architecture archive

オンデザイン・西田司、コダック・藤原浩、山下PMC・川原秀仁による鼎談などを収録した書籍『unsung heroes vol.7』のプレビュー(4)

ympmc4-003

オンデザイン・西田司、コダック・藤原浩、山下PMC・川原秀仁による鼎談などを収録した書籍『unsung heroes vol.7』(¥648)のプレビューの4回目です。

発注者目線で考える、建設マネジメント!

近年、建設業界で注目を集めている、プロジェクト・マネジメント(PM)、コンストラクション・マネジメント(CM)という職能があります。工期遅延、予算超過などを防止するため、発注者と一体となって建設プロジェクトを運営管理、推進する仕事で、戦略立案から携わることもあります。多様な発注方式の導入促進などを背景に、PM/CM会社を採用する企業や自治体が増えています。

そのPM/CMのパイオニアとして成長し続ける山下PMCが不定期に発行する機関誌『unsung heroes(アンサン・ヒーローズ)』。第7弾となる今号の特集は「建設業界 遅れてきたパラダイムシフト」。
多くの産業が乗り越えてきた一大構造変革を、今、ようやく建設業界も迎えつつあります。巻頭には、フィルムからの一大シフトを果たしたコダックの社長・藤原浩氏、オンデザインパートナーズを主宰する建築家・西田司氏を交えた、異業種座談会を収録。そのほか、連載「プロジェクトストーリー」では、山下PMCが実際に手掛けた病院の増・改修プロジェクトを紹介しています。

発注者から設計・施工者まで、建設プロジェクトに関わる全ての方たちへ、建設業界の最前線から贈る1冊です。

最も注目を集めたトピックス [期間:2015/9/7-9/13]

アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2015/9/7-9/13)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、日建設計が、ザハ・ハディド・アーキテクツとチームを組んで新国立競技場プロポに参加する声明を公開しています

2、SIL Design Office + Buttondesignによる、オフィス「株式会社スキーマ 渋谷オフィス」

3、長坂常 / スキーマ建築計画+明治大学構法計画研究室が改修を手掛けた、東京都調布市の「つつじヶ丘の家」

4、「ハディド氏、新国立計画提案へ 公募に向け日建設計とチーム」(47news)

5、arbolによる、奈良の住宅「生駒の家」

6、FCバルセロナのスタジアム「カンプ・ノウ」の改修コンペの最終候補者に、日建設計のチーム、RCRのチーム、BIGのチームなどが選出

7、[ap job 更新] 週休3日制の一級建築士事務所あとりえが、設計スタッフを募集中

8、永山祐子が改修を手掛けた、西武渋谷店5階のファッションフロアの写真

9、「くまもとアートポリス(仮称)熊本県総合防災航空センター設計者選定プロポーザル」の結果と各提案の画像

10、隈研吾による、群馬県高崎市の「大久保動物病院」の写真

11、山﨑健太郎デザインワークショップ / 山﨑健太郎による、佐賀の「さやのもとクリニック」

12、隈研吾による、フランス・リヨンの都市計画「HIKARI」の写真

13、SANAAによる、岡山大学の、カフェなどの機能を持つコミュニティ施設「Junko Fukutake Terrace」の写真

14、UIデザイナーの深津貴之( @fladdict )による五輪エンブレムの解説テキスト『よくわかる、なぜ「五輪とリエージュのロゴは似てない」と考えるデザイナーが多いのか?』

15、手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所による、青森県むつ市の「よしの保育園」の内覧会が開催[2015/9/26・27]

16、ヘルツォーク&ド・ムーロンが手掛ける、サッカークラブ・チェルシーの新スタジアムの画像など

17、佐藤卓のインタビュー連載の4回目『日本のクルマがダサく見えるのは、「構造」をデザインできないから』

18、2015年度建築学会作品賞を受賞した、TNAと福島加津也+冨永祥子によるトークセッション「構築することの現在」が京都で開催[2015/9/19]

19、新しいバウハウス博物館の国際設計コンペで一等に選ばれたニ作品の画像

20、長坂常 / スキーマ建築計画による、東京の店舗「DESCENTE BLANC 代官山」の写真


過去の「注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

『モダニズム建築の「傑作」保存へ 近代美術館鎌倉館本館』(朝日新聞DEGITAL)

『モダニズム建築の「傑作」保存へ 近代美術館鎌倉館本館』という記事が朝日新聞DEGITALに掲載されています

『モダニズム建築の「傑作」保存へ 近代美術館鎌倉館本館』という記事が朝日新聞DEGITALに掲載されています。坂倉準三による建築の保存に関する記事です。

近代の住宅建築を守るための組織「住宅遺産トラスト関西」が設立。10/3には大阪で設立シンポジウムも。

近代の住宅建築を守るための組織「住宅遺産トラスト関西」が設立されたそうです

近代の住宅建築を守るための組織「住宅遺産トラスト関西」が設立されたそうです。2015年10月3日には、大阪にて設立記念のシンポジウムも行われるそうです。リンク先でご確認ください。

関西を拠点とした新組織、「一般社団法人 住宅遺産トラスト関西」が設立されます。

当組織(一般社団法人 住宅遺産トラスト)とは別組織になりますが、

今後、東西連携して活動していく予定です。

谷尻誠のレクチャー「僕はあざとく生きてきた」の動画

谷尻誠のレクチャー「僕はあざとく生きてきた」の動画がyoutubeにあります

谷尻誠のレクチャー「僕はあざとく生きてきた」の動画がyoutubeにあります。MBS(毎日放送)が制作・公開したもの。

背の低かった谷尻の “考える発想” の原点はバスケットボールにあった。今もいつも様々なことに思いを巡らせる。「答えが­­ひとつって教えられてきたけれど、他にも答えがあるんじゃないかと、仕事でもいつも­思­っています」と、独創的なみかんの剥き方の画像や迷路を組み合わせたキーチェンの­画像­で会場を沸かせる。「誰もが意識しないところに意識を介在させれば新しい発想に­行き着­く。モノの名前を取ったら機能が自由になる。だとすれば名前をつければ機能を­支配でき­るんじゃないかと、ある日思ったんです」と、我々が常識だと思っている状況­を谷尻独自­の視点から面白く解説。「建築業界に就職した時、ライバルに勝つには考え­続けなければ­ならなかった。“わかりやすい建築”をやろうと思ったんです。できれば­プロになりきれ­ないスーパー素人として設計することが究極の目標です」と、広島県の­展望台のコンペ事­例を紹介。そのコンペに落選したというウィットに富んだオチで、会­場は大いに湧いた。

谷尻誠が、自身の生い立ちなどを語っているインタビューの後編

谷尻誠が、自身の生い立ちなどを語っているインタビューの後編が公開されています

谷尻誠が、自身の生い立ちなどを語っているインタビューの後編です。「フジテレビ+」とベネッセのまなびサイト「ラーニングパーク」が制作したもの。前編はこちらに

長坂常 / スキーマ建築計画による、東京の店舗「DESCENTE BLANC 代官山」の写真

長坂常 / スキーマ建築計画による、東京の店舗「DESCENTE BLANC 代官山」の写真がapparel-mag.comに掲載されています

長坂常 / スキーマ建築計画が設計を手掛けた、東京の店舗「DESCENTE BLANC 代官山」の写真が3枚、apparel-mag.comに掲載されています。店舗の概要はプレスリリースに掲載されています。

店舗名に使用している「BLANC」とはフランス語で空白、無地、白紙を意味する言葉です。ライフスタイルをベースに、リラックスした空白の時間に寄添うという意味を込めて、店舗名にしました。
また、3店舗ともに、店舗設計はスキーマ建築計画代表の長坂常氏が、グラフィックデザインはデザイナーの長嶋りかこ氏が手掛け、『デサント』の新たな魅力を発信していきます。
店舗設計の特徴は、空間に動きを取り込むこと。昇降するラックを取り入れることで、日々変化するディスプレイにとどまらず、商品を手に取ること自体も空間に変化をつけ、活気を生むことを狙いとしています。

[ap job 更新] 奥和田健建築設計事務所が、設計監理スタッフを募集中

shin-job-468px

アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

奥和田健建築設計事務所の設計監理スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードのページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

奥和田健建築設計事務所では設計監理スタッフを募集しております。

住宅や店舗そしてオフィスなどを中心に様々な空間をデザインしている設計事務所です。一緒にプロジェクトに取り組んでいただければ幸いです。
詳しくはweb(http://okuwada.com/)を参照ください。

設計者としてきちんと育成しますので、クライアントとの打合せや設計業務そして現場とプロジェクトを遂行できる能力を養っていただけます。将来独立して事務所を構えたいなど意欲のある方をお待ちしております。

ドミニク・ペローの高松宮殿下記念世界文化賞の受賞記念講演会が開催[2015/10/22]

ドミニク・ペローの高松宮殿下記念世界文化賞の受賞記念講演会が開催されます

ドミニク・ペローの高松宮殿下記念世界文化賞の受賞記念講演会が開催されます。開催日は2015年10月22日。場所は、東京都港区赤坂の鹿島KIビル。要事前申し込み、ハガキにて応募、9月28日締め切りだそうです。

建築をいかに文化的、地理的な背景と結びつけ、進行する歴史の一部とするかという視点を持つペロー。36歳の時、地面から掘り下げた空間に庭園や建物を配置し、環境に配慮した内装を使い、勝ち取ったのが『フランス国立図書館』(1995年完成)の国際コンペ。その後は欧州からアジアまで活動の場を広げ、日本では『大阪富国生命ビル』(2010)が梅田の町並みに溶け込んでいます。

参加ご希望の方は郵便はがきに「ドミニク・ペロー建築講演会参加希望」とお書きの上、①郵便番号、②住所、③氏名、④電話番号、⑤職業または所属、⑥年齢、⑦同行者の有無(ある場合は人数)を明記して、下記の宛先までお申し込み下さい。300名に招待状をお送りします。応募多数の場合は抽選となります。(抽選結果は招待状の発送をもって代えさせていただきます。)

SANAAによる、岡山大学の、カフェなどの機能を持つコミュニティ施設「Junko Fukutake Terrace」の写真

SANAAによる、岡山大学の、カフェなどの機能を持つコミュニティ施設「Junko Fukutake Terrace」の写真が施設の公式サイトに掲載されています

SANAAが設計した、岡山大学の、カフェなどの機能を持つコミュニティ施設「Junko Fukutake Terrace」の写真が施設の公式サイトに掲載されています。

「地域に根ざし、学内外の人々が親しみと誇りを持てるような大学」。それが岡山大学のあるべき姿のひとつです。Junko Fukutake Terraceは、まさにそれを象徴する建物となっています。雲のような柔らかい曲線の特徴的な屋根の下、不規則に配された無数の柱が立つ空間、木立の間を散策しているかのような建物にすることで、地域に開かれた大学であるという岡山大学のメッセージを新たに伝え、学生や教職員、地域の人々が集える施設。人々が気軽に関わりあえる交流の場として、また大学と地域を繋ぐ架け橋として重要な役割を担います。

UNスタジオが設計した、中国・北京の集合住宅の写真 book『狭小地3・4・5階建て住宅の設計法』

書籍『狭小地3・4・5階建て住宅の設計法』がamazonで発売されています

書籍『狭小地3・4・5階建て住宅の設計法』がamazonで発売されています。

二世帯居住、都心居住が注目される今、特殊条件が多い都心の狭小地でいかに設計施工を行うか。本書は、法規制、構造の制約、耐震・耐火への対応や環境設備面の工夫、施工時に配慮すべき点など、狭小地中層住宅設計のノウハウを50のキーワードで網羅。多数の写真と事例により木造・鉄骨・RC造それぞれのポイントを解説する。

目次:
1章 都市型住宅としての狭小地3・4・5階建て住宅
2章 設計のルールとポイント
■Step 1 準備段階の要点
・設計に入る前に
■Step 2 基本的条件の整理
・法規のチェック
・構造や工法の検討
■Step 3 狭小地住宅の設計法
・計画の基本
・デザインのバリエーション
・設備のアイデア
■Step 4 工事段階の注意点
・工事段階のポイント
3章 設計事例
4階LDKと屋上がつながる住宅/SB HOUSE など10事例
4章 完成までのプロセス
狭小間口の鉄骨造5階建て2世帯住宅/TG HOUSE

狭小地3・4・5階建て住宅の設計法
大戸 浩 森川貴史
476153219X

プロポで設計者に選ばれた千葉学らが参加する「府中市新庁舎建設シンポジウム」が開催[2015/10/11]

プロポで設計者に選ばれた千葉学らが参加する「府中市新庁舎建設シンポジウム」が開催されます

プロポーザルで設計者に選ばれた千葉学らが参加する「府中市新庁舎建設シンポジウム」が開催されます。開催日は、2015年10月11日(日曜日)午前9時半から11時半まで(午前9時開場)。場所は、ルミエール府中 コンベンションホール飛鳥。

市では、現在、新庁舎建設に向けた取組を進めています。平成27年7月に行った府中市新庁舎建設設計者選定委員会の審査の結果、新庁舎建設の設計者が、「千葉学建築計画事務所・久米設計 設計共同体」となりました。
このたび、設計者や選定委員会委員長、市長などの新庁舎建設に向けた想いを伝えるため、シンポジウムを開催しますので、ぜひご来場ください。

今年の高松宮殿下記念世界文化賞を、ドミニク・ペロー、ヴォルフガング・ライプ、横尾忠則らが受賞

今年の高松宮殿下記念世界文化賞を、ドミニク・ペロー、ヴォルフガング・ライプ、横尾忠則らが受賞しています

今年の高松宮殿下記念世界文化賞を、ドミニク・ペロー、ヴォルフガング・ライプ、横尾忠則らが受賞しています。リンク先に受賞者のプロフィールなどが掲載されています。

世界の優れた芸術家に贈られる高松宮殿下記念世界文化賞(公益財団法人 日本美術協会主催)の第27回受賞者が、9月10日(日本時間10日18時)、ベルリン、ローマ、ニューヨーク、ロンドン、パリ、そして東京の各都市で発表されました。

今年の受賞者には、日本の前衛・ポップシーンを代表する存在として活躍し、「死と生」の視点から、今も質量ともに圧倒的な作品を作り続けている横尾忠則、医学から芸術に転じ、東洋的思想で「生命」を追求しながら、牛乳、花粉、米などを素材として制作するドイツのヴォルフガング・ライプ、新しい建築を周囲の景観や歴史的背景を損なわずに溶け込ませ、メタル・メッシュ(金属の編み目)を使うデザインが特徴のフランスの建築家ドミニク・ペロー、モーツァルトをはじめ、集中力と安定感、幅広い強弱のある演奏で、屈指の名声と評価を得ているロンドン在住のピアニスト内田光子、100年に一人のダンサーと称されながら、伝統に縛られない演技で新風を吹き込んだ世界最高のバレリーナで、大の親日家でもあるフランスのシルヴィ・ギエムの各氏が選ばれました。

以下は、公式動画。

妹島和世による「家」にフォーカスした書籍『JA 2015年10月号 特集:Living Space KAZUYO SEJIMA 家 妹島和世』

妹島和世による「家」にフォーカスした書籍『JA 2015年10月号 特集:Living Space KAZUYO SEJIMA 家 妹島和世』がamazonで発売されています

妹島和世による「家」にフォーカスした書籍『JA 2015年10月号 特集:Living Space KAZUYO SEJIMA 家 妹島和世』がamazonで発売されています。出版社のウェブサイトに中身のプレビュー画像が5枚と目次が掲載されています。

JA99のテーマは、妹島和世さんの「家」です。
独立してはじめて設計した「Platform」(1988)から、近作プロジェクトや、いま取り組んでいる東北での震災復興、宮戸島の計画(2011~)、岡山での犬島の計画(2007~)まで、全29の「家」がほぼ時系列に掲載されています。いくつかの作品はホンマタカシ氏による撮り下しです。
作品解説は妹島さんがひとつひとつ執筆し、巻頭エッセイは磯崎新さんが寄稿しています。
妹島和世さんがいま考える「家」について、さまざまな想いが詰まった1冊です。
(『JA』編集長 中村光恵)

JA 2015年 10 月号 [雑誌]
B0128750YI

「くまもとアートポリス(仮称)熊本県総合防災航空センター設計者選定プロポーザル」の結果と各提案の画像

「くまもとアートポリス(仮称)熊本県総合防災航空センター設計者選定プロポーザル」の結果と各提案の画像が公開されています

「くまもとアートポリス(仮称)熊本県総合防災航空センター設計者選定プロポーザル」の結果と各提案の画像が公開されています。

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。