伊藤暁が、自身が関わった3つの改修事例から実務的な背景を交えて描いた論考「木造住宅ストックのマスと構造エンジニアリングの個別性」が建築討論に掲載されています。
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構造家・金田泰裕による、40architecture [dajiba]や藤田雄介の作品を実例として書かれた論考「住宅改修の構造設計について、欧州との比較により考える」が、建築討論に掲載されています。
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・品川区のカプセルホテル「ドシー五反田」です。建築の場所はこちら。
このºC二号店は五反田東口ピンク街中心に位置する。もともとカプセルホテルとして営まれていたところで、当時使用されていたカプセルユニットをほぼそのままの位置で改修した。流石に場所柄男子専用のカプセルホテルだが、男子すら知らないでくると、この街の様子にうろたえ、ここで本当によかったのかと途中戸惑う。その不安を抱えて間もないくらいのころ、交差点の角にこのºCが見え、そこで看板を見つけホッとする間もなく、中に入るとまた再び別な不安に襲われる。これ、完成してんのか⁈と。本プロジェクトは究極なまでに削ぎ落とすことで空間を作ったプロジェクトである。
スキーマ建築計画の長坂常へのインタビュー『寛容性とは「抜き差しなる関係」』が、AGCのウェブサイトに掲載されています。
SHARE 藤本壮介による、東京・板橋区の「Tokyo Apartment」の内覧会が、ルーヴィスの主催で開催
- 日程
- 2018年9月15日(土)
藤本壮介による、東京・板橋区の「Tokyo Apartment」の内覧会が、ルーヴィスの主催で開催されます。開催日は2018年9月15日。開催の詳細はリンク先でどうぞ。
この度、株式会社ルーヴィスは2010年に竣工した
建築家:藤本壮介氏による「Tokyo Apartment」を取得し、運営・管理していく運びとなりました 。
どなたでも見学可能な内覧会を開催させて頂きます 。
ぜひこの機会に、現代建築の名作である「Tokyo Apartment」をご高覧くださいませ 。日時:2018年9月15日(土)11:00~16:00
小野寺匠吾+岡田宰が設計した、東京・港区の「中庭のあるオフィス」です。
東京港区にある広告制作会社のオフィス移転計画である。
施主は数々のグループ会社や部署を抱え、案件やクライアントによって様々なコラボレーションをしながら作品を作り上げている。しかしながら、各所に点在するオフィス同士では、部署間のコミュニケーションなどが取りづらく、プロダクションのプロセスに少なからず悪影響を及ぼしていた。そういった問題を解決するために、今まで違う場所で働いていた営業・ディレクション・プロデュースといった3つの部署を一つの場所にまとめて新しいオフィスを作ることを依頼された。そして、そこでは部署間のコミュニケーションが活発となるような「情報の交差点」となることはもちろん、「企業の新しいフラッグシップ」とすることが求められた。
働き方や抱えるクライアントが違う部署間で、化学反応が生まれるような質の高い交流を生むにはどうすれば良いか。760m2という広い執務空間と限られた予算の中で、コストコントロールをしながら最小限の操作で最大の効果を発揮するにはどうすれば良いか。
それらを解決するために、必要機能・予条件を整理し、合理的に配置し直すことで、ミニマルな執務空間の中心に、豊かな『余白』を生み出した。この空虚な空間について施主と共に様々な使い方を検討している中で、この『余白』は『中庭』と呼ばれることになった。
レゴブロックを100万個使用して作られた実物大のスーパーカー「ブガッティ・シロン」の写真などが、公開されています。動画も掲載されています。
隈研吾のウェブサイトに、日本ハウスHDの為に設計したモデルハウス「120×120の森」の写真が掲載されています。こちらのページには、隈研吾と日本ハウスHDの対談記事が掲載されています。この建物は、東京・世田谷区の住宅展示場に建てられたようです。
120×120の断面寸法を持つ檜材を組み合わせて、森のような家をデザインした。
120×120の柱を並べた列柱状の耐力壁に、さらに120×213のピースを挿入することによって、日射を遮蔽し、木漏れ日のような効果を生む、やわらかくて強いスクリーンを創造した。
守られながら、しかも街に対して開かれた、新しいタイプの木の家が生まれた。
SALHAUS(サルハウス)・カワグチテイ建築計画設計共同企業体が、「金沢美術工芸大学建設」設計プロポで、最適設計者に選ばれています。また協力事務所として仲建築設計スタジオもチームに参画しているとの事(ソース)。
標記プロポーザルについて、技術提案書の内容及びプレゼンテーション審査に基づき、金沢美術工芸大学建設工事設計者選定委員会で審査が行われ、下記の者を本業務の最適設計者として決定しましたのでお知らせします。
4.選定理由
提出された技術提案書の内容及びプレゼンテーション審査を評価基準に基づき、「的確性」「独創性」「実現性」などの観点から「金沢美術工芸大学移転整備基本構想」、「金沢美術工芸大学移転整備基本計画」を踏まえ、キャンパス整備のコンセプトである「開かれた美の探求と創造のコミュニティ」を実現するため、厳正かつ公正に総合的な審査を行った。
その結果、学生同士が作品や創作活動を共有する交流の場と学生が制作活動に没頭できるような空間を設けるなど「開く」空間と「閉じる」空間を実現できる提案内容であったことなどが評価され、金沢美術工芸大学建設工事設計者選定委員会として候補者を特定した。
中本尋之 / fathomが設計した、広島・呉の美容院「SOZ」です。
SOZとはオーナーが考えた想像の造語。
想像の種を表すドット。その方眼に描く絵は自由。一つひとつのドットは想像の種。どのドットが結びついて線となって行くのか、無限の可能性を残したデザイン。ドットの方眼紙のような空白のエリアにどんな絵を描くかはお客様とサロンの自由な感性で。
元はコンビニだったカット椅子の数に対しては少し広い空間。何もない自由な状態を”構造物を作る”ということで表現するために方眼紙のような立方体を垂木のグリッドで空間に浮遊させVIPルームの空間に仕上げた。グリッドの中に筋交いをいれることで見えない点=ドットを線の交差で表現した。VIPルームは女性や子連れの方も安心して施術できるようにチャイルドルームと連結させている。チャイルドルームの壁はグリッドフレームとは相対するようにコンクリートで作り子供のモデュールに合わせて小さい立方体で表現している。子供の遊ぶ姿は鏡越しに親にしか視認されず。この相反する壁面の組み合わせは親子だけのプライバシーの確保とVIPルームにありがちな個室による狭い圧迫感を解消している。連結した二つの立方体を店内の中心に配することでカットスペースとシャンプースペースは柔らかく仕切られていく。
木村智彦 / グラムデザイン一級建築士事務所が設計した、島根・松江の住宅「西浜佐陀の家 (House in Nishihamasada)」です。
島根県松江市に建築した二世帯住宅。 宍道湖沿いの角地、施主が生まれ育った住宅の建て替えです。 1階を両親の住まい、2階を若い夫婦と子供の住まいとする総2階建て。 玄関と階段のスペースを共有し、それぞれにキッチンとバスルームを持ちます。 以前からこの場所に長く住んでいた両親の住まいは、建て替え前の生活習慣をなるべく変えたくないという要望があり、出来るだけ部屋の並びを変えないように配慮しました。 2階の若い夫婦の住まいは、立地条件を生かして宍道湖を眺望する居間とし、光も大きく取り入れ、風通しも良くするため、2間(3.64M)の間口で筒状の空間としています。 外装は杉板赤身、桧無地のフロアと、シナ合板の染色を内装の基調とし、2階の天井には杉板白太を用いました。 1階は作業場や蔵、祖父母の家と地続きに繋がる平屋的な住宅の間取りとし、2階には宍道湖に浮かぶような眺望を確保した住宅です。
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
荒木信雄 / アーキタイプの、設計スタッフ・模型製作アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
荒木信雄/アーキタイプが、設計スタッフを募集中
個人住宅、集合住宅、オフィス、劇場、病院、ギャラリー、ショップなど多岐にわたる設計を行っております。
クライアントには国内外で活躍するクリエーター、アーティストのほか、個人から企業までと、幅広いお仕事をさせていただいております。
この度、事業拡大に伴いスタッフを募集しています。窓から気持ちよく代々木公園を眺める場所に、私たちの事務所はあります。
幅広いプロジェクトが常に進行しておりますので、今までのご経験やスキルを十分に活かしていただき、やりがいを感じながら更なるスキルUPが望める職場です。アトリエ事務所には珍しく、スタッフは20代から70代まで在籍しており、若い世代のフレッシュな力や考えを取り入れると共に、上の世代の経験や知識を受け継いでいくことができる環境です。
スタッフひとりひとり年齢も建築を志した理由も違いますが、
建築への想いや情熱には違いがなく、チームとして同じ方向へ向かっており
皆ひたむきに建築と向き合っております。
403architecture [dajiba]の橋本健史による、長谷川豪とケルステン・ゲールス、ダヴィッド・ファン・セーヴェレンの書籍『ビサイズ、ヒストリー:現代建築にとっての歴史』のレビュー「歴史の時代に向けて」が、建築討論に掲載されています。
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2018/8/27-9/2)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
1、noiz・豊田啓介と日埜直彦による、最近の建築学生に対する実感から始まった”建築を見ることや知ることの重要性”に関する対話
2、SDレビュー2018の入選作品の画像と、入選者のプロフィール
3、松尾宙+松尾由希 / アンブレ・アーキテクツによる、福井・鯖江の、事務所+納屋「鯖江の軸組」
4、「日本人率いる建築事務所チーム、スイスの空港改装プロジェクトで優勝」(swissinfo)
5、成瀬・猪熊建築設計事務所による、静岡・三島の、廃園になった古い幼稚園を、活動拠点として生まれ変わらせるプロジェクト「みしま未来研究所」
6、佐藤伸也 / 佐藤伸也建築設計事務所による、奈良・生駒の、既存建物の意匠を継承し改修された飲食店「キニナル」
7、成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・八王子の物販店舗・飲食店「高尾山スミカ」
8、二俣公一 / ケース・リアルによる、石川・金沢の店舗「イソップ 金沢店」
9、平田晃久の建築設計による、新大阪駅近で建設が進められる、建物全体が8枚の屋外看板で覆われたカプセルホテル「ナインアワーズ」の現場写真
10、元木大輔 / DDAAによる、ソファ「Wrapping Sofa」
11、JR両国駅のホームが、期間限定で飲食店に転用され、SNS等で注目を集めています
12、御手洗龍による、東京・目黒区の店舗+住宅「stir」の写真
13、『人気インスタグラマー「建築の正面写真」撮影の裏側』(Swissinfo)
14、ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、香港の元中央警察署を改修増築した美術館「タイ・クゥン」のイワン・バーンが撮影した写真
15、藤村龍至に、ギャラ間での建築展や、教育の現場での気づき、今後のヴィジョンなどについて聞いているインタビュー「都市からふたたび建築へ(前編)」
16、御手洗龍が設計した、東京・目黒区の店舗・住宅「stir ステア」の写真と、そのレビュー
17、杉本博司と榊田倫之の新素材研究所の建築展「-新素材×旧素材-」が開催
18、バンクシーが2005年に、大英博物館に無断展示して話題になったショッピングカートを描いた壁画が、13年の時を経て公式に展示されることに
20、元木大輔 / DDAAによる、テーブルウェア「Stacking Pots」
JR両国駅のホームが、期間限定で飲食店に転用され、SNS等で注目を集めています。電車が往来する横で飲食が行われている様子は非常に印象的です。こちらのサイトには”去年”開催された際の長めのレポートがあり、ホームの飲食スペースに至るまでの動線なども紹介されています。※こちらの店舗は2018年9月5日までの開催だそう。詳細は公式で。
通常閉鎖されてる両国駅3番線ホームでAJINOMOTOの餃子を焼いて食べるギョーザステーションへ。総武線のホームから見える位置でみんなガンガン餃子を焼いてて、自分達が幽霊だと気づいてない集団の宴会場に来たみたいで面白かったw ちょっと焦がしたけど美味しかったです。予約なしだと約2時間待ち。 pic.twitter.com/S42XSZrJIt
— mytyl (@tyltyl_mytyl) 2018年8月28日
バンクシーが2005年に、大英博物館に無断展示して話題になったショッピングカートを描いた壁画が、13年の時を経て公式に展示されることになったそうです。現在開催中の展覧会「I object」展で公開されるそう。
バンクシーは活動初期に、自身の制作した風刺的な絵画などをゲリラ的に美術館に設置し、その様子を動画で公開したりしていました。この作品もその一つで動画の中にも登場しています。
In 2005, #Banksy installed this ‘cave painting’ in one of our galleries without permission, and without anyone noticing. He gave it a fake ID number and label, and it remained on the wall for 3 days before the Museum was alerted to the prank via Banksy’s website!🤦♀️ #IObject pic.twitter.com/ed4rq8YxbJ
— British Museum (@britishmuseum) 2018年8月30日
The hoax piece is going back on display – ‘officially’ this time – in our #IObject exhibition highlighting the history of dissent and protest around the world.
Listen to co-curator Ian Hislop talk about this piece today at 9.00 on @BBCRadio4: https://t.co/mraXbKapD4 pic.twitter.com/WrMxkypqkI
— British Museum (@britishmuseum) 2018年8月30日