五十嵐淳が札幌国際芸術祭のために設計した「コロガル公園」の写真が公式サイトに掲載されています
五十嵐淳が札幌国際芸術祭のために設計した「コロガル公園」の写真が公式サイトに掲載されています。ディレクション/研究開発は、YCAM InterLab。
2012年に山口情報芸術センター[YCAM]で発表された「コロガル公園」は、不定型で起伏のある木の空間に、マイクやLED照明など「メディア」を使った仕掛けをもつことで、子どもたちが新しい動きや遊びのルールを生み出すことを触発するインスタレーションです。SIAF2014では、この「コロガル公園」が、初の屋外バージョンとして、大通公園の西に位置する札幌市資料館の庭にこれまでにないかたちで出現します。設計は、北海道を拠点に国内外で活躍する建築家・五十嵐淳。都心にありながら緑豊かな環境と呼応させるべく、自然素材を活用した「公園」が構想されています。
会期中には、ワークショップ「子どもあそびばミーティング」を複数回開催予定。追加したい遊びや機能を話し合うことで、期間中にアイデアがコロガル公園に反映されていく予定です。日差しや風など、刻々と変化する環境の中、子どもたちが、自然、自分たち、そしてメディアと向き合いながらそれらを創造的に結びつけていくユニークな機会を創出することになるでしょう。(via sapporo-internationalartfestival.jp)