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宮崎浩+プランツアソシエイツの設計で完成した「長野県立美術館」の動画。林昌二建築の建替えや谷口吉生建築に隣接する事でも注目

宮崎浩+プランツアソシエイツの設計で完成した「長野県立美術館」の動画です。日建設計の林昌二が設計した建築の建替えであったことや、谷口吉生が設計した「東山魁夷館」に隣接する事でも注目されていました。2021年4月15日にオープンしました。施設の公式サイトはこちら
また、長野県のサイトには竣工写真が12枚掲載されています。こちらのPDFでは簡易的な平面図を閲覧することもできます

以下は、美術館公式の紹介テキスト。

当館は1966年「長野県信濃美術館」として開館。50数年にわたり、長野県民らに愛されてきました。開館以来50数年を経て、全面改築。2021年4月「長野県立美術館」と名称も新たに生まれ変わりました。新たな本館の建物は、「ランドスケープ・ミュージアム」のコンセプトのもと、城山公園周辺の美しい景色と調和しつつ、その屋上からは国宝善光寺本堂を望む、みごとな眺めをお楽しみいただけます。
館内は充実した展示スペースのほか、無料で楽しめるゾーンも多く、老若男女、誰もが気軽に訪ねられる、公園のように自由な、まさに「開かれた美術館」をお楽しみください。

杉本博司と榊田倫之による新素材研究所のモノグラフ『Old Is New 新素材研究所の仕事』をプレビュー
杉本博司と榊田倫之による新素材研究所のモノグラフ『Old Is New 新素材研究所の仕事』をプレビュー

現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之による新素材研究所のモノグラフ『Old Is New 新素材研究所の仕事』がamazonで発売されています。本記事では書籍の中身をプレビューします。

こちらは杉本が本書籍に寄せたテキスト。

表紙の絵柄について

この本のジャケットには抽象画が採用された。しかしこの絵は初めから抽象画として描かれたものではない。それは偶然に絵となったものだ。私は熱海にあるMOA美術館全面改修にあたって、全長17メートル、高さ4メートルの壁を6面、日本の伝統工法である黒漆喰でおおうことにした。漆喰は土だ、そしてコテで塗られる。現代建築は乾いた材料を好む。しかし伝統工法は湿式工法が多い。この巨大な壁面を目地なしで仕上げるには1面を1日で終わらせなければならない。熟達の職人が3人集められた。1人ひとりコテの運びが違う。伝統工法を用いてこれだけの巨大面を仕上げたことは、日本建築史上ないのではないかと自負している。漆喰そのものが稀になった現在、普通は白の漆喰に炭の粉を混ぜて黒にするのはさらに稀だ。乾くのに時間がかかる。数日後、その面に立ち現れたのはほぼ無意識のコテの痕跡だ。私はそこに意識を超えた美しさを見出すのだ。大昔、人が意識と無意識の狭間で描きはじめた洞窟壁画もこのようにはじまったのに違いない。
Old Is New、忘れられた古代の魂、私は現代にあって、その魂の姿をもう一度見てみたいのだ。
(杉本博司)

書籍より
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・神宮前の自社オフィス「SAKUMAESHIMA OFFICE」。写真家の大矢真梨子が事務所の日々の状態を記録
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・神宮前の自社オフィス「SAKUMAESHIMA OFFICE」。写真家の大矢真梨子が事務所の日々の状態を記録 photo©mariko ohya
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・神宮前の自社オフィス「SAKUMAESHIMA OFFICE」。写真家の大矢真梨子が事務所の日々の状態を記録 photo©mariko ohya
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・神宮前の自社オフィス「SAKUMAESHIMA OFFICE」。写真家の大矢真梨子が事務所の日々の状態を記録 photo©mariko ohya

SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎が設計した、東京・神宮前の自社オフィス「SAKUMAESHIMA OFFICE」です。アーティストで写真家の大矢真梨子が、事務所の日々の状態を記録しています。

東京都渋谷区神宮前の我々の働いているオフィス。
建築設計事務所の日々の状態を記録するものとして、
アーティストで写真家の大矢真梨子さんに、
「そのままの状態」を納めてもらった作品です。

建築家によるテキストより
坂茂の設計で2024年の開館を予定している「豊田市博物館(仮称)」。谷口吉生の「豊田市美術館」に隣接する敷地に計画され庭園は一体となるようにデザイン
坂茂の設計で2024年の開館を予定している「豊田市博物館(仮称)」。谷口吉生の「豊田市美術館」に隣接する敷地に計画され庭園は一体となるようにデザイン博物館と美術館(西から)。
坂茂の設計で2024年の開館を予定している「豊田市博物館(仮称)」。谷口吉生の「豊田市美術館」に隣接する敷地に計画され庭園は一体となるようにデザイン博物館(イベント広場から)。

坂茂の設計で2024年の開館を予定している「豊田市博物館(仮称)」。谷口吉生の「豊田市美術館」に隣接する敷地に計画され庭園は一体となるようにデザインが進んでいます。

(1)(仮称)豊田市博物館の役割
・歴史・文化・自然などの価値や魅力に気づき、共感を生み出す。
・郷土愛や誇りを育み、多様な価値や魅力を継承する。
・過去から学び、現在を見つめ直し、未来を創造する力を涵養する。

(2)整備の方向性
・すべての人に開かれた、「みんなでつくりつづける博物館」
・多様な価値や魅力を守り、伝え、育む「豊田市ならではの総合博物館」
・回遊性や持続性に配慮した、「21世紀の建築としての博物館」

また、2020年1月に公開された「(仮称)豊田市博物館基本計画」には、建築設計の背景になる考え方等が詳細な資料としてまとめられていて参考になります。

現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之による建築設計事務所「新素材研究所」のウェブサイトがリニューアル

現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之による建築設計事務所「新素材研究所」のウェブサイトがリニューアルされています。作品等が開設のテキスト付きで閲覧することができます。

佐藤可士和と村上隆の対談等の13個の動画が公開。国立新美術館での佐藤の個展に合わせて制作されたもの

佐藤可士和村上隆の対談等の13個の動画が公開されています。国立新美術館での佐藤の個展に合わせて制作されたものです。アーキテクチャーフォトでは佐藤可士和展の会場写真を特集記事として公開しています。

国立新美術館は、「さまざまな美術表現を紹介し、新たな視点を提起する美術館」を活動方針とし、デザインや建築の展覧会を定期的に開催してきました。この理念に基づく企画として、日本を代表するクリエイティブディレクター、佐藤可士和(1965年生)の過去最大規模となる個展を開催いたします。
1990年代、株式会社博報堂でアートディレクターとして斬新な広告プロジェクトを次々と手がけた佐藤は、 2000年の独立以来、企業から、幼稚園、病院、ミュージアム、エンターテインメント界、ファッション界、地域産業まで、多種多様な分野で革新的なVI・CI計画やブランド戦略を手がけ、内外から注目を集めてきました。
本展では、佐藤自身がキュレーションする会場構成のなかで、約30年にわたる活動の軌跡を多角的に紹介します。

藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠・草間彌生によるパヴィリオンが都内8か所に設置される「パビリオン・トウキョウ 2021」の各者の計画案をプレビュー
藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠・草間彌生によるパヴィリオンが都内8か所に設置される「パビリオン・トウキョウ 2021」の各者の計画案をプレビュー水のパビリオン(仮) 設計:妹島和世 〈本プロジェクト案〉
藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠・草間彌生によるパヴィリオンが都内8か所に設置される「パビリオン・トウキョウ 2021」の各者の計画案をプレビューGlobal Bowl(仮)設計:平田晃久 〈本プロジェクト案〉
藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠・草間彌生によるパヴィリオンが都内8か所に設置される「パビリオン・トウキョウ 2021」の各者の計画案をプレビュー焼杉(仮)設計:石上純也 〈本プロジェクト案〉

藤森照信・妹島和世・藤本壮介平田晃久石上純也藤原徹平会田誠草間彌生によるパヴィリオンが都内8か所に設置される「パビリオン・トウキョウ 2021」の各者の計画案をプレビューします。このイベントは2021年7月1日~9月5日の期間行われます。プロジェクトの公式サイトはこちら

パビリオン・トウキョウ2021とは

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、パビリオン・トウキョウ2021実行委員会は、「Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13」の1つとして、「パビリオン・トウキョウ2021」を実施します。
「パビリオン・トウキョウ2021」は、世界にまだ知られていない日本文化の魅力を世界に伝えるためのプロジェクトです。近年、世界各地で活躍し注目を集めている日本人の建築家6名とアーティスト2名に、それぞれ独自のパビリオンを設計してもらい、新国立競技場を中心とするエリアに設置し、未来の建築やアートとして紹介します。制作される8つのパビリオンには、それぞれの建築家、アーティストたちの東京の未来への願いが込められ、観客は地図を片手に宝さがしのように、あるいは散歩のかたわらパビリオンを巡ることができます。参加クリエイターは藤森照信、妹島和世、藤本壮介、石上純也、平田晃久、藤原徹平、会田誠の7名に加え、草間彌生の参加が決定しました。
「パビリオン・トウキョウ2021」は2021年7月1日(木)から9月5日(日)の間に開催され、会期中は都内各所でパビリオンの見学が可能となります。今後、制作過程などを公開しながら、本企画を通して東京の都市としての魅力を広く発信していく予定です。

リリーステキストより

以下は、建築家達の提案の最新イメージです

隈研吾による、茨城・境町の、芸術家・粛粲寶の作品を展示する美術館「S-Gallery」の写真

隈研吾のウェブサイトに、茨城・境町の、芸術家・粛粲寶の作品を展示する美術館「S-Gallery」の写真が9枚掲載されています。施設の公式instagramアカウントはこちら

茨城県境町に、この町で晩年を過ごした芸術家、粛粲寶の作品を展示する美術館をデザインした。
旗竿状の敷地を生かした奥までリニアに続く細長い美術館は、町並みのスケールに合わせて分節され、周辺の民家のスケールと調和する。
分節によって生まれた小さな空間の集合体は、粛粲寶の、時としてユーモラスなほどに人間味溢れる画風と響きあっている。

ヘルツォーグ&ド・ムーロンらの設計で完成した、香港の美術館「M+」
ヘルツォーグ&ド・ムーロンらの設計で完成した、香港の美術館「M+」The M+ building viewed from the Art Park photo©Virgile Simon Bertrand, Courtesy of Herzog & de Meuron
ヘルツォーグ&ド・ムーロンらの設計で完成した、香港の美術館「M+」The Found Space, M+ building photo©Kevin Mak, Courtesy of Herzog & de Meuron
ヘルツォーグ&ド・ムーロンらの設計で完成した、香港の美術館「M+」The Main Hall, M+ building photo©Kevin Mak, Courtesy of Herzog & de Meuron

ヘルツォーグ&ド・ムーロンらの設計で完成した、香港の美術館「M+」です。一般公開は、2021年末を予定しています。「M+」は美術館の完成以前より、倉俣史朗が設計した寿司店の購入や、アーキグラムのドローイングの購入などの活動でも注目を集めていました

以下、リリーステキストの翻訳、要約です

「M+」は、ミュージアム建物の建設完了という重要な節目を迎えました。2020年12月24日にミュージアムビルの占有許可を取得したことで、「M+」は2021年末に一般公開されることになります。

世界的に有名な建築事務所であるヘルツォーグ&ド・ムーロン、TFPファレルズ、アラップのグローバルチームが共同で設計したM+の建物は、世界の芸術文化のランドスケープに新たに加わり、国際的な建築のアイコンとなることが期待されます。香港の西九龍文化区、ビクトリア・ハーバーのウォーターフロントに位置する「M+」は、20世紀から21世紀にかけてのビジュアル・アート、デザイン、建築、映像、香港のビジュアル・カルチャーの収集、展示、解釈を目的とした、アジア初のグローバルな現代ビジュアル・カルチャー・ミュージアムです。

堂々とした建築形態は、広大な基壇と印象的な細身のタワーという、水平方向と垂直方向のモニュメンタルなヴォリュームで構成されています。それは香港の建築景観のユニークなタイポロジーを読み解き、地元の都市条件に対する建築家の感性を反映しています。このビルの地下には、MTRエアポートエクスプレスと東涌線が走っています。この既存の敷地条件は、設計・施工上の課題であると同時に、「M+」の出発点にもなっています。鉄道トンネルの周辺を掘削することで、ダイナミックでまた入れ替わるインスタレーションを受け入れるための建物のアンカーとなる「ファウンド・スペース」が生まれました。

65,000㎡の「M+」には、33のギャラリーからなる17,000㎡の展示スペースがあります。また、3つの映画館、メディアテーク、ラーニングハブ、リサーチセンター、ミュージアムショップ、レストラン、ティー&コーヒーバー、メンバーズラウンジ、オフィススペースがあり、ビクトリア・ハーバーの壮大な景色を望むルーフガーデンも備えています。ほとんどのギャラリーは2階の大きな基壇レベルに配置されており、来館者は流動的で相互につながった展示を体験することができます。タワーは、香港の都市景観との視覚的な対話を定義しています。基壇とタワーは、光と天候の変化を反映するセラミックタイルで覆われたコンクリート構造として一体化されており、周辺のガラスやスチール製の高層ビルから際立っています。また、タワーのファサードにはミュージアムに関連するコンテンツを表示するためのLEDシステムが設置されており、香港の活気ある夜の環境に独特の貢献をしています。

美術館のスタッフは、「M+」の建物と保存・保管施設(CSF)に入居し活動を開始しました。2021年末の「M+」の一般公開に向けて、環境の安定化、スペースの調整、常設コレクションの移動、コレクション作品やオブジェの設置などの準備が始まっています。

西九龍文化区庁の最高経営責任者代理であるベティ・フォンは、西九龍文化区と香港の双方にとって「M+」が持つ意義を強調します。「『M+』は、将来的に香港で最も象徴的な建築物の一つとなり、地元住民や観光客が必ず訪れる文化的なランドマークになると信じています」。『M+』の完成は、2019年に予定されている『戯曲中心』、『自由空間』、『アートパーク』と合わせて、エキサイティングな新開発段階に移行しつつある西九龍文化地区プロジェクトの重要な節目となります」と述べています。

「M+」のミュージアム・ディレクターであるスハンニャ・ラッフェルは、「M+」の建設の旅が完了したことの重要性を強調しています。「これはミュージアムにとって大きな節目となります。建物が完成したことを記念して、オープニングの準備が本格化しています。私たちは恒久的な家に引越しましたが、もうすぐ香港や海外からの訪問者を『M+』に迎えることができると言えることに感激しています」。

ヘルツォーグ&ド・ムーロンの創業パートナーであるジャック・ヘルツォーグは、「M+」のデザインと実現に対する野心を明確に語っています。「『M+』は確かに、アジアにおける主要な視覚文化のミュージアムになる可能性を秘めています。多様性、平等性、あらゆる種類の芸術へのアクセスが最初から表現されています。それは世界文化としての我々の進むべき道を最もよく表しています。このような多様性と広さは『M+』のDNAの一部です。これにより『M+』は非常に地域に根ざした美術館であると同時に、普遍的で開かれた美術館であり、世界中の人々や来館者のためのものであるのです」。

OLI・アーキテクチャーによる、アメリカ・ニューヨークの、リチャード・セラの彫刻を展示するためのパヴィリオン「LX Pavilion」の写真

OLI・アーキテクチャーが設計した、アメリカ・ニューヨークの、リチャード・セラの彫刻を展示するためのパヴィリオン「LX Pavilion」の写真が11枚、dezeenに掲載されています。
以下は、動画です。

八戸市美術館の館長に、日大建築学科教授の佐藤慎也の就任が予定。八戸市美術館は西澤徹夫・浅子佳英・森純平による建築

八戸市美術館の館長に、日大建築学科教授の佐藤慎也の就任が予定されています。八戸市美術館は西澤徹夫・浅子佳英・森純平による建築です(こちらのPDFで実施設計時の図面やパース等が閲覧できます)。佐藤慎也のプロフィールはこちら。美術館についてより知るためにはこちらのページも参考になります

村上隆のアート作品を客室に配した、グランドハイアット東京での1室限定の泊れるアートプライベートギャラリー。期間限定で宿泊料金は45万円
村上隆のアート作品を客室に配した、グランドハイアット東京での1室限定の泊れるアートプライベートギャラリー。期間限定で宿泊料金は45万円
村上隆のアート作品を客室に配した、グランドハイアット東京での1室限定の泊れるアートプライベートギャラリー。期間限定で宿泊料金は45万円
村上隆のアート作品を客室に配した、グランドハイアット東京での1室限定の泊れるアートプライベートギャラリー。期間限定で宿泊料金は45万円

アーティストの村上隆のアート作品を客室に配した、グランドハイアット東京での1室限定の泊れるアートプライベートギャラリーです。期間限定(2021年1月9日~2021年6月1日 ※予定)で宿泊料金は45万円に設定されています。

村上隆によるコメント

“僕が世界各国を巡って、ホテルで滞在するような生活を送り始めてから、ハイアット系に泊まるとき、エントランスから各部屋まで、ビッシリとアート作品が展示されてて「アートって、こういう文脈のニーズもあるんだなぁ。」と僕のやっているARTの文脈とはある意味違っていたので、へぇ〜っと感心していました。そんな世界にも、1度入ってみたいと思ったのですが、入り口が見つからず、手も足も出ませんでした。今回、こういう特別な機会を頂いて、こうしてホテルの一室に僕の作品を飾れることになって、長い間の夢が叶ってうれしいです。

リリースより
奈良美智のロサンゼルス・カウンティ美術館での回顧展の会場動画。奈良の日本語でのコメントも収録

アーティストの奈良美智ロサンゼルス・カウンティ美術館での回顧展の会場動画です。奈良の日本語でのコメントも収録されています。同展覧会は2020年に行われる予定でしたが新型コロナウイルス感染症の影響で公開されなかったようです。

Yoshitomo Nara is among the most beloved and globally recognized Japanese artists of his generation. Spanning 36 years of his practice from 1984 to the present, this international retrospective gathers over 100 major paintings, sculptures, and installations as well as 700 works on paper.

In this short video curator Mika Yoshitake shares a few highlights of the exhibition as well as excerpts from her July 2020 conversation with the artist. Nara shares the story of his working process, his inspirations, his work as a catalyst for communication and shared interests, and the unanticipated inclusion of a new painting created during the pandemic that reflects a new artistic direction.

篠原一男らの建築を被写体とした多木浩二の写真集『建築のことばを探す』の展覧会の会場写真。刊行した飯沼珠実による制作過程でのリサーチ内容を展示
篠原一男らの建築を被写体とした多木浩二の写真集『建築のことばを探す』の展覧会の会場写真。刊行した飯沼珠実による制作過程でのリサーチ内容を展示 photo©飯沼珠実
篠原一男らの建築を被写体とした多木浩二の写真集『建築のことばを探す』の展覧会の会場写真。刊行した飯沼珠実による制作過程でのリサーチ内容を展示 photo©飯沼珠実
篠原一男らの建築を被写体とした多木浩二の写真集『建築のことばを探す』の展覧会の会場写真。刊行した飯沼珠実による制作過程でのリサーチ内容を展示 photo©飯沼珠実

篠原一男・坂本一成・伊東豊雄・白澤宏規の建築を被写体とした多木浩二の写真集『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』の展覧会の会場写真です。今回、書籍を刊行した飯沼珠実による制作過程でのリサーチ内容が展示されます。会場は、東京・文京区のトーキョーアーツアンドスペース本郷。会期は2021年1月13日~2月7日まで(月休)。新型ウイルス感染拡大防止対策の上、開催されるようです。

写真集『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』は、故・多木浩二氏の建築写真に関する研究を纏めた本で、2020年7月14日に第1刷を発行しました。この写真集をめぐるリサーチを発表する場として、展覧会「建築のことばを探す 多木浩二の建築写真」を開催いたします。

わたしが2017年頃に「多木さんの建築写真を一望できる写真集をつくる」という目標をめざしてこの研究をはじめたとき、写真集の完成はゴールだと思っていました。調査期間中には、たくさんの関係者の皆様から貴重な資料や個人的な記憶を預からせていただきました。また出版から半年が経過した今まで、さまざまな対話の機会や予期せぬ出会いに恵まれました。このような経験は、ひとえに多木さんが残した膨大な仕事が、今のわたしたちのなかに生きつづけていることの証であると確信しています。今、写真集『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』を眺めてみると、わたしはなぜだか<はじまり>を感じます。

作家によるテキストより
「バーバラ・クルーガー 記憶に残り続ける作品を生み出す 希代のアーティストの軌跡<前編>」(The New York Times Style Magazine : Japan)

「バーバラ・クルーガー 記憶に残り続ける作品を生み出す 希代のアーティストの軌跡<前編>」という記事が、The New York Times Style Magazine : Japanに掲載されています。

チッパーフィールドの設計で完成したチューリッヒ美術館新館の写真の紹介と、運営関係者の話を収録した記事「新生チューリヒ美術館は世界の一流に返り咲けるか」

デイビッド・チッパーフィールドの設計で完成したチューリッヒ美術館新館の写真の紹介と、運営関係者の話を収録した記事「新生チューリヒ美術館は世界の一流に返り咲けるか」が、swissinfoに掲載されています。日本語で閲覧できる記事です。竣工写真はこちらのページでも閲覧可能です。

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