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最も注目を集めたトピックス[期間:2024/12/9-12/15]
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/12/9-12/15]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/12/9-12/15)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 高池葉子建築設計事務所による、千葉・いすみ市の「森の書庫と離れ」。設計者が父親の為に手掛けた“1万冊を収める書庫”等の計画。沢山の書籍を収容する為に、ジグザグの壁を“巻貝”のように配置する構成を考案。先進企業と地域大工の技術を掛け合わせた“最先端ローカル”も意図
  2. 中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支える
  3. 藤本壮介建築設計事務所が受注候補者に選ばれた「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」設計プロポーザルの参加59組の技術提案書が公開。伊東豊雄・坂茂・石上純也・平田晃久の提案も含まれる
  4. 鹿内健+鹿内真沙子 / Sデザインファームによる、千葉の、設計者の自邸「増減の家」。コロナ禍以降の“豊かさとは?”を主題に計画。限られた条件での実現性も考慮し、“増による豊かさ”と“減による豊かさ”を両立させる建築を志向。高気密高断熱の内部空間に“外リビング”を付加する構成を考案
  5. 内藤廣と深澤直人の対談動画「建築界の現状」。2024年10月に収録されたもの
  6. 田根剛がランドスケープデザイン等を手掛ける、東京・渋谷区の、玉川上水旧水路緑道再整備事業。江戸時代からの歴史を繋ぐ緑道を再整備する計画。“未来のための世代を超えた場所”を求め、地域住民とのワークショップを経て“参加・活動型の緑道公園”を志向。完成イメージ等を伝える“情報発信施設”も開設
  7. ODS / 鬼木孝一郎による、愛知の「ポケモンセンターナゴヤ」。地域のシンボル的な公園に隣接した商業ビルでの計画。散策の延長で歩き回りたくなる場を目指し、天井の操作等で“小さな店の集合体”の様に感じられる空間を考案。平面形や什器にも公園を想起させる仕掛を込める
  8. 青木淳による、“中立点”をテーマとして行われた講演会の動画。日本建設業連合会の主催で2024年10月に行われたもの
  9. 藤本壮介建築設計事務所とアイエイ研究所の設計で完成した、北海道・東神楽町の「大雪葬斎場」の様子を伝えるニュース動画。2024年12月に放送されたもの
  10. 初谷遼建築設計事務所による、福岡の住宅「Yana」。四人家族の為の住まい。“誰かと一緒に楽しむ”生活の具現化を目指し、大きなリビングの中に幾つものリビングがある様な“自己相似的”な空間を構想。素材や色を変化させて様々な居心地の多用途に使える場を用意
  11. 瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識
  12. 河部圭佑建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」。二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現。状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図
  13. axonometricとNKS2 architectsの建築設計による、福岡市の「NOT A HOTEL FUKUOKA」。別荘としても利用可能な“分譲型ホテル”。“現代の多様な暮らし方”へ応答を意図し、異なるコンセプトで作られた客室を積み重ねる“立体的な街”の様な建築を考案。周辺環境との関係も考慮して量塊の細分化も行う
  14. ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Tianzifang courtyard renovation」。路地が魅力である観光地のコートヤードを再生する計画。既存階段に登った際の記憶から着想し、地上と屋上を繋いで“上から見下ろせる”空間構成を考案。舗装と屋根を結び付ける素材として“赤煉瓦”を用いる
  15. ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Havas Events Shanghai Office」。天井高の低い事務所を新たな施主の為に改修。交流を円滑化する存在を求め、天井の一部に“孔”を開ける操作で“開放的な労働空間”を創出。孔が生み出した天井高の差はオフィス内の用途の緩やかな分節も担う
  16. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・江東区の店舗「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」。海辺の高層ビルが連なる地域の公園に計画。公園を分断しない建築の在り方を求め、内外が緩やかに繋がり“敷地全体がカフェに感じられる”空間を志向。小屋の集積からなり外周部に中間領域の軒下を配する構成を考案
  17. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。砂漠の風が砂に描く模様を参照したデザインとする
  18. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  19. 北村直也建築設計事務所による、岐阜・多治見市の茶室「かまわ菴」。窯業の盛んな地域の複合施設内での計画。茶道の更なる普及の契機となる存在を目指し、現代の状況に応じて“茶室建築の決まりを再解釈”する設計を志向。電気陶芸窯職人の施主の技術も用いて“現代的な材料”で作る
  20. 鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルで、日建設計が最優秀者に選定。コンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』」。提案のイメージも公開

建築写真家のヘレネ・ビネットによる講演などの動画。ズントー作品の撮影などで知られる作家。AAスクールで2024年5月に行われたもの

建築写真家のヘレネ・ビネットによる講演等の動画です。ズントー作品の撮影などで知られる作家。AAスクールで2024年5月に行われたもの。イベントの公式ページはこちら。ヘレネの最新作品集のamazonでの販売ページはこちら

藤本壮介建築設計事務所とアイエイ研究所の設計で完成した、北海道・東神楽町の「大雪葬斎場」の様子を伝えるニュース動画。2024年12月に放送されたもの

藤本壮介建築設計事務所アイエイ研究所の設計で完成した、北海道・東神楽町の「大雪葬斎場」の様子を伝えるニュース動画です。2024年12月に放送されたもの。

堀部安嗣が、自身の新しい書籍『堀部安嗣作品集 Vol.3』を解説している動画。2024年12月に公開されたもの 河部圭佑建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」。二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現。状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図
河部圭佑建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」。二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現。状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図外観、庭側から「バスガーデン」(バルコニー)を見る、夜景 photo©ToLoLo studio
河部圭佑建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」。二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現。状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図キッチンを見る。 photo©ToLoLo studio
河部圭佑建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」。二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現。状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図キッチン越しに収納側を見る。 photo©ToLoLo studio
河部圭佑建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」。二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現。状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図「バスガーデン」 photo©ToLoLo studio

河部圭佑建築設計事務所が設計した、愛知・名古屋市の「みなとの連結住戸」です。
二住戸をセットとして捉えて行った改修のひとつ。建築家は、一住戸の枠組みに囚われない設計を行い、キッチンや浴槽が中心となる“全体が水回り”と言える空間を実現しました。また、状況に応じて場を獲得していく“流動的空間”も意図されました。
もうひとつの住戸は、アーキテクチャーフォトにて「名古屋みなとのアトリエ住居」という作品名で掲載されています。

名古屋市港区に建つ築50年の集合住宅のリノベーションである。

この集合住宅は賃貸であり、オーナーからは共用部分も含め全体的・断続的な改修を依頼されている。今回は、鉄骨造4階建のうち202号室と204号室の2住戸を改修し、外廊下を屋外テラスのように内包するひとつの住居兼アトリエを計画した。202号室は以前アーキテクチャーフォトに「名古屋みなとのアトリエ住居」として掲載されている。今回はその続編にあたる。

建築家によるテキストより

森の中で心地よい居場所を見つけるように、状況に応じて場を獲得していくような流動的空間をつくろうと考えた。
集合住宅の改修は住戸という枠組みに束縛されるが、2つの住戸をひとつにすることで、特に水回りを自由に計画することができるようになる。202号室には最小限の水回り(ミニキッチン / シャワーブース / トイレ / 小さな洗面台)を設け、居間と寝室を広く取った。一方、204号室はほとんど全体が水回りと言えるほど最大限の水回りを計画している。

建築家によるテキストより

家事は、楽しい時もあれば、面倒くさい労働と感じられる時もある。忙しい時には小さな水回りで簡単に済ませ、余裕がある時には大きな水回りで、のびのびと料理をしたり、入浴したり、洗濯をしたりすることができる。また、大きな水回りには余白が生まれるため、時にはそこで仕事や読書などをすることもできる。

行為と場所が1対1で対応しておらず、1つの行為には複数の場所がある。
[例:入浴する→シャワーブースで簡単に済ませる or バスガーデンでくつろぐ]

また、1つの場所には複数の行為がある。
[例:大きなL型キッチン→料理をする and 来訪者とミーティングをする and 洗濯物をたたむ]
流動的に、状況に応じて場所を選びながら暮らす。そのような日常生活を想像した。

建築家によるテキストより
磯崎新の展覧会が、水戸芸術館現代美術センターで2025年11月に開催

磯崎新の展覧会が、水戸芸術館現代美術センターで2025年11月に開催

日程
磯崎新の展覧会が、水戸芸術館現代美術センターで2025年11月に開催磯崎 新《水戸芸術館》1988年 シルクスクリーン・プリント

磯崎新の展覧会が、水戸芸術館現代美術センターで2025年11月に開催されます。会期は2025年11月1日~2026年1月25日です。

最も創造的で先駆的な20世紀を代表する建築家・磯崎新の回顧展。本展では、作品模型、スケッチ、インスタレーション、絵画、映像などの様々なメディアを通じ、彼の思考の軌跡を辿りながら、磯崎の建築の枠を超えた文化的・思想的活動を総体的に紹介します。

リリーステキストより
【ap job更新】 様々な用途の建築を手掛け、BIMの使用に加えて実務効率化ツールも開発して使う「胡実建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 様々な用途の建築を手掛け、BIMの使用に加えて実務効率化ツールも開発して使う「胡実建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 様々な用途の建築を手掛け、BIMの使用に加えて実務効率化ツールも開発して使う「胡実建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中東海道沿いの家

様々な用途の建築を手掛け、BIMの使用に加えて実務効率化ツールも開発して使う「胡実建築設計事務所」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

胡実建築設計事務所は日本をはじめ海外でさまざまな個人邸や集合住宅、クリニック、保育園、店舗等のプロジェクトを手がけてきました。

現在、東京を中心に、関西、中国四国地方でも住宅やクリニック、店舗のプロジェクトが進行中です。
企画立案・基本設計・実施設計・現場監理とさまざまなファーズのプロジェクトが動いており、建築ができていく流れを横断的に携われる職場となっています。

弊社ではBIM(REVIT)を使用して業務を進めています。経験者は優遇しますが、未経験者でもスムーズに習得できるようにBIMに慣れながら業務を進めていきます。BIMと連動したパラメトリックデザイン(Grasshopper、Dynamo for Revitなど)も行い、様々な建築手法を試しながら、各プロジェクトを進めていくため、プログラムごとにふさわしいデザイン手法を試すきっかけが多くあるのも特徴です。

所内にエンジニアもおり、確認申請をはじめ、建築を効率化するツールも開発しております。BIM(REVIT)による作業効率向上やスキルアップにもつながります。

自社のみならず、建築業界の建築業務効率化とデザインの両立を図るやり方を日々模索しています。

瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識
瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識外観、北側の道路より見る、夕景 photo©西岡潔
瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識1階、エントランスから店内全体を見る。 photo©西岡潔
瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識1階、カウンター越しに「バリスタエリア」を見る。 photo©西岡潔
瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsによる、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」。伝統的な長屋を改修したコーヒースタンド。地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築。耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識1階、天井とスチール柱、照明の詳細。 photo©西岡潔

瀧尻賢 / Atelier Satoshi Takijiri Architectsが設計した、京都・宇治市の店舗「OUTSTANDING」です。
伝統的な長屋を改修したコーヒースタンドです。建築家は、地域が持つ“水の歴史”に着目し、鮮やかな青と透明の素材を用いて“水を抽象化”した空間を構築しました。また、耐震補強の役割も担う金属柱のランダムな配置は“日本的な間”を意識しています。店舗の場所はこちら(Google Map)。

京都府宇治市に位置するこのコーヒースタンドは、伝統的な長屋建築をリノベーションしたプロジェクトである。

建築家によるテキストより

Atelier Satoshi Takijiri Architectsは、歴史的建築の記憶を残しつつ、耐震補強のために「ほぞ継ぎ」の伝統工法と現代的なスチールパイプを融合。ランダムに配置されたスチール柱が空間に日本的な「間」を生み出している。

また、宇治の水の歴史に着目し、鮮やかな青と半透明の波板、色付きアクリル板を用いて「水」をテーマにした抽象的なデザインを展開。必要最小限の機能と余白を活かした空間構成が、歴史と革新の共存を体現している。

建築家によるテキストより

このプロジェクトは、地域の歴史的背景と現代のデザインが調和する新たな風景を創出し、伝統と現代が共存する建築の可能性を示している。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “デザインの力で世界を美しくする”を掲げ、“未来の古典”となる建築を目指す「STAR / エスティエイアール」が、建築設計とインテリアデザインに携わるスタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 “デザインの力で世界を美しくする”を掲げ、“未来の古典”となる建築を目指す「STAR / エスティエイアール」が、建築設計とインテリアデザインに携わるスタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 “デザインの力で世界を美しくする”を掲げ、“未来の古典”となる建築を目指す「STAR / エスティエイアール」が、建築設計とインテリアデザインに携わるスタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中

“デザインの力で世界を美しくする”を掲げ、“未来の古典”となる建築を目指す「STAR / エスティエイアール」の、建築設計とインテリアデザインに携わるスタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

STARで建築家・インテリアデザイナーとして、新しい挑戦をしませんか?

STARでは、建築家とインテリアデザイナーを目指すアシスタントデザイナーを募集しています!

私たちは、ブランドデザインと建築・空間のトータルデザインを提供するクライアントファーストのデザインファームです。
お陰様で、今年は数多くのアワード(グッドデザイン賞、APIDA、A’ Design、DFA、VMARK、台北デザインアワード、Sky Design Award、K-Designほか)を受賞しました。
「デザインの力で世界を美しくする」をモットーに、「未来の古典」となる普遍的なデザインを目指して国内外の多様なプロジェクトに挑戦しています。

特に、ホテルのデザインスキルを活かした納骨堂の設計や、お寺とホテルを融合させた新しい取り組みなど、独自性のあるプロジェクトを進行中。また、3Dプリンターを活用した模型製作にも力を入れ、デザインの可能性を広げています。

このようなチャレンジに共感し、未来を共に創造していきたい方をお待ちしています!

【STARで働く魅力】
・建築家・インテリアデザイナーの両方を目指せる環境(プロジェクトを通じて幅広いスキルを磨くチャンス!)
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・3Dプリンターを活用した模型製作を通じて、アイデアを具体化するスキルを習得
・国内外のアワードを受賞するプロフェッショナルチームの一員に!
・自分のアイデアが形になる、やりがいのある環境

【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中開通直前のトンネルに宿泊する期間限定ホテル

地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」の、業務拡大に伴い、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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Fumihiko Sano Studioでは実務経験者の設計スタッフ、設計パートナー、プロジェクトマネジメントを募集しています。

弊社では佐野の持つ数寄屋大工というバックグラウンドを活かしながら、建築設計、インテリア、プロダクト、インスタレーション、アートワークなど、プロジェクトごとに作るコンセプトを中心に地域や自然の素材、一点ものの材料と向き合いながらものづくりをしていきます。
日本文化や茶の湯、木材や金属、石、左官、紙、布、ガラスなどの様々な素材や技術を使い、伝統的なだけではなく新しく現代の姿へアップデートすることを目指し活動しています。

受賞歴:EDIDA 2014 ELLE DECOR Young Japanese Design Talent、2016年度文化庁文化交流使、FRAME AWARD Emerging Designer of the Year2022、Single Brand Store of the Year 2023、IF DESIGN AWARD、GOOD DESIGN AWARD 等の賞を受賞し、国内外で色々な方面からの評価をいただいています。

現在弊社では、住宅、飲食店、商業施設、舞台、展覧会デザイン、ホテルの新築やリノベーション、ジュエリーショップなど幅広い分野の計画が進行しております。
プロジェクト担当者は作図作業だけでなくコンセプト発案から完成まですべて担当していただき、ものづくりと距離の近い環境で仕事をしていただけます。
アート、工芸、グラフィックデザインなど、建築にとどまらない仕事への興味や趣味を持った方からの応募をお待ちしています。

中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支える
中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支えるアプローチから客席側を見る。 photo©本多隼人
中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支える奥側からカウンター越しにアプローチ側を見る。 photo©本多隼人
中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支えるカウンターの天板と脚 photo©本多隼人
中山拓也建築事務所による、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」。飲食店の一部にカウンター席を作る計画。内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築。約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支える椅子とカウンター photo©本多隼人

中山拓也建築事務所が設計した、東京・港区の店舗「木漏日のカウンター」です。
飲食店の一部にカウンター席を作る計画です。建築家は、内装ではなく“建築を考える”ように取組み、全体を“手仕事の判”で覆って新旧が緩やかに繋がる空間を構築しました。また、約1m×5mの天板は9mm厚鉄板をT字型に溶接して支えています。

木漏日が染み入るようなカウンターをつくり、建築の内部に人工的な自然現象を閉じ込める。
木漏日は暗がりの中でぼんやりと浮かび上がり、空間はざわざわと光と影で満ちあふれる。

このプロジェクトは、東京都港区白金にある一軒家のレストランの改修である。
2階に6席分のカウンターを増やしたいという依頼だった。

建築家によるテキストより

インテリアとしてではなく建築を考えるように設計したいと思い、建物全体を敷地としてひとつのカウンターを設計することで、それが置かれる空間や、さらにその空間と繋がる既存の空間全体との関係性を考えた。
エントランスや1階が既存のまま残るので、2階の壁紙や建具、設備は意図的に残したまま、カウンターとその周りの仕上げを少し操作することによって、既存と新たな要素の境界を緩やかに繋げていくことにした。

建築家によるテキストより

具体的には、周りの空間と同じ色のカウンターと椅子を部屋いっぱいに計画し、それらの新しくつくる家具と、既存の壁紙や建具に、手仕事で判(スタンプ)を押していく。判は、下地を覆い隠すと同時に、判以外の下地を余白として際立たせる。判の大きさや間隔は、地(既存)と図(判)が等価な関係になり、既存の空間と新たな要素が連続して混ざり合うように注意深く決定した。
手仕事で押された判は、にじみ、かすれなどの不規則性を伴うことで、下地を透かしつつ柔らかく覆う。その不規則性を計画するために、あらかじめたくさんのサンプルで確認し、慎重に一度限りの施工を行った。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 岐阜を拠点とし、建築設計に加えてシェアスペースの運営等も手掛ける「ミユキデザイン」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 岐阜を拠点とし、建築設計に加えてシェアスペースの運営等も手掛ける「ミユキデザイン」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 岐阜を拠点とし、建築設計に加えてシェアスペースの運営等も手掛ける「ミユキデザイン」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

岐阜を拠点とし、建築設計に加えてシェアスペースの運営等も手掛ける「ミユキデザイン」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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岐阜市を拠点に、建築設計や地域に根ざしたシェアスペースなどの運営も行う一級建築士事務所株式会社ミユキデザインがスタッフを募集します。

ベースは、岐阜市美殿町の老舗家具屋の倉庫をリノベーションしたオフィスで、代表の末永と大前が仲間と立ち上げたまちづくり会社と空間を共有、若手メンバーや異なる職種との交流も多い環境です。

建築需要の少ない地方(岐阜)で、建築家という職能を生業とするために「あるものはいかし、ないものはつくろう」を合言葉に幅広い業務をおこなっています。場所も未来も自分の手でつくれたらすごく楽しいと思いませんか?

さて、建築設計に携わる中で、「いい場とは」「私や私たちのつくるものが社会や暮らしとどう繋がっているのか」の実感を求めるようになりました。
構成、形や素材、空間体験としての建築デザインはもちろん私たちを取り巻く環境デザインとして、道路や公園など公共空間利活用を通じて得られた経験を活かし、ランドスケープなどにも挑戦しています。そして、人や社会や市場とつながって、どんな新しい価値が生み出せるかを考えることも大切にしています。

大袈裟かもしれませんが、モノとコトの2つの視点から、身近な地域から遠くの隣人にまで届く魅力的な空間をつくることを通じて、未来を良くしていきたいと思っています。

【ap job更新】 設計した自社オフィスが“国際的な建築賞”も受賞する「R/URBAN DESIGN OFFICE」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)と アルバイトを募集中
【ap job更新】 設計した自社オフィスが“国際的な建築賞”も受賞する「R/URBAN DESIGN OFFICE」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)と アルバイトを募集中
【ap job更新】 設計した自社オフィスが“国際的な建築賞”も受賞する「R/URBAN DESIGN OFFICE」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)と アルバイトを募集中『ラーバンデザインオフィス本社(2020)』 写真:千葉顕弥

設計した自社オフィスが“国際的な建築賞”も受賞する「R/URBAN DESIGN OFFICE」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)と アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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R/URBAN DESIGN OFFICEでは、一緒にプロジェクトを進めるメンバーを募集しています 。

弊社は、東京大学大学院卒業後シーラカンス(CAt)から独立した雨宮知彦が設立した建築設計事務所です(経歴等はHP参照ください)。
近年、規模の大きい仕事も増えてきており、一緒に事務所を成長させていける仲間を探しています!

以下のような特徴のある事務所です。興味を持った方はぜひご連絡ください。

【2項対立】
事務所名(rural/urban)の由来でもありますが、農村的/都市的、固着/流動、永遠性/永続性、フォーマル/インフォーマル、抽象/具象といった2項対立的な視座で環境をとらえつつ、そのあいだのトレード関係や境界面、グラデーションをデザインの主題としていきます。

【多用途】
様々な用途の設計にチャレンジしています。これまで、個人住宅・集合住宅・店舗・オフィス・保育所・学校・美術館などの実績があります。現在は公共の教育施設2件・大型リゾートホテル・スポーツ施設・共同住宅1棟改修・戸建て住宅1棟改修など多彩なスケールのプロジェクトが進行中で、それぞれの得意な仕事を担当できます。実務経験のある方、優遇します。

【グローバル】
日本国内だけでなく、インドネシアやアルゼンチンなど海外のプロジェクトにも積極的に取り組んでいます。英語堪能な方、優遇します。

【世界一のオフィス】
国際建築賞FRAMEAWARDS2021「SMALL OFFICE OF THE YEAR」を受賞した事務所は、道路に面した1階の地域に開かれた場所です。内装は自社でリノベーションし、コロナに対応した風通しの良い快適な執務空間です。

【コンペ】
コンペやプロポーザル、アワードにも積極的にトライします。各種プロポーザルコンペや、SDレビュー・建築学会新人賞や海外の建築賞など、入選・受賞多数。

【アカデミック】
代表が大学で研究や非常勤講師をしている関係で、大学のプロジェクトとの協働機会があります。

【フレキシブル】
フルタイム勤務だけでなく、個人のスタイルに合った働き方を推奨します。代表も5歳と10歳の子育てに励んでいます。

鹿内健+鹿内真沙子 / Sデザインファームによる、千葉の、設計者の自邸「増減の家」。コロナ禍以降の“豊かさとは?”を主題に計画。限られた条件での実現性も考慮し、“増による豊かさ”と“減による豊かさ”を両立させる建築を志向。高気密高断熱の内部空間に“外リビング”を付加する構成を考案
鹿内健+鹿内真沙子 / Sデザインファームによる、千葉の、設計者の自邸「増減の家」。コロナ禍以降の“豊かさとは?”を主題に計画。限られた条件での実現性も考慮し、“増による豊かさ”と“減による豊かさ”を両立させる建築を志向。高気密高断熱の内部空間に“外リビング”を付加する構成を考案外観、西側より見下ろす。 photo©小島康敬
鹿内健+鹿内真沙子 / Sデザインファームによる、千葉の、設計者の自邸「増減の家」。コロナ禍以降の“豊かさとは?”を主題に計画。限られた条件での実現性も考慮し、“増による豊かさ”と“減による豊かさ”を両立させる建築を志向。高気密高断熱の内部空間に“外リビング”を付加する構成を考案1階、「外リビング」と庭 photo©小島康敬
鹿内健+鹿内真沙子 / Sデザインファームによる、千葉の、設計者の自邸「増減の家」。コロナ禍以降の“豊かさとは?”を主題に計画。限られた条件での実現性も考慮し、“増による豊かさ”と“減による豊かさ”を両立させる建築を志向。高気密高断熱の内部空間に“外リビング”を付加する構成を考案1階、リビングとダイニングから開口部越しに「外リビング」を見る。 photo©小島康敬
鹿内健+鹿内真沙子 / Sデザインファームによる、千葉の、設計者の自邸「増減の家」。コロナ禍以降の“豊かさとは?”を主題に計画。限られた条件での実現性も考慮し、“増による豊かさ”と“減による豊かさ”を両立させる建築を志向。高気密高断熱の内部空間に“外リビング”を付加する構成を考案ロフトからダイニング越しに「外リビング」を見る。 photo©小島康敬

鹿内健+鹿内真沙子 / Sデザインファームが設計した、千葉の、設計者の自邸「増減の家」です。
コロナ禍以降の“豊かさとは?”を主題に計画されました。建築家は、限られた条件での実現性も考慮し、“増による豊かさ”と“減による豊かさ”を両立させる建築を志向しました。そして、高気密高断熱の内部空間に“外リビング”を付加する構成を考案しました。

室内面積65㎡。断熱等級6(UA値0.44、BEI0.68、C値0.3)、6kwの太陽光発電によるZEHの平屋住宅です。

建築家によるテキストより

コロナ禍を経て家とは?生活とは?暮らしとは?
そこに必要となるものは?どうなったか?今回自邸をつくるにあたり考えた事です。

豊かさとは何か?
暮らしの豊かさとは、物質的な物があれば豊かである、、、という事では決してなかったと思います。満ち足り状況、心踊る瞬間があること、そんな形にもならない感覚や気分が大切なのだと思います。家にできること、建築にできることは限られているけど、そんな情緒的な豊かさが益々大切になってきている気がします。

一方で現実問題としては、物価も上がり建設費も高騰しています。どんなに予算があっても程度の差こそあれ全ては満たせない状況です(そうでない人もいますが)限られた予算、限られた条件の中で家という器に豊かさをどうつくれるか?が最近考えているテーマでもあります。

建築家によるテキストより

自邸である今回の家では最近Sデザインファームが取り組んでいる高気密、高断熱化で断熱等級6の家としています。

これは「増やすことでの豊かさ」だと思います。
高気密・高断熱住宅はどうしても「何年で回収するか?」など投資回収の話になってしまいますが、子どもたちの時代、孫たちの時代に対してエネルギー問題、温暖化対策として建築家・工務店などの作り手はもちろんの事、今を生きる住み手も何かする必要があると感じています。高断熱化、高気密化などの断熱強化、トリプルガラス、創エネとなる太陽光発電はわずかなエネルギーで家が涼しくなり、太陽の恵みで室内は暖かくなります。この1年暮らしてみて、こんなに快適なのかと改めて実感しています。

一方で「減らすことでの豊かさ」にも取り組んでいます。
建物をごそっとくり抜いたような外リビングは屋根があり単板サッシによる欄間がありますが、室内が残されたまま外化されたような空間です。室内空間でなくコントロールされてない屋外空間であるため、暑さ寒さなど外的要因が如実に反映されます。でも外でご飯、焚き火、寝転んで猫と戯れる、虫の飼育場、汚れても出しっぱなしにしていても気にならない緩さがあります。

建築家によるテキストより
高池葉子建築設計事務所による、千葉・いすみ市の「森の書庫と離れ」。設計者が父親の為に手掛けた“1万冊を収める書庫”等の計画。沢山の書籍を収容する為に、ジグザグの壁を“巻貝”のように配置する構成を考案。先進企業と地域大工の技術を掛け合わせた“最先端ローカル”も意図
高池葉子建築設計事務所による、千葉・いすみ市の「森の書庫と離れ」。設計者が父親の為に手掛けた“1万冊を収める書庫”等の計画。沢山の書籍を収容する為に、ジグザグの壁を“巻貝”のように配置する構成を考案。先進企業と地域大工の技術を掛け合わせた“最先端ローカル”も意図俯瞰、東側から書庫と離れを見下ろす。 photo©中村絵
高池葉子建築設計事務所による、千葉・いすみ市の「森の書庫と離れ」。設計者が父親の為に手掛けた“1万冊を収める書庫”等の計画。沢山の書籍を収容する為に、ジグザグの壁を“巻貝”のように配置する構成を考案。先進企業と地域大工の技術を掛け合わせた“最先端ローカル”も意図左手前:書庫、右奥:離れ photo©中村絵
高池葉子建築設計事務所による、千葉・いすみ市の「森の書庫と離れ」。設計者が父親の為に手掛けた“1万冊を収める書庫”等の計画。沢山の書籍を収容する為に、ジグザグの壁を“巻貝”のように配置する構成を考案。先進企業と地域大工の技術を掛け合わせた“最先端ローカル”も意図書庫、内部 photo©中村絵
高池葉子建築設計事務所による、千葉・いすみ市の「森の書庫と離れ」。設計者が父親の為に手掛けた“1万冊を収める書庫”等の計画。沢山の書籍を収容する為に、ジグザグの壁を“巻貝”のように配置する構成を考案。先進企業と地域大工の技術を掛け合わせた“最先端ローカル”も意図書庫、内部 photo©中村絵

高池葉子+尾野克矩+佐藤緋里 / 高池葉子建築設計事務所が設計した、千葉・いすみ市の「森の書庫と離れ」です。
設計者が父親の為に手掛けた“1万冊を収める書庫”等の計画です。建築家は、沢山の書籍を収容する為に、ジグザグの壁を“巻貝”のように配置する構成を考案しました。また、先進企業と地域大工の技術を掛け合わせた“最先端ローカル”も意図されました。
本建築の内覧会が、2024年12月14日(土)に開催されます(詳細は記事末尾に掲載)。参加申込はこちらから(締切:2024年12月11日まで)。

千葉県いすみ市の小さな山の頂上に、1万冊の本を収容する書庫と離れをつくった。

約40年前、私の父がこの地の山荘を購入し週末に通い果樹の手入れをしながら、毎月友人を招待し季節の恵みを楽しんできた。父がライフワークとして収集した本をアーカイブとして残したいと願い、書庫をつくることとなった。
また、私は学生時代からこれまで作成したすべての模型をこの山荘に運んでいた。いよいよ模型の置き場がなくなり、書庫の隣に建築模型を納める離れを同時につくらせてもらうことになった。

書庫に納める本は専門書が多く、将来的には小さな図書館として研究者や地域の方たちに開放する。また、離れも見せる倉庫として、訪れた方に建築模型を自由に眺めてもらう場所とする予定である。

建築家によるテキストより

山荘の周辺は空き家が多く、深刻な過疎化が進んでいる場所にただでさえ人が寄り付かなさそうな書庫と離れをつくる。このテーマにどう向き合うのか。

書庫は、この地に訪れたくなる動機付けのひとつとして、みんなが見に行きたくなるような特徴的なかたちの建物を提案した。
コンパクトなスペースの中にできる限りたくさんの本が置けるよう、ジグザグの壁を巻貝のように囲い込み外壁の周長をかせぎ、内部に小さな閲覧スペースを設けた。

建築家によるテキストより

敷地は鬱蒼とした森の中であるが、かろうじて樹上から光が差し込んでくる。極力直射日光を本に当てないために開口部は2枚の屋根をずらし、ハイサイドライトからの光のみを取り入れるようにした。内部の約6mのスパンは鉄骨のトラスで飛ばしている。

この屋根形状を実現するためには、野地板を放射状に張れるように登り梁の天端をすべて異なる角度で斜めカットする必要がある。3D加工機でプレカットを行うことで、複雑な形状もスムーズに加工することができた。

ハイサイドライトは、山の中へも搬入がしやすく耐候性、耐久性に優れたETFEフィルムを用いた。外壁は敷地の山の土を用いて20人のボランティアと一緒にワークショップ形式で塗り込んだ。伐採期限が過ぎている現地のスギ林を、この機会に数十本間伐し皮を剥ぎ、スギ皮を外壁の一部に張り付けた。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 万博パビリオンや住宅などの建築設計に加え、家具やグラフィックも手掛ける「the design labo」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
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建築設計業務を中心に、幅広くモノ創りに関わる株式会社the design laboが正社員を募集中

弊社は住宅から万博パビリオンまで大小様々な建築設計業務を中心に、そこで使用される家具やグラフィックまで幅広くモノ創り全般に関わっています。
現在、戸建住宅、集合住宅、店舗、文化施設などの建築設計監理業務、海外メゾンや家具ブランドとのプロダクトデザイン業務、海外での展示会プロデュースなど、国内外で様々なプロジェクトが進行中です。

この度、建築設計・監理を担う正社員を募集します。
一緒にものづくりの質を高めてくださる方からのご応募をお待ちしております。

【代表者 プロフィール】

板坂 諭
1978年生まれ。城戸崎建築研究室を経て、2012年に建築設計、プロダクトデザインなど幅広い分野で創作活動を行う株式会社the design labo 一級建築士事務所を設立。住宅や商業施設などの建築設計を主軸としながらも、数多くのプロダクトデザインを担当。幾つかの作品が美術館のコレクションに加えられるなど、エリアやジャンルを越えた活動を行っている。著書に『New Made In Japan』(青幻舎)、『IN THINGS』(Lecturis)がある。

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