design archive

VUILDによる、東京・渋谷区の「笹塚駅のベンチ」
VUILDによる、東京・渋谷区の「笹塚駅のベンチ」 photo©黒部駿人
VUILDによる、東京・渋谷区の「笹塚駅のベンチ」 photo©黒部駿人
VUILDによる、東京・渋谷区の「笹塚駅のベンチ」 photo©黒部駿人

VUILDが設計した、東京・渋谷区の「笹塚駅のベンチ」です。

京王笹塚駅前広場の改修プロジェクトである。

地元商店街の市民と共に設計を行い、制作は通学路として利用する地元小学生ら共にに行うなど、設計から施工まで参加型のワークショップ形式で実施した。

その中で出てきた与件をもとに、子供からお年寄りまでが利用できるよう、緩やかに高さが変化する円弧状の平面形状を採用した。

ワークショップの中では広場の様々な使い方が議論されたため、広場の足元に敷いた円弧上のグリッド沿ってアンカーを埋め込むことで、プラレールのように自由に配置を変更可能なモジュールを提案した。

また、地域の木材を使うことで持続可能な社会づくりに貢献すると共に、自然と人間の繋がりを再認識して欲しいという思いから多摩産材檜を使用することで、上流の森と下流の都市との関係性を紡ぐことを目指した。

建築家によるテキストより
狩野佑真 / studio yumakanoによる家具コレクション「Rust Harvest Furniture」
狩野佑真 / studio yumakanoによる家具コレクション「Rust Harvest Furniture」 photo©Gottingham
狩野佑真 / studio yumakanoによる家具コレクション「Rust Harvest Furniture」 photo©Gottingham

狩野佑真 / studio yumakanoがデザインした家具コレクション「Rust Harvest Furniture」です。

“Rust Harvest|錆の収穫”で収穫した素材を用いた、ユニークピースの家具コレクション。

アクリルならではの光の屈折と厚みを通して見る錆は非常に神秘的であり、まるでどこか遠い惑星の大地を覗き込んでいるかのような感覚になる。

アクリルとは別に一部分だけその錆由来の金属(赤錆=鉄、青錆=銅)を使うことで、錆の色と元の素材の対比を表現した。

金属部分はあえてコーティングせず無垢のまま仕上げ、湿気などで自然と錆が発生し何十年も経過したのちにアクリル部分の錆と同じ色になることを想定している。

錆、アクリル、金属という自然素材と工業製品が融合した、非常に美しい彫刻的な家具である。

デザイナーによるテキストより
狩野佑真 / studio yumakanoによる、栃木・那須烏山市の住宅のエンランス壁面「Rust Harvest|Wall for S house」
狩野佑真 / studio yumakanoによる、栃木・那須烏山市の住宅のエンランス壁面「Rust Harvest|Wall for S house」Installation View Photo : StudioXxingham photo©Gottingham
狩野佑真 / studio yumakanoによる、栃木・那須烏山市の住宅のエンランス壁面「Rust Harvest|Wall for S house」Installation View Photo : StudioXxingham photo©Gottingham
狩野佑真 / studio yumakanoによる、栃木・那須烏山市の住宅のエンランス壁面「Rust Harvest|Wall for S house」Installation View Photo : StudioXxingham photo©Gottingham

狩野佑真 / studio yumakanoがデザインした、栃木・那須烏山市の住宅のエンランス壁面「Rust Harvest|Wall for S house」です。

栃木県那須烏山市に新築された住宅のエントランス壁面デザインのプロジェクト。

小高い敷地の近隣には広大な農地と川が流れ、刻一刻と表情を変える山並みと大きな空、豊かな自然が織りなす伸びやかなランドスケープが広がる。建築外構には水盤や地元の大谷石の床材、巨大な庭石がいくつも並び、建築ファサードは焼杉に覆わている。インテリアにはホワイトオークやタモなどの無垢材が多用され、天井には和紙が張り巡らされ自然素材が空間に重なる。

そのような建築要素のなかで、エントランス壁面を ”Rust Harvest|錆の収穫” の素材を用いてデザインした。住人が毎日通る玄関でありながらも、来訪客を迎え入れるエントランスとして”圧倒的な美しさ” が求められた。

デザイナーによるテキストより
狩野佑真 / studio yumakanoによる「Rust Harvest|Grid」
狩野佑真 / studio yumakanoによる「Rust Harvest|Grid」Untitled (Some Rust #80), 2020 © Gottingham Image courtesy of Studio Yumakano and Studio Xxingham photo©Gottingham

狩野佑真 / studio yumakanoがデザインした「Rust Harvest|Grid」です。

“Rust Harvest|錆の収穫” の素材を用いた、グリッドシステムデザイン。
与えられた面に対して、グラフィカルに絵を描く感覚で1枚1枚模様の異なる Rust Harvest のピースをレイアウトしていく。このシステムを垂直面に施せば壁やパーテーションになり、水平面に施せば座面やテーブルトップにもなり得る。あらゆる空間やプロダクトに応用でき、Rust Harvest の1ピースの大きさや厚み、目地の幅は様々なサイズに製作可能である。

デザイナーによるテキストより
吉岡徳仁による、GINZA SIXでのインスタレーション「Prismatic Cloud」
吉岡徳仁による、GINZA SIXでのインスタレーション「Prismatic Cloud」
吉岡徳仁による、GINZA SIXでのインスタレーション「Prismatic Cloud」
吉岡徳仁による、GINZA SIXでのインスタレーション「Prismatic Cloud」 photo©Sohei Oya

吉岡徳仁による、GINZA SIXでのインスタレーション「Prismatic Cloud」です。展示期間は2020年10月下旬までを予定。

「Prismatic Cloud」は、かたちのない光を表現した作品です。自然の原理にインスピレーションを受けた全長10メートルの光の彫刻は、およそ1万本のプリズムロッドを積層させることで光を透過する透明のレイヤーを無数に創り出し、約400平米の中央吹き抜け空間に雲のような光の造形を生み出します。それはまるで太陽の光を纏う大きな雲のように、人々の心を揺さぶる体験をもたらすことでしょう。

デザイナーによるテキストより
吉岡徳仁がルイ・ヴィトンのレストランのためにデザインしたチャージャープレート「LOUIS VUITTON Charger plate」
吉岡徳仁がルイ・ヴィトンのレストランのためにデザインしたチャージャープレート「LOUIS VUITTON Charger plate」

吉岡徳仁がルイ・ヴィトンのレストランのためにデザインしたチャージャープレート「LOUIS VUITTON Charger plate」です。非売品との事です。

2020年2月1日にオープンした、ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋。
その最上階には世界で初めてレストランが併設された。

このルイ・ヴィトンのレストランのために、吉岡徳仁がチャージャープレートをデザイン。
メゾンを象徴するモノグラムから生み出された彫刻的な造形は、
歴史と未来のコントラストを表現し、人々を時間の旅へと誘なう。

デザイナーによるテキストより
家具デザイナーの藤森泰司と、伊東建築塾・子ども建築塾卒業生が対話している動画

家具デザイナーの藤森泰司と、伊東建築塾・子ども建築塾卒業生が対話している動画です。

クリエイターゲスト:藤森泰司(家具デザイナー/藤森泰司アトリエ)
10代ゲスト:子ども建築塾卒業生
MC:佐藤海(GAKU事務局)

新しい学び舎のオンライン配信シリーズ「ガクジン」。
9月から始まるGAKUの伊東建築塾クラス「自分の興味をカタチにする」の講師を務める、家具デザイナーの藤森泰司氏と、伊東建築塾が運営している子ども建築塾卒業生が対談を行いました!

コールハースと書籍『S, M, L, XL』を制作したことでも知られるデザイナー ブルース・マウに、若者へのアドヴァイスを聞いているインタビュー動画

レム・コールハースと書籍『S, M, L, XL』を制作したことでも知られるデザイナー ブルース・マウに、若者へのアドヴァイスを聞いているインタビュー動画です。制作はルイジアナ美術館。

新井里志+中富慶 / Kii inc.による「カルティエのコンビニ」
新井里志+中富慶 / Kii inc.による「カルティエのコンビニ」 photo©兼下昌典

新井里志+中富慶 / Kii inc.が設計した「カルティエのコンビニ」です。2018年9月に渋谷で行われたイベントの為にデザインされたものです。

1本の釘をモチーフにしたカルティエのジュエリー「ジュスト アン クル」のプロモーションイベントとしてのコンビニ。その象徴となる場所をデザインした。
ありふれた一本の釘をジュエリーへと昇華させたように、ドリンク棚やサインといったコンビニにある日常的な風景を「ジュスト アン クル」のストーリーに沿った特別なものへと変えた。

建築家によるテキストより
隈研吾が会場デザインとパビリオン等を手掛けた、2019年に平安神宮額殿と京都新聞社印刷工場跡で公開された「TAKUMI CRAFT CONNECTION-KYOTO」の写真

隈研吾が会場デザインとパビリオン等を手掛けた、2019年に平安神宮額殿と京都新聞社印刷工場跡で公開された「TAKUMI CRAFT CONNECTION-KYOTO」の写真が10枚公開されています。

LEXUS NEW TAKUMI PROJECTの一環として、日本の「匠」の技を世界へ発信する展覧会の会場を、京都の2つの特別な空間─平安神宮額殿、京都新聞社印刷工場跡─でデザインした。
平安神宮では2人の若い匠と僕自身が共働して、2つのオブジェクトを作った。ひとつは吉野の平井健太と吉野杉を曲げて作ったGURU-GURUというマユのようなパビリオン。もうひとつは土佐の組木の職人岩本大輔と作ったGUNE-GUNEという、曲面状の組木を使った家具である。

スマートアンドグリーンデザインの会場構成による、マドリッドでの、ネオン管を多用したデザインが特徴的なヴィデオゲームの歴史を伝える展覧会「GAME ON」の会場写真と動画

スマートアンドグリーンデザイン(smartandgreendesign)の会場構成による、マドリッドでの、ネオン管を多用したデザインが特徴的なヴィデオゲームの歴史を伝える展覧会「GAME ON」の会場写真が10枚、designboomに掲載されています。会期は終了しているようです

以下が会場の様子を伝える動画。

ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生トーマス・ゴスナーが考案した、公共空間で人々が必要な時だけ使うことができ場所を取らないベンチの写真

ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生トーマス・ゴスナー(Thomas Gossner)が考案した、公共空間で人々が必要な時だけ使うことができ場所を取らないベンチの写真が5枚、designboomに掲載されています。

以下は制作プロセスの様子を紹介している動画。

Takramの田川欣哉へのインタビュー記事「五感の領域さえデジタルが担うかも」

Takramの田川欣哉へのインタビュー記事「五感の領域さえデジタルが担うかも」が、fashionsnap.comに掲載されています。

PARTY × noizによる、森美術館での展覧会「未来と芸術展 : AI、ロボット、都市、生命」の為のインスタレーション
PARTY × noizによる、森美術館での展覧会「未来と芸術展 : AI、ロボット、都市、生命」の為のインスタレーション photo©PARTY
PARTY × noizによる、森美術館での展覧会「未来と芸術展 : AI、ロボット、都市、生命」の為のインスタレーション photo©PARTY

PARTY × noizによる、森美術館での展覧会「未来と芸術展 : AI、ロボット、都市、生命 ―― 人は明日どう生きるのか 豊かさとは何か、人間とは何か、生命とは何か」の為のインスタレーションです。※会期は2020年3月で終了しています。

noiz が PARTY と企画協力で参加している、「2025 年、大阪・関西万博誘致活動のための会場計画案」は、未来の社会を体現するため、「非中心」、「離 散」といったキーワードを核として、多様な個や集団の間で常に変化する現代ならではの関係性が表現されています。 同時に自動運転をはじめ とする自律型モビリティや AR/MR( 拡張現実 / 複合現実 ) などの新しい都市的要素の運用にも適合した次世代の都市構造を提案するモデルでも あります。本展示では、計画案に組み込まれたさまざまな新しい試みや特徴が、未来都市のひとつのあり方として再構成されています。

建築家によるテキストより
デザインとアートの中間に位置するような家具作品を手掛けるミュラー・ヴァン・セーヴェレンの、仏モダニズム建築家設計のヴィラで行われている展覧会の会場写真

デザインとアートの中間に位置するような家具作品を手掛けるミュラー・ヴァン・セーヴェレンの、仏モダニズム建築家ロベール・マレ=ステヴァンス設計のヴィラ(Villa Cavrois)で行われている展覧会の会場写真が9枚、designboomに掲載されています。2020年10月31日まで行われているようです。彼らの公式サイトでも作品の写真が多数閲覧できます。

植田実による、倉俣史朗が1975年に完成させた山梨の「山荘T」に関する西沢大良の考察を紹介したテキストが公開(山荘Tの原図も掲載)

植田実が、倉俣史朗が1975年に完成させた山梨の「山荘T」に関する、西沢大良の考察を紹介したテキストが公開されています。「山荘T」の原図も掲載されています。本文中で紹介されている西沢の論考が収録された書籍は『倉俣史朗とエットレ・ソットサス』です。

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。