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デザインリサーチャーの木原共が、自身のプロジェクトを紹介して、ネット上で話題になっている記事『「物乞い」の行為をデザインする』

デザインリサーチャーの木原共が、自身のプロジェクトを執筆して、ネット上で話題になっている記事『「物乞い」の行為をデザインする』が、mediumにあります

デザインリサーチャーの木原共が、自身のプロジェクトを紹介して、ネット上で話題になっている記事『「物乞い」の行為をデザインする』が、mediumにあります。
ソーシャルブックマークのはてなブックマークで、約500のユーザーからブックマークされるなどして多くの人たちに閲覧されています。こちらで、そのコメントも読むことができます

ストリート・ディベートは路上で問題提起をし、世論を硬貨で可視化する職業である。これは、路上での「ものごい」に代わる行為でもあり、尊厳を損なわずにお金を稼ぐことができる誰もが出来る方法である。

路上で暮らすことを余儀なくされた人々が、友好的な会話を通して社会へ対等な立場で再接続する最初のステップとなることを目指している。

ロンドンではストリート・ディベートで1時間に平均13.5ポンドを稼ぎ、12.5人を議論に巻き込むことが明らかになっている。

現在もロンドンでは1 人のストリート・ディベーターが、通りすがりの人々にベーシックインカムの是非を問いながら日々の生活費を稼いでいる。

私たちはかつてないほど思想的に分断された社会の中を生きている。SNSがもたらしたエコーチェンバー現象による思想の分断が社会に歪みをもたらし、世界中の国の政治が極端なイデオロギーに傾き始めている。

社会の両極化を是正できるのはデモによる一方的な方法での思想の押し付けではなく、様々な背景から来た人が顔を合わせ、異なる立場を保ちつつ意見の違いを議論することではないだろうか?

海外のデザインアワード等を多数受賞するTAKT PROJECTによる、個展「SUBJECT ⇌ OBJECT」が、東京六本木のAXIS GALLERYで開催 [2017/11/18-12/3]
海外のデザインアワード等を多数受賞するTAKT PROJECTによる、個展「SUBJECT ⇌ OBJECT」が、東京六本木のAXIS GALLERYで開催 [2017/11/18-12/3]

 
海外のデザインアワード等を多数受賞するTAKT PROJECTによる、個展「SUBJECT ⇌ OBJECT」が、東京六本木のAXIS GALLERYで開催

海外のデザインアワード等を多数受賞するTAKT PROJECTによる、個展「SUBJECT ⇌ OBJECT」が、東京六本木のAXIS GALLERYで開催されます。会期は2017年11月18日~12月3日。

TAKT PROJECTによる初の個展。
「SUBJECT ⇌ OBJECT」という独自のデザイン視点を、
デザインマイアミ(for Swarovski)やミラノデザインウィークで発表した日本初公開プロジェクト、
新プロジェクトを含めた、7つのプロジェクトと共に展示致します。

SUBJECT ⇌ OBJECT
「こうあるべき」そんな暗黙の了解ともいえる既成の枠組みは無数にある。
価値の共通認識であるそれは、理解を助け、コミュニケーションを円滑にし、何かを作り出すうえでも重要な役割を果たす。
しかし、そんな枠組みから逸脱したものを発見した時、自分の中の既成概念が強く揺さぶられる。それは、信じていた物が崩れていく不安な体験かもしれない。しかし、別の可能性に出会い、心が動く特別な瞬間でもあるはずだ。
デザインを通して、そんな変化をつくろうと考えている。
ある枠組みを思索し、別の可能性につながる主題を”SUBJECT”と呼び、それを知覚するために具現化した物を”OBJECT”と呼ぶ事にする。それは、プロダクトとして今日明日の生活を豊かにする物ではないかもしれない。しかし、より長い時間軸を前提とした根源的な問いかけであり、より正解の無いこれからの社会における、デザインの重要な態度だと考えている。本展では、TAKT PROJECTが行なってきた自主研究プロジェクトを中心に「SUBJECT ⇌ OBJECT」を7つの具体例と共に展示する。

オープニングレセプション|11月17日(金) 18:30 – 21:00 *どなた様もご来場頂けます。

吉岡徳仁のガラス作品を特集する展覧会「光とガラス」が21_21で開催中(入場無料で11/13まで)
吉岡徳仁のガラス作品を特集する展覧会「光とガラス」が21_21で開催中(入場無料で11/13まで) photo©Masaya Yoshimura
吉岡徳仁のガラス作品を特集する展覧会「光とガラス」が21_21で開催中(入場無料で11/13まで)

吉岡徳仁のガラス作品を特集する展覧会「光とガラス」が21_21 DESIGN SIGHTのギャラリー3で開催されています。ここでは会場写真を紹介します。展覧会は入場無料で2017年11月13日まで開催中。

詩的で実験的な独自の表現で、国際的に活動するデザイナー吉岡徳仁。光の表現に最も近い素材としてガラスに着目し、創作の本質に迫ります。代表作である「Water Block – ガラスのベンチ」から最新作の「Glass Watch」まで、吉岡徳仁による光の世界をご覧下さい。(via 2121designsight.jp)

2017年のグッドデザイン大賞にヤマハのカジュアル管楽器 「Venova」が選出。金賞には、SALHAUSの中学校、前田圭介 / UIDらのアーケードも選出。

2017年のグッドデザイン大賞にヤマハのカジュアル管楽器 「Venova」が選出されています

2017年のグッドデザイン大賞にヤマハのカジュアル管楽器 「Venova」が選出されています。
大賞の候補に残っていたSALHAUSの「陸前高田市立高田東中学校」はプレゼンの結果、金賞になっています。また、その他の建築分野を見てみると、金賞には前田圭介 / UIDらのアーケードも選出されています。

吉岡徳仁による「Glass Watch」

吉岡徳仁による「Glass Watch」です。
ISSEY MIYAKEプロデュースのウオッチ・プロジェクトの新しいプロダクトとしてデザインされたものです。
公式サイトにその詳細が掲載されています。
以下はプレスリリースよりの抜粋。

商品コンセプト
研ぎ澄まされたガラス素材で様々な立体造形を生み出す吉岡 徳仁氏。透明なガラスの底に閉じ込められた時計の針はまるで時が止まったような静寂さを感じさせます。手に取ると差し込む光線が輝きを放ち、まわりの風景を映し出しながら表情豊かで独創的なウオッチへと変化します。「ガラスウオッチ」は、自然の光を受けて輝きを放つオブジェなのです。

吉岡徳仁がイッセイミヤケのために新しくデザインした腕時計の写真など

吉岡徳仁がイッセイミヤケのために新しくデザインした腕時計の写真などが公式サイトに掲載されています

吉岡徳仁がイッセイミヤケのために新しくデザインした腕時計の写真などが公式サイトに掲載されています。
amazonで購入も可能です。

MVRDVが、ダッチ・デザイン・ウイーク2017のためにデザインした、内部の人間の動きが可視化される仮設ホテルの写真

MVRDVが、ダッチ・デザイン・ウイーク2017のためにデザインした、内部の人間の動きが可視化される仮設ホテルの写真がdezeenに掲載されています

MVRDVが、ダッチ・デザイン・ウイーク2017のためにデザインした、内部の人間の動きが可視化される仮設ホテルの写真が10枚、dezeenに掲載されています。
MVRDVは1997年に、二つの住戸がパズルのように組み合わさった「DOUBLE HOUSE」という作品を完成させており、今回のインスタレーションのコンセプトとの類似を感じます。
また日本では、長坂常による2009年の、当時の自身の事務所をホテルに変身させるというインスタレーション「happa hotel」という作品があります。こちらでも断面で人の動きを見せる操作が取られていました。

『マスメディアとしての近代建築』の著者 ビアトリス・コロミーナらの新しい書籍『我々は 人間 なのか? – デザインと人間をめぐる考古学的覚書き』

『マスメディアとしての近代建築』の著者 ビアトリス・コロミーナらの新しい書籍『我々は 人間 なのか? – デザインと人間をめぐる考古学的覚書き』がamazonで予約受付中です

マスメディアとしての近代建築』の著者 ビアトリス・コロミーナらの新しい書籍『我々は 人間 なのか? – デザインと人間をめぐる考古学的覚書き』がamazonで予約受付中です。発売は2017年10月24日。
出版社のウェブサイトに概要とプレビュー画像が掲載されています。2017年1月に出版された『Are We Human? Notes on an Archaeology of Design』の翻訳版。

本書は、先史時代(石器)から現代(ソーシャルメディア)に至るまでの、人間と人間が作り出した人工物(artifact)の関係性を照らし出すことで、現在の私たちが理解している「人間」と「デザイン」の意味に揺さぶりをかけます。

ダーウィンやプレストウィッチらによって発見された、生物学的・考古学的な「人間」。
その人間像や工業化に影響を受けた、実はポスト・ヒューマン思想への反応である近代デザイン。
こうして19世紀に見出されたデザインから、アメリカでつくられたグッド・デザイン、そして20世紀を代表するデザイナーであるル・コルビュジエやチャールズ&レイ・イームズたちへ……

デザインの変遷をたどることで、よいデザインは「なめらかさ」という麻酔であること、そこには「欲望」や「亡霊」が隠されていることが暴露されていきます。著者の歩みはそこで終わることなく、生命すらデザイン可能なバイオテクノロジー、携帯電話とソーシャルメディア……と、現在私たちが生きる「デザインの帝国」を問い直します。

第3回イスタンブール・デザイン・ビエンナーレのエッセンスを凝縮して新たに展開させた本書は、デザインという鏡に映る私たち「人間」の姿を追い求めます。その導き手となる問いこそが、 “are we human?”(我々は 人間 なのか?)なのです。

我々は 人間 なのか? - デザインと人間をめぐる考古学的覚書き

ジャスパー・モリソンが日本のメガネメーカー・JINSのためのデザインしたフレームの写真

ジャスパー・モリソンが日本のメガネメーカー・JINSのためのデザインしたフレームの写真が公開されています

ジャスパー・モリソンが日本のメガネメーカー・JINSのためのデザインしたフレームの写真が公開されています。

Concept

プロダクトデザイナーJasper Morrisonとともにメガネの“今”あるべき姿を問い直し、1mm以下から再設計。
無駄を削ぎ落としたからこそみんなに似合う、これからの時代の究極の「普通」が完成しました。

マーク・ニューソンによる、ルイヴィトンのトランクの写真など エイトブランディング・西澤明洋による、NOSIGNER・太刀川瑛弼へのインタビュー『「応力」の最適解の追求は、デザインにも通じる』

エイトブランディング・西澤明洋による、NOSIGNER・太刀川瑛弼へのインタビュー『「応力」の最適解の追求は、デザインにも通じる』が、NIKKEI DESIGNに掲載されています

エイトブランディングデザイン・西澤明洋による、NOSIGNER・太刀川瑛弼へのインタビュー『「応力」の最適解の追求は、デザインにも通じる』が、NIKKEI DESIGNに掲載されています。
インタビューシリーズ「アーキテクチュアル・シンキング アイデアを実現させる建築的思考術」として連載されているものです。

坂本一成がデザインしたベンチ「BENCH 2016」の写真など

坂本一成がデザインしたベンチ「BENCH 2016」の写真などが、S.O.L.O.のウェブサイトに掲載されています

坂本一成がデザインしたベンチ「BENCH 2016」の写真などが5枚、S.O.L.O.のウェブサイトに掲載されています。リンク先ページで購入もできるようです。

なんでもない台のようなベンチを作りました。
建築家の坂本一成さんが手がけた住宅や自邸に収められた、非常にシンプルな作り付けの棚や食器棚が、愛着を持って何十年も使われ続けているその表情を見て、aemonoは、人の生活と共にこういう経年変化をしていくものを作りたいと思い、坂本さんのもとへ相談に伺ったのが事の始まりです。建築家が物件のためにひとつふたつ特別に作る家具も、今の時代なら少しずつ作って売ることができるのではないかという提案をし、坂本さんから「ありうる」と返事をいただきました。まずは一番シンプルなものからと、東工大蔵前会館の設計などに合わせて製作されたベンチを作ることにしました。当時は合板に化粧として突板などを貼る加工が施されていたベンチですが、デザインの細部や表情は変えることなく、時代性を踏まえ、素材は合板だけでもっとシンプルな作りに。シンプルだからこそディテールが重要で、合板は素材同士を接合する精度の高さが、仕上がりの美しさに如実に表れます。「BENCH 2016」の製作を行うイノウエインダストリイズは、合板の特徴を熟知した職人が働く工場。 日常に寄り添い、長く愛用されるであろうさりげないこのベンチは、東京・杉並区高円寺の住宅街の小さな工場で丁寧に作られています。

吉岡徳仁が、ドン ペリニヨンのためにデザインしたアートピース「Prism」と、限定ギフトボックス・ボトルラベル

吉岡徳仁が、ドン ペリニヨンのためにデザインしたアートピース「Prism」と、限定ギフトボックス・ボトルラベルです。

アートピース「Prism」

250年以上の歴史を誇る、最も格式高いクリスタルブランド バカラ(Baccarat)のハンドメイドにより制作されたアートピース「Prism」は、光がドン ペリニヨンのボトルと透明なプリズムの表面を透過し、屈折することで無数の色のスペクトルが現れ、輝きを放ちます。
この光の空間芸術は、3つのプリズムで構成され、暗色の作品中央部から輝きをとき放ちます。

ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2009 by 吉岡徳仁 限定ギフトボックス

吉岡徳仁は、その本質にある「光」の輝きによりドン ペリニヨン ヴィンテージ 2009の独特の個性と魅力を開示し、限定ギフトボックスとボトルのシールド(盾形のラベル)に表現しました。
ドン ペリ二ヨンを象徴するシールドに新たな解釈を与え、ダークな色調をたたえたドン ペリ二ヨンのボトルから放たれるパワーとして、シールドを捉え、その揺らめくエネルギーと玉虫色の輝きは、立体的でホログラムのような存在感を放ちます。

iPhoneの新モデル「X」と「8」・「8S」の概要が公式サイトで公開 ジャスパー・モリソンとハイメ・アヨンが、メンズウエアのブランドを設立

ジャスパー・モリソンとハイメ・アヨンが、メンズウエアのブランドを設立していて、その写真がdezeenに掲載されています

プロダクトデザイナーのジャスパー・モリソンハイメ・アヨンが、メンズウエアのブランドを設立していて、その写真が4枚、dezeenに掲載されています。ブランド名は「Jijibaba」だそう。

深澤直人に、「 AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展」について聞いているインタビュー動画

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