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noizによる「エルメス台湾2015A/Wウィンドウディスプレイ」

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all photos©Henry Jen

noizによる「エルメス台湾2015A/Wウィンドウディスプレイ」です。

エルメスの2015年のテーマは 「フラヌール――いつでも、そぞろ歩き」。ノイズのウィンドウデザインは、街行く人々を台湾の街に息づく思いがけない自然を発見する散策へ誘います。

ビルの配管から顔を出す樹木。壁を覆いつくす豊かな緑。台湾独自の魅力的な街の風景をモチーフに、PVCパイプと植物をデザインエレメントとしてウィンドウに取り込みました。

OMAが、イングランド・マンチェスターの、アート施設設計コンペに勝利。画像も掲載。

OMAが、イングランド・マンチェスターの、アート施設設計コンペに勝利しています

OMAが、イングランド・マンチェスターの、アート施設設計コンペに勝利しています。リンク先に勝利案の画像が3枚掲載されています。
なお、このコンペの最終候補には、ザハ・ハディド、ディーラー・スコフィディオ+レンフロらビッグネームも名を連ねていたそうです。

村田純 / JAMによる、大阪の、既存建物のリノベーション「Diamant / Glass Art Gallery & Residence」

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all photos©Jun Murata

村田純 / JAMが設計した、大阪の、既存建物のリノベーション「Diamant / Glass Art Gallery & Residence」です。

大阪市内の一画、大和川流域に程近い場所である。既存建物は連棟民家が立ち並ぶ住宅地の角地に位置する。1FがRC造、2・3Fが木造の建物のリノベーションである。ギャラリーオーナーである外国人のクライアントからは、以前よりも広い収蔵面積を持つ倉庫と小さなプライベート展示、そして来日時の宿泊・事務エリアが求められた。

Grasshopperによるアルゴリズミック・デザイン
ファサードのランダム・パターンは、ガラスブロックの透過率や規格、材料や施工にかかるコストなどの細かな条件をプログラミングし、アルゴリズミックな生成モデルによるスタディを重ねた上で決定されている。微妙な差異を持った幾つものイメージを提示し、クライアントにもデザイン選考の一端を担ってもらっている。最終的には、既存建物とサイディング模様の大きさに調和し、コストパフォーマンスに最も優れた案が採用されている。

大西麻貴+百田有希 / o+hによる、銀座のメゾンエルメスのウィンドウデザイン「建築のような、生き物のような」の写真

大西麻貴+百田有希 / o+hによる、銀座のメゾンエルメスのウィンドウデザイン「建築のような、生き物のような」の写真です。2008年に同事務所が設計したインスタレーション「都市の中のけもの、屋根、山脈」との関連性がうかがえる作品です。

以下は公式の概要です。

今回のウィンドウディスプレイを手がけた建築家の大西麻貴と百田有希は、パーソナリティーのある建築、個性に満ち溢れた建築こそ、人々の記憶に強く残ると考えています。たとえば、フランス人建築家のル・コルビュジェがマルセイユに設計した巨大な集合住宅、ユニテ・ダビタシオンは二人にとって建築というよりも、まるで豊満な女性が今にも走り出そうとしているような、生命力に満ち溢れた存在として感じられるのです。

私たちは建築を動かないものだと思っていますが、もし建築が生き物のように街のなかを歩くと考えてみたならば、思わぬ想像が膨らみます。たとえば、眠る街をひそかに徘徊するビル。雲のようにふわふわと浮かぶ屋根。下町を威勢よく練り歩く神輿は文字通り神様のお家ですが、家が町中を動いて回るというだけで、町全体に素晴らしい祝祭性が生まれます。

ウィンドウディスプレイのなかにはそんな自由な想像が詰まっています。小さな建築のようでいて、生き物でもある何か。女性の肩越しに広がるランドスケープのようなかたちは、子供が遊ぶ空間を包み込む温かな屋根になっています。夜になったら銀座のビルの谷間をそぞろ歩くかもしれない、あいまいで自由気ままな小さな建築は、きっと街のいたるところに潜んでいるに違いありません。生命力に溢れる建築を探して、そぞろ歩きをしてみませんか。

建てたがらない建築士・いしまるあきこ のインタビュー動画 「施設はイノベーションを生み出せるか」ーー設計や建築について「ビジネス」という視点で学ぶことができる書籍『施設参謀』プレビュー(1)

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山下PMC・川原秀仁による、設計や建築について「ビジネス」という視点で学ぶことができる書籍『施設参謀』の中身をプレビューします。
『施設参謀』には「クライアントが建築を建てる際に何を求めているのか」「ビジネスという視点において建築が担う事ができる役割について」「設計業務の周辺でどのような配慮がなされるべきか」が、詳細な実例と共に分かりやすく記されています。ここでは、建築・設計に関わりの深いトピックスを抜粋してプレビューします。
第一回目のプレビューは「施設はイノベーションを生み出せるか」です。
また、現在、この書籍のプレゼントキャンペーンも開催されています。

長坂常 / スキーマ建築計画による、インスタレーション「boingboing」

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all photos©Nacása& Partners

長坂常 / スキーマ建築計画による、インスタレーション「boingboing」です。
この作品は、2015年10月24日-11月3日の期間、「Kvadrat Japan ショールーム」にて公開されました。

本来立たせることを生業としている我々が、ファブリックを垂らさずに、かつ素材の透明感や繊細さを損なわずにどうやって立体にできるかを考えた。そのために、それ自体そんな硬くないが透明でしなやかな動きをする光ファイバーを編み込むことで、布をファイバーが支え、同時にファイバーを布がつなぎとめ、互いに支え合って面強度を上げ、それで輪っかを構成することで立体化させた。

テレビ東京・WBSの特集動画「トランクルームが大進化 そのワケは…」

テレビ東京・WBSの特集動画「トランクルームが大進化 そのワケは…」が公式サイトで公開されています

テレビ東京・WBSの特集動画「トランクルームが大進化 そのワケは…」が公式サイトで公開されています。

相模原市に住む石橋さんは、平日はワンルームの部屋で、寝て着替えをするだけ。しかし、休日はある場所で車いじりの趣味を楽しみます。そこは、業界大手ライゼが展開するメゾネットタイプのトランクルーム。長時間滞在しやすいようにトイレや24時間のセキュリティやネット接続サービスなども完備されています。今、人々がトランクルームに求めているのは、モノの保管+アルファ。千葉県松戸市の住宅街に今年できたトランクルームを借りた主婦の林さんも「今の住まいプラスもう1部屋」の感覚で使っているといいます。実は、トランクルームは、不動産ビジネスとしても注目されています。ワンフロア全部ではなく、細切れにして多くの顧客に貸すことで、借り手がつきにくい古い物件にも、新たな商機が生まれているといいます。急拡大するトランクルーム市場の今後の行方に注目が集まっています。

[ap job 更新] 羽田設計事務所が、中途・新卒スタッフを募集中

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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

羽田設計事務所の中途・新卒スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードのページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

中途・新卒スタッフの募集

羽田設計事務所では建築設計並びに工事監理スタッフを募集しています。
羽田設計事務所は、山形と東京を拠点に活動している建築設計事務所です。公共・医療・教育・文化施設を中心とし、個人住宅から店舗など建築全般における企画、設計、監理を行っています。
社会と向き合い、私達の生活にとって本当に必要なものは何か、本当の美しさ、豊かさとは何かを常に問い続けがら、10年、20年後も大切にされ続ける空間、必要とされる建築を目指しています。
建築に情熱のある方、大歓迎です。

後藤周平建築設計事務所による、静岡県湖西市の住宅「湖西の家」

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all photos©後藤周平建築設計事務所

後藤周平建築設計事務所が設計した、静岡県湖西市の住宅「湖西の家」です。
アーキテクチャーフォトでは、過去に、同事務所の「小笠の浮き家」を特集記事として紹介しています。

採光条件に厳しい敷地条件の中で、家全体に採光を確保するために、建物を高さの異なる4つのボリュームに分割して構成し、屋根と外壁の段差部分から家の奥まで南からの採光を計画した。1階リビングでは南側2階のインナーバルコニー越しに採光が得られ、バルコニーのプランターで栽培する花や観葉植物が鑑賞できる。

ダニエル・リベスキンドが、リトアニア・ヴィリニュスに計画している、モダン・アート・センターの画像

ダニエル・リベスキンドが、リトアニア・ヴィリニュスに計画している、モダン・アート・センターの画像がdesignboomに掲載されています

ダニエル・リベスキンドが、リトアニア・ヴィリニュスに計画している、モダン・アート・センターの画像が1枚、designboomに掲載されています。

西沢立衛とアーティストの宮島達男によるトークセッション「”ぐにゃぐにゃ” 形成と形態について」

西沢立衛とアーティストの宮島達男によるトークセッション「”ぐにゃぐにゃ” 形成と形態について」のレポートが21_21 DOCUMENTSに掲載されています

西沢立衛とアーティストの宮島達男が参加して行われたトークセッション「”ぐにゃぐにゃ” 形成と形態について」のレポートが21_21 DOCUMENTSに掲載されています。現在行われているフランク・ゲーリー展の関連イベントです。

松島潤平のインタビュー「アートと建築。」 谷口吉生のインタビュー「”残したいニッポンの美”を語る」が掲載されている雑誌『和樂 2015年12月号』

谷口吉生のインタビュー「”残したいニッポンの美”を語る」が掲載されている雑誌『和樂 2015年12月号』がamazonで発売されています

谷口吉生のインタビュー「”残したいニッポンの美”を語る」が掲載されている雑誌『和樂 2015年12月号』がamazonで発売されています。雑誌の公式ページで目次などを見る事ができます

和樂(わらく) 2015年 12 月号 [雑誌]
B014TC1I1E

安部良による、東京・渋谷の住居兼オフィス「ノーマルビルディング」の写真

安部良による、東京・渋谷の住居兼オフィス「ノーマルビルディング」の写真がjapan-architects.comに掲載されています

安部良が設計を手掛けた、東京・渋谷の住居兼オフィス「ノーマルビルディング」の写真が26枚、japan-architects.comに掲載されています。

403architecture [dajiba]による、浜松市中区の店舗「鍵屋の基礎」

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all photos©長谷川健太

403architecture [dajiba]が設計した、浜松市中区の店舗「鍵屋の基礎」です。

洋服店に勤めていたクライアントから、独立するにあたって依頼された、新店舗の計画。クライアント自らが洋服のリメイクを制作・販売するとのことであったため、その工房を中心に据え、周囲を販売・陳列スペースとしている。制作している雰囲気が通りからなるべく見えやすいように、工房を通りに対して最も近づけ、出入口とショーウィンドウはセットバックさせた。

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