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【ap job更新】 ユニークな“遊び場の創造”を掲げ、様々なブランディングを行う「トランジットジェネラルオフィス」が、インテリアデザイナー(経験者)を募集中
【ap job更新】 ユニークな“遊び場の創造”を掲げ、様々なブランディングを行う「トランジットジェネラルオフィス」が、インテリアデザイナー(経験者)を募集中
【ap job更新】 ユニークな“遊び場の創造”を掲げ、様々なブランディングを行う「トランジットジェネラルオフィス」が、インテリアデザイナー(経験者)を募集中SHARE GREEN MINAMI AOYAMA / little darling coffee roasters

ユニークな“遊び場の創造”を掲げ、様々なブランディングを行う「トランジットジェネラルオフィス」の、インテリアデザイナー(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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「Transit Branding Studio™」とは

私たち「Transit Branding Studio™」は、トランジットジェネラルオフィスの場づくり専門家集団です。

これまで、ホテル、旅館、レストラン、カフェ、住宅、オフィス、駅、空港、列車、スパ、ファクトリーなど、様々な場や環境をブランドとして認知してもらうべくプロデュースしてきました。ブランド戦略の構築からクリエイティブ・ディレクション、コミュニケーション戦略、運営構築までを手掛け、領域を横断したブランディング・プロデュースを展開します。

クライアントとパートナーシップを組み、独自の視点から、国内外のさまざまなクリエイターとともに横断的なチームを構築、ユニークな場とコンテンツを実装し、これまでを超える体験を提供していきます。

私たちと一緒に、好奇心を原動力に美意識の高い提案をしてくれる仲間を募集します。

池田雪絵大野俊治一級建築士事務所による、静岡・伊東市の、住宅改修「大屋根周りの眺居」。斜面に建つ別荘を対象に計画。既存躯体の“スキップフロア”をランドスケープと捉え、内外に“多様な居場所”を散りばめて立体的に繋ぎ直す構成を考案。空間の連続性は一体感を生むと共に様々な質の光や色を融合
池田雪絵大野俊治一級建築士事務所による、静岡・伊東市の、住宅改修「大屋根周りの眺居」。斜面に建つ別荘を対象に計画。既存躯体の“スキップフロア”をランドスケープと捉え、内外に“多様な居場所”を散りばめて立体的に繋ぎ直す構成を考案。空間の連続性は一体感を生むと共に様々な質の光や色を融合南側外観 photo©鳥村鋼一
池田雪絵大野俊治一級建築士事務所による、静岡・伊東市の、住宅改修「大屋根周りの眺居」。斜面に建つ別荘を対象に計画。既存躯体の“スキップフロア”をランドスケープと捉え、内外に“多様な居場所”を散りばめて立体的に繋ぎ直す構成を考案。空間の連続性は一体感を生むと共に様々な質の光や色を融合中2階、リビングダイニング photo©鳥村鋼一
池田雪絵大野俊治一級建築士事務所による、静岡・伊東市の、住宅改修「大屋根周りの眺居」。斜面に建つ別荘を対象に計画。既存躯体の“スキップフロア”をランドスケープと捉え、内外に“多様な居場所”を散りばめて立体的に繋ぎ直す構成を考案。空間の連続性は一体感を生むと共に様々な質の光や色を融合中2階、リビングダイニング photo©鳥村鋼一

池田雪絵大野俊治一級建築士事務所が設計した、静岡・伊東市の、住宅改修「大屋根周りの眺居」です。
斜面に建つ別荘を対象に計画されました。建築家は、既存躯体の“スキップフロア”をランドスケープと捉え、内外に“多様な居場所”を散りばめて立体的に繋ぎ直す構成を考案しました。また、空間の連続性は一体感を生むと共に様々な質の光や色を融合します。

伊豆高原の斜面に建つ築30年の別荘のフルリノベーション。



解体し骨組みを見直すと、「斜面に沿った大屋根に守られたスキップフロア」という個性が浮かび上がった。その個性を所与のランドスケープとして、大屋根の下、内と外とに多様な居場所をちりばめ、内と外との関係を新たにし、それぞれの空間を立体的に繋ぎ直した。





建築家によるテキストより

眼下に雄大な海の望める風景、周囲には豊かな緑に囲まれた敷地の特性を享受できるように、それぞれの場所からの眺望を仔細に検討した。
温泉の出る浴室を2階にしたことで、壮大な眺めと開放感を味わいながら入浴が出来、足湯を楽しむリラクゼーションの場としても使われている。

ご友人一家とご一緒に、など多家族で使用することも多く、家族間のプライバシーを保ちながら立体的に繋げることで、部屋で分断されることなく、共に居ることを感じられる場として計画した。同時に大屋根の下の立体的な空間の繋がりは、周辺の緑、海、空の色が相まった光を室内に導いている。

建築家によるテキストより

外の居場所として、外構のリノベーションも行った。敷地に高低差のある様々な居場所をつくった。テラスを拡大し、ピロティ下にデッキを設け、草地広場をつくり、建物の周りを一周できる石敷きの通路や階段を設えた事によって、滞在する場所を点在させて、それらを繋ぎ合わせ回遊する楽しさを設えた。

建築家によるテキストより
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す東京駅側外観、夜景 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す売場 photo©繁田諭
細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す商業施設の屋内通路からテキスタイルセラーを見る。 photo©繁田諭

細尾直久 / HOSOO architectureが設計した、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」です。
商業施設内の“西陣織”を扱う店です。建築家は、“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案しました。また、“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す事が意図されました。店舗の公式ページはこちら

東京駅から徒歩一分の都心に位置する、西陣織を扱う店舗の計画である。

建築家によるテキストより

人体の立体的な形状に沿ってわたしたちが生地をまとうように、不規則な形状の区画外周に沿って、意匠を凝らした被覆を「生地」としてまとわせることによって、インテリアデザインであると同時に、建築の原点を指し示すような空間を意図している。

建築家によるテキストより

内部には間仕切壁を設けず、外周の「生地」を構成するそれぞれの部分に物質的な特徴=テクスチャーを与えることのみを通して、店舗の内外に空間の変化をつくり出している。

東京駅に面する側、及び商業施設のメインエントランスに面する側の「生地」は、西陣織のテキスタイルによって被覆された高さ4m、奥行き60cmの三角柱による、列柱の層によって構成されている。ファサードの開口率が50パーセントとなるよう三角柱には角度が与えられており、店舗の内側を外に垣間見せている。

また、商業施設の屋内通路に面する側の「生地」には、艶やかな焼付塗装を施した鉄板が表面に用いられ、商業施設の世俗的な賑わいをサングラスのように反射し、店舗の内部から遮断する役割を果たしている。

建築家によるテキストより
ファラによる、ポルトガル・ポルトの住戸改修「house with glass walls」。細くてとても長い“古い宮殿”の様な既存を対象に計画。部屋を必要最小限にまで浄化し、等間隔に配置した“ガラス壁”で埋め尽くす構成を考案。“スライド”の様な“純粋なシークエンス”を作る
ファラによる、ポルトガル・ポルトの住戸改修「house with glass walls」。細くてとても長い“古い宮殿”の様な既存を対象に計画。部屋を必要最小限にまで浄化し、等間隔に配置した“ガラス壁”で埋め尽くす構成を考案。“スライド”の様な“純粋なシークエンス”を作るメインファサード。継承の規則により既存のままの状態。 photo©ivo tavares
ファラによる、ポルトガル・ポルトの住戸改修「house with glass walls」。細くてとても長い“古い宮殿”の様な既存を対象に計画。部屋を必要最小限にまで浄化し、等間隔に配置した“ガラス壁”で埋め尽くす構成を考案。“スライド”の様な“純粋なシークエンス”を作る階段室。既存の階段を改修。 photo©ivo tavares
ファラによる、ポルトガル・ポルトの住戸改修「house with glass walls」。細くてとても長い“古い宮殿”の様な既存を対象に計画。部屋を必要最小限にまで浄化し、等間隔に配置した“ガラス壁”で埋め尽くす構成を考案。“スライド”の様な“純粋なシークエンス”を作る居室。必要最小限に浄化された後に、ガラスの壁が建てられた。 photo©ivo tavares

ファラが設計した、ポルトガル・ポルトの住戸改修「house with glass walls」です。
細くてとても長い“古い宮殿”の様な既存を対象に計画されました。建築家は、部屋を必要最小限にまで浄化し、等間隔に配置した“ガラス壁”で埋め尽くす構成を考案しました。そして、“スライド”の様な“純粋なシークエンス”を作る事が意図されました。

こちらは建築家によるテキストの翻訳

古い宮殿のような家。細くてとても長い。そして、しばらく放置されていた。

外部は、何もかもそのままにしなければならなかった。継承の規則がそのような運命を決めたのです。裏の庭は、密集した都市の網目の中の小さなオアシスとなりました。

内部では、目立つ階段が改修され、ほとんど何の価値も残っていない部屋は、必要最低限にまで浄化されました。そして、その部屋の周囲は、等間隔に配置されたガラスの壁で埋め尽くされました。

ロマンティックな背景のもと、計画はスライドのように描かれました。それは純粋なシークエンスです。さらに、すべてのシーンが一度に現れます。

最も注目を集めたトピックス[期間:2023/6/19-6/25]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/6/19-6/25]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/6/19-6/25)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 矢橋徹+上野拓美 / 矢橋徹建築設計事務所による、熊本市の、店舗兼住宅「江津ハウス」。様々な景色を見渡す場に建つ週末住宅。段階的に移住する施主の為に“変化に適応できる空間”を目指し、多彩な開口を持つ三層の“がらんどう”の建築を考案。窓の自由度を上げる為に軸組に外皮を巻く二重架構とする
  2. 隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造建築について学ぶ“参加費無料”のオンライン講座を開催。都市部で木造を取り入れた耐火建築物“アーブル自由が丘”の設計者や、伝統工法と現代性を融した木造住宅で知られる“土佐派の家”の設計者が登壇
  3. 服部大祐による連載エッセイ“Territory of Imagination” 第4回「Schenk Hattori 京都オフィス」
  4. 池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う
  5. 井上真彦 / MISTと高橋勝建築設計事務所による、大阪市の「β本町橋」。河川沿いのイベント開催等も行う公園施設。生活の延長にある“実験基地”の具現化を求め、周囲と連続する“動線”と“視線の抜け”で開かれた場を構築。架構操作で“汎用性”があり“想像の余地を残す”空間も意図
  6. 田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す
  7. 小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える
  8. 田根剛による、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」。展望台も備えた庭師の休憩小屋。キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上”の素材を可能な限り現地調達して建設。“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図
  9. 河原伸彦建築設計施工による、東京・新宿区の店舗「New C’s Studio」。都心部のカフェ併設のショップ。両方の用途に応える方法として、客席と展示台を兼ねた長い造作テーブルを中央に配置。家具や什器は各部材に“機能”と“装飾”の役割の兼務を意図してデザイン
  10. 坂本拓也 / ATELIER WRITEと柴山修平 / Zeltによる、岐阜・土岐市の「KOYO BASE」。陶磁器産地の既存倉庫を改修した“うつわ”の複合体験施設。開かれた親しみのある場を目指し、窓の新設や諸室の配置等で光で満たされ視線が抜ける空間を構築。内装は“ニュートラル”を意識し“素焼きの色”で統一
  11. 長谷川逸子へのインタビュー「女性と建築の半世紀」。建築討論の企画“Mind the Gap──なぜ女性建築家は少ないのか”の一環で収録されたもの
  12. 奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、兵庫の「淡路の温浴施設」。眼前に海が広がる国営公園内に計画。島らしい風景を紡いだ“人々に開かれた場”を目指し、地域固有の小屋のようで内外の連続性も作る“屋根の建築”を考案。内外装には地元の土を原料とする瓦やタイル等も使用
  13. トラフ建築設計事務所による、神奈川の、駅の待合室「新横浜駅 Shin-Yoko Gateway Spot」。新設駅の“待合”と“情報交流拠点”の機能を担う場。部屋自体の象徴性も意図し、鉄道に関わる“建材”と“塗分け”で“未来のまち”を抽象的に表現する空間を考案。什器類は現代の要望に応える機能性も備える
  14. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  15. 山田伸彦建築設計事務所による、宮崎市の住宅改修「瀬頭の家」。中心市街地に建つ二世帯が暮らすRC造の住まい。生活様式と趣向に応える空間を求め、其々の居住フロア毎に“仕上げ”や“天井の形状”を変える計画を考案。将来的な一部の貸出も想定してインフラの準備も行う
  16. 中山英之建築設計事務所がロビーの内装を手掛けた、東京の「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」。既存施設を改修して期間限定で運営される映画館の計画。未知の経験を待つ鑑賞者の為に、レッドカーペットではなく“シャドウ”カーペットの空間を考案。床と壁に加え什器までを“影色”の素材で覆う
  17. GROUPによる、東京・中野区の「三岸アトリエの手入れ」。20世紀初頭竣工の山脇巌の木造モダニズム建築を改修。様々な箇所の応急処置的補修を改善すべく、資料から原型を想定した上で現在の環境にも適合する意匠を探求。自ら建築に触れて判断する“手入れ”の態度で行う
  18. nendoによる、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫。インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案。保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定
  19. 小川貴之建築デザインによる、神奈川・川崎市の、アトリエ兼住宅「VALE」。住宅地密集地に建つ設計者の自邸。外的な環境を内部に作り“享受する術”を模索し、中央に“深さ10mのヴォイド”を設けて別れた空間を“小さな橋”で繋ぐ構成を考案。“谷間”の様な場は光と温度の変化も伝える
  20. 吉村真基建築計画事務所|MYAOによる、愛知・岡崎市の店舗「YE BAKERS」。住宅街の家の一部を改修したパン店。他の建築家が手掛けた既存の持つ“作品性”に敬意を表し、“住宅ではないスケール”を主題とした設計を志向。住宅の尺度より大きな“木戸”と小さな“屋台的な構え”で空間を作る

田根剛による講演「Archeology of the Future」の動画。2023年5月にストックホルムで行われたもの

田根剛による講演「Archeology of the Future」の動画です。2023年5月12日にストックホルムで行われたものです。

(翻訳)
田根剛はパリを拠点に活動する日本人建築家です。2006年にDGT Architectsの共同設立者を経て、2017年にパリにATTA – Atelier Tsuyoshi Tane Architectsを設立しました。彼はICON誌による「The 20 essential young architects」を通じて、建築をデザインする新世代を代表する建築家の一人として認められています。 最新の作品には、Vitra Campus Garden House、HHH House – Tokyo、弘前市現代美術館などがあり、数多くの展覧会も開催しています。彼はプロジェクトとマニフェストについて話します。剛は、彼のコンセプト「未来の記憶」として、建築のアイデアは場所の記憶に属するものであり、過去から未来へを繋ぐものと考えています。

(原文)
Tsuyoshi Tane is is a Japanese architect based in Paris. He founded ATTA – Atelier Tsuyoshi Tane Architects in Paris in 2017 after being co-founder of DGT Architects in 2006. He is recognised as one of the leading architects in the new generation for designing architecture through “The 20 essential young architects” by ICON magazine. His latest creations include Vitra Campus Garden House, HHH House – Tokyo and Hirosaki Museum of Contemporary art as well as numerous exhibitions. He will speak about projects and his manifesto: Tsuyoshi believes in the idea of architecture belongs to a memory of place that connects its past to the future as his concept –
“Archaeology of the Future”.

【ap job更新】 長崎の“壱岐島”を拠点とし、地域に深く関わり“本当に必要なもの”を追求する「LIGHTHOUSE設計」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 長崎の“壱岐島”を拠点とし、地域に深く関わり“本当に必要なもの”を追求する「LIGHTHOUSE設計」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 長崎の“壱岐島”を拠点とし、地域に深く関わり“本当に必要なもの”を追求する「LIGHTHOUSE設計」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中当社事務所

長崎の“壱岐島”を拠点とし、地域に深く関わり“本当に必要なもの”を追求する「LIGHTHOUSE設計」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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わたしたち、LIGHTHOUSE設計の拠点は、長崎県の離島壱岐島。
仕事は建築物単体の設計だけでなく、この地方に深く関わり、問題をみつけ、本当に必要なものを抽出すること。

何かを始めるときには、都市であっても、地方であっても必ず空間が必要です。地方で事業を始めたい人や新しい生活を始めたい人に並走しながら、どうすれば新しい価値を生み出せるのかをクライアントと共に日々話をしながら進めています。

小さな地域で建築をつくることはその地域が小さければ小さいほど、新しく挿入される空間が周囲や社会へ与える影響が大きく、社会との関りをより強く感じることになります。

現在は宿泊施設、醸造所、飲食店、店舗や住宅などいろいろな種類の計画が進行しており、この地域全体に与えうる影響を考え、地域の人の思考を刺激する空間を目指して1つ1つ丁寧に向かい合っています。

壱岐島は島とはいっても福岡市内から高速船で1時間、近くにはスーパーやコンビニなどがあり、生活に大きな不便はありません。美しい海と美味しい食材があり、サーフィンや釣りを楽しんだり、都市とは違う時間がながれています。住まいはわたしたちが運営している海を間近に感じることができるワンルーム住宅を準備しています。

静かな環境でシンプルな生活を楽しむことができる方の応募をお待ちしています。

「話だけでも聞きたい」という方もまずはご連絡ください。
会社のことや生活のことをざっくばらんにお話しできればと考えています。

建築写真家イワン・バーンによる講演の動画。2023年5月にニューヨークで行われたもの

建築写真家イワン・バーンによる講演の動画です。2023年5月19日にニューヨークのデザインイベント「NYCxDESIGN」で行われたものです。

(翻訳)
イワン・バーンは、今日の建築と都市デザインにおける代表的な写真家の一人です。 彼の写真は世界的な巨大都市の成長を記録し、ヘルツォーク&ド・ムーロン、レム・コールハース、ザハ・ハディドなど著名な現代建築家の建物を描いています。このオランダ人写真家による初の大規模な回顧展が、2023年秋にヴィトラ・デザイン・ミュージアムで開催されます。バーンの生き生きとしたリアリズムは、人々と建築環境との関係に焦点を当てています。その視野の広さにより、バーンの作品は人間建築の幅広いパノラマを提供しています。それは、建築と都市デザインの実存的な重要性を印象的に示しているのです。

(原文)
Iwan Baan is one of today’s leading photographers of architecture and urban design. His images document the growth of global megacities and portray buildings by prominent contemporary architects including Herzog & de Meuron, Rem Koolhaas, and Zaha Hadid. The first large retrospective of the Dutch photographer’s work will open at the Vitra Design Museum in autumn 2023. Baan’s vibrant realism puts the focus on people and their relationship to the built environment.
Thanks to the great scope of his vision, Baan’s works offer a broad panorama of human building that impressively demonstrates the existential importance of architecture and urban design.

上場企業“学研”のグループで、保育園や高齢者向け施設等を手掛ける「株式会社シスケア」が、建築意匠設計スタッフ(経験者)を募集中
上場企業“学研”のグループで、保育園や高齢者向け施設等を手掛ける「株式会社シスケア」が、建築意匠設計スタッフ(経験者)を募集中
上場企業“学研”のグループで、保育園や高齢者向け施設等を手掛ける「株式会社シスケア」が、建築意匠設計スタッフ(経験者)を募集中特別養護老人ホーム蟹ヶ谷 外観

上場企業“学研”のグループで、保育園や高齢者向け施設等を手掛ける「株式会社シスケア」の、建築意匠設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【シスケアについて】
1986年に創業した一級建築士事務所です。
2014年にサービス付き高齢者住宅・保育園を運営する学研ココファングループに参画し、設計をはじめ省エネ法に関わる申請や計算、補助金申請の代行業務など、お客様のニーズにトータルでサポートをしています。
関わるすべての人に誇りある人生の背景を提供できるよう、これまで培ってきたスキルとノウハウを活かし、設計を行っています。

【ap job更新】 創業約100年の歴史を持ち、家族の価値観や想いを形にする「ネイエ」が、富山での設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 創業約100年の歴史を持ち、家族の価値観や想いを形にする「ネイエ」が、富山での設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
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創業約100年の歴史を持ち、家族の価値観や想いを形にする「ネイエ」の、富山での設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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ネイエ(株式会社 洞口)では、今後の事業拡大に向けて設計スタッフを募集します。

当社は、「ていねいと暮らす家」をコンセプトに持つ完全自由設計の住宅会社です。
その家に暮らす家族のことを、その家が建つ土地のことを、その場所に流れる時間やめぐる季節を、ひとつひとつをていねいに考えて家をつくっていきたいという想いから始まりました。

「設計士として今よりも活躍の幅を広げたい」
「ご要望に対して自由度の高い設計提案をしたい」
そんな想いをお持ちの方はぜひ当社で実現させてください。

田根剛による、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」。展望台も備えた庭師の休憩小屋。キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上”の素材を可能な限り現地調達して建設。“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図
田根剛による、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」。展望台も備えた庭師の休憩小屋。キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上”の素材を可能な限り現地調達して建設。“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図 photographer: Julien Lanoo, courtesy of ATTA and Vitra
田根剛による、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」。展望台も備えた庭師の休憩小屋。キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上”の素材を可能な限り現地調達して建設。“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図 photographer: Julien Lanoo, courtesy of ATTA and Vitra

Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」です。
展望台も備えた庭師の休憩小屋です。建築家は、キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上(オーバーグラウンド)”の素材を可能な限り現地調達して建設が行われました。また、“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図しています。

ヴィトラの名誉会長であるロルフ・フェルバウムが、建築家の田根剛を車に乗せ、ヴァイル・アム・ラインをともに訪れたのは、今から約3年前のことでした。そして、ロルフ・フェルバウムは彼の幼少期や、現在ヴィトラキャンパスがある土地の歴史や思い出を語りました。田根剛による新たな建築「ガーデンハウス」のアイデアはその時に生まれました。「未来の記憶-Archaeology of the Future」という彼の哲学に基づき、その場所の記憶を紡ぎ未来へと繋ぐガーデンハウスは、2023年6月、アートバーゼル開催に合わせて発表、公開されます。

プレスリリーステキストより

「設計に至るまでの私たちの長い道のりは、まるで考古学者のように、場所の記憶を探り、掘り起こすことから始まります。知らなかったこと、忘れてしまっていたこと、近代化とグローバル化によって失われてしまったことやものに出会う探求の旅は、驚きと発見に満ちています。すべての場所には、その土地に深く刻まれた歴史があり、これから先もそうであると私は信じています。そして、その記憶は決して過去のものではなく、新たな建築を生み出す源であることも。場所の記憶から未来を構想するプロセスを通じ、考古学は次第に建築へと変わっていきます」と田根剛は語ります。

プレスリリーステキストより

15㎡というコンパクトな敷地内に建設されたガーデンハウスは、小さなコーヒーキッチンを備え、8名ほどであればそこでワークショップをしたり宿泊も可能な大きさですが、ヴィトラキャンパスの「アウドルフガーデン」を整える庭師の休憩小屋と園芸道具の保管が主要な設計目的です。

ヴィトラキャンパスにある小さな養蜂箱でミツバチの世話をするヴィトラの社員や、現在ガーデンハウスの隣に作っている家庭菜園の管理者も使用できます。外のベンチ、ブーツや園芸道具を洗うための小さな噴水も建物の一部です。さらに、展望台も併設され、アウドルフガーデンや、移築された篠原一男の「から傘の家」など、ヴィトラキャンパスの景観を360度楽しむことができます。

プレスリリーステキストより
【ap job更新】 銭湯やサウナ等の温浴施設を中心とし、住宅や店舗なども手掛ける「今井健太郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 銭湯やサウナ等の温浴施設を中心とし、住宅や店舗なども手掛ける「今井健太郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 銭湯やサウナ等の温浴施設を中心とし、住宅や店舗なども手掛ける「今井健太郎建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中えごた湯(中野区)

銭湯やサウナ等の温浴施設を中心とし、住宅や店舗なども手掛ける「今井健太郎建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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業務拡大による正社員の募集

【事業内容】
今井健太郎建築設計事務所では、日本の伝統文化である銭湯を中心に温泉・サウナ等温浴施設、住宅、商業施設などの設計監理、リノベーション、インテリアデザイン、トータルプロデュースを行っています。
また、これまでの実績によりホテル・旅館・スポーツジムの大浴場など他業種での設計依頼も増えており、新たな分野でも業務拡大しています。

【仕事内容】
温浴施設を中心に、住宅、店舗、家具デザインなどインテリアデザインおよび建築設計監理を行っていただきます。

業務内容は建築意匠設計・工事監理はもとより、構想案企画・調査、プレゼン資料・模型・ロゴサイン・リーフレット作成、各種申請・工事契約見積など多岐に渡ります。本人の能力や熱意に応じ、1年目からプロジェクトの担当者として、基本・実施設計から現場監理まで一貫してプロジェクト全般に携わることも可能です。

そのため短期間でのスキルアップを目指すこともできます。また、経験年数によらず能力に応じて担当業務を変更し昇給するため、各々の実力を発揮しやすくやりがいや成長を実感できる環境です。
*20〜30代の独立志望の方も歓迎しております。

ご応募お待ちしております。

池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う南側外観。「ミニ開発」の風景に対する、極小の再開発の試み。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う1階、ライブラリー。様々な生活機能を引き連れて立つ2つの「壁体」。 photo©Takuya Seki
池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う2階、リビングダイニング。間仕切り壁を取り除いた既存建物の外殻と「壁体」。 photo©Takuya Seki

池原靖史建築設計事務所が設計した、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」です。
ミニ開発の商品住宅を対象に計画されました。建築家は、既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置しました。そして、“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担います。

防火地域に指定された敷地には同じデザインが反復されるように4軒の戸建て住宅が並ぶ。
いわゆる「ミニ開発」によって建てられた築20年弱の商品化住宅群であり、いずれも延床面積が99㎡、木造2階建ての準耐火建築物である。建主はそのうち1軒を、改修を前提に中古で購入した。

建築家によるテキストより

計画にあたり、まちなみの連続性を保持する意図から、建物の屋根と外壁は既存のまま利用する方針とした。軽量鉄骨を用いて構造補強したうえで間仕切り壁を取り除いた既存建物の外殻に対し、住まい全体を描き換えうる「確かさ」をもったコンクリートブロック積みの「壁体」を、慎重に布置する事とした。

建物内外の境界をときほぐし、また1階と2階をつなぐように2つの「壁体」が立ち上がると、幅員と明暗の深い階調が敷地内にレイアウトされ、それぞれの場所に相応しい生活機能が再配置される。

建築家によるテキストより

光庭、ライブラリー、ワークスペース、階段手摺、クローゼット等の機能を伴って立つ「壁体」はしかし、同時にそのどれでもない事が目指されている。定量化可能な機能の組み合わせからなる商品化住宅の中にあって、グレーの「壁体」はやがて生活を満たす以上の何か−−住人がこの場所を自分の住まいと認め愛着を深めていくための「拠りどころ」となる。それはおそらく建築の最も原初的な「機能」だろう。

建築家によるテキストより
トラフ建築設計事務所による、神奈川の、駅の待合室「新横浜駅 Shin-Yoko Gateway Spot」。新設駅の“待合”と“情報交流拠点”の機能を担う場。部屋自体の象徴性も意図し、鉄道に関わる“建材”と“塗分け”で“未来のまち”を抽象的に表現する空間を考案。什器類は現代の要望に応える機能性も備える
トラフ建築設計事務所による、神奈川の、駅の待合室「新横浜駅 Shin-Yoko Gateway Spot」。新設駅の“待合”と“情報交流拠点”の機能を担う場。部屋自体の象徴性も意図し、鉄道に関わる“建材”と“塗分け”で“未来のまち”を抽象的に表現する空間を考案。什器類は現代の要望に応える機能性も備える photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、神奈川の、駅の待合室「新横浜駅 Shin-Yoko Gateway Spot」。新設駅の“待合”と“情報交流拠点”の機能を担う場。部屋自体の象徴性も意図し、鉄道に関わる“建材”と“塗分け”で“未来のまち”を抽象的に表現する空間を考案。什器類は現代の要望に応える機能性も備える photo©小川真輝
トラフ建築設計事務所による、神奈川の、駅の待合室「新横浜駅 Shin-Yoko Gateway Spot」。新設駅の“待合”と“情報交流拠点”の機能を担う場。部屋自体の象徴性も意図し、鉄道に関わる“建材”と“塗分け”で“未来のまち”を抽象的に表現する空間を考案。什器類は現代の要望に応える機能性も備える photo©小川真輝

トラフ建築設計事務所が設計した、神奈川の、駅の待合室「新横浜駅 Shin-Yoko Gateway Spot」です。
新設駅の“待合”と“情報交流拠点”の機能を担う場の計画です。建築家は、部屋自体の象徴性も意図し、鉄道に関わる“建材”と“塗分け”で“未来のまち”を抽象的に表現する空間を考案しました。また、什器類は現代の要望に応える機能性も備えています。施設の場所はこちら(Google Map)

2023年3月に開業した相鉄・東急新横浜線「新横浜」駅に設置される待合室「Shin-Yoko Gateway Spot」の内装計画を手掛けた。
相鉄線、東急線、中部・関西方面の玄関口となる同駅構内の9坪のスペースに、待合い機能と情報交流拠点としての機能が求められた。

建築家によるテキストより

壁面全面に施した幾何学的なグラフィックを、白とシルバーの塗装の塗分けと、鉄道各社に関係する建材や再生材の組み合わせで表現し、室内自体がシンボリックに見える計画とした。

素材には、相模鉄道で使用されているレンガ、東急電鉄の駅舎の廃木材「えきもく」、JR東海「東海道新幹線再生アルミ」といった各社の歴史を象徴するものを用いた。3社が交わることでさらに発展していく未来のまちの風景を抽象的に表現し、想像が広がるグラフィックとなっている。

建築家によるテキストより

スペースの中央には、イベント時にレイアウト変更が可能な天然木のベンチが4台置かれ、座面の高さに違いを持たせることで、サイドテーブルやひじ掛けとしても使用できる。壁面グラフィックの一部が立体化したような壁面のカウンターでは軽作業やスマートフォンのワイヤレス充電ができる。

壁面のシルバーとは対比的に温かみのある天然木による家具を用い、小さくも居心地の良さと吸引力のある待合スペースを目指した。

建築家によるテキストより
井上真彦 / MISTと高橋勝建築設計事務所による、大阪市の「β本町橋」。河川沿いのイベント開催等も行う公園施設。生活の延長にある“実験基地”の具現化を求め、周囲と連続する“動線”と“視線の抜け”で開かれた場を構築。架構操作で“汎用性”があり“想像の余地を残す”空間も意図
井上真彦 / MISTと高橋勝建築設計事務所による、大阪市の「β本町橋」。河川沿いのイベント開催等も行う公園施設。生活の延長にある“実験基地”の具現化を求め、周囲と連続する“動線”と“視線の抜け”で開かれた場を構築。架構操作で“汎用性”があり“想像の余地を残す”空間も意図外観 photo©髙橋菜生
井上真彦 / MISTと高橋勝建築設計事務所による、大阪市の「β本町橋」。河川沿いのイベント開催等も行う公園施設。生活の延長にある“実験基地”の具現化を求め、周囲と連続する“動線”と“視線の抜け”で開かれた場を構築。架構操作で“汎用性”があり“想像の余地を残す”空間も意図1階、ピロティ photo©髙橋菜生
井上真彦 / MISTと高橋勝建築設計事務所による、大阪市の「β本町橋」。河川沿いのイベント開催等も行う公園施設。生活の延長にある“実験基地”の具現化を求め、周囲と連続する“動線”と“視線の抜け”で開かれた場を構築。架構操作で“汎用性”があり“想像の余地を残す”空間も意図1階、ピロティとリビング photo©山田圭司郎
井上真彦 / MISTと高橋勝建築設計事務所による、大阪市の「β本町橋」。河川沿いのイベント開催等も行う公園施設。生活の延長にある“実験基地”の具現化を求め、周囲と連続する“動線”と“視線の抜け”で開かれた場を構築。架構操作で“汎用性”があり“想像の余地を残す”空間も意図2階への階段 photo©髙橋菜生

井上真彦 / MIST高橋勝建築設計事務所が設計した、大阪市の「β本町橋」です。
河川沿いのイベント開催等も行う公園施設です。建築家は、生活の延長にある“実験基地”の具現化を求め、周囲と連続する“動線”と“視線の抜け”で開かれた場を構築しました。そして、架構操作で“汎用性”があり“想像の余地を残す”空間も意図されました。施設の公式サイトはこちら

大阪市内を流れる東横堀川は、頭上を高速道路が覆うため、川に背を向ける街並みが定着しており、水都大阪再生の動きからも一歩遅れた場所であった。
そんな状況の中でも、2006年からスタートした地域の有志による地道な活動と行政へ向けた様々な提言によって、河川沿いの緑道の再整備、船着場の設置等が進み、2021年に大阪市との協定に基づく民間事業によって建設された公園施設がベータ本町橋である。

建築家によるテキストより

企画運営は前述の地域のまちづくりを担ってきたチームが中心となって設立した一般社団法人が担い、公園と東横堀川の水面を最大限活用しながら、様々な目的を持った多数の事業主体の集まりによって、都市における水辺の可能性を探究するための施設として構想された。

設計にあたっては2つの点が求められた。一つは、「地域の生活の延長にある施設でありたい」ということ、もう一つは、「新たな試みが行われ続ける実験基地でありたい」ということだった。一見対立するようにも思われるこれらの理念が、同時に実現する場を作ることを目指して設計を行なった。

建築家によるテキストより

街と水面の間にある公園に面した1階では、川へと斜めに向かう公園内のスロープのラインと並行にピロティを設けることで、街の延長として建築を位置付け、断面計画でも公園レベルと道路レベルからの動線と、視線の抜けに配慮することで、街と川の両方に開かれた建築とした。

また、使い方に汎用性を持たせるため、柱梁はシンプルな架構としつつ、各々の柱に少しだけ逸脱や個性を与えることで、利用者に想像の余地を残す大らかな場所の作り方を心がけた。

建築家によるテキストより
坂本拓也 / ATELIER WRITEと柴山修平 / Zeltによる、岐阜・土岐市の「KOYO BASE」。陶磁器産地の既存倉庫を改修した“うつわ”の複合体験施設。開かれた親しみのある場を目指し、窓の新設や諸室の配置等で光で満たされ視線が抜ける空間を構築。内装は“ニュートラル”を意識し“素焼きの色”で統一
坂本拓也 / ATELIER WRITEと柴山修平 / Zeltによる、岐阜・土岐市の「KOYO BASE」。陶磁器産地の既存倉庫を改修した“うつわ”の複合体験施設。開かれた親しみのある場を目指し、窓の新設や諸室の配置等で光で満たされ視線が抜ける空間を構築。内装は“ニュートラル”を意識し“素焼きの色”で統一外観 photo©長谷川健太
坂本拓也 / ATELIER WRITEと柴山修平 / Zeltによる、岐阜・土岐市の「KOYO BASE」。陶磁器産地の既存倉庫を改修した“うつわ”の複合体験施設。開かれた親しみのある場を目指し、窓の新設や諸室の配置等で光で満たされ視線が抜ける空間を構築。内装は“ニュートラル”を意識し“素焼きの色”で統一1階、エントランス photo©長谷川健太
坂本拓也 / ATELIER WRITEと柴山修平 / Zeltによる、岐阜・土岐市の「KOYO BASE」。陶磁器産地の既存倉庫を改修した“うつわ”の複合体験施設。開かれた親しみのある場を目指し、窓の新設や諸室の配置等で光で満たされ視線が抜ける空間を構築。内装は“ニュートラル”を意識し“素焼きの色”で統一2階、ワークショップルームからカフェダイニングを見る。 photo©長谷川健太
坂本拓也 / ATELIER WRITEと柴山修平 / Zeltによる、岐阜・土岐市の「KOYO BASE」。陶磁器産地の既存倉庫を改修した“うつわ”の複合体験施設。開かれた親しみのある場を目指し、窓の新設や諸室の配置等で光で満たされ視線が抜ける空間を構築。内装は“ニュートラル”を意識し“素焼きの色”で統一2階、売場 photo©長谷川健太

坂本拓也 / ATELIER WRITE柴山修平 / Zeltが設計した、岐阜・土岐市の「KOYO BASE」です。
陶磁器産地の既存倉庫を改修した“うつわ”の複合体験施設です。建築家は、開かれた親しみのある場を目指し、窓の新設や諸室の配置等で光で満たされ視線が抜ける空間を構築しました。また、内装は“ニュートラル”を意識し“素焼きの色”で統一されています。施設の公式サイトはこちら

KOYO BASEは岐阜県土岐市のうつわの複合体験施設。倉庫建築のカフェダイニング・ショップ等への転用計画である。

土岐市は良質な陶土により発展した日本有数のやきものの産地で、その陶磁器生産量は国内の過半数を占める。
土岐市を含む岐阜県南部東濃地方のやきもの「美濃焼」は、時々のニーズに応えて変化してきたため、その様式は多岐にわたり「特徴がないこと」が特徴ともいわれている。

建築家によるテキストより

本施設は本社工場内に位置し、生産ラインの見学も行われる。生産者には見慣れた工場の風景も、まちなかからすると非日常的で新鮮に映るものだ。
設計にあたり、まず工場本館から独立していて騒音や振動の影響が少なく、改修の現実性も高い出荷棟を計画場所に選んだ。
(本建物は検査済証のない建築物であったため、国交省のガイドラインに基づき建築基準法適合状況調査のうえ、確認申請の手続きを踏んでいる)

建築家によるテキストより

エントランスはフラットバーの抱き合わせによるフルハイトのスチールサッシとし、工場の大雑把な作りとは対照的に繊細かつ透明で、開かれた表情を作った。

2階メインフロアでは中央にフラットなカウンターをL字に配置することでお客さんと店員の距離が近く、親しみやすい雰囲気に設えた。そして、既存の荷物用リフトのあった南西角にカフェダイニングのバックヤードを集約し、自然を眼下に望める南東角を客席に開放した。さらに、客席東側3スパンの開口を高さのある連続窓に変え、暗がりに光を届けると同時に眺望を開いている。

また、頭上の設備設置を避けることで垂直方向に広がりを感じさせ、ワークショップルームの間仕切りも透明なフルオープン建具とするなど、水平方向にも視線が抜けるようにした。倉庫建築ならではの大空間を活かしながら、丘陵地が多く、やきものの産地として恵まれた自然環境を、空間全体で享受しようと考えた。

建築家によるテキストより

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