集します。

弊社は玉木浩太とJulia Liそして林盛による設計事務所です。

私たちはこれまでのプロジェクトにおいて、新たな建築の可能性を模索し、実験的な建設プロセスや越境的なデザインスタディによって新しい建築や場所のあり方を提案してきました。これまでの建築よりも柔軟で軽やかな建築を目指しています。

現在、首都圏や東日本地域を中心に、住宅や宿泊施設、集合住宅、礼拝施設、オフィスビルの設計監理やシェアハウスの内装デザインとデザイン監修など複数のプロジェクトが進行中です。

事務所は3人の共同代表と7名のスタッフのほか、国内外の協力事務所やコラボレーターと一緒にプロジェクトを進めています。

今回の募集では、新卒の方から中途採用まで正社員を広く募集しますが、特に基本設計から実施設計を経験され、一人で図面を作成できる方を優遇したいと考えております。勤務形態は週休完全二日制で基本的に事務所に出勤いただきますが、個々の事情に配慮いたしますので、まずは希望をご相談ください。
また、合わせて模型・CG制作のアルバイトも募集しておりますので、ぜひご応募ください。

宇野常寛・忽那裕樹・永山祐子・中村佑子・藤村龍至によるシンポジウム「大阪・関西万博から建築の役割を考える 第2回」の動画。2025年4月に行われたもの
宇野常寛・忽那裕樹・永山祐子・中村佑子・藤村龍至によるシンポジウム「大阪・関西万博から建築の役割を考える 第2回」の動画。2025年4月に行われたもの

宇野常寛忽那裕樹永山祐子中村佑子がパネリスト、藤村龍至がモデレーターを務めたシンポジウム「大阪・関西万博から建築の役割を考える 第2回」の動画です。2025年4月に行われたもの。リンク先は、youtubeの動画ページです(埋込が出来ない設定の為、リンクでご紹介しています)。

花井奏達建築設計事務所による、愛知・名古屋市の住宅「スロープと離れ」。施主宅の隣地に建てられた“離れ”としての住居。丘陵地形や既存建築との関係性を考慮し、庭全体を柔らかく回遊する“路地の様なスロープ”を備えた建築を考案。外部動線と連続するように平面構成も計画する
花井奏達建築設計事務所による、愛知・名古屋市の住宅「スロープと離れ」。施主宅の隣地に建てられた“離れ”としての住居。丘陵地形や既存建築との関係性を考慮し、庭全体を柔らかく回遊する“路地の様なスロープ”を備えた建築を考案。外部動線と連続するように平面構成も計画する外観、西側の道路より見る。 photo©浜田昌樹
花井奏達建築設計事務所による、愛知・名古屋市の住宅「スロープと離れ」。施主宅の隣地に建てられた“離れ”としての住居。丘陵地形や既存建築との関係性を考慮し、庭全体を柔らかく回遊する“路地の様なスロープ”を備えた建築を考案。外部動線と連続するように平面構成も計画するスロープと外観 photo©浜田昌樹
花井奏達建築設計事務所による、愛知・名古屋市の住宅「スロープと離れ」。施主宅の隣地に建てられた“離れ”としての住居。丘陵地形や既存建築との関係性を考慮し、庭全体を柔らかく回遊する“路地の様なスロープ”を備えた建築を考案。外部動線と連続するように平面構成も計画する「8畳2(茶の間)」 photo©浜田昌樹
花井奏達建築設計事務所による、愛知・名古屋市の住宅「スロープと離れ」。施主宅の隣地に建てられた“離れ”としての住居。丘陵地形や既存建築との関係性を考慮し、庭全体を柔らかく回遊する“路地の様なスロープ”を備えた建築を考案。外部動線と連続するように平面構成も計画する月見台からスロープを見る。 photo©浜田昌樹

花井奏達建築設計事務所が設計した、愛知・名古屋市の住宅「スロープと離れ」です。
施主宅の隣地に建てられた“離れ”としての住居。建築家は、丘陵地形や既存建築との関係性を考慮し、庭全体を柔らかく回遊する“路地の様なスロープ”を備えた建築を考案しました。そして、外部動線と連続するように平面構成も計画しました。

70代後半夫妻のための離れの計画。

敷地は愛知県名古屋市南東部のゆるやかな丘陵地帯の住宅地にあり、勾配のある全面道路から最大で2m程度高いレベルに造成されている。夫婦はもともとこの場所に数奇屋風の住宅を建てて暮らしていて、今回、縁あって西側に隣接する敷地を買い増すことになった。
そこで、寒い時期になると体調を崩しやすい夫人のために、暖かくコンパクトに過ごせる離れをつくり、夏と冬で主屋と離れを行き来する暮らしを思い描くようになった。

建築家によるテキストより

設計に際しては、段差の無い生活とするため、離れは平屋とし、設地レベルは既存のまま主屋と同等とすること、道路からのスロープによる新たなアプローチを設けることが求められた。スロープと離れの、夫婦が築いてきた暮らしの風景への、どのような参加のしかたが相応しいかを模索した。

建築家によるテキストより

建物は北側に寄せてなるべく南側隣地のからの引きをとる。スロープは、引きをとった目一杯建物際ギリギリまでS字に開くようにして、庭全体を柔らかく回遊する路地のようにした。
スロープの間も法面が挟み込まれるように結ぶと、スロープが機械的な存在にならず丘にシワが寄った程度の雰囲気にできるのではないか。法面の植栽とスロープと軒下がレイヤーになって、引きの浅い庭に奥行きをもたせる。細長い法面の庭は主屋の庭ともつながって大きな緑になる。

スロープは離れの軒下にそってのぼり、玄関を通って離れの真中を貫く廊下になる。廊下の庭側に、暮らしの中心となる8帖を二間、北側に設備をまとめる構成とし、8の字に回遊できるプランとした。
二つの8帖はそれぞれ、縁、軒下、レイヤー状の庭へ、外部とグラデ―ショナルに関係を結ぶ部屋と、一方は、南西の抜けた眺望に開いて、月見台から軒下でスロープへ直接つながる。

建築家によるテキストより
Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・鎌倉市の「庭と緑と本棚のある住宅」。奥まった場所にある敷地。明るい室内と出られる庭の要望に対し、内外を含めて“庭”の様になる計画を志向。上階床を持ち上げLDKを1.5層の空間として様々な開口部から光風が入り視線も外に抜ける状況を創出
Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・鎌倉市の「庭と緑と本棚のある住宅」。奥まった場所にある敷地。明るい室内と出られる庭の要望に対し、内外を含めて“庭”の様になる計画を志向。上階床を持ち上げLDKを1.5層の空間として様々な開口部から光風が入り視線も外に抜ける状況を創出外観、アプローチから軒下駐車場広場を見る。 photo©渡邊聖爾
Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・鎌倉市の「庭と緑と本棚のある住宅」。奥まった場所にある敷地。明るい室内と出られる庭の要望に対し、内外を含めて“庭”の様になる計画を志向。上階床を持ち上げLDKを1.5層の空間として様々な開口部から光風が入り視線も外に抜ける状況を創出1階、キッチン側からダイニングとリビングを見る。 photo©渡邊聖爾
Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・鎌倉市の「庭と緑と本棚のある住宅」。奥まった場所にある敷地。明るい室内と出られる庭の要望に対し、内外を含めて“庭”の様になる計画を志向。上階床を持ち上げLDKを1.5層の空間として様々な開口部から光風が入り視線も外に抜ける状況を創出1階、リビング側から2階への階段とキッチンを見る。 photo©渡邊聖爾

井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioが設計した、神奈川・鎌倉市の「庭と緑と本棚のある住宅」です。
奥まった場所にある敷地に建つ住まい。建築家は、明るい室内と出られる庭の要望に対し、内外を含めて“庭”の様になる計画を志向しました。そして、上階床を持ち上げLDKを1.5層の空間として様々な開口部から光風が入り視線も外に抜ける状況を創出しました。

鎌倉市の夫婦と子供2人が暮らす住宅の新築計画である。

親族が所有する土地の一角を取り壊し、そこに住居を新築する計画だ。敷地は、接道する小道から更に奥の方へとアプローチする奥まった場所にあった。施主からの要望は、主に家で仕事をするので、家の中にいても外の自然を感じられるような、明るい室内にしたく、外に出られる庭も欲しいというもの。

建築家によるテキストより

要望を受け、明るい室内と庭があるという、2つの場をつくるというよりは、室内と外部含めて、住んでいるエリア自体が、庭のような存在にならないだろうかと考えた。

隣接する土地には駐車場や、小川、隣家の庭などがあり、比較的開放感があったことや、親族の土地と隣接していて、敷地境界そのものを曖昧につくることができたので、家の周囲の余白が連続し、家の内部へと繋がっていくことを思い浮かべた。
奥まった立地なので、逆に通行人からの目線がないことや、隣地には親族が居住していることなども踏まえると、そうした開放的な住み方が可能と考えた。

建築家によるテキストより

プランも敷地に沿ったシンプルな矩形として、リビング等の居住空間は1階に、水回りや居室等のプライベートな機能は2階へとまとめる単純なゾーニングとした。
単純なプランの一方で、内外を繋げる手段として、2階の床を通常よりも1m程度持ち上げ、1階上部に0.5層分の空隙を設け、隣地からの光や風をとり込みながら、視線が自然と外部へと向くように計画した。

開口部は、採光や、眺望をメインとした上方の窓と、庭へ出ることや採風、植物を鑑賞するための窓の上下2段の役割をつくり、その上下の窓を分けるように水平の棚を設け、植物や本が置けるようにした。リビングからは、庭や隣家の木々が見え、天井に接する窓からは空が見える。上下2段の分担された役割が、視覚的には3.5m高の大きな気積のリビングとなる。

建築家によるテキストより
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・台東区の「Twist House」。ジェネリックな環境での計画。“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案。操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づける
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・台東区の「Twist House」。ジェネリックな環境での計画。“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案。操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づける外観、東側の道路より見る。 photo©堀越圭晋 エスエス
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・台東区の「Twist House」。ジェネリックな環境での計画。“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案。操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づける2階、リビング側からダイニングとキッチンを見る。 photo©堀越圭晋 エスエス
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・台東区の「Twist House」。ジェネリックな環境での計画。“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案。操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づける2階、ダイニングから3階への階段を見る。 photo©堀越圭晋 エスエス
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・台東区の「Twist House」。ジェネリックな環境での計画。“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案。操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づける2階、キッチンからダイニングとリビングを見る。 photo©堀越圭晋 エスエス

宮崎晃吉 / HAGISOが設計した、東京・台東区の「Twist House」です。
ジェネリックな環境での計画です。建築家は、“ささやかな異質性”の導入を意図し、周囲と馴染む矩形の中で“内壁を10°ねじる”構成を考案しました。そして、操作で生まれた“三角形の気積”を内でも外でもない“第三の空間”として位置づけました。

東京谷中の木造密集地に建つ狭小住宅。

周囲には戦災を逃れた社寺も多く残っており、準防火地域に指定されている。いわゆる都市型住宅というジェネリックな立地条件に対し、あえて10°という角度を持ち込むことで画一的な町並みにささやかな異質性を呼び込む計画とした。

建築家によるテキストより

外観は周辺住戸と馴染むようにバルコニーやピロティーの寸法感を踏襲したシンプルな矩形とし、入れ子状の内壁を10°捩ることで、隅部に壁の厚みが裂けてできたような不思議な三角形の気積が生まれる。

そこを階段室やバルコニーとすることで、採光や通風、断熱、動線として機能するだけでなく、外部環境との距離感を調停する内でも外でもない第三の空間として位置づけた。さらに、三角形の気積が光溜まりとなり、視覚的に実際の面積以上の広さをもたらしている。

建築家によるテキストより

また、3階建は相対的に上下移動が多くなるが、暗がりの下階から明るい上階へと末広がりな階段形状によって、単調になりがちな移動空間に抑揚をもたせた。

三方を建物に囲まれた狭小地に対して、内部を10°捩るという一手により、明るさとプライバシーを両立させ、見慣れた住宅の風景を一変させる試み。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 複数のプロポーザルに勝利した実績があり、地域に根差した公共施設も手掛ける「STUDIO YY」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 複数のプロポーザルに勝利した実績があり、地域に根差した公共施設も手掛ける「STUDIO YY」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 複数のプロポーザルに勝利した実績があり、地域に根差した公共施設も手掛ける「STUDIO YY」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中美郷町カヌー艇庫(島根)

複数のプロポーザルに勝利した実績があり、地域に根差した公共施設も手掛ける「STUDIO YY」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

STUDIO YYでは業務拡大に伴い、経験者と新卒・既卒の設計スタッフを募集します。

【STUDIO YYってどんな事務所?】
STUDIO YYはOMAとNAP建築設計事務所出身者の中本と田中によって設立された設計事務所です。
個人住宅や飲食店からこども園、オフィスビル、道の駅、スポーツ施設、宿泊施設、3万平米超えの海外物件まで多岐にわたるスケールのプロジェクトを国内外で展開しています。公共施設のプロポーザルでも、6度最優秀案に選定され、日本各地でプロジェクトを進めています。

【STUDIO YYはどんな建築を作るの?】
私たちが重視しているのは、その場所の自然や文化を人々が感じられる建築を作ることです。
その土地の風景、文化や歴史を丁寧に読み込み、その場所だけにしかできない建築となるように。さらに、公共物件を手がけるようになり、地域の魅力を発掘し、観光や持続可能な地域づくりに貢献し、そこに住む方々や利用者に寄り添った建築を作るように心掛けています。
また、これからの地球環境を考え、地産地消の建築を謳い、地場の素材を積極的に採用し、CLTと伝統建築を掛け合わせた建築や、世界初となる木造吊り構造の建築など、今までにない建築をつくる挑戦を行っています。

【STUDIO YYでは、どんな業務をするの?】
物件を担当する能力のある方には、プロジェクト担当者として、設計、監理、施主との打合せ等一連の業務を代表と共に遂行して頂きます。
新しいプロジェクトやコンペが始まれば、代表も含めて皆で案出しをします。模型や3Dを使ったスタディ、BIMや2DCADを使った設計業務、CG作成やスケッチ、プレゼン業務など多種多様な業務内容を各々の特技を活かしながら、みんなで協力して進めます。
STUDIO YYに在籍することで、多岐にわたる技術を身につけることができます。

アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入する
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するUzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するForest of Columns at the Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入するUzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入する360-degree multimedia journey inside a rising platform at the Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.

アトリエ・ブリュックナー(ATELIER BRUCKNER)による、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」です。
“知の庭”をテーマとした施設です。建築家は、“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案しました。また、持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入しています。施設の公式ページはこちら


こちらはリリーステキストの日本語版です(オフィシャルに公開されたもの)

ウズベキスタンパビリオン、伝統技能と国の持続可能な未来を紹介

・ウズベキスタンパビリオンの設計および一般展示は、そのテーマである「知の庭:未来社会の実験室」の精神を表現したものであり、ウズベキスタンの豊かな遺産が、持続可能な進歩・協力・革新に向けた確固たる土台であることを示しています。

・パビリオンの革新的なデザインは、持続可能な建築を基盤とし、自然素材やインタラクティブな展示、そしてウズベキスタンの歴史的建造物や文化遺産から着想を得つつ、現代の職人技を融合しています。

2025年4月10日、ウズベキスタン・タシケント – 2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)のウズベキスタンパビリオンは、「知の庭:未来社会の実験室(Garden of Knowledge: A Laboratory for a Future Society)」と題した没入型の展示を行います。ウズベキスタン芸術文化開発財団(Uzbekistan Art and Culture Development Foundation: ACDF)の委託を受け、受賞歴を誇るドイツの建築設計会社 アトリエ・ブリュックナー(ATELIER BRUCKNER)が設計したパビリオンとその展示物は、今年開催される万博の総合テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を反映しています。木彫りや寺院建築をはじめ、ウズベキスタンと日本は長い歴史を持つ芸術的伝統を共有しており、本パビリオンは両国間の有意義な文化交流を促進すると期待されています。

パビリオン内では、ウズベキスタンの「2030年戦略」およびユネスコの「持続可能な開発目標(SDGs)」に沿い、教育、文化、イノベーション、クリーンエネルギーの各分野における同国の変革を反映する主要事業が展示されています。まず1階では、再生可能エネルギーの取り組み、風力発電所、持続可能な交通機関を紹介する展示を通して、ユネスコのSDG 7 「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」に基づいたウズベキスタンのグリーン経済への移行をテーマに、ダイナミックなメディアインスタレーションを体験することができます。次に、産業開発エリアでは、SDG 9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に対するウズベキスタンの取り組みが紹介されており、特に日本政府の支援によるアラル海地域再生イニシアティブを通じて、革新的な農業方法が歴史的に荒廃した同地域をいかに復活させているかに焦点が当てられています。さらに、パビリオンの文化発展エリアでは、SDG 4 「質の高い教育をみんなに」に関する進展が取り上げられており、国際的な「ホモ・ファーベル(人とものづくり)」プロジェクトが紹介されています。同プロジェクトは、天然素材と持続可能性を意識した熟練職人、若手クリエイター、デザイナーによるグローバルなコラボレーションを促進し、優れた職人技を称えるものです。

ウズベキスタン共和国大統領シャフカト・ミルジヨエフ氏のコメント:「いま、ウズベキスタンは豊かな遺産と無限の未来の可能性が交差する、大胆なビジョンを体現する歴史的な岐路に立っています。包括的な改革戦略のもと、我が国は持続可能な開発、グリーンエネルギー、デジタル化、人工知能を優先事項として前進を続けています。これらの変革を推進する原動力は、国民のエネルギー、野心、そして知識への飽くなき探求心です。2025年大阪・関西万博は、私たちのこれまでの歩み、成果とパイオニア精神を披露する場になるでしょう。今回のパビリオンは、ウズベキスタンの進歩・進化やグローバル・パートナーシップに対する真摯な取り組みを象徴するものです。」

「木の下に集う」というアイデアから着想を得たパビリオンの建築コンセプトは、かつてシルクロード沿いで営まれていた隊商宿(キャラバンサライ)を彷彿とさせます。隊商宿は、歴史的に旅人や商人たちの休息場所となっていました。こうした伝統に基づく保護・教育・知識交換の原則を再解釈することで、パビリオンでは現代的で持続可能な「知の庭」を作り上げました。2025年大阪万博の西入口近くに位置するこのパビリオンは、来場者が足を踏み入れた瞬間からウズベキスタンの豊かな伝統と現代的な革新に触れることができるように、開放的で魅力的な空間として設計されています。

最も注目を集めたトピックス[期間:2025/4/21-4/27]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/4/21-4/27]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/4/21-4/27)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
  2. リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする
  3. 2025年日本建築学会賞(作品)が発表。伊藤博之による「天神町place」と 江副敏史・多喜茂・髙畑貴良志 / 日建設計による「高槻城公園芸術文化劇場」が受賞
  4. フォスター+パートナーズによる、大阪・関西万博の「サウジアラビアパビリオン」。国の魅力を伝える場として、町や都市を探訪する体験を想起させる存在を志向。迷路の様な曲がりくねる路地を探索する空間構成を考案。ローカルアーキテクトとして梓設計も参画
  5. “建築設計事務所”と“ものづくり企業”の仕事場を公開するイベント「オープン アトリエ&ファクトリー」が開催。東京の東側エリアの清澄白河と浅草橋で実施。建築家が設計した店舗のガイドツアーも企画
  6. マヌエル・ヘルツ・アーキテクツによる、大阪・関西万博の「スイスパビリオン」。1970年の大阪万博の状況も参照した計画。一時的な性質を考慮して“軽さ”をテーマに設定し、空気圧構造の球体が相互連結する建築を考案。敷地の植物が球体を覆う様子は“国の基本的な価値観”の表現も意図
  7. 山路哲生建築設計事務所による、東京の「銀座髙木ビル」。頂部4層が“木造”の12階建の商業複合ビル。新しい日本の都市風景の創出も考慮し、高層木造建築の“マイルストーン”となる存在を志向。“在来木造ビル”を掲げて認定工法ではなく“汎用性”のある方法で造る
  8. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(後編)。後編では、サテライトスタジオ・トイレの10施設を紹介
  9. 「『篠原一男 100の問い』への『100の応答』」がPDFでも公開。1980年以降生まれの100人の建築家らが篠原の問いに応答。TOTOギャラリー・間の篠原一男展の一環として企画
  10. トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の「濤 TOH」。隠れ家的な環境にあるリスニングバー。音楽を楽しむ様々な状況をイメージして、DJカウンターを囲むVIP席・重心の低いソファ席・発光天板のカウンター席を用意。音響面では“伝統と最先端の同居”も意図する
  11. トラフの会場構成による「CITIZEN Super Titanium: The Beauty of Time」。時計メーカーの開発素材の55周年を祝うイベント。世界各地で展開も可能な“素材を体験できる空間”を求め、開発用の“実験プレート”で什器を作り分散配置する構成を考案。光を反射して表情が絶え間なく変化
  12. 篠原一男の、TOTOギャラリー・間での展覧会の会場写真。60年代に“住宅は芸術である”と記した建築家の展示。奥山信一、貝島桃代、セン・クアン、小倉宏志郎のキュレーションで、“永遠性”をテーマに篠原の建築家像を再考。原図・模型・スケッチ・家具等の資料も公開
  13. OMA / 重松象平による、ルイ・ヴィトンのインスタレーション。大阪・関西万博のフランス館の中での計画。“愛の讃歌”というテーマの中で、ブランドの伝統的な匠の技を体験できる空間を志向。製品のトランクを用いて積層や構成で展示スペースやオブジェを作り出す
  14. OMA / 重松象平の会場デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」。東大門デザインプラザを会場に開催。メゾンの歴史と同国の文化遺産に光を当てる為、伝統的な住居や工芸品を参照して全体構成や展示空間を構想。中央の大空間の周りに様々な個性のある小ギャラリーを連続させる
  15. 吉岡徳仁による「氷の椅子『Aqua Chair』」。ミラノデザインウィーク2025で発表された作品。“光”を素材とした“形を超える”存在を求め、透明な氷塊から放たれる“無垢な光を放つ”椅子を考案。自然が生み出す形のない“水”を主要素として作り上げる
  16. MVRDVとZeccによる、オランダ・ヘールレンの「Heerlen Holy Water」。役目を終えた教会を転用した公共プール。新たな社会的機能を付与し歴史的要素も保存する為、かつての身廊をガラス壁で囲んで“床が上下するプール”とする計画を考案。床高の調整で様々な活動や催しへの対応が可能
  17. 大阪・関西万博の「いのちの輝きプロジェクト」に、建築分野からSANAA・隈研吾・小堀哲夫・noiz・小野寺匠吾・橋本尚樹・遠藤治郎が参加。各界のプロデューサーとコラボしパヴィリオンをデザイン
  18. 藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする
  19. 永山祐子の作品集『建築から物語を紡ぐ』のプレビュー。大阪・関西万博のパヴィリオンを含む45作品を収録。プロジェクトの発想源や設計プロセスに関するエピソードも紹介。五十嵐太郎による論考も掲載
  20. OMA / AMOの会場デザインによる、東京・原宿での展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド」。マドリードで創業したブランドの為に計画。創造性・革新性・技術の歴史の伝達を意図し、1300㎡の空間の中に様々なコンセプトの部屋を創出する計画を考案

リビング・モダニティ展で公開されている、ミースの「『ロー・ハウス』原寸大展示」のメイキング動画。ケン・タダシ・オオシマや長田直之らのコメントも収録

“リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s”展で公開されている、ミース・ファン・デル・ローエの「『ロー・ハウス』原寸大展示」のメイキング動画です。ケン・タダシ・オオシマや長田直之らのコメントも収録されています。アーキテクチャーフォトでは、本展を特集記事として紹介しています。

スキーマ建築計画の長坂常による講演の動画。マサチューセッツ工科大学で2025年4月に行われたもの
スキーマ建築計画の長坂常による講演の動画。マサチューセッツ工科大学で2025年4月に行われたもの

スキーマ建築計画の長坂常による講演の動画です。マサチューセッツ工科大学で2025年4月25日に行われたもの。
(記事への埋込が出来ない設定の為、リンクでご紹介します)

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