長坂常 / スキーマ建築計画の改修設計で工事が進んでいる、東京・墨田区の銭湯「黄金湯」が新型コロナ禍の影響を受けクラウドファウンディングで支援を募集しています。リンク先ページの下部に計画の案の画像なども掲載されています。
culture archive
アイ・ウェイウェイがチャリティーの為にデザインしたマスクの写真が9枚、designboomに掲載されています。このマスクは海外のオークションサイトebayのこちらのページから購入可能です。
SHARE 杉本博司による動画「頃難に思う」
写真家の杉本博司による動画「頃難に思う」です。
杉本博司「頃難に思う」
読売新聞(4月15日朝刊)に掲載された杉本博司の寄稿文「頃難に思う」の全文テキストを、「杉本博司 瑠璃の浄土」展の作品画像とともにご覧いただく映像バージョンがYouTubeで公開中です。
杉本博司「頃難に思う」動画
音楽は、ドキュメンタリー映画「はじまりの記憶」(2012年)のために渋谷慶一郎氏が作曲した“Appropriate Proportion”が使用されています。今回の映像バージョンのために新たに編集されたものです。杉本博司「頃難に思う」(2020年)
プロダクション/テキスト/ディレクション: 杉本博司
音 楽 : 渋谷慶一郎
“Appropriate Proportion”
ATAK018 Soundtrack for Memories of Origin Hiroshi Sugimoto
原 文 : 2020年4月15日読売新聞より
展示写真: 京都京セラ美術館「杉本博司 – 瑠璃の浄土」展より
写 真 : 小野祐次、鈴木芳雄、杉本スタジオ
「コロナウイルスは私たちの街の形を変えるでしょう——その方法はまだわかりません(Coronavirus will reshape our cities – we just don’t know how yet)」という記事が、The Guardianに掲載されています。英語の記事です。
「Apple が米テキサス州に初のホテルを開業予定」という記事が、HYPEBEASTに掲載されています。画像も1枚掲載されています。
近代デザイナーによる名作椅子約350脚を3Dで閲覧できるアプリを、武蔵野美術大学 美術館・図書館がリリースしています。リン先はiPhone用ページです。こちらによるとiOS版のみのリリースのようです。
武蔵野美術大学 美術館・図書館の公式アプリケーションです。
「近代椅子コレクション ムサビのイス3D」では、武蔵野美術大学 美術館・図書館が開館以来収集してきた椅子コレクションの3D画像をご覧いただけます。
ハンス・ウェグナーやアルネ・ヤコブセンに代表される北欧の椅子やチャールズ・イームズやジョージ・ネルソンなどのアメリカの椅子、剣持勇や渡辺力など日本人がデザインした椅子など、様々な時代・地域・形の椅子を詳細な情報とともに見ることができます。
•主な機能
-View
3D画像化された椅子を自由に回転、拡大して見ることができます。-Light
椅子に当たる光源の高さ(height)や角度(angle)を変化させることができます。
背景色を白から黒にかけて変更することができます。-Camera
椅子の3D画像を現実の空間に写し込み撮影することができます。-Info
制作者、メーカー、サイズや解説など、椅子の詳細なデータを見ることができます。•注意事項
当アプリケーションを利用する際には、インターネット接続が必要です。お使いの端末がインターネットに接続していることを確認してからご利用ください。高解像度画像取得のため、Wi-Fi環境をおすすめします。
ルーラル・アーバン・ネットワークによる、モンゴル・ウランバートルの、元遊牧民の人々の問題を解決する事を目的とし、地域の伝統住居“ゲル”にインスパイアされて設計された建築「GER INNOVATION HUB」の写真と図面がdesignboomに掲載されています。
以下はプロジェクトの背景もまとめられた動画です。
家具デザインを手掛ける藤森泰司アトリエが、自社での在宅ワーク経験から考案したデスクシリーズを公開していて、受注生産で販売もするそうです。リンク先に写真が23枚掲載されています。
新しい試みを始めます。
このような状況になって、藤森泰司アトリエも4月から在宅ワークになりました。突然のことなので、スタッフたちも自宅で仕事をする環境がありません。まずは、自宅で仕事ができる家具が欲しいね…という話をしました。そこで、スタッフそれぞれの状況に呼応する家具をみんなで考えました。その第一弾として、いくつかのタイプの小さなデスクをデザインしました。これらの家具は、自分たちの強い必然性から生まれたものです。だとすれば、他の方々の状況にも強くコミットできるかもしれません。そう考えた時、思い切って藤森泰司アトリエで販売することにしました。
とはいえ、若い人たちをはじめ、より多くの人たちに提供したいと思いつつ、家具を一からオリジナルで(特注家具を)作るにはやはりコストがかかります。今、家具の値段はどこか歪んでいます。極端に安いか、その逆か…。値段の歪みは、誰かにものすごく負担がかかっていることで成立しています。だから、安く提供したいと思いつつ、このプロジェクトでは、生産に関わる方々に負担をかけない最低限の価格で販売したいと思います。製作パートナーの方達には、意義をご理解いただき協力をいただきました。藤森泰司アトリエも、プロジェクトを動かすための必要最低限のデザイン料を単価に乗せています。
さて、本題です! この試みに賛同してくださる方、つまりはこの3タイプのデスクを欲しい方を募集します! この価格は、受注生産でそれぞれ10台作ることを想定したものです。ですので、それぞれ10台に達したら発注します。これらは、この状況が改善されていっても有用な家具だと自負しています。そして、これはモノの値段に対するひとつの試みでもあります。
お子様のいる家族の方、あるいは一人暮らしの方、お父さんお母さんの自分用のデスク、兄弟姉妹で使うデスク、皆さんの状況に上手くフィットできたら嬉しいです。
『都市から廃村に移住を 伊建築家ら「ポストコロナ」の新生活提案』という記事が、AFP BB newsに掲載されています。
「感染症はライフスタイルと共に都市と建築のデザインも変える」という記事が、ニューズウィーク日本版に掲載されています。

designboomが、伊豆シャボテン動物公園のレストランでの、カピバラのぬいぐるみを使ってソーシャルディスタンスを確保する試みを取り上げていて、1万以上シェアされるほどの反響になっています。
こちらはプレスリリースでの試みの紹介です。
「森のどうぶつレストランGIBBONTEI」は、食のエンターテインメント化を目指し2018年春にリニューアルいたしました。カピバラのぬいぐるみは、リニューアル当初から“お客様と相席”して当園ならではの心和むひとときを演出し、レストランの“顔”となってきました。
そしてこの度、新型コロナウィルス感染防止対策の一環として、お食事中のお客様同士が充分な距離を保てるようテーブルのレイアウトを変更、ぬいぐるみたちも“席替え”し、カピバラやレッサーパンダと“相席”することで自然とソーシャルディスタンスが確保できるように工夫いたしました。
フランス人デザイナーのクリストフ・ゲルニョン(Christophe Gernigon)が考案した、新型コロナウイルス以後に、人々がレストランの同じテーブルに着くための装置「Plex’eat」の写真が8枚、dezeenに掲載されています。

ツバメアーキテクツのウェブサイトに、東京・世田谷区の、小田急線の地下化に伴ってうまれた線路跡地に作られた公共的空間「下北線路街 空き地」の写真が15枚掲載されています。施設の公式サイトはこちら。
触れる公共的空間
「下北線路街 空き地」は、小田急線「下北沢駅」の東側に出現した公共的空間である。
この「下北線路街 空き地」ではまず、青みがかったグレーのコンテナや土管、ステージなど用いて公共的空間が立ち上がる下地を作っている。その下地に人々が色付けし、自分たちの手垢を付けていく、そんなイメージで空間を構築した。例えば、地域住民がベンチや椅子に塗装で参加したり、地域から借りた植栽が混ざっていたりする。そして、イベントのプログラムも地域のプレーヤーを交え、企画などがなされている。
一般的な公園では、公によって提供されたスペースをどのようにトラブルを回避しながら活用していくか、という意味で「禁止事項」の側面が注目されがちだ。キャッチボール禁止・歌禁止・パフォーマンス禁止など様々なバツ印が付いているのも目にするようになってきた。そういった場所で過ごしていると、お行儀良くすることが公共だ、と刷り込まれているような気持ちにさえなってくる。
この場所では、逆向きのアプローチで、様々なレイヤーにおける実践の積み重ねによって住宅地の中に公共的空間を作ろうとしている。 なので随分と自由な場所となっている。
その場所を、ソフト的にもハード的にも“触れる”ようにすることが、自由さを伴う公共的空間の実装に今必要なのではないかと考えている。
ニューヨーク市当局が、ブルックリンのドミノパークの芝生に、社会的距離を保つための白い円をペイントしたそうです。designboomに写真が7枚掲載されています。
twitterにも写真が投稿されています。
It can be done. (📷 @hlswift_#DominoPark #Brooklyn for @nytimes via @time.) pic.twitter.com/zDBXYOmHVK
— Reading The Pictures (@ReadingThePix) May 17, 2020
People sit in social distancing circles at Domino Park in Williamsburg.
Anillos de hierba. pic.twitter.com/xyeepEZhyp
— JuliusArim🇪🇸🦔🍸👽🥐 (@juliusarim) May 18, 2020
ミース・ファン・デル・ローエが設計して1951年に完成した、アメリカ・イリノイ州の「ファンズワース邸」が、近隣の川の氾濫により、床スラブ下まで水につかってしまう事態に見舞われています。
Here are latest shots of the Farnsworth House, provided by Scott Mehaffey, the house’s executive director. Surrounded by the floodwaters of the swollen Fox River, the house resembles a beleaguered house boat. “Just hoping the water stays below floor level!” Mehaffey says. pic.twitter.com/J66WroIhad
— Blair Kamin (@BlairKamin) May 19, 2020
ファンズワース邸は、川の氾濫を想定して床スラブが持ち上げられた設計になっているのは有名ですが、2008年の氾濫時には、床スラブレベルを超えて浸水してしまったこともありました。以下はその時の写真。
The flood-prone Farnsworth House could soon get a permanent lift: http://t.co/4Bc4EuM3iA pic.twitter.com/1bDyfc8Vic
— Architectural Record (@ArchRecord) May 19, 2014