architecture archive

長坂常 / スキーマ建築計画+明治大学構法計画研究室が改修を手掛けた、東京都調布市の「つつじヶ丘の家」

Tsutsujigaoka002-n

Tsutsujigaoka003-n
all photos©長谷川健太

長坂常 / スキーマ建築計画明治大学構法計画研究室が改修を手掛けた、東京都調布市の「つつじヶ丘の家」です。

門脇耕三研究室との共同プロジェクトである。そして、施主は門脇耕三本人で、転売を考え改修に至った物件である。敷地は二項道路に接する角地にあり、そこに築35年の古家が建ち、その古家のリノベーションである。前面道路が二項道路であるため、新築にするとセットバックしなければならず、その結果、敷地及び容積の面積が減り住宅の広さという価値が減ることからそれを維持することがこの土地の価値を上げることになると考え、古家を残し改修することになった。一見、古家に価値をつけて売るという不動産業界的には掟破りな計画に聞こえるが、実は堅実な計画である。だが、前例がないことから販売で危惧されることもあり、そこまで工事費もかけられず、もともと建物に価値のない古家扱いで購入していることから、最低同額で売れることからその間賃貸で住んだと考え、その家賃分でその実験を実行することになった。

谷尻誠に、生い立ちや考え方などについて聞いているインタビュー動画 アトリエワンによる立体的な本棚などで改修された、新しい「無印良品有楽町」の写真

アトリエワンによる立体的な本棚などで改修された、新しい「無印良品有楽町」の写真がfashionsnap.comに掲載されています

アトリエワンの設計による立体的な本棚などで改修された、新しい「無印良品有楽町」の写真が32枚、fashionsnap.comに掲載されています。

佐々木龍一 / 佐々木設計事務所による、オフィス+イベントラウンジスペース「WALL CLOUD」

WCSO_000_DC30303_L
all photos©太田拓実

佐々木龍一 / 株式会社佐々木設計事務所が設計を手掛けた、オフィス+イベントラウンジスペース「WALL CLOUD」です。
この作品は、ドイツデザイン協議会のアイコニック賞2015を受賞した作品でもあります。

1990年代初頭バブル時代の象徴でもあったウォーターフロントのジュリアナ東京があった9階建て倉庫ビル(第3東運ビル)においては近年様々なリノベーションが試み続けられてきている。ディスコの痕跡の裏屋根部分に相当する2階のフロアは梁下1.7M、天井高さ2.1Mしかない圧迫感がある空間として放置されてきた。 今回依頼されたのは、この難しい条件の空間を2つのオフィステナント空間、イベントラウンジスペースとして商用利用できるように工夫のあるデザインをして欲しいというものである。

GAギャラリーでの「妹島和世 近作スタディ模型展」が「妹島和世/西沢立衛/SANAA 模型展/STUDY MODELS」に変更して開催

GAギャラリーでの「妹島和世 近作スタディ模型展」が「妹島和世/西沢立衛/SANAA 模型展/STUDY MODELS」に変更して開催されるとの事です

GAギャラリーでの「妹島和世 近作スタディ模型展」が「妹島和世/西沢立衛/SANAA 模型展/STUDY MODELS」に変更して開催されるとの事です。

『PLOT 07 妹島和世』の刊行を記念し,
妹島和世さん,西沢立衛さん,そしてSANAAの展覧会を開催することになりました。
本展覧会では,膨大な数のスタディ模型や実寸大のモックアップ,材料のサンプルなど,
現在まさに進行中のプロジェクトを含めた設計現場/プロセスを追体験し,
普段目に触れることのない模型たちと共に,
妹島さんと西沢さんが描く建築の“未来”を紹介していく展覧会です。

会期:2015年9月19日(土)~11月3日(火・祝)
開館時間:12:00~18:30
入場料:600円(前売券,団体10名以上500円)

GA gallery1階は「妹島和世/西沢立衛/SANAA スタディ模型展」,
2階は 「フランク・O・ゲーリー×二川幸夫 写真展」の予定。
入場料は両展共通となります。

創造系不動産・高橋寿太郎のレクチャー「建築/不動産のビジネスフレームワークの再構築」が名古屋で開催[2015/9/23]

souzoukei-mamiyasama

創造系不動産・高橋寿太郎のレクチャー「建築/不動産のビジネスフレームワークの再構築」が名古屋で開催されます。開催日は、2015年9月23日。会場は、Minatomachi POTLUCK BUILDING 1F。愛知淑徳大学の設計課題の公開講評会との二本立てで行われます。

創造系不動産 
高橋寿太郎レクチャー

「建築/不動産のビジネスフレームワークの再構築」

建築デザインと不動産取引の業界は、世界的に見ても高いレベルに成長しまし た。しかしそれぞれの技術、価値観、経営論理はいまだ独立しており、そのた め顧客が目的を十分に達成し辛い環境です。
これを打開する建築と不動産のあいだの世界とは何か。何ができるのか。一緒に 考えてみましょう。

高橋 寿太郎
創造系不動産(株)代表。『建築と不動産のあいだを追究する』をブランドコンセプトとする。2000年京都工芸繊維大学大学院修了後、古市徹雄都市建築研究所 勤務を経て、東京の不動産会社で勤務。 2011年創造系不動産を設立。扱う案件 はすべて、建築家やデザイナーと共働し、建築設計業務と不動産業務のあいだから、数々の顧客の利益を創る。

青木淳、成瀬・猪熊らが選出されている岩手の気仙小学校建築設計プロポの一次審査結果

青木淳、成瀬・猪熊らが選出されている岩手の気仙小学校建築設計プロポの一次審査結果が公開されています

青木淳成瀬・猪熊建築設計事務所らが選出されている岩手の気仙小学校建築設計プロポの一次審査結果が公開されています。2015年9月14日には、2次審査の公開プレゼンテーションが行われます。

平成27年8月27日に市立気仙小学校建築設計業務公募型プロポーザル審査委員会を開催し、第2次審査対象者に次の6者が選定されましたのでお知らせします。

青木淳と音楽家・林正樹の対談「究極の響きを知ってる?」 セルガスカーノ、バロッツィ・ヴェイガなど4組を特集した、El Croquis最新号(181号)の電子書籍版(¥2024)


セルガスカーノ、バロッツィ・ヴェイガなど4組を特集した、El Croquis最新号(181号)の電子書籍版がzinioで発売されています

セルガスカーノ、バロッツィ・ヴェイガなど4組を特集した、El Croquis最新号(181号)の電子書籍版がzinioで発売されています。価格は¥2024(2015/9/2現在)。出版社のウェブサイトでは掲載作品のプレビュー画像が15枚掲載されています。

El Croquis - 181 CUATRO ESTRATEGIAS 2015 - Single Copy

kwhg アーキテクツが、千葉の「(仮称)成東駅前観光交流センター」設計プロポで、受託候補者に

kwhg アーキテクツが、千葉の「(仮称)成東駅前観光交流センター」設計プロポで、受託候補者に選ばれています

kwhg アーキテクツが、千葉の「(仮称)成東駅前観光交流センター」設計プロポーザルで、受託候補者に選ばれています。

中川エリカが、「ライゾマティクス 新オフィス移転計画」について語っている動画 伊東豊雄が、複合施設「ぎふメディアコスモス」について語っている動画 京都工芸繊維大特任教授のエルウィン・ビライがキュレーションする、ギャラリー間の30周年記念展「アジアの日常から:変容する世界での可能性を求めて」の概要

京都工芸繊維大特任教授のエルウィン・ビライがキュレーションする、ギャラリー間の30周年記念展「アジアの日常から:変容する世界での可能性を求めて」の概要が公開されています

京都工芸繊維大特任教授で建築評論家のエルウィン・ビライがキュレーションする、ギャラリー間の30周年記念展「アジアの日常から:変容する世界での可能性を求めて」の概要が公開されています。リン・ハオ、ヴォ・チョン・ギア、大西麻貴+百田有希、チャオ・ヤン、チャトポン・チュエンルディーモルの5組が展示を行うようです。また、会場構成は藤原徹平が手掛けます。

TOTOギャラリー・間は創設30周年を迎えました。これを記念して、タイ、シンガポール、ベトナム、中国、日本のアジア各地から建築家を招いて展覧会を開催するとともに、東京、札幌、仙台、京都、福岡、沖縄の各地で記念イベントを開催いたします。
1985年の創設以来、私たちを取り巻く状況が加速度的に日々刻々と変動し明日の姿が見えにくくなっている今、本企画はアジアという共通項で結ばれながら多様な背景をもつ人びとが一堂に会し、互いの物語を共有し、違いを認め合い、未来に向けての共通の課題を見出すための試みです。
そしてまた、各自が拠って立つ場所への批評的な視点と日々の真摯な実践にこそ、新たな日常を拓く力が生まれ得ることを確認し、ともに次の一歩を踏み出したいと願っています。

ゲスト・キュレーターからのメッセージ

この困難な時代に、私たちはいったいどのように建築に取り組めばよいのか。めまぐるしく変化する世の中に、はたして建築は追いついているか。いったい建築は、私たちの日常生活にとって何なのか……。その答えを見つけるために、アジアから5組の建築家を招き、問いへの答えを探る。

紛争と混乱を経てはそのたびに立ち直ってきたアジアには、たくましい生命力がある。そこには力強い思想があり、さまざまな規模と速度があり、危機や難題をものともせずに未来を展望するたくましさがある。そこは欲望の場所であり、失うことを恐れずにひたすらに未来を志向する場所である。

本展では、5組の建築家それぞれの示すアジアの日常をヒントに、私たちはストーリーの展開を追うようにして、自然と建築と日常の関係を探ることになる。チャオ・ヤンとリン・ハオの展示では、自然と建築のスタディをじかに学ぶ。ヴォ・チョン・ギアの展示では、自然の中の建築を間近に見る。チャトポン・チュエンルディーモルと大西麻貴+百田有希は、建築および日常の与えるさまざまな印象を再現してくれる。展示空間で繰り広げられるこのストーリーからは、アジアの建築体験を織りなす各キーワード(日常、自然、建築)の関係もさまざまであることが実感されるだろう。

私たちは彼らに、既成の風景や従来の環境構築の仕方をひそかに覆しかねない力を見る。この破壊行為は、繊細な感性、知的な厳密さ、そして鋭い洞察力をもってなされる。私たちが目にするのは、物質的な量ではなく生活の質を高めるような建築を追い求める姿である。本展は、実は誰もが無意識に経験している〈アジアの日常〉を呼び覚ますものとなるだろう。

エルウィン・ビライ/本展ゲスト・キュレーター

■関連リンク
リンハオ・アーキテクツ+KUUによるシンガポールの「ガーデンフードパビリオン/ SATAY BY THE BAY」

藤村龍至に新国立競技場について聞いているインタビュー「なぜ実務家たちは、ザハ・ハディドを支持するのか」

藤村龍至に新国立競技場について聞いているインタビュー「なぜ実務家たちは、ザハ・ハディドを支持するのか」がhuffingtonpost.jpに掲載されています

藤村龍至に新国立競技場について聞いているインタビュー「なぜ実務家たちは、ザハ・ハディドを支持するのか」がhuffingtonpost.jpに掲載されています。建築・建設業界の仕事の進め方や、仕組みを一般にも分かりやすく説明するような内容となっています。

[ap job 更新] 株式会社TANKが、施工管理スタッフと、北海道・東北・北陸・四国にあるパートナー会社さまを募集中

shin-job-468px

アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

株式会社TANKの施工管理スタッフと、北海道・東北・北陸・四国にあるパートナー会社さま募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードのページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

弊社は主に店舗やオフィスの施工業務を行っております。
東京都近郊の案件を中心に、東北、東海、関西、四国、九州の施工実績も増えてきており、
魅力あるプロジェクトを、地域に縛られず受注できる体制をめざしております。

「手塚貴晴+手塚由比の建築106作展」が東京・南青山で開催。[2015/9/1-10/10、10/20-12/22]

tezukasama-tennrannkai

「手塚貴晴+手塚由比の建築106作展」が東京・南青山で開催されます

「手塚貴晴+手塚由比の建築106作展」が東京・南青山のセラトレーディング 東京ショールームで開催されます。会期は、2015年9月1日~10月10日、10月20日~12月22日です。会場は、ギャラリー間の入っているビルの1F・B1Fのようです。

小さな家から大きな高層ビルまで幅広く手がける建築家、手塚貴晴・由比両氏。
このほど、TOTO出版より「手塚貴晴+手塚由比 建築カタログ3」が発行されましたのを記念し、セラトレーディング 東京ショールームを会場に企画展を開催いたします。
100を超える建築を完成させ、両氏が建築の力を確信するに至った軌跡を、ぜひご体感ください!

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。