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ドットアーキテクツによる、TOTOギャラリー・間での建築展「POLITICS OF LIVING 生きるための力学」が開催
ドットアーキテクツによる、TOTOギャラリー・間での建築展「POLITICS OF LIVING 生きるための力学」が開催馬木キャンプ(香川県、2013年)/ 自主施工による地域の交流施設。ドットアーキテクツと住民総出で一日で制作した映画の、一夜限りの上映会。 photo©HIDEAKI HAMADA

ドットアーキテクツによる、TOTOギャラリー・間での建築展「POLITICS OF LIVING 生きるための力学」が開催されます。会期は、2023年5月18日~8月6日です。展覧会の公式ページはこちら

TOTOギャラリー・間では、「ドットアーキテクツ展 POLITICS OF LIVING 生きるための力学」を開催します。
ドットアーキテクツの特徴は、建築の計画/設計/施工/使用を同じ地平でとらえ直し、そのすべての過程に取り組むことにあります。手に届く範囲にある材料や人手、知己や地縁までも資源としてその力を総動員することで、すべての人が自ら使う建築の創造に能動的に関わる可能性をテーマにしています。
分業制による従来の建築の枠組みを飛び越えるドットアーキテクツの一見型破りともいえる活動に共感して、地域の人や多彩な仲間が自然に集まり、仕事と遊びの両方を楽しみながら、みなが生き生きと暮らす場が今、各地で生まれています。たとえば小豆島では、瀬戸内国際芸術祭で「馬木キャンプ」(2013年)を建設して以来、アートを通じた地域の教育普及の場所づくりに10 年にわたり取り組んでいます。本拠地の大阪・北加賀屋の「千鳥文化」(2017年~)では、設計だけでなく運営にも携わっています。こうした具体的な場の創出に、現実に柔軟に対応しながら継続的に関わり続けていくことで、そこにふさわしい場所が徐々に立ち上っていきます。それら彼らが「小さな自治空間」と呼ぶものを生み出す力学(POLITICS OF LIVING)こそが、現状を突破し社会を変革する鍵だとしています。
本展では、建築の可能性を広げる彼らの活動の全貌を紹介するとともに、中庭にパターゴルフ場を出現させ、その場でパターを手作りして一緒に楽しめる、余暇を自らつくり楽しむ体験を生み出します。本展覧会を通して、ドットアーキテクツの「生きるための力学」の意味を見いだしていただければ幸いです。
(TOTOギャラリー・間)

リリーステキストより
【ap job更新】 図書館や地域拠点等の、人々が交流する“居場所”の設計を得意とする「アイダアトリエ」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 図書館や地域拠点等の、人々が交流する“居場所”の設計を得意とする「アイダアトリエ」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 図書館や地域拠点等の、人々が交流する“居場所”の設計を得意とする「アイダアトリエ」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中コードマーク御代田

図書館や地域拠点等の、人々が交流する“居場所”の設計を得意とする「アイダアトリエ」の、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

私たちは、公共図書館や宿泊施設、コワーキングスペース、カフェ、民間による地域拠点施設等、人々が集まり交流する新しい「居場所」の設計を得意としています。特徴的なのは、実際の運営や利用をリアルに想定しながら、他分野や周辺領域の専門家との協働や対話を通じてワークショップ的に進める設計手法です。また、スタッフとも共に議論をしながら一緒にアイディアを出し合って設計を進めるなど、プロジェクトを通して、多くのことを吸収し成長できる環境の創出にも努めています。好奇心旺盛で意欲的な方に是非チームに加わって頂きたいと思っておりますので、是非ご応募をお待ちしております。

アトリエは、路地裏の雰囲気を残す街、東京・神楽坂の坂の上、赤城神社すぐ横の坂道に面する1階に位置しています。神社からのお囃子の音や街の往来の雰囲気を直に感じながら、風通しのよい環境で日々設計に取り組んでいます。直ぐ隣には弊社でリノベーション設計をしたブティック「DOUBLE MAISON」、徒歩5分圏内に設計したホステル&カフェ「UNPLAN Kagurazaka」(スタッフと一緒に度々ランチにいきます)や雑貨店「Cliccmi+」があり、全国の仕事を引き受けながらも、アトリエと地域とのつながりを大切にしたいと考えています。

【ap job更新】 ベネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞した建築家らが率いる「waiwai」が、ドバイ及び東京での 設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 ベネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞した建築家らが率いる「waiwai」が、ドバイ及び東京での 設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 ベネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞した建築家らが率いる「waiwai」が、ドバイ及び東京での 設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中ベネチアビエンナーレ国際建築展 金獅子賞(画像提供:National Pavilion UAE)

ベネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞した建築家らが率いる「waiwai」の、ドバイ及び東京での 設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

waiwaiは、山雄和真とWael Al Awarの2人のパートナーが率いる、東京とドバイを拠点とする建築設計事務所です。
東京とドバイを拠点としながら、日本国内をはじめ、中東・アジア・アフリカの様々な国や地域において幅広い設計・デザイン業務を手がけています。

一昨年のベネチア・ビエンナーレ国際建築展では、弊社パートナーがキュレーションしたUAE館が、最高賞である金獅子賞を受賞しました。単なる設計事務所の枠を超えて様々な活動を行っており、国際的に高い評価を得ています。現在進行中のプロジェクトに、数万㎡規模の美術館・アートギャラリーやホテル、大規模住宅地開発、数千㎡規模のホテル・ヴィラ/別荘・商業施設・福祉施設・リノベーション等々、多種多様なプロジェクトが動いています。

まだまだ若い事務所ですが、比較的大規模な民間の建築プロジェクトが複数同時に動いていることが特徴です。
クライアントや協働する関係者も国内外多様な人々と日々関わっており、チームメンバー全員が前線に立ちますので、組織設計では手に入れることのできない経験が得られるはずです。

デザインの面においては、ひとつひとつのプロジェクトが真に求めているものを様々な角度から分析し、「そこにしかない物語」を構築することによって、関係者全員の意思共有を図るとともに、その都度全く異なったデザインを行うことを信条としています。

昨年度より、会社規模の一層の発展を目指した組織改編を行っています。中東地域を中心とする海外プロジェクトにおいても、日本チームとドバイチーム双方で携わり、すべてのチームメンバーが、国内外双方のプロジェクトに関わる機会を作っていきます。

本年は、この新たな体制づくりを見据えた新規メンバーを募集したいと思い、大きく2通りのキャリアパスを想定した募集方法としました。詳細は以下の[勤務地]の欄をご確認下さい。日本人として海外で、あるいは海外と活躍する、私たちwaiwaiでしか得ることのできない経験を元に他にないチームを共に作り上げていく仲間を募集します。

大きな視点で様々なプロジェクトに共に挑戦してくれる方の応募をお待ちしています。

平田晃久建築設計事務所が、「練馬区立美術館・貫井図書館」改築プロポで受託事業者に選定。提案書と講評も公開
平田晃久建築設計事務所が、「練馬区立美術館・貫井図書館」改築プロポで受託事業者に選定。提案書と講評も公開 image©平田晃久建築設計事務所 , courtesy of 練馬区
平田晃久建築設計事務所が、「練馬区立美術館・貫井図書館」改築プロポで受託事業者に選定。提案書と講評も公開 image©平田晃久建築設計事務所 , courtesy of 練馬区

平田晃久建築設計事務所が、「練馬区立美術館・貫井図書館」改築プロポーザルで受託事業者に選定されています。
1次審査を通過していたのは、高橋一平建築事務所、山本理顕設計工場、阪根宏彦計画設計事務所、藤本壮介建築設計事務所、西澤・畝森設計共同体、平田晃久建築設計事務所でした。

本プロポーザルおいて、練馬区立美術館および練馬区立貫井図書館改築等基本設計候補者選定委員会による審査の結果、株式会社平田晃久建築設計事務所を設計候補者に選定し、受託事業者として決定しました。

以下の画像は拡大可能です

大松俊紀アトリエによる、椅子「ARK01」。自身設計のアルミ椅子の“木製”ヴァージョン。経験の中でアルミ材料の木材への“置き換え”の可能性に気づき、合板の厚みや細部の調整で実現。座面の裏側の塗装で“浮遊感”を増し円弧の存在を強調
大松俊紀アトリエによる、椅子「ARK01」。自身設計のアルミ椅子の“木製”ヴァージョン。経験の中でアルミ材料の木材への“置き換え”の可能性に気づき、合板の厚みや細部の調整で実現。座面の裏側の塗装で“浮遊感”を増し円弧の存在を強調 photo©大松俊紀
大松俊紀アトリエによる、椅子「ARK01」。自身設計のアルミ椅子の“木製”ヴァージョン。経験の中でアルミ材料の木材への“置き換え”の可能性に気づき、合板の厚みや細部の調整で実現。座面の裏側の塗装で“浮遊感”を増し円弧の存在を強調 photo©大松俊紀
大松俊紀アトリエによる、椅子「ARK01」。自身設計のアルミ椅子の“木製”ヴァージョン。経験の中でアルミ材料の木材への“置き換え”の可能性に気づき、合板の厚みや細部の調整で実現。座面の裏側の塗装で“浮遊感”を増し円弧の存在を強調 photo©大松俊紀

大松俊紀アトリエが設計した、椅子「ARK01」です。
自身設計のアルミ椅子の“木製”ヴァージョンとして計画されました。建築家は、経験の中でアルミ材料の木材への“置き換え”の可能性に気づき、合板の厚みや細部の調整で実現させました。また、座面の裏側の塗装で“浮遊感”を増し円弧の存在を強調する事も意図されました。アーキテクチャーフォトでは、元となったアルミ椅子「After Dark」も特集記事として紹介しています。

2022年に発表したAfter Darkの木製ヴァージョンである。

建築家によるテキストより

アルミニウムで椅子をデザインし始めて6年目となるが、椅子の形状によっては、少し厚みを変えるだけで、合板でも同じデザインが成り立つことが次第に分かってきた。特に「After Dark」のように、平板が中心の形状や、曲面を使用していても二次曲面であり、その接合部が金属溶接のように一体化しなくてもよい場合、合板に置き換えやすい。

建築家によるテキストより

それに、アルミニウムの椅子をデザインしている際も、形状を最終決定する前に、毎回のように合板で実物大のモックアップを作っている。「After Dark」のモックアップを制作していた際、アルミニウムを前提とした合板の厚みでは、揺れが大きいものの、少し厚みを変えれば、合板で成り立つであろうと予測はしていた(合板のモックアップは、2022年3月の個展で展示している)。また、アルミニウムでは得ることが出来ない多少の揺れも、合板の特徴だと感じていた。

建築家によるテキストより
パラスポーツの競技場等に関わる複合施設の基本設計プロポが、日本財団パラサポの主催で開催。“1973年1月1日以降生まれ”等の参加条件付

パラスポーツの競技場等に関わる複合施設の基本設計プロポーザルが、日本財団パラスポーツサポートセンターの主催で開催されます。実施要領書等の公開は2023年2月22日で、現在は同日に開催予定のオンライン説明会の案内申込を受付中です。

「(仮称)東八潮三丁目計画」について、基本設計者を公募型プロポーザルにより募集する予定です。
詳細については2月22日(水)に公開するとともに、同日11:00~12:30に説明会(ウェビナー形式)を実施する予定です。それ以前のお問い合わせは原則として受け付けることができませんのでご了承ください。

本プロポーザルへの参加を希望される方には、「2月22日(水)11:00~12:30」実施予定の説明会に関するご案内と、別途追加資料を配布いたします。

参加資格
以下の①~③を満たすものを代表提案者とする。
① 年齢制限:生年月日が1973年1月1日以降生まれのもの
② 必要資格:一級建築士資格を有するもの
③ 経験:一級建築士事務所を開設しているもの(またはその予定のあるもの)、あるいは現在一級建築士事務所に在籍しているもの(またはその予定のあるもの)

奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、大阪の「箕面森町のオフィス」。緑豊かな場への社屋と工場の移転計画。通常の閉鎖的な工場でなく“外部環境に開く”事を求め、螺旋状に上る“開口”と中間領域となる“テラス”を考案。訪問者の為の“会社と社会を繋ぐ”存在としても機能
奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、大阪の「箕面森町のオフィス」。緑豊かな場への社屋と工場の移転計画。通常の閉鎖的な工場でなく“外部環境に開く”事を求め、螺旋状に上る“開口”と中間領域となる“テラス”を考案。訪問者の為の“会社と社会を繋ぐ”存在としても機能外観 photo©exp 塩谷淳
奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、大阪の「箕面森町のオフィス」。緑豊かな場への社屋と工場の移転計画。通常の閉鎖的な工場でなく“外部環境に開く”事を求め、螺旋状に上る“開口”と中間領域となる“テラス”を考案。訪問者の為の“会社と社会を繋ぐ”存在としても機能4階、展示ホール photo©exp 塩谷淳
奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、大阪の「箕面森町のオフィス」。緑豊かな場への社屋と工場の移転計画。通常の閉鎖的な工場でなく“外部環境に開く”事を求め、螺旋状に上る“開口”と中間領域となる“テラス”を考案。訪問者の為の“会社と社会を繋ぐ”存在としても機能6階、食堂 photo©exp 塩谷淳
奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、大阪の「箕面森町のオフィス」。緑豊かな場への社屋と工場の移転計画。通常の閉鎖的な工場でなく“外部環境に開く”事を求め、螺旋状に上る“開口”と中間領域となる“テラス”を考案。訪問者の為の“会社と社会を繋ぐ”存在としても機能作業場 photo©exp 塩谷淳

奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureが設計した、大阪の「箕面森町のオフィス」です。
緑豊かな場への社屋と工場の移転計画です。建築家は、通常の閉鎖的な工場でなく“外部環境に開く”事を求め、螺旋状に上る“開口”と中間領域となる“テラス”を考案しました。また、訪問者の為の“会社と社会を繋ぐ”存在としても機能させる事も意図されました。

大阪江坂に点在しているオフィス、工場を箕面森町へ集約・移転する計画です。

建築家によるテキストより

エレベーターや工業機械のクラッチを製作しているこの会社の社長はより良い職場環境を求めて緑豊かな箕面の敷地を選ばれました。

建築家によるテキストより

通常工場は特に建物のコストを重視し、閉鎖的に建てられることが多いです。しかし、この敷地を選ばれた経緯をお伺いするとやはり少しずつでも豊かな外部環境に開くことが重要であると考えました。そこで、建物にらせん状に上る開口を計画し、この開口部分を建物からくり抜き、建物と屋外の中間領域であるテラスを設けました。

建築家によるテキストより
宇佐美元気による、静岡市の「清水の家」。背後に住宅群があり目前は空地という環境。敷地の“二面性”を意識して、前後の異なる状況に応える設計を志向。裏側では隣家との間に“庭”を設け、表側では環境を取り込む大開口を作る
宇佐美元気による、静岡市の「清水の家」。背後に住宅群があり目前は空地という環境。敷地の“二面性”を意識して、前後の異なる状況に応える設計を志向。裏側では隣家との間に“庭”を設け、表側では環境を取り込む大開口を作る photo©スタジオメロス
宇佐美元気による、静岡市の「清水の家」。背後に住宅群があり目前は空地という環境。敷地の“二面性”を意識して、前後の異なる状況に応える設計を志向。裏側では隣家との間に“庭”を設け、表側では環境を取り込む大開口を作る photo©スタジオメロス
宇佐美元気による、静岡市の「清水の家」。背後に住宅群があり目前は空地という環境。敷地の“二面性”を意識して、前後の異なる状況に応える設計を志向。裏側では隣家との間に“庭”を設け、表側では環境を取り込む大開口を作る photo©スタジオメロス

宇佐美元気が設計した、静岡市の「清水の家」です。
背後に住宅群があり目前は空地という環境に計画されました。建築家は、敷地の“二面性”を意識して、前後の異なる状況に応える設計を志向しました。そして、裏側では隣家との間に“庭”を設け、表側では環境を取り込む大開口が作られました。宇佐美は、針谷建築事務所の所属です。

共働きの夫婦と子供3人のための住宅です。
敷地は私鉄駅からほど近い住宅街に位置します。住宅街の外縁に面しているため、北側には住宅密集地を背負い、南側は緑地や駐車場といった空地が広がります。この敷地がもつ環境の2面性を同時に感じられる住宅を計画したいと考えました。

建築家によるテキストより

敷地は2面が道路接道であるため、1階は外部と距離感を持たせたいと考えました。
そこで住宅ボリュームを長辺半ばでくの字に振り裏庭を作りました。そして道路─玄関―ホール─廊下─裏庭が公私のグラデーションをもって連続する構成としました。
この包まれた巣穴のような共用部が外部との程よい距離感と繋がりを同時に形成する計画としています。

建築家によるテキストより

2階は敷地南側の空地に向けて大きく開いたおおらかなワンルームとしています。
1階からの階段を中心に据え、その周囲に主要な部屋が回遊性をもって配置されています。1階の包まれた空間から、階段を上がり、一気に気積が広がる2階へと移ろう体験は面積を超えた体験的な広がりを感じる計画となっています。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “やわらかい公共性”を志向し、環境と繋がる様々な建築を手掛ける「TA+A」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 “やわらかい公共性”を志向し、環境と繋がる様々な建築を手掛ける「TA+A」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 “やわらかい公共性”を志向し、環境と繋がる様々な建築を手掛ける「TA+A」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中湖の駅さめうらカヌーテラス ©Shigeo Ogawa

“やわらかい公共性”を志向し、環境と繋がる様々な建築を手掛ける「TA+A」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

私たちTA+Aは2014年に創業し、今年で10年目を迎えました。「その先の出来事を生む建築」をテーマに、様々な用途の建築や空間を作ってきました。

特に近年は「やわらかい公共性」について意識しています。規模の大小や使われ方も様々な建築が、まちや都市と緩やかに繋がる過程について日々考えています。中山間地の場所の魅力、長く使われるための事業性、再生が生む建築への愛着、元あった自然の継承や風景との対話など、一つ一つの建築を生み出す時に眼前にあるそういった事象たちが波紋の様に滲みあい広がりまちや都市に繋がることを、日々の些細なやりとりの中の気づきを繊細に感じながら設計をしています。

建築の設計と同時に、ブランディングなどを扱い、事業や生活の仕組みを考えて提案するプロジェクトも手掛けています。その場所の持つ社会性や経済性についてクライアントとの対話を通じて、バリューを建築として見える形にし、後世に引き継ぐことを目指しています。

坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuによる、奈良・生駒郡の「三郷の家」。山麓の住宅地の敷地。“犬が走り回る庭”の要望に対し、敷地内に合理的に実現できる計画を模索。平面を“L字”として一辺に角度を付ける事で囲われた“ドッグラン”を作ると共に“山の風景”も室内に取り込む
坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuによる、奈良・生駒郡の「三郷の家」。山麓の住宅地の敷地。“犬が走り回る庭”の要望に対し、敷地内に合理的に実現できる計画を模索。平面を“L字”として一辺に角度を付ける事で囲われた“ドッグラン”を作ると共に“山の風景”も室内に取り込む photo©寺下純哉
坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuによる、奈良・生駒郡の「三郷の家」。山麓の住宅地の敷地。“犬が走り回る庭”の要望に対し、敷地内に合理的に実現できる計画を模索。平面を“L字”として一辺に角度を付ける事で囲われた“ドッグラン”を作ると共に“山の風景”も室内に取り込む photo©寺下純哉
坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuによる、奈良・生駒郡の「三郷の家」。山麓の住宅地の敷地。“犬が走り回る庭”の要望に対し、敷地内に合理的に実現できる計画を模索。平面を“L字”として一辺に角度を付ける事で囲われた“ドッグラン”を作ると共に“山の風景”も室内に取り込む photo©寺下純哉

坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuが設計した、奈良・生駒郡の「Hyojo 三郷の家」です。
山麓の住宅地の敷地です。建築家は、“犬が走り回る庭”の要望に対し、敷地内に合理的に実現できる計画を模索しました。そして、平面を“L字”として一辺に角度を付ける事で囲われた“ドッグラン”を作ると共に“山の風景”も室内に取り込む建築を実現しました。

場所は奈良県西部、信貴山と松尾山の麓に位置する住宅地である。
周囲を住宅に囲まれてはいるが、隣地との高低差によって生まれる隙間から山の風景を眺めることができた。

建築家によるテキストより

施主からは庭にドッグランを設け室内から犬が庭を走り回るのを眺められること、2階を屋根裏のような空間としアメリカ東海岸にあるようなケープコッドスタイルの家にしたいなどの要望があった。
立体的な地形を読み取り、山の風景を取り入れながらプライバシーの守られた住まいとなることを目指した。
  

建築家によるテキストより

庭に設けるドッグランは犬が外に逃げ出ないように、周囲を塀などで囲む必要があったが、限られた予算の中で外構に掛かる費用を抑えるため、庭を既存のフェンスと建物で囲むように配置したいと考えた。

まず初めにL字型の平面を考えてみると、庭を囲むことはできるが、1階からは周辺の住宅しか見えず、土地の良さを活かしきれていないと感じた。そこで、L字の1辺の軸を眺望の良い方向へ斜めに振ることで、建物の間に山並みが広がり視線が抜けた。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 新居千秋都市建築設計が、新規プロジェクト開始に伴い 設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 新居千秋都市建築設計が、新規プロジェクト開始に伴い 設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 新居千秋都市建築設計が、新規プロジェクト開始に伴い 設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とアルバイトを募集中小牧市中央図書館

新居千秋都市建築設計の、新規プロジェクト開始に伴う 設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【新居千秋の考え、スタンス】
私は約50年前にルイス・カーンに出会いました。
カーン事務所最後の所員であり最年少だった私がカーンから学んだのは建築だけでなく、次世代へ「建築の正しい考え方」「教育」「ものの見方」を伝えていくことで、私にとって建築が宗教となり、教育が使命や趣味となりました。

ペンシルベニア大学を卒業後、AA School、東京都市大学(武蔵工大)、東京理科大学、ペンシルベニア大学、早稲田大学(1課題)、東京工業大学(4課題)、シンガポール大学(外部判定員)等で50年近く教鞭をとりました。

「ジェネリック」にならない建築、「Nostalgic Future=懐かしい未来」を持った建築、これまでの建築で忘れ去られているものを再発見し、「歴史的哲学」を持ちながら、これらをさらに次世代に伝えていけるような人たちを育てていきたいと考えています。

【私達の設計への取り組み方】
私達は今までに数多くの公共施設の設計に取り組んできました。
One and Only=その場所にたったひとつの建築(近隣に愛され、遠くの人に憧れられる)、どの地域に対してもきめ細かい設計をし、数々の賞、社会的評価を頂いています。大規模の建築、公共的に意義のある建築、大手ディベロッパーとの都市、住宅づくりを行っています。PFIやエリアマネジメントにも取り組んでいます。

また、2014年に金沢21世紀美術館で開催され、水戸芸術館でも開催された、「3.11以後の建築展」に出展しました。
私達が続けてきた、ワークショップでのつくり方を展示しました。本も出版されていますので、是非ご覧になってください。

【事務所の特徴】
私達の事務所は、コンペやプロポーザルが得意だという人(月1-2回、年間20以上のプロポーザルに取り組み、40年以上生き残ってきました)、大きな規模の公共建築をやってみたい人に向いていると思います。時には大手設計事務所とコラボレーションすることもあります。そういう少し変わった経験をしたい人や、ジェネリックな建物が良いと思っていない・疑問を持っている人にも良いかもしれません。

また、ワークショップで市民の人達の意見を聞きながら、自分の意見とみんなの考えの違いを議論し設計をしたりしています。
そのような経験を通して、独立して自作を作りながら大学で教えてみたいという人にも向いていると思います。何人かの私達の事務所の卒業生は現在大学で教えています。

長坂常 / スキーマ建築計画の監修による、東京・渋谷区の店舗「FarmMart & Friends」。静かな住宅街の中にある“ドーナツと食料品”を扱う店。人が人を呼び込む“幸せな場所”を目指して、“自分の通う場所をつくる”ような設計を志向。予算規模に合わせたチーム体制で取り組む
長坂常 / スキーマ建築計画の監修による、東京・渋谷区の店舗「FarmMart & Friends」。静かな住宅街の中にある“ドーナツと食料品”を扱う店。人が人を呼び込む“幸せな場所”を目指して、“自分の通う場所をつくる”ような設計を志向。予算規模に合わせたチーム体制で取り組む photo©Yurika Kono
長坂常 / スキーマ建築計画の監修による、東京・渋谷区の店舗「FarmMart & Friends」。静かな住宅街の中にある“ドーナツと食料品”を扱う店。人が人を呼び込む“幸せな場所”を目指して、“自分の通う場所をつくる”ような設計を志向。予算規模に合わせたチーム体制で取り組む photo©Yurika Kono
長坂常 / スキーマ建築計画の監修による、東京・渋谷区の店舗「FarmMart & Friends」。静かな住宅街の中にある“ドーナツと食料品”を扱う店。人が人を呼び込む“幸せな場所”を目指して、“自分の通う場所をつくる”ような設計を志向。予算規模に合わせたチーム体制で取り組む photo©Yurika Kono
長坂常 / スキーマ建築計画の監修による、東京・渋谷区の店舗「FarmMart & Friends」。静かな住宅街の中にある“ドーナツと食料品”を扱う店。人が人を呼び込む“幸せな場所”を目指して、“自分の通う場所をつくる”ような設計を志向。予算規模に合わせたチーム体制で取り組む photo©Yurika Kono

長坂常 / スキーマ建築計画の監修による、東京・渋谷区の店舗「FarmMart & Friends」です。設計と施工は、高本設計施工が手掛けています。
静かな住宅街の中にある“ドーナツと食料品”を扱う店の計画です。建築家は、人が人を呼び込む“幸せな場所”を目指して、“自分の通う場所をつくる”ような設計を志向しました。また、予算規模に合わせたチーム体制で取り組まれたプロジェクトです。店舗の公式サイトはこちら

自分の通う場所をつくるようなプロジェクトは僕の中では特別で、予算があろうがなかろうがお施主さんと気が合えばできるだけ関わりたいと思ってお仕事させていただいている。このプロジェクトもその一つである。

建築家によるテキストより

僕は通勤に自転車を使うことが多いのだが、ここはまさに通勤途中にある。駅からも遠い、静かな住宅街にある。そこにFarmMart & Friendsというドーナツと食料品のお店をつくった。

建築家によるテキストより

与件で何も言われないのに、なぜか勝手にそこにワインが置かれ帰りに寄ることを想像して関わらせていただくこと決めた。そして、実際にワインは置かれ、休みの日など幸せな日常が垣間見られる場所ができた。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 リサーチから事業化まで、“一気通貫”で地域に関わる都市デザイン事務所「ハートビートプラン」が、新しいメンバーを募集中
【ap job更新】 リサーチから事業化まで、“一気通貫”で地域に関わる都市デザイン事務所「ハートビートプラン」が、新しいメンバーを募集中
【ap job更新】 リサーチから事業化まで、“一気通貫”で地域に関わる都市デザイン事務所「ハートビートプラン」が、新しいメンバーを募集中

リサーチから事業化まで、“一気通貫”で地域に関わる都市デザイン事務所「ハートビートプラン」の、新しいメンバー募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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大阪の都市デザイン事務所、ハートビートプランでは、プロジェクトの推進を担うディレクターと、そのサポートを行うスタッフを募集しています。

ハートビートプランは大阪を拠点とする都市デザイン事務所です。
ワクワクする状況を生み出すことをミッションに掲げ、そこに生きる人たちと併走しながら、まちの血流を良くするように、人・もの・ことの関係性を編み直します。どのプロジェクトでも、そのまちで暮らす人、はたらく人、あそぶ人、訪れる人、それぞれの視点に立ち、プランニングを行い実践します。

具体的には、現状把握・課題設定のための調査やヒアリング、ビジョン作成やそのビジョンの共有、社会実験などの企画・運営・結果分析、事業化・制度づくり、継続可能なマネジメントの工夫など、目指すシーンを共有するところから事業化まで、一気通貫に地域に関わることが特徴です。そのため、単年度で終了するプロジェクトはなく、3年-10年以上にわたり、長く地域に関わりプロジェクトを進めています。

プロジェクトはハートビートプラン一社単独ではなく、ランドスケープ、建築、照明、土木、交通、観光、金融、アート、舟運、食など、プロジェクトに応じて分野を超えた専門家とチームを組んで進めますが、私たちはその中で、全体を統括するプロジェクトマネージャーとして事業を推進しています。

業務領域やエリアの拡大に伴い、未来のために地域に併走出来る、新しいメンバーを募集しています。

studio36による、兵庫・丹波市の「h邸」。旧道沿いの角地に計画。人流のある道に対する在り方を考慮し、立面の開閉で“街との距離”を調整しつつ旧道に対する“明確な構え”を構築。玄関は掃出し窓として内外を繋ぎ“暮らしの気配”を滲出させる
studio36による、兵庫・丹波市の「h邸」。旧道沿いの角地に計画。人流のある道に対する在り方を考慮し、立面の開閉で“街との距離”を調整しつつ旧道に対する“明確な構え”を構築。玄関は掃出し窓として内外を繋ぎ“暮らしの気配”を滲出させる photo©Asuto Noda
studio36による、兵庫・丹波市の「h邸」。旧道沿いの角地に計画。人流のある道に対する在り方を考慮し、立面の開閉で“街との距離”を調整しつつ旧道に対する“明確な構え”を構築。玄関は掃出し窓として内外を繋ぎ“暮らしの気配”を滲出させる photo©Asuto Noda
studio36による、兵庫・丹波市の「h邸」。旧道沿いの角地に計画。人流のある道に対する在り方を考慮し、立面の開閉で“街との距離”を調整しつつ旧道に対する“明確な構え”を構築。玄関は掃出し窓として内外を繋ぎ“暮らしの気配”を滲出させる photo©studio36

畑克敏+足立拓哉+深澤愛佳+深澤創一 / studio36が設計した、兵庫・丹波市の「h邸」です。
旧道沿いの角地に計画されました。建築家は、人流のある道に対する在り方を考慮し、立面の開閉で“街との距離”を調整しつつ旧道に対する“明確な構え”を構築しました。また、玄関は掃出し窓として内外を繋ぎ“暮らしの気配”を滲出させる事が意図されました。

かつて商店が建ち並んでいた旧道沿いの角地に建つ、家族4人のための住宅である。

建築家によるテキストより

敷地の南(旧道)と西に面する道路は共に小学校の通学路であるため、平日は登下校する児童の行き来、週末はクラブ活動の送迎車など年間を通して交通量が多い。また、最寄り駅から敷地北側に位置する「城山」登山口へのルート上でもあるため、曜日・季節を問わず一定の人流がある。
そこで、西側を完全に閉じた立面、南側を駐車場越しの開かれた立面とすることで、街との距離を確保した上で、旧道に対して明確な構えをつくった。

建築家によるテキストより

敷地周辺は、商店の廃業や建物の老朽化に伴う建て替えを機に店舗併用住宅から専用住宅に用途が変わり、旧道沿いに駐車場、その奥に閉じた住宅が建つ事例が散見される。
本計画も旧道沿いに駐車場を配置しているが、近隣の店舗を踏襲した掃き出し窓の玄関にすることで、駐車場を玄関・リビングと一体的に利用できるセカンドリビングとし、暮らしの気配が旧道に滲み出すことを目指した。

建築家によるテキストより
MADが参画したチームによる、中国・長春市の、国際空港の新ターミナル。豊かな自然資源に囲まれる地域に計画。地域特徴の反映した都市の公共空間を目指し、光を取り込み植栽や水景を配した“ガーデンエアポート”を志向。鉄道駅舎を“シームレス”に組込んで交通利便性も向上
MADが参画したチームによる、中国・長春市の、国際空港の新ターミナル。豊かな自然資源に囲まれる地域に計画。地域特徴の反映した都市の公共空間を目指し、光を取り込み植栽や水景を配した“ガーデンエアポート”を志向。鉄道駅舎を“シームレス”に組込んで交通利便性も向上 image courtesy of MAD
MADが参画したチームによる、中国・長春市の、国際空港の新ターミナル。豊かな自然資源に囲まれる地域に計画。地域特徴の反映した都市の公共空間を目指し、光を取り込み植栽や水景を配した“ガーデンエアポート”を志向。鉄道駅舎を“シームレス”に組込んで交通利便性も向上 image courtesy of MAD
MADが参画したチームによる、中国・長春市の、国際空港の新ターミナル。豊かな自然資源に囲まれる地域に計画。地域特徴の反映した都市の公共空間を目指し、光を取り込み植栽や水景を配した“ガーデンエアポート”を志向。鉄道駅舎を“シームレス”に組込んで交通利便性も向上 image courtesy of MAD

MADとChina Airport Planning & Design InstituteとBeijing Institute of Architectural Designによる、中国・長春市の、国際空港の新ターミナルです。
豊かな自然資源に囲まれる地域に計画されました。建築家は、地域特徴の反映した都市の公共空間を目指し、光を取り込み植栽や水景を配した“ガーデンエアポート”を志向しました。また、鉄道駅舎を“シームレス”に組込んで交通利便性も向上させる事が意図されました。

こちらはリリーステキストの翻訳です

MADアーキテクツが、長春龍嘉国際空港の新ターミナルのウイニングデザインを公開、長春初の大規模航空輸送ジャンクション

マー・ヤンソンが率いる、MADアーキテクツは、China Airport Planning & Design Institute Co., Ltd. 、Beijing Institute of Architectural Design Co., Ltd.と共同で、中国の長春「龍嘉」国際空港第3ターミナルの設計のための国際コンペに勝利しました。

全体の敷地面積は177.6ヘクタール、総建築面積は27万㎡近くにもなります。ターミナルには54の航空機用ゲートがあり、完成後は年間2,200万人の旅客を収容する予定です。長春市と吉林省(人口2,300万人、最も古い製造業工業都市のひとつ)の最大の航空輸送拠点となる予定です。この都市は、中国東北地方で最も重要かつ有名な密林などの豊かな自然資源に囲まれており、北東アジアにおける国際的な地域拠点として知られています。

「未来の大規模な交通ジャンクションは、まず都市の重要な公共空間です。美術、総合、多様性、人間性、どれも大切です」─ マー・ヤンソン

ターミナルビルは、遠くから見ても、中から見ても、空港に落ち着いた存在感のあるヒューマンスケールの空間を加えるように設計されています。訪問者が、高速鉄道「龍嘉」駅や駐車場から近づくと、ターミナルのユニークな扇形の輪郭が、羽を浮かべたような形で迎えてくれます。これは、一日中このターミナルを行き来する飛行機への想いを表しています。

円弧で囲まれた3本指の回廊構造を採用することで、ターミナルのT1・T2エリアとの接続において全体の調和を保ちつつ、航空機に近い客席数を増加させることができます。エントランスを入ると、乗客は地下鉄や自動車道路など、ターミナルと広い敷地をつなぐ交通手段へ直接アクセスできる、途切れなく続く大きな1階部分に出会います。

さらに、手荷物を預けずに到着した乗客は、セルフサービスのチェックイン機やスマートなセキュリティチェックなど、空港設備のスマート化によって恩恵を受けることができます。全体的な空間レイアウトは、土地の節約と土工量の削減を実現します。また、屋根の形状は高低差を利用し、異なる交通手段の相互接続を上空から表現しています。

特に、地下鉄の駅ホールは、ターミナルビルの中心空間にシームレスに組み込まれ、ターミナル入口から「龍嘉」駅東側拡張駅ホールまでの距離を200m以下にすることで、地下鉄と空港間の乗り換え回数を減らすことができます。2018年以降、乗客の3分の1近くが高速鉄道で空港に出入りしていることを踏まえると、長春龍嘉国際空港にとって都市間鉄道はますます重要な入出国交通手段となることでしょう。

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